JPH0597183A - 蓋締装置 - Google Patents

蓋締装置

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Publication number
JPH0597183A
JPH0597183A JP25935591A JP25935591A JPH0597183A JP H0597183 A JPH0597183 A JP H0597183A JP 25935591 A JP25935591 A JP 25935591A JP 25935591 A JP25935591 A JP 25935591A JP H0597183 A JPH0597183 A JP H0597183A
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JP
Japan
Prior art keywords
capping
lid
head
cylinder
rotary spindle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25935591A
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English (en)
Inventor
Kiyotoshi Suzuki
聖敏 鈴木
Kazunori Araki
一則 荒木
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Churyo Engineering Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Churyo Engineering Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Churyo Engineering Co Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Churyo Engineering Co Ltd
Priority to JP25935591A priority Critical patent/JPH0597183A/ja
Publication of JPH0597183A publication Critical patent/JPH0597183A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作コストを低減する上に、メンテナンスを
容易に行う。また締付力を一定に維持する。さらに王冠
打栓機等にも容易に適用できるようにする。 【構成】 ターンテーブル11によりびんを回転移動さ
せる。このとき、キャッピングシリンダ100と回転ス
ピンドル30と蓋締ヘッド2とをターンテーブル11上
のびんに同調して回転移動させるとともに、これらの部
分100、30、2をカム溝とカムフオロワーとにより
上下動させる。さらに回転制御可変モータ6の回転を太
陽歯車18を介して回転スピンドル30に伝え、回転ス
ピンドル30を回転させて、上記部分100、30、2
の下降時、蓋締ヘッド2をびんのロールオンキャップの
外周に沿って回転させる一方、キャッピングシリンダ1
00の蓋締荷重を蓋締ヘツド2に加えて、蓋締めを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器入口の螺旋溝に金
属製キャップを成形しながら締着するロールオンキャッ
パ、ねじを有するスクリューキャップを容器に被せるス
クリューキャッパ、王冠打栓機に適用する蓋締装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロールオンキャッパに適用した蓋
締装置を図2により説明すると、48が垂直の静止した
支柱、3が同支柱48に固定した上部カム支持体、4が
同上部カム支持体3にボルト等で固定したカム溝を有す
る上部環状レール、12が固定ハブ49にボルト等で固
定したカム溝を有する下部環状レール、15が上部環状
レール4のカム溝に係合した大小2つのロールを有する
カムフオロワーで、このカムフオロワー15がターレッ
ト円周上に複数個配設されている。
【0003】7がびん把持装置、8がびん口外周に螺旋
溝を有するびん、8’がアルミニウムなどの金属板より
なるコップ状のロールキャップ、25が下部環状レール
12のカム溝に嵌合するカムフオロワーである。47が
支持スリーブ,49が前記支柱48に固定した固定ハ
ブ、50がターンテーブル5に固定したターレットハ
ブ、51がターレットハブ50の外周部に固定した複数
個のターレットフレーム、52が前記支柱48により軸
支するとともにターレットフレーム51に固定したター
レットテーブル、53がターンテーブル52に固定した
スリーブである。
【0004】54が前記支柱48により軸支するととも
にスリーブ53に固定したターレツトフレーム、55が
ターレツトフレーム54と支柱48との間をシールする
Oリング、56がターレツトフレーム54と支柱48と
の間に装架したスリップリング、57がターレットテー
ブル52に固定したサーボモータなどのトルク可変モー
タで、制御用ケーブルがスリップリング56を経て制御
盤(図示せず)に配線されている。
【0005】57’がトルク可変モータ57の出力軸に
固定したタイミングプーリ、58がカムフオロワー15
に吊り下げ支持してターレツトフレーム54に遊嵌した
シリンダ、59がシリンダ58に嵌挿したピストン、6
0がシリンダ58にボルトなどにより固定したキャッ
プ、61がピストン59に貫通固定したハウジング、6
2がシリンダ58内でピストン59を付勢している圧縮
コイルばねである。
【0006】63がシリンダ58に固定するとともにタ
ーレツトフレーム54の溝に係合したキー、64がシリ
ンダ58とハウジング61との間をシールするOリン
グ、65がシリンダ58とピストン59との間をシール
するOリング、66がピストン59とハウジング61と
の間をシールするOリング、67がハウジング61に螺
合した軸、68がターレットフレーム51に係合した摺
動子である。
【0007】69がシリンダ58から支柱48の頂部に
延びたエア通路(フレキシブルホース)、70が軸67
に遊嵌するとともに軸受22に嵌挿したスピンドルスリ
ーブ、71がスピンドルスリーブ70に固定したキー、
72がスピンドルスリーブ70に固定したタイミングプ
ーリ、73がタイミングプーリ57’とタイミングプー
リ72との間に懸装したエンドレス状タイミングベル
ト、74がロールオンキャップ用ヘッド、74’がスピ
ンドル組立体で、同ロールオンキャップ用ヘッド74が
前記各部分28〜34を内蔵している。
【0008】27がスピンドルスリーブ70に螺合した
円錐カム、28がスピンドルスリーブ70に螺合したボ
ディ、29がボディ28を貫通してそれに遊嵌したピボ
ット軸、30がピボット軸29の上端に固定したピボッ
トアーム、31がピボット軸29の下端に固定したピボ
ットアーム、32がピボットアーム30に軸支したカム
ローラ、33がピボットアーム31に軸支した形成ロー
ルで、この形成ロール33は、ばね(図示せず)の弾発
力により上方に付勢されている。34が圧力ブロック
で、この圧力ブロック34は、軸67に螺合し、軸67
に弾性的に取付けた小型プランジャなどを内蔵してい
る。
【0009】次に前記ロールオンキャッパに適用した蓋
締装置の作用を説明する。 (1)トルク可変モータ57の回転をタイミングプーリ
57’→エンドレス状タイミングベルト73→タイミン
グプーリ72に伝え、ロールオンキャップ用ヘッド74
をターンテーブル5とは別に自転させて、形成ロール3
3をロールキャップ(アルミニウムなどの金属板よりな
るコップ状のロールキャップ)8’の外周に沿って回転
させる。 (2)ばね62の弾発力と、ピストン59に生じる推力
(エア通路69から供給する圧力空気によりピストン5
9に生じる推力)との合成により得られる蓋締荷重をロ
ールオンキャップ用ヘッド74に加えて、蓋締めを行
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記図2に示す従来の
蓋締装置では、トルク可変モータ57を複数のびん8
(ロールオンキャップ用ヘッド74)に対応して据え付
けているので、モータへの電気供給系統にブラシ等の
給電手段を設ける必要があり、電気配線が複雑にな
り、各トルク可変モータ57に共通の制御装置を設け
る必要があって、蓋締装置が高価になる上に、メンテナ
ンスが面倒になる。
【0011】またロールオンキャッパに適用した場合に
は、各びん8に対応して設けた各トルク可変モータ57
の回転数が異なることになり、蓋締ヘッドのキャップの
締付力がびん8毎に異なるという問題があった。本発明
は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その目的と
する処は、製作コストを低減できる上に、メンテナンス
を容易に行うことができる。また締付力を一定に維持で
きる。さらに王冠打栓機等にも容易に適用できる蓋締装
置を提供しようとする点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の蓋締装置は、垂直の静止した支柱を中心
に水平方向に回転して容器を搬送するターンテーブル
と、前記支柱に一体の天板上に設置した回転制御可変モ
ータと、回転可能な回転スピンドルを有し且つ前記天板
に上下動可能に取付けたキャッピングシリンダと、前記
回転スピンドルの下部に取付けた蓋締ヘッドと、上記天
板に一体のボスに回転可能に嵌合した太陽歯車と、前記
回転制御可変モータの回転を同太陽歯車を介して前記回
転スピンドルに伝える動力伝達機構とを具えている。
【0013】
【作用】本発明の蓋締装置は前記のように構成されてお
り、ターンテーブルによりびんを回転移動させる。この
とき、キャッピングシリンダと回転スピンドルと蓋締ヘ
ッドとをターンテーブル上のびんに同調して回転移動さ
せるとともに、これらの部分をカム溝とカムフオロワー
とにより上下動させる。さらに回転制御可変モータの回
転を太陽歯車を介して回転スピンドルに伝え、回転スピ
ンドルを回転させて、上記のキャッピングシリンダと回
転スピンドルと蓋締ヘッドとの下降時、蓋締ヘッドをび
んのロールオンキャップの外周に沿って回転させる一
方、キャッピングシリンダの蓋締荷重を蓋締ヘツドに加
えて、蓋締めを行う。
【0014】
【実施例】次に本発明の蓋締装置を図1に示す一実施例
により説明すると、17が天板、14が天板17の中央
部に載置した蓋締装置の上部全体を昇降させるジャッ
キ、6が後述の回転スピンドル30を回転制御するサー
ボモータ等の回転制御可変モータ、9が天板17に垂設
したヘッドカムである。
【0015】そしてこのヘッドカム9は、カムフオロワ
ーを介してキャッピングシリンダ100を昇降させる。
17が回転制御可変モータ6の回転出力用ギヤ、18が
ボス19を中心に回転する太陽歯車、100がキャッピ
ングシリンダで、同キャッピングシリンダ100は、蓋
締ヘッド2と、同蓋締ヘッド2の端部に付設したロロラ
2’と、前記太陽歯車8により駆動されるピニオン50
と、同ピニオン50により回転される回転スピンドル3
0のシリンダスリーブ40とにより構成されている。
【0016】10が補助カムで、この補助カム10は、
前記蓋締ヘツド2のローラ2’を左右方向にスイングさ
せて、蓋をかしめる。13がベース(図示せず)に固定
した柱、12が駆動源(図示せず)により回転される駆
動軸、11が同駆動軸12により回転されるターンテー
ブル、16がヘッドケースである。次に前記図1に示す
蓋締装置の作用を具体的に説明する。
【0017】駆動源(図示せず)により駆動軸12を回
転させて、ターンテーブル11とヘッドケース16とタ
ーンテーブル11上のびんとを回転移動させる。このと
き、ヘッドケース16内に配設した各キャッピングシリ
ンダ100と各回転スピンドル30と各蓋締ヘッド2と
をターンテーブル11上のびんに同調して回転移動させ
るとともに、これらの部分100、30、2をヘッドカ
ム9に設けたカム溝と同カム溝内のカムフオロワー
2’’とにより上下動させる。
【0018】このとき、制御盤(図示せず)により回転
制御可変モータ6を予め決めた回転数で回転させてい
る。また回転制御可変モータ6の回転をギヤ7→太陽歯
車8→各キャッピングシリンダ100に取付けたピニオ
ン50→回転スピンドル30に伝えて、回転スピンドル
30を回転させている。そして上記の部分100、3
0、2の下降時、蓋締ヘッド2をロールオンキャップの
外周に沿って回転させる一方、キャッピングシリンダ1
00の蓋締荷重を蓋締ヘツド2に加えて、蓋締めを行
う。
【0019】前記のように本実施例の蓋締装置は、固定
の天板17に載置した1台の回転制御可変モータ6の回
転数をもってコップ状ロールキャップを締めるので、締
付力にバラツキが殆どない。蓋締装置には、キャッピン
グシリンダ100を回転させる必要があるROPPキャ
ップ、スクリュキャップと、キャッピングシリンダ10
0を回転させる必要のない王冠打栓機、マキシキャップ
があるが、キャッピングシリンダ100を回転させる必
要がある場合には、キャッピングシリンダ100の回転
数を回転制御可変モータ6により制御する。またそれと
は反対にキャッピングシリンダ100を回転させる必要
のない場合には、太陽歯車の回転数を本体と同一回転数
になるように回転制御可変モータ6により制御する。
【0020】
【発明の効果】本発明の蓋締装置は前記のようにターン
テーブルによりびんを回転移動させる。このとき、キャ
ッピングシリンダと回転スピンドルと蓋締ヘッドとをタ
ーンテーブル上のびんに同調して回転移動させるととも
に、これらの部分をカム溝とカムフオロワーとにより上
下動させる。さらに回転制御可変モータの回転を太陽歯
車を介して回転スピンドルに伝え、回転スピンドルを回
転させて、上記のキャッピングシリンダと回転スピンド
ルと蓋締ヘッドとの下降時、蓋締ヘッドをびんのロール
オンキャップの外周に沿って回転させる一方、キャッピ
ングシリンダの蓋締荷重を蓋締ヘツドに加えて、蓋締め
を行うので、1台の回転制御可変モータで複数の回転ス
ピンドルを回転させることができ、複数台のトルク可変
モータを設ける必要がなく、電気供給系統に設けたブラ
シ等の給電手段も、複雑な電気配線も、各トルク可変モ
ータに共通の制御装置も不要にできて、蓋締装置の製作
コストを低減できる上に、メンテナンスを容易に行うこ
とができる。
【0021】また各回転スピンドル及び各蓋締ヘッドの
回転数を同じにできて、締付力を一定に維持できる。ま
た各回転スピンドル及び各蓋締ヘッドの回転数を容易に
制御できて、これらの回転を必要としない王冠打栓機等
にも容易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓋締装置の一実施例を示す縦断側面図
である。
【図2】従来の蓋締装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
2 蓋締ヘッド 6 回転制御可変モータ 11 ターンテーブル 13 垂直の静止した支柱 17 天板 18 太陽歯車 30 回転スピンドル 50 動力伝達機構(ピニオン) 100 キャッピングシリンダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 蓋締装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器入口の螺旋溝に金
属製キャップを成形しながら締着するロールオンキャッ
パ、ねじを有するスクリューキャップを容器に被せるス
クリューキャッパ、王冠打栓機に適用する蓋締装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロールオンキャッパに適用した蓋
締装置を図2により説明すると、48が垂直の静止した
支柱、3が同支柱48に固定した上部カム支持体、4が
同上部カム支持体3にボルト等で固定したカム溝を有す
る上部環状レール、12が固定ハブ49にボルト等で固
定したカム溝を有する下部環状レール、15が上部環状
レール4のカム溝に係合した大小2つのロールを有する
カムフオロワーで、このカムフオロワー15がターレッ
ト円周上に複数個配設されている。
【0003】7がびん把持装置、8がびん口外周に螺旋
溝を有するびん、8’がアルミニウムなどの金属板より
なるコップ状のロールキャップ、25が下部環状レール
12のカム溝に嵌合するカムフオロワーである。47が
支持スリーブ,49が前記支柱48に固定した固定ハ
ブ、50がターンテーブル5に固定したターレットハ
ブ、51がターレットハブ50の外周部に固定した複数
個のターレットフレーム、52が前記支柱48により軸
支するとともにターレットフレーム51に固定したター
レットテーブル、53がターンテーブル52に固定した
スリーブである。
【0004】54が前記支柱48により軸支するととも
にスリーブ53に固定したターレツトフレーム、55が
ターレツトフレーム54と支柱48との間をシールする
Oリング、56がターレツトフレーム54と支柱48と
の間に装架したスリップリング、57がターレットテー
ブル52に固定したサーボモータなどのトルク及び回転
数可変モータで、制御用ケーブルがスリップリング56
を経て制御盤(図示せず)に配線されている。
【0005】57’がトルク及び回転数可変モータ57
の出力軸に固定したタイミングプーリ、58がカムフオ
ロワー15に吊り下げ支持してターレツトフレーム54
に遊嵌したシリンダ、59がシリンダ58に嵌挿したピ
ストン、60がシリンダ58にボルトなどにより固定し
たキャップ、61がピストン59に貫通固定したハウジ
ング、62がシリンダ58内でピストン59を付勢して
いる圧縮コイルばねである。
【0006】63がシリンダ58に固定するとともにタ
ーレツトフレーム54の溝に係合したキー、64がシリ
ンダ58とハウジング61との間をシールするOリン
グ、65がシリンダ58とピストン59との間をシール
するOリング、66がピストン59とハウジング61と
の間をシールするOリング、67がハウジング61に螺
合した軸、68がターレットフレーム51に係合した摺
動子である。
【0007】69がシリンダ58から支柱48の頂部に
延びたエア通路(フレキシブルホース)、70が軸67
に遊嵌するとともに軸受22に嵌挿したスピンドルスリ
ーブ、71がスピンドルスリーブ70に固定したキー、
72がスピンドルスリーブ70に固定したタイミングプ
ーリ、73がタイミングプーリ57’とタイミングプー
リ72との間に懸装したエンドレス状タイミングベル
ト、74がロールオンキャップ用ヘッド、74’がスピ
ンドル組立体で、同ロールオンキャップ用ヘッド74が
前記各部分28〜34を内蔵している。
【0008】27がスピンドルスリーブ70に螺合した
円錐カム、28がスピンドルスリーブ70に螺合したボ
ディ、29がボディ28を貫通してそれに遊嵌したピボ
ット軸、30がピボット軸29の上端に固定したピボッ
トアーム、31がピボット軸29の下端に固定したピボ
ットアーム、32がピボットアーム30に軸支したカム
ローラ、33がピボットアーム31に軸支した形成ロー
ルで、この形成ロール33は、ばね(図示せず)の弾発
力により上方に付勢されている。34が圧力ブロック
で、この圧力ブロック34は、軸67に螺合し、軸67
に弾性的に取付けた小型プランジャなどを内蔵してい
る。
【0009】次に前記ロールオンキャッパに適用した蓋
締装置の作用を説明する。 (1)トルク及び回転数可変モータ57の回転をタイミ
ングプーリ57’→エンドレス状タイミングベルト73
→タイミングプーリ72に伝え、ロールオンキャップ用
ヘッド74をターンテーブル5とは別に自転させて、形
成ロール33をロールキャップ(アルミニウムなどの金
属板よりなるコップ状のロールキャップ)8’の外周に
沿って回転させる。 (2)ばね62の弾発力と、ピストン59に生じる推力
(エア通路69から供給する圧力空気によりピストン5
9に生じる推力)との合成により得られる蓋締荷重をロ
ールオンキャップ用ヘッド74に加えて、蓋締めを行
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記図2に示す従来の
蓋締装置では、トルク及び回転数可変モータ57を複数
のロールオンキャップ用ヘッド74に対応して据え付け
ているので、モータへの電気供給系統にブラシ等の給
電手段を設ける必要があり、電気配線が複雑になり、
各トルク及び回転数可変モータ57に共通の制御装置
を設ける必要があって、蓋締装置が高価になる上に、メ
ンテナンスが面倒になる。
【0011】またロールオンキャッパやスクリューキャ
ッパに適用した場合には、各びん8に対応して設けた各
トルク可変モータ57の回転数が正確にそろわないた
め、蓋締ヘッドのキャップの締付力がびん8毎に異なり
締付力がバラツクという性能上、品質管理上の問題があ
った。本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであ
り、その目的とする処は、製作コストを低減できる上
に、メンテナンスを容易に行うことができる。また締付
力を一定に維持できる。さらに王冠打栓機等にも容易に
適用できる蓋締装置を提供しようとする点にある。
【0012】また、各種のキャップに適用するために
は、キャッピングヘッドの自転の回転数を、それぞれの
キャップの特性に合せて設定する必要があり兼用する上
での必須の条件である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の蓋締装置は、垂直の静止した支柱を中心
に水平方向に回転して容器を搬送するターンテーブル
と、前記支柱に一体の天板上に設置した回転制御可変モ
ータと、回転可能な回転スピンドルを有し且つ前記天板
に上下動可能に取付けたキャッピングシリンダと、前記
回転スピンドルの下部に取付けた蓋締ヘッドと、上記天
板に一体のボスに回転可能に嵌合した太陽歯車と、前記
回転制御可変モータの回転を同太陽歯車を介して前記回
転スピンドルに伝える動力伝達機構とを具えている。
【0014】
【作用】本発明の蓋締装置は前記のように構成されてお
り、ターンテーブルによりびんを回転移動させる。この
とき、キャッピングシリンダと回転スピンドルと蓋締ヘ
ッドとをターンテーブル上のびんに同調して回転移動さ
せるとともに、これらの部分をカム溝とカムフオロワー
とにより上下動させる。さらに回転制御可変モータの回
転を太陽歯車を介して回転スピンドルに伝え、回転スピ
ンドルを回転させて、上記のキャッピングシリンダと回
転スピンドルと蓋締ヘッドとの下降時、蓋締ヘッドをび
んのロールオンキャップの外周に沿って回転させる一
方、キャッピングシリンダの蓋締荷重を蓋締ヘツドに加
えて、蓋締めを行う。
【0015】
【実施例】次に本発明の蓋締装置を図1に示す一実施例
により説明すると、7が天板、14が天板7の中央部に
載置した蓋締装置の上部全体を昇降させるジャッキ、6
が後述の回転スピンドル30を回転制御するサーボモー
タ等の回転制御可変モータ、9が天板7に垂設したヘッ
ドカムである。
【0016】そしてこのヘッドカム9は、カムフオロワ
ーを介してキャッピングシリンダ100を昇降させる。
17が回転制御可変モータ6の回転出力用ギヤ、18が
ボス19を中心に回転する太陽歯車、100がキャッピ
ングシリンダで、同キャッピングシリンダ100は、蓋
締ヘッド2と、同蓋締ヘッド2の端部に付設したロロラ
2’と、前記太陽歯車18により駆動されるピニオン5
0と、同ピニオン50により回転される回転スピンドル
30のシリンダスリーブ40とにより構成されている。
【0017】10が補助カムで、この補助カム10は、
前記蓋締ヘツド2のローラ2’を左右方向にスイングさ
せて、蓋をかしめる。13がベース(図示せず)に固定
した柱、12が駆動源(図示せず)により回転される駆
動軸、11が同駆動軸12により回転されるターンテー
ブル、16がヘッドケースである。次に前記図1に示す
蓋締装置の作用を具体的に説明する。
【0018】駆動源(図示せず)により駆動軸12を回
転させて、ターンテーブル11とヘッドケース16とタ
ーンテーブル11上のびんとを回転移動させる。このと
き、ヘッドケース16内に配設した各キャッピングシリ
ンダ100と各回転スピンドル30と各蓋締ヘッド2と
をターンテーブル11上のびんに同調して回転移動させ
るとともに、これらの部分100、30、2をヘッドカ
ム9に設けたカム溝と同カム溝内のカムフオロワー
2’’とにより上下動させる。
【0019】このとき、制御盤(図示せず)により回転
制御可変モータ6を予め決めた回転数で回転させてい
る。また回転制御可変モータ6の回転をギヤ17→太陽
歯車18→各キャッピングシリンダ100に取付けたピ
ニオン50→回転スピンドル30に伝えて、回転スピン
ドル30を回転させている。そして上記の部分100、
30、2の下降時、蓋締ヘッド2をロールオンキャップ
の外周に沿って回転させる一方、キャッピングシリンダ
100の蓋締荷重を蓋締ヘツド2に加えて、蓋締めを行
う。
【0020】前記のように本実施例の蓋締装置は、固定
の天板7に載置した1台の回転制御可変モータ6の回転
数と太陽歯車18、ピニオン50のギヤ系によりロール
オンキャップを締めるので、各キャッピングヘッドの回
転数が完全にそろうので締付力にバラツキが殆どない。
蓋締装置には、キャッピングシリンダ100を回転させ
る必要があるロールオンキャップ、スクリュキャップ
と、キャッピングシリンダ100を回転させる必要のな
い王冠打栓機、マキシキャップがあるが、キャッピング
シリンダ100を回転させる必要がある場合には、キャ
ッピングシリンダ100の回転数を回転制御可変モータ
6により制御し各種キャップの特性に合わせ回転数を設
定する。またそれとは反対にキャッピングシリンダ10
0を回転させる必要のない場合には、太陽歯車の回転数
を本体と同一回転数になるように回転制御可変モータ6
により制御する。
【0021】
【発明の効果】本発明の蓋締装置は前記のようにターン
テーブルによりびんを回転移動させる。このとき、キャ
ッピングシリンダと回転スピンドルと蓋締ヘッドとをタ
ーンテーブル上のびんに同調して回転移動させるととも
に、これらの部分をカム溝とカムフオロワーとにより上
下動させる。さらに回転制御可変モータの回転を太陽歯
車を介して回転スピンドルに伝え、回転スピンドルを回
転させて、上記のキャッピングシリンダと回転スピンド
ルと蓋締ヘッドとの下降時、蓋締ヘッドをびんのロール
オンキャップの外周に沿って回転させる一方、キャッピ
ングシリンダの蓋締荷重を蓋締ヘツドに加えて、蓋締め
を行うので、1台の回転制御可変モータで複数の回転ス
ピンドルを回転させることができ、複数台のトルク可変
モータを設ける必要がなく、電気供給系統に設けたブラ
シ等の給電手段も、複雑な電気配線も、各トルク可変モ
ータに共通の制御装置も不要にできて、蓋締装置の製作
コストを低減できる上に、メンテナンスを容易に行うこ
とができる。
【0022】また各蓋締ヘッドの回転数を完全にそろえ
ることが出来るので、締付力を一定に維持でき、バラツ
キのない品質が得られる。また各蓋締ヘッドの回転数を
容易に設定及び制御できて、これらの回転を必要としな
い王冠打栓機等にも容易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓋締装置の一実施例を示す縦断側面図
である。
【図2】従来の蓋締装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】 2 蓋締ヘッド 6 回転制御可変モータ 7 天板 11 ターンテーブル 13 垂直の静止した支柱 18 太陽歯車 30 回転スピンドル 50 動力伝達機構(ピニオン) 100 キャッピングシリンダ ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直の静止した支柱を中心に水平方向に
    回転して容器を搬送するターンテーブルと、前記支柱に
    一体の天板上に設置した回転制御可変モータと、回転可
    能な回転スピンドルを有し且つ前記天板に上下動可能に
    取付けたキャッピングシリンダと、前記回転スピンドル
    の下部に取付けた蓋締ヘッドと、上記天板に一体のボス
    に回転可能に嵌合した太陽歯車と、前記回転制御可変モ
    ータの回転を同太陽歯車を介して前記回転スピンドルに
    伝える動力伝達機構とを具えていることを特徴とした蓋
    締装置。
JP25935591A 1991-10-07 1991-10-07 蓋締装置 Withdrawn JPH0597183A (ja)

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