JPH059871U

JPH059871U - 飛散防止爪付きホツチキス

Info

Publication number: JPH059871U
Application number: JP8357291U
Authority: JP
Inventors: 明久小山
Original assignee: 明久小山
Priority date: 1991-07-15
Filing date: 1991-07-15
Publication date: 1993-02-09

Abstract

(57)【要約】【目的】冊物に綴じてあるホッチキスの針を取り外す
とき，又，画鋲を取り外すとき，針脱爪を差し込んで左
右にこじれば簡単に脱し，しかも脱した針や画鋲が飛散
せずに針脱爪と飛散防止爪の隙間に残り簡単に処理がで
きる針や画鋲の飛ばない飛散防止爪付きホッチキスを提
供する。【構成】受座（１）の一側に針脱爪（２）を設けたホ
ッチキスに於いて，針脱爪（２）の上部に隙間をあけて
飛散防止爪（３）を設けて成る針や画鋲の飛ばない飛散
防止爪付きホッチキスで，針脱爪（２）の上部に隙間を
あけて飛散防止爪（３）を設けたのを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，ホッチキスで綴じた針を取り外し，または打ち止めた画鋲を脱する際，それぞれが飛ばないで脱することができる飛散防止爪を設けたホッチキスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のホッチキスは，ホッチキスの針を脱する針脱爪がついているだけであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

冊物に綴じてあるホッチキスの針を取り外すとき，今までのホッチキスでは，一側に設けた針脱爪で脱していたが，片方だけ外れて，片方は指で外したり，また脱した針が飛散したり紛失したりして非常に危険であり，脱するときには上手に力加減しないと簡単に取り外すことができなく，又，画鋲を取り外す機構にもなっていなかった。本考案は，これら課題を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

受座（１）の一側に針脱爪（２）を設け，針脱爪（２）の上部に若干の隙間をあけて，飛散防止爪（３）をもうける。本考案は，以上のような構成よりなる飛散防止爪付きホッチキスである。

【０００５】

【作用】

冊物に綴じてあるホッチキスの針を取り外すとき，脱する針と冊物の間に針脱爪（２）を差し込み，上方に持ち上げれば針が取り外れ，又，脱する針と冊物の間に針脱爪（２）を差し込み，左右にこじれば簡単に針が脱し，取り外れた針は，針脱爪（２）と飛散防止爪（３）の隙間に残り，取り外れた針は紛失することなく簡単に処理ができる。又，画鋲を取り外すときにも，取り外す画鋲と壁の間に針脱爪（２）を差し込み，上方に持ち上げるか，または左右にこじれば簡単に画鋲が外れ，前記同様簡単に処理ができる。

【０００６】

【実施例】

以下，本案の実施例について説明する。受座（１）の一側に針脱爪（２）を設けたホッチキスに於いて，受座（１）の針脱爪（２）の上部に若干の隙間をあけて飛散防止爪（３）をもうける。本案は，以上のような構造で，これを使用するときは，取り外すホッチキスの針や画鋲に針脱爪（２）を差し込み，左右にこじれば簡単に外れ，外れた針や画鋲は，針脱爪（２）と飛散防止爪（３）の隙間に残り，針や画鋲は紛失することなく簡単に処理ができる。針脱爪（２）は，針や画鋲に差し込みやすいように飛散防止爪（３）よりも前方にでていれば良い。

【０００７】

【考案の効果】

冊物に綴じてあるホッチキスの針を取り外すときや，画鋲を取り外すとき，針脱爪（２）を針や画鋲に差し込んで上方に持ち上げて外したり，または左右にこじれば簡単に外れ，針や画鋲は，針脱爪（２）と飛散防止爪（３）の隙間に残り，紛失することなく危なくなく簡単に処理ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の，側面図である。

【図２】本考案の，平面図である。

【符号の説明】

１受座２針脱爪３飛散防止爪４割り溝

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】受座（１）の一側に針脱爪（２）を設け
たホッチキスに於いて，受座（１）の針脱爪（２）の上
部に隙間をあけて飛散防止爪（３）を設けた，飛散防止
爪付きホッチキス。
【請求項２】針脱爪（２）の中央に割り溝（４）を設
けた請求項１の飛散防止爪付きホッチキス。