JPH06103160A - 作業メモリ確保方式 - Google Patents
作業メモリ確保方式Info
- Publication number
- JPH06103160A JPH06103160A JP10510192A JP10510192A JPH06103160A JP H06103160 A JPH06103160 A JP H06103160A JP 10510192 A JP10510192 A JP 10510192A JP 10510192 A JP10510192 A JP 10510192A JP H06103160 A JPH06103160 A JP H06103160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- free
- dynamic
- dynamic link
- free memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動的なメモリ確保が出来ず、動的リンクが可
能なオペレーティングシステムで、動的リンクを用い
て、フリーメモリを持つ動的リンクモジュールを結合す
ることにより、静的なメモリを少なくし、スワップファ
イルの効率化および起動時間の短縮をはかる。 【構成】 フリーメモリ管理手段21がフリーメモリの
不足を認識した時点で、動的リンク手段22により、動
的リンクモジュール3を結合して、フリーメモリ31を
フリーメモリ管理テーブル23に登録する。さらに、フ
リーメモリの不足が生じた場合には、動的リンクモジュ
ール4以降に対し、同様の処理を行う。
能なオペレーティングシステムで、動的リンクを用い
て、フリーメモリを持つ動的リンクモジュールを結合す
ることにより、静的なメモリを少なくし、スワップファ
イルの効率化および起動時間の短縮をはかる。 【構成】 フリーメモリ管理手段21がフリーメモリの
不足を認識した時点で、動的リンク手段22により、動
的リンクモジュール3を結合して、フリーメモリ31を
フリーメモリ管理テーブル23に登録する。さらに、フ
リーメモリの不足が生じた場合には、動的リンクモジュ
ール4以降に対し、同様の処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業メモリ確保方式に
関し、特に、動的なメモリ確保の出来ないオペレーティ
ングシステムで、動的リンクが可能な場合の作業メモリ
確保方式に関する。
関し、特に、動的なメモリ確保の出来ないオペレーティ
ングシステムで、動的リンクが可能な場合の作業メモリ
確保方式に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリの動的確保が出来ないオペレーテ
ィングシステムの従来の作業メモリ確保方式は、アプリ
ケーションプログラム自身で自分が使用することが予想
される最大のメモリを静的に確保していた。
ィングシステムの従来の作業メモリ確保方式は、アプリ
ケーションプログラム自身で自分が使用することが予想
される最大のメモリを静的に確保していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の作業メ
モリ確保方式は、アプリケーションプログラムで使用す
ることが予想される最大の大きさのメモリを持つため
に、オペレーティングシステムが確保するスワップファ
イルの大きさも、常に最大の大きさで確保されるので、
軌道時間が増大するとともに、システムファイル(スワ
ップファイルを含む)が増大するという欠点を有してい
る。
モリ確保方式は、アプリケーションプログラムで使用す
ることが予想される最大の大きさのメモリを持つため
に、オペレーティングシステムが確保するスワップファ
イルの大きさも、常に最大の大きさで確保されるので、
軌道時間が増大するとともに、システムファイル(スワ
ップファイルを含む)が増大するという欠点を有してい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明の作業メモリ
確保方式は、動的なメモリの確保ができず、かつロード
モジュールを動的リンク法により呼び出すことの出来る
オペレーティングシステムの作業メモリ確保方式におい
て、メモリ管理部に、フリーメモリ管理手段と、動的リ
ンク手段と、フリーメモリ管理テーブルとを備えるとと
もに、これらに管理されたフリーメモリの各々を持つ動
的リンクモジュールの各々を備えて構成されている。
確保方式は、動的なメモリの確保ができず、かつロード
モジュールを動的リンク法により呼び出すことの出来る
オペレーティングシステムの作業メモリ確保方式におい
て、メモリ管理部に、フリーメモリ管理手段と、動的リ
ンク手段と、フリーメモリ管理テーブルとを備えるとと
もに、これらに管理されたフリーメモリの各々を持つ動
的リンクモジュールの各々を備えて構成されている。
【0005】また、第2の発明の作業メモリ確保方式
は、動的なメモリの確保ができず、かつコンパイルユニ
ットを動的リンク法により呼び出すことの出来るオペレ
ーティングシステムの作業メモリ確保方式において、メ
モリ管理部に、フリーメモリ管理手段と、動的リンク手
段と、フリーメモリ管理テーブルとを備えるとともに、
これらに管理されたフリーメモリの各々を持つ動的リン
クモジュールの各々を備えて構成されている。
は、動的なメモリの確保ができず、かつコンパイルユニ
ットを動的リンク法により呼び出すことの出来るオペレ
ーティングシステムの作業メモリ確保方式において、メ
モリ管理部に、フリーメモリ管理手段と、動的リンク手
段と、フリーメモリ管理テーブルとを備えるとともに、
これらに管理されたフリーメモリの各々を持つ動的リン
クモジュールの各々を備えて構成されている。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の作業メモリ確保方式の一
実施例を示すブロック図である。図1に示すように、本
実施例では、アプリケーションプログラム1は、作業メ
モリが必要になった場合に、メモリ管理部2にメモリの
確保要求を発行する。
て説明する。図1は、本発明の作業メモリ確保方式の一
実施例を示すブロック図である。図1に示すように、本
実施例では、アプリケーションプログラム1は、作業メ
モリが必要になった場合に、メモリ管理部2にメモリの
確保要求を発行する。
【0007】アプリケーションプログラム1のメモリの
確保要求を受けたメモリ管理部2は、フリーメモリ管理
手段21を呼び出し、フリーメモリ管理手段21は、フ
リーメモリ管理テーブル23を参照し、フリーメモリに
アプリケーションプログラム1からのメモリ確保要求サ
イズ以上が存在していれば、現在のフリーメモリからア
ドレスを返却し、フリーメモリ管理テーブル23を更新
する。
確保要求を受けたメモリ管理部2は、フリーメモリ管理
手段21を呼び出し、フリーメモリ管理手段21は、フ
リーメモリ管理テーブル23を参照し、フリーメモリに
アプリケーションプログラム1からのメモリ確保要求サ
イズ以上が存在していれば、現在のフリーメモリからア
ドレスを返却し、フリーメモリ管理テーブル23を更新
する。
【0008】アプリケーションプログラム1のメモリ確
保要求に対して、十分なフリーメモリが存在しなかった
場合には、フリーメモリ管理手段21は、動的リンク手
段22を呼び出す。動的リンク手段22は、外部に存在
している動的リンクモジュール3を動的リンク法によっ
てメモリ管理部2と結合する。
保要求に対して、十分なフリーメモリが存在しなかった
場合には、フリーメモリ管理手段21は、動的リンク手
段22を呼び出す。動的リンク手段22は、外部に存在
している動的リンクモジュール3を動的リンク法によっ
てメモリ管理部2と結合する。
【0009】動的リンクモジュール3の実行する動的リ
ンク法には、オペレーティングシステムによって、ロー
ドモジュールを動的にリンクする場合と、コンパイルユ
ニットを動的にリンクする場合とがある。動的リンクモ
ジュール3は、内部にフリーメモリ31を持ち、動的リ
ンク手段22により結合されたときに、フリーメモリ3
1のアドレスおよび大きさを返却する。
ンク法には、オペレーティングシステムによって、ロー
ドモジュールを動的にリンクする場合と、コンパイルユ
ニットを動的にリンクする場合とがある。動的リンクモ
ジュール3は、内部にフリーメモリ31を持ち、動的リ
ンク手段22により結合されたときに、フリーメモリ3
1のアドレスおよび大きさを返却する。
【0010】フリーメモリ31のアドレスおよび大きさ
を返却されたフリーメモリ管理手段21は、フリーメモ
リ管理テーブル23にフリーメモリ31を登録し、アプ
リケーションプログラム1のメモリの確保要求に対し
て、再度フリーメモリ管理テーブル23よりフリーメモ
リを確保し、アプリケーションプログラム1に返却す
る。
を返却されたフリーメモリ管理手段21は、フリーメモ
リ管理テーブル23にフリーメモリ31を登録し、アプ
リケーションプログラム1のメモリの確保要求に対し
て、再度フリーメモリ管理テーブル23よりフリーメモ
リを確保し、アプリケーションプログラム1に返却す
る。
【0011】さらに、フリーメモリの不足が生じた場合
には、フリーメモリ41を持つ動的リンクモジュール4
以降に対して、同様の処理を行う。
には、フリーメモリ41を持つ動的リンクモジュール4
以降に対して、同様の処理を行う。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の作業メモ
リ確保方式は、アプリケーションプログラムからのメモ
リ要求に対して、フリーメモリが不足する毎に、動的リ
ンク法により、フリーメモリを結合していくことによ
り、システムのスワップファイルを有効に使用でき、ま
た、初期のメモリサイズが少ないために、アプリケーシ
ョンプログラムの立ち上がりに要する時間が少なくなる
という効果を有している。
リ確保方式は、アプリケーションプログラムからのメモ
リ要求に対して、フリーメモリが不足する毎に、動的リ
ンク法により、フリーメモリを結合していくことによ
り、システムのスワップファイルを有効に使用でき、ま
た、初期のメモリサイズが少ないために、アプリケーシ
ョンプログラムの立ち上がりに要する時間が少なくなる
という効果を有している。
【図1】本発明の作業メモリ確保方式の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 アプリケーションプログラム 2 メモリ管理部 3,4 動的リンクモジュール 21 フリーメモリ管理手段 22 動的リンク手段 23 フリーメモリ管理テーブル 31,41 フリーメモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 動的なメモリの確保ができず、かつロー
ドモジュールを動的リンク法により呼び出すことの出来
るオペレーティングシステムの作業メモリ確保方式にお
いて、メモリ管理部に、フリーメモリ管理手段と、動的
リンク手段と、フリーメモリ管理テーブルとを備えると
ともに、これらに管理されたフリーメモリの各々を持つ
動的リンクモジュールの各々を備えることを特徴とする
作業メモリ確保方式。 - 【請求項2】 動的なメモリの確保ができず、かつコン
パイルユニットを動的リンク法により呼び出すことの出
来るオペレーティングシステムの作業メモリ確保方式に
おいて、メモリ管理部に、フリーメモリ管理手段と、動
的リンク手段と、フリーメモリ管理テーブルとを備える
とともに、これらに管理されたフリーメモリの各々を持
つ動的リンクモジュールの各々を備えることを特徴とす
る作業メモリ確保方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10510192A JPH06103160A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 作業メモリ確保方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10510192A JPH06103160A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 作業メモリ確保方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06103160A true JPH06103160A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=14398498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10510192A Withdrawn JPH06103160A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 作業メモリ確保方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06103160A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012120969A1 (ja) | 2011-03-08 | 2012-09-13 | 三菱重工業株式会社 | 伝熱管用施栓プラグおよび伝熱管用施栓プラグ取付装置ならびに伝熱管施栓方法 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP10510192A patent/JPH06103160A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012120969A1 (ja) | 2011-03-08 | 2012-09-13 | 三菱重工業株式会社 | 伝熱管用施栓プラグおよび伝熱管用施栓プラグ取付装置ならびに伝熱管施栓方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |