JPH0597282A - 媒体の寸法測定法 - Google Patents
媒体の寸法測定法Info
- Publication number
- JPH0597282A JPH0597282A JP3256323A JP25632391A JPH0597282A JP H0597282 A JPH0597282 A JP H0597282A JP 3256323 A JP3256323 A JP 3256323A JP 25632391 A JP25632391 A JP 25632391A JP H0597282 A JPH0597282 A JP H0597282A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- distance
- acoustic element
- acoustic
- pulse
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電気音響素子から音波パルスを一定時間ごとに
発射して、走行する紙幣で反射し、その反射して戻って
くる音波パルスを電気音響素子で受信するまでの時間を
時系列に集積し紙幣の凹凸を測定する手段を提供する。 【構成】電気音響素子を一定時間ごとにパルス駆動し、
その音波パルスを走行する媒体で反射させ、その反射し
た、音波パルスが電気音響変換素子に戻ってくるまでの
時間を時系列的に集積するようにして走行する媒体の凹
凸を測定する。 【効果】非接触で媒体の凹凸が測定できる。現金自動入
出金装置においてはしわ、折れなどによる支払不適紙幣
の検出ができるようになり、信頼度向上に寄与できる。
発射して、走行する紙幣で反射し、その反射して戻って
くる音波パルスを電気音響素子で受信するまでの時間を
時系列に集積し紙幣の凹凸を測定する手段を提供する。 【構成】電気音響素子を一定時間ごとにパルス駆動し、
その音波パルスを走行する媒体で反射させ、その反射し
た、音波パルスが電気音響変換素子に戻ってくるまでの
時間を時系列的に集積するようにして走行する媒体の凹
凸を測定する。 【効果】非接触で媒体の凹凸が測定できる。現金自動入
出金装置においてはしわ、折れなどによる支払不適紙幣
の検出ができるようになり、信頼度向上に寄与できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対象物までの距離を非接
触で測定する方法に関するもので、紙片の折れやしわを
検出ができ、現金自動入出金装置において、折れ、しわ
のある支払不適紙幣の検出ができる、また紙幣が2枚重
った時の検知は機械的に厚さを検知していた、しわによ
り厚さが増加した時は見分けがつかなかったが、本発明
は現金自動入出金装置の紙幣の形状検出に有効な手段に
関する。
触で測定する方法に関するもので、紙片の折れやしわを
検出ができ、現金自動入出金装置において、折れ、しわ
のある支払不適紙幣の検出ができる、また紙幣が2枚重
った時の検知は機械的に厚さを検知していた、しわによ
り厚さが増加した時は見分けがつかなかったが、本発明
は現金自動入出金装置の紙幣の形状検出に有効な手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触測定法は、電子技術198
7年5月68〜69ページに記載のように、電気音響素
子から音波パルスを発射し、対象物から反射してくる音
波パルスを電気音響変換素子で受け、音波パルスを発射
してから、反射波が戻ってくるまでの時間、音波を伝播
する媒体の音速とから対象物までの距離を測定してい
る。
7年5月68〜69ページに記載のように、電気音響素
子から音波パルスを発射し、対象物から反射してくる音
波パルスを電気音響変換素子で受け、音波パルスを発射
してから、反射波が戻ってくるまでの時間、音波を伝播
する媒体の音速とから対象物までの距離を測定してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現金自動入出金装置に
おいて、紙幣を判別する手段としては、光学的に大きさ
や破れなどを検出していた。また2枚重なった時の検出
方法としては機械的手段によって検出していた。しかし
紙幣にしわがある場合、寸法不適になったり、2枚と誤
ったりすることがあった。また正しく判別したとしても
支払に不適な紙幣を判別することができなかった。
おいて、紙幣を判別する手段としては、光学的に大きさ
や破れなどを検出していた。また2枚重なった時の検出
方法としては機械的手段によって検出していた。しかし
紙幣にしわがある場合、寸法不適になったり、2枚と誤
ったりすることがあった。また正しく判別したとしても
支払に不適な紙幣を判別することができなかった。
【0004】電気音響素子から音波パルスを一定時間ご
とに発射して、走行する紙幣で反射し、その反射して戻
ってくる音波パルスを電気音響素子で受信するまでの時
間を時系列に集積し紙幣の凹凸を測定する手段を提供す
るものである。
とに発射して、走行する紙幣で反射し、その反射して戻
ってくる音波パルスを電気音響素子で受信するまでの時
間を時系列に集積し紙幣の凹凸を測定する手段を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電気音響素子を一定時間ごとにパルス駆
動し、その音波パルスを走行する媒体で反射させ、その
反射した、音波パルスが電気音響変換素子に戻ってくる
までの時間を時系列的に集積するようにして走行する媒
体の凹凸を測定するものである。
成するために、電気音響素子を一定時間ごとにパルス駆
動し、その音波パルスを走行する媒体で反射させ、その
反射した、音波パルスが電気音響変換素子に戻ってくる
までの時間を時系列的に集積するようにして走行する媒
体の凹凸を測定するものである。
【0006】
【作用】電気音響素子から発射する音波パルスが、走行
する媒体で反射し、電気音響変換素子で受信するまでの
時間を電気的記憶装置に記憶する。音波パルスは一定時
間ごとに発射し、前記記憶装置に記憶する、この記憶デ
ータを時系列的に展開して、紙幣の凹凸を測定するもの
である。
する媒体で反射し、電気音響変換素子で受信するまでの
時間を電気的記憶装置に記憶する。音波パルスは一定時
間ごとに発射し、前記記憶装置に記憶する、この記憶デ
ータを時系列的に展開して、紙幣の凹凸を測定するもの
である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3により
説明する。
説明する。
【0008】図1は、本実施例の構成を示し、媒体1は
電気音響素子2に対し距離L1の位置にある。媒体1は
L字状に折り曲っていて、電気音響素子2に対しL2の
距離にある。媒体1は矢印の方向に走行する。まず、電
気音響素子2と媒体1′の距離を測定する。つぎに媒体
1が矢印の方向に走行し、電気音響素子2と媒体1の距
離を測定する。電気音響素子2は、例えば圧電素子を用
い、駆動測定部3に接続され、更に測定結果を記憶す
る、記憶装置部3′に接続されている。
電気音響素子2に対し距離L1の位置にある。媒体1は
L字状に折り曲っていて、電気音響素子2に対しL2の
距離にある。媒体1は矢印の方向に走行する。まず、電
気音響素子2と媒体1′の距離を測定する。つぎに媒体
1が矢印の方向に走行し、電気音響素子2と媒体1の距
離を測定する。電気音響素子2は、例えば圧電素子を用
い、駆動測定部3に接続され、更に測定結果を記憶す
る、記憶装置部3′に接続されている。
【0009】図2は本発明の駆動測定部3の一実施例の
構成を示す図で、電気音響素子2は電力増幅部4に接続
されている。駆動部3は制御部5によって制御される。
制御部5はカウンタ6に対し、駆動するパル波数を与
え、カウンタ6を駆動する、カウンタ6は発振器7のパ
ルスをカウントし、ゲート8によってパルスが電力増幅
部4に印加され、電力増幅部4が電気音響素子2をNパ
ルス駆動する、それにより音波パルスが媒体1に向け発
射される。
構成を示す図で、電気音響素子2は電力増幅部4に接続
されている。駆動部3は制御部5によって制御される。
制御部5はカウンタ6に対し、駆動するパル波数を与
え、カウンタ6を駆動する、カウンタ6は発振器7のパ
ルスをカウントし、ゲート8によってパルスが電力増幅
部4に印加され、電力増幅部4が電気音響素子2をNパ
ルス駆動する、それにより音波パルスが媒体1に向け発
射される。
【0010】制御部5はカウンタ6を起動すると同時に
カウンタ9を起動し、さらにゲート10を閉じる。
カウンタ9を起動し、さらにゲート10を閉じる。
【0011】媒体で反射された音波パルスは電気音響素
子2によって再び電気信号に変換され受信部11で増幅
され、判別部12によって反射波が判別される。
子2によって再び電気信号に変換され受信部11で増幅
され、判別部12によって反射波が判別される。
【0012】カウンタ9は判別部12の反射波有の判別
信号により停止され、この時のカウンタ9のカウント値
Mが、媒体と電気信号素子2の間の距離の値である。こ
のカウント値Mを記憶装置部3′に格納する。
信号により停止され、この時のカウンタ9のカウント値
Mが、媒体と電気信号素子2の間の距離の値である。こ
のカウント値Mを記憶装置部3′に格納する。
【0013】つぎに媒体1が図1矢印の方向に進み、電
気音響素子2との距離がL1となると、前記したカウン
タ9のカウント値がM−(L2−L1)分だけ少なくな
り、記憶装置部に格納される。
気音響素子2との距離がL1となると、前記したカウン
タ9のカウント値がM−(L2−L1)分だけ少なくな
り、記憶装置部に格納される。
【0014】この制御を繰り返すことによって、電気音
響素子2と媒体1との距離を測定することができる。
響素子2と媒体1との距離を測定することができる。
【0015】図1で媒体1が矢印の方向に進み音波パル
スの反射できる領域から外れると、ストッパー13で反
射媒体領域外のカウント値として記憶装置部にカウント
値を格納する。
スの反射できる領域から外れると、ストッパー13で反
射媒体領域外のカウント値として記憶装置部にカウント
値を格納する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば非
接触で媒体の凹凸が測定できる。現金自動入出金装置に
おいてはしわ、折れなどによる支払不適紙幣の検出、従
来2枚検知は機械的に検出していたため、しわによる厚
み増と見分けがつかなかったが、本発明により判別でき
るようになり、信頼度向上に寄与できる。
接触で媒体の凹凸が測定できる。現金自動入出金装置に
おいてはしわ、折れなどによる支払不適紙幣の検出、従
来2枚検知は機械的に検出していたため、しわによる厚
み増と見分けがつかなかったが、本発明により判別でき
るようになり、信頼度向上に寄与できる。
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明のブロック図である。
【符号の説明】 1…媒体、 2…電気音響素子、 3…駆動測定部、 3′…記憶装置部。
Claims (1)
- 【請求項1】発振器により機械的振動を発生させ、前記
機械的振動を走行する媒体に伝播し、その媒体で反射し
た機械的振動を電気的音響素子で受ける距離測定法にお
いて、音波パルスを発射し、走行する媒体から反射して
戻ってくる時間を時系列的に集積することにより、前記
媒体の凹凸、媒体寸法を測定することを特徴とする媒体
の寸法測定法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256323A JPH0597282A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 媒体の寸法測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256323A JPH0597282A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 媒体の寸法測定法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597282A true JPH0597282A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17291078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3256323A Pending JPH0597282A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 媒体の寸法測定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0597282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6193098B1 (en) | 1998-05-20 | 2001-02-27 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Insulating container |
CN112875353A (zh) * | 2019-11-29 | 2021-06-01 | 精工爱普生株式会社 | 超声波装置、检测装置及印刷装置 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP3256323A patent/JPH0597282A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6193098B1 (en) | 1998-05-20 | 2001-02-27 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Insulating container |
CN112875353A (zh) * | 2019-11-29 | 2021-06-01 | 精工爱普生株式会社 | 超声波装置、检测装置及印刷装置 |
US11802017B2 (en) | 2019-11-29 | 2023-10-31 | Seiko Epson Corporation | Ultrasonic apparatus, detection apparatus, and printing apparatus |
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