JPH06101766A - メカニカルシール - Google Patents
メカニカルシールInfo
- Publication number
- JPH06101766A JPH06101766A JP24944592A JP24944592A JPH06101766A JP H06101766 A JPH06101766 A JP H06101766A JP 24944592 A JP24944592 A JP 24944592A JP 24944592 A JP24944592 A JP 24944592A JP H06101766 A JPH06101766 A JP H06101766A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- communication hole
- pressure chamber
- annular groove
- shaft
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- Withdrawn
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- Mechanical Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸封面に流体移送用のらせん溝を形成し固定
リングにこのらせん溝に通ずる連通孔を設けたメカニカ
ルシールにおいて、連通孔を流れる流体の温度の影響と
ダストの問題を解消すること。 【構成】 回転軸5に軸スリーブ6を介して回転リング
1が装着されている。回転リング1にはバネ10で支持
リング7を介して固定リング2が軸方向に押しつけられ
軸封面3Aを形成し、高圧室3と低圧室4との間をシー
ルしている。固定リング2には軸封面3Aに開口した環
状溝11と、これから軸方向に伸びた複数個の連通孔1
2が設けられている。連通孔12は、支持リング7の側
面に導入開口7Bとして開口している。このように、連
通孔12は軸封面3Aの近くを通らず、そこから固定リ
ング2内を軸方向に伸びているので、ここを冷いガスが
通ってもシール面に不均一な熱影響を与えることがな
く、かつ、導入開口7Bは環状溝11と反対側の端面に
設けられているので高圧室を浮遊してくるダストが連通
孔へ進入しにくい。
リングにこのらせん溝に通ずる連通孔を設けたメカニカ
ルシールにおいて、連通孔を流れる流体の温度の影響と
ダストの問題を解消すること。 【構成】 回転軸5に軸スリーブ6を介して回転リング
1が装着されている。回転リング1にはバネ10で支持
リング7を介して固定リング2が軸方向に押しつけられ
軸封面3Aを形成し、高圧室3と低圧室4との間をシー
ルしている。固定リング2には軸封面3Aに開口した環
状溝11と、これから軸方向に伸びた複数個の連通孔1
2が設けられている。連通孔12は、支持リング7の側
面に導入開口7Bとして開口している。このように、連
通孔12は軸封面3Aの近くを通らず、そこから固定リ
ング2内を軸方向に伸びているので、ここを冷いガスが
通ってもシール面に不均一な熱影響を与えることがな
く、かつ、導入開口7Bは環状溝11と反対側の端面に
設けられているので高圧室を浮遊してくるダストが連通
孔へ進入しにくい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス圧縮機やポンプな
どの軸封に適用されるメカニカルシールに関する。
どの軸封に適用されるメカニカルシールに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来のメカニカルシールの1例
(実開平3−127809号)を示す。図2において、
回転軸5と静止されたケーシング8の間に形成される高
圧室3と低圧室4との間で軸封を行うためにメカニカル
シールが用いられている。
(実開平3−127809号)を示す。図2において、
回転軸5と静止されたケーシング8の間に形成される高
圧室3と低圧室4との間で軸封を行うためにメカニカル
シールが用いられている。
【0003】回転軸5には、スリーブ6と7が取り付け
られ、このスリーブ6,7によって回転リング1が回転
軸5上に支持されている。回転リング1には、後述する
ように軸封面に沿って高圧室3側へ流体を移送するため
のらせん溝31が設けられている。
られ、このスリーブ6,7によって回転リング1が回転
軸5上に支持されている。回転リング1には、後述する
ように軸封面に沿って高圧室3側へ流体を移送するため
のらせん溝31が設けられている。
【0004】一方、ケーシング8には、シールハウジン
グ9が取付けられ、シールハウジング9は、バネ10を
介して固定リング2を回転リング1に向けて押圧して軸
封面3Aを形成し高圧室3と低圧室4の間をシールして
いる。固定リング2には、回転リング1と接触する面に
環状溝11が設けられ、この環状溝11を高圧室側へ連
絡する複数個の連通孔12が設けられている。
グ9が取付けられ、シールハウジング9は、バネ10を
介して固定リング2を回転リング1に向けて押圧して軸
封面3Aを形成し高圧室3と低圧室4の間をシールして
いる。固定リング2には、回転リング1と接触する面に
環状溝11が設けられ、この環状溝11を高圧室側へ連
絡する複数個の連通孔12が設けられている。
【0005】前述の回転リング1に複数段設けられたら
せん溝31は、回転リング1の回転により連通孔12と
環状溝11を経由して高圧室3の流体を軸封面3Aに沿
って外径方向へ移送し、回転リング1と固定リング2の
軸封面3Aの間に回転を許容しつゝ、圧力差を維持す
る。なお、らせん溝31は、固定リング2側に設けてあ
ってもよい。
せん溝31は、回転リング1の回転により連通孔12と
環状溝11を経由して高圧室3の流体を軸封面3Aに沿
って外径方向へ移送し、回転リング1と固定リング2の
軸封面3Aの間に回転を許容しつゝ、圧力差を維持す
る。なお、らせん溝31は、固定リング2側に設けてあ
ってもよい。
【0006】図2のように、従来は連通孔12が固定リ
ング2の内部を軸封面3Aに平行に環状溝11から外径
方向に向い最外周で高圧室3に開口していた。すなわ
ち、高圧室3からの連通孔12の入口半径位置は、らせ
ん溝31の外径位置より大きく、また連通孔12はらせ
ん溝31に平行に設けられていた。
ング2の内部を軸封面3Aに平行に環状溝11から外径
方向に向い最外周で高圧室3に開口していた。すなわ
ち、高圧室3からの連通孔12の入口半径位置は、らせ
ん溝31の外径位置より大きく、また連通孔12はらせ
ん溝31に平行に設けられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
メカニカルシールにおいては連通孔12がらせん溝31
に平行に設けられているため、高圧室3から連通孔12
に入ったガスの熱影響を軸受部3Bの周辺は直接受け
る。
メカニカルシールにおいては連通孔12がらせん溝31
に平行に設けられているため、高圧室3から連通孔12
に入ったガスの熱影響を軸受部3Bの周辺は直接受け
る。
【0008】本来、軸受部3Bとシール部3Cとで成る
軸封面3Aは、均一平面であることによりシール機能が
発揮されるものであるが、連通孔12は、そこを流れる
高圧室3からのガスの温度によって影響を受け、これら
軸受部3B、シール部3Cに段差が生じ、シール機能が
劣化することのあることが本発明者の実験等によって明
らかとなった。
軸封面3Aは、均一平面であることによりシール機能が
発揮されるものであるが、連通孔12は、そこを流れる
高圧室3からのガスの温度によって影響を受け、これら
軸受部3B、シール部3Cに段差が生じ、シール機能が
劣化することのあることが本発明者の実験等によって明
らかとなった。
【0009】ちなみに、軸封面3Aのギャップ、すなわ
ち回転リング1と固定リング2とのギャップは、正常状
態では回転リング1が停止中には全面接触(除、環状溝
11)し、回転中にはらせん溝31の作用でわずか数ミ
クロンメートルの均一値を保つ。本発明者の実験により
わかった代表的な不具合点を図3により説明する。
ち回転リング1と固定リング2とのギャップは、正常状
態では回転リング1が停止中には全面接触(除、環状溝
11)し、回転中にはらせん溝31の作用でわずか数ミ
クロンメートルの均一値を保つ。本発明者の実験により
わかった代表的な不具合点を図3により説明する。
【0010】図3(a)は、回転リング1が回転中で軸
封面3Aのギャップが均一、すなわち軸受部3Bとシー
ル部3Cに段差がなく固定リング2とギャップを保った
正常状態を示す。回転リング1が停止中には、図2に示
したように軸封面3Aは上記のように全面接触している
が、回転リング1が回転しはじめると、最初のうちは回
転リング1と固定リング2とが接触して図2のように回
転するため摩擦により回転リング1,固定リング2共に
熱膨張する。
封面3Aのギャップが均一、すなわち軸受部3Bとシー
ル部3Cに段差がなく固定リング2とギャップを保った
正常状態を示す。回転リング1が停止中には、図2に示
したように軸封面3Aは上記のように全面接触している
が、回転リング1が回転しはじめると、最初のうちは回
転リング1と固定リング2とが接触して図2のように回
転するため摩擦により回転リング1,固定リング2共に
熱膨張する。
【0011】回転リング1の回転数が上昇すると、らせ
ん溝31の作用で軸封面3Aのギャップが開きはじめ図
3(a)に移行しようとする。ところが、ギャップが開
きはじめると同時に連通孔12に固定リング2の温度よ
りも低い高圧室3のガスが送り込まれるため、軸受部3
B近傍が急冷されて軸方向に収縮し、図3(b)に示す
ようにシール部3Cのみが接触して回転する。
ん溝31の作用で軸封面3Aのギャップが開きはじめ図
3(a)に移行しようとする。ところが、ギャップが開
きはじめると同時に連通孔12に固定リング2の温度よ
りも低い高圧室3のガスが送り込まれるため、軸受部3
B近傍が急冷されて軸方向に収縮し、図3(b)に示す
ようにシール部3Cのみが接触して回転する。
【0012】一般に、回転リング1には超硬等の硬い材
料を使い、固定リング2にはカーボン等の軟い材料を用
いるので固定リング2側のシール部3Cが磨耗して軸封
面3Aが均一平面でなくなり、シール機能が劣化するこ
とがあった。
料を使い、固定リング2にはカーボン等の軟い材料を用
いるので固定リング2側のシール部3Cが磨耗して軸封
面3Aが均一平面でなくなり、シール機能が劣化するこ
とがあった。
【0013】一方、連通孔12の外周側が高圧室3にさ
らされているため、ダスト3Dが連通孔12の中に進入
して軸封面3Aを傷つけ、シール機能を劣化させる可能
性があった。
らされているため、ダスト3Dが連通孔12の中に進入
して軸封面3Aを傷つけ、シール機能を劣化させる可能
性があった。
【0014】本発明は、従来のメカニカルシールに見ら
れたこれらの欠点のないメカニカルシールを提供するこ
とを課題としている。また、本発明は、連通孔に対しダ
スト等が入ってシール性能を劣化させることのないメカ
ニカルシールを提供することも課題としている。
れたこれらの欠点のないメカニカルシールを提供するこ
とを課題としている。また、本発明は、連通孔に対しダ
スト等が入ってシール性能を劣化させることのないメカ
ニカルシールを提供することも課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記した課
題を解決するため、前記した連通孔を環状溝から固定リ
ング内を軸方向に伸びて形成されている構成を採用す
る。具体的には、らせん溝の外径よりも小さい固定リン
グの位置に、連通孔の高圧室からの入口(連通孔入口)
を設ける。
題を解決するため、前記した連通孔を環状溝から固定リ
ング内を軸方向に伸びて形成されている構成を採用す
る。具体的には、らせん溝の外径よりも小さい固定リン
グの位置に、連通孔の高圧室からの入口(連通孔入口)
を設ける。
【0016】また、本発明では、前記した構成に加え、
固定リング内に設けた連通孔の入口を環状溝と反対側の
軸方向端面に開口させた構造をも採用する。
固定リング内に設けた連通孔の入口を環状溝と反対側の
軸方向端面に開口させた構造をも採用する。
【0017】
【作用】本発明によるメカニカルシールでは前記したよ
うに連通孔が環状溝から固定リング内を軸方向に伸びて
形成されていて、従来のもののように軸封面に沿ってそ
の近くに連通孔が設けられていないので高圧室から連通
孔に入ったガスの熱影響が軸受部周辺に集中せず、極力
固定リング全体へ均一となるようにされる。
うに連通孔が環状溝から固定リング内を軸方向に伸びて
形成されていて、従来のもののように軸封面に沿ってそ
の近くに連通孔が設けられていないので高圧室から連通
孔に入ったガスの熱影響が軸受部周辺に集中せず、極力
固定リング全体へ均一となるようにされる。
【0018】すなわち、本発明によれば、連通孔の高圧
室からの入口を、固定リングにおいてらせん溝の外径よ
りも小さい位置に設けているので、連通孔へのガスの流
入量変化や温度変化に対し固定リング内の温度分布は均
一化される。これにより軸受部とシール部との温度差に
よる軸方向の変位差、すなわち段差が生じなくなる。
室からの入口を、固定リングにおいてらせん溝の外径よ
りも小さい位置に設けているので、連通孔へのガスの流
入量変化や温度変化に対し固定リング内の温度分布は均
一化される。これにより軸受部とシール部との温度差に
よる軸方向の変位差、すなわち段差が生じなくなる。
【0019】また、本発明によって固定リング内に設け
た前記連通孔の入口を環状溝と反対側の軸方向端面に開
口させた構造を採用すると、高圧室を浮遊してくるダス
トは固定リング等とシールハウジングとの小さなすきま
を通って来るため、シールハウジングの内面上部に付着
したダストが落下して直接連通孔へ進入し軸封面を傷つ
ける確率は極めて小さいものとなる。
た前記連通孔の入口を環状溝と反対側の軸方向端面に開
口させた構造を採用すると、高圧室を浮遊してくるダス
トは固定リング等とシールハウジングとの小さなすきま
を通って来るため、シールハウジングの内面上部に付着
したダストが落下して直接連通孔へ進入し軸封面を傷つ
ける確率は極めて小さいものとなる。
【0020】
【実施例】以下本発明によるメカニカルシールを図1に
示した実施例に基いて具体的に説明する。なお、図1に
おいて、図2及び図3に示す従来の装置と同一部分には
同じ符号を付してありそれらの説明は省略する。
示した実施例に基いて具体的に説明する。なお、図1に
おいて、図2及び図3に示す従来の装置と同一部分には
同じ符号を付してありそれらの説明は省略する。
【0021】回転リング1は、軸スリーブ6を介して回
転軸5に装着されている。固定リング2は、ばね10で
支持リング7を介して回転リング1へ軸方向に押し付け
られ、軸封面3Aを形成して高圧室3と低圧室4との間
をシールし、ばね10を保持するシールハウジング9を
介してケーシング8に装着されている。
転軸5に装着されている。固定リング2は、ばね10で
支持リング7を介して回転リング1へ軸方向に押し付け
られ、軸封面3Aを形成して高圧室3と低圧室4との間
をシールし、ばね10を保持するシールハウジング9を
介してケーシング8に装着されている。
【0022】固定リング2には軸封面3Aに向けて環状
溝11を形成すると共に、また軸方向に伸びた複数個の
連通孔12を設けている。支持リング7には、一方が上
記連通孔12に、他方が高圧室3に連通する導入孔7A
が設けられ、この導入孔7Aの高圧室3への開口部、す
なわち導入孔入口7Bは支持リング7の側面に設けてい
る。
溝11を形成すると共に、また軸方向に伸びた複数個の
連通孔12を設けている。支持リング7には、一方が上
記連通孔12に、他方が高圧室3に連通する導入孔7A
が設けられ、この導入孔7Aの高圧室3への開口部、す
なわち導入孔入口7Bは支持リング7の側面に設けてい
る。
【0023】環状溝11内のガスを高圧室3側の方向へ
移送するらせん溝31が、回転リング1側の軸封面3A
に円周方向に複数設けられている。以上、本発明を図示
した本実施例について具体的に説明したが、本発明はこ
れに限定されず本発明の範囲内において種々変更を加え
てよいことはいうまでもない。
移送するらせん溝31が、回転リング1側の軸封面3A
に円周方向に複数設けられている。以上、本発明を図示
した本実施例について具体的に説明したが、本発明はこ
れに限定されず本発明の範囲内において種々変更を加え
てよいことはいうまでもない。
【0024】例えば、らせん溝31は固定リング2側の
軸封面3Aに設けてあってもよいし、また、固定リング
2と支持リング7とを一体物とし、上記の技術的思想が
織り込まれるものであってもよい。
軸封面3Aに設けてあってもよいし、また、固定リング
2と支持リング7とを一体物とし、上記の技術的思想が
織り込まれるものであってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるメカ
ニカルシールでは高圧室の冷ガスをらせん溝に導く連通
孔を軸封面近傍に通さずに環状溝から前記固定リング内
を軸方向に伸びて形成されているので固定リングへのガ
スの熱影響を均一化するため、高圧室から連通孔に入っ
たガスの熱影響によって、軸受部とシール部に段差が生
じシール機能が劣化することがない。
ニカルシールでは高圧室の冷ガスをらせん溝に導く連通
孔を軸封面近傍に通さずに環状溝から前記固定リング内
を軸方向に伸びて形成されているので固定リングへのガ
スの熱影響を均一化するため、高圧室から連通孔に入っ
たガスの熱影響によって、軸受部とシール部に段差が生
じシール機能が劣化することがない。
【0026】また、本発明によって前記したように、固
定リング内に設けた連通孔の入口を環状溝と反対側の軸
方向端面に開口させたものでは、高圧室を浮遊してくる
ダストが連通孔へ進入し軸封面を傷つける確率は極めて
小さい。
定リング内に設けた連通孔の入口を環状溝と反対側の軸
方向端面に開口させたものでは、高圧室を浮遊してくる
ダストが連通孔へ進入し軸封面を傷つける確率は極めて
小さい。
【図1】本発明の1実施例に係るメカニカルシールの構
成図。
成図。
【図2】従来のメカニカルシールを示す構成図。
【図3】従来のメカニカルシールの軸封面の挙動を示す
説明図である。
説明図である。
1 回転リング 2 固定リング 3 高圧室 3A 軸封面 4 低圧室 5 回転軸 7 支持リング 7A 導入孔 8 ケーシング 9 シールハウジング 10 ばね 11 環状溝 12 連通孔 31 らせん溝
Claims (2)
- 【請求項1】 回転軸に装着した回転リングと、該回転
軸を囲むケーシングに取付けらればねにより前記回転リ
ングに向って押付けられる固定リングとで軸封面を形成
して高圧室と低圧室との間をシールし、前記固定リング
の軸封面には環状溝を設けると共にこの環状溝を前記高
圧室に連通する連通孔を固定リングに複数個設け、前記
固定リングの軸封面における環状溝で区画された半径方
向外側の高圧側部分、あるいはこの部分に相対する前記
回転リングの軸封面部分に、回転軸の回転により前記固
定リングの環状溝内の流体を前記高圧室側方向へ移送す
るらせん溝を円周方向に複数個設けてなるメカニカルシ
ールにおいて、前記連通孔が前記環状溝から前記固定リ
ング内を軸方向に伸びて形成されていることを特徴とす
るメカニカルシール。 - 【請求項2】前記固定リング内に設けた前記連通孔の入
口を前記環状溝と反対側の軸方向端面に開口させたこと
を特徴とする請求項1記載のメカニカルシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24944592A JPH06101766A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | メカニカルシール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24944592A JPH06101766A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | メカニカルシール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06101766A true JPH06101766A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17193077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24944592A Withdrawn JPH06101766A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | メカニカルシール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101766A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7758051B2 (en) * | 2004-04-30 | 2010-07-20 | Aes Engineering Ltd | Gas seal assembly |
CN107532726A (zh) * | 2015-05-19 | 2018-01-02 | 伊格尔工业股份有限公司 | 滑动部件 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP24944592A patent/JPH06101766A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7758051B2 (en) * | 2004-04-30 | 2010-07-20 | Aes Engineering Ltd | Gas seal assembly |
CN107532726A (zh) * | 2015-05-19 | 2018-01-02 | 伊格尔工业股份有限公司 | 滑动部件 |
CN107532726B (zh) * | 2015-05-19 | 2020-09-22 | 伊格尔工业股份有限公司 | 滑动部件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |