JPH06102081A - 生コンクリート製造用秤の検査装置 - Google Patents
生コンクリート製造用秤の検査装置Info
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- JPH06102081A JPH06102081A JP3956791A JP3956791A JPH06102081A JP H06102081 A JPH06102081 A JP H06102081A JP 3956791 A JP3956791 A JP 3956791A JP 3956791 A JP3956791 A JP 3956791A JP H06102081 A JPH06102081 A JP H06102081A
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- mixed concrete
- weighing tank
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims abstract description 17
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 13
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000005303 weighing Methods 0.000 abstract description 11
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小人数で検査作業が容易且つ迅速に行われ、
又、検査員が負傷するこすることが全く無い生コン用秤
の検査装置を提供すことを目的とする。他の目他の目的
は、精度の高い検査を行うことである。 【構成】生コンクリ−トの原材料計量槽を、ロ−ド表示
盤に接続された被検査用ロ−ドセルを介して懸吊部材で
っ重力方向に懸吊する。この計量槽にその中心軸に関し
ほぼ対称の位置において、検査用ロ−ドセルを介して負
荷用部材を垂下の状態で取り付け、その負荷用部材の下
端に油圧シリンダを設ける。前記油圧シリンダにより前
記負荷用部材に計量槽の初期の懸吊姿勢をそのまま保持
させる荷重を逐次負荷して荷重の合計値とロ−ド表示盤
に表示される表示値とを比較する手段を設ける。
又、検査員が負傷するこすることが全く無い生コン用秤
の検査装置を提供すことを目的とする。他の目他の目的
は、精度の高い検査を行うことである。 【構成】生コンクリ−トの原材料計量槽を、ロ−ド表示
盤に接続された被検査用ロ−ドセルを介して懸吊部材で
っ重力方向に懸吊する。この計量槽にその中心軸に関し
ほぼ対称の位置において、検査用ロ−ドセルを介して負
荷用部材を垂下の状態で取り付け、その負荷用部材の下
端に油圧シリンダを設ける。前記油圧シリンダにより前
記負荷用部材に計量槽の初期の懸吊姿勢をそのまま保持
させる荷重を逐次負荷して荷重の合計値とロ−ド表示盤
に表示される表示値とを比較する手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は生コンクリート製造用
秤の検査装置に関するものである。
秤の検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すようにバッチャプラントは生
コンクリートの原材料計量槽30、骨ベルトコンベア4
0、材料貯蔵槽50、水計量槽60、ミキサ70、セメ
ント輸送装置80、セメントサイロ90、表示盤26及
び記録装置100から構成されている。この内表示盤2
6は、生コンクリートの原材料計量槽30に投入される
原材料の重量を計測する秤に付属していて重量を数値表
示する。そして、この表示された数値が正しいかどうか
を定期的に検査することが規制されている。
コンクリートの原材料計量槽30、骨ベルトコンベア4
0、材料貯蔵槽50、水計量槽60、ミキサ70、セメ
ント輸送装置80、セメントサイロ90、表示盤26及
び記録装置100から構成されている。この内表示盤2
6は、生コンクリートの原材料計量槽30に投入される
原材料の重量を計測する秤に付属していて重量を数値表
示する。そして、この表示された数値が正しいかどうか
を定期的に検査することが規制されている。
【0003】従来生コンクリート(以後生コンと言う)
製造用の秤の検査は生コンの原材料計量槽内に目方のは
っきり分かっている小重量の分銅の一定量を逐次(通常
は検定しようとする重量の1/10づつ、例えば300
0kgの検定に対して300kgづつ)積み重ね、この分銅
の計算重量と秤の表示盤に表示される数値とを比較して
秤の検査を行っていた。然し、この方法では計量槽内に
分銅を積み重ねるための足場が必要であり、分銅を積み
重ねるのに多くの検査員と時間がかかる為検査費用が高
くなり、時には計量槽内で積み重ねた分銅が崩れて検査
員が負傷することがあった。
製造用の秤の検査は生コンの原材料計量槽内に目方のは
っきり分かっている小重量の分銅の一定量を逐次(通常
は検定しようとする重量の1/10づつ、例えば300
0kgの検定に対して300kgづつ)積み重ね、この分銅
の計算重量と秤の表示盤に表示される数値とを比較して
秤の検査を行っていた。然し、この方法では計量槽内に
分銅を積み重ねるための足場が必要であり、分銅を積み
重ねるのに多くの検査員と時間がかかる為検査費用が高
くなり、時には計量槽内で積み重ねた分銅が崩れて検査
員が負傷することがあった。
【0004】そこで、上記問題を解決するため、ホッパ
をレバで支え、連杆によってホッパ・スケールに連結
し、該ホッパの荷重をスケール目盛盤に表示させる質量
計器において、質量計のホッパの両側にロードセル、緩
衝部、ジャッキ、をそれぞれ直列に連結した引張機構を
取り付け、前記ロードセルからの出力信号を表示回路を
通して基準質量として表示し、質量計の表示と比較して
器差検査を行う質量計器差検査装置が開発されている。
(実公昭50ー1005号公報)
をレバで支え、連杆によってホッパ・スケールに連結
し、該ホッパの荷重をスケール目盛盤に表示させる質量
計器において、質量計のホッパの両側にロードセル、緩
衝部、ジャッキ、をそれぞれ直列に連結した引張機構を
取り付け、前記ロードセルからの出力信号を表示回路を
通して基準質量として表示し、質量計の表示と比較して
器差検査を行う質量計器差検査装置が開発されている。
(実公昭50ー1005号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置には
次のような問題がある。 (1) レバにより支持されているので、ホッパの両側にジ
ャッキで同時に引張力を与えると、ホッパの片側が回転
するようにしながら傾斜する。そのため、ホッパは傾い
た状態になるので、ロードセルに表示される荷重と質量
計の質量表示と一致しなくなる。従って、正確な器差検
査は困難である。 (2) ホッパの両側をジャッキで同時に均等な力で引くこ
とは困難である。そのため、ホッパに不均一な力がかか
るので、偏荷重が発生し正確な検査が出来なくなる。ま
た、ジャッキでは引っ張り力即ち荷重を微小に調整する
ことは困難であるので、精度の高い検査は不可能であ
る。
次のような問題がある。 (1) レバにより支持されているので、ホッパの両側にジ
ャッキで同時に引張力を与えると、ホッパの片側が回転
するようにしながら傾斜する。そのため、ホッパは傾い
た状態になるので、ロードセルに表示される荷重と質量
計の質量表示と一致しなくなる。従って、正確な器差検
査は困難である。 (2) ホッパの両側をジャッキで同時に均等な力で引くこ
とは困難である。そのため、ホッパに不均一な力がかか
るので、偏荷重が発生し正確な検査が出来なくなる。ま
た、ジャッキでは引っ張り力即ち荷重を微小に調整する
ことは困難であるので、精度の高い検査は不可能であ
る。
【0006】この発明は、小人数で検査作業が容易かつ
迅速に行われ、又、検査員が負傷することが全くない生
コン用秤の検査装置の提供を目的とする。他の目的は、
精度の高い検査を行うことである。
迅速に行われ、又、検査員が負傷することが全くない生
コン用秤の検査装置の提供を目的とする。他の目的は、
精度の高い検査を行うことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
のこの発明は、生コンクリートの原材料計量槽を、ロー
ド表示盤に接続された被検査用ロードセルを介して重力
方向に懸吊する懸吊部材と;該計量槽にその中心軸に関
しほぼ対称の位置において検査用ロードセルを介して垂
下の状態で取り付けられ、かつ、下端に油圧シリンダを
設けた負荷用部材と;前記油圧シリンダにより各負荷用
部材に加えられる均等な重力方向の荷重の合計値とロー
ド表示盤に表示される表示値とを比較する手段と:を備
えたことを特徴とするものである。
のこの発明は、生コンクリートの原材料計量槽を、ロー
ド表示盤に接続された被検査用ロードセルを介して重力
方向に懸吊する懸吊部材と;該計量槽にその中心軸に関
しほぼ対称の位置において検査用ロードセルを介して垂
下の状態で取り付けられ、かつ、下端に油圧シリンダを
設けた負荷用部材と;前記油圧シリンダにより各負荷用
部材に加えられる均等な重力方向の荷重の合計値とロー
ド表示盤に表示される表示値とを比較する手段と:を備
えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】各油圧シリンダを作動させ、各負荷用部材に均
等の引張力を与えると、各負荷用部材には計量槽の初期
の懸吊姿勢をそのまま保持させる荷重が負荷される。そ
のため、各負荷用部材に発生する荷重の合計及び懸吊用
部材に発生する荷重の合計はともに計量槽の重心を通過
して計量槽の中心軸と合致し、かつこの二つの合計値は
大きさが等しく方向が向反対である。懸吊用部材に発生
する荷重の合計は表示盤に表示されるが、表示盤の表示
値と負荷用部材の荷重の合計とを比較すると表示盤の表
示値の誤差が分かる。負荷用部材の荷重を逐次変えて行
くことに対応して表示盤上の数値も変化し各荷重に対す
る表示盤の表示値の誤差が分る。
等の引張力を与えると、各負荷用部材には計量槽の初期
の懸吊姿勢をそのまま保持させる荷重が負荷される。そ
のため、各負荷用部材に発生する荷重の合計及び懸吊用
部材に発生する荷重の合計はともに計量槽の重心を通過
して計量槽の中心軸と合致し、かつこの二つの合計値は
大きさが等しく方向が向反対である。懸吊用部材に発生
する荷重の合計は表示盤に表示されるが、表示盤の表示
値と負荷用部材の荷重の合計とを比較すると表示盤の表
示値の誤差が分かる。負荷用部材の荷重を逐次変えて行
くことに対応して表示盤上の数値も変化し各荷重に対す
る表示盤の表示値の誤差が分る。
【0009】油圧シリンダを用いて負荷用部材に引張力
与えるので、各負荷用部材には同時に均等な荷重がかか
る。そのため、計量槽の初期の懸吊姿勢をそのまま維持
しながら検査できる。
与えるので、各負荷用部材には同時に均等な荷重がかか
る。そのため、計量槽の初期の懸吊姿勢をそのまま維持
しながら検査できる。
【0010】
【実施例】以下実施例を示す図面によりこの発明を説明
する。図1、図2は第1実施例を示す。生コンクリート
の原材料計量槽(以後単に計量槽と言う)30は正方形
断面の角柱部及び角錘部から構成されている。Gは計量
槽30の重心を示し、Zは重心Gを通る中心軸を示す。
図2(図1の平面図)のX−X線及びY−Y線は重心G
を通る計量槽30の側面に平行の基準線である。計量槽
30の上面には取付ブラケット5、6、7が図に示す位
置寸法で配置されている。取付ブラケット5、6、7に
対応してその直上には取付ビーム1に取付ブラケット
2、3、4が取り付けられている。取付ブラケット2、
3、4には懸吊用部材、例えばロープ11、12、13
が垂下の状態で取り付けられ、その下端に前記取付ブラ
ケット5、6、7が取り付けられている。懸吊用部材1
1、12、13には被検査用ロードセル8、9、10が
それぞれ取り付けられ、表示盤26に接続されている。
する。図1、図2は第1実施例を示す。生コンクリート
の原材料計量槽(以後単に計量槽と言う)30は正方形
断面の角柱部及び角錘部から構成されている。Gは計量
槽30の重心を示し、Zは重心Gを通る中心軸を示す。
図2(図1の平面図)のX−X線及びY−Y線は重心G
を通る計量槽30の側面に平行の基準線である。計量槽
30の上面には取付ブラケット5、6、7が図に示す位
置寸法で配置されている。取付ブラケット5、6、7に
対応してその直上には取付ビーム1に取付ブラケット
2、3、4が取り付けられている。取付ブラケット2、
3、4には懸吊用部材、例えばロープ11、12、13
が垂下の状態で取り付けられ、その下端に前記取付ブラ
ケット5、6、7が取り付けられている。懸吊用部材1
1、12、13には被検査用ロードセル8、9、10が
それぞれ取り付けられ、表示盤26に接続されている。
【0011】計量槽30には又取付ブラケット29a、
29bが中心軸Zに対し対称の位置に設けられ、これに
負荷用部材、例えばロープ22、24が垂下の状態で取
り付けられ、その下端には油圧シリンダ15、19のロ
ッドが取り付けられている。油圧シリンダ15、19の
シリンダ側は建物の床面Eに固定されている。負荷用部
材22、24にはそれぞれ検査用ロードセル23、25
が設けられ、表示盤27、28に接続されている。1
4、16、17はそれぞれ油圧シリンダ15の油圧源、
油通路、バルブであり、18、20、21はそれぞれ油
圧シリンダ19の油圧源、油通路、バルブである。
29bが中心軸Zに対し対称の位置に設けられ、これに
負荷用部材、例えばロープ22、24が垂下の状態で取
り付けられ、その下端には油圧シリンダ15、19のロ
ッドが取り付けられている。油圧シリンダ15、19の
シリンダ側は建物の床面Eに固定されている。負荷用部
材22、24にはそれぞれ検査用ロードセル23、25
が設けられ、表示盤27、28に接続されている。1
4、16、17はそれぞれ油圧シリンダ15の油圧源、
油通路、バルブであり、18、20、21はそれぞれ油
圧シリンダ19の油圧源、油通路、バルブである。
【0012】上記の構成において油圧シリンダ15、1
9に圧油を供給し、負荷用部材22、24に荷重T4 、
T5 を作用させると、力及びモーメントの釣合いから次
の3式が成り立つ。 T1 +T2 +T3 =T4 +T5 (1) (T2 +T3)c=T1 c (2) T4 b−T2 a=T5 b−T3 a(3) なお、(1) 式の右辺には計量槽30の目方Wが入るが、
これは表示盤26で零に調節されている。上記の式にお
いて計量槽30は初期の姿勢(油圧シリンダ15、19
に油圧が作用しないで計量槽30が懸吊用部材11、1
2、13により吊り下げられている状態の姿勢)を保持
している限り、油圧15、19により負荷用部材22、
24に負荷される荷重、T4 、T5 は異なる値でも良い
が、両者はほぼ等しいほうが良い。そして、表示盤2
7、28に表示される荷重T4 、T5の合計値と表示盤
26に表示される値とを比較して検定が行われる。検定
回数は必要に応じて変わるが、通常は最終重量を10等
分して10回行われる。
9に圧油を供給し、負荷用部材22、24に荷重T4 、
T5 を作用させると、力及びモーメントの釣合いから次
の3式が成り立つ。 T1 +T2 +T3 =T4 +T5 (1) (T2 +T3)c=T1 c (2) T4 b−T2 a=T5 b−T3 a(3) なお、(1) 式の右辺には計量槽30の目方Wが入るが、
これは表示盤26で零に調節されている。上記の式にお
いて計量槽30は初期の姿勢(油圧シリンダ15、19
に油圧が作用しないで計量槽30が懸吊用部材11、1
2、13により吊り下げられている状態の姿勢)を保持
している限り、油圧15、19により負荷用部材22、
24に負荷される荷重、T4 、T5 は異なる値でも良い
が、両者はほぼ等しいほうが良い。そして、表示盤2
7、28に表示される荷重T4 、T5の合計値と表示盤
26に表示される値とを比較して検定が行われる。検定
回数は必要に応じて変わるが、通常は最終重量を10等
分して10回行われる。
【0013】図3、図4は計量槽30が比較的に小型の
場合に使用可能であり、計量槽30は取付ブラケット3
2、33に一端を取り付けた等長の2本の交差する懸吊
用部材35、36を介して1本の懸吊用部材34により
取付ビーム1に取付ブラケット31を介して懸吊されて
いる。重心Gは懸吊用部材34の延長線上にあり、懸吊
用部材34は中心軸Zと合致している。懸吊用部材34
には被検査用ロードセル37が取り付けられ、同ロード
セル37の表示盤26に接続されている。
場合に使用可能であり、計量槽30は取付ブラケット3
2、33に一端を取り付けた等長の2本の交差する懸吊
用部材35、36を介して1本の懸吊用部材34により
取付ビーム1に取付ブラケット31を介して懸吊されて
いる。重心Gは懸吊用部材34の延長線上にあり、懸吊
用部材34は中心軸Zと合致している。懸吊用部材34
には被検査用ロードセル37が取り付けられ、同ロード
セル37の表示盤26に接続されている。
【0014】図1の場合と同じように計量槽30には又
取付ブラケット29a、29bが中心軸Zに対し対称の
位置に設けられ、これに負荷用部材22、24が垂下の
状態で取り付けられ、その下端には油圧シリンダ15、
19のロッドが取り付けられている。油圧シリンダ1
5、19のシリンダ側は、建物の床面Eに固定されてい
る。負荷用部材22、24にはそれぞれ検査用ロードセ
ル23、25が設けられ、表示盤27、28に接続され
ている。その他の構成要素も図1と同じである。
取付ブラケット29a、29bが中心軸Zに対し対称の
位置に設けられ、これに負荷用部材22、24が垂下の
状態で取り付けられ、その下端には油圧シリンダ15、
19のロッドが取り付けられている。油圧シリンダ1
5、19のシリンダ側は、建物の床面Eに固定されてい
る。負荷用部材22、24にはそれぞれ検査用ロードセ
ル23、25が設けられ、表示盤27、28に接続され
ている。その他の構成要素も図1と同じである。
【0015】上記の構成において、油圧シリンダ15、
19に油圧を供給し、負荷用部材22、24に荷重T4
、T5 を作用させ、又、懸吊用部材34の荷重をTと
すると力及びモーメントの釣合いから次の2式が成り立
つ。 T=T4 +T5 (4) T4 b=T5 b (5) (5) 式から明らかなように計量槽30が初期の姿勢、即
ち計量槽30が懸吊用部材34により吊り下げられ、部
材34の延長線上に重心Gがある状態での姿勢を保持す
るためにはT4 =T5 であることが必要である。若し負
荷用部材22、24が中心軸Zより等しい距離になく、
負荷用部材22がb1 、負荷用部材24がb2 だけ中心
軸Zから離れているとすると、 T4 b1 =T5 b2 の関係が成立するようにT4 、T5 を決めて負荷用部材
22、24に負荷する必要がある。そして、T4 、T5
の合計値と表示盤26に標示される数値とを比較して検
査を行う。
19に油圧を供給し、負荷用部材22、24に荷重T4
、T5 を作用させ、又、懸吊用部材34の荷重をTと
すると力及びモーメントの釣合いから次の2式が成り立
つ。 T=T4 +T5 (4) T4 b=T5 b (5) (5) 式から明らかなように計量槽30が初期の姿勢、即
ち計量槽30が懸吊用部材34により吊り下げられ、部
材34の延長線上に重心Gがある状態での姿勢を保持す
るためにはT4 =T5 であることが必要である。若し負
荷用部材22、24が中心軸Zより等しい距離になく、
負荷用部材22がb1 、負荷用部材24がb2 だけ中心
軸Zから離れているとすると、 T4 b1 =T5 b2 の関係が成立するようにT4 、T5 を決めて負荷用部材
22、24に負荷する必要がある。そして、T4 、T5
の合計値と表示盤26に標示される数値とを比較して検
査を行う。
【0016】前記実施例では油圧シリンダ15、19は
それぞれ油圧源14、18に連通しているが、油圧シリ
ンダ15、19を分岐管を介して一つの油圧源に連通さ
せても良い。
それぞれ油圧源14、18に連通しているが、油圧シリ
ンダ15、19を分岐管を介して一つの油圧源に連通さ
せても良い。
【0017】
【効果】この発明は上記の工程により実施されるので次
のような優れた効果を有する。 (イ)小人数で検査作業が容易迅速に行われる。 (ロ)重心加速度の影響を受けないので検査精度が高
い。 (ハ)作業が従来と比較して極めて安全である。 (ニ)油圧シリンダにより同時に均等な荷重を各負荷用
部材に加えるので、従来例と異なり精度の高い検査がで
きる。 (ホ)原材料計量槽の重力方向と懸吊用部材及び負荷用
部材の力方向が平行なので負荷用部材に加わる荷重が懸
吊用部材に加わる荷重と一致する。そのため、従来例と
異なり正確な検査を行うことが出来る。
のような優れた効果を有する。 (イ)小人数で検査作業が容易迅速に行われる。 (ロ)重心加速度の影響を受けないので検査精度が高
い。 (ハ)作業が従来と比較して極めて安全である。 (ニ)油圧シリンダにより同時に均等な荷重を各負荷用
部材に加えるので、従来例と異なり精度の高い検査がで
きる。 (ホ)原材料計量槽の重力方向と懸吊用部材及び負荷用
部材の力方向が平行なので負荷用部材に加わる荷重が懸
吊用部材に加わる荷重と一致する。そのため、従来例と
異なり正確な検査を行うことが出来る。
【図1】第1実施例の実施に使用される装置の正面図で
ある。
ある。
【図2】図1の平面図を示す。
【図3】第2実施例の実施に使用される装置の正面図で
ある。
ある。
【図4】図3の平面図を示す。
【図5】バッチャプラントの正面図を示す。
8 被検査用ロ−ドセル 9 被検査用ロ−ドセル 10 被検査用ロ−ドセル 11 懸吊用部材 12 懸吊用部材 13 懸吊用部材 15 油圧シリンダ 22 負荷用部材 23 検査用ロ−ドセル 24 負荷用部材 25 検査用ロ−ドセル 26 表示盤 30 生コンクリートの原材料計量槽 34 懸吊用部材
Claims (1)
- 【請求項1】生コンクリートの原材料計量槽を、ロード
表示盤に接続された被検査用ロードセルを介して重力方
向に懸吊する懸吊部材と;該計量槽にその中心軸に関し
ほぼ対称の位置において検査用ロードセルを介して垂下
の状態で取り付けられ、かつ、下端に油圧シリンダを設
けた負荷用部材と;前記油圧シリンダにより各負荷用部
材に加えられる均等な重力方向の荷重の合計値とロード
表示盤に表示される表示値とを比較する手段と:を備え
たことを特徴とする生コンクリート製造用秤の検査装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3956791A JPH06102081A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 生コンクリート製造用秤の検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3956791A JPH06102081A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 生コンクリート製造用秤の検査装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20439887A Division JPS6447915A (en) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | Examining method of weighting apparatus in manufacturing ready-mixed concrete |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102081A true JPH06102081A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=12556660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3956791A Pending JPH06102081A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 生コンクリート製造用秤の検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102081A (ja) |
Cited By (4)
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1991
- 1991-02-08 JP JP3956791A patent/JPH06102081A/ja active Pending
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