JPH05109006A - コンピユータデータテープ駆動機構のための書込回路、パルス回路および書込等化パルスを調整するための方法 - Google Patents

コンピユータデータテープ駆動機構のための書込回路、パルス回路および書込等化パルスを調整するための方法

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JPH05109006A
JPH05109006A JP4073939A JP7393992A JPH05109006A JP H05109006 A JPH05109006 A JP H05109006A JP 4073939 A JP4073939 A JP 4073939A JP 7393992 A JP7393992 A JP 7393992A JP H05109006 A JPH05109006 A JP H05109006A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】2進データ信号を生み出すデータエンコーダを
含む書込等化回路を得る。 【構成】2進データ信号における予め定められた0のた
めの等化パルスの初期端縁を表す開始信号を発生するた
めの等化タイミング発生器13および集積回路で実現化
された論理ゲート19を有し、かつ開始信号および制御
語に応答して実質的に一定の幅の等化パルスを与える複
数段階遅延回路15であって、遅延のために使用される
段階の数は制御語によって決定される。複数段階遅延回
路15と同一の集積回路で実現化される論理回路構成
は、複数段階遅延回路15の論理ゲートの伝搬遅延特性
における変化を検出し、論理回路構成に応答するプロセ
ッサは等化パルスの幅を実質的に一定に維持するように
制御語を調整する。テープ駆動機構で書込等化パルスを
調整して読取信号における所望の抑圧を達成するための
方法もまた開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は一般にコンピュータデータテ
ープ駆動機構に向けられ、より特定的にコンピュータデ
ータテープ駆動機構のための調整可能な書込等化に向け
られる。
【0002】コンピュータデータテープ駆動機構は「二
次」記憶装置のためのコンピュータ環境で長年にわたっ
て利用され、これによって磁気ディスクシステムのよう
な「一次」データ記憶装置上のコンピュータデータは定
期的にバックアップまたは移送されることが可能であっ
た。
【0003】より高いデータ密度を絶え間なく求めて、
様々なコーディング技術、記録技術および書込技術が何
年にもわたって開発されてきた。かかる開発はNRZI
(非ゼロ復帰1につき逆転)記録方式のための書込等化
を含むものであった。NRZI記録方式に従って、2進
の1は磁化反転を引起こす書込電流レベルの遷移に従っ
てテープに書込まれる一方で、2進の0は書込電流レベ
ルに遷移がないことによって「書込まれる」。NRZI
の前提はデータビットが物理的にかつ間にあってテープ
上の等しく距離をおいた間隔で書込まれることになって
いることである。
【0004】周知のように、NRZI記録方式は連続し
て発生し得る0の数を制限するラン長制限(RLL)コ
ーディングで典型的に実現化される。ラン長制限コーデ
ィングは一般的にRLL(d、k)コーディングと示さ
れ、kは許容される連続0の最大数を表し、かつdは1
の間の0の最小数を表し、0の値を有することが可能で
ある。したがって、相対的にdより大きいkの値を有す
るRLLコードは遷移空間比率(つまり遷移間の最短と
最長の空間の間の比率)を大きくする。周知のように、
相対的に大きい遷移比率は特に読取回路構成にとって様
々な問題を生み出し、その問題の中にはたとえば低周波
数磁束の高い値による磁気抵抗性読取エレメントの飽和
が含まれる。
【0005】前述の問題の解決への重要なアプローチ
は、0のストリングが発生している間に書込電流に等化
パルスを付加することであり、これは「高直線状密度磁
気記録における書込等化(Write equalization inhigh-
linear-density magnetic recording)」、シュナイダ
ー(Schneider )、IBM J.RES.DEVELOP. 、第29巻、
No.6、1985年11月、563頁−568頁、
「汎用(d、k)コードのための書込等化(WRITE EQUA
LIZATION FOR GENERALIZED (d,k) CODES)」、シュナイ
ダー、IEEEトランザクション・オン・マグネティク
ス(IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS)、第24巻、N
o.6、2533頁−2535頁、1988年、および
ザ・クォータ−インチ・カートリッジ・ドライブ・スタ
ンダーズ・インコーポレイテッド(the Quarter-Inch C
artridge Drive Standards,Inc. )のシリアル・レコー
ディド・マグネティク・テープ・カートリッジ・フォア
・インフォメーション・インタチェンジ(SERIAL RECORD
ED MAGNETIC TAPE CARTRIDGE FOR INFORMATION INTERCH
ANGE)に対するQIC−1350開発基準(the QIC-13
50 Development Standard )で説明されているとおりで
ある。
【0006】QIC−1350開発基準は1に続く最初
の0以外のすべての0について、書込等化パルスが挿入
されることを明記する。等化パルスの幅twは最小公称
遷移期間tc の1/6(±5%)であるとことが明記さ
れ、遷移期間は最大記録密度での2つの隣接する磁束遷
移の間の時間(つまり利用される特定のRLLコーディ
ングによって許容される磁束遷移の間の最小時間)であ
る。QIC−1350開発基準はRLL(1、7)コー
ディングを利用し、それゆえに等化パルスの幅は公称ビ
ット間隔の1/3である、なぜなら磁束遷移の間の最小
時間は2ビット間隔を含むからである。特定的に、等化
パルス幅は35.8ナノ秒である。
【0007】典型的に、書込等化パルスは書込電流に明
記された幅のパルスを挿入することによって生み出され
てきた。しかしながら、不適当な書込電流またはヘッド
フィールド立上り時間による非線形歪み、先行の遷移、
空間損失および書込ヘッド、書込電流およびテープ変動
のような他のファクタからの脱磁化フィールド効果の結
果として、テープ上に記録される等化パルスは明記され
たパルス幅より実際に狭く、かつ書込等化仕様によって
明記されたテープ上に記録された低周波数成分の抑制は
達成されていない。不十分に抑制された低周波数成分を
有するテープは読取不能であるかもしれない、なぜなら
読取ヘッドの有効解像度が不十分であるからである。
【0008】書込等化パルスを生み出すための回路構成
は、集積回路で一般に実現化され、かつ狭い等化パルス
幅の正確さに影響を及ぼすファクタは処理変数と同様に
電圧および温度効果を含む。これらのファクタの結果と
して、特定の回路によって生み出された等化パルス幅は
等化パルス幅に対して明記された許容限界を容易に越え
ることが可能である。
【0009】
【発明の概要】したがって、所望の抑圧を有する書込等
化パルスを記録するように制御されるコンピュータデー
タテープ駆動機構書込等化回路を提供することは有利で
あろう。
【0010】他の利点は集積回路で実現化され、かつ集
積回路処理変数とともに電圧および温度効果を補償する
コンピュータデータテープ駆動機構書込等化回路を提供
することであろう。
【0011】前述のおよび他の利点は書込等化回路にお
けるこの発明によって提供され、この回路は1はビット
間隔の開始での遷移によって表され、かつ0はビット間
隔の開始において遷移がないことによって表される2進
データ信号を生み出すためのデータエンコーダ、2進デ
ータ信号における予め定められた0のための等化パルス
の初期端縁を表す開始信号を発生するための等化タイミ
ング発生器および集積回路で実現化された論理ゲートを
有し、かつ開始信号および制御語に応答して実質的に一
定の幅の等化パルスを与えるための複数段階遅延回路を
含み、遅延のために使用される段階の数は制御語によっ
て決定される。複数段階遅延回路と同一の集積回路で実
現化される論理回路構成は、複数段階遅延回路の論理ゲ
ートの伝搬遅延特性における変化を検出し、かつ論理回
路構成に応答するプロセッサは等化パルスの幅を実質的
に一定に維持するように制御語を調整する。
【0012】この発明のさらなる局面はテープ駆動機構
において書込等化パルスを調整するための方法に向けら
れ、テープ駆動機構は(i)論理ゲートを含む可変遅延
回路を有する等化パルス発生回路、(ii)読取増幅器
および(iii)読取回路タイムドメインフィルタを含
む。この方法は(a)予め定められたレベルでタイムド
メインフィルタのしきい値を設定するステップと、
(b)等化パルスなしで連続した0によって分離された
1を含む予め定められたRLLテストパターンを書込む
ステップと、(c)記録されたテストパターンを読取り
かつタイムドメインフィルタが記録された1の予め定め
られたパーセンテージを検出するであろう最小増幅器利
得レベルよりわずかに低いレベルにまで読取増幅器の利
得を低減するステップとを含み、かかるパーセンテージ
は100%より少なく、さらに(d)予め定められたパ
ルス幅を有する等化パルスを有する予め定められたRL
Lテストパターンを書込むステップと、(e)タイムド
メインフィルタのしきい値を予め定められた量低減する
ステップと、さらに(f)記録された1の予め定められ
たパーセンテージの検出を引起こす最小パルス幅よりわ
ずかに大きい基準幅まで等化パルスのパルス幅を増加さ
せるステップとを含む。
【0013】開示された発明の利点および特徴は図面に
関連して読まれる以下の詳細な説明から当業者によって
容易に理解されるであろう。
【0014】
【開示の詳細な説明】以下の詳細な説明および図面の数
個の図において、類似のエレメントは類似の参照番号で
示される。
【0015】ここで図1を参照して、図1にはビット間
隔の始まりでの遷移が1を表し、かつビットセルの始ま
りに遷移がないことが0を表す2レベル信号RLLDA
Tを与えるために利用されるRLLコードに従ってテー
プに書込まれるべきデータをNRZIデータにコード化
するデータエンコーダ11を含む書込パルス等化回路が
説明される。図2の上部の波形は使用されているコード
のための有効なデータパターン01000010の例の
ためのデータエンコーダ11のRLLDAT出力を表
す。
【0016】等化パルスタイミング回路13は公称等化
パルスを含む2レベル信号EQNを与え、このパルスは
実現化されている特定の等化仕様に従ってRLLDAT
出力に対して時間決めされる。たとえば、QIC−13
50開発基準については、等化パルスは1に続く最初の
0というよりはむしろ各0に与えられ、パルスは関連の
0のビット間隔に中心をおかれた状態で、かつtc /3
の公称幅を有し、ここで、tc はビット間隔または期間
である。図2の下部の波形は図2の上部で波形によって
表されたRLLDAT出力によって表される例のデータ
パターン01000010に対する等化パルスタイミン
グ回路13のEQN出力を表す。
【0017】データエンコーダ11および等化タイミン
グ回路13は水晶発振器クロックソース14のMCLK
クロック出力によって一般にクロック動作される。例示
的な例によって、MCLKクロック信号は、その各々が
MCLK信号の3つの期間によって規定される等化パル
スおよびビット間隔の間の同期を与える等化パルスt c
/3の公称幅に等しいクロック期間を有する。したがっ
て、RLLDAT信号の各データ遷移および公称等化信
号EQNの遷移はクロック端縁によって規定されるであ
ろう。ここでさらに論じられるように、RLLDAT信
号と結合される等化パルスの後縁は等化の所望のレベル
を達成するように伸張または拡張されることが可能であ
る。
【0018】等化タイミング回路のEQN信号出力は複
数段階遅延回路15に与えられ、その出力EQN´はE
QN信号の遅延バージョンである。例示的な例によっ
て、複数段階遅延回路15は可変遅延ツリーを含む。遅
延信号EQN´を生み出すために利用される遅延段階の
数は、制御レジスタ17の中の制御語CWによって決定
される。
【0019】複数段階遅延回路15はツリーを介する総
遅延が以下のようになるように集積回路の中の論理ゲー
トから組まれる:
【0020】
【数1】
【0021】この式においてdn は遅延経路の中にゲー
トで制御される各々の付加ゲートnによって加えられる
遅延である。すべてのそれぞれの遅延dn はほぼ等しく
なるように実現化されることが可能であり、各基本遅延
n は以下の方程式によって表すことが可能である: dn =dn(nom)・K (方程式2) この式においてdn(nom)は公称プロセス、温度および電
圧下での各遅延ゲートの遅延であり、かつKはプロセ
ス、電圧および温度の実際の現在の状況下での同一の集
積回路内でのすべてのゲートに対する遅延における比例
変化を表すファクタである。総遅延はしたがって以下の
ように表され得る:
【0022】
【数2】
【0023】等化タイミング回路のEQN信号出力はさ
らに、遅延バージョン後EQN´を入力としてまた受信
するOR回路19に与えられる。OR回路19の出力E
QPは等化パルスを含み、その長さは制御レジスタ17
の中の制御語CWの値によって決定されるように、複数
段階遅延回路によって与えられる遅延によって制御され
る。特に、それぞれの前縁に対する後縁のタイミングは
制御語CWに従う複数段階遅延回路15によって制御さ
れる。
【0024】OR回路19のEQP出力は排他的OR回
路21への1つの入力として与えられる。排他的OR回
路21への他の入力は、その入力がデータエンコーダ1
1からのRLLDAT信号である同期遅延回路22の出
力RLLDAT´によって与えられる。同期遅延回路2
2は遅延バージョンRLLDAT´が使用されている特
定の等化標準に従ってEQP等化パルスと適当に同期化
されるようにRLLDAT信号を適当に遅らせる機能を
果たす。たとえば、QIC−1350開発スタンダード
ついて、第1の等化パルスの前縁は先行する1の遷移の
後の1.5tc で始まり、任意のその後に続く等化パル
スは最初の等化パルスの開始に続いてt c 間隔で始ま
り、ここでtc はビット間隔である。排他的OR回路2
1のWDAT出力は2レベル信号であり、かつ図2の上
部にある波形によって表されたRLLDAT出力によっ
て表された例のデータパターン01000010のため
の図3の波形によって表される。
【0025】前述において、OR回路19によって与え
られたEQP信号の等化パルスは予め定められた極性で
あり(たとえば、前縁が正方向のところでは正方向)、
かつ排他OR回路21はたまたま連続の0を表すRLL
DAT´の特定のレベルのために適当な極性の等化パル
スを生み出す。したがって、もしRLLDAT´がある
連続の0に対して低ければ、WDATにおける等化パル
スはそれらの0に対して正方向であろう。もしRLLD
AT´がある連続の0に対して高ければ、WDATにお
ける等化パルスはそれらの0に対して負方向(つまり負
方向の前縁)であろう。
【0026】制御レジスタ17の中の制御語の値は較正
回路23によって設定される。特に、較正回路23は電
圧および温度変動によるドリフトを補償する遅延信号E
QN´を生み出すために利用される遅延段階の数を制御
するのでその結果、EQPパルスの幅は書込等化回路の
動作において実質的に一定のままであり、この回路にお
いて所望の定常状態一定パルス幅値はテープ読取ヘッド
27に応答する読取回路25に関連する較正回路によっ
て初期に決定される。
【0027】較正回路23は初期較正モードにおいて基
準制御語CWo を決定する機能を果たし、この制御語は
テープに書込まれたデータの中の遷移の最低周波数によ
って規定される基本成分の予め定められた抑圧のような
所望のプレーバック特性を生み出す。かかる初期較正は
製造に従ってまたはテープが書込まれるときなら何時で
も行われることが可能であり、たとえばテストパターン
をテープに書込みかつ所望のプレーバック特性が達成さ
れるまで制御語を変えることによって実行されることが
可能である。その後、テープにデータを書込むために、
較正回路は定常状態モードで作用し、そのモードでは基
準制御語CWo は温度および電圧変動のために遅延回路
15の実現化の伝搬遅延における変化とともに変わる制
御語CWに到達するために利用される。この態様におい
て、EQP信号は所与の初期較正に対する電圧および温
度の変動と実質的に一定のままである等化パルスを与え
る。
【0028】ここで図4を参照して、図4には較正回路
23の実現化の例示的な例のブロック図が示され、較正
回路23は可能化ゲート111と可能化ゲート111に
直列に接続され、かつ可能化ゲート111に応答する多
数の論理バッファから構成された遅延回路構成113と
を含む。遅延回路構成113の出力CLKDLYは可能
化ゲート111に送り戻され、かつ可能化ゲート111
および遅延回路構成113によって形成されるリング発
振器の周波数出力を含む。リング発振器の周波数出力C
LKDLYはその出力TMRがCLKDLYの低減され
た周波数バージョンである分周回路115に与えられ
る。分周回路出力TMRはマイクロプロセッサ117の
カウンタ入力TMRINに与えられ、マイクロプロセッ
サはTMR信号の周波数を検出するように構成される。
データ記憶のためのランダムアクセスメモリ119はア
ドレスおよびデータバス121を経てマイクロプロセッ
サ117によってアクセスされる。
【0029】リング発振器を形成する可能化ゲート11
1および遅延回路構成113は、可変段階遅延回路15
と同一の集積回路において、たとえばゲートアレイにお
いて実現化されるので、その結果かかる回路構成は実質
的に同一の伝搬遅延特性を有するであろう。リング発振
器の動作の周波数は集積回路のプロセス、電圧および温
度ファクタの関数であり、それゆえにリング発振器周波
数の変化は集積回路の電圧および温度ファクタにおける
ドリフトの表示を与える。リング発振器周波数のかかる
変化は可変段階遅延回路15における可能化遅延段階の
数を決定する制御語CWの値を制御するために以下のよ
うに利用される。
【0030】リング発振器(111、113)の発振周
波数FRは: FR=1/(trE+trD+tfE+tfD) (方程式4) この式においてtrEおよびtfEは可能化ゲート111の
立上りおよび立下り遅延であり、かつtrDおよびtfD
遅延回路113の立上りおよび立下り遅延である。これ
らのエレメントは複数段階遅延回路15と同じ集積回路
で実現化されるので、それらは遅延ツリーのエレメント
と同じファクタKによって影響を及ぼされ、その結果: FR=1/(trE(nom) ・K+trd(nom) ・K+tfE(nom) ・K+tfD(nom) ・K) (方程式5) =1/K(trE(nom) +trd(nom) +tfE(nom) +tfD(nom) ) (方程式6) 方程式6から、遅延のすべてが公称であるときの発振周
波数Fnom は以下のように表現され得る: FRnom =(trE(nom) +trd(onom)+tfE(nom) +tfD(nom) ) (方程式7) 方程式7を方程式6に代入すると発振周波数FRについ
て以下の式が与えられる: FR=FRnom /K (方程式8) ファクタKは、使用されるゲートの正確な型にかかわら
ず、たとえ各々が異なった型のゲートを使って実現化さ
れていようとも、遅延ツリーおよびリング発振器のエレ
メントに等しくあてはまる。しかしながら、ICを設計
するときには、遅延エレメントがこの単純な線形方程式
に従わないことを引起こし得る非常にゆっくりとした立
上りおよび立下り時間が生み出されないように注意しな
ければならない。したがって、周波数における変化はマ
イクロプロセッサによって測定され、かつ等化パルス幅
が一定のままであるようにCWを調整するために使用さ
れることが可能である。
【0031】動作において、リング発振器は遅延回路の
任意のLO状態が取除かれることを許容するのに十分な
時間の間LO可能化信号を与えることによって、かつリ
ング発振器が発振することを引起こすであろうHI可能
化信号を与えることによって可能化される。
【0032】較正回路は所望の等化、たとえば実現化さ
れる特定のRLLコードのために遷移の最低周波数によ
って決定される最低基本周波数における予め定められた
抑圧(つまり最大連続0)を生み出す制御語基準値CW
o を最初に決定する。基準制御語値が決定されるとき、
較正回路は周波数基準FRo として記憶されるリング発
振器の動作の周波数を検出する。定常状態動作におい
て、基準制御語および周波数基準値は、制御語CWを調
整するために実際のリング発振器周波数と関連して利用
される。初期較正手順の例示的な例は以下にさらに説明
されるであろう。
【0033】本質的に、較正回路はリング発振器の遅延
回路の伝搬遅延特性における変化を直接検出することに
よって複数段階遅延回路の伝搬遅延特性における変化を
間接的に検出し、かつ伝搬遅延特性における変化を補償
するために複数段階遅延回路における可能化遅延段階の
数を変化させる。
【0034】ここで図5を参照して、図5にはそれとと
もに較正回路が利用される読取回路のブロック図が示さ
れる。読取ヘッド27(図1)の出力は、前置増幅器2
13およびその利得が利得制御回路217によって制御
される可変利得増幅器215によって増幅される。可変
利得増幅器215の出力は2つの平行なチャネル、つま
り振幅修飾チャネル219およびタイミングチャネル2
21に指向される。2つのチャネルによって与えられる
振幅修飾信号およびタイミング信号は、しきい値制御回
路227によって制御される可変しきい値を有するタイ
ムドメインフィルタ225に平行に与えられる。タイム
ドメインフィルタは読取ヘッド27によって読み取られ
る「1」の遷移の各々を表現するパルスを含む出力信号
RDPを与える。
【0035】タイミングチャネル221は可変利得増幅
器215の出力を識別し、かつ読取データの流れの中の
遷移に対応するタイムドメインフィルタ225へのトリ
ガに読取データの流れにおける0の長いストリングの中
間で生み出された付加的なパルスを与える。振幅修飾チ
ャネル219は可変利得増幅器215の出力を統合し、
かつタイムドメインフィルタ225によって(a)NR
ZI遷移に対応する遷移と(b)タイミングチャネルに
よって付加された遷移との間を区別するために使用され
る信号を与える。
【0036】既知であるように、タイムドメインフィル
タは本質的にタイミング入力がゼロと交差するときを検
出し、予め定められた量を遅延させ、それから基準の両
側にある2つのしきい値レベルの一方を等しい量だけ上
回ったかどうかについて振幅修飾信号を調べる。かかる
しきい値レベルは正のしきい値と負のしきい値として考
えることが可能であり、かつRDPパルスは以下の条件
下でのみ生み出される: (a) 振幅修飾信号は正のしきい値と交差するように
増大し、かつタイミング経路信号が正の方向で0と交差
した後予め定められた時にしきい値を越え、先行するR
DPパルスは条件(b)に説明されるように負のしきい
値を上回る振幅修飾信号によって生み出されたか、また
は (b) 振幅修飾信号は負のしきい値と交差するように
減少し、かつタイミング経路信号が負の方向で0と交差
した後予め定められた時にしきい値未満になり、先行す
るRDPパルスは条件(a)に説明されるように正のし
きい値を上回る振幅修飾信号によって生み出された。
【0037】図6はタイムドメインフィルタへのタイミ
ングチャネルおよび振幅修飾入力、ならびにタイミング
信号によるゼロ交差に続く予め定められた時間間隔tf
の後振幅修飾信号の振幅および極性に従うRDPパルス
の発生を表す波形を示す。先行するゼロ交差について予
め定められた時間が経過するより前に発生するタイミン
グ信号のゼロ交差は無視されることは注目される。
【0038】ここで図7を参照して、図7には制御基準
値CWo および基準周波数FRo を決定して読取信号の
所望の抑圧を達成するための較正回路のプロセッサによ
って行なわれる較正手順のフロー図が示される。311
で書込等化は不能化され、タイムドメインフィルタの読
取しきい値は特定の実現化例のために最適であると考え
られる予め定められたレベルに設定される。正規化の目
的のために、その予め定められたレベルは100%と考
えられる。313で反復テストパターンがテープに書込
まれ、このパターンはたとえば特定のRLL符号によっ
て許容される最大数の0と介在する1とを含み、それが
最低基本周波数を生み出すであろう。RDPパルスは非
常に低い基本周波数で発生し、315で増幅器315の
利得は予め定められた量低減される。生み出されている
RDPパルスの数がテープ上のテストパターンに従って
通常生み出されるであろうRDPパルスの50%以上で
あるかについての決定が317で行なわれる。もしイエ
スなら、利得は再び315で調整される。もしノーな
ら、RDPパルスの数は通常生み出されるであろうRD
Pパルスの50%以上ではなく、その手順は319に移
される。本質的に、増幅器の利得は通常生み出されるで
あろうRDPパルスの50%を生み出す利得レベルより
わずか下まで増分的に低減される。
【0039】319で書込等化は最小幅に設定された等
化パルスとともに可能化され(つまりパルスの伸張はな
い)、かつ321でタイムドメインフィルタのしきい値
は100%に対する所望の抑圧に対応する予め定められ
たレベルにまで低減され、そのことがRDPパルスのす
べてが生み出されることを引起こすであろう。323で
書込等化パルスの制御幅は制御語を予め定められた量増
やすことによって増加される。325で生み出されてい
るRDPパルスの数が、テープ上のテストパターンに従
って通常生み出されるであろうRDPパルスの50%以
上であるかについての決定が行なわれる。もしノーな
ら、RDPパルスの数は通常生み出されるであろうRD
Pパルスの50%以上ではなく、327で電流制御語は
基準制御語EQo として記憶される。329でリング発
振器の電流周波数出力は基準周波数FRo として記憶さ
れる。本質的に、書込等化パルス幅は以前に設定された
予め定められたタイムドメインフィルタしきい値のため
にRDPパルスの50%を生み出すであろう最小パルス
幅よりわずかに大きい幅まで増加され、かつその増加さ
れた幅に関連する制御語は基準制御語として利用され
る。
【0040】50%が増幅器利得およびタイムドメイン
しきい値を設定するために前述のしきい値として利用さ
れる一方で、何か他の量が利用され得ることは理解され
るはずである。
【0041】初期較正が完成した後、データはテープに
書込まれることが可能で、較正回路は以下の方程式に従
って制御語CWを調整する: CW=CWo ・(FR/FRo ) (方程式9) この式において制御語基準値CWo および基準周波数F
o は上述のように決定される。
【0042】等化パルス幅を一定に維持するための前述
の方程式は以下に基づいている。上述の方程式8から、
基準周波数FRo は以下のように基準値Ko (基準周波
数が決定されたときKの値であった)に関連付られる: ERo =FR(nom) /Ko (方程式10) EQPパルスの幅EQP- WIDTHは、等化タイミン
グ回路13によって与えられるEQNパルスの幅EQN
- WIDTHおよび上述の方程式3で表されるような複
数段階遅延回路によって与えられる遅延を含む: EQP- WIDTH=EQN- WIDTH+CW・dnom ・K (方程式11) 較正に従って決定された所望の等化パルスEQ- WID
THo は、したがって以下のとおりである: EQP- WIDTHo =EQN- WIDTH+CW・dnom ・Ko (方程式12) EQP- WIDTHo は維持されるべき幅であるので、
方程式11および12の右辺は以下の式を与えるように
等式にされることが可能である: CW・dnom ・K=CWo ・dnom ・Ko (方程式13) CW=CWo (Ko /K) (方程式14) 方程式8および10から、(Ko /K)は(FR/FR
o )として表され、等化パルスEQPの幅を維持するた
めに上述の方程式9である以下の式を与えることが可能
である: CW=CWo ・(FR/FRo ) 例示的な例によって、制御語CWは書込ヘッドが可能化
されるたびにちょうどそれに先立って更新される。
【0043】較正回路の動作に従って、処理変数は書込
ヘッド変数を補償する初期較正によって補償され、電圧
および温度影響は初期較正によって与えられる基準に対
して行なわれる定常状態較正によって補償される。
【0044】ここで図8を参照して、図8には較正回路
23の実現化のさらなる例のブロック図が示され、較正
回路はここでさらに完全に論じられるように、図1の等
化回路の複数段階遅延回路15と同一の集積回路で実現
化される成分を含む。図8の較正回路は図1の水晶発振
器14を含むことが可能な水晶発振器クロックソース1
14によってクロック動作されるフリップフロップ15
1を含む。フリップフロップ151の正の出力は複数段
階遅延回路153に与えら、これは図1の複数段階遅延
回路15に類似しているが、プロセス、温度および電圧
の正当な条件下で、発振器114のクロック出力の少な
くとも1つの期間である遅延を与えることが可能である
ようにより長い総遅延を有する。複数段階遅延回路15
3で可能化される段階の数は制御レジスタ154の内容
によって制御される。フリップフロップ151の否定出
力はフリップフロップ151の入力に送り戻され、2入
力ANDゲート155に1つの入力としてさらに与えら
れる。ANDゲート155への他の入力は、発振器11
4によってクロック動作されかつその入力が複数段階遅
延回路153によって与えられるフリップフロップ15
7の否定出力によって与えられる。フリップフロップ1
57の正の出力は、その出力がANDゲート155から
入力をやはり受信するORゲート161に入力として与
えられる2入力ANDゲート159に入力を与える。O
Rゲート161の出力は発振器114によってクロック
動作されるフリップフロップ163に入力を与える。フ
リップフロップ163のLONGDLY出力は、較正回
路制御レジスタ154の内容を調整するマイクロプロセ
ッサ165に与えられ、図4のマイクロプロセッサ11
7のように読取回路25および等化回路制御レジスタ1
7と交信するように構成される。
【0045】フリップフロップ151、複数段階遅延回
路153、ANDゲート155、フリップフロップ15
7、ANDゲート159、ORゲート161およびフリ
ップフロップ163は、図1の等化回路の複数段階遅延
回路15と同一の集積回路で実現化される。
【0046】フリップフロップ163のLONGDLY
出力は、複数段階遅延回路153によって与えられる遅
延が発振器114のクロック出力の1つの期間より大き
いときにHIであり、かつ複数段階遅延回路によって与
えられる遅延がかかるクロック期間より小さいときにL
Oである。複数段階遅延回路153における論理ゲート
の伝搬遅延特性は、LONGDLY信号がHIになるこ
とを引起こす最小値を決定することによって検出される
ことが可能であり、かつかかる値はマイクロプロセッサ
165によって上に論じられる較正手順のために、およ
び図1の書込等化回路の制御語CWを調整するために利
用される。この態様において、固定遅延に要求される段
階の数が決定され、かつ段階のその数は温度および電圧
とともに変化することが可能である。
【0047】較正手順のために、較正回路基準制御語C
PWo が基準周波数の変わりに決定されることを除いて
図7の手順が続く。特に、等化回路基準制御語CWo
327で記憶された後に、較正回路基準制御語CPWo
はLONGDLYがHIであることを引起こす最小値に
制御語CPWを調整することによって決定され、かつC
PWのその値はCPWo として記憶される。
【0048】定常状態動作のために、等化回路制御語C
WはLONGDLYがHIになることを引起こすCPW
の最小値における変化に従う以下の方程式に従ってマイ
クロプロセッサ165によって調整される: CW=CWo ・(CPW/CPWo ) (方程式15) 前述の方程式は上で方程式9のために利用されたのと同
じ分析に基づいており、方程式9は図3の較正回路とと
もに利用されて図3の較正回路のリング発振器の動作の
周波数における変化に従って等化回路制御語CWを調整
する。
【0049】本質的に、図8の較正回路は等化回路複数
段階遅延回路15の伝搬遅延特性における変化を間接的
に検出し、その方法はLONGDLYがHIであること
を引起こすであろう制御語CPWの最小値における変化
によって明らかにされる較正回路複数段階遅延回路15
3の伝搬遅延特性における変化を直接検出することであ
る。
【0050】図8の較正回路は複数段階遅延回路を含む
ので、単一の複数段階遅延回路は図8の較正回路で実現
化されるように図1の書込等化回路において利用される
ことが可能である。単一の複数段階遅延回路はその入出
力での適当な多重化回路構成およびその制御語の内容の
適当な制御に従って、(a)等化パルス幅制御および
(b)伝搬遅延特性の検出のそれぞれの機能を提供す
る。
【0051】前述はこの発明の特定の実施例の説明およ
び例示であったが、これに対する様々な修正および変化
が前掲の特許請求の範囲によって規定されるこの発明の
範囲および精神から逸脱することなく当業者によって行
われることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従う書込等化回路のブロック図であ
る。
【図2】図1の書込等化回路における信号の波形を概略
で示す図である。
【図3】RLLデータおよび等化パルスを含む図1の回
路によって生み出される書込信号の波形を概略で示す図
である。
【図4】図1の書込等化回路の較正回路の実現化例の例
示的な例の概略のブロック図である。
【図5】図4の較正回路とともに利用され得るテープ読
取回路の概略のブロック図である。
【図6】図5のテープ読取回路のタイムドメインフィル
タへの入力を概略で示し、かつタイムドメインフィルタ
の動作を理解する際に役立つ図である。
【図7】図4の較正回路によって行なわれる較正プロセ
スのフロー図である。
【図8】図1の書込等化回路の較正回路の実現化例の他
の例示的な例の概略のブロック図である。
【符号の説明】
11 データエンコーダ 13 等化タイミング回路 14 水晶発振器クロックソース 15 複数段階遅延回路 17 制御レジスタ 19 ORゲート 21 排他的OR回路 22 同期遅延回路 25 読取回路 27 読取ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー・エイ・ウンルー アメリカ合衆国、92672 カリフオルニア 州、サン・クレメンテイ、パセオ・レー ン、2016 (72)発明者 インユイ・リン 台湾、チユアン・フア、ホー・メイ・チエ ン、カン・チユー・ロード、389

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータデータテープ駆動機構のた
    めの書込回路であって、 1はビット間隔の開始における遷移によって表され、か
    つ0はビット間隔の開始において遷移がないことによっ
    て表される2進データ信号を生み出すためのデータ手段
    と、 前記2進データ信号における予め定められた0のために
    等化パルスを生み出すための等化手段と、 所望の効果を達成するようにかかる等化パルスの幅を制
    御し、かつかかる幅を実質的に一定に維持するための較
    正手段と、さらに前記2進データ信号と前記等化パルス
    とを結合させてテープに書込まれるべき情報を表す複合
    書込データ信号を生み出すための手段とを含む、書込回
    路。
  2. 【請求項2】 前記等化手段は、 公称等化パルスを発生するためのパルス発生手段と、 集積回路において実現化される論理ゲートを有し、かつ
    前記公称等化パルスと前記較正手段からの制御語とに応
    答して遅延等化パルスを与えるための複数段階遅延手段
    とを含み、遅延のために使用される段階の数は制御語に
    よって決定され、さらに前記公称等化パルスと前記遅延
    等化パルスとのORを論理的にとって前記等化パルスを
    生み出すためのOR回路とを含み、さらに前記較正手段
    は、 前記複数段階遅延手段と同一の回路で実現化されて前記
    複数段階遅延手段の論理ゲートの伝搬遅延特性における
    変化を検出するための検出手段と、さらに前記検出手段
    に応答して前記等化パルスの幅を実質的に一定に維持す
    るように前記制御語を調整するための処理手段とを含
    む、請求項1に記載の書込回路。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は動作電圧および動作温度
    とともに変化する出力周波数を与える発振手段を含む、
    請求項2に記載の書込回路。
  4. 【請求項4】 前記発振手段は論理ゲートを含む遅延回
    路を有するリング発振器を含む、請求項3に記載の書込
    回路。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、 前記複数段階遅延手段と同一の集積回路で実現化さる論
    理ゲートを有し、かつ検出手段制御語に応答する第2の
    複数段階遅延手段を含み、遅延のために使用される段階
    の数は前記検出手段制御語によって決定され、さらに前
    記第2の複数段階遅延手段と同一の集積回路で実現化さ
    れて前記第2の複数段階手段によって与えられる遅延は
    予め定められた時間基準より少ないかまたは多いかにつ
    いての表示を与える論理手段と、 前記第2の複数段階遅延手段によって与えられた遅延が
    前記予め定められた時間基準に実質的に一定の関係であ
    るように前記検出手段制御語を調整する前記処理手段と
    を含み、調整された前記検出手段制御語は前記複数段階
    遅延手段の伝搬遅延特性を表し、かつ前記複数段階遅延
    手段のための制御語を調整するために利用される、請求
    項2に記載の書込回路。
  6. 【請求項6】 コンピュータデータテープ駆動機構のた
    めの書込回路であって、 1はビット間隔の開始における遷移によって表され、か
    つ0はビット間隔の開始において遷移がないことによっ
    て表される2進データ信号を生み出すためのデータ手段
    と、 前記2進データ信号の予め定められた0のために公称等
    化パルスを発生するためのパルス発生手段と、 集積回路で実現化される論理ゲートを有し、かつ前記公
    称等化パルスと制御信号とに応答して遅延等化パルスを
    与えるための複数段階遅延手段とを含み、遅延のために
    使用される段階の数は制御信号によって決定され、さら
    に前記公称等化パルスと前記遅延等化パルスのORを論
    理的にとり制御された等化パルスを生み出すためのOR
    回路と、 前記遅延手段と同一の集積回路で実現化される発振手段
    とを含み、前記発振手段は動作電圧および動作温度とも
    に変化する出力周波数を与え、さらに前記出力周波数に
    応答して制御信号をCWo *(FR/FRo )に等しく
    なるように調整するための処理手段とを含み、FRは前
    記発振手段の出力周波数であり、CWo は制御信号基準
    であり、かつFRo は周波数基準である、書込回路。
  7. 【請求項7】 前記発振手段は論理ゲートを含む遅延回
    路を有するリング発振器を含む、請求項6に記載の書込
    回路。
  8. 【請求項8】 コンピュータデータテープ駆動機構のた
    めの書込回路であって、 1はビット間隔の開始における遷移によって表され、か
    つ0はビット間隔の開始において遷移がないことによっ
    て表される2進データ信号を生み出すためのデータ手段
    と、 前記2進データ信号における予め定められた0のための
    等化パルスの初期端縁を表す開始信号を生み出すための
    パルス発生手段と、 集積回路で実現化された論理ゲートを有し、前記開始信
    号と制御語とに応答して等化パルスを与える遅延手段と
    を含み、遅延のために使用される段階の数は制御語によ
    って決定され、さらに前記段階遅延手段と同一の集積回
    路で実現化され、前記遅延手段の論理ゲートの全般遅延
    特性における変化を検出するための検出手段と、さらに
    前記検出手段に応答して前記等化パルスの幅を実質的に
    一定に維持するように前記制御語を調整するための処理
    手段とを含む、書込回路。
  9. 【請求項9】 前記検出手段は動作電圧および動作温度
    とともに変化する出力周波数を与える発振手段を含む、
    請求項8に記載の書込回路。
  10. 【請求項10】 前記発振手段は論理ゲートを含む遅延
    回路を有するリング発振器を含む、請求項9に記載の書
    込回路。
  11. 【請求項11】 前記検出手段は、 前記遅延手段と同一の集積回路で実現化された論理ゲー
    トを有し、検出手段制御語に応答する第2の複数段階遅
    延手段を含み、遅延のために使用される段階の数は前記
    検出手段制御語によって決定され、さらに前記第2の遅
    延手段と同一の集積回路で実現化され、前記第2の遅延
    手段によって与えられる遅延は予め定められた時間基準
    より小さいかまたは大きいかについての表示を与える論
    理手段と、 前記第2の遅延手段によって与えられる遅延が前記予め
    定められた時間基準に実質的に一定の関係にあるように
    前記検出手段制御語を調整するための前記処理手段とを
    含み、それによって調整された前記検出手段制御語は前
    記遅延手段の伝搬遅延特性を表し、かつ制御語を前記遅
    延手段のために調整するために使用される、請求項8に
    記載の書込回路。
  12. 【請求項12】 実質的に一定のパルス幅を有するパル
    スを生み出すためのパルス回路であって、 初期パルスを発生するためのパルス発生手段と、 集積回路で実現化されて、前記初期パルスと制御語とに
    応答して遅延パルスを与えるための複数段階遅延手段と
    を含み、遅延のために使用される段階の数は制御信号に
    よって決定され、さらに動作電圧と動作温度とともに変
    化する出力周波数を有する前記遅延手段と同一の集積回
    路で実現化される発振手段と、 前記出力周波数に応答して前記出力周波数の関数で制御
    信号を調整するための処理手段と、さらに前記初期パル
    スと前記遅延等化パルスとのORを論理的にとって出力
    パルスを生み出すためのOR回路とを含む、パルス回
    路。
  13. 【請求項13】 (i)論理ゲートを含む可変遅延回路
    を有する等化パルス発生回路、(ii)読取増幅器、お
    よび(iii)読取回路タイムドメインフィルタを含む
    テープ駆動機構における書込等化パルスを調整するため
    の方法であって、 タイムドメインフィルタのしきい値を予め定められたレ
    ベルに設定するステップと、 等化パルスなしで連続した0によって分離された1を含
    む予め定められたRLLテストパターンを書込むステッ
    プと、 記録されたテストパターンを読取りかつ読取増幅器の利
    得をタイムドメンフィルタが記録された1の予め定めら
    れたパーセンテージを検出するであろう最小増幅器利得
    レベルよりわずかに下のレベルにまで低減するステップ
    とを含み、かかるパーセンテージは100%より少な
    く、さらに予め定められたパルス幅を有する等化パルス
    で予め定められたRLLテストパターンを書込むステッ
    プと、 タイムドメインフィルタのしきい値を予め定められた量
    低減するステップと、さらに記録された1の予め定めら
    れたパーセンテージの検出を引起こすであろう最小パル
    ス幅よりわずかに大きい基準幅に等化パルスのパルス幅
    を増加させるステップとを含む、方法。
  14. 【請求項14】 等化回路構成の遅延回路の伝搬遅延特
    性における変化を検出するステップと、 等化パルス幅を基準幅に維持するように等化回路構成を
    制御するステップとをさらに含む、請求項14に記載の
    方法。
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