JPH0610552B2 - 加湿器 - Google Patents

加湿器

Info

Publication number
JPH0610552B2
JPH0610552B2 JP17037888A JP17037888A JPH0610552B2 JP H0610552 B2 JPH0610552 B2 JP H0610552B2 JP 17037888 A JP17037888 A JP 17037888A JP 17037888 A JP17037888 A JP 17037888A JP H0610552 B2 JPH0610552 B2 JP H0610552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
air passage
chamber
humidifier
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17037888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0221145A (ja
Inventor
啓介 若林
辰彦 関
英二 小池
磨 佐々木
一雄 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atom Medical Corp
Original Assignee
Atom Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atom Medical Corp filed Critical Atom Medical Corp
Priority to JP17037888A priority Critical patent/JPH0610552B2/ja
Priority to KR1019890009705A priority patent/KR0145555B1/ko
Publication of JPH0221145A publication Critical patent/JPH0221145A/ja
Publication of JPH0610552B2 publication Critical patent/JPH0610552B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • B05B17/0615Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers spray being produced at the free surface of the liquid or other fluent material in a container and subjected to the vibrations

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水や薬液等の液体を霧化した霧を外気と混合
して噴霧するための加湿器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から例えば第9図に示した加湿器がある。この加湿
器は、超音波振動子1が下部に取付けられた下部チャン
バー2と、その上部に着脱可能に嵌合された上部チャン
バー3とによってチャンバー4を構成し、そのチャンバ
ー4に供給する空気を取入れる空気通路5が内部に形成
された空気通路管6をフィルタ7が収容された空気取入
口8とチャンバー4との間に連結し、その空気通路管6
の途中に設けたファンルーム9内にモータにて駆動され
る送風用ファン10を収容させたものである。
そして、この加湿器は、下部チャンバー2内に収容され
た水や薬液等の液体14を超音波振動子1によって加振
して霧化させると同時に、ファン10によって外気を空
気取入口8からフィルタ7を通して吸引し、その吸引し
た空気を空気通路5を通してチャンバー4の内部空間4
aに流入させて、その空気と上記霧化された液体14の
霧とを混合させて、上記チャンバー3の噴霧口15から
噴霧させるようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種加湿器は、長時間の使用によって、チャンバー4
内、空気通路5内、フィルタ7、空気取入口8内、ファ
ンルーム9内及びファン10に水垢、塵埃、雑菌等が付
着して溜り易く、カビ等も発生し易い。
そこで、定期的に、上部チャンバー3を取外して、チャ
ンバー4内や空気取入口8内を清拭や消毒する等して清
掃し、フィルタ7も取外して洗浄するか、新しいフィル
タ7と交換する必要がある。
しかし、従来の加湿器は、空気通路5内、ファンルーム
9内及びファン10等の清掃を殆んど行えなかったため
に、これらの内部に溜った水垢、塵埃、雑菌及びカビ等
が噴霧口15から外部に噴霧され易く、使用者の健康を
害したり、医療用には不適格であると言った衛生面で重
大な問題点があった。
そこで本発明は、空気通路内、ファンルーム内、送風用
ファン等を完全かつ容易に清掃し得る加湿器を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の加湿器は、加湿器
本体と、液体を霧化して液体の霧を発生するための振動
子を有するチャンバーと、上記液体と霧と混合される空
気を上記チャンバーに供給する送風用ファンを配置する
ために、上記加湿器本体に設けられたファンルームと、
上記送風用ファンにより上記チャンバーに向って送風さ
れる空気流を上記ファンルームから上記チャンバーまで
導くために、上記加湿器本体に設けられた空気通路と、
上記空気通路をカバーする空気通路カバー部と上記ファ
ンルームをカバーするファンカバー部とが一体に構成さ
れたカバー部材とを具備し、上記送風用ファンは、その
回転軸が上部ファンルームの一方の面に対してほぼ直交
して延びていてその前面が上記ファンカバー部に対向す
るように上記ファンルームに配置され、上記空気通路カ
バー部は、上記空気通路の一方の面をほぼ全長にわたっ
て開放し得るように構成され、上記ファンカバー部は、
上記ファンルームの上記一方の面をほぼ全体にわたって
開放し得るように構成されると共に上記送風用ファンの
上記前面に対向する箇所に空気吸引口を有している。
〔作用〕
上述のように構成された本発明の加湿器によれば、空気
通路カバー部とファンカバー部とが一体に構成されたカ
バー部材を開蓋することによって、空気通路の一方の面
がほゞ全長にわたって開放されると共に、ファンルーム
の一方の面がほゞ全体にわたって開放される。そして、
その回転軸がファンルームの上記一方の面に対してほゞ
直交して延びている送風用ファンの前面が外部に露出さ
れるから、送風用ファンをその回転軸から簡単に取り外
すことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を医療用に適用した加湿器の実施例を図面
を参照して説明する。
まず、第1図〜第4図に示された一実施例の加湿器21
は、加湿器本体22と、振動子の一例である超音波振動
子23と、下部及び上部チャンバー24,25と薬液槽
26を有するチャンバー27と、空気通路28と、空気
通路カバー部(以下、「空気通路カバー」という)29
と、フィルタルーム30と、フィルタ31と、ファンル
ーム32と、送風用ファンの一例であるシロッコファン
33と、ファン駆動モータ34及び空気流入量調整弁3
5等の主要構造を有している。
そして、下部チャンバー24は上端が開放されていて、
この下部チャンバー24は加湿器本体22の一側部に設
けられた凹形状のチャンバー保持部37内に上方から嵌
合されて保持されている。そして、この下部チャンバー
24の底部24aに超音波振動子23が取付けられてい
る。
薬液槽26は上端が開放され、底部にダイヤフラム38
が取付けられている。この薬液槽26は下部チャンバー
24内に上方から挿入され、その上端フランジ26aの
外周の上下両面に嵌着されたパッキン39によって下部
チャンバー24の上端フランジ24b上に着脱可能に載
置されている。
上部チャンバー25は下端が開放されていて、その下端
部25aがパッキン39上に着脱可能に載置され、下端
部25aの外周の3面に設けられた下端フランジ25b
がチャンバー保持部37の上部開放端37aの内周に嵌
合されている。そして、この上部チャンバー25の上壁
25cの一部にほぼコ字状の凹部に形成されたカバー係
合部25dが設けられ、そのカバー係合部25dの底面
と上壁25cとに空気流入口40と噴霧口41とが設け
られている。なお、上部チャンバー25の上壁25cに
は大小の酸素補給口42a,42bや薬液補給口42c
等が設けられていて、これらは着脱可能のキャップ43
a,43b,43cで閉塞されている。また、下部チャ
ンバー24の底部24aに一端が接続された排水ホース
44が加湿器本体22外に導出され、その排水ホース4
4の先端44aが加湿器本体22外に取付けられたホー
ス係止部45に上向き垂直状に着脱可能に係止されてい
る。
チャンバー27は以上の如く構成されていて、上記チャ
ンバー25及び薬液槽26が着脱可能である。そして、
下部チャンバー24内に作用水46が収容され、薬液槽
26内に薬液47が収容されている。
そして、ファンルーム32は加湿器本体22のチャンバ
ー27とは反対側の側面22aに設けられていて、加湿
器本体22の内部に取付けられたファン駆動モータ34
のモータ軸34aがファンルーム32内に突出されてい
る。そして、そのモータ軸34aにシロッコファン33
がねじ48によって第1図で矢印a,a′方向から着脱
可能に取付けられている。従って、シロッコファン33
の回転軸であるモータ軸34aはファンルーム32の一
側面に対してほゞ直交して延びているから、シロッコフ
ァン33の前面はファンルーム32の上記一側面に向い
ていてファンカバー部(以下、「ファンカバー」とい
う)54の内側面に対向している。
そして、加湿器本体22の上面22bに上部チャンバー
25のカバー係合部25dとファンルーム32との間を
結ぶ水平状の凹溝51が形成されていて、空気通路カバ
ー29がこの凹溝51内に上方から着脱可能に水平状に
嵌合されている。そして、この空気通路カバー29の上
壁29aと、その下面に平行状に一体に設けられた一方
の側壁29b及び仕切壁29cと、凹溝51の底面51
aとで囲繞された水平状の柱状空間が、ファンルーム3
2と上部チャンバー25の空気流入口40との間を結ぶ
空気通路28に構成されている。なお、空気通路28内
の一部で凹溝51の底面51a上に設けられた空気分流
口52がファン駆動モータ34や超音波振動子23の発
振ユニット(図示せず)等が収容された加湿器本体22
の内部空間53に連通されている。
そして、空気通路カバー29の先端部が上部チャンバー
25のカバー嵌合部25d内に上方から係合されてその
上部チャンバー25を上方から押えつけて固定するチャ
ンバー固定部29dに構成されている。
そして、ファンルーム32の側面から覆うファンカバー
54が空気通路カバー29の一端の下部に垂直状に一体
に設けられていて、互いに一体に構成されたこれらの空
気通路カバー29及びファンカバー54によって、空気
通路カバーとファンカバーとを兼用するカバー部材が構
成されている。また、このファンカバー54におけるシ
ロッコファン33の前面に対向する箇所には、ファンル
ーム32内への空気吸引口55が設けられている。な
お、このファンカバー54の内面に一体に設けられた円
弧状壁54aと加湿器本体22に一体に設けられた円弧
状壁32aとによってファンルーム32の渦巻き状の外
周壁が構成される。
そして、フィルタルーム30はファンカバー54の外面
に一体に設けられていて、このフィルタルーム30内に
フィルタ31が着脱可能に収容されている。
そして、フィルタルーム30を側面から覆うフィルタカ
バー56に空気取入口57が設けられている。このフィ
ルタカバー56はフィルタルーム30の外周壁30aの
下端に一体に設けられた一対のヒンジ58に着脱可能な
状態で回動自在に取付けられ、つまみ付のねじ59によ
って外周壁30aに固定される。
そして、ファンカバー54の下端に一対の支点軸60が
一体に設けられていて、この一対の支点軸60が加湿器
本体22の側面22aの下端近傍位置に一体に設けられ
た一対の支点軸受61に着脱可能な状態で回動自在に取
付けられている。従って、ファンカバー54と一体の空
気通路カバー29は加湿器本体22に対して着脱可能で
あると共に、加湿器本体22に対して一対の支点軸60
を中心に第3図で矢印b,b′方向に開閉自在に取付け
られている。そして、この空気通路カバー29は加湿器
本体22の上面22b上に取付けられたカバー固定手段
である一対の回転式ロックつまみ62によって加湿器本
体22上に固定される。なお空気通路カバー29の上壁
29a上には一対のロックつまみ62が係止される一対
のクリック係止部63が一体に設けられている。
そして、空気流入量調整弁35が上部チャンバー25の
空気流入口40の真上に配置されている。この空気流入
量調整弁35は上端につまみ64を有する雄ねじ65に
よって空気通路カバー29の上壁29aに設けられた雌
ねじ66に螺合されていて、つまみ64の回転調整によ
って、空気流入量調整弁35を空気流入口40に対する
遠近方向である上下方向に移動調整することができる。
そして、加湿器本体22には上方に引出し可能な取手6
7が取付けられている。
次に、第1図〜第4図に示された加湿器21の動作を説
明する。
まず、加湿器21の使用に際しては、第2図〜第4図に
示すように、ファンカバー54と一体の空気通路カバー
29を一対の支点軸60を中心に第3図で矢印b方向に
回動させて、これら空気通路カバー29及びファンカバ
ー54を加湿器本体22の溝51及びファンルーム32
に係合させてこれらを覆うように閉蓋し、凹溝51内に
空気通路28を形成する。
そして、空気通路カバー29のチャンバー固定部29d
を上部チャンバー25のカバー係合部25d内に上方か
ら係合させた状態で、加湿器本体22の一対のロックつ
まみ62を第2図で矢印c方向に回転して空気通路カバ
ー29の一対のクリック係止部63上に係止させる。
これにより、ファンカバー54と一体の空気通路カバー
29が一対のロックつまみ64によって上方から押えら
れて加湿器本体22に固定されると共に、空気通路カバ
ー29のチャンバー固定部29dが上部チャンバー25
を上方から押えつけて固定する。この際、上部チャンバ
ー25の下端部25aが薬液槽26のパッキン39上に
押圧されて、薬液槽26が上部チャンバー25と一緒に
下部チャンバー24上に固定される。
以上の使用準備の後、噴霧口41にミストホース69を
接続し、ミストホース69の先端のマスク(図示せず)
を患者が装着する。
そして、この状態で電源を投入し、超音波振動子23を
振動作動させると共に、ファン駆動モータ34によって
シロッコファン33を回転駆動させる。
すると、超音波振動子23の振動が下部チャンバー24
内の作用水46及びダイヤフラム38を介して薬液槽2
6内の薬液47に伝播され、この薬液47が加振されて
霧化され、上部チャンバー25の内部空間25e内に薬
液47の霧が発生する。
一方、シロッコファン33の回転により、第1図、第3
図及び第4図に矢印Aで示すように、外気が空気取入口
57からフィルタルーム30内のフィルタ31を通り、
空気吸引口55からファンルーム32内に吸引される。
そして、この吸引された空気は引き続いてファンルーム
32内から空気通路28内に送風されて、空気流入口4
0から上部チャンバー25の内部空間25e内に流入さ
れて、薬液47の霧と混合される。
そして、この薬液47の霧と空気とが混合された混合気
体(医療用ミスト)が上部チャンバー25の噴霧口41
から矢印B方向に流出されて、ミストホース69及びマ
スクを通して患者が吸引することになる。
なおこの際、空気流入量調整弁35を上下に移動調整し
て、空気流入口40から上部チャンバー25の内部空間
25e内への空気の流入量を調整して、薬液47の霧と
空気との混合比及び噴霧口41からの混合気体の流出量
を可変することができる。
また、酸素の補給が必要な患者に対しては、酸素供給パ
イプ(図示せず)を上部チャンバー25の酸素補給口4
2a,42bの何れかに接続して、上部チャンバー25
の内部空間25e内に酸素を供給して、患者に酸素を補
給するが、この際必要に応じて、第3図に1点鎖線で示
すように、空気流入量調整弁35で空気流入口40を絞
ったり、閉塞することができる。
また、第1図、第3図及び第4図に矢印Cで示すよう
に、シロッコファン33によって送風される空気の一部
が空気分流口52から加湿器本体22の内部空間53内
に送風されて、ファン駆動モータ34や発振ユニット等
の空冷を行う。
次に、加湿器21の使用後の清掃に際しては、一対のロ
ックつまみ62を第1図で矢印c方向に回転して、空気
通路カバー29の固定状態を解除した後、ファンカバー
54と一体の空気通路カバー29を一対の支点軸60を
中心に第3図で矢印b′方向に回動させて開蓋させる
か、或いは、第1図に示すように、一対の支点軸60を
一対の支点軸受61から取外して、ファンカバー54と
一体の空気通路カバー29を加湿器体22から完全に取
外すように開蓋する。
これにより、空気通路28の上面がほゞ全長にわたって
完全に開放されると共に、ファンルーム32の一側面及
び上部がほゞ全体にわたって完全に開放され、また、そ
の回転軸であるモータ軸34aがファンルーム32の上
記一側面に対してほゞ直交して延びているシロッコファ
ン33の前面が外部に完全に露出される。これと同時
に、上部チャンバー25の固定状態が解除されて、上部
チャンバー25及び薬液槽26を加湿器本体22から下
部チャンバー24の上方に簡単に取外すことができる。
また、シロッコファン33をモータ軸34aに固定して
いるねじ48を取外せば、シロッコファン33をファン
ルーム32内から矢印a′方向に簡単に取外すことがで
きる。また、フィルタカバー56を固定しているねじ5
9を取外して、フィルタカバー56を一対のヒンジ58
を中心に第3図で矢印b′方向に開放させるか、或いは
一対のヒンジ58から取外せば、フィルタルーム30内
のフィルタ31も簡単に取外すことができる。
以上により、上部チャンバー25、薬液槽26、空気通
路28、空気通路カバー29、フィルタルーム30、フ
ィルタ31、ファンルーム32、シロッコファン33、
ファンカバー54及びフィルタカバー56を完全に分解
して、これらの清拭、洗浄、消毒等の清掃を完全に、か
つ容易に行うことができる。
なお、下部チャンバー24内の清掃については、排水ホ
ース44の先端44aをホース係止部45から取外して
横向きに倒し、下部チャンバー24内の作用水46をこ
の排水ホース44によって排水した後に行う。
次に、この加湿器21の変形例を順次説明する。
まず、第5A図及び第5B図に示した第1の変形例は、
加湿器本体22の上部22b上に一体に設けた取手71
の内部に沿って断面コ字状の空気通路28を形成し、空
気通路カバー29で空気通路29を全長に亘って覆うべ
く、この空気通路カバー29を取手71に着脱可能に取
付けた時に、その先端に一体に設けたチャンバー固定部
29dで上部チャンバー25の空気流入口40の外周の
カバー係合部25dを上方から押えつけて固定できるよ
うにしたものであり、他の構造は第1図〜第4図に示し
た実施例とほぼ同等に構成されている。
従って、この第1の変形例は、取手71が空気通路管を
兼用する構造となっている。
次に、第6図に示した第2の変形例は、空気通路カバー
29の両側に一体に設けた一対のガイドレール71を加
湿器本体22の凹溝51の両側に設けた一対のレール受
72に加湿器本体22の側面22a側から矢印a,a′
方向に着脱可能に差込んで、側面22aに設けた一対の
ロックつまみ62で固定するようにしたものである。
次に、第7図に示した第3の変性例は、ファンルーム3
2を凹溝51と一緒に加湿器本体22の上面22bに設
け、水平状をなすファンカバー54と一体の空気通路カ
バー29をファンルーム32及び凹溝51に矢印d,
d′方向から着脱可能に嵌合させて、加湿器本体22の
上面22bに設けた一対のロックつまみ62で固定する
ようにしたものである。
次に、第8図に示した第4の実施例は、ファンルーム3
2と上部チャンバー25の空気流入口40とを結ぶ空気
通路28を加湿器本体22の正面22c(又は背面)に
設け、ファンカバー54と一体の空気通路カバー29を
空気通路28及びファンルーム32に矢印e,e′方向
から着脱可能に嵌合させて、加湿器本体22の正面22
c(又は背面)に設けた一対のロックつまみ62で固定
するようにしたものである。なお、この場合は、空気通
路カバー29のチャンバー固定部29dが上部チャンバ
ー25の正面25f(又は背面)に設けられたカバー嵌
合部25dに矢印e方向から係合されて、上部チャンバ
ー25を固定する。
なお、以上述べた第1〜第4の変形例によっても、第1
図〜第4図に示した実施例と同様の効果を奏することが
できる。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記実
施例に限定されることなく、本発明の従来の技術的思想
に基づいて、各種の有効な変更が可能である。
また本発明は、実施例で示した医療用加湿器に限定され
ることなく、家庭用加湿器にも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のように構成されているから、空気通路
カバー部とファンカバー部とが一体に構成されたカバー
部材を開蓋することによって、空気通路の一方の面がほ
ゞ全長にわたって開放されると共に、ファンルームの一
方の面がほゞ全体にわたって開放され、この際、その回
転軸がファンルームの上記一方の面に対してほゞ直交し
て延びている送風用ファンの前面が外部に露出される。
したがって、空気通路内の清拭、洗浄、消毒等の清掃を
そのほゞ全長にわたって完全かつ容易に行うことができ
る。また、送風用ファンをその回転軸から簡単に取り外
すことができるから、ファンルーム内の清拭、洗浄、消
毒等の清掃をそのほゞ全体にわたって完全かつ容易に行
うことができ、また、送風用ファンの清掃も完全かつ容
易に行うことができる。しかも、空気通路カバーとファ
ンカバーとを兼用しているカバー部材を開蓋して送風用
ファンをその回転軸から取り外すだけで、空気通路内、
ファンルーム内および送風用ファンの清掃を完全かつ容
易に行うことができ、また、送風用ファンの取り付けお
よびカバー部材の閉蓋も同様に簡単に行うことができる
から、空気通路内、ファンルーム内および送風用ファン
の清掃のための操作が全体として極めて簡単である。
よって、空気通路内、ファンルーム内、送風用ファン等
に水垢、塵埃、雑菌等が溜ったり、カビが発生したりす
るのを未然に防止できる上に、これら水垢、塵埃、雑菌
及びカビ等が外部に噴霧される危険がない。このため
に、非常に衛生的であって、使用者の健康を害する心配
がなく、また、抵抗力が弱まっている患者にも医療用と
して安心して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の実施例を示したものであっ
て、第1図は一部を分解して示した全体の斜視図、第2
図は使用時の全体の斜視図、第3図は第2図のIII-III
矢視での断面図、第4図は第2図のIV-IV矢視での断面
図、第5A図は第1の変形例の斜視図、第5B図は第1
の変形例の分解斜視図、第6図、第7図及び第8図は第
2、第3及び第4の変形例を示した斜視図である。 第9図は従来例の概略断面図である。 なお、図面に用いられている符号において、 21……加湿器 22……加湿器本体 23……超音波振動子(振動子) 27……チャンバー 28……空気通路 29……空気通路カバー部 32……ファンルーム 33……シロッコファン(送風用ファン) 34……ファン駆動モータ 34a……モータ軸(回転軸) 47……薬液(液体) 54……ファンカバー部 55……空気吸引口 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 磨 埼玉県浦和市道場2丁目2番1号 アトム 株式会社浦和工場内 (72)発明者 松原 一雄 東京都文京区本郷3丁目18番15号 アトム 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭52−3158(JP,U) 特公 平3−71904(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加湿器本体と、 液体を霧化して液体の霧を発生するための振動子を有す
    るチャンバーと、 上記液体の霧と混合される空気を上記チャンバーに供給
    する送風用ファンを配置するために、上記加湿器本体に
    設けられたファンルームと、 上記送風用ファンにより上記チャンバーに向って送風さ
    れる空気流を上記ファンルームから上記チャンバーまで
    導くために、上記加湿器本体に設けられた空気通路と、 上記空気通路をカバーする空気通路カバー部と上記ファ
    ンルームをカバーするファンカバー部とが一体に構成さ
    れたカバー部材とを具備し、 上記送風用ファンは、その回転軸が上記ファンルームの
    一方の面に対してほぼ直交して延びているその前面が上
    記ファンカバー部に対向するように上記ファンルームに
    配置され、 上記空気通路カバー部は、上記空気通路の一方の面をほ
    ぼ全長にわたって開放し得るように構成され、 上記ファンカバー部は、上記ファンルームの上記一方の
    面をほぼ全体にわたって開放し得るように構成されると
    共に上記送風用ファンの上記前面に対向する箇所に空気
    吸引口を有していることを特徴とする加湿器。
JP17037888A 1988-07-08 1988-07-08 加湿器 Expired - Lifetime JPH0610552B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17037888A JPH0610552B2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 加湿器
KR1019890009705A KR0145555B1 (ko) 1988-07-08 1989-07-07 의료용 가습기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17037888A JPH0610552B2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 加湿器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5085263A Division JPH0827041B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 医療用加湿器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0221145A JPH0221145A (ja) 1990-01-24
JPH0610552B2 true JPH0610552B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=15903827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17037888A Expired - Lifetime JPH0610552B2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 加湿器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610552B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0499260U (ja) * 1991-01-16 1992-08-27
JP2553054Y2 (ja) * 1991-01-22 1997-11-05 オムロン株式会社 超音波霧化装置
JP4199289B1 (ja) * 2007-08-07 2008-12-17 コニシセイコー株式会社 携帯用超音波ミスト発生装置
DE112014005831T5 (de) * 2013-12-20 2016-09-15 Fisher & Paykel Healthcare Limited Befeuchtungssystemverbindungen

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0221145A (ja) 1990-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0610552B2 (ja) 加湿器
JPH0371904B2 (ja)
KR0145555B1 (ko) 의료용 가습기
JPH0626677A (ja) 加湿器
KR20160090221A (ko) 휴대용 에어워셔
JPH04340039A (ja) 超音波加湿機
JPH1057859A (ja) 超音波加湿器
JPH034851A (ja) 無菌ベツド装置
JP3635532B2 (ja) 湿式清浄装置
JP3279821B2 (ja) 歯科用スピットン
US6946018B2 (en) Method and apparatus for cleaning a gas
RU2283459C2 (ru) Увлажнитель воздуха
KR20050025504A (ko) 공기청정 겸용 가습장치
WO2017054762A1 (zh) 净化装置
CN219764037U (zh) 一种预防疾病防控的消毒装置
CN214841360U (zh) 空气调节装置
CN217154491U (zh) 一种壁挂式空气消毒机
KR20020015582A (ko) 미용 및 치료를 위한 분무장치
JPH0566139B2 (ja)
JP3002585U (ja) ゲル化フィトンチッド用殺菌消臭装置
JPH09103439A (ja) 歯科治療における汚水処理装置
CN112353143A (zh) 一种输血科防污染的器具盛放装置
JPH0263596A (ja) 浴槽水浄化装置
KR20050031775A (ko) 공기청정 겸용 가습장치
JP3051875U (ja) ヒノキチオール分散装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 15