JP3080851U - 調理等のマスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、調理等の作業のために、鼻孔と口
を覆わないで顔に装着するマスクで、調理等の、顔への
輻射火熱防護と、当該作業を可能にする。 【解決手段】 本考案は、マスク範囲を、マスク正面上
端は、両下瞼部から顔の側面両こめかみ部まで、マスク
正面下端は、鼻孔の上の鼻頭部から顔の側面両頬部まで
として、鼻孔と口を覆わないことで、調理等の、輻射火
熱により生起される顔の皮膚乾燥防護と、当該作業に役
立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、顔への輻射火熱を防護する、調理等のマスクに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

顔への輻射火熱を防護する手段としては、いわゆるガーゼマスク等がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

調理等の輻射火熱は皮膚乾燥を生起して、顔の皺などの原因となる。いわゆる ガーゼマスク等は、両下瞼部から顔の下半分をほぼ全部覆って顔への輻射火熱を 防護するが、同時に鼻孔と口も覆うため、調理等の作業には不都合がある。従っ て、顔は覆っても鼻孔と口は覆わないマスクにより、顔への輻射火熱防護と、か つ調理等の作業を可能にして、前述の欠点を解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、調理等の、顔への輻射火熱防護と、当該作業の利便目的のために、 マスク範囲は、鼻孔と口を覆わないで、マスク正面上端は、両下瞼部から顔の側 面両こめかみ部まで、マスク正面下端は、鼻孔の上の鼻頭部から顔の側面両頬部 までとすることで、問題点を解決している。

【０００５】

【考案の実施形態】

マスク正面上端は、両下瞼部に沿線して曲線を形成しながら、顔の側面両こめ かみ部まで、マスク正面下端は、鼻孔の上の鼻頭部から両頬部までを覆って、鼻 孔と口を覆わない。マスク両横端に係着したゴムひも等で、両耳に係止して顔に 装着することにより、調理等の、顔への輻射火熱防護と当該作業が自在となる。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は木綿等繊維、あるいは適宜 素材にて、縫製その他の製法により一体形成されたマスク本体、２は顔の両下瞼 部に沿線する形成部、３は鼻梁部を覆う形成部、４は両こめかみ部を覆う形成部 、５は鼻孔の上の鼻頭部から両頬部までを覆う形成部、６はマスクを顔に装着す るために本体に係着した、耳に係止するゴムひも等の素材である。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるから、顔に装着するこ とにより、顔への輻射火熱防護は勿論、鼻孔と口を開放するから、調理等のマス クとして役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す正面図である。

【符号の説明】

１マスク本体 ２両下瞼部に沿線する形成部 ３鼻梁部を覆う形成部 ４両こめかみ部を覆う形成部 ５鼻孔の上の鼻頭部から両頬部までを覆う形成部 ６マスク本体を耳に係止するゴムひも等の素材

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 マスク範囲は、鼻孔と口を覆わないで、
   マスク正面上端は、両下瞼部から顔の側面両こめかみ部
   まで、マスク正面下端は、鼻孔の上の鼻頭部から顔の側
   面両頬部までとして、調理等の、輻射火熱により生起さ
   れる顔の皮膚乾燥防護と、当該作業の利便性を特徴とす
   る、調理等のマスク。