JPH0598766A - 壁面への壁板材の取付方法および壁板材の取付金具 - Google Patents

壁面への壁板材の取付方法および壁板材の取付金具

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JPH0598766A
JPH0598766A JP14951591A JP14951591A JPH0598766A JP H0598766 A JPH0598766 A JP H0598766A JP 14951591 A JP14951591 A JP 14951591A JP 14951591 A JP14951591 A JP 14951591A JP H0598766 A JPH0598766 A JP H0598766A
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Kiyohiro Kuwabara
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NIPPON CRESCENT KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】壁板材の支持溝の形成作業を容易とし、壁面へ
の壁板材の取付作業を容易とする。 【構成】取付金具本体11に支持円板22を装着させて
なる取付金具10を壁面36に固定させ、支持円板22
に四個の壁板材の各一隅を嵌着させることにより、壁面
36全域に壁板材を取付ける。また、壁面36に装着さ
れる壁板材間の目地の幅を均一にするため、支持円板2
2の円周を四等分する直径方向の外周縁に支持凸部を備
えさせる。また、壁面36に壁板材を千鳥状に取付るた
め、支持円板22を半円状とし、支持円板22の中心か
ら支持円板22と反対側に向けて支持片を装着させる。
また、壁板材の固定力を増大させるため、補助円板を設
け、補助円板と支持円板22との間で壁板材を挟着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面へ壁板材、特に石
板を取付ける方法および取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁面へ四角形状の壁板材を取付け
る方法は、図25および図26に示すように、通孔50
を有する水平部52に、通孔54を有する水平部56を
適宜間隔を隔てて平行に配設させてなる取付金具58を
使用して、厚さ方向に通孔60を穿孔させ、この通孔6
0と直交させて位置決めピン用横孔62を穿孔させた壁
板材64を壁面66に順次取付けていた。
【0003】その手順はまず、壁板材64の通孔60に
取付ボルト70を途中まで埋設させ、次いで壁板材64
を取付金具58の前方に、壁板材64に埋設させた取付
ボルト70と取付金具58の他方の水平部56の通孔5
4とを合致させて位置させ、この水平部56の通孔54
に取付ボルト70を挿通させ、壁板材64を壁面66に
固定させた取付金具58にナット74を介して固定さ
せ、次いで取付金具58の一方の水平部52の通孔50
にアンカーボルト68を挿通させて壁面66に取付金具
58を固定させ、次いで壁板材64の位置決めピン用横
孔62に位置決めピン72を装着させる。
【0004】次に、この壁板材64の上方に、前記要領
により別の壁板材64を固定させた取付金具58を位置
させ、次いでこの取付金具58を壁面66に固定させる
と共に、この壁板材64の横孔62に前記固定された壁
板材64に装着されたピン72を装着させる。
【0005】この作業を順次繰返し行い壁面66に一連
に壁板材64を取付けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の壁面へ壁板材を
取付ける方法において、壁板材の通孔および横孔を穿孔
する際、壁板材の通孔および横孔の位置が直交状態であ
るため、壁板材を縦方向および横方向に移動させて両孔
を穿孔させる必要があり、壁板材に石板を使用する場
合、壁板材への両孔の加工が困難であることが問題とな
っていた。
【0007】また、壁板材を壁面に格子状に取付ける場
合、壁板材を一列ごとにしか装着できないため、隣接す
る他の列の面合わせが困難となり、そのため格子状の各
列にズレが生じ易いことが問題となっていた。
【0008】また、壁面に取付ける各壁板材間に目地を
形成させる場合、予め壁板材の寸法および目地の幅に対
応させて壁面に目印を付し、この目印に対応させて順次
壁板材を取付金具により固定させる必要があり、この作
業が非常に煩雑であることが問題となっていた。
【0009】本発明は、このような欠点に鑑み、壁板材
の支持溝および支持孔の形成作業が容易であり、壁面へ
の壁板材の取付作業が容易である壁面への壁板材の取付
方法および壁板材の取付金具を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、壁面へ多数の
壁板材を取付ける方法において、水平部の先端に斜め上
方に向けて傾斜部が設けられ、この傾斜部の先端に前記
水平部と平行に前方に向けて別の水平部が設けられてな
る取付金具本体の一方の水平部に、支持円板を水平部と
平行に装着させてなる取付金具と、外周縁に支持溝を穿
孔させてなる壁板材と、からなり、壁面に取付金具を、
取付金具の支持円板と反対側を壁面に固定させ、この支
持円板の1/4円弧を有する扇形部に壁板材の支持溝を
嵌着させることにより、支持円板に四個の壁板材の各支
持溝を支持させることを特徴とするものであり、支持円
板と壁板材との嵌着力を増大させるために支持円板の外
周縁に緩衝材を装着させてもよく、また壁面に装着され
る壁板材間の目地の幅を均一にするために支持円板の円
周を四等分する直径方向の外周縁に支持凸部を備えさせ
てもよく、支持円板を半円状とし、この支持円板と反対
側に細長状の支持片を装着させてもよく、また支持円板
と取付金具本体との間に補助円板を介入させてもよい。
【0011】
【作用】本発明の作用を説明する。
【0012】本発明により壁面に壁板材を取付ける際、
まず半円状の支持円板を有する壁面端部用の取付金具を
壁面に、床面と隣接させて最下段の横一列に固定させ
る。
【0013】次に、この壁面端部用の取付金具に壁板材
を、壁板材の支持溝に取付金具の支持円板を嵌着させる
と共に、各取付金具の支持円板にそれぞれ二枚ずつ壁板
材を載置させる。
【0014】次に、この壁板材の上方に、円形の支持円
板を有する取付金具を、壁板材の支持溝に支持円板を嵌
着させると共に、取付金具を壁面に横一列に固定する。
この際、取付金具に装着されたナット等の固定具により
壁板材の床面に対する垂直度合を調整する。
【0015】次に、この円形の支持円板の露出された1
/4円弧を有する扇形部に別の壁板材の支持溝を嵌着さ
せ、支持円板の残りの1/4円弧を有する扇形部にも別
の壁板材の支持溝を嵌着させることにより、一個の支持
円板に四個の壁板材の各一隅を支持させる。
【0016】この作業を繰り返し行い、壁面全域に壁板
材を固定し、最上段および両側縁に前記壁面端部用の取
付金具を前記要領により壁面に固定させる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】図1〜図13に示すように、本発明に係る
壁面への壁板材の取付方法に使用する構成要素は、取付
金具10および壁板材26からなるものである。
【0019】取付金具10は、図1〜図6、図10およ
び図11に示すように、取付金具本体11と支持円板2
2からなるものである。
【0020】取付金具本体11は、長孔12を有する水
平部14に通孔16を有する別の水平部18を適宜間隔
を隔てて平行に配設させてなるものであり、詳述する
と、一方の水平部14の長さ方向の一側に傾斜部20が
斜め上方に向けて設けられ、この傾斜部20の先端側に
水平部14と平行に別の水平部18が設けられている。
【0021】支持円板22は、図7〜図11に示すよう
に、外周縁に緩衝材24が被覆された円板体23の中心
に支持体25を立設させたものである。本実施例では支
持体25の外周にねじ部27が設けられている。
【0022】この緩衝材24は支持円板22と後述の壁
板材26との嵌着力を増大させるためのものであり、素
材としてはゴム、樹脂等が望ましい。
【0023】壁板材26は、図1、図2、図12および
図13に示すように、四角形状の板材であり、四隅外周
縁に支持溝28を穿孔させてなる四角形状の平板であ
り、支持溝28の厚さは前記支持円板22の厚さに対応
させることが必要である。
【0024】支持溝28は前記支持円板22が嵌着され
る形状であればよいので、1/4円弧を有する扇形とし
てある。
【0025】ここで壁板材26に支持溝28を穿孔させ
る手段について説明する。
【0026】図13に示すように、まず壁板材26を作
業台30上に載置させる。
【0027】次に、先端に二枚重の刃体32を有する穿
孔機34により壁板材26の各隅に1/4円弧を有する
扇形の支持溝28を穿孔させる。この際、穿孔機34の
先端の刃体32を回転させることにより、容易に壁板材
26の各隅に1/4円弧を有する扇形の支持溝28を穿
孔させることができる。
【0028】また、図24に壁面36に取付けられる多
数の壁板材26の外周縁に使用する壁面端部用の取付金
具53が示してあり、この取付金具53は、水平部14
の先端に斜め上方に向けて傾斜部20が設けられ、この
傾斜部20の先端に前記水平部14と平行に前方に向け
て別の水平部18が設けられてなる取付金具本体11の
一方の水平部18に、円周を四等分する直径方向の外周
縁に支持凸部44を備えた半円状の支持円板55を、水
平部18と平行に補助円板57を介在させて固定させて
なるものである。
【0029】この取付金具53を使用する際、予め壁面
36に取付金具53を装着させた後、この取付金具53
の半円状の支持円板55を壁板材26の支持溝28に嵌
着させると共に、壁板材26を補助円板57と支持円板
55との間で挟着するものである。
【0030】前記補助円板57は、支持円板55の反対
側(図面では下方)には壁板材26を取付ける必要がな
いため、支持円板55に対応した部分のみに存在する形
状であればよい。
【0031】本発明の方法により壁面36に壁板材26
を取付ける際、まず壁面端部用の取付金具53を壁面3
6に、床面と隣接させて最下段の横一列に固定させる。
【0032】次に、この壁面端部用の取付金具53に壁
板材26を、壁板材26の支持溝28にこの取付金具5
3の支持円板55を嵌着させると共に、各取付金具53
の支持円板55にそれぞれ二枚ずつ壁板材26を載置さ
せる。この際、壁板材26を補助円板57と支持円板5
5との間で挟着させる。
【0033】次に、この壁板材26の上方に、円形の支
持円板22を有する取付金具10を、前記取付金具53
に載置された壁板材26の支持溝28に支持円板22を
嵌着させると共に、取付金具10を壁面36に横一列に
固定する。この際、支持円板22を装着させてなる取付
金具10を壁面36に、支持円板22を装着させた側と
反対側の水平部14の長孔12に固定具40を挿通させ
ることにより固定させ、次いで取付金具本体11の水平
部18に支持円板22を、支持円板22の支持体25を
水平部18の通孔16に挿通させ、取付具38を介して
固定させる。本実施例で使用される取付具38はナット
等の取付手段であり、固定具40はアンカーボルト等の
固定手段である。また、固定具38により壁板材26の
床面に対する垂直度合を調整する。
【0034】次に、この支持円板22の露出された1/
4円弧を有する扇形部に壁板材26の一隅の支持溝28
を嵌着させ、支持円板22の残りの1/4円弧を有する
扇形部にも別の壁板材26の一隅の支持溝28を嵌着さ
せることにより一個の支持円板22に四個の壁板材26
の各一隅を支持させる。
【0035】この作業を繰返し行い、壁面36に多数の
壁板材26を取付ける。
【0036】また、壁面に固定させる壁板材の最上段お
よび両側縁には前記壁面端部用の取付金具53を前記要
領により壁面36に固定させる。
【0037】従って、予め壁面36に位置決めさせて穿
孔された小孔(図示略)がずれていても、取付金具10
の水平部14の長孔12に固定具40を適宜ずらして挿
通させることができ、多少の誤差は抑制される。また、
この小孔は予め壁面36に穿孔されない場合もある。
【0038】また、支持円板22の外周縁には緩衝材2
4が備えられているが、図14に示すように、壁板材2
6の支持溝28の厚さと支持円板26の厚さとが合致し
ていれば、必ずしも緩衝材24は支持円板26の外周縁
に備えられていなくてもよい。
【0039】また、図15〜図18に別の実施例が示し
てある。
【0040】本実施例は前記実施例の支持円板22の改
良型であり、本支持円板42は、円周を四等分する直径
方向の外周縁に支持凸部44が形成されたものであり、
この際、壁板材26の支持溝28は支持円板42の半径
に対応した大きさ(支持凸部44を除く円の半径)に設
定し、支持円板42の円周に壁板材26の支持溝28を
嵌着させることにより、支持凸部44の部分が各壁板材
26間に残存するため、この支持凸部44により隣接す
る各壁板材26間に間隙を生じさせ、この間隙が隣接す
る各壁板材26間の目地46を形成する。
【0041】従って、支持凸部44の幅に対応して目地
46の幅が決定される。
【0042】また、図19および図20に別の実施例が
示してある。
【0043】本例の取付金具49は、前記実施例の支持
円板42と取付金具本体11との間に補助円板48を介
入させ、壁板材26を支持円板22と補助円板48との
間で挟着させるものであり、この際、補助円板48と壁
板材26とを接着剤を介して固定することにより、確実
に壁板材26を固定することができる。
【0044】従って、本例の取付金具49は壁板材26
の支持円板22と補助円板48とにより挟持させる構造
であるため、壁板材26の固定力を増大させることがで
きる。
【0045】また、図21および図22にさらに別の実
施例が示してある。
【0046】本例の取付金具51は、水平部14の先端
に斜め上方に向けて傾斜部20が設けられ、この傾斜部
20の先端に前記水平部14と平行に前方に向けて別の
水平部18が設けられてなる取付金具本体11の一方の
水平部18に、円周を四等分する直径方向の外周縁に支
持凸部44を備えた半円状の支持円板43を、水平部1
8と平行に補助円板48を介在させて固定させ、支持円
板43の中心部から支持円板43と反対側へ向けて細長
状の支持片45を装着させてなるものである。本実施例
の支持片45としてはピンまたは板が望ましい。
【0047】また、本例に使用する壁板材27は、四隅
外周縁に支持溝28が穿孔され、かつ少なくとも一側辺
に支持孔47が穿孔されてなるものである。
【0048】本例の取付金具51を使用する際、図23
(左側部分)に示すように、取付金具51を壁面36に
予め固定させ、この取付金具51の半円状の支持円板4
3に前記実施例と同様の方法により二個の壁板材26或
いは27を装着させる。
【0049】次に、本例の壁板材27の支持孔47を取
付金具の支持片45に嵌着させると共に、この壁板材2
7の各隅角を他の取付金具10,51,53に嵌着させ
ることにより、壁板材27を壁面36に千鳥状に配設さ
せることができる。
【0050】なお、本実施例において、支持円板22,
42,43,55には支持体25が一体に設けられてい
るが、支持体25を別体として設け、取付金具本体11
と支持円板22,42,43,55との間に挿通させ、
支持体25の両挿通端を固定具により固定させることも
可能である。
【0051】また、本実施例において、取付金具本体1
1の水平部18の通孔16は図面では小孔であるが、取
付金具本体11の水平部14の長孔12と直交する方向
に長孔として、取付金具10の横方向に調整可能とする
ことは自由である。
【0052】また、本実施例において、壁板材26,2
7としては石板、木製板、タイル等の板材であれば何方
でも使用可能である。
【0053】また、本実施例で使用される壁板材26,
27は四角形状の板材であるが、楕円形、細長状の板材
であれば特に形状は限定されることはない。
【0054】また、本実施例の補助円板48,57を使
用する際、壁板材26,27との接触面に接着剤を介入
させることは自由である。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る壁面への壁板材の取付方法
によれば、水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部が設
けられ、この傾斜部の先端に前記水平部と平行に前方に
向けて別の水平部が設けられてなる取付金具本体の一方
の水平部に、支持円板を水平部と平行に装着させてなる
取付金具と、外周縁に支持溝を穿孔させてなる壁板材
と、からなり、壁面に取付金具を、取付金具の支持円板
と反対側を壁面に向けて固定させ、この支持円板の1/
4円弧を有する扇形部に壁板材の支持溝を嵌着させるこ
とにより、支持円板に四個の壁板材の各支持溝を支持さ
せるため、壁面に壁板材を取付ける際、壁板材は取付金
具に単に嵌着させることにより、確実に壁板材を壁面に
取付けることができ、取付作業が容易である。
【0056】また、壁板材の支持溝は外周縁に穿孔させ
ることにより形成できるため、壁板材を縦方向、横方向
に移動させて形成させる必要がなく、例え壁板材が石板
であったとしても、容易に支持溝の形成ができる。
【0057】また、支持円板の外周縁に緩衝材を装着さ
せることにより支持円板と壁板材との嵌着力を増大させ
ることができる。
【0058】また、支持円板の円周を四等分する直径方
向の外周縁に支持凸部を備えさせることにより、壁面に
取付ける各壁板材の目地の幅を均一にさせることができ
る。
【0059】また、支持円板を半円状とし、支持円板の
中心部から支持円板と反対側へ向けて支持片を装着さ
せ、かつ壁板材に支持溝とは別に少なくとも一側辺に支
持孔を穿孔させてなる壁板材を使用することにより、壁
面に壁板材を千鳥状に装着させる際、壁面に取付金具を
固定させた後、支持孔を有する壁板材を支持片に嵌着さ
せると共に、他の取付金具に支持溝を嵌着させ、半円状
の支持円板に他の壁板材を装着させる作業を繰り返し行
うことにより、壁面に壁板材を千鳥状に容易に装着させ
ることができる。
【0060】また、支持円板と取付金具本体との間に補
助円板を介入させることにより、壁板材を支持円板と補
助円板との間で確実に挟持させることができるため、壁
板材の固定力を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により壁面へ壁板材を取付けた使
用状態を示す一部破断斜視図。
【図2】同、正面図。
【図3】同、断面図。
【図4】本発明に係る取付金具本体の斜視図。
【図5】同、正面図。
【図6】同、側面図。
【図7】本発明に係る支持円板の一部破断斜視図。
【図8】同、正面図。
【図9】同、一部破断側面図。
【図10】本発明に係る取付金具の背面図。
【図11】同、一部破断側面図。
【図12】本発明に係る壁板材の斜視図。
【図13】同、壁板材に支持溝を形成させる状態を示す
側面図。
【図14】支持円板の別の実施例を示す一部破断斜視
図。
【図15】支持円板のまた別の実施例を示す一部破断斜
視図。
【図16】同、支持円板の正面図。
【図17】同、側面図。
【図18】同、使用状態を示す正面図。
【図19】取付金具の別の実施例を示す正面図。
【図20】同、一部破断側面図。
【図21】取付金具のさらに別の実施例を示す正面図。
【図22】同、一部破断側面図。
【図23】本発明の全実施例の使用状態を示す正面図。
【図24】取付金具のさらに別の実施例を示す正面図。
【図25】従来例の使用状態を示す斜視図。
【図26】同、断面図。
【符号の説明】
10 取付金具 11 取付金具本体 14 水平部 18 水平部 20 傾斜部 22 支持円板 24 緩衝材 26 壁板材 27 壁板材 28 支持溝 36 壁面 42 支持円板 43 支持円板 44 支持凸部 45 支持片 46 目地 48 補助円板 49 取付金具 51 取付金具 53 取付金具 55 支持円板 57 補助円板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 壁面への壁板材の取付方法および
壁板材の取付金具
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面へ壁板材、特に石
板を取付ける方法および取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁面へ四角形状の壁板材を取付け
る方法は、図25および図26に示すように、通孔50
を有する水平部52に、通孔54を有する水平部56を
適宜間隔を隔てて平行に配設させてなる取付金具58を
使用して、厚さ方向に通孔60を穿孔させ、この通孔6
0と直交させて位置決めピン用横孔62を穿孔させた壁
板材64を壁面66に順次取付けていた。
【0003】その手順はまず、壁板材64の通孔60に
取付ボルト70を途中まで埋設させ、次いで壁板材64
を取付金具58の前方に、壁板材64に埋設させた取付
ボルト70と取付金具58の他方の水平部56の通孔5
4とを合致させて位置させ、この水平部56の通孔54
に取付ボルト70を挿通させ、ナット74を介して取付
金具58に固定させ、次いで取付金具58の一方の水平
部52の通孔50にアンカーボルト68を挿通させて壁
面66に取付金具58を固定させ、次いで壁板材64の
位置決めピン用横孔62に位置決めピン72を装着させ
る。
【0004】次に、この壁板材64の上方に、前記要領
により別の壁板材64を固定させた取付金具58を位置
させ、次いでこの取付金具58を壁面66に固定させる
と共に、この壁板材64の横孔62に前記固定された壁
板材64に装着されたピン72を装着させる。
【0005】この作業を順次繰返し行い壁面66に一連
に壁板材64を取付けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の壁面へ壁板材を
取付ける方法において、壁板材通孔および横孔を穿孔
する際、壁板材の通孔および横孔の位置が直交状態であ
るため、壁板材を縦方向および横方向に移動させて両孔
を穿孔させる必要があり、壁板材に石板を使用する場
合、壁板材への両孔の加工が困難であることが問題とな
っていた。
【0007】また、壁板材を壁面に格子状に取付ける場
合、壁板材を一列ごとにしか装着できないため、隣接す
る他の列の面合わせが困難となり、そのため格子状の各
列にズレが生じ易いことが問題となっていた。
【0008】また、壁面に取付ける各壁板材間に目地を
形成させる場合、予め壁板材の寸法および目地の幅に対
応させて壁面に目印を付し、この目印に対応させて順次
壁板材を取付金具により固定させる必要があり、この作
業が非常に煩雑であることが問題となっていた。
【0009】本発明は、このような欠点に鑑み、壁板材
の支持溝および支持孔の形成作業が容易であり、壁面へ
の壁板材の取付作業が容易である壁面への壁板材の取付
方法および壁板材の取付金具を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、壁面へ多数の
壁板材を取付ける方法において、水平部に別の水平部が
垂直方向に適宜距離を隔てて平行に設けられてなる取付
金具本体の一方の水平部に、支持円板を水平部と平行に
装着させてなる取付金具と、外周縁に支持溝を穿孔させ
てなる壁板材と、からなり、取付金具の支持円板と反対
側を壁面に固定させ、この支持円板の1/4円弧を有す
る扇形部に壁板材の支持溝を嵌着させることにより、支
持円板に四個の壁板材の各支持溝を支持させることを特
徴とするものであり、支持円板と壁板材との嵌着力を増
大させるために支持円板の外周縁に緩衝材を装着させて
もよく、また壁面に装着される壁板材間の目地の幅を均
一にするために支持円板の円周を四等分する直径方向の
外周縁に支持凸部を備えさせてもよく、支持円板を半円
状とし、この支持円板と反対側に細長状の支持片を装着
させてもよく、また支持円板と取付金具本体との間に補
助円板を介入させてもよい。
【0011】
【作用】本発明の作用を説明する。
【0012】本発明により壁面に壁板材を取付ける際、
まず半円状の支持円板を有する壁面端部用の取付金具を
壁面に、床面と隣接させて最下段の横一列に固定させ
る。
【0013】次に、この壁面端部用の取付金具に壁板材
を、壁板材の支持溝に取付金具の支持円板を嵌着させる
と共に、各取付金具の支持円板にそれぞれ二ずつ壁板
材を載置させる。
【0014】次に、この壁板材の上方に、円形の支持円
板を有する取付金具を、壁板材の支持溝に支持円板を嵌
着させると共に、取付金具を壁面に横一列に固定する。
この際、取付金具に装着されたナット等の取付具により
壁板材の床面に対する垂直度合を調整する。
【0015】次に、この円形の支持円板の露出された1
/4円弧を有する扇形部に別の壁板材の支持溝を嵌着さ
せ、支持円板の残りの1/4円弧を有する扇形部にも別
の壁板材の支持溝を嵌着させることにより、一個の支持
円板に四個の壁板材の各一隅を支持させる。
【0016】この作業を繰り返し行い、壁面全域に壁板
材を取付け、最上段および両側縁に前記壁面端部用の取
付金具を前記要領により壁面に固定させる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】図1〜図13および図23に示すように、
本発明に係る壁面への壁板材の取付方法に使用する構成
要素は、取付金具10および壁板材26からなるもので
ある。
【0019】取付金具10は、図1〜図6、図10およ
び図11に示すように、取付金具本体11と支持円板2
からなるものである。
【0020】取付金具本体11は、長孔12を有する水
平部14に通孔16を有する別の水平部18を適宜間隔
を隔てて平行に配設させてなるものであり、詳述する
と、一方の水平部14の長さ方向の一側に傾斜部20が
斜め上方に向けて設けられ、この傾斜部20の先端側に
水平部14と平行に別の水平部18が設けられている。
【0021】支持円板22は、図7〜図11に示すよう
に、外周縁に緩衝材24が被覆された円板体23の中心
に支持体25を立設させたものである。本実施例では支
持体25の外周にねじ部27が設けられている。
【0022】この緩衝材24は支持円板22と後述の壁
板材26との嵌着力を増大させるためのものであり、素
材としてはゴム、樹脂等が望ましい。
【0023】壁板材26は、図1、図2、図12および
図13に示すように、四角形状の板材であり、四隅外周
縁に支持溝28を穿孔させてなる四角形状の平板であ
り、支持溝28の厚さは前記支持円板22の厚さに対応
させることが必要である。
【0024】支持溝28は前記支持円板22が嵌着され
る形状であればよいので、1/4円弧を有する扇形とし
てある。
【0025】ここで壁板材26に支持溝28を穿孔させ
る手段について説明する。
【0026】図13に示すように、まず壁板材26を作
業台30上に載置させる。
【0027】次に、先端に二枚重の刃体32を有する穿
孔機34により壁板材26の各隅に1/4円弧を有する
扇形の支持溝28を穿孔させる。この際、穿孔機34の
先端の刃体32を回転させることにより、容易に壁板材
26の各隅に1/4円弧を有する扇形の支持溝28を穿
孔させることができる。
【0028】また、図23および図24に壁面36に取
付けられる多数の壁板材26の外周縁に使用する壁面端
部用の取付金具53が示してあり、この取付金具53
は、水平部14の先端に斜め上方に向けて傾斜部20が
設けられ、この傾斜部20の先端に前記水平部14と平
行に前方に向けて別の水平部18が設けられてなる取付
金具本体11の一方の水平部18に、円周を四等分する
直径方向の外周縁に支持凸部44を備えた半円状の支持
円板55を、水平部18と平行に補助円板57を介在さ
せて固定させてなるものである。
【0029】この取付金具53を使用する際、予め壁面
36に取付金具53を装着させた後、この取付金具53
の半円状の支持円板55壁板材26の支持溝28
着させると共に、壁板材26を補助円板57と支持円板
55との間で挟着させる
【0030】前記補助円板57は、支持円板55の反対
側(図面では下方)には壁板材26を取付ける必要がな
いため、支持円板55に対応した部分のみに存在する形
状であればよい。
【0031】本発明の方法により壁面36に壁板材26
を取付ける際、まず壁面端部用の取付金具53を壁面3
6に、床面と隣接させて最下段の横一列に固定させる。
【0032】次に、この壁面端部用の取付金具53に壁
板材26を、壁板材26の支持溝28にこの取付金具5
3の支持円板55を嵌着させると共に、各取付金具53
の支持円板55にそれぞれ二ずつ壁板材26を載置さ
せる。この際、壁板材26を補助円板57と支持円板5
5との間で挟着させる。
【0033】次に、この壁板材26の上方に、円形の支
持円板22を有する取付金具10を、前記取付金具53
に載置された壁板材26の支持溝28に支持円板22を
嵌着させると共に、取付金具10を壁面36に横一列に
固定する。この際、支持円板22を装着させてなる取付
金具10を壁面36に、支持円板22を装着させた側と
反対側の水平部14の長孔12に固定具40を挿通させ
ることにより固定させ、次いで取付金具本体11の水平
部18に支持円板22を、支持円板22の支持体25を
水平部18の通孔16に挿通させ、取付具38を介して
固定させる。本実施例で使用される取付具38はナット
等の取付手段であり、固定具40はアンカーボルト等の
固定手段である。また、取付具38により壁板材26の
床面に対する垂直度合を調整する。
【0034】次に、この支持円板22の露出された1/
4円弧を有する扇形部に壁板材26の一隅の支持溝28
を嵌着させ、支持円板22の残りの1/4円弧を有する
扇形部にも別の壁板材26の一隅の支持溝28を嵌着さ
せることにより一個の支持円板22に四個の壁板材26
の各一隅を支持させる。
【0035】この作業を繰返し行い、壁面36に多数の
壁板材26を取付ける。
【0036】また、壁面36に固定させる壁板材26
最上段および両側縁には前記壁面端部用の取付金具53
を前記要領により壁面36に固定させる。
【0037】従って、予め壁面36に位置決めさせて穿
孔された小孔(図示略)がずれていても、取付金具10
の水平部14の長孔12に固定具40を適宜ずらして挿
通させることができ、多少の誤差は抑制される。また、
この小孔は予め壁面36に穿孔されない場合もある。
【0038】また、支持円板22の外周縁には緩衝材2
4が備えられているが、図14に示すように、壁板材2
6の支持溝28の厚さと支持円板26の厚さとが合致し
ていれば、必ずしも緩衝材24は支持円板26の外周縁
に備えられていなくてもよい。
【0039】また、図15〜図18に別の実施例が示し
てある。
【0040】本実施例は前記実施例の支持円板22の改
良型であり、本支持円板42は、円周を四等分する直径
方向の外周縁に支持凸部44が形成されたものであり、
この際、壁板材26の支持溝28は支持円板42の半径
に対応した大きさ(支持凸部44を除く円の半径)に設
定し、支持円板42の円周に壁板材26の支持溝28を
嵌着させることにより、支持凸部44の部分が各壁板材
26間に残存するため、この支持凸部44により隣接す
る各壁板材26間に間隙を生じさせ、この間隙が隣接す
る各壁板材26間の目地46を形成する。
【0041】従って、支持凸部44の幅に対応して目地
46の幅が決定される。
【0042】また、図19および図20に別の実施例が
示してある。
【0043】本例の取付金具49は、前記実施例の支持
円板42と取付金具本体11との間に補助円板48を介
入させ、壁板材26を支持円板22と補助円板48との
間で挟着させるものであり、この際、補助円板48と壁
板材26とを接着剤を介して固定することにより、確実
に壁板材26を固定することができる。
【0044】従って、本例の取付金具49は壁板材26
の支持円板22と補助円板48とにより挟持させる構造
であるため、壁板材26の固定力を増大させることがで
きる。
【0045】また、図21〜図23にさらに別の実施例
が示してある。
【0046】本例の取付金具51は、水平部14の先端
に斜め上方に向けて傾斜部20が設けられ、この傾斜部
20の先端に前記水平部14と平行に前方に向けて別の
水平部18が設けられてなる取付金具本体11の一方の
水平部18に、円周を四等分する直径方向の外周縁に支
持凸部44を備えた半円状の支持円板43を、水平部1
8と平行に補助円板48を介在させて固定させ、支持円
板43の中心部から支持円板43と反対側へ向けて細長
状の支持片45を装着させてなるものである。本実施例
の支持片45としてはピンまたは板が望ましい。
【0047】また、本例に使用する壁板材27は、四隅
外周縁に支持溝28が穿孔され、かつ少なくとも一側辺
に支持孔47が穿孔されてなるものである。
【0048】本例の取付金具51を使用する際、図23
(左側部分)に示すように、取付金具51を壁面36に
予め固定させ、この取付金具51の半円状の支持円板4
3に前記実施例と同様の方法により二個の壁板材26或
いは27を装着させる。
【0049】次に、本例の壁板材27の支持孔47を取
付金具の支持片45に嵌着させると共に、この壁板材2
7の各隅角を他の取付金具10,51,53に嵌着させ
ることにより、壁板材27を壁面36に千鳥状に配設さ
せることができる。
【0050】なお、本実施例において、支持円板22,
42,43,55には支持体25が一体に設けられてい
るが、支持体25を別体として設け、取付金具本体11
と支持円板22,42,43,55との間に挿通させ、
支持体25の両挿通端を固定具により固定させることも
可能である。
【0051】また、本実施例において、取付金具本体1
1は一方の水平部14の長さ方向の一側に傾斜部20が
斜め上方に向けて設けられ、この傾斜部20の先端側に
水平部14と平行に別の水平部18が設けられている
が、一方の水平部14に別の水平部18が垂直方向に適
宜距離を隔てて平行に設けられていれば、特に形状は限
定されない。
【0052】また、本実施例において、取付金具本体1
1の水平部18の通孔16は図面では小孔であるが、取
付金具本体11の水平部14の長孔12と直交する方向
に長孔として、取付金具10の横方向に調整可能とする
ことは自由である。
【0053】また、本実施例において、壁板材26,2
7としては石板、木製板、タイル等の板材であれば何方
でも使用可能である。
【0054】また、本実施例で使用される壁板材26,
27は四角形状の板材であるが、楕円形、細長状の板材
であれば特に形状は限定されることはない。
【0055】また、本実施例の補助円板48,57を使
用する際、壁板材26,27との接触面に接着剤を介入
させることは自由である。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る壁面への壁板材の取付方法
によれば、水平部に別の水平部が垂直方向に適宜距離を
隔てて平行に設けられてなる取付金具本体の一方の水平
部に、支持円板を水平部と平行に装着させてなる取付金
具と、外周縁に支持溝を穿孔させてなる壁板材と、から
なり、取付金具の支持円板と反対側を壁面に向けて固定
させ、この支持円板の1/4円弧を有する扇形部に壁板
材の支持溝を嵌着させることにより、支持円板に四個の
壁板材の各支持溝を支持させるため、壁面に壁板材を取
付ける際、壁板材は取付金具に単に嵌着させることによ
り、確実に壁板材を壁面に取付けることができ、取付作
業が容易である。
【0057】また、壁板材の支持溝は外周縁に穿孔させ
ることにより形成できるため、壁板材を縦方向、横方向
に移動させて形成させる必要がなく、例え壁板材が石板
であったとしても、容易に支持溝の形成ができる。
【0058】また、支持円板の外周縁に緩衝材を装着さ
せることにより支持円板と壁板材との嵌着力を増大させ
ることができる。
【0059】また、支持円板の円周を四等分する直径方
向の外周縁に支持凸部を備えさせることにより、壁面に
取付ける各壁板材の目地の幅を均一にさせることができ
る。
【0060】また、支持円板を半円状とし、支持円板の
中心部から支持円板と反対側へ向けて支持片を装着さ
せ、かつ壁板材に支持溝とは別に少なくとも一側辺に支
持孔を穿孔させてなる壁板材を使用することにより、壁
面に壁板材を千鳥状に装着させる際、壁面に取付金具を
固定させた後、支持孔を有する壁板材を支持片に嵌着さ
せると共に、他の取付金具に支持溝を嵌着させ、半円状
の支持円板に他の壁板材を装着させる作業を繰り返し行
うことにより、壁面に壁板材を千鳥状に容易に取付け
ことができる。
【0061】また、支持円板と取付金具本体との間に補
助円板を介入させることにより、壁板材を支持円板と補
助円板との間で確実に挟持させることができるため、壁
板材の固定力を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により壁面へ壁板材を取付けた使
用状態を示す一部破断斜視図。
【図2】同、正面図。
【図3】同、断面図。
【図4】本発明に係る取付金具本体の斜視図。
【図5】同、正面図。
【図6】同、側面図。
【図7】本発明に係る支持円板の一部破断斜視図。
【図8】同、正面図。
【図9】同、一部破断側面図。
【図10】本発明に係る取付金具の背面図。
【図11】同、一部破断側面図。
【図12】本発明に係る壁板材の斜視図。
【図13】同、壁板材に支持溝を形成させる状態を示す
側面図。
【図14】支持円板の別の実施例を示す一部破断斜視
図。
【図15】支持円板のまた別の実施例を示す一部破断斜
視図。
【図16】同、支持円板の正面図。
【図17】同、側面図。
【図18】同、使用状態を示す正面図。
【図19】取付金具の別の実施例を示す正面図。
【図20】同、一部破断側面図。
【図21】取付金具のさらに別の実施例を示す正面図。
【図22】同、一部破断側面図。
【図23】本発明の全実施例の使用状態を示す正面図。
【図24】取付金具のさらに別の実施例を示す正面図。
【図25】従来例の使用状態を示す斜視図。
【図26】同、断面図。
【符号の説明】 10 取付金具 11 取付金具本体 14 水平部 18 水平部 20 傾斜部 22 支持円板 24 緩衝材 26 壁板材 27 壁板材 28 支持溝 36 壁面 42 支持円板 43 支持円板 44 支持凸部 45 支持片 46 目地 48 補助円板 49 取付金具 51 取付金具 53 取付金具 55 支持円板 57 補助円板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面へ多数の壁板材を取付ける方法にお
    いて、 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部が設けられ、こ
    の傾斜部の先端に前記水平部と平行に前方に向けて別の
    水平部が設けられてなる取付金具本体の一方の水平部
    に、支持円板を水平部と平行に装着させてなる取付金具
    と、外周縁に支持溝を穿孔させてなる壁板材と、からな
    り、 壁面に取付金具を、取付金具の支持円板と反対側を壁面
    に固定させ、この支持円板の1/4円弧を有する扇形部
    に壁板材の支持溝を嵌着させることにより、支持円板に
    四個の壁板材の各支持溝を支持させることを特徴とする
    壁面への壁板材の取付方法。
  2. 【請求項2】 壁面へ多数の四角形状の壁板材を取付け
    る方法において、 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部が設けられ、こ
    の傾斜部の先端に前記水平部と平行に前方に向けて別の
    水平部が設けられてなる取付金具本体の一方の水平部
    に、円周を四等分する直径方向の外周縁に支持凸部を備
    えた支持円板を、水平部と平行に固定させてなる取付金
    具と、四隅外周縁に支持溝を穿孔させてなる壁板材と、
    からなり、 壁面に取付金具を、取付金具の支持円板と反対側を壁面
    に固定させ、この支持円板の1/4円弧を有する扇形部
    に壁板材の一隅の支持溝を嵌着させることにより、支持
    円板に四個の壁板材の各一隅の支持溝を支持させると共
    に、各壁板材間に目地を形成させることを特徴とする壁
    面への壁板材の取付方法。
  3. 【請求項3】 壁面へ多数の四角形状の壁板材を取付け
    る方法において、 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部が設けられ、こ
    の傾斜部の先端に前記水平部と平行に前方に向けて別の
    水平部が設けられてなる取付金具本体の一方の水平部
    に、半円状の支持円板を、水平部と平行に固定させ、支
    持円板の中心部から支持円板と反対側へ向けて細長状の
    支持片を装着させてなる取付金具と、四隅外周縁に支持
    溝を穿孔させ、かつ少なくとも一側辺に支持孔を穿孔さ
    せてなる壁板材と、からなり、 壁面に取付金具を、取付金具の支持円板と反対側を壁面
    に固定させ、この支持円板の1/4円弧を有する扇形部
    に壁板材の一隅の支持溝を嵌着させることにより、支持
    円板に二個の壁板材の各一隅の支持溝を支持させると共
    に、支持円板の反対側の支持片に別の壁板材の支持孔を
    挿通させ、壁板材を千鳥状に配設させることを特徴とす
    る壁面への壁板材の取付方法。
  4. 【請求項4】 壁面へ多数の四角形状の壁板材を取付け
    る方法において、 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部が設けられ、こ
    の傾斜部の先端に前記水平部と平行に前方に向けて別の
    水平部が設けられてなる取付金具本体の一方の水平部
    に、円周を四等分する直径方向の外周縁に支持凸部を備
    えた半円状の支持円板を、水平部と平行に固定させ、支
    持円板の中心部から支持円板と反対側へ向けて細長状の
    支持片を装着させてなる取付金具と、四隅外周縁に支持
    溝を穿孔させ、かつ少なくとも一側辺に支持孔を穿孔さ
    せてなる壁板材と、からなり、 壁面に取付金具を、取付金具の支持円板と反対側を壁面
    に固定させ、この支持円板の1/4円弧を有する扇形部
    に壁板材の一隅の支持溝を嵌着させることにより、支持
    円板に二個の壁板材の各一隅の支持溝を支持させると共
    に、支持円板の反対側の支持片に別の壁板材の支持孔を
    挿通させ、壁板材を千鳥状に配設させると共に、各壁板
    材間に目地を形成させることを特徴とする壁面への壁板
    材の取付方法。
  5. 【請求項5】 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部
    が設けられ、この傾斜部の先端に前記水平部と平行に前
    方に向けて別の水平部が設けられてなる取付金具本体
    と、外周縁に緩衝材を備えた支持円板と、からなり、 取付金具の一方の水平部に支持円板を水平部と平行に固
    定させてなる壁板材の取付金具。
  6. 【請求項6】 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部
    が設けられ、この傾斜部の先端に前記水平部と平行に前
    方に向けて別の水平部が設けられてなる取付金具本体
    と、円周を四等分する直径方向の外周縁に支持凸部を備
    えた支持円板と、からなり、 取付金具の一方の水平部に支持円板を水平部と平行に固
    定させてなる壁板材の取付金具。
  7. 【請求項7】 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部
    が設けられ、この傾斜部の先端に前記水平部と平行に前
    方に向けて別の水平部が設けられてなる取付金具本体
    と、半円状の支持円板と、細長状の支持片とからなり、 取付金具本体の一方の水平部に支持円板を水平部と平行
    に固定させ、支持円板の中心部から支持円板と反対側へ
    向けて支持片を装着させてなる取付金具。
  8. 【請求項8】 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部
    が設けられ、この傾斜部の先端に前記水平部と平行に前
    方に向けて別の水平部が設けられてなる取付金具本体
    と、円周を四等分する直径方向の外周縁に支持凸部を備
    えた半円状の支持円板と、細長状の支持片とからなり、 取付金具本体の一方の水平部に支持円板を水平部と平行
    に固定させ、支持円板の中心部から支持円板と反対側へ
    向けて支持片を装着させてなる取付金具。
  9. 【請求項9】 水平部の先端に斜め上方に向けて傾斜部
    が設けられ、この傾斜部の先端に前記水平部と平行に前
    方に向けて別の水平部が設けられてなる取付金具本体
    と、円周を四等分する直径方向の外周縁に支持凸部を備
    えた半円状の支持円板と、補助円板と、からなり、 取付金具本体の一方の水平部に支持円板を水平部と平行
    に補助円板を介在させて固定させてなる取付金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111173181A (zh) * 2020-02-26 2020-05-19 南京城镇建筑设计咨询有限公司 一种便于施工安装的单元式幕墙及其安装方法
CN114165014A (zh) * 2020-09-10 2022-03-11 杜力派沃株式会社 耐震型石材固定装置

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