JPH0597646A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH0597646A
JPH0597646A JP28410591A JP28410591A JPH0597646A JP H0597646 A JPH0597646 A JP H0597646A JP 28410591 A JP28410591 A JP 28410591A JP 28410591 A JP28410591 A JP 28410591A JP H0597646 A JPH0597646 A JP H0597646A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】TiN相にTiC相が分散して成る非晶質ナノ
複合粉体を含有して成る化粧料。 【効果】この化粧料は、赤外線遮断効果に優れ、これに
伴なう清涼感や化粧もちの付与などの効果が格段に優れ
ていることは勿論のこと、透明感やつきの均一性などの
メークアップ効果を一層向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧料に関し、詳しくは
日光特に赤外線に対して人体の表皮を保護することので
きる化粧料を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、地表面に到達する太陽光線には
290〜400nmの波長領域を有する紫外線と400
〜800nmの波長領域を有する可視光並びに800n
m(0.8μm)〜1mmの波長領域を有する赤外線があ
り、このうち赤外線は更に約2.5μm以下の近赤外線、
2.5〜25μmの普通赤外線、約25μm以上の遠赤外
線に分けられることが知られている。
【0003】これまで、紫外線については紅斑の発生や
皮膚褐色化の惹起などの有害な作用を引き起こすことか
ら多くの紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が開発されている
が、一方、赤外線についても近年、真皮まで達した赤外
線殊に近赤外線が血管拡張や皮膚温度上昇を惹起し、こ
のため熱痛感を与えたり場合によってはやけどを起こす
ことなどが明らかになり、また紫外線と共存した場合に
は皮膚真皮の弾力繊維を変性してしわやたるみなどの老
化現象を促進することなどが知られるようになった。
【0004】従来、この赤外線を防護する手段としては
以下の如き種々の化粧料及び方法が存在した。
【0005】 化粧料用粉体として知られる滑石[3
MgO・4SiO2・H2O又は(OH)2Mg3(SiO
52]、緑泥石等のマグネシウムシリケート系粉体、コ
ージライト、イソジアライト、パイロープ等のアルミノ
ケイ酸マグネシウム系粉体並びに白雲母[KAl2(A
lSi3)O10(OH)2又はK2O・3Al23・6S
iO2・2H2O]、絹雲母等のカリ・アルミナ・珪酸系
粉体を配合する方法
【0006】 特開昭62−149613号公報や特
開昭63−27421号公報に記載の「アルミニウム粉
末、金粉末、銀粉末等の金属粉末や、薄片状酸化チタ
ン、薄片状酸化ジルコニウム等の薄片状金属酸化物粉末
を配合した化粧料」
【0007】 特開昭63−27419号公報に記載
の「金属アルミニウムの表面に金属酸化物を付着させた
着色金属アルミニウムを配合した化粧料」
【0008】 最近開発された真球状ポリアミド粉末
の表面に微粒子酸化ジルコニウムを付着させた複合粉末
や酸化ジルコニウムと酸化セリウムとを焼結させた複合
材料を用いる方法
【0009】 その他、6−塩化タングステンの還元
物を用いる方法
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術には夫々次のような欠点が存在する。
【0011】 マグネシウムシリケート系粉体、アル
ミノケイ酸マグネシウム系粉体ならびにカリ・アルミナ
・珪酸塩系粉体を配合する方法では、これらの粉体には
何れも、皮膚にとって最も問題となる1μmの波長を中
心として近赤外線領域には吸収帯がなく、例えば滑石、
白雲母、絹雲母などは9.5〜10μm以上の波長で吸収
を持ち、またコージライト、パイロープなどは遠赤外線
領域で放射特性を有している。
【0012】 特開昭62−149613号公報、特
開昭63−27421号公報で得られた化粧料における
各種粉末は、例えばアルミニウム粉末等の金属粉末は金
属であるために可視光の透過性が悪く不透明性を有し、
さらに肌に厚くつく性質を持ち、不透明な厚ぼったいメ
ーク仕上りになる欠点を有すると共に、金属自身が通常
銀灰色を呈しており、メーク仕上りがグレイシュな色調
を呈しくすみを感じる欠点をも持ち合わせている。
【0013】一方、金属酸化物粉末の一つである微粒子
酸化チタンは近赤外線領域での1μmの波長の透過率は
75.4%であり(KBr法0.7mg/300mg)、今ま
での研究から紫外線カット効果は有するものの近赤外線
のカット効果は期待出来ない。又酸化ジルコニウムはK
Br法(0.7mg/300mgKBr)による測定でみ
ると約15〜20μmの波長の吸収帯を持つものの1μ
mの波長の透過率は83.5%であり、近赤外線領域でのカ
ット効果は微粒子酸化チタン同様に余り期待出来ないも
のである。
【0014】 特開昭63−27419号公報で得ら
れた化粧料における着色金属アルミニウムは、アルミニ
ウム粉末を用いた場合よりはメーク仕上がりでグレイッ
シュな仕上りは緩和されるものの、粉砕工程で金属酸化
物が脱離したりし、3%以上配合するとアルミニウム粉
末と同様にくすみの現象が見られる。更には塗布色と外
観色との差異が大きくなる傾向があり、赤外線を遮断す
る必要量を用いるとその傾向は更に大きくなる。
【0015】 真球状ポリアミド粉末の表面に微粒子
酸化ジルコニウムを付着させた複合粉末を用いる方法で
は、前述の如く酸化ジルコニウムの近赤外線領域でのカ
ット効果の弱さに加えて、表面に付着した量が少ないこ
とからポリアミド粉末の赤外吸収が主体的に検出されて
酸化ジルコニウムによるカット効果は全く期待薄であ
り、一方、酸化ジルコニウムと酸化セリウムとを焼結さ
せた複合材料を用いる方法でも、酸化セリウムは18μ
m以上の波長領域で強い吸収帯を有するため、この二者
の複合体は遠赤外線放射特性素材としては活用できるが
近赤外線遮断素材としての効果は全く望めない。
【0016】 6−塩化タングステンの還元物を用い
る方法では、この物質が1μmの波長で高い吸収効果を
有することは知られているが、長時間光が照射されると
色あせたり、逆に濃くなったり安定性の悪い欠点があ
る。
【0017】本発明は斯る実情に鑑みてなされたもので
あって、十分な赤外線殊に近赤外線遮断効果を有し、こ
れに伴なう清涼感や皮膚温度上昇防止効果を付与するこ
とができるばかりでなく、透明感などのメークアップ効
果を損なうことのない化粧料を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、金属炭
化物及び金属チッ化物のうちの少なくとも2種の相から
成る複合粉体、及び前記複合粉体の表面に被覆層を有し
て成る被覆複合粉体のうちの1種以上を含有して成る化
粧料により上記目的を達成することができる。
【0019】前記複合粉体の表面に被覆層を有して成る
被覆複合粉体のうちの1種以上を含有して成る化粧料に
よっても同様に上記目的を達成することができる。
【0020】前記複合粉体は、好ましくは微細分散相と
この相が分散するマトリックス相から成るナノ複合粉体
である。
【0021】被覆層は、好ましくは、金属、金属酸化物
及び複合酸化物のうちの1種以上から成るものにする。
【0022】前記複合粉体及び前記被覆複合粉体の平均
粒子径は、好ましくは0.01〜40μmであり、最大粒子
径は、好ましくは100μm以下である。
【0023】化粧料には、前記複合粉体及び被覆複合粉
体のうちの1種以上を好ましくは0.1〜50重量%配
合する。
【0024】金属炭化物は、好ましくは、W、Si又は
Tiと炭素の化合物の1種以上である。
【0025】金属チッ化物は、好ましくは、W、Si又
はTiとチッ素の化合物の1種以上である。
【0026】
【作用】前記複合粉体及び前記被覆複合粉体は、真皮の
弾力繊維を害する近赤外線を遮断する一方、遠赤外線に
対しては透過性が高く、人の表皮に吸収され熱振動に変
換され、真皮の毛細血管を緩やかに刺激して血行を促進
し、新陳代謝を活発にすることで皮膚の老化抑制作用が
期待される。
【0027】また、前記複合粉体及び被覆複合粉体は、
強い熱線として知られる近赤外線を広範囲に遮断するた
め、皮膚温度の上昇を抑制し、清涼感を長時間にわたっ
て付与することができると共に、皮膚温度上昇に伴う皮
脂や汗の分泌を低下させ化粧もちの向上を図ることがで
きる。
【0028】前記複合粉体の表面に被覆層を有して成る
被覆複合粉体は、使用しうる化粧料の範囲が広い。即
ち、前記複合粉体の中には、黒紫色、黒色、灰緑色、緑
色等のように彩度が低い色彩を有するものが多い。これ
らの粉体は、アイライナー、アイブロー等に単独でも使
用できるが、これらの複合粉体の表面に金属、金属酸化
物及び複合酸化物のうちの1種以上から成る被覆層を設
けることにより、他の化粧料にも使用できるようにな
る。
【0029】前記粉体の赤外線遮断効果を具体的に例示
すれば、従来の代表的な赤外線遮断剤として知られてい
る酸化ジルコニウムの近赤外線領域の波長1μmの遮断
力を1とした時、次のとおりである。
【0030】TiN相(70%)にTiC相(30%)
が分散して成る結晶質主体の複合粉体は6.03倍、TiC
相(70%)にTiN相(30%)が分散して成る結晶
質主体の複合粉体は5.72倍、WC相(70%)にTiC
相(30%)が分散して成る複合粉体は3.60倍、WC相
(50%)とTiC相(50%)から成る複合粉体は3.
57倍(なお、以上の複合粉体における各相の前記存在率
はモル%による。)、Si34・SiC型(C=22.9w
t%)の非晶質複合粉体は6.05倍、Si34・SiC型
(C=22.9wt%)の結晶質複合粉体主体のものは5.68
倍、Si34・SiC型(C=7.3wt%)の結晶質複
合粉体主体のものは2.10倍、Si34・SiC型(C=
8.1wt%)の非晶質複合粉体は5.91倍である。
【0031】SiCは紫外線遮断効果が高く、これを多
く含有させることにより、紫外線−赤外線遮断効果を生
じさせることができる。
【0032】なお、粘土鉱物の代表であるタルクは0.2
倍、アルミニウム粉末は0.97倍である。
【0033】熱エネルギーのより高い近赤外線領域(波
長1〜2.5μm)で酸化ジルコニウムの遮断効果は、次
第に減衰するのに対し、本発明における前記粉体には、
近赤外線領域において、波長1μmにおける遮断効果と
同等の遮断効果を有するものがある。また、近赤外線領
域において波長1μmにおける遮断効果から少しずつ減
衰するものもあるが、その減衰の傾向は酸化ジルコニウ
ムよりもゆるやかであり、波長1〜2.5μmの遮断効果
は極めて高い。
【0034】微粒子酸化チタン及びZrO2は、波長1
μmの近赤外線を夫々24.62%、16.51%遮断し、可視光
を夫々48.80%、55.38%透過する。これに対して、本発
明における前記粉体は、これらのものよりも、波長1μ
mの近赤外線遮断効果が高く、可視光透過率が高く、透
明性が高いという性質を有する。
【0035】本発明における粉体の波長1μmの赤外線
遮断率及び可視光透過率を表1に示す。参考として微粒
子TiO2、ZrO2、タルク、セリサイト及びダイヤモ
ンドについても示す。
【0036】
【表1】
【0037】粘土鉱物等は、発汗に伴いアルカリイオン
が溶出し、皮膚表面がアルカリ性を示すようになる。こ
れは、皮膚表面の本来のpHである5〜6とは異なるこ
とになるので肌上の化粧膜の違和感の原因ともなる。本
発明における前記粉体は、アルカリイオンの溶出がなく
肌の違和感を抑え、安全性の面でも優れている。
【0038】
【好適な実施態様】本発明における複合粉体は、金属炭
化物及び金属チッ化物のうちの少なくとも2種の相から
成る。金属炭化物及び金属チッ化物は、その組成が必ず
しも原子価に従わない化合物でも良く、結晶質でも非晶
質でも良い。
【0039】複合粉体は好ましくはナノ複合粉体であ
る。ナノ複合粉体は、微細分散相と、この微細分散相が
分散するマトリックス相から成る。微細分散相はマトリ
ックス相の粒界に存在することもある。微細分散相は、
金属炭化物及び金属チッ化物のうちの1種以上から成
る。微細分散相の大きさはナノレベルであり、径が例え
ば50nm以下のものもある。
【0040】ナノ複合粉体に占める微細分散相の割合が
マトリックス相の割合を越える場合もある。微細分散相
は、微細な結晶層ないし非晶質相であっても良い。
【0041】微細分散相は、好ましくは、WC、Si
C、TiC等の金属炭化物、WN、SiN、TiN、S
34等の金属チッ化物のうちの1種以上にする。
【0042】マトリックス相は、好ましくは、上記金属
炭化物及び金属チッ化物のうちの1種以上から成るもの
にする。マトリックス相の組成は、微細分散相と異なる
ものにすることができる。
【0043】ナノ複合粉体における微細分散相とマトリ
ックス相の組成の好ましい組合せとしては、TiNとT
iC、Si34とSiC、TiCとWCがある。
【0044】ナノ複合粉体は、三菱瓦斯化学株式会社か
ら購入して入手することができる。
【0045】ナノ複合粉体は、表面に被覆層を有してい
ても良い。被覆層は、金属、金属酸化物及び複合酸化物
のうちの1種以上から成るものにすることができる。
【0046】被覆層に用いる金属としては、通常、金、
銀、銅等がある。
【0047】好ましい金属酸化物は、白色ないし淡黄色
のものである。例えば、In23、Nb25、Ti
2、ZnO、Al23、ZrO2、CeO、MgO、Z
nO、SiO2等のような1種の金属と酸素の化合物で
ある。Fe23、FeO・OH等も用いることができ
る。また、2種の金属と酸素の化合物である複合金属酸
化物でもよく、このようなものとして、例えばAl23
・2MgO、ZrO2・CeO、Al23・2ZnO等
がある。さらにコージライト、イソジアライト、パイロ
ープ等のアルミノケイ酸マグネシウムを用いることもで
きる。
【0048】金属酸化物又は複合酸化物の被覆層を形成
する方法としては、加水分解により金属塩から水酸化物
を得て、それを熱分解する加水分解法、混合金属塩に沈
澱剤を入れて均一混合沈澱させ熱分解により複合酸化物
を得る共沈法、金属塩から溶媒蒸発法、冷凍乾燥法、噴
霧乾燥法、噴霧分解法により得る沈澱法、均一沈澱法等
の液相法あるいは気相反応法や蒸発凝縮法等の気相法等
があるが特にそれらの方法に限定するものではない。金
属の被覆層は、例えば無電解メッキにより形成すること
ができる。
【0049】本発明における前記粉体及び被覆粉体の平
均粒子径については0.01〜40μm、好ましくは0.1〜
25μmであり、一方、粒子径に関しては最大100μ
m以下、好ましくは0.01〜50μmの範囲のものが感触
面、化粧仕上り面から有利に使用することができる。
【0050】次に、本発明の化粧料における前記粉体及
び被覆粉体のうちの1種以上の配合量については特に制
約されるものではないが、紫外線カット効果及び他の化
粧料配合成分などを考慮した時、化粧料全体に対して0.
1〜50重量%、好ましくは1〜30重量%の範囲が剤
型並びに目的に応じて選択される。
【0051】本発明の化粧料では、上記した粉体及び被
覆粉体のうちの1種以上と共に、所望により従来公知の
紫外線遮断物質を配合することにより、赤外線及び紫外
線の両者を同時に遮断せしめることができる夏用の化粧
料として好適なものが得られる。具体的な例としては、
パラアミノ安息香酸エチル、パラジエチルアミノ安息香
酸−2−エチルヘキシル等のアミノ安息香酸系紫外線吸
収剤、パラメトキシケイ皮酸プロピル、パラメトキシケ
イ皮酸−2−エチルヘキシル等のケイ皮酸系紫外線吸収
剤、サリチル酸メチル、サリチル酸ベンジル等のサリチ
ル酸系紫外線吸収剤、2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン、2、2′、4、4′−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、4
−t−ブチル−4′−メトキシジベンゾイルメタン等の
ジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤、また紫外線散乱剤
として酸化チタン、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜
鉛、微粒子酸化鉄などを挙げることができ、通常化粧料
中に0.5〜30重量%の範囲で配合される。
【0052】また、本発明における粉体及び被覆粉体、
紫外線遮断物質を除く成分については、通常化粧料にお
いて使用される原料は全て使用することができ、具体的
には各種油剤、粉体及び/または顔料、界面活性剤、増
粘剤、保存剤、抗酸化剤、香料、各種薬剤などがあり、
製法上の制約もない。
【0053】更に、化粧料の形態としては、口紅、ファ
ンデーション、アイ製品、ほほ紅、粉おしろい、目形お
しろい等のメークアップ化粧料を中心として、その他乳
液、クリーム、制汗剤等の幅広い適用が可能である。
【0054】次に、本発明における粉体が、如何に従来
の赤外線防護物質と比較して、近赤外線領域におけるカ
ット効果に優れているかを示すため透過スペクトル図を
示す。尚、試料としては、表1に示された複合粉体
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)及び
(g)を用い、比較例としてセリサイト粉末(4.3μ
m)、タルク粉末(3.8μm)、金属アルミニウム粉末
(9.4μm)ならびに酸化ジルコニウム粉末(4.2μ
m)、微粒子酸化チタン(0.05μm)を用い、KBr法
(試料0.7mg/300mgKBr)により測定を行な
った。これらの結果を図1〜12に示す。各図の横軸は
波長(nm)を示し、縦軸は透過率(%)を示す。
【0055】透過スペクトル図から明らかな如く、本発
明に係る粉末は従来の赤外線防護物質に比較して高い赤
外線カット効果を有していることが実証された。
【0056】
【実施例】以下本発明の実施例を示す。尚、配合割合は
重量部である。
【0057】ナノ複合粉体については、例えば、実施例
1のTiN相にTiC相がモル比70:30の割合で分
散したものを、TiC(30)/TiN(70)型ナノ
複合粉体(日本新金属(株)製チタニウムカーボナイト
ライドパウダー)と示す。
【0058】また、Si34・SiC型の複合粉体につ
いては、Cの存在率をwt%により付記した。
【0059】実施例1 アイブローケーキ (A) シリコーン処理タルク 50 シリコーン処理セリサイト 20 ステアリン酸マグネシウム 2 アミノ酸処理セリサイト 2 酸化チタン 1.2 球状ポリメタクリル酸メチル粉末 9 チタンマイカ 2 TiC(30)/TiN(70)型非晶質ナノ複合粉体(平均粒子径2.3μm) 8 (B) メチルポリシロキサン 3 ジメチルオクタン酸オクチルドデシル 1.4 ミリスチン酸オクチルドデシル 1.4 (調製方法)(A)をヘンシェルミキサーに入れ攪拌
し、取り出し、粉砕機で粉砕する。次いで粉砕物をヘン
シェルミキサーに移し、(B)を加え攪拌混合し、取り
出し、中皿に充填し製品とする。
【0060】実施例2 サマーケーキファンデーション IPA(イソプロピルアルコール)500部にチタンテ
トライソプロポキシド100部を入れ溶解させ、この溶
液中に、Si34・SiC(C=22.9%)型結晶質複合
粉体26.0部を分散させる。その分散液に、別にIPA5
00部に精製水50部を溶解させた溶液を滴下した後、
瀘過し、500℃で6時間仮焼して酸化チタンコーティ
ッド複合粉体を得た。 (A) フッ素処理セリサイト 20 シリコーン処理タルク 10 フッ素処理酸化チタン 20 金属石けん処理超微粒子酸化チタン 10 球状ポリメタクリル酸メチル粉末 6 球状ナイロンパウダー 10 酸化チタンコーティッドSi3N4・SiC(C=22.9%)型 結晶質複合粉体(平均粒子径1.07μm) 5.0 シリコーン処理弁柄 1.7 シリコーン処理黄酸化鉄 4.4 群青 0.1 (B) メチルポリシロキサン 4.5 トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン 3.0 スクワラン 5.0 メチルパラベン 0.2 香料 0.1 (調製方法)(A)をヘンシェルミキサーに入れ攪拌
し、取り出し、粉砕機で粉砕する。次いで粉砕物をヘン
シェルミキサーに移し、(B)を加え攪拌混合し、取り
出し、中皿に充填し製品とする。
【0061】実施例3 チークシャドウケーキ Si34・SiC(C=8.1%)型非晶質複合粉体(三
菱瓦斯化学(株)製MGCハイブリッドパウダー)80
g、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.4g、カチオン活性
剤1.5g、精製水300gを1lのボールミルの中に入
れ16時間ボールミル粉砕をする。これを2lのビーカ
ーに移し、精製水を添加し総量800mlにする。次い
でスリーワンモーターを用いて攪拌しながらAlCl3
・6H2O53g/200ml精製水、MgCl2・6H
2O44.4g/200ml精製水の各水溶液を加えた後、
精製水300mlにNaOH41.1gをとかした中和剤溶
液を1時間かけて滴下しpH9.0にする。その後10分
間攪拌し、Mg(OH)2の飽和溶液で3回水洗瀘過し
たのちエタノールで2回洗浄し更にn−ヘキサンで2回
洗浄し、600℃で6時間仮焼しAl23・2MgOコ
ーティッドSi34・SiC型複合粉体を得た。 (A) Al2O3・2MgOコーティッドSi3N4・SiC型複合粉体粉末 (平均粒子径1.26μm) 47 シリコーン処理セリサイト 25 シリコーン処理タルク 7.35 チタンマイカ 1 酸化チタンコーティッドSi3N4・SiC型(C=22.9%)結晶質 複合粉体(平均粒子径1.67μm) 5 赤色226号 0.2 シリコーン処理弁柄 0.15 シリコーン処理黄酸化鉄 0.85 群青 0.15 (B) メチルポリシロキサン 4.5 トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン 3.5 スクワラン 2 ジグリセリントリイソステアレート 3 エチルパラベン 0.2 香料 0.1 (調製方法)(A)をヘンシェルミキサーに入れ攪拌混
合した後、粉砕機で粉砕する。次いで粉砕物をヘンシェ
ルミキサーに移し、(B)を加え攪拌混合した後、取り
出し、中皿に充填し製品とする。
【0062】実施例4 リキッドファンデーション WC(50)/TiC(50)型ナノ複合粉体(日本新金属
(株)製ダブルカーバイドパウダー)20gと、Si3
4・SiC(C=7.3%)型結晶質複合粉体80gを、
カチオン活性剤3gを溶解させた水溶液2.0lに入れボ
ールミルで20時間処理する。この処理で得た分散液に
ポリメタクリル酸エステル溶液5gを入れ、更にボール
ミルで10時間処理する。この処理で得た分散液に硫酸
マグネシウム(MgOとして8.06g)及び硫酸アルミニ
ウム(Al23として2.04g)を溶解した水溶液500
ml、ケイ酸ナトリウム(SiO2として30.0g)水溶
液500mlをそれぞれ8ml/分の速度で滴下する。
これと同時に1Nのアンモニア水溶液をpH10〜1
0.5の範囲にコントロールして添加する。反応処理
後、瀘過、水洗、乾燥した後、500℃で1時間仮焼
し、非晶質アルミノケイ酸マグネシウムコーティッドW
C(50)/TiC(50)型ナノ複合粉体、及び非晶
質アルミノケイ酸マグネシウムコーティッドSi34
SiC(C=7.3%)型複合粉体を得た。
【0063】 (A) 2−エチルヘキサン酸セチル 2 ステアリン酸 1 セタノール 0.5 ベヘニルアルコール 0.5 流動パラフィン 1 オレイン酸オクチルドデシル 1 蔗糖脂肪酸エステル 1 アルミノケイ酸マグネシウムコーティッドWC(50)/TiC(50)型 ナノ複合粉体及びアルミノケイ酸マグネシウムコーティッ ドSi3N4・SiC(C=7.3%)型複合粉体の混合物 (平均粒子径2.5μm) 5 揮発性シリコン 1.5 活性剤 4 色素ペースト 5 (B) プロピレングリコール 4 グリセリン 5 メチルパラベン 0.2 苛性カリ溶液 2 増粘剤 0.3 精製水 65.9 (C) 香料 0.1 (調製方法)(A)を溶解釜で80℃にて溶解させた
後、別に溶解させておいた(B)を加え乳化し、40℃
まで冷却した後、(C)を加え常温まで更に冷却し、取
り出し、容器に充填し製品とする。
【0064】実施例5 アンダーメークアップ Si34・SiC(C=22.9%)型非晶質複合粉体40
gをアルカリ水溶液による脱脂処理後、精製水100m
lを加えて400rpmで攪拌しながら常温で下記組成
の銀錯塩溶液を7分間で滴下し、更に1時間攪拌を続け
瀘過し、銀コーティッドSi34・SiC(C=22.9
%)型非晶質複合粉体を得た。この銀コーティッド複合
粉体をpH7になるまで洗浄し、50℃で真空乾燥し
た。用いた上記銀錯塩溶液の組成は、下記の通りであ
る。
【0065】 AgNO3 0.6 g アンモニア水(28%) 5.0 g モノエタノールアミン 0.05g 水 100 ml EDTA・2Na 4.0g (A) エルカ酸オクチルドデシル 1 セタノール 0.1 銀コーティッドSi3N4・SiC(C=22.9%)型複合粉体 (平均粒子径4.3μm) 0.1 活性剤 4 水溶性シリコーン 0.3 流動パラフィン 0.8 (B) プロピレングリコール 5 グリセリン 10 メチルパラベン 0.2 増粘剤 0.2 マルチトール 0.2 苛性カリ 0.07 精製水 77.93 (C) 香料 0.1 (調製方法)(A)を溶解釜で80℃にて溶解させた
後、別に溶解させておいた(B)を加え乳化する。その
後、40℃まで冷却し、(C)を加え常温まで冷却し、
取り出し、容器に充填し製品とする。
【0066】実施例6 リップスティック TiN(30)/TiC(70)型ナノ複合粉体(日本
新金属(株)製チタニウムカーボナイトライドパウダ
ー)80g、ヘキサメタリン酸0.4g、精製水300m
lをボールミルで24時間処理する。それを取り出し精
製水で800mlにする。これに水ガラス 54.8g/3
00ml精製水を入れ均一に混合する。この混合液に1
2NHCl 26.5ml/300ml精製水を60分かけて
滴下し中和する。その後15分間攪拌をつづけたのち瀘
過水洗を4回、アセトン洗浄2回、n−ヘキサン洗浄2
回を行った後、300℃で12時間仮焼しSiO2コー
ティッドTiN(30)/TiC(70)型ナノ複合粉
体を得た。 (A) マイクロクリスタリンワックス 11.2 キャンデリラワックス 5 ポリエチレンワックス 6 SiO2コーティッドTiN(30)/TiC(70)型ナノ複合粉体 (平均粒子径5.8μm) 9 銀コーティッドSi3N4・SiC型複合粉体(平均粒径8.3μm) 2 オリーブ油 2 オレイン酸オクチルドデシル 28 2−エチルヘキサン酸セチル 28 活性剤 0.5 酸化チタン 1 チタンマイカ 2 法定色素 5 弁柄 0.2 香料 0.1 (調製方法)(A)を溶解釜に仕込み80℃で均一分
散、溶解させた後、脱泡する。その後、金型に流し込み
冷却した後、容器に入れて製品とする。
【0067】(比較実験)本発明により得られた化粧料
と従来の化粧料及び比較品の化粧料とを赤外線カット効
果及び官能評価により比較した。
【0068】<赤外線カット力試験> (ア)本発明の実施例1のアイブローケーキ (イ)本発明の実施例2のサマーケーキファンデーショ
ン (ウ)本発明の実施例3のチークシャドウケーキ (エ)本発明の実施例4のリキッドファンデーション (オ)本発明の実施例5のアンダーメークアップ (カ)本発明の実施例6のリップスティック (キ)Aメーカー品のサマーケーキファンデーション (ク)Bメーカー品のサマーケーキファンデーション (ケ)Cメーカー品のサマーケーキファンデーション (コ)本発明の実施例2のサマーケーキファンデーショ
ン中のTiO2コーティッド複合粉体を金属アルミニウ
ム粉末(9.4μm)に置換した比較品のサマーケーキフ
ァンデーション
【0069】実験方法 ヒマシ油4g中にサンプル1gを分散した分散液をスラ
イドグラス上に0.5ミルの厚さで塗布し、これを積算照
度計の受光部にセットした検体に、赤外線ランプを用い
て5分間赤外線を照射して照度計のカウント数を読みと
り、赤外線透過率を算出し、その逆数を赤外線カット率
として求めた。
【0070】
【表2】
【0071】表2の結果に示された様に、本発明の化粧
料は優れた赤外線カット効果を有していることが実証さ
れた。
【0072】<熱感官能試験> サンプル 上記、赤外線カット力試験で使用したものと同じ本発明
品(イ)と比較品(コ)のサマーケーキファンデーショ
ンを用いた。
【0073】実験方法 本発明品及び比較品のサンプルについて盲検法により試
験を行なった。具体的には41名の女性パネラーに対し
て、両サンプルを半顔づつ塗布し、赤外線ランプによる
赤外線照射及び真昼の炎天下の太陽光下で、どちらが熱
感を感じないかを自己判断してもらった。
【0074】実験結果 本発明のほうが明らかに熱さを感じないと答えた人は、
41名中、赤外線ランプの場合で38名、太陽光線の場
合で40名であり、格段に本発明品は比較品よりも熱感
抑制効果が優れていることが判明した。
【0075】<実使用による官能試験> サンプル 前記、赤外線カット力試験で使用したものと同じ本発明
品(イ)と市販品(キ)、(ク)、(ケ)のサマーケー
キファンデーションを用いた。
【0076】実験方法 サマーケーキファンデーションを通常よく使用する女性
124名を、それぞれ31名ずつ無作為に4群(A〜D
群)に分けた。A群には本発明品(イ)を、B群には市
販品(キ)を、C群には市販品(ク)を、D群には市販
品(ケ)を、それぞれ2ヶ月間連用してもらい、各官能
評価項目について、10点法による官能評価を行ない、
31名の平均値(小数第2位切捨て)として表3に示し
た。
【0077】
【表3】
【0078】表3の結果に示された如く、本発明品のサ
マーケーキファンデーションは、市販品のサマーケーキ
ファンデーションと比較して全体的品質は勿論のこと、
特に化粧持ち、清涼感の項目で優れていることが実証さ
れた。
【0079】
【発明の効果】本発明の化粧料は、金属炭化物及び金属
チッ化物のうちの少なくとも2種の相から成る複合粉
体、及び前記複合粉体の表面に被覆層を有して成る被覆
複合粉体のうちの1種以上を含有して成るので、赤外線
遮断効果に優れ、これに伴なう清涼感や化粧もちの付与
などの効果が格段に優れていることは勿論のこと、透明
感やつきの均一性などのメークアップ効果を一層向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における複合粉体(a)の透過スペクト
ル図である。
【図2】本発明における複合粉体(b)の透過スペクト
ル図である。
【図3】本発明における複合粉体(c)の透過スペクト
ル図である。
【図4】本発明における複合粉体(d)の透過スペクト
ル図である。
【図5】本発明における複合粉体(e)の透過スペクト
ル図である。
【図6】本発明における複合粉体(f)の透過スペクト
ル図である。
【図7】本発明における複合粉体(g)の透過スペクト
ル図である。
【図8】セリサイト粉体の透過スペクトル図である。
【図9】従来の赤外線防護物質(タルク粉末)の透過ス
ペクトル図である。
【図10】従来の赤外線防護物質(金属アルミニウム粉
末)の透過スペクトル図である。
【図11】従来の赤外線防護物質(酸化ジルコニウム粉
末)の透過スペクトル図である。
【図12】従来の赤外線防護物質(微粒子酸化チタン)
の透過スペクトル図である。
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】金属酸化物又は複合酸化物の被覆層を形成
する方法としては、加水分解により金属塩から水酸化物
を得て、それを熱分解する加水分解法、混合金属塩に沈
澱剤を入れて均一混合沈澱させ熱分解により複合酸化物
を得る共沈法、金属塩から溶媒蒸発法、冷凍乾燥法、噴
霧乾燥法、噴霧分解法により得る沈澱法、均一沈澱法等
の液相法あるいは気相反応法や蒸発凝縮法等の気相法
酸化雰囲気中又は還元雰囲気中で金属炭化物、金属チッ
化物、金属ホウ化物の粉体を熱処理することにより、粉
体表面に金属酸化物層を形成させる方法等があるが特に
それらの方法に限定するものではない。金属の被覆層
は、例えば無電解メッキにより形成することができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属炭化物及び金属チッ化物のうちの少な
    くとも2種の相から成る複合粉体、及び前記複合粉体の
    表面に被覆層を有して成る被覆複合粉体のうちの1種以
    上を含有して成ることを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】金属炭化物及び金属チッ化物のうちの少な
    くとも2種の相から成る複合粉体の表面に被覆層を有し
    て成る被覆複合粉体のうちの1種以上を含有して成るこ
    とを特徴とする化粧料。
  3. 【請求項3】前記複合粉体は、微細分散相とこの相が分
    散するマトリックス相から成るナノ複合粉体であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の化粧料。
  4. 【請求項4】前記被覆層は、金属、金属酸化物及び複合
    酸化物のうちの1種以上から成ることを特徴とする請求
    項1〜3の一に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】前記複合粉体及び被覆複合粉体の平均粒子
    径が0.01〜40μmであり且つ最大粒子径が100μm
    以下であることを特徴とする請求項1〜4の一に記載の
    化粧料。
  6. 【請求項6】前記複合粉体及び被覆複合粉体のうちの1
    種以上を0.1〜50重量%配合して成ることを特徴とす
    る請求項1〜5の一に記載の化粧料。
  7. 【請求項7】前記金属炭化物は、W、Si又はTiと炭
    素の化合物の1種以上であることを特徴とする請求項1
    〜6の一に記載の化粧料。
  8. 【請求項8】前記金属チッ化物は、W、Si又はTiと
    チッ素の化合物の1種以上であることを特徴とする請求
    項1〜7の一に記載の化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0834719A (ja) * 1994-07-26 1996-02-06 Kao Corp 化粧料
EP0898955A3 (de) * 1997-08-09 2001-11-21 MERCK PATENT GmbH Sonnenschutzmittel mit Ultraspektralschutz
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JP2013529681A (ja) * 2010-06-29 2013-07-22 株式会社アモーレパシフィック 老化防止用化粧料組成物

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