JP3004188U - 連結具 - Google Patents

連結具

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Publication number
JP3004188U
JP3004188U JP1994006435U JP643594U JP3004188U JP 3004188 U JP3004188 U JP 3004188U JP 1994006435 U JP1994006435 U JP 1994006435U JP 643594 U JP643594 U JP 643594U JP 3004188 U JP3004188 U JP 3004188U
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
plate
slide cap
engaging
upper plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994006435U
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English (en)
Inventor
博志 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujii Denko Co Ltd
Original Assignee
Fujii Denko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度向上と、安全性の向上を計る。 【構成】 上板61と下板62の間に、一端は挿脱体4 の係
合部2 と係合し、他端は互いに反発するバネ8 を配した
一対の係合爪5 の中央部を軸7 止めして回動自在に配置
し、他端に突出部52,52 を設け、その突出部52,52 をス
トッパー64に当接した状態で、突出部52,52 間にロック
板9 をコイルバネ13の附勢により常時押圧当接し、その
ロック板9 の他端部をスライドキャップ10と嵌合し、そ
のスライドキャップ10上よりオーバーキャップ11で覆っ
た連結具、又係合爪5 の先端部に孔53を設け、その孔53
部に上板61,下板62を貫通する軸71を設けたものであ
る。 【効果】 オーバーキャップ11を設けることにより、ス
ライドキャップが不用意に作動しない。又、貫通軸71を
設けることにより、上板、下板が変形せず強度が向上す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願は高所作業者が高所において作業をする場合に墜落を防止するために使用 する安全帯用バックル、又はフックとして利用できる連結具に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の連結具は、本出願人が実願平5−62982号で開示したものが ある。これは合成樹脂製のものに変り、安全帯に使用することができる連結具で あるが、まだ安全装置に問題を残すものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
特に安全帯のバックルとして使用する場合、胴部に添うように本体を湾曲させ るのが望ましいが、取付環間に引張力が加わった時には本体が直すぐになろうと 本体の挿脱体側が変形し挿脱体4 が外れるおそれがある。又スライドキャップが 何かに接触してスライドし、ロックが解除され、係合爪5 が押さえられれば挿脱 体4 が脱け人体と安全帯との連結状態が解かれ墜落災害を招く恐れも考えられる ものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願は、目的を達成するため、本体先端側に上板61,下板62を貫通する軸を鋲 着し、強度向上を計り、スライドキャップ上にオーバーキャップを設け、不用意 にスライドキャップが作動しない構造とした。
【0005】
【実施例】
本願の連結具を詳記すると、挿脱体4 と本体6 とから成り、挿脱体4 は、一側 にベルト等の取付環1 を設け、他端に矢印形の係合部2 を設け、その係合部2 の 先端に突出片3 を設けた形状でプレス打抜きしたものである。 本体6 は、挿脱体4 の係合部2 を挿脱自在に係合する係合爪5 を、一端にベルト 等を取付ける取付環63を設けた上板61と下板62との間に対称に配置し回動自在に 軸7 止し、該係合爪5 の把持部51側の内側に互いに反発するようにバネ8 を介在 すると共に、略T字形状のロック板9 の横バー部91を把持部51端の突出部52間に 配し、縦バー部92を上板61中央の長孔65に嵌合し、上板61上より蓋66で長孔65部 を覆い、軸7 に嵌入鋲着する。さらにその上からコイルバネ13を介在したスライ ドキャップ10とオーバーキャップ11を被せ、スライドキャップ10の一端スリット 部にロック板9 の縦バー部92を嵌合した後、止めネジ12でオーバーキャップ11を 上板61に取付けた構造である。 オーバーキャップ11は、台形状を成し、上側に略四角状の孔を設け、一端に上板 61への係合用鉤部を一体に設け、他端に止めネジ12の貫通孔を2個所設けたもの である。 挿脱は簡単で、挿入時は、スライドキャップ10を取付環63側にスライドしてロッ クを外し、挿脱体4 を押し入れれば良い。又抜脱時は、スライドキャップ10を取 付環63側にスライドしてロックを外し、把持部51を上下より押せば係合爪5 は回 動し、係合部2 との係合を解き、挿脱体4 を抜くことができる。
【0006】
【考案の効果】
上記の様に、本願は本体6 の先端部(挿脱体側)に貫通軸71を設けることによ り引張強度が向上する。又オーバーキャップ11を設けることによりスライドキャ ップ10が不用意に作動せずロックが外れることはなく安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の上板を外したところの正面図。
【図2】本願の正面図。
【図3】本願の一部切断したしたところの底面図。
【図4】本願のスライドキャップをスライドし、係合爪
を回動したところの正面図。
【図5】図4の上板を外したところの正面図。
【図6】本願のスライドキャップをスライドした、一部
切断したところの底面図。
【図7】本願の分解斜視図。
【符号の説明】
1 取付環 2 係合部 3 突出片 4 挿脱体 5 係合爪 6 本体 7 軸 8 バネ 9 ロック板 10 スライドキャップ 11 オーバーキャップ 12 止めネジ 13 コイルバネ 51 把持部 52 突出部 53 孔 61 上板 62 下板 63 取付環 64 ストッパー 65 長孔 91 横バー部 92 縦バー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に取付環1 ,他側には先端に突出片
    3 を備えた略矢印形の係合部2 を設けて挿脱体4 とし、
    一端に取付環63を設けた上板61と下板62の間に、一端は
    挿脱体4 の係合部2 と係合し、他端は互いに反発するよ
    うバネ8 を配した一対の係合爪5 の中央部を軸7 止めし
    て回動自在に配置し、該他端部に突出部52,52 を設け、
    該突出部52,52 をストッパー64,64 に当接した状態で、
    突出部52,52 間に略T字形状のロック板9 の横バー部91
    をコイルバネ13の附勢により常時押圧当接したロック装
    置を有した構造の連結具において、係合爪5 の一端に孔
    53を設け、該孔53部に貫通軸71を設けると共に、スライ
    ドキャップ10を覆うオーバーキャップ11を設けたことを
    特徴とする連結具。
JP1994006435U 1994-05-12 1994-05-12 連結具 Expired - Lifetime JP3004188U (ja)

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JP1994006435U JP3004188U (ja) 1994-05-12 1994-05-12 連結具

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JP1994006435U JP3004188U (ja) 1994-05-12 1994-05-12 連結具

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JP3004188U true JP3004188U (ja) 1994-11-08

Family

ID=32983380

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JP1994006435U Expired - Lifetime JP3004188U (ja) 1994-05-12 1994-05-12 連結具

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