JPH059979Y2 - - Google Patents

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JPH059979Y2
JPH059979Y2 JP1986202340U JP20234086U JPH059979Y2 JP H059979 Y2 JPH059979 Y2 JP H059979Y2 JP 1986202340 U JP1986202340 U JP 1986202340U JP 20234086 U JP20234086 U JP 20234086U JP H059979 Y2 JPH059979 Y2 JP H059979Y2
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hole
steering column
cover
protrusion
lever
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はステアリングコラムカバー、特にスイ
ツチレバー用ラバーブーツを取り付けたステアリ
ングコラムカバーに関するものである。
(従来の技術) ステアリングコラムカバー1としては、第4図
で示すようにインストルメントパネル2の下方か
ら斜上方に向けて突出し、ステアリング3を取り
付けたステアリングシヤフト(図示せず)を先端
面に貫通させ、左右両側または片側にスイツチレ
バー4を貫通させている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のステアリングコラムカバー1では、
貫通したスイツチレバー4とステアリングコラム
カバー1に設けた貫通孔5との間に特別な遮幣を
行なつていないために湿気やほこり等が入り易
く、特にオフロード車のように天蓋のない型の車
両の場合には貫通孔5を介してステアリングコラ
ムカバー1の奥深くまで湿気、ほこり、あるいは
雨水や砂または塩分等まだ侵入し易く、内蔵され
たスイツチ等の操作部品が故障し易くなり、その
寿命を短かくするという問題点があつた。
上記に鑑み、本考案の目的はスイツチレバー用
ラバーブーツをステアリングコラムカバーとスイ
ツチレバーとの間に介装して、ステアリングコラ
ムカバーの中に内蔵された諸部品を保護して上記
問題点を解決したステアリングコラムカバーを提
供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、ステアリングコラムカバーを構成するにあ
たり、ステアリングコラムカバーを上下二分割に
し、蛇腹部を形成したスイツチレバー用ラバーブ
ーツを、ステアリングコラムカバーと、スイツチ
レバーとの間に介装したものにおいて、ステアリ
ングコラムカバーの側面側に筒状に形成した突出
部を設け、その先端を開口させてレバー貫通孔と
し、下カバーの下突出部の根元部近傍には、レバ
ー貫通孔に近接した位置の内面側に、前記レバー
貫通孔を含む平面に略平行な軸芯を持つ二つの円
柱状突出部を設け、その円柱状突出部の上端面に
円柱状突出部と同軸的にピンを植立させ、上カバ
ーの上突出部の根元部近傍には下突出部に設けた
円柱状突出部と同軸的に配置された二つの円柱状
突出部を設け、その下端面には、ピンに嵌合させ
る穴を円柱状突出部と同軸的に穿設し、ラバーブ
ーツは、レバー貫通孔側に位置させる端部が、他
方の端部より外周寸法が大きい蛇腹式構造に形成
し、外周寸法が大きい方の端部の端面には、先端
を丸めた厚板状に形成した二つの係合部材を突出
させ、係合部材の先端部には、下カバーの下突出
部のピンを挿通させる孔を穿設して、ピンとの係
合部を形成させ、ステアリングコラムカバーの突
出部の上カバーと下カバーの各レバー貫通孔の端
部に近接した内面側の位置に中心側に向つて突出
した断面矩形のリブを設け、ラバーブーツの端部
の外周面には、二つの溝孔を互いに対向する位置
に設けて前記リブに嵌合させたものである。
(作用) 本考案は上記構成により、ステアリングコラム
カバーの内面側に設けたピンにラバーブーツの係
合部材を係合させることによつて、ステアリング
コラムカバーにラバーブーツを簡単に組み付け、
なおかつステアリングコラムカバーよりラバーブ
ーツを外れにくくすることができ、しかも生産性
が高く、安価に生産できるようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図に基
づき説明する。
ステアリングコラムカバー11を上カバー11
aと下カバー11bとに半割状に二分割する。ス
テアリングコラムカバー11の側面側に筒状に形
成した突出部12を設け、その先端を開口させて
レバー貫通孔13とする。レバー貫通孔13を形
成させる突出部12の上カバー11a側の部分を
上突出部12aとし、下カバー11b側の部分を
下突出部12bとし、レバー貫通孔13の上突出
部12a側の部分を上レバー貫通孔13aとし、
下突出部12b側の部分を下レバー貫通孔13b
とする。
上レバー貫通孔13aと下レバー貫通孔13b
の孔端縁に近接した内面側の位置には中心側に向
かつて突出した断面矩形のリブ14a,14bを
それぞれ設ける。下突出部12bの根元部近傍に
はレバー貫通孔13を含む平面に略平行な軸芯を
持つ2つの円柱状突出部15を設け、その円柱状
突出部15の上端面15aに円柱状突出部15と
同軸的にピン16を植立させる。上突出部12a
の根元部近傍には、上突出部12aと下突出部1
2bとを合わせて一体化させた場合に下突出部1
2bに設けた円柱状突出部15と同軸的に配置さ
れた2つの円柱状突出部17を設け、その下端面
17aにピン16を嵌合させる穴18を円柱状突
出部17と同軸的に穿設する。
この突出部12に取り付けるラバーブーツ19
はレバー貫通孔13側に位置させる端部19aが
他方の端部19bよりも外周寸法が大きい蛇腹式
構造に形成し、外周寸法が大きい方の端部19a
の端面には先端を丸めた厚板状に形成した2つの
係合部材20を突設させ、係合部材20の先端部
にはピン16を挿通させる孔21を穿設してピン
16との係合部を形成させ、さらに端部19aの
外周面にはリブ14a,14bを嵌合させる2つ
の溝孔22を互に対向する位置に各1つずつ穿設
する。外周寸法の小さい方の端部19bの端面に
はスイツチレバー4を挿通させる孔23を穿設す
る。
このように形成したステアリングコラムカバー
11およびラバーブーツ19を第2図で示すよう
に各溝孔22を各リブ14a,14bへ嵌め込
み、係合部材20に穿設した各孔21を各ピン1
6へ嵌め込むことにより、上カバー11aと下カ
バー11bの半割部を合わせて一体化するとラバ
ーブーツ19を設けたステアリングコラムカバー
11が形成される。
このラバーブーツ19を設けたステアリングコ
ラムカバー11ではラバーブーツ19によりスイ
ツチレバー4を貫通させるレバー貫通孔13から
水分やほこりが侵入することが防止でき、内蔵さ
れたスイツチ等の操作部品の保護ができて部品の
寿命を長くすることができる。ラバーブーツ19
とステアリングコラムカバー11との取付が容易
で、しかも互いに外れにくく、構造が簡単で、軽
量にでき、組付が迅速にできて生産性が高く、安
価にできる。また、ステアリングコラムカバー1
1とラバーブーツ19との取付にはレバー貫通孔
13にラバーブーツ19の端部19aを嵌合させ
るとともに、ステアリングコラムカバー11の中
に設けられたピン16にラバーブーツ19の端部
19aから突出した係合部材20の孔21を嵌合
させるため、簡単な構造でステアリングコラムカ
バー11とラバーブーツ19との取付が確実にで
き、しかも外れにくくなる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したことによ
り、ステアリングコラムカバーのレバー貫通孔に
ラバーブーツを嵌着することができるようにする
とともに、ステアリングコラムカバーの中に設け
たピンにラバーブーツに設けた係合部材を掛止さ
せることができるようにしたため、次のような多
くの効果を奏する。
ステアリングコラムカバーに設けたラバーブ
ーツにより、スイツチレバーを貫通させるレバ
ー貫通孔から水分やほこりが侵入するのを防止
することができ、内蔵されたスイツチ等の操作
部品の保護ができて部品の寿命を長くすること
ができる。
ステアリングコラムカバーとラバーブーツと
の取付けには、レバー貫通孔にラバーブーツの
端部を嵌合させるとともに、ステアリングコラ
ムカバーの中に設けられたピンにラバーブーツ
の端部から突出した係合部の孔を嵌合させるた
め、簡単な構造で軽量にでき、ラバーブーツの
取付けが容易に確実にでき、組付けが迅速にで
きて生産性が高い。
ラバーブーツの取付けは、ステアリングコラ
ムカバーの上カバーと下カバーの両突出部とを
合せて一体化する時の円柱状突出部のピンと孔
の嵌合部の間に挟持し、さらに上カバーと下カ
バーの内面側に突出した断面矩形のリブとラバ
ーブーツの外周面に設けた二つの溝孔を嵌合さ
せているので、ステアリングコラムカバーとラ
バーブーツが互いに外れにくい。
重量が軽くて組付性のよいラバーブーツ付き
のステアリングコラムカバーを安価に実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるステアリングコラムカバ
ーとラバーブーツとの取付状況を示す部分拡大分
解斜視図、第2図は本考案によるステアリングコ
ラムカバーとラバーブーツとの取付状態を示す部
分断面平面図、第3図は本考案によるラバーブー
ツ付きステアリングコラムカバーを示す側面図、
第4図は従来のステアリングコラムカバーを示す
斜視図。 11……ステアリングコラムカバー、11a…
…上カバー、11b……下カバー、12……突出
部、12a……上突出部、12b……下突出部、
13……レバー貫通孔、13a……上レバー貫通
孔、13b……下レバー貫通孔、15,17……
円柱状突出部、16……ピン、18……穴、19
……ラバーブーツ、20……係合部材、21……
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングコラムカバーを上下二分割にし、
    蛇腹部を形成したスイツチレバー用ラバーブーツ
    を、ステアリングコラムカバーと、スイツチレバ
    ーとの間に介装したものにおいて、ステアリング
    コラムカバーの側面側に筒状に形成した突出部を
    設け、その先端を開口させてレバー貫通孔とし、
    下カバーの下突出部の根元部近傍には、レバー貫
    通孔に近接した位置の内面側に、前記レバー貫通
    孔を含む平面に略平行な軸芯を持つ二つの円柱状
    突出部を設け、その円柱状突出部の上端面に円柱
    状突出部と同軸的にピンを植立させ、上カバーの
    上突出部の根元部近傍には下突出部に設けた円柱
    状突出部と同軸的に配置された二つの円柱状突出
    部を設け、その下端面には、ピンに嵌合させる穴
    を円柱状突出部と同軸的に穿設し、ラバーブーツ
    は、レバー貫通孔側に位置させる端部が、他方の
    端部より外周寸法が大きい蛇腹式構造に形成し、
    外周寸法が大きい方の端部の端面には、先端を丸
    めた厚板状に形成した二つの係合部材を突出さ
    せ、係合部材の先端部には、下カバーの下突出部
    のピンを挿通させる孔を穿設して、ピンとの係合
    部を形成させ、ステアリングコラムカバーの突出
    部の上カバーと下カバーの各レバー貫通孔の端部
    に近接した内面側の位置に中心側に向つて突出し
    た断面矩形のリブを設け、ラバーブーツの端部の
    外周面には、二つの溝孔を互いに対向する位置に
    設けて前記リブに嵌合させたことを特徴とするス
    テアリングコラムカバー。
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JPS63102571U JPS63102571U (ja) 1988-07-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60108855U (ja) * 1983-12-28 1985-07-24 藤倉ゴム工業株式会社 ダイヤフラム
JPS60135267U (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 日本プラスト株式会社 コラムカバ−
JPS60172096U (ja) * 1984-04-23 1985-11-14 松下精工株式会社 扇風機
JPS61101149U (ja) * 1984-12-10 1986-06-27

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