JPH06104390A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH06104390A JPH06104390A JP25164592A JP25164592A JPH06104390A JP H06104390 A JPH06104390 A JP H06104390A JP 25164592 A JP25164592 A JP 25164592A JP 25164592 A JP25164592 A JP 25164592A JP H06104390 A JPH06104390 A JP H06104390A
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- polycrystalline semiconductor
- forming
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定した特性のバイポーラトランジスタを形
成する。 【構成】 エミッタ領域40上に整合して形成するエミ
ッタ不純物を含有する多結晶半導体層よりなるエミッタ
電極33上に絶縁層を介して他の回路素子を構成するに
用いられる他の多結晶半導体層34を形成して、これを
通じてエミッタ電極取り出しの金属電極配線層の開口3
6W1 を形成する。
成する。 【構成】 エミッタ領域40上に整合して形成するエミ
ッタ不純物を含有する多結晶半導体層よりなるエミッタ
電極33上に絶縁層を介して他の回路素子を構成するに
用いられる他の多結晶半導体層34を形成して、これを
通じてエミッタ電極取り出しの金属電極配線層の開口3
6W1 を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方
法、特に共通の半導体基板に、エミッタ領域の直上にポ
リシリコンすなわち多結晶半導体層よりなるエミッタ電
極が形成されてなるバイポーラトランジスタが、他の回
路素子例えば絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(MO
S)と共に形成されてなるいわゆるバイポーラトランジ
スタMOS、あるいは(Bi−MOS)、バイポーラト
ランジスタC−MOS(Bi−CMOS)、SRAM
(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)等の半
導体集積回路(IC)等の半導体装置を得る場合に適用
して好適な半導体装置の製造方法に係わる。
法、特に共通の半導体基板に、エミッタ領域の直上にポ
リシリコンすなわち多結晶半導体層よりなるエミッタ電
極が形成されてなるバイポーラトランジスタが、他の回
路素子例えば絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(MO
S)と共に形成されてなるいわゆるバイポーラトランジ
スタMOS、あるいは(Bi−MOS)、バイポーラト
ランジスタC−MOS(Bi−CMOS)、SRAM
(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)等の半
導体集積回路(IC)等の半導体装置を得る場合に適用
して好適な半導体装置の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】共通の半導体基板にバイポーラトランジ
スタあるいは他の回路素子のMOS等を形成する例えば
Bi−MOS、Bi−CMOS、SRAM等において、
その小型高密度化に伴ってバイポーラトランジスタのエ
ミッタ電極パターンの縮小化、あるいは大電流及び低寄
生容量化をはかってエミッタ接合面積を小さくかつペリ
フェリ長を大とするためにエミッタ領域を幅狭長形のパ
ターンとする場合等において、その幅狭のエミッタに対
してエミッタ電極を整合性よく形成する必要性等からポ
リシリコン層、すなわち多結晶半導体層よりなるエミッ
タ電極を真性ベース領域上のエミッタを形成するべき位
置に選択的に形成してこのエミッタ電極中の不純物を真
性ベース領域上に拡散してエミッタ領域を形成すると共
にエミッタ領域をエミッタ電極と自己整合させて形成す
るという方法が採られる。
スタあるいは他の回路素子のMOS等を形成する例えば
Bi−MOS、Bi−CMOS、SRAM等において、
その小型高密度化に伴ってバイポーラトランジスタのエ
ミッタ電極パターンの縮小化、あるいは大電流及び低寄
生容量化をはかってエミッタ接合面積を小さくかつペリ
フェリ長を大とするためにエミッタ領域を幅狭長形のパ
ターンとする場合等において、その幅狭のエミッタに対
してエミッタ電極を整合性よく形成する必要性等からポ
リシリコン層、すなわち多結晶半導体層よりなるエミッ
タ電極を真性ベース領域上のエミッタを形成するべき位
置に選択的に形成してこのエミッタ電極中の不純物を真
性ベース領域上に拡散してエミッタ領域を形成すると共
にエミッタ領域をエミッタ電極と自己整合させて形成す
るという方法が採られる。
【0003】例えばその一例を図6を参照して説明する
に、図6Aに示すように例えば共通のシリコン半導体基
板1のバイポーラトランジスタの形成部に、半導体基板
1の一部からなるコレクタ領域2が形成され、これの上
にベース領域3が選択的に形成される。
に、図6Aに示すように例えば共通のシリコン半導体基
板1のバイポーラトランジスタの形成部に、半導体基板
1の一部からなるコレクタ領域2が形成され、これの上
にベース領域3が選択的に形成される。
【0004】一方、MOSの形成部には半導体基板1に
ソースないしはドレイン領域(以下ソース/ドレイン領
域という)4が選択的に不純物導入によって形成され
る。
ソースないしはドレイン領域(以下ソース/ドレイン領
域という)4が選択的に不純物導入によって形成され
る。
【0005】5は、半導体基板1上に形成され、各回路
素子例えばバイポーラトランジスタ及びMOS間を分離
する厚い熱酸化による厚い絶縁層いわゆるLOCOSで
ある。
素子例えばバイポーラトランジスタ及びMOS間を分離
する厚い熱酸化による厚い絶縁層いわゆるLOCOSで
ある。
【0006】また、絶縁層5によって囲まれた各回路素
子の形成部、すなわちこの図においてはバイポーラトラ
ンジスタ及びMOS形成部表面には、比較的薄いSiO
2 等の熱酸化等によって形成される絶縁層6が形成さ
れ、これを通じて例えばイオン注入等によってソース/
ドレイン領域4あるいはベース領域3が形成される。
子の形成部、すなわちこの図においてはバイポーラトラ
ンジスタ及びMOS形成部表面には、比較的薄いSiO
2 等の熱酸化等によって形成される絶縁層6が形成さ
れ、これを通じて例えばイオン注入等によってソース/
ドレイン領域4あるいはベース領域3が形成される。
【0007】そして、バイポーラトランジスタの形成部
においてそのベース領域3のエミッタ領域直下となる真
性ベース領域3S上の絶縁層6に、エミッタ開口6Wが
穿設され、これを通じて真性ベース領域3S上に接する
ように不純物を含む多結晶シリコン、すなわち多結晶半
導体層よりなりこれが所定のパターンに形成されたエミ
ッタ電極7が形成される。
においてそのベース領域3のエミッタ領域直下となる真
性ベース領域3S上の絶縁層6に、エミッタ開口6Wが
穿設され、これを通じて真性ベース領域3S上に接する
ように不純物を含む多結晶シリコン、すなわち多結晶半
導体層よりなりこれが所定のパターンに形成されたエミ
ッタ電極7が形成される。
【0008】各バイポーラトランジスタ及びMOSの形
成部上にはそれぞれこれら素子を有する集積回路例えば
Bi−MOS、あるいはBi−CMOS、S−RAM等
におけるその構造に応じてそれぞれ例えばCVD(化学
的気相成長方法)による層間絶縁層、あるいは表面絶縁
層、または薄膜トランジスタ形成のための多結晶シリコ
ン、すなわち多結晶半導体層等の各材料層8が各部にお
いて異なる種類の異なる層数をもって形成される。
成部上にはそれぞれこれら素子を有する集積回路例えば
Bi−MOS、あるいはBi−CMOS、S−RAM等
におけるその構造に応じてそれぞれ例えばCVD(化学
的気相成長方法)による層間絶縁層、あるいは表面絶縁
層、または薄膜トランジスタ形成のための多結晶シリコ
ン、すなわち多結晶半導体層等の各材料層8が各部にお
いて異なる種類の異なる層数をもって形成される。
【0009】そして、図6Bに示すように、エミッタ電
極7上と例えばソース/ドレイン領域4とに対して、こ
れの上に形成された材料層8、さらにソース/ドレイン
領域4においては絶縁層6に対してコンタクト開口9W
1 及び9W2 を、フォトリソグラフィによる選択的エッ
チング例えば異方性RIE(反応性イオンエッチング)
等によって形成する。
極7上と例えばソース/ドレイン領域4とに対して、こ
れの上に形成された材料層8、さらにソース/ドレイン
領域4においては絶縁層6に対してコンタクト開口9W
1 及び9W2 を、フォトリソグラフィによる選択的エッ
チング例えば異方性RIE(反応性イオンエッチング)
等によって形成する。
【0010】図6Cに示すように各開口9W1 及び9W
2 を通じてエミッタ電極7及びソース/ドレイン領域4
上にオーミックに金属例えばAlよりなる電極ないしは
配線(本明細書では、金属電極配線という)10を金属
の全面蒸着あるいはスパッタと、その後のフォトリソグ
ラフィによるパターニングによってそれぞれ同時に形成
する。
2 を通じてエミッタ電極7及びソース/ドレイン領域4
上にオーミックに金属例えばAlよりなる電極ないしは
配線(本明細書では、金属電極配線という)10を金属
の全面蒸着あるいはスパッタと、その後のフォトリソグ
ラフィによるパターニングによってそれぞれ同時に形成
する。
【0011】この場合、開口9W1 及び9W2 は、それ
ぞれ金属電極配線10をエミッタ電極7上とソース領域
4に接してオーミックコンタクトすることができるよう
にその開口9W1 の深さはエミッタ電極に達する深さま
でソース/ドレイン領域4に達する深さに形成するもの
のこれらを突き抜けることのない深さに形成する必要が
ある。特にエミッタ電極7に関しては、このエミッタ電
極中に含まれる不純物を真性ベース領域3S上に、これ
より浅い所要の深さをもって拡散してエミッタ領域11
を形成することから、このエミッタ電極7はこれが開口
9W1 の形成に当たって、このエミッタ電極をエッチン
グ除去することがなく充分な厚さに残しておくことがで
きるような深さに選定する必要がある。
ぞれ金属電極配線10をエミッタ電極7上とソース領域
4に接してオーミックコンタクトすることができるよう
にその開口9W1 の深さはエミッタ電極に達する深さま
でソース/ドレイン領域4に達する深さに形成するもの
のこれらを突き抜けることのない深さに形成する必要が
ある。特にエミッタ電極7に関しては、このエミッタ電
極中に含まれる不純物を真性ベース領域3S上に、これ
より浅い所要の深さをもって拡散してエミッタ領域11
を形成することから、このエミッタ電極7はこれが開口
9W1 の形成に当たって、このエミッタ電極をエッチン
グ除去することがなく充分な厚さに残しておくことがで
きるような深さに選定する必要がある。
【0012】一方、エミッタ電極においてその金属電極
配線10の形成は、エミッタ領域11の直上において形
成することがエミッタ抵抗の低減化の上で必要であるこ
とから開口9W1 はエミッタ領域11の形成部上におい
て形成する必要があることから、そのコンタクト開口9
W1 の深さは確実に設定される必要がある。
配線10の形成は、エミッタ領域11の直上において形
成することがエミッタ抵抗の低減化の上で必要であるこ
とから開口9W1 はエミッタ領域11の形成部上におい
て形成する必要があることから、そのコンタクト開口9
W1 の深さは確実に設定される必要がある。
【0013】ところが、バイポーラトランジスタ及び他
の回路素子例えばMOSの形成部においてその材料層8
の積層数、厚さ等が相違することから、コンタクト開口
9W 1 及び9W2 の開口の深さが相違し、コンタクト開
口9W2 がコンタクト開口9W1 に比して深い場合、こ
のコンタクト窓9W2 がソース/ドレイン領域4に確実
に達する深さに貫通させようとする場合、同一工程で形
成したエミッタ領域7上のコンタクト開口9W1 は開口
の深さが深くなりすぎてエミッタ電極7を排除してしま
う場合が生じ、特にコンタクト窓形成後にエミッタ領域
11を形成するエミッタ電極7からの不純物導入を行う
手順をとる場合においてはエミッタ領域11の形成が阻
害されるとか、エミッタ領域11を形成して後コンタク
ト開口9W1 あるいは金属電極配線10の形成を行う場
合においても、そのエミッタ領域11を堀り込んでしま
うことによって特性の不安定性、不良品の発生等を招来
する恐れが生じている。
の回路素子例えばMOSの形成部においてその材料層8
の積層数、厚さ等が相違することから、コンタクト開口
9W 1 及び9W2 の開口の深さが相違し、コンタクト開
口9W2 がコンタクト開口9W1 に比して深い場合、こ
のコンタクト窓9W2 がソース/ドレイン領域4に確実
に達する深さに貫通させようとする場合、同一工程で形
成したエミッタ領域7上のコンタクト開口9W1 は開口
の深さが深くなりすぎてエミッタ電極7を排除してしま
う場合が生じ、特にコンタクト窓形成後にエミッタ領域
11を形成するエミッタ電極7からの不純物導入を行う
手順をとる場合においてはエミッタ領域11の形成が阻
害されるとか、エミッタ領域11を形成して後コンタク
ト開口9W1 あるいは金属電極配線10の形成を行う場
合においても、そのエミッタ領域11を堀り込んでしま
うことによって特性の不安定性、不良品の発生等を招来
する恐れが生じている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うにバイポーラトランジスタ、特にそのエミッタ領域を
エミッタ電極からの不純物の導入によって形成する態様
を採る場合においてすなわちエミッタ領域上に多結晶シ
リコン(多結晶半導体)層が形成された態様を採るバイ
ポーラトランジスタを有し、かつ他の回路素子例えばM
OS等が構成される半導体装置において、安定した所要
の特性を有するバイポーラトランジスタを歩留りよく形
成することができるようにした半導体装置の製造方法を
提供する。
うにバイポーラトランジスタ、特にそのエミッタ領域を
エミッタ電極からの不純物の導入によって形成する態様
を採る場合においてすなわちエミッタ領域上に多結晶シ
リコン(多結晶半導体)層が形成された態様を採るバイ
ポーラトランジスタを有し、かつ他の回路素子例えばM
OS等が構成される半導体装置において、安定した所要
の特性を有するバイポーラトランジスタを歩留りよく形
成することができるようにした半導体装置の製造方法を
提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、エミッタ領域
の直上に多結晶半導体層より成るエミッタ電極が被着さ
れて成るバイポ−ラ・トランジスタを有する半導体装置
の製造方法において、図1Aに示すように、バイポ−ラ
・トランジスタの形成領域に、真性ベース領域27sを
形成する工程と、図2Aに示すように、この真性ベース
領域27s上の絶縁層にエミッタ領域形成開口32を形
成する工程と、図2Bに示すように、このエミッタ領域
形成開口32上に多結晶半導体層より成るエミッタ電極
33を形成する工程と、図3Bに示すように、この多結
晶半導体層より成るエミッタ電極33上に他の多結晶半
導体層34を絶縁層を介して形成する工程と、図4Aに
示すように、他の多結晶半導体層34を貫通して多結晶
半導体層より成るエミッタ電極33に到る深さの開口3
6W1 と他の多結晶半導体層が形成されていない部分上
における他の開口36W3 とを同時に形成する工程と、
図4Bに示すように、各開口36WW1 及び36W3 に
金属電極配線層37、39を所定のパターンに形成する
工程とを採る。
の直上に多結晶半導体層より成るエミッタ電極が被着さ
れて成るバイポ−ラ・トランジスタを有する半導体装置
の製造方法において、図1Aに示すように、バイポ−ラ
・トランジスタの形成領域に、真性ベース領域27sを
形成する工程と、図2Aに示すように、この真性ベース
領域27s上の絶縁層にエミッタ領域形成開口32を形
成する工程と、図2Bに示すように、このエミッタ領域
形成開口32上に多結晶半導体層より成るエミッタ電極
33を形成する工程と、図3Bに示すように、この多結
晶半導体層より成るエミッタ電極33上に他の多結晶半
導体層34を絶縁層を介して形成する工程と、図4Aに
示すように、他の多結晶半導体層34を貫通して多結晶
半導体層より成るエミッタ電極33に到る深さの開口3
6W1 と他の多結晶半導体層が形成されていない部分上
における他の開口36W3 とを同時に形成する工程と、
図4Bに示すように、各開口36WW1 及び36W3 に
金属電極配線層37、39を所定のパターンに形成する
工程とを採る。
【0016】この本発明方法において、上記他の多結晶
半導体層34として、バイポ−ラ・トランジスタの形成
領域以外の他の半導体素子形成部における抵抗素子を形
成する多結晶半導体層を用いる。
半導体層34として、バイポ−ラ・トランジスタの形成
領域以外の他の半導体素子形成部における抵抗素子を形
成する多結晶半導体層を用いる。
【0017】また、この本発明方法において、上記他の
多結晶半導体層34として、上記バイポ−ラ・トランジ
スタの形成領域以外の他の半導体素子形成部における薄
膜トランジスタを形成する多結晶半導体層を用いる。
多結晶半導体層34として、上記バイポ−ラ・トランジ
スタの形成領域以外の他の半導体素子形成部における薄
膜トランジスタを形成する多結晶半導体層を用いる。
【0018】
【作用】上述した本発明方法によれば、エミッタ電極上
にすなわちこれに対して開口を形成すべき部分上に他の
多結晶半導体層を形成するもので、これに用いる多結晶
半導体層として他で用いる適当な厚さの多結晶半導体層
を選定形成することによってこの多結晶半導体を通じて
エミッタ電極上の開口の形成を行うことから、この開口
を他の回路素子における開口の形成と同時に行う場合に
おいて、エミッタ電極を彫り込むような、あるいはこれ
を貫通するようなオーバーエッチングを防ぐことができ
る。
にすなわちこれに対して開口を形成すべき部分上に他の
多結晶半導体層を形成するもので、これに用いる多結晶
半導体層として他で用いる適当な厚さの多結晶半導体層
を選定形成することによってこの多結晶半導体を通じて
エミッタ電極上の開口の形成を行うことから、この開口
を他の回路素子における開口の形成と同時に行う場合に
おいて、エミッタ電極を彫り込むような、あるいはこれ
を貫通するようなオーバーエッチングを防ぐことができ
る。
【0019】そして、この多結晶半導体層は特別に設け
るものではなくて他の回路素子の形成例えば他のMOS
における抵抗素子に用いる多結晶半導体素子あるいは薄
膜トランジスタを形成する多結晶半導体層によって構成
するものであるからこれを設けることによる工程数の増
加は回避できる。
るものではなくて他の回路素子の形成例えば他のMOS
における抵抗素子に用いる多結晶半導体素子あるいは薄
膜トランジスタを形成する多結晶半導体層によって構成
するものであるからこれを設けることによる工程数の増
加は回避できる。
【0020】そしてこの工程数の増加の回避は、実際こ
の種の半導体装置すなわち半導体集積回路の製造におい
て極めて重要である。すなわち、この種の半導体装置の
製造においては多数の多結晶半導体層等が存在すること
から、その製造に要する時間は百数十日にも及ぶ膨大な
ものであることから、この工程数を減少させることは極
めて重要なことである。
の種の半導体装置すなわち半導体集積回路の製造におい
て極めて重要である。すなわち、この種の半導体装置の
製造においては多数の多結晶半導体層等が存在すること
から、その製造に要する時間は百数十日にも及ぶ膨大な
ものであることから、この工程数を減少させることは極
めて重要なことである。
【0021】
【実施例】図1〜図5を参照して本発明製造方法の一例
を詳細に説明する。この例においては、バイポーラトラ
ンジスタとMOSとを少くとも有する半導体装置を形成
する場合で、図においてはバイポーラトランジスタとM
OSのソース/ドレイン領域の形成部のみを例示してい
る。
を詳細に説明する。この例においては、バイポーラトラ
ンジスタとMOSとを少くとも有する半導体装置を形成
する場合で、図においてはバイポーラトランジスタとM
OSのソース/ドレイン領域の形成部のみを例示してい
る。
【0022】この場合、第1導電型例えばp型のシリコ
ンよりなるサブストレイト21が設けられ、これの一主
面に第2導電型例えばn型のコレクタ埋込み領域22が
選択的に最終的にバイポーラトランジスタを形成すべき
部分にわたって形成される。
ンよりなるサブストレイト21が設けられ、これの一主
面に第2導電型例えばn型のコレクタ埋込み領域22が
選択的に最終的にバイポーラトランジスタを形成すべき
部分にわたって形成される。
【0023】そして、このサブストレイト21上のコレ
クタ埋込み領域22の形成部を含んで全面的に第2導電
型例えばn型のシリコン半導体層23がエピタキシャル
成長されてシリコン半導体基板24が構成される。25
は半導体層23の表面を選択的に熱酸化して形成した例
えば500nm程度の厚い酸化膜による絶縁層いわゆる
LOCOSであって、各回路素子の形成部外、或いは回
路素子の所定領域間に選択的に形成される。例えばバイ
ポーラトランジスタ形成部においてはベース領域の形成
部さらにコレクタ電極の取出し領域以外において形成さ
れる。
クタ埋込み領域22の形成部を含んで全面的に第2導電
型例えばn型のシリコン半導体層23がエピタキシャル
成長されてシリコン半導体基板24が構成される。25
は半導体層23の表面を選択的に熱酸化して形成した例
えば500nm程度の厚い酸化膜による絶縁層いわゆる
LOCOSであって、各回路素子の形成部外、或いは回
路素子の所定領域間に選択的に形成される。例えばバイ
ポーラトランジスタ形成部においてはベース領域の形成
部さらにコレクタ電極の取出し領域以外において形成さ
れる。
【0024】また、この厚い絶縁層25の形成部外には
薄い例えば熱酸化等によって形成された所要の厚さを有
する絶縁層26が形成される。
薄い例えば熱酸化等によって形成された所要の厚さを有
する絶縁層26が形成される。
【0025】そして、図1Aに示すように、バイポーラ
トランジスタの形成部に絶縁層26を介して最終的にベ
ース領域の一部となる真性ベース領域27sを第1導電
型例えばp型の不純物イオン例えばBF2 + をイオン注
入して形成する。
トランジスタの形成部に絶縁層26を介して最終的にベ
ース領域の一部となる真性ベース領域27sを第1導電
型例えばp型の不純物イオン例えばBF2 + をイオン注
入して形成する。
【0026】図1Bに示すようにベース領域の形成部以
外において同様の絶縁層26を介してコレクタ取り出し
領域28を高エネルギのイオン注入によって第2導電型
例えばn型のりんイオンP+ を注入して例えばコレクタ
埋込み領域22に達する深さに形成する。
外において同様の絶縁層26を介してコレクタ取り出し
領域28を高エネルギのイオン注入によって第2導電型
例えばn型のりんイオンP+ を注入して例えばコレクタ
埋込み領域22に達する深さに形成する。
【0027】続いて、真性ベース領域27sの周辺部上
とMOS形成部にそれぞれ絶縁層26を介して第2導電
型のn型の不純物イオン例えばBF2 + をイオン注入し
てベース取り出し領域27tとソース/ドレイン領域3
0を同時に形成する。
とMOS形成部にそれぞれ絶縁層26を介して第2導電
型のn型の不純物イオン例えばBF2 + をイオン注入し
てベース取り出し領域27tとソース/ドレイン領域3
0を同時に形成する。
【0028】このようにして真性ベース領域27s及び
ベース取り出し領域27tよりなるベース領域27を形
成する。
ベース取り出し領域27tよりなるベース領域27を形
成する。
【0029】尚、ここに真性ベース領域27s、コレク
タ取り出し領域28、ベース取り出し領域27t及びソ
ース/ドレイン領域30の各イオン注入工程の順序は任
意の順序を採り得る。
タ取り出し領域28、ベース取り出し領域27t及びソ
ース/ドレイン領域30の各イオン注入工程の順序は任
意の順序を採り得る。
【0030】図2Aに示すように、例えば層間絶縁層3
1を例えばSiO2 のCVD法によって全面的に形成す
る。そして絶縁層26とこれの上の層間絶縁層31等の
積層膜に対してフォトリソグラフィによるRIE(反応
性イオンエッチング)等によって真性ベース領域27s
上に選択的にエミッタ領域のパターンに対応するパター
ンのエミッタ領域形成開口32を穿設する。
1を例えばSiO2 のCVD法によって全面的に形成す
る。そして絶縁層26とこれの上の層間絶縁層31等の
積層膜に対してフォトリソグラフィによるRIE(反応
性イオンエッチング)等によって真性ベース領域27s
上に選択的にエミッタ領域のパターンに対応するパター
ンのエミッタ領域形成開口32を穿設する。
【0031】図2Bに示すように、開口32を通じて直
接的に真性ベース領域27sに接するように、かつ少く
ともエミッタ領域形成開口32を覆うようにポリシリコ
ン層すなわち多結晶半導体層をCVD法等によって全面
的に形成する。そして、このポリシリコン層に全面的に
第2導電型例えばn型の不純物As+ をイオン注入す
る。次に、これを所要の例えばRIEによるパターンエ
ッチングを行って図2Bに示すように、所要のパターン
のエミッタ電極33を形成する。
接的に真性ベース領域27sに接するように、かつ少く
ともエミッタ領域形成開口32を覆うようにポリシリコ
ン層すなわち多結晶半導体層をCVD法等によって全面
的に形成する。そして、このポリシリコン層に全面的に
第2導電型例えばn型の不純物As+ をイオン注入す
る。次に、これを所要の例えばRIEによるパターンエ
ッチングを行って図2Bに示すように、所要のパターン
のエミッタ電極33を形成する。
【0032】図3Aに示すように、さらに例えばSiO
2 による厚さ100nmの層間絶縁層41をCVD法等
によって全面的に形成する。
2 による厚さ100nmの層間絶縁層41をCVD法等
によって全面的に形成する。
【0033】図3Bに示すように、この層間絶縁層33
上に図示しないが例えばMOS形成領域部分上で抵抗素
子または薄膜トランジスタ等を構成する他のポリシリコ
ンすなわち多結晶半導体層を全面的に形成し,これをフ
ォトリソグラフィによる例えばRIEによって選択的に
それぞれ所要のパターンとしたいわばダミーの多結晶半
導体層34を形成する。
上に図示しないが例えばMOS形成領域部分上で抵抗素
子または薄膜トランジスタ等を構成する他のポリシリコ
ンすなわち多結晶半導体層を全面的に形成し,これをフ
ォトリソグラフィによる例えばRIEによって選択的に
それぞれ所要のパターンとしたいわばダミーの多結晶半
導体層34を形成する。
【0034】この多結晶半導体層34は、少くともエミ
ッタ領域形成開口32上を覆ってすなわちエミッタ電極
33と重なる位置に形成する。
ッタ領域形成開口32上を覆ってすなわちエミッタ電極
33と重なる位置に形成する。
【0035】さらに、これの上に層間絶縁層41とし
て、例えば厚さ300nmのBPSG(りんシリケート
ガラス)を例えばCVDによって形成する。
て、例えば厚さ300nmのBPSG(りんシリケート
ガラス)を例えばCVDによって形成する。
【0036】そして、図4Aに示すように各エミッタ電
極33、コレクタ取り出し領域28、ソース/ドレイン
領域30上を外部に露呈する各金属電極配線層をオーミ
ックに被着するに供する開口36W1 ,36W2 ,36
W3 を同工程をもって同時に例えばフォトリソグラフィ
によるRIEによって形成する。
極33、コレクタ取り出し領域28、ソース/ドレイン
領域30上を外部に露呈する各金属電極配線層をオーミ
ックに被着するに供する開口36W1 ,36W2 ,36
W3 を同工程をもって同時に例えばフォトリソグラフィ
によるRIEによって形成する。
【0037】この場合、各開口36W1 ,36W2 ,3
6W3 の各穿設部において、その積層材料層の構成及び
厚さが相違するものであるが、本発明においては上述の
ダミーとしての他の多結晶半導体層34を設けることに
よって、全開口が同時に丁度それぞれ目的とするエミッ
タ電極33、コレクタ取り出し領域26、ソース/ドレ
イン領域30に過不足なく達することのできる深さに形
成することができる。
6W3 の各穿設部において、その積層材料層の構成及び
厚さが相違するものであるが、本発明においては上述の
ダミーとしての他の多結晶半導体層34を設けることに
よって、全開口が同時に丁度それぞれ目的とするエミッ
タ電極33、コレクタ取り出し領域26、ソース/ドレ
イン領域30に過不足なく達することのできる深さに形
成することができる。
【0038】ここで、多結晶半導体層34として用いる
半導体層は、他の回路素子例えばMOSにおける上述し
た抵抗素子あるいはTFT形成の多結晶半導体層の形成
においてこれと同一の多結晶半導体層を選定して形成す
るものであり、このようにすることによって上述したよ
うに、各エミッタ電極33、コレクタ取り出し領域2
6、ソース/ドレイン領域30において過不足なくこれ
らの表面が丁度外部に露出する各深さに開口36W1 ,
36W2 及び36W3 を選定することができる。
半導体層は、他の回路素子例えばMOSにおける上述し
た抵抗素子あるいはTFT形成の多結晶半導体層の形成
においてこれと同一の多結晶半導体層を選定して形成す
るものであり、このようにすることによって上述したよ
うに、各エミッタ電極33、コレクタ取り出し領域2
6、ソース/ドレイン領域30において過不足なくこれ
らの表面が丁度外部に露出する各深さに開口36W1 ,
36W2 及び36W3 を選定することができる。
【0039】そして、実際上、この種の装置において
は、多数の多結晶半導体層が用いられることから、この
いわばダミーとして用いる多結晶半導体層34の選定の
自由度は高い。
は、多数の多結晶半導体層が用いられることから、この
いわばダミーとして用いる多結晶半導体層34の選定の
自由度は高い。
【0040】尚、実際上例えばRIEによってこれら開
口36W1 ,36W2 ,36W3 を形成する場合、例え
ば図4Aに示す例において各開口36W2 及び36W3
の形成部においてはSiO2 層の各層間絶縁層及び表面
絶縁層の積層によるほぼ単一材料層によって構成される
に比し、開口36W1 の形成部においては多結晶半導体
層34が介存された構成を採り、この各開口の形成にお
けるRIEでSiとSiO2 とのエッチングの選択性は
例えば5〜20:1を有することから開口36W1 上に
おいて層間絶縁層31及び41のみが存在したとして
も、多結晶半導体層34においてはそのエッチングが比
較的遅いことからこれが差程厚くなくても充分開口36
W1 の深さを、エミッタ電極33を表面に露出させ、し
かもこれをほとんど除去することのない過不足のない深
さに選定することができる。
口36W1 ,36W2 ,36W3 を形成する場合、例え
ば図4Aに示す例において各開口36W2 及び36W3
の形成部においてはSiO2 層の各層間絶縁層及び表面
絶縁層の積層によるほぼ単一材料層によって構成される
に比し、開口36W1 の形成部においては多結晶半導体
層34が介存された構成を採り、この各開口の形成にお
けるRIEでSiとSiO2 とのエッチングの選択性は
例えば5〜20:1を有することから開口36W1 上に
おいて層間絶縁層31及び41のみが存在したとして
も、多結晶半導体層34においてはそのエッチングが比
較的遅いことからこれが差程厚くなくても充分開口36
W1 の深さを、エミッタ電極33を表面に露出させ、し
かもこれをほとんど除去することのない過不足のない深
さに選定することができる。
【0041】次に、図4Bに示すように、アニール処理
すなわち熱処理を行ってPBSGによる層間絶縁層41
の、各開口36W1 ,36W2 、36W3 等の肩部をな
だらかに丸味を帯び形状に軟化ないしは溶融を行い、そ
の後、図示しないが、例えばバリアメタルを介して、S
iを含むAl金属層等の全面蒸着、パターニングを行っ
てそれぞれエミッタの金属電極配線層、コレクタ取り出
し電極となる金属電極配線層、さらにソース/ドレイン
領域に対する他との接続ないしは電極となる金属電極配
線層37,38,39を形成する。この場合、予め層間
絶縁層41の肩部をなだらかにしたことによって各金属
電極配線層37,38,39の段切れ等の発生を回避で
き、さらに各開口36W1 ,36W2 、36W3 を通じ
てエミッタ電極33、コレクタ取り出し領域26、ソー
ス/ドレイン領域30に対するカバレジを良好に行うこ
とができる。
すなわち熱処理を行ってPBSGによる層間絶縁層41
の、各開口36W1 ,36W2 、36W3 等の肩部をな
だらかに丸味を帯び形状に軟化ないしは溶融を行い、そ
の後、図示しないが、例えばバリアメタルを介して、S
iを含むAl金属層等の全面蒸着、パターニングを行っ
てそれぞれエミッタの金属電極配線層、コレクタ取り出
し電極となる金属電極配線層、さらにソース/ドレイン
領域に対する他との接続ないしは電極となる金属電極配
線層37,38,39を形成する。この場合、予め層間
絶縁層41の肩部をなだらかにしたことによって各金属
電極配線層37,38,39の段切れ等の発生を回避で
き、さらに各開口36W1 ,36W2 、36W3 を通じ
てエミッタ電極33、コレクタ取り出し領域26、ソー
ス/ドレイン領域30に対するカバレジを良好に行うこ
とができる。
【0042】そして、上述したPBSGによる層間絶縁
層41に対するアニールに際して、あるいは他の工程で
の他の熱処理においてエミッタ電極中の不純物を真性ベ
ース領域26s上に拡散してエミッタ領域40を形成す
る。
層41に対するアニールに際して、あるいは他の工程で
の他の熱処理においてエミッタ電極中の不純物を真性ベ
ース領域26s上に拡散してエミッタ領域40を形成す
る。
【0043】その後、図5に示すように、全面的に所要
の絶縁層のオーバーコート膜例えばSiN膜によるオー
バーコート膜61を例えば800nmの厚さにプラズマ
CVD等によって形成する。
の絶縁層のオーバーコート膜例えばSiN膜によるオー
バーコート膜61を例えば800nmの厚さにプラズマ
CVD等によって形成する。
【0044】そして、図示しないが例えば各金属電極配
線層37〜39の外部リードとの接続部等におけるその
パッド部上を開口するフォトリソグラフィによるRIE
エッチング等を行う。
線層37〜39の外部リードとの接続部等におけるその
パッド部上を開口するフォトリソグラフィによるRIE
エッチング等を行う。
【0045】このようにすれば、半導体層23の一部を
コレクタ領域54とし、これの上に真性ベース領域27
sとベース取り出し領域27tとよりなるベース領域2
7と、エミッタ領域40とが形成され、このエミッタ領
域40上にエミッタ電極33が自己整合的に形成された
バイポーラトランジスタが他の回路素子と同時に形成さ
れる。
コレクタ領域54とし、これの上に真性ベース領域27
sとベース取り出し領域27tとよりなるベース領域2
7と、エミッタ領域40とが形成され、このエミッタ領
域40上にエミッタ電極33が自己整合的に形成された
バイポーラトランジスタが他の回路素子と同時に形成さ
れる。
【0046】尚、上述した本発明製法は、そのバイポー
ラトランジスタにおいて、またこれと形成する他の回路
素子との兼ね合いでその詳細なパターン及び形成手順に
おいては種々の変形変更を行うことができる。
ラトランジスタにおいて、またこれと形成する他の回路
素子との兼ね合いでその詳細なパターン及び形成手順に
おいては種々の変形変更を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】上述した本発明方法によれば、エミッタ
電極33上にすなわちこれに対して開口を形成すべき部
分上に、他の多結晶半導体層34を形成し、これを通じ
て開口の形成を行うことから、他の回路素子における開
口の形成とともにエミッタ電極33上に開口36W1 の
形成を行う場合において、オーバーエッチングが生じて
多結晶半導体層よりなるエミッタ電極33を掘り込んだ
り、あるいはこれを貫通するようなオーバーエッチング
を回避できる。
電極33上にすなわちこれに対して開口を形成すべき部
分上に、他の多結晶半導体層34を形成し、これを通じ
て開口の形成を行うことから、他の回路素子における開
口の形成とともにエミッタ電極33上に開口36W1 の
形成を行う場合において、オーバーエッチングが生じて
多結晶半導体層よりなるエミッタ電極33を掘り込んだ
り、あるいはこれを貫通するようなオーバーエッチング
を回避できる。
【0048】そして、この多結晶半導体層34は特別に
設けるものではなくて、他の回路素子の形成例えば他の
MOSにおける抵抗素子に用いる多結晶半導体素子、あ
るいは薄膜トランジスタを形成する多結晶半導体層等に
よって構成するものであるからこれを設けることによる
工程数の増加は回避できる。
設けるものではなくて、他の回路素子の形成例えば他の
MOSにおける抵抗素子に用いる多結晶半導体素子、あ
るいは薄膜トランジスタを形成する多結晶半導体層等に
よって構成するものであるからこれを設けることによる
工程数の増加は回避できる。
【図1】本発明製造方法の一例の一部の工程図である。
【図2】本発明製造方法の一例の一部の工程図である。
【図3】本発明製造方法の一例の一部の工程図である。
【図4】本発明製造方法の一例の一部の工程図である。
【図5】本発明製造方法の一例の一部の工程図である。
【図6】従来の製造方法の工程図である。
24 半導体基板 27 ベース領域 27s 真性ベース領域 33 多結晶半導体層よりなるエミッタ電極 40 エミッタ領域 34 他の多結晶半導体層
Claims (3)
- 【請求項1】 エミッタ領域の直上に多結晶半導体層よ
り成るエミッタ電極が被着されて成るバイポ−ラ・トラ
ンジスタを有する半導体装置の製造方法において、 上記バイポ−ラ・トランジスタの形成領域に、真性ベー
ス領域を形成する工程と、 該真性ベース領域上の絶縁層にエミッタ領域形成開口を
形成する工程と、 該エミッタ領域形成開口上に、多結晶半導体層より成る
エミッタ電極を形成する工程と、 該多結晶半導体層より成るエミッタ電極上に、他の多結
晶半導体層を絶縁層を介して形成する工程と、 該他の多結晶半導体層を貫通して上記多結晶半導体層よ
り成るエミッタ電極に到る深さの開口と、該他の多結晶
半導体層が形成されていない部分上における他の開口と
を同時に形成する工程と、 上記各開口に金属電極配線層を所定のパターンに形成す
る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項2】 上記他の多結晶半導体層が上記バイポ−
ラ・トランジスタの形成領域以外の他の半導体素子形成
部における抵抗素子を形成する多結晶半導体層であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】 上記他の多結晶半導体層が上記バイポ−
ラ・トランジスタの形成領域以外の他の半導体素子形成
部における薄膜トランジスタを形成する多結晶半導体層
であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25164592A JPH06104390A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25164592A JPH06104390A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06104390A true JPH06104390A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17225906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25164592A Pending JPH06104390A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100305672B1 (ko) * | 1999-02-25 | 2001-09-26 | 곽정소 | 바이폴라 트랜지스터가 내장된 반도체 칩 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP25164592A patent/JPH06104390A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100305672B1 (ko) * | 1999-02-25 | 2001-09-26 | 곽정소 | 바이폴라 트랜지스터가 내장된 반도체 칩 |
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