JPH06105504B2 - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光学式情報記録再生装置

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JPH06105504B2
JPH06105504B2 JP4766085A JP4766085A JPH06105504B2 JP H06105504 B2 JPH06105504 B2 JP H06105504B2 JP 4766085 A JP4766085 A JP 4766085A JP 4766085 A JP4766085 A JP 4766085A JP H06105504 B2 JPH06105504 B2 JP H06105504B2
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carriage
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JP4766085A
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啓成 児玉
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、キャリッジを備える光学式情報記録再生装置
に関する。
従来技術 一般に、光学式情報記録再生装置には、光エネルギを電
気的エネルギに変換するピックアップを保持・搬送する
ため、キャリッジが備えられているが、このキャリッジ
は何らかの外乱の影響によって暴走し、軌路両縁に設置
されたストッパに衝接することがある。そして、その場
合、ピックアップに保持されている光学系部品のずれ、
キャリッジの歪みまたは総合的ディスク面上でのスポッ
ト収差が生じ、ディスクへの情報の書込みができない恐
れがある。また、オートローディング機構においては、
ジャケットの搬送・位置決めのためジャケットに設けら
れた長孔を形成する溝に、ピックアップが衝接し、ジャ
ケットおよびピックアップの破損を招来する危険性があ
った。
発明の目的 本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、キャリッジ
のストッパへの衝突時にキャリッジ等へ加わる衝撃を緩
和し、光学系部品のずれ、キャリッジの歪みおよび総合
的ディスク面上でのスポット収差の発生を防止できると
共に、オートローディング機構においてはジャケットお
よびピックアップの破損を防止し得る光学式情報記録再
生装置を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明の光学式情報記録再生装置は、キャリッジの軌路
両端に設けられキャリッジの暴走等を阻止するストッパ
を軌路外でディスクの半径方向に移動自在となし、さら
に該ストッパ間に、ストッパの軌路外方への移動の際ス
トッパを軌路内方に向けて付勢する付勢手段が連結され
ている構成としたものである。
発明の実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る光学式情報記録再生装置の第1の
実施例を示すもので、符号1はベースを表わしている。
このベース1はその長手方向に直交する断面(横断面)
が第2図に示されるように字状を呈するように形成され
ている。そして、ベース1の一端部に設けたボックス1a
内にはモータ2が設置され、また、モータ2の駆動軸
(図示せず)には、ディスク(図示せず)を支持するタ
ーンテーブル3が取り付けられている。さらに、ベース
1の内側面には、第2図および第3図に示されるよう
に、円柱状のレール4がそれぞれ取り付けられている。
このレール4は、ベース1の軸線方向に延在しており、
ボルト5、L字形のレール押え6によってベース1に固
定されている。
一方、ピックアップ7を搭載するキャリッジ8は、第2
図に示されるように、ベース1の軸線方向に延びる中空
部8aを有すよう角筒状に形成されている。この、キャリ
ッジ8の下部には、前記レール4と咬合する3対のベア
リング9が取り付けられており、このベアリング9の転
動によって、キャリッジ8がレール4に沿ってディスク
の半径方向へ移動できるようなされている。なお、3対
のベアリング9のうち1対は第4図に示されるように板
ばね9aを介してキャリッジ8に取り付けられ、この板ば
ね9aによって該1対のローラ9はレール4に押圧されて
いる。また、キャリッジ8の中空部8aを画成する下壁上
面には、外周にコイル10の装着された角筒状のボビン11
がボルト12を介して取り付けられている。なお、第2図
において符号8bはカウンタバランスを表わしている。
一方、ベース1には、前記ボビン11に対応する位置に、
前記ボビン11と遊嵌されるよう形成された角柱状ヨーク
13が、ベース1の軸線方向に延在するようにして設けら
れている。また、ヨーク13の両側には、第3図に示され
るように、ヨークを支持する支持部材14がそれぞれ設け
られている。この支持部材14にはヨーク13に対向する部
位に凹部14aが形成され、この凹部14aには板状の永久磁
石15がそれぞれ固着されている。而して、前記ヨーク13
にはキャリッジ8に螺着されたボビン11が遊嵌されるよ
う係合されることとなるが、その際、ボビン11と永久磁
石15との間に一定の間隙が形成されるようなされてい
る。
また、ヨーク13の下方には第1図および第4図に示され
るように緩衝装置16が設けられている。即ち、ベース1
の下壁上面には、ポリアセタール樹脂またはテフロン等
の摺り易い樹脂材質の下部案内板17が螺着されている。
また、この下部案内板17の上方には、キャリッジ8の軌
路を規制する囲繞板18が設けられている。この囲繞板18
の下面には、前記下部案内板17と同材質の上部案内板19
が螺着されている。そして、囲繞板18は、下部案内板17
と上部案内板19との間に一定の水平間隙が形成されるよ
うに、ベース1の下壁に取り付けられている。また、下
部案内板17と上部案内板19とによって形成される水平間
隙には、囲繞板18の両縁側より摺動板20の一部が挿入さ
れている。この摺動板20は水平部分および鉛直部分を有
するように折曲形成され、両摺動板20の水平部分におけ
る軌路内方端部にはスプリング20aが掛け渡され、この
スプリング20aによって、両摺動板20がキャリッジ8の
軌路内方に付勢されるようになされている。
また、摺動板20の鉛直部分には、キャリッジ8の軌路内
方に面する部位にゴム等の弾性材からなるストッパ21が
取り付けられている。なお、ちなみに、このストッパ21
の取付け高さはキャリッジ8の重心位置近傍とするのが
好ましい。力の作用線と重心とのずれから生ずるモーメ
ントによってキャリッジ8に生ずる捩れ等を防止するた
めである。
また、本実施例の光学式情報記録再生装置には、ピック
アップ位置を検出するため、第2図に示されるような光
学式エンコーダ装置22を備えている。即ち、キャリッジ
8の一側に突設された取付部23にはスケール押え24を介
してスケール25が取り付けられている。一方、ベース1
の前記スケール25に対応する部位には、ベース1の外方
からスケール25へ向けて発光素子26およびレンズ27が組
み込まれている。また、ベース1の内側面には、前記ス
ケール25とキャリッジ8の外側面との間に位置するよう
にスリット28およびディテクタ29が取り付けられってい
る。
続いて本実施例の光学式情報記録再生装置の作用を説明
すれば、キャリッジ8はコイル10に電流を流すことによ
りヨーク13に沿ってディスクの半径方向へ移動される。
また、キャリッジ8が何らかの外乱の影響によって暴走
したときには、本実施例の光学式情報記録再生装置は次
のように作用する。
例えば、第1図において、キャリッジ8が暴走し右側の
ストッパ21に衝突した場合には、その力によって該スト
ッパ21を支持する右側の摺動板20がスプリング20aに抗
して右方へ僅か移動する。その際、キャリッジ8の衝撃
はスプリング20aによって吸収される。また、第1図に
おいて、キャリッジ8が暴走し左側のストッパ21に衝突
した場合も同様である。
このような構成・作用を有する本実施例の光学式情報記
録再生装置によれば、キャリッジ8のストッパ20への衝
突時にキャリッジ8等へ加わる衝撃力をある有限距離内
で緩和し得るので、光学系部品のずれ、キャリッジ8の
歪みおよび総合的ディスク面上でのスポット収差の発生
を効果的に防止し得ると共に、オートローディング機構
においては、ジャケットおよびピックアップの破損を防
止し得るという効果を奏する。
また、第6図および第7図は本発明に係る光学式情報記
録再生装置の第2の実施例を示すものである。この第2
の実施例においては第1の実施例と異なり、コイル10の
装着されたボビン11がキャリッジ8の上壁上面に2個設
けられている。即ち、キャリッジ8の上壁には、第7図
および第8図に示されるように、ピックアップ7を間に
挟むようにして2個のあり溝30が形成されている。ま
た、ボビン11の下側には、第9(a),(b)図に示さ
れるように前記あり溝30と対応するあり31が形成されて
いる。そして、ボビン11は、第7図に示されるように、
あり溝30にあり31を嵌合させることによって、キャリッ
ジ8に取り付けられている。
一方、ベース1は、前記2個のボビン11に対応する位置
に、ヨーク13が設けられている。また、ベース1の字壁
内側面には、前記ボビン11に対応する位置に、永久磁石
15が設けられている。
さらに、本実施例の光学式情報記録再生装置において
は、第1の実施例のものと異なり発光ダイオード26、レ
ンズ27、スリット28およびディテクタ29がキャリッジ8
内に組み込まれている。一方、ベース1には、キャリッ
ジ8内に形成された空所8C内を通りベース1の軸線方向
に延在するようにスケール25が取り付けられている。
なお、その他の構成については第1の実施例とほぼ同様
であり、同一の構成要素については同一符号を付してそ
の説明は省略する。またちなみに、本実施例のキャリッ
ジ8の重心位置について言えば、スケール近傍にキャリ
ッジ8の重心が存在する。
このように構成される本実施例の光学式情報記録再生装
置によっても第1の実施例のものと同様の作用・効果を
奏することが可能である。
なお、以上の第1および第2の実施例においては、緩衝
装置16の付勢手段の例としてはスプリング20aを掲げて
いるが、スプリング20aと併せて、第10図に示されるよ
うな、油を封入してなるシリンダ32とこのシリンダ32内
を往復動自在なピストン33とからなるダッシュポット34
を用いても良く、またこれらの数についても図示の実施
例に限定されるものではない。尚、ダッシュポット34の
シリンダ32内に封入される流体を空気としても良く、さ
らにピストン33とシリンダ32の端部との摺動部に摺動を
滑らかにする摺動用リングを設けても良い。
発明の効果 以上説明したように本発明は、ピックアップが載設され
ディスクの半径方向に延在する軌路内で往復動自在とな
されたキャリッジと、前記軌路両縁に設けられキャリッ
ジの暴走を阻止するストッパとを備えた光学式情報記録
再生装置において、前記ストッパは前記軌路外で前記デ
ィスクの半径方向に移動自在となされており、さらに該
ストッパは、ストッパの軌路外方への移動の際ストッパ
を軌路内方に向けて付勢する付勢手段を含んでなる緩衝
装置が連結されているので、キャリッジのストッパへの
衝突時にキャリッジ等へ加わる衝撃力をある有限距離内
で緩和し得、したがって、光学系部品のずれ、キャリッ
ジの歪みおよび総合的ディスク面上でのスポット収差の
発生を効果的に防止し得ると共に、オートローディング
機構においては、ジャケットおよびピックアップの破損
を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光学式情報記録再生装置の第1の
実施例の正面断面図、第2図は第1図のII−II線に沿う
左側面断面図、第3図は第1図の光学式情報記録再生装
置の平面図、第4図は緩衝装置の一部を省略した平面
図、第5図は第1図の光学式情報記録再生装置の一部の
ベアリングの取付状態を示す図、第6図は本発明の第2
の実施例の光学式情報記録再生装置の平面図、第7図は
第6図の光学式情報記録再生装置の一部を切欠いた左側
面断面図、第8図は第7図の光学式情報記録再生装置の
キャリッジの平面図、第9図(a),(b)は第7図の
光学式情報記録再生装置のボビンの概略構成図で、第9
図(a)はボビンの左側面図、第9図(b)はボビンの
一部を破断した正面図、第10図はダッシュポットの縦断
面図である。 1…ベース 3…ターンテーブル 4…レール 7…ピックアップ 8…キャリッジ 9…ベアリング 10…コイル 11…ボビン 13…ヨーク 16…緩衝装置 20a…スプリング 21…ストッパ 34…ダッシュポット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピックアップが載設されたディスクの半径
    方向に延在する軌路内で往復動自在となされたキャリッ
    ジと、前記軌路両端に設けられキャリッジを阻止するス
    トッパとを備えた光学式情報記録再生装置において、前
    記ストッパは前記軌路外で前記ディスクの半径方向に移
    動自在となされており、さらに該ストッパ間には該スト
    ッパの軌路外方への移動の際ストッパを軌路内方に向け
    て付勢する付勢手段が連結されていることを特徴とする
    光学式情報記録再生装置。
JP4766085A 1985-03-11 1985-03-11 光学式情報記録再生装置 Expired - Lifetime JPH06105504B2 (ja)

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JPS61206930A JPS61206930A (ja) 1986-09-13
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JP2521912Y2 (ja) * 1987-03-25 1997-01-08 オリンパス光学工業株式会社 情報記録再生装置の衝撃吸収部材
KR20030065881A (ko) * 2002-02-01 2003-08-09 삼성전기주식회사 광 픽업의 충격방지장치 및 이를 구비한 광 기록재생장치

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