JPH06104008B2 - 施肥・播種装置 - Google Patents

施肥・播種装置

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JPH06104008B2
JPH06104008B2 JP16145088A JP16145088A JPH06104008B2 JP H06104008 B2 JPH06104008 B2 JP H06104008B2 JP 16145088 A JP16145088 A JP 16145088A JP 16145088 A JP16145088 A JP 16145088A JP H06104008 B2 JPH06104008 B2 JP H06104008B2
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JP
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rotary body
fertilizer
groove cutting
grooving
drive shaft
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正一 中村
康也 中尾
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホッパーからの粉粒体を受止め、この受止めた
粉粒体を土中の所定深さに放出する溝切用回転体を備え
ている施肥・播種装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、溝切用回転体は接地フロートの後端より更に後方
で、隣接する苗植付部位の中間に位置していた(例えば
実開昭51−122011号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように接地フロートより更に溝切用回転体を後方に
位置させた場合には、この溝切用回転体と左右に位置す
る既植苗との間には何にも介在せず、溝切用回転体の進
行につれて押し出された泥土が既植苗に向けて進行し、
既植苗を押し倒したり浮苗状態にするといったことがあ
った。
本発明の目的は接地フロートを利用した合理的な溝切用
回転体の配置構成によって、既植苗への影響を抑えるこ
とができるものを提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による特徴構成は、 ホッパーからの粉粒体を受止める受止部が設けてある
溝切用回転体を設ける点と、 両苗植付部位の中間に位置して後方に延出された前記
接地フロートの後方延出端に前方側へ凹入する切欠空間
を形成する点と、 この切欠空間内に溝切用回転体の少なくとも前端部を
位置させるように、溝切用回転体を配設してある点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、溝切用回転体の前端部で押し除けられた泥土は
押し出されて横側方に移動する際に前記切欠空間に面し
た接地フロートの壁面で阻止されるので、切欠空間より
外方に押し出されることがない。
〔発明の効果〕
したがって、溝切用回転体によって押し出された泥土は
既植苗に向かって移動することなく、既植苗に対する押
し倒し或いは浮き苗現象を引き起こすことがない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例の1つである施肥装置を装備した
乗用型田植機について図面に基づいて説明する。
第1図に示すように植付ミッション(1)の後部で回転
駆動される植付アーム(2)、植付ミッション(1)に
取付けられたガイドレール(3)上をスライド移動する
苗のせ台(4)等によって作業装置としての苗植付装置
が構成され、この苗植付装置が四連リンク機構(5)を
介して昇降自在に走行機体(図外)に連結されている。
前記苗植付装置は農用粉粒体散布装置としての施肥装置
を備えており、この施肥装置は同図に示すように肥料貯
留ホッパー(7)、ホッパー(7)内の肥料を間欠的に
繰出す繰出しローラ(8)を内装した繰出し機構(9)
等から構成されている。前記繰出し機構(9)及び繰出
しロール(8)について詳述すると、第3図に示すよう
に繰出し機構(9)の機体左右方向に断面六角形状の駆
動軸(10)を回動自在に横架すると共に、この駆動軸
(10)に繰出しロール(8)を取付けている。さらに、
植付アーム(2)を上下繰返し駆動するリンク機構(1
1)と駆動軸(10)のアーム(12)とに亘り連係ロッド
(13)が架設されており、植付アーム(2)の植付作動
に連動して駆動軸(10)及び繰出しロール(8)が横軸
芯周りに往復繰出し駆動されて、繰出しロール(8)の
外周に設けられた凹部(8a)に入り込む肥料がブラシ
(14)で掻き取られるようにして両側に交互に繰出され
て行くのである。
前記繰出しロール(8)を収納する繰出しケース(6)
には前後一対のロート部(17A),(17B)が形成され、
前ロート部(17A)側には流下ホース(18)を介して作
溝器(15)が取付られている。この作溝器(15)は溝切
板(16)とともに接地フロート(19)に一体的に固定さ
れ、田植機の移動に伴って、泥面下所定深さに位置して
肥料投下用溝を形成するとともに、仕切板(20)によっ
て区画された肥料貯留ホッパー(7)の前室より繰出さ
れる肥料を溝内にガイドする。この作溝器(15)は各植
付条毎の側方に対応して設けてあり、肥料投下深さが泥
面下5cm位の浅層施肥を行う作業に適用される。
次に、植付2条当りに対して1条分の肥料を泥面下深く
(15cm)押込む深層施肥を行う場合について説明する。
第3図及び第4図に示すように、前記接地フロート(1
9)の後部二叉分岐空間内に深層施肥を行う溝切用回転
体(22)を位置させるとともに、この溝切用回転体(2
2)に対して前記後ロート部(17B)より流下ホース(1
8)を介して肥料を供給すべく構成してある。
この溝切用回転体(22)は、第3図及び第4図に示すよ
うに、肥料受止め用受止部(23a)を外周面に形成した
樹脂製回転体本体(23)と、この回転体本体(23)に両
側面より一体的にビス固定された金属製側壁(24),
(24)と、前記金属製側壁(24),(24)の一方に一体
回転する状態に固着されている回転駆動軸(25)と、こ
の回転駆動軸(25)に対して外嵌されるとともに固定状
態にあるカム部材(26)と、前記回転体本体(23)に対
して円周方向等ピッチで支持されている押出し具(27)
とからなる。前記押出し具(27)は、前記受止部(23
a)に位置して載置された肥料を押出すピストン(28a)
とピストン(28a)を支持して回転体軸心位置のカム部
材(26)に接当するピストンロッド(28b)とからなる
押出し体(28)と、この押出し体(28)をカム部材(2
6)に押付け付勢するスプリング(29)とからなる。
以上の構成から、前記回転駆動軸(25)が回転すると回
転体本体(23)と共に押出し具(27)も一体回転する。
このときに、カム部材(26)は固定されているので、前
記押出し体(28)はカム部材(26)の外周面に沿って移
動し乍ら回転体本体(23)に対してその半径方向に正逆
移動を行う。したがって、前記受止部(23a)が泥面上
に位置して肥料を受け取る場合には押出し体(28)を受
止部(23a)の奥側に引退させるとともに、泥面内の諸
定位置で押出す場合には受止部(23a)の放出開口端よ
り突出する押出し姿勢に切換える。前記左右両側壁(2
4),(24)は前記受止部(23a)より更に外方まで拡張
された大径のもので、前記回転体本体(23)の外周面を
底面とした環状凹入溝(a)を形成し、前記回転体(2
2)の回転移送のうちで受止部(23)で肥料を受止め位
置から放出までの略160°位に亘って受止部からの肥料
の漏れ出しを防止する円弧状蓋体(30)を環状凹入溝
(a)内に位置させてある。円弧状蓋体(30)は縦リン
ク(32A)にその上端を固定させて垂下され、固定端と
凹入溝内に位置する先端部とが回転体(22)の昇降を許
容する相対姿勢変更可能なバネ鋼等で形成してある。
次に、溝切用回転体(22)の支持駆動構造について説明
する。第1図及び第2図に示すように、前記溝切用回転
体(22)は4連リンク(32)における縦リンク(32A)
下端に軸支され、苗植付装置に対して昇降自在に取付け
られとともに、縦リンク(32A)内に装備されたチェー
ン伝動機構を介して動力伝達を受ける。一方、この縦リ
ンク(32A)には横向きの伝動軸ケース(33)を中継具
としてロアリンク(32B)後端が相対揺動可能に軸支さ
れ、このロアリンク(32B)の前端は植付アーム(2)
駆動クランク軸(34)に一体回転可能に連らなるクラン
ク駆動軸(35)に枢支されてある。このクランク駆動軸
(35)は支持部材を兼用してあり、ロアリンク(32B)
の上下揺動支点となっている。以上の構成より、駆動ク
ランク軸(34)より供給される動力は、クランク駆動軸
(35)、ロアリンク(32B)内のチェーン伝動機構(3
6)、前記横向き伝動軸ケース(33)、縦リンク(32A)
のチェーン伝動機構(37)を介して前記回転駆動軸(2
5)に伝達され、溝切用回転体(22)を駆動する。尚、
前記カム部材(26)は縦リンク(32A)から延出された
ボスと係合することによって回転駆動軸(25)の回転作
動にもかかわらず、固定状態にある。
次に、前記溝切用回転体(22)の配置について説明す
る。第1図及び第2図に示すように、接地フロート(1
9)の後端には前方に凹入する切欠部が形成され、この
切欠空間内にその前端を臨ませる状態で溝切用回転体
(22)が配設されている。したがって、る溝切用回転体
(22)によって押し除けられた泥土は前記切欠空間内か
ら出ることはないので、既植苗に影響することはない。
又、前記受止部(23a)が粉粒体放出後泥面上に持上る
溝切用回転体(22)の後端は前記切欠部より後方に位置
するので、回転による跳ね上げ泥がフロート上に埋積さ
れることはなく、このフロートが昇降制御等の接地セン
サとなる場合の上下作動に影響を与えることはない。
第5図に示すように、前記流下ホース(18)の下端には
固定フレームに取付固定された粉粒体排出口(38)があ
り、この粉粒体排出口(38)に詰りを検出する感圧式セ
ンサ(39)と加振装置(40)とが設けてある。したがっ
て、詰りセンサ(39)が設定時間以上詰り状態を検出し
たならば、加振装置(40)を作動させて、粉粒体の落下
を促進する構成を採っている。
〔別実施例〕 溝切用回転体(22)全体が前記切欠空間内に位置して
もよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る施肥・播種装置の実施例を示し、第
1図は全体縦断側面図、第2図は駆動系統を示す平面
図、第3図は溝切用回転体を示す縦断側面図、第4図は
受止部の縦断正面図、第5図は流下ホース下端構造を示
す縦断側面図である。 (7)……ホッパー、(19)……接地フロート、(22)
……溝切用回転体、(23a)……受止部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパー(7)からの粉粒体を受止める受
    止部(23a)が設けてある溝切用回転体(22)を設ける
    とともに、両苗植付部位の中間に位置して後方に延出さ
    れた前記接地フロート(19)の後方延出端に前方側へ凹
    入する切欠空間を形成し、この切欠空間内に溝切用回転
    体(22)の少なくとも前端部を位置させるように溝切用
    回転体(22)を配設してある施肥・播種装置。
JP16145088A 1988-06-28 1988-06-28 施肥・播種装置 Expired - Lifetime JPH06104008B2 (ja)

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JPH029310A JPH029310A (ja) 1990-01-12
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JPH029310A (ja) 1990-01-12

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