JPH0610331U - ヘルメット - Google Patents

ヘルメット

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Publication number
JPH0610331U
JPH0610331U JP4736692U JP4736692U JPH0610331U JP H0610331 U JPH0610331 U JP H0610331U JP 4736692 U JP4736692 U JP 4736692U JP 4736692 U JP4736692 U JP 4736692U JP H0610331 U JPH0610331 U JP H0610331U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helmet
exhaust pipe
wearer
head
fixing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP4736692U
Other languages
English (en)
Inventor
育男 篠田
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Individual
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Individual
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Publication date
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Publication of JPH0610331U publication Critical patent/JPH0610331U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘルメットを着用したときの被着者の頭部の
蒸れを確実に解消できるヘルメットを提供する。 【構成】 このヘルメットは、吸込口15をヘルメット
本体11内部に取り付けたヘッドバンド14の内側にビ
ス止めした排気管12を有し、排気管12の他端側には
換気装置16が取着され、排気管12内の空気を外部に
排出するようになっている。又、排気管12の他端側を
被着者のベルト位置に固定するため、被着者のズボンと
ベルトとの隙間に挿入することができる棒体からなる固
定部材13を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はヘルメットを被着したときの被着者の頭部の蒸れを確実に解消できる ヘルメットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建築作業現場や土木作業現場などでは被着者の頭部の保護を目的と してヘルメットの着用が義務付けられていることが多い。ヘルメットは金属或は 合成樹脂により成形された帽子ではあるが、強度が低下するという理由からヘル メット本体には通気等のための穴は空けられてはいない。このため、ヘルメット を着用したときには、ヘルメットで覆われた頭部が熱気と汗とで蒸れてしまい、 被着者に不快感を与えていた。特に夏の炎天下での着用は筆舌に尽くし難いもの があった。
【0003】 この様な事情から、従来のヘルメットにあっては、図4に示すように、ヘルメ ット本体1内部に汗止めシート2を取り付けたり、ヘッドバンド3に多数の通気 孔を設けたりして不快感の解消を図っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のヘルメットにおける汗止めシートや多数の通気孔を設け たヘッドバンドなどの蒸れ防止手段では、頭部の汗を幾分取り去ることはできて も、完全に頭部の蒸れを解消できるものではなかった。
【0005】 本考案は、このような事情に鑑みなされたものであり、ヘルメットを着用した ときの被着者の頭部の蒸れを確実に解消できるヘルメットを提供することを目的 とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本考案は、ヘルメット本体と被着者の頭部との隙間 を通じて一端側をヘルメット本体内部に配置すると共に他端側に換気装置を取着 した排気管と、この排気管の他端側を被着者のベルト位置に固定する固定部材と を備えたことを特徴とするヘルメットをその要旨とした。
【0007】
【作用】
本考案のヘルメットにあっては、ヘルメット本体と被着者の頭部との隙間にた まる熱気や蒸気を排気管の他端側に取着した換気装置によって排気管内に取り込 み、外部に排気するようになっている。かかる排気により、ヘルメット本体と被 着者の頭部との隙間の温度を下げ、汗が被着者の顔に流れるのを防止するように なっている。
【0008】 又、このヘルメットにあっては、換気装置を取着した排気管の他端側が固定部 材によって被着者のベルト位置に固定されるようになっているため、頭部の動き に従って排気管の他端側が左右に振れないようになっている。又、換気装置とヘ ルメット本体とを分けているので、換気装置の荷重がヘルメットを着用した被着 者の頭部に加わることがないようになっている。
【0009】
【実施例】
以下、本考案のヘルメットを図面に示した一実施例に従って詳細に説明する。 本考案のヘルメットは、図1に示すように、排気管12と固定部材13とを備 えている。排気管12は被着者がヘルメットを着用したとき、頭部からベルト位 置へ至る長さを有する直径約5cmの可撓管である。排気管12の一端側はヘル メット本体11と被着者の頭部(図示しない)との隙間を通じてヘルメット本体 11内部に取り付けたヘッドバンド14の内側にビス止めされている。これによ り排気管12の一端側に設けた吸込口15よりヘルメット本体11内部の空気を 吸い込むようになっている。尚、排気管12の長さ及び直径は特に限定されるも のではなく、当該ヘルメットを着用する現場の状況や被着者の体型に応じて適宜 変更するとよい。
【0010】 排気管12の他端側には換気装置16が取着され、排気管12内の空気を外部 に排出するようになっている。換気装置16は、吸込口15よりヘルメット本体 11内部の空気を排気管12内に取り込める程度の吸引力を備えたものであり、 小型のものでも十分使用可能である。
【0011】 この排気管の他端側が固定部材によって被着者のベルト位置に固定されている 。図1、図2及び図3に示すように、固定部材13は、排気管12の他端側に紐 を介して取り付けた棒体であり、この固定部材13を被着者17のズボンとベル トとの隙間に挿入することにより、排気管12の他端側が被着者17のベルト位 置に固定されるようになっている。このため、作業時に被着者17が頭部の動か しても、排気管12の他端側は固定部材13でベルト位置に固定されているため 左右に振れることがない。尚、固定部材としては、棒体に換えてクリップを用い ることもできる。又、換気装置16に被着者のズボンを締め付けるベルトを取り 付け、ベルトでズボンを締め付けることにより排気管12の他端側が被着者17 のベルト位置に固定されるようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
上記構成を備えたことにより、本考案のヘルメットにあっては、ヘルメット本 体と被着者の頭部との隙間にたまる熱気や蒸気が排気管の他端側に取着した換気 装置によって排気管内に取り込まれ、外部に強制排出されるようになっている。 このため、当該ヘルメット本体内部は常に乾燥状態となり、被着者の頭部の熱気 と汗とによる蒸れは確実に解消され、快適な状態で作業を行うことができる。し たがって、作業中に汗が目に入ったり、汗を拭いたりする必要がなくなり、作業 の安全性を向上させることができる。
【0013】 又、このヘルメットにあっては、換気装置を取着した排気管の他端側が固定部 材によって被着者のベルト位置に固定されているため、頭部の動きに従って排気 管の他端側が左右に振れることがなく、被着者が首を回すことによって、換気装 置を取着した排気管の他端側も左右に振れ、これにより頭部が後方へ引っ張られ るということもない。又、換気装置とヘルメット本体とを分けているので、換気 装置の荷重がヘルメットを着用した被着者の頭部に加わることがなく、通常のヘ ルメットを着用したのと同様にして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヘルメットの背面を示す拡大斜視図で
ある。
【図2】本考案のヘルメットを着用した状態を示す斜視
図である。
【図3】本考案のヘルメットの排気管他端側を固定部材
によってベルト位置に固定した状態を示す斜視図であ
る。
【図4】従来のヘルメットを示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
11 ヘルメット本体 12 排気管 13 固定部材 16 換気装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘルメット本体と被着者の頭部との隙間を
    通じて一端側をヘルメット本体内部に配置すると共に他
    端側に換気装置を取着した排気管と、この排気管の他端
    側を被着者のベルト位置に固定する固定部材とを備えた
    ことを特徴とするヘルメット。
JP4736692U 1992-07-07 1992-07-07 ヘルメット Pending JPH0610331U (ja)

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JP4736692U JPH0610331U (ja) 1992-07-07 1992-07-07 ヘルメット

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JP4736692U JPH0610331U (ja) 1992-07-07 1992-07-07 ヘルメット

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JPH0610331U true JPH0610331U (ja) 1994-02-08

Family

ID=12773115

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JP4736692U Pending JPH0610331U (ja) 1992-07-07 1992-07-07 ヘルメット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949331U (ja) * 1972-08-08 1974-04-30

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949331U (ja) * 1972-08-08 1974-04-30
JPS5553729Y2 (ja) * 1972-08-08 1980-12-12

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