JPH0597246A - 物品移送装置 - Google Patents

物品移送装置

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JPH0597246A
JPH0597246A JP28062591A JP28062591A JPH0597246A JP H0597246 A JPH0597246 A JP H0597246A JP 28062591 A JP28062591 A JP 28062591A JP 28062591 A JP28062591 A JP 28062591A JP H0597246 A JPH0597246 A JP H0597246A
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JP
Japan
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bucket
guides
moving
moving members
article
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Pending
Application number
JP28062591A
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English (en)
Inventor
Akira Kato
彰 加藤
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 段積みされたバケット等の物品を確実に受け
渡し得るようにした物品移送装置を提供する。 【構成】 天井自走車のの昇降台21には、水平面内に
おいて四辺形となったバケットBの四辺に対応すると共
にこのバケットBの外側に位置する固定ガイド23〜2
6が下方に向けて突設される。さらに昇降台21には、
物品の四辺に対応させて、それぞれ水平方向に移動自在
である移動部材28、30、32、34が取付けられ
る。各移動部材28、30、32、34には、バケット
Bの位置ずれを修正する移動ガイド41〜44が設けら
れる。移動部材28、30、32、34のうち少なくと
も相互に対向し合う2つの移動部材には、バケットBに
係合する爪部材45が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品移送装置に関し、
特に、部品が収容されたバケットを搬送する天井走行式
の物品移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の部品が収容されたバケットを1つ
のステーションから他のステーションに向けて搬送する
ため、従来、図4に示されるような天井走行式の物品移
送装置が知られている。すなわち、工場建屋等の天井に
敷設されたレール10には、天井自走車11が走行自在
に装着されており、この天井自走車11にはベルト12
により昇降台13が吊り下げられている。天井自走車1
1内にはベルト12を巻き上げるための図示しない昇降
モータが組込まれており、この昇降モータによって昇降
台13は上下動する。昇降台13には、バケットBを把
持するためのチャック14と、昇降台13の下降方向を
案内するための複数の固定ガイド15が設けられる。
【0003】このバケットB内には、多数の小物部品が
収容される。このバケットBを搬出側ステーションの支
持台16に段積みする際、天井走行車11はまず、ひと
つのバケットB2を所定の位置に配置し、その上に、次
のバケットB1を載せる。この時、固定ガイド15の先
端が下側のバケットB2に係合し、これにより昇降台1
3の下降方向が修正されて上側のバケットB1が下側の
バケットB2の上に正確に位置決めされる。すなわち、
固定ガイド15は段積みされるバケットの高さに応じた
長さを有する。
【0004】次に、この段積みされたバケットB1、B
2を搬出側ステーションの支持台15から他のステーシ
ョンに向けて搬送するには、まず、上側のバケットB1
に向けて昇降台13を下降させ、このバケットB1をチ
ャック14により把持する。次いで、ベルト12を巻き
上げることによりバケットB1を上昇させた後、天井走
行車11をレール10に沿って次のステーションにまで
走行させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような物品移送装
置において、段積み状態となったバケットのうち最上段
のものを掴んで持ち上げる場合、図示するように最上段
のバケットB1 が下側のバケットB2 に対してずれてい
ると、昇降台13の下降により固定ガイド14の先端が
下側のバケットB2 に当接し、このため、昇降台13が
それ以上下降することができなくなって、バケットB1
を掴むことができなくなることがある。本発明は、バケ
ット等の荷物を位置ずれを生じることなく段積みすると
ともに、段積み状態の荷物を確実に掴むことができる物
品搬送装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る物品移送装
置は、水平方向に移動自在である走行車に設けられた昇
降台と、この昇降台に設けられ、被搬送物に係合可能な
爪部材と、上記昇降台に支持され、水平方向に移動可能
な複数の移動ガイドとを備え、これらの移動ガイドは、
上記爪部材で被搬送部材を掴むために昇降台が下降する
時、被搬送物の外方に位置することを特徴としている。
【0007】
【作用】昇降台に設けられた爪部材により被搬送物を掴
む時、昇降台を被搬送物の真上に位置させた状態でこれ
を下降させる。ここで移動ガイドを相互に接近移動させ
ることにより、移動ガイドが被搬送物を昇降台の中央部
分に位置修正すると共に、爪部材が被搬送物に係合す
る。したがって、複数の被搬送物が段積みされた状態と
なっており、最上段の被搬送物が下側の被搬送物に対し
てずれていたとしても、移動ガイドが被搬送物を位置修
正するため、確実に被搬送物は爪部材に係合する。
【0008】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1〜図3は本発明の一実施例の要部を示す図である。
物品移送装置の昇降台21は、図4に示した従来の昇降
台13と同様に、天井自走車に対して複数のベルト22
によって吊り下げられ、昇降自在である。昇降台21
は、天井自走車がレールに沿って移動することにより、
所定のステーションに向けて搬送される。
【0009】昇降台21は複数の型鋼材によってその本
体機枠が形成されており、この下面からは、第1固定ガ
イド23と第2固定ガイド24とが下方に向けて突設さ
れている。これらの第1および第2固定ガイド23、2
4は、バケットBの長手方向の両端部側に対応させて設
けられる。また、この昇降台21の下面からは、バケッ
トBの幅方向の両端部に対応させて第3および第4の固
定ガイド25、26が、それぞれ下方に向けて突設され
る。各固定ガイド23〜26は、図4から明らかなよう
に2本ずつ昇降台21に取付けられており、したがって
固定ガイドは合計8本設けられている。各固定ガイド2
3〜26は、バケットBの四隅部に近い部分に対応させ
て取付けられ、バケットBの外周よりも外側に位置して
いる。
【0010】昇降台21には、図3における左端部側
に、相互に所定の距離隔てて2本のレール27が対をな
して取付けられる。第1移動部材28は、これらのレー
ル27に摺動自在に装着される。すなわち、第1移動部
材28は昇降台21の長手方向に移動自在である。レー
ル27に対して昇降台21の長手方向延長上には、図3
における昇降台21の右端部側に位置させて、レール2
9が対をなして取付けられる。第2移動部材30は、こ
れらのレール29に摺動自在に装着される。この移動部
材30も第1移動部材28と同一の方向に移動自在であ
る。
【0011】また昇降台21には、図3における下側
に、相互に所定の距離隔てて2本のレール31が対をな
して取付けられる。第3移動部材32は、これらのレー
ル31に摺動自在に装着される。すなわち、第3移動部
材32は昇降台21の幅方向に移動自在である。レール
31に対して昇降台21の幅方向延長上には、図3にお
ける上部側に位置させて、レール33が対をなして取付
けられる。第4移動部材34は、これらのレール33に
摺動自在に装着される。
【0012】昇降台21の中央部には回転ディスク35
が回転自在に取付けられる。第1〜第4移動部材28、
30、32および34と回転ディスク35は、それぞれ
連結ロッド36〜39により連結され、回転ディスク3
5の回転により連結ロッド36〜39を介して4つの移
動部材が同期して直線往復動するようになっている。回
転ディスク35は、図1において二点鎖線で示された駆
動モータ40によって駆動される。
【0013】第1〜第4移動部材28、30、32およ
び34には、棒状の移動ガイドが2本ずつ下方に向けて
突出して取付けられる。すなわち、図1に示されるよう
に、第1移動部材28には2本の第1移動ガイド41が
取付けられ、第2移動部材30には2本の第2移動ガイ
ド42が取付けられる。そして図2に示されるように、
第3移動部材32には2本の第3移動ガイド43が取付
けられ、第4移動部材34には2本の第4移動ガイド4
4が取付けられる。各移動ガイド41〜44は、固定ガ
イド23〜26よりも長く下方に突出している。
【0014】第1移動部材28と第2移動部材30に
は、図1に示されるように、バケットBの縁部Eに係合
する爪部材45を先端に有する係合ロッド46が、移動
ガイド41、42よりも内側に突出して取付けられてい
る。各係合ロッド46は、第1および第2移動部材2
8、30と一体的にバケットBの長手方向に移動する。
【0015】次に、上述した物品移送装置を用いてバケ
ットBを段積みする手順について説明する。まず、ある
程度の精度で位置決めしてバケットを載置しておく。こ
の状態で、昇降台21は次のバケットBを搬送し、既に
置かれているバケットに向けて下降する。この時、各移
動ガイド41〜44は、図1および図2において実線で
示すように内側に位置しており、下側のバケットの外周
に係合しつつ下降する。したがって昇降台21およびバ
ケットBは、下側のバケットに対して位置修正されつつ
下降し、バケットBは下側のバケット上に正確に載置さ
れる。
【0016】次に、上述した物品移送装置を用いてバケ
ットBを掴む手順について説明する。まず、昇降台21
は、所定のステーションに載置されたバケットBの真上
にまで、天井走行車によって搬送され、バケットBに向
けて下降せしめられる。その時、図1および図2におい
て二点鎖線で示されるように、各移動ガイド41〜44
は、固定ガイド23〜26よりも外側に位置決めされ、
爪部材45は固定ガイド23〜26の外側に退避してい
る。したがって、昇降台21の下降動作によって、まず
固定ガイド23〜26がバケットBの外側を囲むように
位置することになり、固定ガイド23〜26によって爪
部材45とバケットBとの干渉が防止される。
【0017】この状態のもとで、駆動モータ40を駆動
させて、回転ディスク35を回転させる。この結果、4
本の連結ロッド36〜39を介して4つの移動部材2
8、30、32および34が相互に接近移動し、すなわ
ち合計8本の移動ガイド41〜44が爪部材45と共に
バケットBに向けて接近移動する。これにより、バケッ
トBは昇降台21に対し、これの中央部に位置修正され
る。また、これと同時に、バケットBの縁部Eに爪部材
45が係合してバケットBの掴み動作が完了する。
【0018】ここで、バケットBが他の図示しないバケ
ットの上に載置され、そのバケットに対してずれていた
としても、固定ガイド23〜26は移動ガイド41〜4
4よりも短くなっており、掴み動作の際に固定ガイド2
3〜26は、下側のバケットには接触しない。したがっ
て固定ガイド23〜26は、移動ガイド41〜44を確
実にバケットBの外側に案内する機能を果す。さらに移
動ガイド41〜44は、バケットBの位置を修正する機
能を有しているので、爪部材45が複数段に段積みされ
たバケットを同時に掴むことも可能となる。その場合に
は最下段のバケットが爪部材45により掴まれることに
なり、同時に3段ないしそれ以上のバケットを掴むため
には、移動ガイド41〜44を図示する場合よりも長く
することになる。このように、多数段のバケットを掴ん
で搬送する場合には、移動ガイド41〜44がセンタリ
ングの機能を有しているので、複数段のバケットがずれ
た状態となって段積みされていた場合であっても、これ
らを移動ガイドがセンタリングしながら掴み動作を行な
い、確実に複数のバケットの掴み動作と搬送が達成され
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、荷物を位
置ずれを生じることなく段積みするとともに、段積み状
態の荷物を確実に掴むことができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る物品移送装置の要部を
示す正面側断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1におけるIII-III線に沿う断面図である。
【図4】従来の物品移送装置を示す概略正面図である。
【符号の説明】
21 昇降台 23、24、25、26 固定ガイド 28、30、32、34 移動部材 41、42、43、44 移動ガイド 46 爪部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に移動自在である走行車に設け
    られた昇降台と、この昇降台に設けられ、被搬送物に係
    合可能な爪部材と、上記昇降台に支持され、水平方向に
    移動可能な複数の移動ガイドとを備え、これらの移動ガ
    イドは、上記爪部材で被搬送部材を掴むために昇降台が
    下降する時、被搬送物の外方に位置することを特徴とす
    る物品移送装置。
JP28062591A 1991-10-01 1991-10-01 物品移送装置 Pending JPH0597246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28062591A JPH0597246A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 物品移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28062591A JPH0597246A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 物品移送装置

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JPH0597246A true JPH0597246A (ja) 1993-04-20

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ID=17627663

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JP28062591A Pending JPH0597246A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 物品移送装置

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