JPH06104484B2 - 自動搬送装置の搬送用ローラー制御装置 - Google Patents

自動搬送装置の搬送用ローラー制御装置

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JPH06104484B2
JPH06104484B2 JP27447791A JP27447791A JPH06104484B2 JP H06104484 B2 JPH06104484 B2 JP H06104484B2 JP 27447791 A JP27447791 A JP 27447791A JP 27447791 A JP27447791 A JP 27447791A JP H06104484 B2 JPH06104484 B2 JP H06104484B2
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庄三郎 木田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動化工場に於いて、
材料とか製品等を搬送ラインにより、自動的に供給した
り、運搬したりするために使用される自動搬送装置の搬
送用ローラー制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送ラインが設置されて
いる自動化工場では、搬送ラインの起動停止等の制御装
置を動作させるために、マイクロスイッチ、リミットス
イッチ等のような複数個の小型スイッチ(イ)を、図6
に示すように搬送ライン(ロ)中に於いて、ライン上や
ライン近くの場所(ハ)に設置して、この小型スイッチ
(イ)のオンオフ動作により、搬送用ローラー(ニ)の
駆動の制御装置(ホ)を動作させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
搬送用ローラー制御装置は、搬送ライン(ロ)中に於い
て、ライン上やライン近くの場所(ハ)に、複数個の小
型スイッチ(イ)を設置しているために、ライン上やラ
イン近く(ハ)の通行には細心の注意を払わなければな
らず、又作業者の不注意により小型スイッチ(イ)に触
れたり、搬送物以外のものが、その小型スイッチ(イ)
に当たったりして、誤動作を引き起こす虞があり、安全
な作業環境を維持することがができないのは勿論のこ
と、作業も確実且つ能率的に遂行できない問題点があ
る。
【0004】本発明は上記のような問題点に鑑み、搬送
ラインの起動停止等の制御装置を動作させるためのスイ
ッチ機構を、搬送用ローラーの外筒内部に組み込んで、
搬送ライン上を広く利用することにより、材料とか製品
等を効率的に搬送することができて、安全で能率的な作
業環境を構成することができ、而も外部に設置されてい
る搬送用ローラーを駆動するための制御装置が誤動作す
ることがなく、円滑且つ確実に制御することのできる自
動搬送装置の搬送用ローラー制御装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的を達成するために、出力固定軸を中心として回転動作
する外筒内部に於いて、その出力固定軸の外面に固定し
て装着されたブラケットの外周縁近傍に、電気的又は磁
気的なセンサーを設置し、そのセンサーの感知部先端に
対向した位置に、複数個の被感知部を外周縁近傍の円周
上に沿って一定間隔毎に設置すると共に、ボールベアリ
ングを装着したプレートを装着し、且つそのプレートの
外方位置に設着されたローラー端軸受けを外筒端部に装
着し、更にセンサーに接続されているセンサー出力コー
ドを、出力固定軸の中空部内を介通して、外筒の外方に
導出することを特徴としており、前記の複数個の被感知
部としては、突起部を設けたり、又細隙孔を設けたり、
更に又バーコードを設けたりするものである。
【0006】
【作用】次に本発明の作用状態について述べる。出力固
定軸と、その出力固定軸の外面に装着され、且つセンサ
ーが設置されているブラケットとは、同軸的に固定され
ており、これに対して複数個の被感知部が設置されてい
るプレート、ボールベアリングの外周、ローラー端軸受
け及び外筒は、一体となって出力固定軸を中心として同
軸的に回転する。この回転動作に従って、プレートの外
周縁近傍の円周上に沿って一定間隔毎に設置されている
複数個の被感知部も、出力固定軸を中心として一定の角
速度で回転することになる。
【0007】ブラケットに設置されているセンサーは固
定状態にあるから、一定の角速度で回転するプレートに
設置されている複数個の被感知部をセンサーが感知し、
このセンサーが、一定の時間間隔毎に発信する電気的又
は磁気的なパルス信号を感知して受信することになる。
この受信されたパルス信号を、センサーに接続されてい
るセンサー出力コードを通じて外部に接続されている制
御装置に入力するものである。そして制御装置の動作に
より、搬送用ローラーの駆動を開始したり、又停止した
り、更には搬送用ローラー上で搬送される製品の大きさ
等を検知したりする等の制御動作を行うのである。
【0008】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例を具
体的に説明する。図1は本発明に係る自動搬送装置の搬
送用ローラー制御装置に於ける搬送用ローラーの断面正
面図である。出力固定軸1を中心として回転動作する外
筒3の内部に於いて、その出力固定軸1の外面に固定し
て装着されているブラケット4の外周縁近傍に、電気的
又は磁気的なセンサー5を設置する。そのセンサー5の
感知部6の先端に対向した位置には、複数個の被感知部
7、7、7を外周縁近傍の円周上に沿って一定間隔毎に
設置すると共に、ボールベアリング8を装着したプレー
ト9を装着する。外筒3の端部には、プレート9の外方
位置に設着されているローラー端軸受け10を装着する
のである。
【0009】そしてプレート9、ボールベアリング8の
外周、ローラー端軸受け10及び外筒3は、一体となっ
て出力固定軸1を中心として同軸的に回転するのであ
る。更にセンサー5に接続されているセンサー出力コー
ド11を、出力固定軸1の中空部2内を介通して、外筒
3の外方に導出して成る搬送用ローラーAを構成するも
ので、センサー出力コード11には制御装置12が接続
されている。この制御装置12の動作により、上記した
構成の搬送用ローラーAの駆動を開始したり、又停止し
たり、更には搬送用ローラーA上で搬送される製品の大
きさ等を検知したりする等の制御動作を行うのである。
【0010】なお、図1に於いて外筒3の前記ローラー
端軸受け10と反対側に、ローラー端軸受け16を装着
するもので、そのローラー端軸受け16の内部には、ロ
ーラーベアリング17、18とばね19とが内蔵されて
装着されており、又外筒3の内部には、ローラーベアリ
ング20が内蔵された中間軸受け21が装着されてい
て、外筒3の内部に於いて前記出力固定軸1の一端を支
承しており、その出力固定軸1と取付け軸22とによ
り、ワンタッチで前記搬送用ローラーAを支承できるよ
うにしている。
【0011】図2は複数個の被感知部7、7、7が外周
縁近傍の円周上に沿って一定間隔をおいて設置されたプ
レート9の正面図を示したもので、被感知部7として、
図2の(a)では突起部Xの例を示し、図2の(b)で
は細隙孔Yの例を示し、図2の(C)ではバーコードZ
の例を示している。そしてプレート9の中心には、出力
固定軸1を貫挿する孔13が設けられている。図3はセ
ンサー5を設置するための取付け孔14を設けると共
に、そのセンサー5の中心には、前記出力固定軸1を貫
挿して固定するための孔15が設けられているセンサー
取付け用ブラケット4の正面図を示している。
【0012】図4は複数個の搬送用ローラーA、A、A
を、両側に平行状態に設置した搬送ラインLの平面図を
示しており、又図5は同上の側面図を示している。搬送
ラインLに設置される搬送用ローラーAは、例えば搬送
される製品の重量により、その設置する数を任意に設定
するもので、その搬送用ローラーAと、次の搬送用ロー
ラーAとの間には、任意の数の普通のローラーBを設置
すればよく、全体の搬送ラインLは、搬送用ローラーA
と普通のローラーBとを、等間隔で而もラインの両側に
平行状態に配置することにより構成されている。
【0013】次に本発明の動作状態について説明する。
出力固定軸1と、その出力固定軸1の外面に装着され、
且つセンサー5が設置されているブラケット4とは、同
軸的に固定されている。これに対して複数個の被感知部
7が設置されているプレート9、ボールベアリング8の
外周、ローラー端軸受け10及び外筒3は、一体となっ
て出力固定軸1を中心として同軸的に回転する。この回
転動作に従って、プレート4の外周縁近傍の円周上に沿
って一定の間隔毎に設置されている複数個の被感知部7
も、出力固定軸1を中心として一定の角速度で回転する
ことになる。
【0014】ブラケット4に設置されているセンサー5
は固定状態にあるから、そのセンサー5は一定の角速度
で回転するプレート4に設置された複数個の被感知部7
を感知して、プレート4の角速度に伴い一定の時間間隔
毎に発信する電気的又は磁気的なパルス信号を、センサ
ー5が受信することになる。この受信されたパルス信号
を、センサー5に接続されているセンサー出力コード1
1を通じて、外部に接続されている制御装置12に入力
するものである。そして制御装置12の動作により、搬
送用ローラーAの駆動を開始したり、又停止したり、更
に搬送用ローラーA上で搬送される製品の大きさ等を検
知したり等の制御動作を行うのである。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記のように構成して成るもの
で、以下のような効果を奏する。即ちプレートの複数個
の被感知部からの電気的又は磁気的なパルス信号を、ブ
ラケットに設置されて固定状態にあるセンサーが、プレ
ート回転の一定の角速度に伴う時間間隔毎に受信するこ
とになり、この受信されたパルス信号を、センサーに接
続されているセンサー出力コードを通じて外部に接続さ
れている制御装置に入力するものであるから、従来の搬
送ラインのように、搬送ライン中に於いて、ライン上や
ライン近くの場所に、わざわざ制御装置操作用の小型ス
イッチを設置する必要がなく、従って工場内の作業環境
の整理整頓を行うことができると共に、作業者は安全に
作業することができて、作業能率を著しく高めることが
でき、且つ構成も簡単で、コスト的にも経済的な工場の
搬送ラインを構築できる等の優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動搬送装置の搬送用ローラー
制御装置に於ける搬送用ローラーの断面正面図。
【図2】 複数個の被感知部が設置されているプレート
の正面図を示し、被感知部として、図2の(a)では突
起部の例を示し、図2の(b)では細隙孔の例を示し、
更に図2の(c)ではバーコードの例をを示した正面
図。
【図3】 センサー取付け用ブラケットの正面図。
【図4】 搬送ラインの平面図。
【図5】 搬送ラインの側面図。
【図6】 従来の搬送ラインの平面図。
【符号の説明】
1 出力固定軸 2 出力固定軸の中空部 3 外筒 4 センサー取付け用ブラケット 5 センサー 6 センサーの感知部 7 プレートの被感知部 9 プレート 10 ローラー端軸受け 11 センサー出力コード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力固定軸を中心として回転動作する外
    筒内部に於いて、その出力固定軸の外面に固定して装着
    されたブラケットの外周縁近傍に、電気的又は磁気的な
    センサーを設置し、そのセンサーの感知部先端に対向し
    た位置に、複数個の被感知部を、外周縁近傍の円周上に
    沿って一定間隔毎に設置すると共に、ボールベアリング
    を装着したプレートを装着し、且つそのプレートの外方
    位置に設着されたローラー端軸受けを外筒端部に装着
    し、更にセンサーに接続されているセンサー出力コード
    を、出力固定軸の中空部内を介通して、外筒の外方に導
    出することを特徴とする自動搬送装置の搬送用ローラー
    制御装置。
  2. 【請求項2】 プレートの外周縁近傍の円周上に沿って
    設置されている複数個の被感知部が、突起部であること
    を特徴とする請求項1記載の自動搬送装置の搬送用ロー
    ラー制御装置。
  3. 【請求項3】 プレートの外周縁近傍の円周上に沿って
    設置されている複数個の被感知部が、細隙孔であること
    を特徴とする請求項1記載の自動搬送装置の搬送用ロー
    ラー制御装置。
  4. 【請求項4】 プレートの外周縁近傍の円周上に沿って
    設置されている複数個の被感知部が、バーコードである
    ことを特徴とする請求項1記載の自動搬送装置の搬送用
    ローラー制御装置。
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JP4175491B2 (ja) * 1999-05-07 2008-11-05 オークラ輸送機株式会社 搬送装置
JP4187127B2 (ja) * 1999-05-25 2008-11-26 オークラ輸送機株式会社 搬送装置
CN104444223A (zh) * 2014-12-04 2015-03-25 成都智科立信科技有限公司 一种基于物联网的工业采矿刮板传送机装置

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