JPH06102079A - 粉粒体の残量検出装置 - Google Patents
粉粒体の残量検出装置Info
- Publication number
- JPH06102079A JPH06102079A JP25102392A JP25102392A JPH06102079A JP H06102079 A JPH06102079 A JP H06102079A JP 25102392 A JP25102392 A JP 25102392A JP 25102392 A JP25102392 A JP 25102392A JP H06102079 A JPH06102079 A JP H06102079A
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- JP
- Japan
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- sound piece
- vibrator
- particles
- circuit
- oscillation
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- Pending
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 音片振動子を利用して、自動的に粉粒体の残
量を検出する装置を提供すること。 【構成】 粉粒体14の貯蔵容器内13に音片振動子1
の一端を突出させ、音片振動子1の振動に対応して発振
を行う発振回路6を具備し、発振回路6の発振を検知し
て粉粒体の残量を検出する装置に、音片振動子1を一定
間隔で強制励振する起動回路11を設けたことを特徴と
する。
量を検出する装置を提供すること。 【構成】 粉粒体14の貯蔵容器内13に音片振動子1
の一端を突出させ、音片振動子1の振動に対応して発振
を行う発振回路6を具備し、発振回路6の発振を検知し
て粉粒体の残量を検出する装置に、音片振動子1を一定
間隔で強制励振する起動回路11を設けたことを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機などの貯蔵
容器内にある、コーヒーや紅茶などの粉粒体残量を検出
する装置に関する。
容器内にある、コーヒーや紅茶などの粉粒体残量を検出
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音叉などの振動子と粉粒体との接触/非
接触により、振動子の振動の有無を検知して粉粒体のレ
ベルや残量を検出する方法が既に知られており、このよ
うな装置の例として、特開昭54−43772号公報や
特開昭59−57396号公報に記載された発明があっ
た。これらの装置は、振動子が比重の小さい物質の影響
を受けて発振/停止をし、また振動子に粉粒体が付着堆
積しにくく誤動作が防止されるため、極めて信頼性の高
い装置を得ることができるという利点を有している。
接触により、振動子の振動の有無を検知して粉粒体のレ
ベルや残量を検出する方法が既に知られており、このよ
うな装置の例として、特開昭54−43772号公報や
特開昭59−57396号公報に記載された発明があっ
た。これらの装置は、振動子が比重の小さい物質の影響
を受けて発振/停止をし、また振動子に粉粒体が付着堆
積しにくく誤動作が防止されるため、極めて信頼性の高
い装置を得ることができるという利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の粉粒体レベル検出装置にあっては、振動子
の振動を電気信号に変換して帰還をかけているため、振
動子の完全な停止状態から振動子を自動的に発振させる
ことが困難で、従来の粉粒体レベル検出装置を実用的に
使用することには問題があった。
ような従来の粉粒体レベル検出装置にあっては、振動子
の振動を電気信号に変換して帰還をかけているため、振
動子の完全な停止状態から振動子を自動的に発振させる
ことが困難で、従来の粉粒体レベル検出装置を実用的に
使用することには問題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決したもので、定
期的に振動子を励振させることにより、音片振動子を利
用して自動検出が可能な粉粒体残量装置を提供すること
を目的とする。
期的に振動子を励振させることにより、音片振動子を利
用して自動検出が可能な粉粒体残量装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、粉粒体の貯蔵
容器内に音片振動子の一端を突出させ、該振動子の振動
に対応して発振を行う発振回路を具備し、該発振回路の
発振を検知して粉粒体の残量を検出する装置において、
音片振動子を所定間隔で強制励振する起動手段を設けた
ものである。
容器内に音片振動子の一端を突出させ、該振動子の振動
に対応して発振を行う発振回路を具備し、該発振回路の
発振を検知して粉粒体の残量を検出する装置において、
音片振動子を所定間隔で強制励振する起動手段を設けた
ものである。
【0006】
【作用】本発明において、起動手段により励振された音
片振動子は、粉粒体に拘束されていなければその固有振
動数で振動を持続する。この振動を発振回路を介して検
出することにより、音片振動子が取付けられた位置での
粉粒体の有無が判断できる。
片振動子は、粉粒体に拘束されていなければその固有振
動数で振動を持続する。この振動を発振回路を介して検
出することにより、音片振動子が取付けられた位置での
粉粒体の有無が判断できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す回路図である。
1は例えば長さ15mm×幅5mm×厚さ0.16mm
のステンレス鋼などから成る音片振動子、2,3は音片
振動子1の端部に付着させた磁性体(音片振動子1が磁
性体であれば磁性体2,3は不要)、4は磁性体2に近
接して配置された音片振動子1を励振する励振コイル、
5は磁性体3に近接して配置された音片振動子1の振動
により起電力を生じるコアを有した起電力コイルであ
る。6は発振回路であって、起電力コイル5で生じた電
力を増幅する増幅器7、トランジスタ8、レジスタ9か
ら成る。10は一定時間以上持続した発振を受信すると
ONするようにしたスイッチング回路、11は音片振動
子1を励振する発振回路6に接続された起動回路であっ
て、図示していないタイマ及びトランジスタ12から成
る。また、13は粉粒体14を収容した貯蔵容器で、音
片振動子1の一端を貯蔵容器13内に突出させている。
1は例えば長さ15mm×幅5mm×厚さ0.16mm
のステンレス鋼などから成る音片振動子、2,3は音片
振動子1の端部に付着させた磁性体(音片振動子1が磁
性体であれば磁性体2,3は不要)、4は磁性体2に近
接して配置された音片振動子1を励振する励振コイル、
5は磁性体3に近接して配置された音片振動子1の振動
により起電力を生じるコアを有した起電力コイルであ
る。6は発振回路であって、起電力コイル5で生じた電
力を増幅する増幅器7、トランジスタ8、レジスタ9か
ら成る。10は一定時間以上持続した発振を受信すると
ONするようにしたスイッチング回路、11は音片振動
子1を励振する発振回路6に接続された起動回路であっ
て、図示していないタイマ及びトランジスタ12から成
る。また、13は粉粒体14を収容した貯蔵容器で、音
片振動子1の一端を貯蔵容器13内に突出させている。
【0008】次に上記構成の装置の動作を説明する。音
片振動子1が粉粒体14中にあるときは、音片振動子1
は拘束されて停止状態にある。しかし粉粒体14が減少
してゆくと、音片振動子1は粉粒体14の拘束から解放
される。一方、起動回路11ではタイマで作成したパル
ス電圧がトランジスタ12に加えられており、このパル
ス電圧によって励振コイル4を流れる電流が変化し、音
片振動子1が励振される。したがって、音片振動子1が
粉粒体14から解放されていれば、この励振によって振
動を開始しその固有振動数で振動を持続する。音片振動
子1の振動によって起電力コイル5に発生した起電力
は、発振回路6の増幅器7で増幅されて発振し、さらに
スイッチング回路10に取り込まれて、音片振動子1の
振動の有無が検知される。
片振動子1が粉粒体14中にあるときは、音片振動子1
は拘束されて停止状態にある。しかし粉粒体14が減少
してゆくと、音片振動子1は粉粒体14の拘束から解放
される。一方、起動回路11ではタイマで作成したパル
ス電圧がトランジスタ12に加えられており、このパル
ス電圧によって励振コイル4を流れる電流が変化し、音
片振動子1が励振される。したがって、音片振動子1が
粉粒体14から解放されていれば、この励振によって振
動を開始しその固有振動数で振動を持続する。音片振動
子1の振動によって起電力コイル5に発生した起電力
は、発振回路6の増幅器7で増幅されて発振し、さらに
スイッチング回路10に取り込まれて、音片振動子1の
振動の有無が検知される。
【0009】図2は起動回路の出力信号の例示図であ
る。起動回路11は、時間T1の間強制発振信号を周期
T2で出力するようにしたものである。時間T1間の強
制発振信号は、前述したようにタイマなどで作成したパ
ルス電圧である。また、周期T2としては、例えば自動
販売機などの材料切れ検出の場合で、数秒〜数10秒程
度とすれば十分である。なお、強制発振信号は本実施例
のように常に一定間隔で出力させるほかに、発振回路6
が発振していないことを検知して、その場合だけ一定間
隔で出力させるようにしてもよい。
る。起動回路11は、時間T1の間強制発振信号を周期
T2で出力するようにしたものである。時間T1間の強
制発振信号は、前述したようにタイマなどで作成したパ
ルス電圧である。また、周期T2としては、例えば自動
販売機などの材料切れ検出の場合で、数秒〜数10秒程
度とすれば十分である。なお、強制発振信号は本実施例
のように常に一定間隔で出力させるほかに、発振回路6
が発振していないことを検知して、その場合だけ一定間
隔で出力させるようにしてもよい。
【0010】図3は本発明の他の実施例を示す回路図で
ある。これは発振停止時、励振コイル4に大きな電流が
流れていることを利用し、その電流を起動回路11を利
用してON/OFFさせ、音片振動子1を励振させるも
のである。
ある。これは発振停止時、励振コイル4に大きな電流が
流れていることを利用し、その電流を起動回路11を利
用してON/OFFさせ、音片振動子1を励振させるも
のである。
【0011】図4は上記各実施例における、音片振動子
1の貯蔵容器13への取付法の説明図である。これは、
貯蔵容器13の希望箇所に孔を開けて音片振動子1を通
し、音片振動子1をその振動を拘束しないように、シリ
コンゴムなどから成る薄膜板19で支持するものであ
る。そして付随する信号処理回路は、端子15a〜15
dの付いた第1の基板15、及び第1の基板15とコネ
クタ16で接続された第2の基板17上に構成し、これ
らの基板15,17を、貯蔵容器13に取付けた筐体1
8に固定している。なお、音片振動子1は先に述べた特
開昭54−43772号公報の図2に準じた方法で取付
けてもよい。
1の貯蔵容器13への取付法の説明図である。これは、
貯蔵容器13の希望箇所に孔を開けて音片振動子1を通
し、音片振動子1をその振動を拘束しないように、シリ
コンゴムなどから成る薄膜板19で支持するものであ
る。そして付随する信号処理回路は、端子15a〜15
dの付いた第1の基板15、及び第1の基板15とコネ
クタ16で接続された第2の基板17上に構成し、これ
らの基板15,17を、貯蔵容器13に取付けた筐体1
8に固定している。なお、音片振動子1は先に述べた特
開昭54−43772号公報の図2に準じた方法で取付
けてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、音片振動子が起動手段
により励振されるため、音片振動子が完全な停止状態に
ある場合でも、粉粒体に拘束されていない限り、その固
有振動数で振動を持続する。したがって、音片振動子の
利点を生かしつつ、貯蔵容器内に取付けた音片振動子の
位置での粉粒体の残量を自動的に測定することが可能に
なる。
により励振されるため、音片振動子が完全な停止状態に
ある場合でも、粉粒体に拘束されていない限り、その固
有振動数で振動を持続する。したがって、音片振動子の
利点を生かしつつ、貯蔵容器内に取付けた音片振動子の
位置での粉粒体の残量を自動的に測定することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】起動回路の出力信号の例示図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図4】音片振動子の貯蔵容器への取付法の説明図であ
る。
る。
1 音片振動子 2 磁性体 3 磁性体 4 励振コイル 5 起電力コイル 6 発振回路 7 増幅器 8 トランジスタ 9 レジスタ 10 スイッチング回路 11 起動回路 12 トランジスタ 13 貯蔵容器 14 粉粒体
Claims (1)
- 【請求項1】 粉粒体の貯蔵容器内に音片振動子の一端
を突出させ、該音片振動子の振動に対応して発振を行う
発振回路を具備し、該発振回路の発振を検知して粉粒体
の残量を検出する装置において、 前記音片振動子を所定間隔で強制励振する起動手段を設
けたことを特徴とする粉粒体の残量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25102392A JPH06102079A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 粉粒体の残量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25102392A JPH06102079A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 粉粒体の残量検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102079A true JPH06102079A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17216478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25102392A Pending JPH06102079A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 粉粒体の残量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6105425A (en) * | 1998-04-06 | 2000-08-22 | Nohken Inc. | Vibration type level detector |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP25102392A patent/JPH06102079A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6105425A (en) * | 1998-04-06 | 2000-08-22 | Nohken Inc. | Vibration type level detector |
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