JPH06103914B2 - 電話回線を用いた診察等の順番の予約及び呼出方法並びにその予約及び呼出装置 - Google Patents

電話回線を用いた診察等の順番の予約及び呼出方法並びにその予約及び呼出装置

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JPH06103914B2
JPH06103914B2 JP28461492A JP28461492A JPH06103914B2 JP H06103914 B2 JPH06103914 B2 JP H06103914B2 JP 28461492 A JP28461492 A JP 28461492A JP 28461492 A JP28461492 A JP 28461492A JP H06103914 B2 JPH06103914 B2 JP H06103914B2
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康雄 桜井
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ダイシンフレーム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、病院内等に設
置された電話機に電話をかけることによって、該電話を
かけた患者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順番
の予約が行えるだけでなく、予約当日等に於いて、前記
順番の予約を行った患者等毎等が具備する呼出器の夫々
に異なる識別電磁波を送信することにより、前記所定の
呼出器を順次発しさせて診察等の順番の呼出を円滑に行
うことが出来る電話回線を用いた診察等の順番の予約及
び呼出方法並びにその予約及び呼出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等に於いて、診察等の予約を
行う場合には、外線電話機を介して直接病院等に電話を
かけるか、又は病院等に直接出向いて外来受付等の担当
者に予約を取り付けた後、該病院等内の待合室等で予約
した時間に呼出があるまで待機するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様に、外線電話機を介して病院等に直接電話をかける
か、又は直接病院等に直接出向いて外来受付等の担当者
に予約を取り付ける場合には下記の様な問題点があっ
た。
【0004】即ち、上記の如く診察等の予約を行った場
合に於いて、病院等に直接電話をかける場合でも、又直
接病院等に出向く場合の何れであっても、病院等側には
予約を行う患者等に対応する予約の担当者等が必要であ
るばかりか、大規模な総合病院等に於いては予約担当者
の多人数制は避けられないこととなるばかりか、病院等
の規模を問わず、看護婦等の直接人員の不足が深刻な社
会問題にまで至っている昨今、言わば間接人員に近い予
約担当者等を多人数起用するのは病院等の経営にも非常
に大きな負担となる。
【0005】更に、予約を行う患者等に至っても、各種
の最新医療設備が整った大規模な総合病院等に診察等を
行ってもらう方が大きな安心感が得られるとの理由によ
り、前記大規模な総合病院等に集中する傾向がある。
【0006】従って、上記の様な大規模な総合病院等の
外来受付等の担当者に診察等の予約を取り付けた場合で
あっても、内科、外科等の多くの専門科からの各種情報
等が前記外来受付時に必ずしもリアルタイムに届いてい
るとは限らず、結局は予約当日等に於いて予約をした時
間が大幅に遅れることとなり、診察時間等を予約した患
者等に多大な迷惑をかけてしまうこともある。
【0007】又、仮に予約した時間通りに呼出された場
合であっても、上記の様な大規模な総合病院等の待合室
等は非常に多くの患者等が診察等の順番を待っているこ
とから、該患者等同士の話声や、又各種アナウンス等に
より呼出された患者等が全く気づかないこともあり何ら
かの改善策が要望されていた。
【0008】然して、本発明は、上記の問題を全て解決
するものであり、病院等の規模を問わず、電話機を介し
て患者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順番の予
約を発することによって、前記病院等に配属される診察
等の順番の予約担当者等を最低一人、又は完全に削減す
ることが出来るだけでなく、予約をした時間通りに待合
室等で待機してなる患者等毎の診察等の呼出を、該待合
室等の騒雑な環境に全く影響されることなく確実に行う
ことが出来る極めて優れた電話回線を用いた診察等の順
番の予約及び呼出方法並びにその予約及び呼出装置を提
供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために全く新しい電話回線を用いた診察等の順番
の予約及び呼出方法並びにその予約及び呼出装置を発明
し、以下の手段を講じたものである。
【0010】即ち、本発明は、病院内等の内線及び/又
は外線電話機に接続された順番設定コンピュータによっ
て前記電話機に電話をかけた患者等毎に、該患者等毎の
来院等の日時及び/又は診察等の順番の予約を発し、そ
の後予約当日等に、前記順番の予約を行った患者等毎の
識別データを前記順番設定コンピュータに入力すること
によって前記患者等毎の来院及び/又は診察等の順番の
予約を確認し、その後該予約の患者等毎に異なる識別電
磁波を受信可能で、且つ所定の識別電磁波の受信時のみ
外部告知を発する呼出手段を具備した呼出器を前記患者
等毎に設定して貸付た後、前記順番設定コンピュータに
接続された自動呼出装置によって前記予約した患者等毎
の来院等の日時及び/又は診察等の順番に従って前記患
者等が具備した呼出器の各々に、前記順番設定コンピュ
ータに入力された予約順番毎に異なる識別電磁波を送信
することで、前記所定の呼出器の呼出手段を順次発しさ
せる点にある。
【0011】又、上記電話回線を用いた診察等の順番の
予約及び呼出方法を実施するための装置として本発明
は、病院内等の内線及び/又は外線電話機に接続され、
且つ該電話機を介して患者等毎の来院等の日時及び/又
は診察等の順番の予約を発し、しかも予約当日等に、前
記来院及び/又は診察等の順番の予約を行った患者等毎
の確認を行うべく該患者等毎の識別データの入力によっ
て、該予約の患者等毎に異なる識別電磁波を受信可能
で、且つ所定の識別電磁波の受信時のみに外部告知を発
する呼出手段を具備した呼出器を前記患者等毎に設定す
る順番設定コンピュータと、該順番設定コンピュータに
接続され、且つ前記予約した患者等毎の来院等の日時及
び/又は診察等の順番に従って前記患者等が具備した呼
出器の各々に、予約順番毎に異なる識別電磁波を送信し
て該当する呼出器の呼出手段を順次発しさせる自動呼出
装置とからなる点にある。
【0012】
【作用】上記構成からなる電話回線を用いた診察等の順
番の予約及び呼出装置に於いては、病院内等の内線及び
/又は外線電話機に接続され、且つ該電話機を介して患
者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順番の予約を
発し、しかも予約当日等に、前記来院及び/又は診察等
の順番の予約を行った患者等毎の確認を行うべく該患者
等毎の識別データの入力によって、該予約の患者等毎に
異なる識別電磁波を受信可能で、且つ所定の識別電磁波
の受信時のみに外部告知を発する呼出手段を具備した呼
出器を前記患者等毎に設定する順番設定コンピュータ
と、該順番設定コンピュータに接続され、且つ前記予約
した患者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順番に
従って前記患者等が具備した呼出器の各々に、予約順番
毎に異なる識別電磁波を送信し該当する呼出器の呼出手
段を順次発しさせる自動呼出装置とからなるために、前
記電話機に接続された順番設定コンピュータを介して来
院等の日時及び/又は診察等の順番の予約を行った患者
等は、前記順番設定コンピュータにリアルタイムに送ら
れてくる内科、外科等の多くの専門科からの各種情報等
を介してのより確実で正確な来院等の日時及び/又は診
察等の順番の予約を行うことが出来ると共に、前記順番
設定コンピュータに接続された自動呼出装置並びに前記
患者等毎に配給された呼出器を介して待合室等で待機し
てなる患者等毎の診察等の呼出を、該待合室等の騒雑な
環境に全く影響されることなく予約した時間通りに確実
に行うことが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0014】図1に於いて、1は本発明である電話回線
を用いた診察等の順番の予約及び呼出装置を示す。
【0015】2は各家庭2a毎に設置された電話機を示
し、3は病院等内に設置された受付電話機を示す。
【0016】尚、上記各家庭2a毎に設置された電話機2
と病院等内に設置された受付電話機3とは所定の電話回
線4並びに回線分配器5を介して接続されてなる。
【0017】6は順番設定コンピュータを示し、上記受
付電話機3に接続されてなると共に内部には、該受付電
話機3に電話をかけた診察等の予約患者等(図示せず)
に来院及び/又は診察等の順番の予約等に関する質疑応
答等の項目データを順次発すべく作動する音声発生装置
(図示せず)が内蔵されてなる。
【0018】7は上記順番設定コンピュータ6に接続さ
れ、且つ予約当日等に該病院等に来院した患者等毎の個
別の識別データを入力するためのCRT並びにキーボー
ド等から構成された識別データ入力部8が設けられた自
動呼出装置を示し、前記患者等自らが直接入力するか、
又は病院等の受付担当者が入力する患者等毎の個別の識
別データと前記順番設定コンピュータ6に記憶された予
約時の項目データとを比較して予約した当人かを確認し
た後、該患者等の夫々が予約した時間に合わせて逐次異
なる波長の識別電磁波を発するための送信アンテナ7cを
具備してなる。
【0019】尚、上記自動呼出装置7には、該自動呼出
装置7が具備する送信アンテナ7cを介して発せられる識
別電磁波を受信可能な受信アンテナ9bを有すると共に、
所定の呼出音を発する聴覚音発生装置9bを具備した呼出
器9を来院及び/又は診察等の順番の予約を行った患者
等毎に貸出すべく排出するための貸出装置7a並びに返却
される使用済みの呼出器9を収容するための返却装置7b
が設けられてなり、しかも該呼出器9の貸出並びに返却
状態を管理すると共に、該呼出器9の返却状態の管理デ
ータを常時前記順番設定コンピュータ6にフィードバッ
クする構成からなる。
【0020】10は上記順番設定コンピュータ6並びに自
動呼出装置7の夫々に診察済の患者等毎の各種の情報デ
ータをリアルタイムで入力すべく、例えば、内科、外科
等の各診療室の夫々に所定の接続回線11を介して配設さ
れた複数の端末コンピュータを示す。
【0021】12は上記端末コンピュータ10を介して上記
順番設定コンピュータ6並びに自動呼出装置7の夫々に
リアルタイムで入力される診察済の患者等毎の各種の情
報データを解析することによって送信アンテナ7cから発
せられる識別電磁波の時刻を逐次自動的に調整する発信
時刻調整装置を示し、上記自動呼出装置7内に内蔵され
てなる。
【0022】本実施例に係る電話回線を用いた診察等の
順番の予約及び呼出装置は以上の構成からなるが、次に
係る装置を用いて患者等毎の来院等の日時及び/又は診
察等の順番の予約を発し、且つ予約をした時間通りに待
合室等で待機してなる患者等毎の診察等の呼出を行う場
合について説明する。
【0023】先ず、図1に於いて、各家庭2a毎に設置さ
れた電話機2から病院等内に設置された受付電話機3に
電話をかけると、該受付電話機3には電話をかけた診察
等の予約患者等(図示せず)に来院及び/又は診察等の
順番の予約等に関する質疑応答等の項目データを順次発
する音声発生装置(図示せず)が内蔵された順番設定コ
ンピュータ6が接続され、しかも該順番設定コンピュー
タ6には自動呼出装置7が接続され、且つ該順番設定コ
ンピュータ6並びに自動呼出装置7には、前記端末コン
ピュータ10の夫々から送られてくる内科、外科等の多く
の専門科からの各種の情報データがリアルタイムに送ら
れて瞬時に解析されることから、電話をかけた患者等毎
に、より正確な来院等の日時及び/又は診察等の順番の
予約を発することが出来る。
【0024】その後、予約当日等に於いて、来院した予
約患者等自らが直接か、又は病院等の受付担当者が、上
記順番設定コンピュータ6並びに自動呼出装置7に接続
された識別データ入力部8を介して予約患者等毎の識別
データを入力することにより、該識別データと予め記憶
された予約時の項目データとを比較して予約した当人か
を確認することが出来る。
【0025】尚、上記自動呼出装置7には、該自動呼出
装置7が具備する送信アンテナ7cを介して発せられる識
別電磁波を受信可能な受信アンテナ9bを有すると共に、
所定の呼出音を発する聴覚音発生装置9bを具備した呼出
器9を、来院及び/又は診察等の順番の予約を行った患
者等毎に貸出すべく排出するための貸出装置7aが設けら
れてなることから、確認済の患者等毎に設定され、且つ
夫々異なる識別電磁波を受信可能な呼出器9が該貸出装
置7aから排出されて患者等毎に貸し出されることとな
る。
【0026】次に、前記順番設定コンピュータ6に接続
された自動呼出装置7を介して前記予約した患者等毎の
来院等の日時及び/又は診察等の順番に従って前記患者
等が具備した呼出器9の各々に、前記順番設定コンピュ
ータに入力された予約順番毎に異なる識別電磁波を送信
(矢印A)することで、該呼出器9の各々に具備された
聴覚音発生装置9bを予約の順番に駆動させて所定の呼出
音を発しさせることが出来る。
【0027】従って、順番設定コンピュータを介して来
院等の日時及び/又は診察等の順番の予約を、各家庭2a
内に設置された電話機2を介して行った患者等は、前記
順番設定コンピュータ6にリアルタイムに送られてくる
内科、外科等の多くの専門科からの各種情報データ等を
介してのより正確な来院等の日時及び/又は診察等の順
番の予約を行うことが出来ると共に、前記順番設定コン
ピュータ6に接続された自動呼出装置7並びに前記患者
等毎に貸し出された呼出器9を介して待合室等で待機し
てなる患者等毎の診察等の順番の呼出を、該待合室等の
騒雑な環境に全く影響されることなく予約した時間通り
に確実に行うことが出来るのである。
【0028】尚、上記実施例に於いて、順番設定コンピ
ュータに接続された受付電話機には各家庭毎に設置され
た電話機が、所定の電話回線並びに回線分配器を介して
接続されてなるが、必ずしも各家庭毎に設置された電話
機でなくてもよく、病院内等に配設された内線電話機が
接続されたもの、更に外線電話機並びに内線電話機が混
在して順番設定コンピュータに接続されていてもよい。
【0029】更に、上記実施例に於いて、順番設定コン
ピュータには、上記受付電話機に電話をかけた診察等の
予約患者等(図示せず)に来院及び/又は診察等の順番
の予約等に関する質疑応答等の項目データを順次発すべ
く作動する音声発生装置(図示せず)が内蔵されてなる
が、該音声発生装置(図示せず)の具体的な機構、機能
等も決して限定されるものでもなく、例えば、外付け機
構や着脱自在な機構を有していてもよい。
【0030】更に、上記順番設定コンピュータに接続さ
れた自動呼出装置には、予約当日等に該病院等に来院し
た患者等毎の個別の識別データを入力するためのCRT
並びにキーボード等から構成された識別データ入力部が
具備された自動呼出装置が設けられてなるが、必ずしも
前記識別データ入力部がCRT並びにキーボード等から
構成されている必要もなく、例えば、順番設定コンピュ
ータに直接設けられていてもよく、該識別データ入力部
の具体的な取付け箇所や機能等も決して限定されない。
【0031】更に、上記自動呼出装置には、患者等毎の
個別の識別データと前記順番設定コンピュータに記憶さ
れた予約時の項目データとを比較して予約した当人かを
確認した後、前記順番設定コンピュータが記憶する患者
等毎の来院及び/又は診察等の順番に沿って、該患者等
の夫々が貸付られた呼出器に逐次異なる波長の識別電磁
波を発するための送信アンテナが具備されてなるが、該
送信アンテナが順番設定コンピュータに設けられていて
もよく、更に該送信アンテナから送信される識別電磁波
の種類も振幅変調波、周波数変調波でもよく、短波、中
波、マイクロ波、赤外線等の何れであってもよいのは言
うまでもない。
【0032】更に、上記自動呼出装置には、該自動呼出
装置が具備する送信アンテナを介して発せられる識別電
磁波を受信可能な受信アンテナを有すると共に、所定の
呼出音を発する聴覚音発生装置を具備した呼出器を、来
院及び/又は診察等の順番の予約を行った患者等毎に貸
し出すべく排出するための貸出装置並びに返却される使
用済みの呼出器を収容するための返却装置が設けられて
なるが、貸出装置並びに返却装置の有無も、必ずしも本
発明に於ける必須の要件ではなく、要は所定の呼出手段
を具備すると共に、前記自動呼出装置の送信アンテナを
介して発せられる逐次異なる波長の識別電磁波を個々に
受信可能で、且つ所定の識別電磁波の受信時のみに外部
告知を行うことが出来る呼出器が前記自動呼出装置と常
時連動していればよい。
【0033】更に、上記実施例に於いて、順番設定コン
ピュータ並びに自動呼出装置の夫々には、診察済の患者
等毎の各種の情報データをリアルタイムで入力するため
の複数の端末コンピュータが所定の接続回線を介して接
続されてなるが、該端末コンピュータが上記順番設定コ
ンピュータ及び自動呼出装置の何れかと無線装置(図示
せず)を介して各種の情報データをリアルタイムで交換
する構成であってもよいのは言うまでもなく、更に端末
コンピュータの有無も必ずしも本発明の必須の要件では
ない。
【0034】又、上記自動呼出装置には、上記端末コン
ピュータを介して上記順番設定コンピュータ並びに該自
動呼出装置の夫々にリアルタイムで入力される診察済の
患者等毎の各種の情報データを解析することによって送
信アンテナから発せられる識別電磁波の時刻を逐次自動
的に調整する発信時刻調整装置が設けられたことによっ
て緊急時や診察時間の超過等に於ける予約患者等の呼出
時刻を自動的に調整してなるが、これも本発明に於ける
必須の要件でないのは言うまでない。
【0035】然して、本発明に於ける順番設定コンピュ
ータ並びに自動呼出装置の具体的な形状、数量、取付け
箇所、構造、機能等、も決して限定されるものではな
く、更にその他を構成する各部材等の具体的な構成も全
て本発明の意図する範囲内で任意に設計変更自在であ
る。
【0036】更に、上記実施例に於いて、本発明に於け
る電話回線を用いた診察等の順番の予約及び呼出装置は
病院等に用いてなるが、必ずしも病院等に限定されるも
のではない。
【0037】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は病院内等の内線及
び/又は外線電話機に接続され、且つ該電話機を介して
患者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順番の予約
を発し、しかも予約当日等に、前記来院及び/又は診察
等の順番の予約を行った患者等毎の確認を行うべく該患
者等毎の識別データの入力によって、該予約の患者等毎
に異なる識別電磁波を受信可能で、且つ所定の識別電磁
波の受信時のみに外部告知を発する呼出手段を具備した
呼出器を前記患者等毎に設定する順番設定コンピュータ
と、該順番設定コンピュータに接続され、且つ前記予約
した患者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順番に
従って前記患者等が具備した呼出器の各々に、予約順番
毎に異なる識別電磁波を送信し該当する呼出器の呼出手
段を順次発しさせる自動呼出装置とからなるために、前
記電話器に接続された順番設定コンピュータを介して来
院等の日時及び/又は診察等の順番の予約を行った患者
等は、前記順番設定コンピュータにリアルタイムに送ら
れてくる内科、外科等の多くの専門科からの各種の情報
データを介してより確実で正確な来院等の日時及び/又
は診察等の順番の予約を行うことが出来ると共に、前記
順番設定コンピュータに接続された自動呼出装置並びに
前記患者等毎に配給された呼出器を介して待合室等で待
機してなる患者等毎の診察等の呼出を予約した時間通り
に確実に行うことが出来る。
【0038】従って、病院等の規模を問わず、電話機を
介して患者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順番
の予約を発することによって、前記病院等に配属される
診察等の順番の予約担当者等を最低一人、又は完全に削
減することが出来るだけでなく、予約をした時間通りに
待合室等で待機してなる患者等毎の診察等の呼出を、該
待合室等の騒雑な環境に全く影響されることなく予約の
時刻通りに確実に行うことが出来るという格別な効果を
有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける電話回線を用いた診察等の順番
の予約及び呼出装置の参考概略図。
【符号の説明】
1…電話回線を用いた診察等の順番の予約及び呼出装置 2…各家庭内に設置された電話機 3…病院等内に設置された受付電話機 6…順番設定コンピュータ 7…自動呼出装置 9…呼出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病院内等の内線及び/又は外線電話機
    (3)に接続された順番設定コンピュータ(6) によって前
    記電話機(3) に電話をかけた患者等毎に、該患者等毎の
    来院等の日時及び/又は診察等の順番の予約を発し、そ
    の後予約当日等に、前記順番の予約を行った患者等毎の
    識別データを前記順番設定コンピュータ(6) に入力する
    ことによって前記患者等毎の来院及び/又は診察等の順
    番の予約を確認し、その後該予約の患者等毎に異なる識
    別電磁波を受信可能で、且つ所定の識別電磁波の受信時
    のみ外部告知を発する呼出手段を具備した呼出器(9) を
    前記患者等毎に設定して貸付た後、前記順番設定コンピ
    ュータ(6) に接続された自動呼出装置(7) によって前記
    予約した患者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順
    番に従って前記患者等が具備した呼出器(9) の各々に、
    前記順番設定コンピュータ(6) に入力された予約順番毎
    に異なる識別電磁波を送信することにより、前記所定の
    呼出器(9) の呼出手段を順次発しさせることを特徴とす
    る電話回線を用いた診察等の順番の予約及び呼出方法。
  2. 【請求項2】 病院内等の内線及び/又は外線電話機
    (3) に接続され、且つ該電話機(3) を介して患者等毎の
    来院等の日時及び/又は診察等の順番の予約を発し、し
    かも予約当日等に、前記来院及び/又は診察等の順番の
    予約を行った患者等毎の確認を行うべく該患者等毎の識
    別データの入力によって、該予約の患者等毎に異なる識
    別電磁波を受信可能で、且つ所定の識別電磁波の受信時
    のみに外部告知を発する呼出手段を具備した呼出器(9)
    を前記患者等毎に設定する順番設定コンピュータ(6)
    と、該順番設定コンピュータ(6) に接続され、且つ前記
    予約した患者等毎の来院等の日時及び/又は診察等の順
    番に従って前記患者等が具備した呼出器(9) の各々に、
    予約順番毎に異なる識別電磁波を送信し該当する呼出器
    (9) の呼出手段を順次発しさせる自動呼出装置(7) とか
    らなることを特徴とする電話回線を用いた診察等の順番
    の予約及び呼出装置。
  3. 【請求項3】 前記順番設定コンピュータ(6) 及び/又
    は自動呼出装置(7) には、複数の端末コンピュータ(10)
    が接続されると共に、該端末コンピュータ(10)を介して
    入力される各種情報データによって前記予約した患者等
    が具備した呼出器(9) の各々に順番毎に送信される識別
    電磁波の発信時刻を早遅自在とする発信時刻調整装置(1
    2)が設けられてなることを特徴とする請求項2記載の電
    話回線を用いた診察等の順番の予約及び呼出装置。
  4. 【請求項4】 前記呼出手段が聴覚音発生装置(9b)であ
    る請求項2又は3記載の電話回線を用いた診察等の順番
    の予約及び呼出装置。
JP28461492A 1992-10-22 1992-10-22 電話回線を用いた診察等の順番の予約及び呼出方法並びにその予約及び呼出装置 Expired - Lifetime JPH06103914B2 (ja)

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JP28461492A JPH06103914B2 (ja) 1992-10-22 1992-10-22 電話回線を用いた診察等の順番の予約及び呼出方法並びにその予約及び呼出装置

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JPH06141094A JPH06141094A (ja) 1994-05-20
JPH06103914B2 true JPH06103914B2 (ja) 1994-12-14

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