JPH06103707A - データ弁別回路 - Google Patents

データ弁別回路

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JPH06103707A
JPH06103707A JP25088792A JP25088792A JPH06103707A JP H06103707 A JPH06103707 A JP H06103707A JP 25088792 A JP25088792 A JP 25088792A JP 25088792 A JP25088792 A JP 25088792A JP H06103707 A JPH06103707 A JP H06103707A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
pulse
data
delay
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP25088792A
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English (en)
Inventor
Yasushi Okano
▲泰▼志 岡野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遅延時間を自動的に調整することにより、精
度の高いデータ弁別窓オフセット機能を備えるデータ弁
別回路を提供する。 【構成】 データ記憶装置に用いる位相同期発振回路の
データ弁別回路において、外部からの制御電圧によりデ
ータパルスを遅延させる遅延回路1と、この遅延回路制
御電圧jを変化させるカウンタ回路5,ラッチ回路6お
よびD/A変換器7と、遅延回路の遅延時間を基準の時
間と等しくなるように設定する手段と、制御電圧を記録
するROM8とを有している。また、LSI化に適して
いるので小型のデータ記憶装置への適用が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ記憶装置に用いら
れる信号弁別回路に関し、特にデータ記憶装置の信頼度
保証試験で行われるデータ弁別位相のオフセットの発生
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク(記録媒体)の読み出し信
号をピーク検出したデータパルスの位相は、隣接ビット
間の干渉や、記録媒体の雑音および電子回路,ヘッドの
雑音の影響により、正規の記録位相よりずれている。ま
た、データパルスの1/0の判定は、データ弁別回路で
行われ、このデータパルスにより励振される位相同期発
振器(PLO)から生成されたデータ弁別窓を基準に行
う。即ち、データパルスがデータ弁別窓の時間内に出現
する場合は“1”、出現しない場合は“0”と判定され
る。そして、データパルスがデータ弁別窓からはずれた
場合は、読み出し誤りが発生する。したがって、磁気デ
ィスク装置においてデータ弁別回路でのデータパルスと
データ弁別窓との位相は、最も余裕のあるタイミングに
設定されている。
【0003】磁気ディスクの読み出しの信頼度を保証す
る試験は、いわば加速試験であり、上記のデータ弁別位
相をオフセットさせ、読み出し誤りが発生しやすい状態
で行われ、この加速条件でのエラーレートを保証する。
【0004】上記加速条件であるデータ弁別回路のオフ
セット量は、多すぎると過剰品質を求めることになり歩
留りの悪化、装置原価の上昇を招き、また、少ないと不
良品質の漏洩を許し製品品質の悪化をもたらす。したが
って、このオフセット量の精度は品質保証の重要な要因
である。
【0005】従来の磁気ディスク装置におけるデータ弁
別回路のオフセット方式は、データパルスまたはデータ
弁別窓を遅延回路により遅延させ、両信号の位相を変え
ていた。また、小型磁気ディスク装置では、実装スペー
スや価格の面から、遅延回路は半導体回路で構成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の磁気ディス
ク装置のデータ弁別回路のオフセットに用いられている
半導体回路の遅延回路は、ばらつきが大きいので調整回
路を必要とする。そして、この調整回路には一般的に可
変抵抗器が用いられるが、可変抵抗器は信頼性が良くな
いうえに自動調整に不向きであり、製品の量産性を妨げ
るという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ弁別回路
は、データ記憶装置に用いる位相同期発振回路のデータ
弁別回路であって、データパルスを入力し外部からの制
御電圧により前記データパルスを遅延させる遅延回路
と、前記データパルスの立ち上りエッジによりセットさ
れるゲートパルスを生成するゲート生成回路と、前記遅
延回路により遅延されるデータパルスと前記ゲート生成
回路の生成するゲートパルスとを入力しセットパルスを
出力するフリップフロップ回路と、前記遅延回路から出
力する遅延したデータパルスを入力しクロック信号に同
期したデータを出力するデータ弁別回路と、クロックパ
ルスを入力しnビットの2進信号を出力するカウンタ回
路と、このカウンタ回路が出力する前記nビットの2進
信号を2のn乗段階の直流電圧に変換するD/A変換器
と、前記カウンタ回路が出力する前記nビットの2進信
号を記憶する記憶回路とを備えている。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、図2〜図4は図1の回路の各信号波形を示す図
である。図1において、本発明のデータ弁別回路は磁気
ディスクの読み出し信号をピーク検出したデータパルス
aを入力し、遅延時間制御電圧jにより遅延時間を変え
遅延後データパルスbを出力する遅延回路1と、データ
パルスaにより起動し所定時間のパルス幅の信号である
ゲートパルスeを生成するゲート生成回路2と、遅延後
データパルスbをクロック端子入力としゲートパルスe
をデータ端子入力として入力し、セットパルスfを出力
するフリップフロップ回路3と、遅延後データパルスb
とデータ弁別窓dを入力しデータ弁別窓dに同期した同
期後データパルスcとデータ弁別窓dとを出力するスタ
ンダーダーザ回路4と、クロックパルスgを入力し遅延
回路制御パルス1hを出力するカウンタ回路5と、遅延
回路制御パルス1hとセットパルスfとを入力し遅延回
路制御パルス2iを出力するラッチ回路6と、遅延回路
制御パルス2iを入力し遅延回路制御電圧jを出力する
D/A変換器7と、遅延回路制御パルス2jを入力しセ
ットパルスfの入力により遅延回路制御パルス2iを書
き込み、かつROM制御信号kにより遅延回路制御パル
ス2iを出力するROM8とにより構成される。
【0010】次に、本発明のデータ弁別回路の接続につ
いて説明する。遅延回路1はデータパルスaが入力され
D/A変換器7の出力およびスタンダーダイザ回路4の
入力およびフリップフロップ回路3のクロック端子と接
続される。ゲート生成回路2はデータパルスaが入力さ
れフリップフロップ回路3のデータ端子と接続される。
フリップフロップ回路3の出力はラッチ回路6およびR
OM8と接続される。スタンダーダイザ回路4は遅延回
路1の出力およびデータ弁別窓dが入力される。カウン
タ回路5にはクロクパルスgが入力され、その出力群は
それぞれラッチ6を介しD/A変換器7およびROM8
と接続され、そのキャリーlはフリップフロップ回路3
のリセット端子と接続される。
【0011】次に、本発明の動作について説明する。ま
ず、遅延回路制御電圧jについて図2を参照して説明す
る。カウンタ回路5はnビットのカウンタでクロックパ
ルスgを0個から2のn乗個まで計算してnビットの2
進信号からなる遅延回路制御パルス1hとして出力す
る。この遅延回路制御パルス1hはラッチ回路6を介し
D/A変換器7に入力されアナログ信号である遅延回路
制御電圧jに変換される。
【0012】従って、この遅延回路制御電圧jは2のn
乗の分解能を持つこととなる。そして、遅延回路1はこ
の遅延回路制御電圧jにより遅延時間を変えることがで
き、Dのn乗通りの遅延時間を持つ遅延後データパルス
bを出力する。
【0013】ゲート生成回路2はデータパルスaの立ち
上がりでローレベルとなりT1時間のパルス幅を持つ負
のゲートパルスeを出力する。
【0014】カウンタ回路5がカウントアップするたび
にカウンタ回路5からラッチ回路6およびD/A変換器
を介して出力された遅延回路制御電圧jは、図3のjに
示すように電圧を上げ、この遅延回路制御電圧jの電圧
に従って遅延後データパルスbは、図3のbに示すよう
にTd1 〜Tdn と遅延時間は増加していき、フリップ
フロップ回路3にはクロック端子入力として遅延後デー
タパルスb、データ端子入力としてゲートパルスeがそ
れぞれ入力されるために、遅延回路1の遅延時間がTd
n =T1となったとき、フリップフロップ回路3の出力
であるセットパルスfはハイレベルとなりラッチ回路6
はラッチされ、同時にそのときの遅延回路制御パルス2
iがROM8に記録される。カウンタ回路5のキャリー
lはフリップフロップ回路3のリセット端子に接続さ
れ、キャリーlによりフリップフロップ回路3はリセッ
トされる。
【0015】ゲートパルスeは同期後データパルスcが
データ弁別窓dの中心に位置するように遅延回路1の遅
延時間を設定するパルス幅を持つゲートパルスe−Cを
中心に、図4に示すようにアーリー側とレイト側とにそ
れぞれ数種類ずつのパルス幅を設定することができ、1
つのパルス幅を設定しROM8に書き終わると、次のパ
ルス幅のゲートパルスを出力して全てのパルス幅のゲー
トを設定しROM8に書き込む。
【0016】遅延回路1の遅延時間は通常動作時はデー
タ弁別窓dの中心に同期後データパルスcが位置するよ
うに図4に示すゲートパルスe−Cのパルスの幅と等し
い遅延時間に設定されているが、テストモードに入ると
ROM制御信号kの入力により、ROM8に書き込まれ
ていた信号がD/Aコンバータ7に入力され、データ弁
別窓dの中心から同期後データパルスcは遅延回路1に
よってROM8から出力された信号の設定する遅延時間
だけオフセットされる。
【0017】従って、遅延回路1の遅延時間はゲート生
成回路2の出力であるゲートパルスdの精度および遅延
回路制御電圧の分解能で遅延回路1の精度が設定される
ため、本発明のデータ弁別回路のオフセットに用いられ
る遅延回路は高制度化が可能となり、かつ遅延回路の自
動調整が可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、遅延後デ
ータパルスの遅延時間をゲートパルスdにより設定で
き、かつゲートパルスdの精度で遅延時間を変えられる
ため、集積回路内に組み込まれた精度の悪い遅延回路を
用いてもよくデータ弁別回路のデータ弁別窓オフセット
量を設定できるという効果を有する。また、遅延回路の
高精度変が可能になり、かつ作業は自動的に行えるので
量産性も優れている。さらに、LSI下に適しているの
で小型のデータ記憶装置への適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の主要部の信号波形を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】図1の主要部の信号波形を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】図1の主要部の信号波形を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 遅延回路 2 ゲート生成回路 3 フリップフロップ回路 4 スタンダーダイザ回路 5 カウンタ回路 6 ラッチ回路 7 D/A変換器 8 ROM a データパルス b 遅延後データパルス c 同期後データパルス d データ弁別窓 e ゲートパルス f セットパルス g クロックパルス h 遅延回路制御パルス1 i 遅延回路制御パルス2 j 遅延回路制御電圧 k ROM制御信号 l キャリー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記憶装置に用いる位相同期発振回
    路のデータ弁別回路であって、データパルスを入力し外
    部からの制御電圧により前記データパルスを遅延させる
    遅延回路と、前記データパルスの立ち上りエッジにより
    セットされるゲートパルスを生成するゲート生成回路
    と、前記遅延回路により遅延されるデータパルスと前記
    ゲート生成回路の生成するゲートパルスとを入力しセッ
    トパルスを出力するフリップフロップ回路と、前記遅延
    回路から出力する遅延したデータパルスを入力しクロッ
    ク信号に同期したデータを出力するデータ弁別回路と、
    クロックパルスを入力しnビットの2進信号を出力する
    カウンタ回路と、このカウンタ回路が出力する前記nビ
    ットの2進信号を2のn乗段階の直流電圧に変換するD
    /A変換器と、前記カウンタ回路が出力する前記nビッ
    トの2進信号を記憶する記憶回路とを備えることを特徴
    とするデータ弁別回路。
JP25088792A 1992-09-21 1992-09-21 データ弁別回路 Pending JPH06103707A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990323