JPH06101067B2 - 前金徴収可能な貸しロッカー錠装置 - Google Patents

前金徴収可能な貸しロッカー錠装置

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JPH06101067B2
JPH06101067B2 JP21760487A JP21760487A JPH06101067B2 JP H06101067 B2 JPH06101067 B2 JP H06101067B2 JP 21760487 A JP21760487 A JP 21760487A JP 21760487 A JP21760487 A JP 21760487A JP H06101067 B2 JPH06101067 B2 JP H06101067B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不使用のロッカーの解錠を阻止することによ
り、ロッカー内に不要品を無料で収納する不正使用を防
止することのできる貸しロッカー錠装置に関し、詳しく
は、貸しロッカーに所定の複数の硬貨を投入することに
より解錠が可能となり、且つ、使用済後の再施錠によっ
て解錠が阻止されると共に投入された硬貨の一部が返却
される前金徴収可能な貸しロッカー錠装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、この種の貸しロッカー錠装置は貸しロッカーの不
使用時は常時ロッカーの扉が開放可能状態にあり、また
ロッカーを使用する場合は、貸しロッカー錠装置の硬貨
挿入口に所定金額の硬貨を投入することにより、シリン
ダー錠に挿入されているキーの回動が許容され、このキ
ーの回動と共に施錠杆を施錠位置方向へ移動させること
ができるようになっている。
たとえば、この種の貸しロッカーとして、特開昭58-920
94、同58-92097、実開昭57-179783などの刊行物が既に
存在している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
貸しロッカーが使用されていないときは、常時、貸しロ
ッカーの扉が開放される状態になっているので、たとえ
ば盗まれても損害の少ない品物や捨て場所に困るような
不要品などを貸しロッカー内に入れ、そのまま施錠せず
に立ち去るなど無料で使用する不心得な者がいるため
に、本来の利用者が貸しロッカーを使用することができ
ないという欠点がある。
本発明の目的は斯かる欠点に着目して為されたものであ
って、貸しロッカーの利用者が貸しロッカーの使用済後
に、この貸しロッカーの扉を施錠することにより既に徴
収された徴収料金の一部をこの利用者に返却するように
して前金の徴収を以て貸しロッカーを利用させるように
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は使用後のロッカーを再施錠することにより施錠
をロックするようにして、硬貨を納入しない不正使用を
防止することにあり、前面にシリンダー錠を設け且つ硬
貨案内通路を有する枠体と、上記シリンダー錠により施
解錠方向に移動する施錠杆を有する施解錠手段と、上記
枠体に枢着され一端を上記硬貨案内通路に突出し他端に
設けた係合子を上記施錠杆に設けられた切欠凹部に係合
する方向に付勢されたコインフインガーと、上記施錠杆
に摺動自在に設けられ上記切欠凹部を開閉するカバー部
材と、上記施錠杆に設けられた傾斜面に係合し施錠杆が
施錠方向に移動すると上昇する上下動板と、該上下動板
に枢着され一端が硬貨案内通路に突出し返却用硬貨を載
置したときに起立する硬貨保持回動板と、該硬貨保持回
動板に押上げられ上記カバー部材を移動せしめる傾斜面
並びに上記シリンダー錠の外筒の貫通孔を開閉する開閉
部材を移動する傾斜面を有する解除板とを設け、上記施
錠杆の施錠方向への移動に伴って上昇する上下動板によ
り返却用硬貨を載置して直立した硬貨保持回動板が解除
板を上昇し、解除板の傾斜面によりカバー部材が上記切
欠凹部を開いて上記コインフインガーの係合子が上記切
欠凹部に係合する構造とした。
〔作 用〕
以上の様な構成になり、荷の保管を終了した利用者がロ
ッカーの扉を閉じて再施錠すると、施錠杆の施錠方向へ
の移動に伴って上下動板が上昇し、上下動板と共に上昇
し返却硬貨を載置して起立した硬貨保持回動板が解除板
を上昇に押上げ、解除板の傾斜面に押されたカバー部材
が切欠凹部を開く方向に移動するため、開かれた切欠凹
部内にコインフインガーの係合子が嵌入して施錠状態に
ある施錠杆の移動を拘束する。
従って、ロッカーの扉は使用済後に施錠され所定枚数の
硬貨を投入しない限り解除されないので、料金を支払わ
ないまま荷を格納する不正使用が完全に防止される。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は施錠状態にある貸しロッカー錠装置の要部断面
背面図を示し、符号1は貸しロッカー錠装置の枠体で、
図面で右側に硬貨挿入口2より挿入された硬貨が落下す
る硬貨案内通路3が設けられている。
枠体1の前面に設けられたシリンダー錠4のロータ5に
はキーが接触する所謂ディスクタンブラー6がスプリン
グ7と共に収容されている。
そして、キーを差し込んでロータ5を回動すると、ロー
タ5と一体的に着設されたレバー8が回動し、レバー8
の先端に植設されたピン9が左右に移動する。
一方、枠体1にはピン10,11が植設され、ピン10,11には
施錠杆12の長孔13,14がそれぞれ遊嵌し、施錠杆12は左
右方向にのみ移動可能である。
施錠杆12は下端面に切欠部15が形成され、切欠部15の内
部にはピン9が係合する。
従って、ロータ5が時計方向に回動すると、施錠杆12が
右方向に移動して枠体1の右端より突出して扉(図示し
ない)を施錠し、ロータ5が反時計方向に回動すると、
施錠杆12が左方向に移動して扉を解錠する施解錠手段が
構成される。
施錠杆12は上端面に切欠凹部16が設けられ、切欠凹部16
の上方には枠体1に植設されたピン17にL字形状をした
コインフインガー18が枢着される。
コインフインガー18はピン17に対して左側の重量が大で
あるため、外力に拘束されない場合には反時計方向に回
動し、左側の先端近くの端面に突設された係合子19が施
錠位置にある施錠杆12の切欠凹部16に挿入され、施錠杆
12の解錠方向の移動を阻止する。
コインフインガー18の右側の先端部18aは硬貨案内通路
3内に突出しており、硬貨挿入孔2より投入された2枚
の硬貨C1,C2は硬貨案内通路3内に先端部が突出した硬
貨フインガー20によって落下を阻止され、2枚目の硬貨
C2が先端部18aを押圧してコインフインガー18がピン17
を支点として第1図の一点鎖線位置から実線位置に回動
して係合子19が切欠凹部16より離脱し施錠杆12が解錠方
向に移動可能となる。
又、施錠杆12にはピン21が植設され、ピン21には施錠杆
12の側面上を左右方向に摺動可能に嵌装されたカバー部
材22の長孔23が遊嵌する。
従って、カバー部材22の横移動量はピン21を遊嵌する長
孔23の長さによって拘束され、カバー部材22が右方向に
移動したときは切欠凹部16閉鎖し左方向に移動したとき
は切欠凹部16を全開する。
又、レバー8の先端のピン9は支持棒24の二又状の先端
部に係合し、枠体1に設けられたピン25に二又状の先端
部が係合する支持棒26と上記の支持棒24とは巻回された
スプリング27によって相互に遠ざかる方向に付勢され
る。
従って、レバー8が傾動した場合にレバー8は傾動方向
の端に向けて付勢力が与えられ、施錠杆12を施錠杆12の
移動端である施錠位置或いは解錠位置に押圧保持する。
施錠杆12の上端面には左側に向かって高くなる傾斜面12
aが形成され、傾斜面12a上には上下動板28の内壁面が当
接する。
上下動板28はばね支え28aが設けられ、枠体1に植設さ
れたピン29に一端が支持され他端がばね支え28aに支持
されたばね30により上下動板28は下方に付勢される。
上下動板28の下部には板状のブラケット31が着設され、
ブラケット31に設けられた長孔32にピン29が遊嵌し、上
下動板28の上下動方向を規制する。
ブラケット31にはピン33が植設され、ピン33にL字形の
硬貨保持回動板34が枢着される。
硬貨保持回動板34は先端が硬貨案内通路3内に突出する
硬貨保持腕35と硬貨保持腕35に対して略直角をなし上方
に伸びる押上腕36とを有し、押上腕36の中間部に傾斜面
37が設けられる。
硬貨保持回動板34は外力が作用しない場合には自重によ
り反時計方向に傾き、押上腕36がブラケット31に植設さ
れたピン38が当接するが、硬貨保持腕35の先端に硬貨が
載る場合には、第2図に示すように、傾いた実線位置か
ら二点鎖線位置に起立する。
そして、押上腕36が起立した状態のまま上下動板28と共
に硬貨保持回動板34が上昇すると、枠体1に植設された
ピン39に傾斜面37が当たり、押上腕36は反時計方向に倒
れるようになっている。
押上腕36の上方には、枠体1にピン40,41が植設され、
ピン40,41には解除板42の長孔43,44がそれぞれ遊嵌す
る。
解除板42にはばね支え45が設けられ、一端がばね支え45
に支持され他端がピン40に支持されたばね46により解除
板42には下方に付勢される。
そして、押上腕36が起立した状態で上昇した場合には解
除板42はばね46に抗して上方に突き上げられ、解除板42
の上端に設けられた右方に高くなる傾斜面47が切欠凹部
16を閉鎖するカバー部材22に当たり、カバー部材22を左
方に移動して切欠凹部16を開くようになっている。
切欠凹部16を開いたカバー部材22は施錠杆12と共に左方
向に移動すると、カバー部材22はピン10に当たって移動
が阻止され施錠杆12のみ左方に移動してカバー部材22が
切欠凹部16を閉鎖する。
以上のように、カバー部材22を左右に移動して切欠凹部
16を開閉し係合子19と切欠凹部16の係合を制御する拘束
制御手段が構成される。
シリンダー錠4には貫通孔48が穿設され、貫通孔48に開
閉板49が摺動自在に設けられる。
開閉板49が第1図のように右側に移動して開口50がシリ
ンダー錠4に対して右側に変位した場合にはディスクタ
ンブラー6の突出が阻止される。
開閉板49はL字形に折曲げられ、直立する端部51は施錠
杆12の左側に位置し、施錠杆12が左方に移動すると端部
51が施錠杆12に押されて開閉板49が左方に移動する。
又、開閉板49は解除板42が挿通される孔52を有し、開閉
板49に形成された傾斜面53が孔52の下方に位置してい
る。
従って、解除板42が上昇したとき、傾斜面53が孔52に係
合して開閉板49を第2図に示す左寄りの位置から第1図
に示す右寄りの位置に移動せしめるようになっている。
硬貨案内通路3の中間に突出する硬貨フインガー20は、
第7図〜第9図に示すように、先端部20aが硬貨C1の落
下を阻止しており、後端に設けられた孔に軸54が嵌合す
る。
軸54は端部に鍔54aを有し、中間部に設けられた小径部
にスナップリング55が嵌着され、枠体1に固着されたブ
ラケット56とシリンダー錠4に摺動可能に嵌挿される。
そして、ブラケット56と硬貨フインガー20との間には軸
54を巻回するばね57が嵌装され、硬貨フインガー20は硬
貨案内通路3の内壁面3a(第9図参照)内に没入する方
向に付勢されているが、シリンダー錠4に差し込まれた
キーKにより押圧さればね57に抗して後退した軸54によ
り先端部20aは硬貨案内通路3内に突出した状態にあり
(第8図参照)、キーKがシリンダー錠4より抜き取ら
れると、ばね57に押圧されてシリンダー錠4方向に移動
する軸54と共に先端部20aは内壁面3a側に移動して硬貨C
1,C2が落下可能になる(第7図参照)。
内壁面3aの反対側の内壁面3bには先端部20aより少し低
い位置に料金徴収室に通じる入口58が開口し、先端部20
aの没入に従って硬貨C1が矢印59方向に落下して入口58
を通って料金徴収室内に収容されるようになっている。
これに対して、上の硬貨C2は落下時には先端部20aが内
壁面3a側に没入しているため、そのまま硬貨案内通路3
内を落下し一点鎖線位置にある硬貨保持腕35a上に載置
されて位置C2aに停止する。
次に、硬貨保持腕35aが実線位置35bまで降下すると硬貨
C2は位置C2bまで移動するが突起60を乗り込えることは
できない。
そして再び硬貨保持腕35が位置35bより上昇すると硬貨
保持腕35の上面に形成された傾斜面に沿って開口61より
放出される。
次に、以上のように構成された貸しロッカー錠装置の作
用を説明する。
第1図は貸しロッカーが使用されない場合及び二枚の硬
貨が挿入された場合におけるロッカー錠装置を示し、施
錠杆12は枠体1の右側より突出して扉(図示しない)を
施錠し、硬貨C1,C2が投入される前にコインフインガー1
8の係合子19が施錠杆12の切欠凹部16に係合して施錠杆1
2の解錠方向への移動を拘束している。
又、開閉板49は右方向に位置してシリンダー錠4に差し
込まれたキーの抜き取りが阻止されている。
従って、所定数の硬貨C1,C2を投入しない限り扉は開か
れず、キーも抜きとることは出来ない。
なお、施錠杆12が右方に位置しているため上下動板28は
上昇位置にあり、硬貨保持回動板34が自重により傾斜し
ているので解除板42は押上げられることなく下降位置に
ある。
次に、硬貨挿入口2より2枚の硬貨C1,C2を投入する
と、硬貨C1,C2はコインフインガー18の先端を押下げて
落下し、フインガー20上に載置される。
コインフインガー18は硬貨C2に押圧されたままなので、
一点鎖線位置より実線位置となり係合子19が切欠凹部16
より離脱し、施錠杆12の解錠方向への移動が可能とな
る。
次に、キーを廻してレバー8を反時計方向に回動する
と、第2図に示すように、施錠杆12が左方に移動して枠
体1内に没入し、扉は解錠される。
カバー部材22は施錠杆12と共に左方向に移動するが、ピ
ン10に当たって停止して切欠凹部16を閉鎖する。
施錠杆12に押圧ささた左方向に移動した開閉板49は開口
50がディスクタンブラー6と一致しキーはこの時点から
抜きとり可能となる。
施錠杆12の左方移動に伴って上下動板28は傾斜面12aに
沿って下降する(第2図参照)。
荷物を保管する客は扉を開いて荷物を格納した後、扉を
閉鎖してキーを時計方向に廻すと、第3図に示すよう
に、レバー8が時計方向に回動して施錠杆12が右方に移
動し扉を施錠する。
カバー部材22な切欠凹部16を閉鎖したまま施錠杆12と共
に右移動する。
上下動板28が傾斜面12aに沿って上昇する。
開閉板49は左側に移動したままなのでキーは引き抜き可
能であり、客はキーをシリンダー錠4より引き抜いて携
行する。
キーを引き抜くことにより、硬貨フインガー20は第8図
に示す硬貨案内通路遮断位置から第7図に示す案内通路
開放位置に移動する。
硬貨フインガー20の先端部20aが内壁面3a側に後退する
過程で硬貨C1は、第9図に示すように入口58より料金徴
収室内に収容され、硬貨C2はそのまま硬貨案内通路3を
落下して硬貨保持腕35の上昇位置35a上に載置される
(第4図及び第9図参照)。
硬貨C2の落下により硬貨C2の押圧力から開放されたコイ
ンフインガー18は自重により反時計方向に付勢される
が、カバー部材22が切欠凹部16を閉鎖しているため係合
子19が切欠凹部16に係合することはなく、従って、施錠
杆12は解錠方向への移動が可能である(第4図参照)。
荷物の一時保管が終り、戻ってきた客がキーをシリンダ
ー錠4に挿入してレバー8を反時計方向に回動すると、
第5図に示すように、移動を拘束されていない施錠杆12
は左方向に移動して再解錠される。
これに伴って、上下動板28が傾斜面12aに沿って下降
し、硬貨保持腕35上の硬貨C2の重力を受けて時計方向に
回動付勢されていたが押上腕36の先端が解除板42に当た
って時計方向の回動を阻止されていた硬貨保持回動板34
は下降したことにより解除板42から離隔されピン33を支
点として回動し、硬貨保持腕35の先端が第9図に示す位
置35bまで下降すると共に押上腕36が起立する。
次に、ロッカーより荷を取り出した客はキーを時計方向
に回動すると、第6図に示すように、施錠杆12が右方に
移動して扉は再施錠されると共に、上下動板28が傾斜面
12aに沿って上昇し起立している押上腕36が解除板42を
押下げ、解除板42の傾斜面47がカバー部材22を左側に移
動して切欠凹部16を開き係合子19が切欠凹部に係合して
施錠杆12を拘束すると共に、傾斜面53が開閉板49の孔52
の端部に当たって開閉板49を右に移動し、開閉板49の開
口50がシリンダー錠4の右方に移動してキーを抜き取り
不能となる。
又、上下動板28と共に上昇する硬貨保持腕35は、第9図
に示す位置35bより上昇することによって硬貨C2が突起6
0を乗り込えて転動し開口61より放出され、客に硬貨C2
を返却する。
硬貨保持回動板34が更に上昇を続けると、押上腕36に形
成された傾斜面37がピン39に当たり、硬貨保持回動板34
はピン33を支点として反時計方向に回動し、押上腕36か
ら外れた解除板42がばね46の力により下降して第1図の
状態に復帰する。
かくして、第1図の状態に復帰した貸しロッカー錠装置
は施錠状態に拘束され、キーが抜け止めされて不正使用
を防止すると共に次の利用客の受入を待つ。
客は使用後の再施錠することにより硬貨の一部が返却さ
れるため、再施錠は励行される。
〔効 果〕
本発明は以上の如く、ロッカー不使用時には扉を施錠状
態に拘束することによりロッカーの不正使用を防止し、
所定の複数枚の硬貨を投入したときに解錠可能となり使
用後の再施錠によって再び施錠状態に拘束されると共に
投入された硬貨の一部が返却されるようにしたため利用
者が使用後の再施錠を励行するようにしたので、ロッカ
ー内に不要品を無料で収納する不正使用が確実に防止さ
れる実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の実施例を示し、 第1図は施錠状態にある貸しロッカー錠装置の要部断面
背面図、 第2図は解錠状態の貸しロッカー錠装置の要部断面背面
図、 第3図は荷物格納後の施錠状態を示す貸しロッカー錠装
置の要部断面背面図、 第4図はキー抜き後の貸しロッカー錠装置の要部断面背
面図、 第5図は再解錠状態を示す貸しロッカー錠装置の要部断
面背面図、 第6図は再施錠による各機構の前半動作を示す貸しロッ
カー錠装置の要部断面背面図、 第7図はキー抜き取り時の硬貨フインガーの位置を示す
要部横断面図、 第8図はキー差し込み時の硬貨フインガーの位置を示す
要部横断面図、 第9図は硬貨案内通路の側面図である。 1……枠体、2……硬貨挿入孔、3……硬貨案内通路、
4……シリンダー錠、8……レバー、12……施錠杆、12
a……傾斜面、15……切欠部、16……切欠凹部、18……
コインフインガー、19……係合子、20……硬貨フインガ
ー、22……カバー部材、C1,C2……硬貨、28……上下動
板、31……ブラケット、34……硬貨保持回動板、35……
硬貨保持腕、36……押出腕、37……傾斜面、42……解除
板、47……傾斜面、49……開閉板、53……傾斜面、58…
…入口、61……開口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面にシリンダー錠を設け且つ硬貨案内通
    路を有する枠体と、上記シリンダー錠により施錠又は解
    錠方向に移動する施錠杆を有する施解錠手段と、上記枠
    体に枢着され一端を上記硬貨案内通路に突出し他端に設
    けた係合子を上記施錠杆に設けられた切欠凹部に係合す
    る方向に付勢されたフインガーと、上記施錠杆に摺動自
    在に設けられ上記切欠凹部を開閉するカバー部材と、上
    記施錠杆に設けられた傾斜面に係合し施錠杆が施錠方向
    に移動するとき上昇する上下動板と、該上下動板に枢着
    され一端が硬貨案内通路に突出し返却用硬貨を載置した
    ときに起立する硬貨保持回動板と、該硬貨保持回動板に
    押上げられ上記カバー部材を移動せしめる傾斜面並びに
    上記シリンダー錠の外筒の貫通孔を開閉する開閉部材を
    移動する傾斜面を有する解除板とを設け、上記施錠杆の
    施錠方向への移動に伴って上昇する上下動板により返却
    用硬貨を載置して直立した硬貨保持回動板が解除板を上
    昇し、解除板の傾斜面によりカバー部材が上記切欠凹部
    を開いて上記コインフインガーの係合子が上記切欠凹部
    に係合することを特徴とする前金徴収可能な貸しロッカ
    ー錠装置。
JP21760487A 1987-08-31 1987-08-31 前金徴収可能な貸しロッカー錠装置 Expired - Lifetime JPH06101067B2 (ja)

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