JPH0610474Y2 - 感知器のコモンベース - Google Patents

感知器のコモンベース

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JPH0610474Y2
JPH0610474Y2 JP1988094790U JP9479088U JPH0610474Y2 JP H0610474 Y2 JPH0610474 Y2 JP H0610474Y2 JP 1988094790 U JP1988094790 U JP 1988094790U JP 9479088 U JP9479088 U JP 9479088U JP H0610474 Y2 JPH0610474 Y2 JP H0610474Y2
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JP
Japan
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base
pin
sensor
existing
main body
Prior art date
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Application number
JP1988094790U
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English (en)
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JPH0238693U (ja
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紀生 宮本
光三 片井
義文 野崎
孝平 塚越
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、火災感知器などに用いる感知器のコモンベ
ースに関するもので、更に述べると、例えば、既設の感
知器ベース(既設ベースともいう)をそのまま使用して
火災感知器本体を別種のものに変更したり、または、既
設の火災感知器に遠隔点検制御用部品などを追加してそ
の性能を向上させたりできるコモンベースに関するもの
である。
従来の技術 火災感知器は、消防法上定期的に機能点検を行うことが
義務付けられているが、遠隔点検制御用部品を備えてい
ない火災感知器の点検を行う場合には、火災感知器の設
置されている場所でせんこうなどの発煙材をたいてそれ
を行っている。
考案が解決しようとする課題 人の集まる場所、例えば、デパート、ホテルなどで従来
例の点検方法を行うと、そこに居合わせた人々は、煙の
匂いにより不快を感ずるようになり、また、その点検に
時間がかかったりするので、業務の妨げとなる。
そこで、これらの課題を解決するため、感知器側に受信
機から信号を送り、その信号を受信した感知器に動作信
号を供給する電気回路を付設し、遠隔操作によりその点
検を行うことが考えられる。
しかし、従来の火災感知器には、この回路を設定するた
めの手段が設けられていない。
そのため、遠隔操作により点検を行うには、それを備え
た新たな火災感知器と交換しなければならない。
しかし、この交換には、多くの費用と時間がかかるの
で、簡単にそれを行うことは困難である。
又、既設の火災感知器を新しい種類のものに代えたい場
合に、既設のベースを取り外して、新しい種類のベース
に代えると、その着脱作業に時間と費用がかかると共
に、前記法令の要求により設置後テストしなければなら
ない。
この考案は、上記事情に鑑み、既設の感知器ベースに種
類の異なる感知器本体を取り付けたり、又は、感知器機
能を向上せしめる部品を取り付けたりすることができる
ようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段 この考案は、制御用部品等を格納するスペースを有する
基体の下面に、感知器本体の本体ピンと係合する本体ピ
ン係止部を設け、該基体の上面のピン取付台に既設の感
知器ベースのベースピン係止部と係合するベースピンを
着脱自在に設けるとともに、該基体の上面側にスカート
部を形成した感知器のコモンベースであって;前記ベー
スピンが、それぞれ配設位置の異なるベースピン係止部
を備えた各種の既設の感知器ベースの該ベースピン係止
部と前記ピン取付台との間の長さ及び高さに個別に適合
する交換用ベースピンであり、又、前記スカート部が、
外径の異なる複数の既設の感知器ベースの外側を包囲で
きる内径に形成されていることを特徴とする感知器のコ
モンベース。により上記課題を解決しようとするもので
ある。
作用 既設ベースのベースピン係止部に適合するベースピンを
基体に螺着し、部品格納スペースに、遠隔点検制御部品
などの部品を収容した後、該基体の本体ピン係止部に感
知器本体の本体ピンを係合させる。
そして、このコモンベースの上面を既設ベースに対向せ
しめながらベースピンをベース係止部に係合させると、
既設ベースは、基体のスカート部に包囲され、外部から
見えなくなる。
実施例 この考案の実施例を添付図面により説明するが、同一図
面符号は、その名称も機能も同一である。
基体1には、制御用部品等を収納するための部品格納ス
ペース2が形成されているが、このスペース2には、例
えば、遠隔点検制御部品やアナログデータ制御用部品等
のように、感知器の機能を向上させるための部品を格納
する。
この基体1の下面3には、火災感知器本体4の刃金具な
どの本体ピン5に係合する刃受金具などの本体ピン係止
部5aが形成されている。
互いに接合する本体4の上部4aと基体1の下部1aの
径は、同一径に形成されている。
基体1の上面6には、その中心側にピン取付台7が形成
されており、この台7には、刃金具などのベースピン8
が螺着されている。
このベースピン8は、金属製であり、その先端部8a
は、既設ベース9の刃受金具などのベースピン係止部1
0に係合している。
このベースピン8は、それぞれ配設位置の異なるベース
ピン係止部10を備えた各種の既設の感知器ベース9の
該ベースピン係止部10に合わせて選択される交換用ベ
ースピンであり、各種既設ベースのベースピン係止部1
0に適合できるように長さLと、高さHが異なる各種の
ものが用意されている。また、ピン取付台7を基台1の
上面6の中心部寄りに設けることにより、各種の既設ベ
ースへの対応が容易となる。
基体1のベースピン8側には、スカート部11が形成さ
れているが、このスカート部11は、外径の異なる複数
の既設の感知器ベース9の外側を包囲できる内径に形成
されている。
なお、12はアナログ信号抽出ピン13用のピン穴、1
4、16は送り配線用電路、15は電線接続端子、19
はねじ、20はボルトを夫々示す。この実施例の作動に
つき説明する。
天井17の既設ベース9のベースピン係止部10と適合
するベースピン8を選び、そのベースピン8を基体1の
ピン取付台7にねじ18で固定すると共に、部品格納ス
ペース2に遠隔点検制御用部品やアナログデータ制御用
部品等を格納する。
そして、この基体1の本体ピン係止部5aに火災感知器
本体4の本体ピン5を係合させて、両者を固定する。
その後、着脱器を用いて、この基体1のベースピン8を
前記既設ベース9のベースピン係止部10に係合させる
と、既設ベース9はスカート部11に包囲されて外部か
ら見えなくなる。
このようにして火災感知器をセットした後、受信機用電
路16を介して、感知器側に受信機からの試験用信号を
送ると、該感知器はその信号を受信して作動するので、
検査員が該感知器から遠く離れた所に居ても、簡単に機
能試験を行うことができる。
なお、上記実施例においては、コモンベース21の部品
格納スペース2に遠隔点検制御用部品やアナログデータ
制御用部品等を格納する場合について述べたが、このス
ペース2に部品を格納せず、単なるコネクタとして、即
ち、既存ベース9に該ベース9と異なる種類の火災感知
器本体4を設置する場合にもこのコモンベース21を利
用できることは勿論である。
考案の効果 この考案は、ベースピンがそれぞれ配設位置の異なるベ
ースピン係止部を備えた各種の既設の感知器ベースピン
係止部と前記ピン取付台との間の長さ及び高さに個別に
適合する交換用ベースピンなので、既設の感知器ベース
のベースの係止部に適合するベースピンを基体の上面に
固着するだけで、既設のベースに該ベースと種類の異な
る感知器本体をセットすることができる。
従って、既設ベースをそのまま使用できるため、電路工
事やテスト等が不要となるので、きわめて簡単に感知器
本体の交換ができる。
又、スカート部が外径の異なる複数の既設の感知器ベー
スの外側を包囲できる内径に形成されているため、該既
設の感知器ベースは、スカート部に包囲されているの
で、美感上の問題が発生しないし、更には、ゴミ等が外
部から侵入しないため、ベースピン等が導通不良となる
ことがない。
更には、部品格納スペースに、感知器機能向上用の部品
を格納できるので、既設感知器に所望の機能を簡単に追
加することができる。
例えば、このスペースに遠隔点検制御用部品を格納する
と、捜査員が該感知器から遠く離れた場所で、受信機か
ら感知器側に試験信号を送るように操作するだけで感知
器の機能点検を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、この考案の実施例を示す図で、第1
図は、縦断面図、第2図は、正面図、第3図は、平面
図、第4図は、底面図である。 1……基体 2……部品格納スペース 5a……本体ピン係止部 8……ベースピン 9……既設ベース 11……スカート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 塚越 孝平 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−93896(JP,A) 実開 昭59−58895(JP,U) 実開 昭62−5393(JP,U) 実公 昭59−40703(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御用部品等を格納するスペースを有する
    基体の下面に、感知器本体の本体ピンと係合する本体ピ
    ン係止部を設け、該基体の上面のピン取付台に既設の感
    知器ベースのベースピン係止部と係合するベースピンを
    着脱自在に設けるとともに、該基体の上面側にスカート
    部を形成した感知器のコモンベースであって;前記ベー
    スピンが、それぞれ配設位置の異なるベースピン係止部
    を備えた各種の既設の感知器ベースの該ベースピン係止
    部と前記ピン取付台との間の長さ及び高さに個別に適合
    する交換用ベースピンであり、又、前記スカート部が、
    外径の異なる複数の既設の感知器ベースの外側を包囲で
    きる内径に形成されていることを特徴とする感知器のコ
    モンベース。
JP1988094790U 1988-07-18 1988-07-18 感知器のコモンベース Expired - Lifetime JPH0610474Y2 (ja)

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JPH0238693U JPH0238693U (ja) 1990-03-14
JPH0610474Y2 true JPH0610474Y2 (ja) 1994-03-16

Family

ID=31319367

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JP1988094790U Expired - Lifetime JPH0610474Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 感知器のコモンベース

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JP6092663B2 (ja) * 2013-03-05 2017-03-08 能美防災株式会社 感知器用アダプタ
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