JPH0610352U - 宝石等の装飾体の皮革地への取付構造 - Google Patents

宝石等の装飾体の皮革地への取付構造

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JPH0610352U
JPH0610352U JP484492U JP484492U JPH0610352U JP H0610352 U JPH0610352 U JP H0610352U JP 484492 U JP484492 U JP 484492U JP 484492 U JP484492 U JP 484492U JP H0610352 U JPH0610352 U JP H0610352U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、皮革製品表面に、付加価値として
取付ける宝石等のがたつきによる脱落や盗難を防止す
る。 【構成】 皮革地1に、宝石台3の外周囲と同一大きさ
の穴4を形成し、その穴4に台3を宝石2を表面側に突
出させて嵌めると共に、皮革地1の穴4裏面に、その穴
4より大きく剛性を有する座金5を当てがい、その座金
5に台3裏面の爪3bを通して屈曲し、かつ、皮革地の
裏面に、前記座金5を被う柔軟な押え具7を張り付け
る。宝石2を接着した台3の外周囲3aが、穴4の内周
面に当接し、前後左右の移動が阻止される。座金5によ
って、台3の周囲の皮革地の剛性が増し、爪3bの屈
曲、欠損もなく、台3の抜け落ち、盗難も少なくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、財布やハンドバック等の皮革製品の表面に、付加価値として宝石 等の装飾体を取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図6に示すように、財布等の皮革製品の表面に、真珠やダイヤモン ドD等をワンポイント的に取付けて、高級感を際立たせることが行なわれている 。
【0003】 その取付け構造は、図7に示すように、宝石台a下面のピンbを皮革地cの孔 dに表面側から挿通して折り曲げ、その折り曲げ部と宝石台aとによって、皮革 地cを挾持し、ピンbを被う押え皮eを皮革地c裏面に張り付けて、宝石台aを 固定している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この取付け構造の宝石台aの周りは、細いピンbのみであるた め、屈曲し易い。このため、使用時にその周りに何らかの外力が生ずると、宝石 台aの周りが容易に屈曲し、その屈曲によって、ピンbの折り曲げ度合いが緩く なり、前記挾持力が低下する。この挾持力の低下は、最悪の場合、宝石台aの落 下となり、また、前記屈曲が繰り返されると、ピンbが欠損し、これによっても 落下する。
【0005】 さらに、宝石台aの周りも容易に屈曲するため、宝石台aと皮革地cの間に、 棒状の治具を差し込んで、ピンbを伸ばしたりまたは欠損することにより、宝石 台aを容易に盗まれる虞れもある。
【0006】 そこで、この考案は、装飾体が使用による経年劣化により脱落する虞れがなく 、しかも簡単に盗れることのないようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案にあっては、皮革地に、宝石等の装飾 体の外周囲と同一大きさの穴を形成し、その穴に装飾体を皮革地表面側に突出さ せて嵌めると共に、皮革地の穴裏面には、その穴より大きい剛性の座金を当てが い、その座金に装飾体裏面の爪を通し屈曲させ、かつ、皮革地裏面に、前記座金 を被う柔軟な押え具を張り付けた構造としたのである。
【0008】 上記皮革地とは、天然皮革、合成皮革のみならず、シート状合成樹脂地(レザ ー)も含む。上記柔軟な押え具とは、上記皮革地は勿論、厚手の布、ボール紙等 も含む。
【0009】
【作用】
このように構成するこの考案に係る装飾体の皮革地への取付け構造によれば、 まず、装飾体をその外周面と同一大きさの穴に嵌めたことにより、装飾体の外周 面が、穴の内周面に当接し、前後左右の移動が阻止される。
【0010】 また、剛性の座金の存在により、装飾体周囲の皮革地の剛性が増す。このため 、その周囲が容易にたわむことがない。さらに、その座金を被う柔軟な押え具に よって、装飾体とこれに一体の座金は、穴から抜け落ちることはない。
【0011】
【実施例】
図1、図2に示すように、この実施例は、まず、皮革地1に、宝石2を接着し た台3の外周囲と同一の大きさの穴4を形成する。この穴4に宝石2を表面側に 突出させて、台3をその外周囲3aでもって嵌める。
【0012】 皮革地1の穴4の裏面には、その穴4の径より大きなブリキ板、合成樹脂板等 からなり十分な剛性を有する座金5を当てがい、その座金5の孔6に、前記台3 下面の爪3bを通して屈曲させる。この爪3bは、数が多い程座金5との結合力 は増すが、逆に作業性が悪くなる。このため、その数は、台3の形状や大きさ或 いは、宝石の価値などに応じて、適宜に設定する。
【0013】 上記座金5は押え皮7で被い、その押え皮7を接着剤等で皮革地1の裏面に張 り付ける。
【0014】 この取付け状態では、台3の外周面が、穴4の内周面全面に当接しているため 、台3の側方からの衝撃力に対しても、前後左右の移動が阻止され、がたつくこ とがない。
【0015】 また、台3周囲の皮革地1は、その下面の座金5によって、剛性が高まるので 外力が加わってもたわむことがない。このため、爪3bが屈曲又は欠損して宝石 2が落ちることはない。また、台3と皮革地1との間に、従来のように隙間が生 ずることがなく、治具などを差し込んで、容易に盗まれることはない。
【0016】 図3に示すように、宝石2の下面に、ピン3bを埋め込み接着すれば、穴4に 宝石2が埋まり、図2の実施例のものとは、異なる美感のものとなる。
【0017】 尚、台3外周囲と穴4の内周面及び、宝石2の裏面と座金5の上面同士を接着 すれば、その取付けにより頑丈となる。
【0018】 上記各実施例は、図4に示す鞄のバックル上、図5に示すハイヒールの甲上及 び図6の財布のアクセント等に使用でき、その他皮革製品の全般に亘って応用で きる。
【0019】
【考案の効果】
この考案は、以上のように構成し、装飾体を皮革地の穴に嵌めたので、装飾体 の側方からの衝撃力に対しても、がたつくことがない。
【0020】 また、装飾体周囲の皮革地は、その下面に位置する座金によって剛性が高まる ので、外力が加わっても、たわむことがない。このため、装飾体と皮革地との間 に隙間が生じて、宝石が盗まれることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分解斜視図
【図2】その組み立て状態の拡大断面図
【図3】他の実施例の拡大断面図
【図4】使用状態図
【図5】他の使用状態図
【図6】従来例の使用状態図
【図7】その要部拡大断面図
【符号の説明】
1 皮革地 2 宝石 3 台 4 穴 5 座金 7 押え皮

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮革地に、宝石等の装飾体の外周囲と同
    一大きさの穴を形成し、その穴に装飾体を皮革地表面側
    に突出させて嵌めると共に、皮革地の穴裏面には、その
    穴より大きい剛性の座金を当てがい、その座金に装飾体
    裏面の爪を通し屈曲させ、かつ、皮革地裏面に、前記座
    金を被う柔軟な押え具を張り付けたことを特徴とする装
    飾体の皮革地への取付け構造。
JP484492U 1992-02-10 1992-02-10 宝石等の装飾体の皮革地への取付構造 Expired - Lifetime JPH0638101Y2 (ja)

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JPH0610352U true JPH0610352U (ja) 1994-02-08
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