JPH06102125A - 置換器付圧力伝送器 - Google Patents

置換器付圧力伝送器

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Publication number
JPH06102125A
JPH06102125A JP24955792A JP24955792A JPH06102125A JP H06102125 A JPH06102125 A JP H06102125A JP 24955792 A JP24955792 A JP 24955792A JP 24955792 A JP24955792 A JP 24955792A JP H06102125 A JPH06102125 A JP H06102125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
pressure
pressure transmitter
liquid contact
capillary tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP24955792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Onose
俊宏 小野瀬
Akira Nagasu
章 長須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH06102125A publication Critical patent/JPH06102125A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本体1の構造と接液部7の構造を両端部に固定
金具9を接合させたキャピラリーチューブ8で接合して
おり、本体1及び接液部7のキャピラリーチューブ8取
り出し部分にはコネクタ10を備えた構造からなる。 【効果】本発明によれば、シールダイアフラムの破損の
伴う製品への害防止,安全性の確保が得られ、かつプロ
セスの小形化に適応した圧力伝送器が製作できプロセス
の圧力が検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力伝送器に係り、特
に小形のリモートシールタイプの圧力伝送器の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のリモートシールダイアフラム形の
圧力伝送器は、図6に示すようにシールダイアフラムが
規格フランジに接合された接液部から構成されていた。
【0003】しかし、近年プラントの運転も多品種小量
化が進み、プラント自体も小形化してきている。このよ
うな中で今までのような2インチ〜4インチのフランジ
を取り付けることは不可能となっており、リモートシー
ルダイアフラム形の圧力伝送器に於いても、小形化が要
求されている。
【0004】従って、ダイアフラムの口径も1インチや
1/2インチ、キャピラリーチュウブの外径も1〜3mm
が要求される。また、ダイアフラムの小径化により温度
変化による封入液の膨張,収縮量の吸収量が制約され
る。そのため構造内部には圧力,温度影響の小さい水銀
が充填されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、フラ
ンジサイズが2〜4インチでありダイアフラム径も大き
かった。しかし、フランジサイズが1,1/2インチと
なるとダイアフラム径も小さくなり、温度変化による封
入液(圧力伝達媒体)の膨張,収縮量が吸収できなくな
る。そのため、封入液(圧力伝達媒体)に、圧縮率,熱
膨張係数ともに小さい水銀を使用していた。それによ
り、ダイアフラムが破損して封入液(圧力伝達媒体)が
漏れた場合、測定している製品が全て使用不可能にな
り、また、これらの処分に困るなど、損害が大となった
り公害や安全性の面でも大きな問題となっていた。
【0006】本発明は、万が一、ダイアフラムが破損し
て、封入液(圧力伝達媒体)が漏れた場合でも製品に害
を与えない、公害や安全性の面でも問題とならない圧力
伝送器の構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、封入液(圧力伝達媒体)に水銀と比較し圧縮率,熱
膨張係数とも値の大きいシリコンオイルまたはフッ素オ
イルを封入液に使用しなければならない。そのため、従
来の構造に対して少ない封入液(圧力伝達媒体)量とする
ため、封入液(圧力伝達媒体)が充填されている空間に
絶縁材料を詰め込み、キャピラリーチューブに極細パイ
プの採用、その保護構造、かつプロセスの小形化に適合
した接液部を持つ構造とする。そうすることで、製品損
害を防止し安全性をもたせ、プロセスの圧力測定を可能
とさせる。
【0008】
【作用】小口径のキャピラリーチューブを保護する構造
とすることで取り扱い面の向上を図り、接液部はプロセ
ス接続に適合した構造とする。そこにシリコンオイルま
たはフッ素オイルを充填することにより、本圧力伝送器
のシールダイアフラム破損に伴う測定する製品への害が
なくなり安定したプロセスの圧力検出が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1において、従来置換器付圧力伝送器用
の圧力検出器である本体1及び圧力変換素子2,ダイア
フラム3,圧力伝達媒体4に絶縁材料5を組み込んだ本
体部構造と、シールダイアフラム6を持ちプロセス接続
に適した接液部7の構造が二重管のキャピラリーチュー
ブ8で接続されている。内部には、本体1に封入されて
いる同圧力伝達媒体4が封入されており、シールダイア
フラアム6で検出された圧力はこの圧力伝達媒体4を介
して圧力変換素子2に伝達される。
【0011】本体1において絶縁材料5は内部空間を埋
め封入する圧力伝達媒体4の量を減らす役目をしてい
る。
【0012】本体1と接液部7の接続方法は、両端に固
定金具9を接続した二重管のキャピラリーチューブ8を
用いている。このキャピラリーチューブ8の両端の内側
の管を固定金具9の先端で溶接接続し、外側の管をキャ
ピラリーチューブ8の回り止め防止のため固定金具9の
後部で溶接接合している。そして、固定金具9は本体1
及び接液部7に溶接で接続されている。
【0013】また、本体1及び接液部6の両キャピラリ
ーチューブ8取り出し部分にR面取りを施したコネクタ
10を設けて、キャピラリーチューブ8の取り扱い等の
曲げによる破損から保護している。コネクタ10は、本
体1及び接液部7に溶接接合している。この様な構造と
することで、本圧力伝送器の取り扱い面の信頼性が確保
でき、本圧力伝送器のシールダイアフラム破損に伴う測
定する製品への害を防止し、小形のプロセスで安定した
圧力の検出が可能となる。
【0014】図2においては、図1に示す構造の本体1
内部のダイアフラム3を取り除き、絶縁材料5で内部空
間を埋めている。そのことにより、構造内部に封入する
圧力伝達媒体4の量をよりいっそう減らすことができ
る。
【0015】同様図3においても、構造内部に封入され
ている圧力伝達媒体4中に球状又は圧力伝達媒体4の流
動に支障ない形状の絶縁材料5を封入し圧力伝達媒体4
の量を減らしている。
【0016】また、本体1と接液部7の他の接続方法と
しては、図4において多重管のキャピラリーチューブ8
の管同志を溶接し、その最外管を本体1及び接液部7に
溶接接合している。
【0017】図5においては、多重管のキャピラリーチ
ューブ8をメタルフローにより本体1及び接液部7に接
合している。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、本圧力伝送器のシール
ダイアフラムの破損に伴う測定する製品の損失を防止す
ることができ、小形形状のプロセスに接続し、正しく圧
力を検出できる。また、小口径のキャピラリーチューブ
による本体と接液部との接続であるが、取り扱いの面に
ついても信頼性が得られる。その上、接液部は、従来圧
力測定に使用されている検出器に接続するため製作は容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の置換器付圧力伝送器の断面
図である。
【図2】本発明の置換器付圧力伝送器類似の断面図であ
る。
【図3】本発明の置換器付圧力伝送器類似の断面図であ
る。
【図4】キャピラリーチューブ接続部構造断面図であ
る。
【図5】キャピラリーチューブ接続部構造断面図であ
る。
【図6】従来の置換器付圧力伝送器の断面図である。
【符号の説明】
1…本体、2…圧力変換素子、3…ダイアフラム、4…
圧力伝達媒体(封入液)、5…絶縁材料、6…シールダ
イアフラム、7…接液部、8…キャピラリーチューブ、
9…固定金具、10…コネクタ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力センサを内蔵した本体部と、プロセス
    圧力を感知するためのシールダイアフラムを有する接液
    部と、本体部と接液部を接続するキャピラリーチューブ
    と圧力センサ,シールダイアフラム,キャピラリーチュ
    ーブで囲まれた空間にシリコンオイルまたは、フッ素オ
    イルを封入した構造からなるリモートシールタイプの圧
    力伝送器において、キャピラリーチューブに多重管を使
    用したことを特徴とする置換器付圧力伝送器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記本体部と接液部を
    接続するためにキャピラリーチューブの最内管を溶接し
    たことを特徴とする置換器付圧力伝送器。
  3. 【請求項3】請求項1において、本体部及び接液部内の
    空間容積を減らすために絶縁材料(セラミック板)を使
    用したことを特徴とする置換器付圧力伝送器。
  4. 【請求項4】請求項1において、本体側および、接液側
    のキャピラリーチューブ取出口部に、Rを設けたことを
    特徴とする置換器付圧力伝送器。
  5. 【請求項5】請求項1において、キャピラリーチューブ
    多重管の最外管の両端部を本体部および接液部に、固定
    したことを特徴とする置換器付圧力伝送器。
  6. 【請求項6】請求項1において、キャピラリーチューブ
    多重管の管同志、両端部で溶接したことを特徴とする置
    換器付圧力伝送器。
  7. 【請求項7】請求項1において、キャピラリーチューブ
    の接合にメタルフロー接合を使用したことを特徴とする
    置換器付圧力伝送器。
  8. 【請求項8】請求項1において、圧力センサ,シールダ
    イアフラム,キャピラリーチューブで囲まれた空間に、
    非圧縮性の絶縁材料を入れたことを特徴とする置換器付
    圧力伝送器。
JP24955792A 1992-09-18 1992-09-18 置換器付圧力伝送器 Pending JPH06102125A (ja)

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