JPH0597097A - ヘリコプタ - Google Patents

ヘリコプタ

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Publication number
JPH0597097A
JPH0597097A JP3263797A JP26379791A JPH0597097A JP H0597097 A JPH0597097 A JP H0597097A JP 3263797 A JP3263797 A JP 3263797A JP 26379791 A JP26379791 A JP 26379791A JP H0597097 A JPH0597097 A JP H0597097A
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JP
Japan
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propeller
view
fuselage
present
tail
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Withdrawn
Application number
JP3263797A
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English (en)
Inventor
Katsumasa Sugiyama
勝昌 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Churyo Engineering Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Churyo Engineering Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Churyo Engineering Co Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Churyo Engineering Co Ltd
Priority to JP3263797A priority Critical patent/JPH0597097A/ja
Publication of JPH0597097A publication Critical patent/JPH0597097A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘリコプタのバランス等を損うことなくテー
ルロータやプロペラを設置するスペースを拡大し重量減
少・効率向上可能な位置にテールロータを設け、速度向
上等に寄与するプロペラを設けることを可能にする。あ
るいは、テールロータ無しまたは小型テールロータによ
って、主ロータのトルクの打消しを可能にする。 【構成】 双胴体形式の後部胴体を設ける。あるいは同
後部胴体あるいはその近傍にテールロータまたはダクト
付きテールロータを設ける。あるいは上記後部胴体の
間、後部、または横部にプロペラまたはダクテッドプロ
ペラを設ける。あるいは左右にプロペラを設けた場合
に、推力に差を設けて主ロータトルクの打消しを可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘリコプタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図127に示すように従来のシングルロ
ータ型ヘリコプタ1はロータ2が胴体5の上部に装着さ
れ、胴体5にとりつけられたエンジン4の動力により、
回転させられている。ロータ2が回転すると、図128
に示すように、その回転により、ロータ回転方向9とは
逆方向のロータトルク10が作用し、ヘリコプタ1が回
転してしまうことになりそのままでは飛行することがで
きない。そのため、従来のシングルロータ型ヘリコプタ
1では図127〜129に示すようにヘリコプタ1の垂
直尾翼7の上部にテールロータ8を装着したり、図13
0に示すように垂直尾翼14の中にテールロータ15を
うめこんだり、図131に示すように胴体28の中にテ
ールロータ29をうめこんだりして、図128に示すよ
うに、重心12まわりのテールロータ推力による偏揺れ
モーメント13によって、ロータトルク10を打ち消し
ていた。また特殊な場合として、次のような方法が使用
されている場合もあった。
【0003】図132に示すタンテムロータ型ヘリコプ
タ16では、前後のロータ17の回転方向18,19を
逆にし、図133に示すサイドバイサイドロータ型ヘリ
コプタ21では左右のロータ22の回転方向18,19
を逆にして、図134に示す二重反転ロータ型ヘリコプ
タ24では上下ロータ25,26の回転方向18,19
を逆にしてそれぞれロータトルクを打ち消していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシングルロータ
型ヘリコプタ1において、図127〜129に示すよう
に垂直尾翼7の上部にテールロータ8を装着する場合に
は、図127,128に示すようにテールロータ8と垂
直尾翼7とは、非常に接近するとともに一部分がオーバ
ーラップしているため、図135および図136に示す
ようにテールロータ8と垂直尾翼7とが互いに空力的な
干渉を発生し、テールロータ8の効率を劣化している。
その劣化分を補うために一層寸法の大きなテールロータ
8を装着しなければならなくなる。同時に、垂直尾翼7
の効きも劣化しており、テールロータ8の場合と同様
に、その劣化分を補うために、一層寸法の大きい垂直尾
翼7を装着しなければならなくなる。したがってこれら
の理由から、ヘリコプタの重量が増加したり、空力抵抗
が増加したりして、その結果、ヘリコプタの性能(最高
速度巡航速度等の高速性能、上昇率、上昇限界等の上昇
性能等)の劣化をもたらし、ヘリコプタのデメリットと
なっていた。
【0005】また、図130に示すように垂直尾翼14
内にテールロータ15をうめこむ場合には、垂直尾翼1
4の一部分が切り欠かれるために、その構造強度が弱く
なるので、これを補強する必要が生じる。他方、垂直尾
翼14本体の有効面積も減少して垂直尾翼14のヘリコ
プタの方向安定(ヘリコプタが横すべりをするとヘリコ
プタの機首を風の方向に向けるような空気力がヘリコプ
タに作用するという性質、図137,138参照)への
寄与が減少するので、これを補うために垂直尾翼14の
寸法をより大きくする必要があり、その結果、形状が図
130に示すような異常な形状とならざるを得ない。
【0006】図131に示すように胴体28内にテール
ロータ29をうめこむ場合は、胴体28の一部分が切り
欠かれ、補強のための重量増加が生じたり、機構・構造
等が複雑になったりするという不具合があった。
【0007】図132に示すタンデムロータ型ヘリコプ
タ16では前後方向に長く、左右方向が短いのでバラン
スが悪く、図133に示すサイドバイサイドロータ型ヘ
リコプタ21は逆に左右方向に長く、前後方向に短いの
で同様にバランスが悪く、全体をまとめにくく、重心ま
わりの縦および横方向の慣性能率がアンバランスとなっ
てヘリコプタの安定性、操縦性に問題が発生する場合が
ある。ここで慣性能率とは、重量に重心からの距離の2
乗を乗じたものの積分値である。
【0008】また図134に示す二重反転ロータ型ヘリ
コプタ24においては、機構が非常に複雑になり、重量
増加が極端に大きくなったり、故障の確率が高くなった
り、ヘリコプタの価格が高くなったりするという不具合
があった。
【0009】従来のヘリコプタは、ロータ2のみでホバ
リング(空中停止)飛行から水平飛行までの広範囲の飛
行を行っており、ロータ2によって得られる前後方向の
推力(ヘリコプタの空力抵抗にさからってヘリコプタを
推進する力)に限界があり、ヘリコプタの最高速度は飛
行機のそれに比較して極端に小さく、デメリットとなっ
ていた(通常の従来のヘリコプタの最高速度は120〜
150ノット程度であった)。このため、ヘリコプタの
最高速度を向上することが強く要求されていた。
【0010】この発明は従来の方法が有する以上のよう
な問題点を解消して、かつ強く望まれていた要求を満足
するよう、機構が簡素化されて故障が少く、重量増加・
空力抵抗増加が少く、かつテールロータと垂直尾翼の効
率が良く、かつ推力を発生するプロペラの装着も可能な
ヘリコプタを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、次の特徴を有するヘリコプタに関す
るものである。 (1)双胴体形式の後部胴体を備えていること。 (2)双胴体形式の後部胴体または同後部胴体の近傍に
テールロータまたはダクト付きテールロータを備えてい
ること。 (3)双胴体形式の後部胴体の間または後部または横部
にプロペラまたはダクテッドプロペラを備えているこ
と。 (4)上記(3)項に記載のヘリコプタのうち、機体の
中心線を挟んで左右にプロペラが設けられているヘリコ
プタにおいて、ロータトルクを打消すよう左右のプロペ
ラの推力に差が設けられていること。
【0012】
【作用】
(1)後部胴体を双胴体形式とすることにより、テール
ロータまたはプロペラを装着するスペースが大幅に増加
し、ヘリコプタの性能向上に寄与できる。 (2)双胴体形式の後部胴体または同後部胴体の近傍に
テールロータまたはダクト付きテールロータを装着する
と、動力伝達機構の短縮、テールロータ設置高さの低
減、等が可能となり、重量減小、修理点検作業の容易
化、安全性向上に寄与する。 (3)双胴体形式の後部胴体の間、後部、または横部に
プロペラまたはダクテッドプロペラを装着すると、推進
力が付加され、ヘリコプタの高速性能向上、上昇性能向
上に寄与する。 (4)左右のプロペラの推力に差を設けることによっ
て、ロータトルクに対抗するトルクを発生させることが
でき、テールロータの省略あるいはテールロータの小型
化が可能となる。
【0013】
【実施例】
第1実施例:この発明の第1実施例について図1〜3を
参照しながら説明する。図1は、本第1実施例に係る横
から見た図を、図2は、本第1実施例に係る上方から見
た図を、図3は、本第1実施例に係る後方から見た断面
図を示す。本実施例は、ヘリコプタの後部胴体を、双胴
体形式の胴体31とし、その双胴体の両方に垂直尾翼3
3をそれぞれ装着し、その垂直尾翼33の先端部にそれ
ぞれテールロータ34が装着されている。また、双胴体
の間にさしわたし式に水平尾翼32が装着されている。
【0014】このようにすれば、双胴体のそれぞれに垂
直尾翼33が装着されているのでヘリコプタの方向安定
(ヘリコプタが横すべりをするとヘリコプタの機首を風
の方向に向けるような空気力すなわち偏揺れモーメント
がヘリコプタに作用するという性質(図137,138
参照)への寄与が増加し、ヘリコプタの安定性を増加さ
せる。ヘリコプタの後部胴体の双胴体の間にスペースが
確保でき、この部分にテールロータまたはダクトつきテ
ールロータを装着したり、プロペラまたはダクテッドプ
ロペラを装着したりすることができるようになる。水平
尾翼32がヘリコプタの後部胴体の双胴体の間にさしわ
たし的に装着されているので、双胴体が水平尾翼32に
対する端板として作用して水平尾翼32の空力的効果を
増加することに寄与できる。
【0015】図1〜3においては垂直尾翼33の両方に
テールロータ34が装着され、垂直尾翼33に対して左
側にテールロータ34が装着されている図を示している
が、垂直尾翼33に対して両方とも右側に装着されても
よく、一方が左側で他方が右側という組合せでもよい。
特にテールロータ34が両方の垂直尾翼33の間に位置
するように設置される場合(すなわち右舷側のテールロ
ータ34は垂直尾翼33の左側に、左舷側のテールロー
タ34は垂直尾翼33の右側に位置する場合)には、垂
直尾翼33が防護板のように作用でき、安全確保の面か
らもメリットがある。図1〜3では水平尾翼32が胴体
31の最後部に位置しているが、もっと前方位置でもよ
い。図1〜3では、通常のテールロータ34の装着を示
しているが図125に示すようなダクトつきテールロー
タを装着してもよい。
【0016】第2実施例:この発明の第2実施例につい
て、図4を参照しながら説明する。図4は、本第2実施
例に係る上方から見た図を示す。前述の第1実施例にお
いては、後部胴体の双胴体部の内側の線、外側の線とも
中心線30に対して、平行であったのに対し、本第2実
施例は後部胴体の双胴体部の内側の線が、後方に行くほ
ど外側に向かうように中心線30に対してテーパーにな
っている胴体35を有することを特徴としている方式で
ある。
【0017】このようにすれば、後部胴体の双胴体部の
取付部がしっかりしたものとすることができ、強度的に
有利とすることができる。その他につていは、前述の第
1実施例と同様な、機能、作用、効果、特徴等を有して
いる。
【0018】第3実施例:この発明の第3実施例につい
て、図5を参照しながら説明する。図5は、本第3実施
例に係る上方から見た図を示す。前述の第1実施例にお
いては、後部胴体の双胴体部の内側の線、外側の線とも
中心線30に対して平行であったのに対し、本第3実施
例は後部胴体の双胴体部の内側の線が後方に行くほど内
側に向かうように中心線30に対してテーパーになって
いる胴体37を有することを特徴としている方式であ
る。
【0019】このようにすれば、後部胴体の双胴体部の
後部がスペース的に広くとれ、垂直尾翼33、水平尾翼
38等の装着、構造、強度面でやり易くなるというメリ
ットがある。その他については、前述の第1実施例と同
様な機能、作用、効果、特徴等を有している。
【0020】第4実施例:この発明の第4実施例につい
て、図6を参照しながら説明する。図6は、本第4実施
例に係る上方から見た図を示す。前述の第1実施例にお
いては、後部胴体の双胴体部の内側の線、外側の線とも
中心線30に対して平行であったのに対し、本第4実施
例は、後部胴体の双胴体部の内側の線、外側の線とも中
心線30に対して後方に行くほど外側に向かうようにテ
ーパーになっている胴体39を有することを特徴として
いる方式である。
【0021】このようにすれば、後部胴体の双胴体部の
後部が前部胴体より外側へ位置するので、前部胴体の後
流をうけることか避けられ、垂直尾翼33、テールロー
タ34のより大きな効果が得られ、ヘリコプタの方向安
定の確保、ロータ2の回転により発生するロータトルク
10の打ち消しが容易となる。また水平尾翼40が後部
胴体の双胴体部にさしわたし的になって装着されている
ので、水平尾翼40をより大きくすることが可能とな
り、ヘリコプタの安定の確保に寄与できる。その他につ
いては、前述の第1実施例と同様な機能、作用、効果、
特徴等を有している。
【0022】第5実施例:この発明の第5実施例につい
て、図7を参照しながら説明する。図7は、本第5実施
例に係る上方から見た図を示す。前述の第1実施例の後
部胴体の双胴体部の内側の線、外側の線とも中心線30
に対して平行であったのに対し、本第5実施例は、後部
胴体の双胴体部の内側の線、外側の線とも中心線30に
対して後方へ行くほど内側に向かうようにテーパーにな
っている胴体41を有することを特徴としている方式で
ある。
【0023】このようにすれば、後部胴体の双胴体部に
作用する空力抵抗が減少でき、ヘリコプタの高速性能
(最高速度、巡航速度等)、上昇性能(上昇率、上昇限
界等)等の向上に寄与できる。その他については、前述
の第1実施例と同様な機能、作用、効果、特徴等を有し
ている。
【0024】第6実施例:この発明の第6実施例につい
て、図8を参照しながら説明する。図8は、本第6実施
例に係る上方から見た図を示す。前述の第1実施例の後
部胴体の双胴体部の内側の線、外側の線とも中心線30
に対して平行であったのに対し、本第6実施例は、後部
胴体の双胴体部の内側の線が中心線30に対して後方へ
行くほど内側へ向かうようにテーパーになっている胴体
43を有することを特徴としている方式である。
【0025】このようにすれば、前述の第5実施例と同
様、後部胴体の双胴体部に作用する空力抵抗が減少で
き、ヘリコプタの高速性能(最高速度、巡航速度等)、
上昇性能(上昇率、上昇限界等)等の向上に寄与でき
る。その他については、前述の第1実施例と同様な機
能、作用、効果、特徴等を有している。
【0026】第7実施例:この発明の第7実施例につい
て、図9〜11を参照しながら説明する。図9は本第7
実施例に係る横から見た図を、図10は本第7実施例に
係る上方から見た図を、図11は本第7実施例に係る後
方から見た断面図を示す。図1〜3に示す前述の第1実
施例では、テールロータ34が垂直尾翼33の先端部に
装着されていたが、本第7実施例では、テールロータ4
4がヘリコプタの胴体31の後部胴体の双胴体部の間に
装着されていることを特徴とする方式である。図9〜1
1において、テールロータ44は2個表示されているが
1個でも良く、スペースが許し必要性があれば3個以上
でもよく、またテールロータ44の装着位置は、比較的
後方位置となっているが、もっと前方位置に装着されて
いてもよい。
【0027】このようにできれば、テールロータ44を
駆動するための動力伝達装置、制御装置等が簡素化(短
くすることができる)できるので故障の発生が少く、重
量が軽量化でき、垂直尾翼33の構造、強度の確保等が
容易となり、空力抵抗も減少でき、スペースも少くてす
み、したがってヘリコプタの高速性能(最高速度、巡航
速度等)、上昇性能(上昇率、上昇限界等)等の向上に
寄与できる。テールロータ44の上下方向位置が第1実
施例よりも低くすることができヘリコプタの製造、修
理、点検等の作業がやり易くなりコスト低減が可能とな
り同時に作業の安全性の確保、向上に寄与できる。
【0028】またテールロータ44が後部胴体の双胴体
部の間に位置しているので、テールロータ44と人また
は物とがぶつかることを防ぐことができ、安全性の確
保、向上にも寄与できる。以上の説明は図1〜3に示す
第1実施例に対する適用で説明してきたが、同様に、図
4〜8に示す第2〜第6実施例に対しても適用できる。
図9〜11では通常のテールロータ44の装着を示して
いるが、図125に示すようなダクトつきテールロータ
を装着してもよい。
【0029】第8実施例:この発明の第8実施例につい
て、図12〜14を参照しながら説明する。図12は本
第8実施例に係る横から見た図を、図13は本第8実施
例に係る上方から見た図を、図14は本第8実施例に係
る後方から見た断面図を示す。図1〜3に示す前述の第
1実施例ではテールロータ34が垂直尾翼33の先端部
に装着されていたが、本第8実施例ではテールロータ4
5がヘリコプタの胴体31の後部胴体の双胴体部の外側
に装着されていることを特徴とする方式である。図12
〜14においてテールロータ45は2個表示されている
が1個でも良く、スペースが許し必要性があれば3個以
上でもよく、またテールロータ45の装着位置は、比較
的後方位置となっているが、もっと前方位置に装着され
ていてもよい。
【0030】このようにできれば、テールロータ45を
駆動するための動力伝達装置、制御装置等が簡素化(短
くすることができる)できるので故障の発生が少く、重
量が軽量化でき、垂直尾翼33の構造、強度等の確保が
容易となり、スペースも少くてすみ、空力抵抗も減少で
き、したがってヘリコプタの高速性能(最高速度、巡航
速度等)、上昇性能(上昇率、上昇限界等)等の向上に
寄与できる。テールロータ45の上下方向位置を第1実
施例よりも低くすることができ、ヘリコプタの製造、修
理、点検等の作業がやり易くなり、コスト低減が可能と
なり、同時に作業の安全性の確保、向上に寄与できる。
【0031】以上の説明は図1〜3に示す第1実施例に
対する適用で説明してきたが、同様に、図4〜8に示す
第2〜第6実施例に対しても適用できる。図12〜14
では通常のテールロータ45の装着を示しているが、図
125に示すようなダクトつきテールロータを装着して
もよい。
【0032】第9実施例:この発明の第9実施例につい
て、図15〜17を参照しながら説明する。図15は本
第9実施例に係る横から見た図を、図16は本第9実施
例に係る上方から見た図を、図17は本第9実施例に係
る後方から見た断面図を示す。図1〜3に示す前述の第
1実施例ではテールロータ34が垂直尾翼33の先端部
に装着されていたが、本第9実施例では右舷側のテール
ロータ46がヘリコプタの胴体31の後部胴体の双胴体
部の外側に、左舷側のテールロータ46がヘリコプタの
胴体31の後部胴体の双胴体部の間に装着されているこ
とを特徴とする方式である。図15〜17では、それぞ
れ1つずつのテールロータ46が装着されている状態を
示しているが、それぞれ複数の場合でもよい。テールロ
ータ46の装着位置は比較的後方位置となっているが、
もっと前方位置に装着されていてもよい。
【0033】このようにできれば、前述の第7,8実施
例をミックスした機能、作用、効果、特徴等を有してい
ることとなる。
【0034】第10実施例:この発明の第10実施例に
ついて、図18〜20を参照しながら説明する。図18
は、本第10実施例に係る横から見た図を、図19は本
第10実施例に係る上方から見た図を、図20は本第1
0実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例では、テールロータ34が垂直尾
翼33の先端部に装着されていたが、本第10実施例で
は、左舷側のテールロータ47がヘリコプタの胴体31
の後部胴体の双胴体部の外側に、右舷側のテールロータ
47がヘリコプタの胴体31の後部胴体の双胴体部の間
に装着されていることを特徴とする方式で、前述の第9
実施例の右舷と左舷とが入れかわった方式である。
【0035】図18〜20では、それぞれ1つずつのテ
ールロータ46が装着されている状態を示しているが、
それぞれ複数の場合でもよい。テールロータ47の装着
位置は、比較的後方位置となっているが、もっと前方位
置に装着されていてもよい。本実施例は、前述の第7,
第8実施例をミックスした機能、作用、効果、特徴等を
有していることとなる。
【0036】第11実施例:この発明の第11実施例に
ついて、図21〜23を参照しながら説明する。図21
は本第11実施例に係る横から見た図を、図22は本第
11実施例に係る上方から見た図を、図23は本第11
実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に示
す前述の第1実施例では、水平尾翼32がヘリコプタの
胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に装着
されていたが、本第11実施例は、胴体31の後部胴体
のそれぞれの双胴体の外側に水平尾翼47を装着してい
ることを特徴とする方式である。
【0037】このように水平尾翼47がヘリコプタの胴
体31の後部胴体の双胴体の外側に装着されると、水平
尾翼47が前部胴体の後流から外へ出て水平尾翼47の
効きが増加して好都合となる。図21〜23ではテール
ロータ33が垂直尾翼33の先端部に装着されている
が、前述の第7〜10実施例のように胴体31の後部胴
体の双胴体の間または、外側に装着される場合でもよ
く、通常のテールロータでなく図125に示すようなダ
クトつきテールロータを装着してもよい。
【0038】第12実施例:この発明の第12実施例に
ついて、図24〜26を参照しながら説明する。図24
は本第12実施例に係る横から見た図を、図25は本第
12実施例に係る上方から見た図を、図26は本第12
実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に示
す前述の第1実施例では、水平尾翼32がヘリコプタの
胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に装着
されており、テールロータ34は垂直尾翼33の先端部
に装着されていたが、本第12実施例では、胴体31の
後部胴体のそれぞれの双胴体の外側に水平尾翼47を装
着し、その水平尾翼47の外側にそれぞれテールロータ
48を装着していることを特徴とする方式である。
【0039】図24〜26では、テールロータ48が2
個装着されている状態を示しているが、テールロータ4
8は1個でもよく、通常のテールロータ48の他に、図
125に示すようなダクトつきテールロータでもよい。
テールロータ48がヘリコプタの胴体31の前部胴体の
後流から外側へ出るので、テールロータ48の効きが良
好となり、好都合となる。
【0040】第13実施例:この発明の第13実施例に
ついて、図27〜29を参照しながら説明する。図27
は、本第13実施例に係る横から見た図を、図28は本
第13実施例に係る上方から見た図を、図29は本第1
3実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例では水平尾翼32が、ヘリコプタ
の胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に装
着されており、テールロータ34が垂直尾翼33の先端
部に装着されていたが、本第13実施例は、水平尾翼4
9を両方の垂直尾翼33の上端の間にさしわたし的に装
着し、テールロータ44を胴体31の後部胴体の双胴体
の間に装着していることを特徴とする方式である。
【0041】水平尾翼49が両方の垂直尾翼33の間に
さしわたし的に装着されているので、垂直尾翼33、水
平尾翼49ともお互いに他方を端板として使用して、互
いに効きを増加しており、好都合となっている。さらに
両方の垂直尾翼33が水平尾翼49を介して結合されて
いるので垂直尾翼33がしっかりした構造となってい
る。テールロータ44が胴体31の後部胴体の双胴体の
間に装着されているので、図9〜11で示した第7実施
例と同様の機能、作用、効果、特徴等を有している。
【0042】第14実施例:この発明の第14実施例に
ついて、図30〜32を参照しながら説明する。図30
は、本第14実施例に係る横から見た図を、図31は本
第14実施例に係る上方から見た図を、図32は本第1
4実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例では、水平尾翼32がヘリコプタ
の胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に装
着されており、テールロータ34が垂直尾翼33の先端
部に装着されていたが、本第14実施例は、水平尾翼4
9を両方の垂直尾翼33の間にさしわたし的に装着し、
テールロータ45を胴体31の後部胴体の双胴体の外側
に装着していることを特徴とする方式である。
【0043】水平尾翼49と垂直尾翼33の関係におい
ては、前述の図27〜29に示す第13実施例の所で述
べたことと同様であり、テールロータ45については前
述の図12〜14に示す第8実施例と同様の機能、作
用、効果、特徴等を有している。
【0044】第15実施例:この発明の第15実施例に
ついて、図33〜35を参照しながら説明する。図33
は、本第15実施例に係る横から見た図を、図34は本
第15実施例に係る上方から見た図を、図35は本第1
5実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例では、水平尾翼32がヘリコプタ
の胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に装
着されており、テールロータ34が垂直尾翼33の先端
部に装着されていたが、本第15実施例では、水平尾翼
49を両方の垂直尾翼33の間にさしわたし的に装着
し、右舷側のテールロータ46を双胴体の外側に、左舷
側のテールロータ46を双胴体の間に装着していること
を特徴とする方式である。
【0045】水平尾翼49と垂直尾翼33の関係におい
ては、前述の図27〜29に示す第13実施例の所で述
べたことと同様である。テールロータ46については、
前述の図15〜17に示す第9実施例と同様の機能、作
用、効果、特徴等を有している。
【0046】第16実施例:この発明の第16実施例に
ついて、図36〜38を参照しながら説明する。図36
は、本第16実施例に係る横から見た図を、図37は本
第16実施例に係る上方から見た図を、図38は本第1
6実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例では、水平尾翼32が、ヘリコプ
タの胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に
装着されており、テールロータ34が垂直尾翼33の先
端部に装着されていたが、本第16実施例では、水平尾
翼49を両方の垂直尾翼33の間にさしわたし的に装着
し、左舷側のテールロータ47を双胴体の外側に、右舷
側のテールロータ47を双胴体の間に装着していること
を特徴とする方式である。
【0047】水平尾翼49と垂直尾翼33の関係におい
ては、前述の図27〜29に示す第13実施例の所で述
べたことと同様である。テールロータ47については前
述の図18〜20に示す第10実施例と同様の機能、作
用、効果、特徴等を有している。
【0048】第17実施例:この発明の第17実施例に
ついて、図39〜41を参照しながら説明する。図39
は、本第17実施例に係る横から見た図を、図40は、
本第17実施例に係る上方から見た図を、図41は本第
17実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3
に示す前述の第1実施例では、水平尾翼32が、ヘリコ
プタの胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的
に装着されており、垂直尾翼33は双胴体のそれぞれに
1個ずつ装着されており、テールロータ34は垂直尾翼
33の先端部に装着されていた。本第17実施例では、
垂直尾翼と水平尾翼を1体にしたような逆V字形をして
いる尾翼50を双胴体の上部に装着し、テールロータ4
4を双胴体の間に装着していることを特徴とする方式で
ある。
【0049】双胴体および尾翼50とで三角形を形成
し、安定した構造とすることができる。テールロータ4
4が胴体31の後部胴体の双胴体の間に装着されている
ので、図9〜11で示した第7実施例と同様の機能、作
用、効果、特徴等を有している。
【0050】第18実施例:この発明の第18実施例に
ついて、図42〜44を参照しながら説明する。図42
は、本第18実施例に係る横から見た図を、図43は、
本第18実施例に係る上方から見た図を、図44は本第
18実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3
に示す前述の第1実施例では、水平尾翼32がヘリコプ
タの胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に
装着されており、垂直尾翼33は双胴体のそれぞれに1
個ずつ装着されており、テールロータ34は垂直尾翼3
3の先端部に装着されていた。本第18実施例は、垂直
尾翼と水平尾翼を1体にしたような逆V字形をしている
尾翼50を双胴体の上部に装着し、テールロータ45を
双胴体の外側に装着していることを特徴とする方式であ
る。
【0051】尾翼50については、前述の第17実施例
と同様である。テールロータ45が胴体31の後部胴体
の双胴体の外側に装着されているので、図12〜14で
示した第8実施例と同様の機能、作用、効果、特徴等を
有している。
【0052】第19実施例:この発明の第19実施例に
ついて、図45〜47を参照しながら説明する。図45
は、本第19実施例に係る横から見た図を、図46は、
本第19実施例に係る上方から見た図を、図47は本第
19実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3
に示す前述の第1実施例では、水平尾翼32がヘリコプ
タの胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に
装着されており、垂直尾翼33は、双胴体のそれぞれに
1個ずつ装着されており、テールロータ34は垂直尾翼
33の先端部に装着されていた。本第19実施例では、
垂直尾翼と水平尾翼を1体にしたような逆V字形をして
いる尾翼50を双胴体の上部に装着し、右舷側のテール
ロータ46を双胴体の外側に、左舷側のテールロータ4
6を双胴体の間に装着していることを特徴とする方式で
ある。
【0053】尾翼50については、前述の第17実施例
と同様である。テールロータ46については、図15〜
17で示した第9実施例と同様の機能、作用、効果、特
徴等を有している。
【0054】第20実施例:この発明の第20実施例に
ついて、図48〜50を参照しながら説明する。図48
は、本第20実施例に係る横から見た図を、図49は本
第20実施例に係る上方から見た図を、図50は本第2
0実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例では、水平尾翼32が、ヘリコプ
タの胴体31の後部胴体の双胴体の間にさしわたし的に
装着されており、垂直尾翼33は双胴体のそれぞれに1
個ずつ装着されており、テールロータ34は垂直尾翼3
3の先端部に装着されていた。本第20実施例は、垂直
尾翼と水平尾翼を1体にしたような逆V字形をしている
尾翼50を双胴体の上部に装着し、左舷側のテールロー
タ47を双胴体の外側に、右舷側のテールロータ47を
双胴体の間に装着していることを特徴とする方式であ
る。
【0055】尾翼50については、前述の第17実施例
と同様である。テールロータ47については、図18〜
20で示した第10実施例と同様の機能、作用、効果、
特徴等を有している。
【0056】第21実施例:この発明の第21実施例に
ついて、図51〜53を参照しながら説明する。図51
は、本第21実施例に係る横から見た図を、図52は、
本第21実施例に係る上方から見た図を、図53は本第
21実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3
に示す前述の第1実施例では、水平尾翼32が胴体31
の後部胴体の双胴体の後端部に双胴体の間にさしわたし
的に装着されており、垂直尾翼33は双胴体のそれぞれ
に1個ずつ装着されており、テールロータ34は垂直尾
翼33の先端部に装着されていた。本第21実施例は、
水平尾翼51を図1〜3に示す第1実施例よりも前方に
位置させ、テールロータ44を胴体31の後部胴体の双
胴体の間に装着していることを特徴とする方式である。
【0057】テールロータ44については、図9〜11
で示す第7実施例と同様の機能、作用、効果、特徴等を
有している。図51〜53において、テールロータ44
は胴体31の後端部に位置しているが、もっと前方に位
置していてもよい。
【0058】第22実施例:この発明の第22実施例に
ついて、図54〜56を参照しながら説明する。図54
は、本第22実施例に係る横から見た図を、図55は本
第22実施例に係る上方から見た図を、図56は本第2
2実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例では、水平尾翼32が胴体31の
後部胴体の双胴体の後端部に双胴体の間にさしわたし的
に装着されており、垂直尾翼33は双胴体のそれぞれに
1個ずつ装着されており、テールロータ34は垂直尾翼
33の先端部に装着されていた。本第22実施例は、水
平尾翼51を図1〜3に示す第1実施例よりも前方に位
置させ、テールロータ45を胴体31の後部胴体の双胴
体の外側に装着していることを特徴とする方式である。
【0059】テールロータ45については、前述の図1
2〜14で示す第8実施例と同様の機能、作用、効果、
特徴等を有している。図54〜56において、テールロ
ータ45は胴体31の後端部に位置しているが、もっと
前方に位置していてもよい。
【0060】第23実施例:この発明の第23実施例に
ついて、図57〜59を参照しながら説明する。図57
は、本第23実施例に係る横から見た図を、図58は本
第23実施例に係る上方から見た図を、図59は本第2
3実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例では、水平尾翼32が胴体31の
後部胴体の双胴体の後端部に双胴体の間にさしわたし的
に装着されており、垂直尾翼33は双胴体のそれぞれに
1個ずつ装着されており、テールロータ34は垂直尾翼
33の先端部に装着されていた。本第23実施例は、水
平尾翼51を図1〜3に示す第1実施例よりも前方に位
置させ、右舷側のテールロータ46を双胴体の外側に、
左舷側のテールロータ46を双胴体の間に装着している
ことを特徴とする方式である。
【0061】テールロータ46については、前述の図1
5〜17で示す第9実施例と同様の機能、作用、効果、
特徴等を有している。図57〜59において、テールロ
ータ46は胴体31の後端部に位置しているが、もっと
前方に位置していてもよい。
【0062】第24実施例:この発明の第24実施例に
ついて、図60〜62を参照しながら説明する。図60
は、本第24実施例に係る横から見た図を、図61は本
第24実施例に係る上方から見た図を、図62は、本第
24実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3
に示す前述の第1実施例では、水平尾翼32が胴体31
の後部胴体の双胴体の後端部に双胴体の間にさしわたし
的に装着されており、垂直尾翼33は双胴体のそれぞれ
に1個ずつ装着されており、テールロータ34は垂直尾
翼33の先端部に装着されていた。本第24実施例は、
水平尾翼51を図1〜3に示す第1実施例よりも前方に
位置させ、左舷側のテールロータ47を双胴体の外側
に、右舷側のテールロータ47を双胴体の間に装着して
いることを特徴とする方式である。
【0063】テールロータ47については、前述の図1
8〜20で示す第10実施例と同様の機能、作用、効
果、特徴等を有している。図60〜62において、テー
ルロータ47は胴体31の後端部に位置しているが、も
っと前方に位置していてもよい。
【0064】第25実施例:この発明の第25実施例に
ついて、図63〜65を参照しながら説明する。図63
は、本第25実施例に係る横から見た図を、図64は、
本第25実施例に係る上方から見た図を、図65は本第
25実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3
に示す前述の第1実施例にさらに加えて、胴体31の後
部胴体の双胴体の分かれ部にプロペラ回転軸53を介し
て、プロペラ52を1個装着していることを特徴とする
方式である。
【0065】このようにすれば、第1実施例で述べたこ
とにプラスして、次のような機能、作用、効果、特徴等
が得られる。すなわち、プロペラ52がヘリコプタを推
進することに寄与でき、さらにプロペラ52の回転によ
って胴体31の後部胴体の双胴体部の空力抵抗を減少す
ることが可能となり、ヘリコプタの高速性能(最高速
度、巡航速度等)、上昇性能(上昇率、上昇限界等)等
の向上に寄与できる。本第25実施例は、図1〜3に示
す第1実施例と同様に、図4〜8に示す第2〜6実施例
に対しても適用できる。
【0066】第26実施例:この発明の第26実施例に
ついて、図66〜68を参照しながら説明する。図66
は、本第26実施例に係る横から見た図を、図67は、
本第26実施例に係る上方から見た図を、図68は本第
26実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3
に示す前述の第1実施例にさらに加えて、胴体31の後
部胴体の双胴体の間の水平尾翼32の前縁部に、プロペ
ラ回転軸54を介して、プロペラ70を1個装着してい
ることを特徴とする方式である。
【0067】このようにすれば第1実施例で述べたこと
にプラスして、第25実施例で述べたことと同様な機
能、作用、効果、特徴等が得られる。本第26実施例
は、図1〜3に示す第1実施例と同様に、図4〜8に示
す第2〜6実施例に対しても同様に適用できる。
【0068】第27実施例:この発明の第27実施例に
ついて、図69〜71を参照しながら説明する。図69
は、本第27実施例に係る横から見た図を、図70は、
本第27実施例に係る上方から見た図を、図71は本第
27実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3
に示す前述の第1実施例にさらに加えて、胴体31の後
部胴体の双胴体の間の後端部に位置し、水平尾翼32の
後縁部にプロペラ回転軸56を介して、プロペラ55を
1個装着していることを特徴とする方式である。
【0069】このようにすれば第1実施例で述べたこと
にプラスして、第25実施例で述べたことと同様な機
能、作用、効果、特徴等が得られる。本第27実施例
は、図1〜3に示す第1実施例と同様に、図4〜8に示
す第2〜6実施例に対しても適用できる。
【0070】第28実施例:この発明の第28実施例に
ついて、図72〜74を参照しながら説明する。図72
は本第28実施例に係る横から見た図を、図73は、本
第28実施例に係る上方から見た図を、図74は本第2
8実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例にさらに加えて、胴体31の後部
胴体の双胴体の後端部にプロペラ回転軸58を介して、
プロペラ57を2個装着していることを特徴とする方式
である。
【0071】このようにすれば第1実施例で述べたこと
にプラスして、第25実施例で述べたことと同様な機
能、作用、効果、特徴等が得られる。本第28実施例
は、図1〜3に示す第1実施例と同様に、図4〜8に示
す第2〜6実施例に対しても適用できる。また図72〜
74ではプロペラ57を2個示しているがプロペラ57
が1個の場合でもよい。
【0072】第29実施例:この発明の第29実施例に
ついて、図75〜77を参照しながら説明する。図75
は、本第29実施例に係る横から見た図を、図76は本
第29実施例に係る上方から見た図を、図77は本第2
9実施例に係る後方から見た断面図を示す。図1〜3に
示す前述の第1実施例にさらに加えて、胴体31の後部
胴体の双胴体の外側に支持部61を設けて、プロペラ回
転軸60を介してプロペラ59を2個装着していること
を特徴とする方式である。
【0073】このようにすれば第1実施例で述べたこと
にプラスして、第25実施例で述べたことと同様な機
能、作用、効果、特徴等が得られる。本第29実施例
は、図1〜3に示す第1実施例と同様に、図4〜8に示
す第2〜6実施例に対しても適用できる。また図75〜
77でプロペラ59が2個の場合を示しているが、プロ
ペラ59が1個の場合でもよい。またプロペラ59に加
えて図125に示すようなダクテッドプロペラを装着し
てもよい。このようにすればより大きな推力が得られ好
都合である。
【0074】第30実施例:この発明の第30実施例に
ついて、図78〜80を参照しながら説明する。図78
は、本第30実施例に係る横から見た図を、図79は本
第30実施例に係る上方から見た図を、図80は本第3
0実施例に係る後方から見た断面図を示す。図63〜6
5に示す第25実施例おいては、胴体31の後部胴体の
双胴体の分かれ部にプロペラ回転軸53を介して、プロ
ペラ52が装着されていた。本第30実施例では、前述
の第25実施例のプロペラ52に替えて、ダクテッドプ
ロペラ回転軸63を介して、ダクテッドプロペラ62を
装着していることを特徴とする方式である。
【0075】図126に示すように、ダクテッドプロペ
ラはダクトのないプロペラに比して、同一寸法ならば、
約1.5倍以上の推力が得られ、推力を同じとすると、
寸法を約0.7以下にすることができ、ヘリコプタの高
速性能(最高速度、巡航速度等)、上昇性能(上昇率、
上昇限界等)等の向上に寄与できる。以上は胴体31に
対する説明であったが、同様に図4〜8に示す胴体3
5,37,39,41,43に対しても適用できる。さ
らにダクトがプロペラと物とがぶつかることを防ぐこと
に寄与して安全性向上が可能となる。
【0076】第31実施例:この発明の第31実施例に
ついて、図81〜83を参照しながら説明する。図81
は、本第31実施例に係る横から見た図を、図82は本
第31実施例に係る上方から見た図を、図83は本第3
1実施例に係る後方から見た断面図を示す。図66〜6
8に示す第26実施例おいては、胴体31の後部胴体の
双胴体の間の水平尾翼32の前縁部にプロペラ回転軸5
4を介して、プロペラ70が装着されていた。本第31
実施例では前述の第26実施例のプロペラ70に替え
て、ダクテッドプロペラ回転軸65を介して、ダクテッ
ドプロペラ64を装着していることを特徴とする方式で
ある。
【0077】図126に示すように、ダクテッドプロペ
ラは、ダクトのないプロペラに比して同一寸法ならば約
1.5倍以上の推力が得られ、推力を同じとすると、寸
法を約0.7以下にすることができ、ヘリコプタの高速
性能(最高速度、巡航速度等)、上昇性能(上昇率、上
昇限度等)等の向上に寄与できる。以上は胴体31に対
する説明であったが、同様に図4〜8に示す胴体35,
37,39,41,43に対しても適用できる。さらに
ダクトがプロペラと物とがぶつかることを防ぐことに寄
与して安全性向上が可能となる。
【0078】第32実施例:この発明の第32実施例に
ついて、図84〜86を参照しながら説明する。図84
は、本第32実施例に係る横から見た図を、図85は本
第32実施例に係る上方から見た図を、図86は本第3
2実施例に係る後方から見た断面図を示す。図69〜7
1に示す第27実施例おいては、胴体31の後部胴体の
双胴体の間の水平尾翼32の後縁部にプロペラ回転軸5
6を介して、プロペラ55が装着されていた。本第32
実施例では、前述の第27実施例のプロペラ55に替え
て、ダクテッドプロペラ回転軸67を介して、ダクテッ
ドプロペラ66を装着していることを特徴とする方式で
ある。
【0079】このようにすれば、第30,31実施例で
述べたのと同様な機能、作用、効果、特徴等が得られ
る。
【0080】第33実施例:この発明の第33実施例に
ついて、図87〜89を参照しながら説明する。図87
は、本第33実施例に係る横から見た図を、図88は本
第33実施例に係る上方から見た図を、図89は本第3
3実施例に係る後方から見た断面図を示す。図72〜7
4に示す第28実施例おいては、胴体31の後部胴体の
双胴体の後端部にプロペラ回転軸58を介して、プロペ
ラ57を2個装着していた。本第33実施例では前述の
第28実施例のプロペラ57に替えて、ダクテッドプロ
ペラ回転軸69を介して、ダクテッドプロペラ68を2
個装着していることを特徴とする方式である。
【0081】ダクテッドプロペラ68が1個の場合でも
よい。このようにすれば、第30、31実施例で述べた
のと同様な機能、作用、効果、特徴等が得られる。特に
ダクトがプロペラと物とがぶつかることを防ぐことに寄
与して、安全性向上が可能となる。
【0082】第34実施例:この発明の第34実施例に
ついて、図90〜92を参照しながら説明する。図90
は、本第34実施例に係る横から見た図を、図91は本
第34実施例に係る上方から見た図を、図92は本第3
4実施例に係る後方から見た断面図を示す。本第34実
施例は前述の図63〜65に示す第25実施例と図66
〜68に示す第26実施例とを組合せたものに相当し、
胴体31の後部胴体の双胴体の分かれ部にプロペラ回転
軸53を介してプロペラ52を、後部胴体の双胴体の間
の水平尾翼32の前縁部にプロペラ回転軸54を介して
プロペラ70を装着していることを特徴とする方式であ
る。
【0083】本実施例は、したがって前述の第25実施
例と第26実施例との機能、作用、効果、特徴等を合せ
有することとなる。またプロペラ52に替えて、ダクテ
ッドプロペラ62を、プロペラ70に替えてダクテッド
プロペラ65を装着してもよく、プロペラとダクテッド
プロペラがミックス(一方がプロペラで他方がダクテッ
ドプロペラの組合せ)された状態でもよい。ダクテッド
プロペラ62,65が装着されると図126に示すよう
に推力が増加でき好都合となる。前述の第30,31実
施例のとおりである。以上の説明は胴体31に対する説
明であったが、同様に図4〜8に示す胴体35,37,
39,41,43等に対しても適用できる。
【0084】第35実施例:この発明の第35実施例に
ついて、図93〜95を参照しながら説明する。図93
は、本第35実施例に係る横から見た図を、図94は、
本第35実施例に係る上方から見た図を、図95は本第
35実施例に係る後方から見た断面図を示す。本第35
実施例は前述の図63〜65に示す第25実施例と図6
9〜71に示す第27実施例とを組合せたものに相当
し、胴体31の後部胴体の双胴体の分かれ部にプロペラ
回転軸53を介して、プロペラ52を、後部胴体の双胴
体の間の水平尾翼32の前縁部にプロペラ回転軸56を
介してプロペラ55を装着していることを特徴とする方
式である。
【0085】本実施例は、したがって前述の第25実施
例と第27実施例との機能、作用、効果、特徴等を合せ
有することとなる。またプロペラ52に替えて、ダクテ
ッドプロペラ62を、プロペラ55に替えてダクテッド
プロペラ66を装着してもよく、プロペラとダクテッド
プロペラがミックス(一方がプロペラで他方がダクテッ
ドプロペラの組合せ)された状態でもよい。ダクテッド
プロペラ62,66等が装着されると図126に示すよ
うに推力が増加でき好都合となる。前述の第30,32
実施例のとおりである。以上の説明は胴体31に対する
説明であったが、同様に図4〜8に示す胴体35,3
7,39,41,43に対しても適用できる。
【0086】第36実施例:この発明の第36実施例に
ついて、図96〜98を参照しながら説明する。図96
は、本第36実施例に係る横から見た図を、図97は本
第36実施例に係る上方から見た図を、図98は本第3
6実施例に係る後方から見た断面図を示す。本第36実
施例は、前述の図66〜68に示す第26実施例と図6
9〜71に示す第27実施例とを組合せたものに相当
し、胴体31の後部胴体の双胴体の間の水平尾翼32の
前縁部にプロペラ回転軸54を介してプロペラ70を、
水平尾翼32の後縁部にプロペラ回転軸56を介してプ
ロペラ55を装着していることを特徴とする方式であ
る。
【0087】本実施例は、したがって前述の第26実施
例と第27実施例との機能、作用、効果、特徴等を合せ
有することとなる。またプロペラ70に替えてダクテッ
ドプロペラ64、プロペラ55に替えてダクテッドプロ
ペラ66を装着してもよく、プロペラとダクテッドプロ
ペラがミックス(一方がプロペラで他方がダクテッドプ
ロペラの組合せ)された状態でもよい。ダクテッドプロ
ペラ64,66等が装着されると、図126に示すよう
に推力が増加でき好都合となる。前述の第31,32実
施例のとおりである。以上の説明は、胴体31に対する
説明であったが、同様に図4〜8に示す胴体35,3
7,39,41,43等に対しても適用できる。
【0088】第37実施例:この発明の第37実施例に
ついて、図99〜101を参照しながら説明する。図9
9は、本第37実施例に係る横から見た図を、図100
は、本第37実施例に係る上方から見た図を、図101
は、本第37実施例に係る後方から見た断面図を示す。
本第37実施例は、前述の図63〜65に示す第25実
施例と図66〜68に示す第26実施例と図69〜71
に示す第27実施例とを組合せたものに相当し、胴体3
1の後部胴体の双胴体の分かれ部にプロペラ回転軸53
を介してプロペラ52を、後部胴体の双胴体の間の水平
尾翼32の前縁部にプロペラ回転軸54を介してプロペ
ラ70を、水平尾翼32の後縁部にプロペラ回転軸56
を介してプロペラ55を装着していることを特徴とする
方式である。
【0089】本実施例は、したがって前述の第25,2
6,27実施例の機能、作用、効果、特徴等を合せ有す
ることとなる。またプロペラ52に替えて、ダクテッド
プロペラ62を、プロペラ70に替えてダクテッドプロ
ペラ64を、プロペラ55に替えてダクテッドプロペラ
66を装着してもよく、プロペラとダクテッドプロペラ
がミックス(一つがプロペラで他の二つがダクテッドプ
ロペラとか、二つがプロペラで他の一つがダクテッドプ
ロペラの組合せ等)された状態でもよい。ダクテッドプ
ロペラ62,64,66等が装着されると図126に示
すように推力が増加でき、好都合となる。前述の第3
0,31,32実施例と同様の機能、作用、効果、特徴
等を有している。以上の説明は胴体31に対する説明で
あったが、同様に図4〜8に示す胴体35,37,3
9,41,43等に対しても適用できる。
【0090】第38実施例:この発明の第38実施例に
ついて、図102〜104を参照しながら説明する。図
102は、本第38実施例に係る横から見た図を、図1
03は本第38実施例に係る上方から見た図を、図10
4は本第38実施例に係る後方から見た断面図を示す。
本第38実施例は、前述の図63〜65に示す第25実
施例と図72〜74に示す第28実施例とを組合せたも
のに相当し、胴体31の後部胴体の双胴体の分かれ部に
プロペラ回転軸53を介してプロペラ52を、後部胴体
の双胴体の後端部にプロペラ回転軸58を介してプロペ
ラ57を装着していることを特徴とする方式である。
【0091】本第38実施例は、したがって前述の第2
5,28実施例の機能、作用、効果、特徴等を合せ有す
ることとなる。図102〜104において、プロペラ5
7は2個装着している状態を示しているが1個の場合で
もよい。またプロペラ52に替えてダクテッドプロペラ
62を、プロペラ57に替えてダクテッドプロペラ68
を装着してもよく、プロペラとダクテッドプロペラがミ
ックス(一つがプロペラで他がダクテッドプロペラの組
合せ等)された状態でもよい。ダクテッドプロペラ6
2,68等が装着されると図126に示すように推力が
増加でき、好都合となる。前述の第30,33実施例と
同様の機能、作用、効果、特徴等を有している。
【0092】第39実施例:この発明の第39実施例に
ついて、図105〜107を参照しながら説明する。図
105は、本第39実施例に係る横から見た図を、図1
06は、本第39実施例に係る上方から見た図を、図1
07は本第39実施例に係る後方から見た断面図を示
す。本第39実施例は、前述の図66〜68に示す第2
6実施例と図72〜74に示す第28実施例とを組合せ
たものに相当し、胴体31の後部胴体の双胴体の間の水
平尾翼32の前縁部にプロペラ回転軸54を介してプロ
ペラ70を、後部胴体の双胴体の後端部にプロペラ回転
軸58を介してプロペラ57を装着していることを特徴
とする方式である。
【0093】したがって本第39実施例は、前述の第2
6,28実施例の機能、作用、効果、特徴等を合せ有す
ることとなる。図105〜107においてプロペラ57
は2個装着している状態を示しているが1個の場合でも
よい。またプロペラ70に替えてダクテッドプロペラ6
5を、プロペラ57に替えてダクテッドプロペラ68を
装着してもよく、プロペラとダクテッドプロペラがミッ
クス(一つがプロペラで他がダクテッドプロペラの組合
せ等)された状態でもよい。ダクテッドプロペラ65,
68等が装着されると図126に示すように推力が増加
でき好都合となる。前述の第31,33実施例と同様の
機能、作用、効果、特徴等を有している。
【0094】第40実施例:この発明の第40実施例に
ついて、図108〜110を参照しながら説明する。図
108は、本第40実施例に係る横から見た図を、図1
09は、本第40実施例に係る上方から見た図を、図1
10は、本第40実施例に係る後方から見た断面図を示
す。本第40実施例は、前述の図69〜71に示す第2
7実施例と図72〜74に示す第28実施例とを組合せ
たものに相当し、胴体31の後部胴体の双胴体の間の水
平尾翼32の後縁部にプロペラ回転軸56を介してプロ
ペラ55を、後部胴体の双胴体の後端部にプロペラ回転
軸58を介してプロペラ57を装着していることを特徴
とする方式である。
【0095】したがって本第40実施例は、前述の第2
7,28実施例の機能、作用、効果、特徴等を合せ有す
ることとなる。図108〜110において、プロペラ5
7は2個装着している状態を示しているが1個の場合で
もよい。またプロペラ55に替えてダクテッドプロペラ
66を、プロペラ57に替えてダクテッドプロペラ68
を装着してもよく、プロペラとダクテッドプロペラがミ
ックス(一つがプロペラで他がダクテッドプロペラの組
合せ等)された状態でもよい。ダクテッドプロペラ6
6,68等が装着されると図126に示すように推力が
増加でき好都合となる。前述の第32,33実施例と同
様の機能、作用、効果、特徴等を有している。
【0096】第41実施例:この発明の第41実施例に
ついて、図111〜113を参照しながら説明する。図
111は、本第41実施例に係る横から見た図を、図1
12は、本第41実施例に係る上方から見た図を、図1
13は本第41実施例に係る後方から見た断面図を示
す。本第41実施例は、前述の図63〜65に示す第2
5実施例と、図69〜71に示す第27実施例と、図7
2〜74に示す第28実施例とを組合せたものに相当
し、胴体31の後部胴体の双胴体の分かれ部にプロペラ
回転軸53を介してプロペラ52を、胴体31の後部胴
体の双胴体の間の水平尾翼32の後縁部にプロペラ回転
軸56を介してプロペラ55を、後部胴体の双胴体の後
端部にプロペラ回転軸58を介してプロペラ57を装着
していることを特徴とする方式である。
【0097】したがって本第41実施例は、前述の第2
5,27,28実施例の機能、作用、効果、特徴等を合
せ有することとなる。図111〜113において、プロ
ペラ57は2個装着している状態を示しているが1個の
場合でもよい。またプロペラ52に替えてダクテッドプ
ロペラ62を、プロペラ55に替えてダクテッドプロペ
ラ66を、プロペラ57に替えてダクテッドプロペラ6
8を装着してもよく、プロペラとダクテッドプロペラが
ミックス(一つがプロペラで他がダクテッドプロペラの
組合せ等)された状態でもよい。ダクテッドプロペラ6
2,66,68等が装着されると図126に示すように
推力が増加でき好都合となる。前述の第30,32,3
3実施例と同様の機能、作用、効果、特徴等を有してい
る。
【0098】第42実施例:この発明の第42実施例に
ついて、図114〜116を参照しながら説明する。図
114は、本第42実施例に係る横から見た図を、図1
15は、本第42実施例に係る上方から見た図を、図1
16は本第42実施例に係る後方から見た断面図を示
す。本第42実施例は、前述の図63〜65に示す第2
5実施例と、図66〜68に示す第26実施例と、図7
2〜74に示す第28実施例とを組合せたものに相当
し、胴体31の後部胴体の双胴体の分かれ部にプロペラ
回転軸53を介してプロペラ52を、胴体31の後部胴
体の双胴体の間の水平尾翼32の後縁部にプロペラ回転
軸54を介してプロペラ70を、後部胴体の双胴体の後
端部にプロペラ回転軸58を介してプロペラ57を装着
していることを特徴とする方式である。
【0099】したがって本第42実施例は、前述の第2
5,27,28実施例の機能、作用、効果、特徴等を合
せ有することとなる。図114〜116において、プロ
ペラ57は2個装着している状態を示しているが1個の
場合でもよい。またプロペラ52に替えてダクテッドプ
ロペラ62を、プロペラ70に替えてダクテッドプロペ
ラ64を、プロペラ57に替えてダクテッドプロペラ6
8を装着してもよく、プロペラとダクテッドプロペラが
ミックス(一つがプロペラで他がダクテッドプロペラの
組合せ等)された状態でもよい。ダクテッドプロペラ6
2,64,68等が装着されると図126に示すように
推力が増加でき、好都合となる。前述の第30,32,
33実施例と同様の機能、作用、効果、特徴等を有して
いる。
【0100】第43実施例:この発明の第43実施例に
ついて、図117〜119を参照しながら説明する。図
117は、本第43実施例に係る横から見た図を、図1
18は、本第43実施例に係る上方から見た図を、図1
19は本第43実施例に係る後方から見た断面図を示
す。本第43実施例は、前述の図66〜68に示す第2
6実施例と、図69〜71に示す第27実施例と、図7
2〜74に示す第28実施例とを組合せたものに相当
し、胴体31の後部胴体の双胴体の間の水平尾翼32の
前縁部にプロペラ回転軸54を介してプロペラ70を、
水平尾翼32の後縁部にプロペラ回転軸56を介してプ
ロペラ55を胴体31の後部胴体の双胴体の後端部にプ
ロペラ回転軸58を介してプロペラ57を装着している
ことを特徴とする方式である。
【0101】したがって本第43実施例は、前述の第2
6,27,28実施例の機能、作用、効果、特徴等を合
せ有することとなる。図117〜119において、プロ
ペラ57は2個装着している状態を示しているが1個の
場合でもよい。またプロペラ70に替えて、ダクテッド
プロペラ64を、プロペラ55に替えてダクテッドプロ
ペラ66、プロペラ57に替えてダクテッドプロペラ6
8を装着してもよく、プロペラとダクテッドプロペラが
ミックス(一つがプロペラで他がダクテッドプロペラの
組合せ等)された状態でもよい。ダクテッドプロペラ6
4,66,68等が装着されると図126に示すように
推力が増加でき、好都合となる。前述の第31,32,
33実施例と同様の機能、作用、効果、特徴等を有して
いる。
【0102】第44実施例:この発明の第44実施例に
ついて、図120〜122を参照しながら説明する。図
120は、本第44実施例に係る横から見た図を、図1
21は、本第44実施例に係る上方から見た図を、図1
22は本第44実施例に係る後方から見た断面図を示
す。本第44実施例は、前述の図63〜65に示す第2
5実施例と、図66〜68に示す第26実施例と、図6
9〜71に示す第27実施例と、図72〜74に示す第
28実施例とを組合せたものに相当し、胴体31の後部
胴体の双胴体の分かれ部にプロペラ回転軸53を介し
て、プロペラ52を、胴体31の後部胴体の双胴体の間
の水平尾翼32の前縁部にプロペラ回転軸54を介して
プロペラ70を、水平尾翼32の後縁部にプロペラ回転
軸56を介してプロペラ55を、胴体31の後部胴体の
双胴体の後端部にプロペラ回転軸58を介してプロペラ
57を装着していることを特徴とする方式である。
【0103】したがって本第44実施例は、前述の第2
5,26,27,28実施例の機能、作用、効果、特徴
等を合せ有することとなる。図120〜122におい
て、プロペラ57は2個装着している状態を示している
が、1個の場合でもよい。またプロペラ52に替えて、
ダクテッドプロペラ62を、プロペラ70に替えてダク
テッドプロペラ64を、プロペラ55に替えてダクテッ
ドプロペラ66を、プロペラ57に替えてダクテッドプ
ロペラ68を装着してもよく、プロペラとダクテッドプ
ロペラがミックス(一つがプロペラで他がダクテッドプ
ロペラの組合せ等)された状態でもよい。ダクテッドプ
ロペラ62,64,66,68等が装着されると図12
6に示すように推力が増加でき好都合となる。前述の第
30,31,32,33実施例と同様の機能、作用、効
果、特徴等を有している。プロペラまたはダクテッドプ
ロペラの個数が増加する程、ヘリコプタの高速性能(最
高速度、巡航速度等)、上昇性能(上昇率、上昇限界
等)等の向上に対する寄与が大きくなる。
【0104】第45実施例:この発明の第45実施例に
ついて、図139〜141を参照しながら説明する。図
139は、本第45実施例に係る横から見た図を、図1
40は、本第45実施例に係る上方から見た図を、図1
41は、本第45実施例に係る後方から見た断面図を示
す。本第45実施例は、前述の図63〜65に示す第2
5実施例と、図66〜68に示す第26実施例と、図6
9〜71に示す第27実施例と、図72〜74に示す第
28実施例と、図75〜77に示す第29実施例とを組
合せたものに相当し、胴体31の後部胴体の双胴体の分
かれ部にプロペラ回転軸53を介してプロペラ52を、
胴体31の後部胴体の双胴体の間の水平尾翼32の前縁
部にプロペラ回転軸54を介して、プロペラ70を、水
平尾翼32の後縁部にプロペラ回転軸56を介してプロ
ペラ55を、胴体31の後部胴体の双胴体の後端部にプ
ロペラ回転58を介してプロペラ57を、双胴体31の
後部胴体の双胴体の横部に支持部61をとりつけこれに
プロペラ回転軸60を介してプロペラ59を装着してい
ることを特徴とする方式である。
【0105】したがって本第45実施例は、前述の第2
5,26,27,28,29実施例の機能、作用、効
果、特徴等を合せ有することとなる。図139〜141
において、プロペラ57、プロペラ59はそれぞれ2個
ずつ装着している状態を示しているが、1個の場合でも
よい。またプロペラ52に替えて、ダクテッドプロペラ
62を、プロペラ70に替えてダクテッドプロペラ64
を、プロペラ55に替えてダクテッドプロペラ66を、
プロペラ57に替えてダクテッドプロペラ68を、プロ
ペラ59に替えてダクトつきプロペラを装着してもよ
く、プロペラとダクテッドプロペラがミックス(一つが
プロペラで他がダクテッドプロペラの組合せ等)された
状態でもよい。ダクテッドプロペラ62,64,66,
68等が装着されると図126に示すように推力が増加
でき好都合となる。前述の第30,31,32,33,
29実施例と同様の機能、作用、効果、特徴等を有して
いる。第44実施例の所で説明したように、プロペラま
たはダクテッドプロペラの個数が増加する程ヘリコプタ
の高速性能(最高速度、巡航速度等)、上昇性能(上昇
率、上昇限界等)等の向上に対する寄与が大きくなる。
【0106】第46実施例:この発明の第46実施例に
ついて、図123を参照しながら説明する。図123は
本第46実施例に係る上方から見た図を示す。前述の図
72〜74に示す第28実施例において、右舷側のプロ
ペラの推力大71とし、左舷側のプロペラ推力小72と
して重心12まわりに推力差による偏揺れモーメント7
3を形成して、ロータ2の回転によって発生するロータ
トルク10を打ち消すことを特徴とする方式である。
【0107】このようにすると、第28実施例のテール
ロータ34が不要となり、あるいは、少くとも第28実
施例のテールロータ34より小さいテールロータ84で
十分となり、空力抵抗の減少、重量軽減、機構の簡素化
等のメリットがはかれる。
【0108】第47実施例:この発明の第47実施例に
ついて、図124を参照しながら説明する。図124
は、本第47実施例に係る上方から見た図を示す。前述
の図75〜77に示す第29実施例において、右舷側の
プロペラの推力大71とし、左舷側のプロペラ推力小7
2として、重心12まわりに推力差による偏揺れモーメ
ント73を形成して、ロータ2の回転によって発生する
ロータトルク10を打ち消すことを特徴とする方式であ
る。
【0109】前述の第46実施例と同様、第29実施例
のテールロータ34が不要となり、あるいは、少くとも
第29実施例のテールロータ34より小さいテールロー
タ84で十分となり、空力抵抗の減少、重量軽減、機構
の簡素化等のメリットがはかれる。前述の第46実施例
と本第47実施例を組合せた場合でもよく、その場合
は、さらに強力なものとなり、効果的である。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 (1)ヘリコプタの後部胴体を双胴体形式としているの
で、テールロータまたはプロペラを装着するスペースを
確保することができ、フレキシビリティに富むヘリコプ
タを提供することが可能となる。 (2)ヘリコプタの胴体の後部胴体を双胴体形式とし
て、双胴体部または双胴体の近傍にテールロータまたは
ダクトつきテールロータを装着することにより、従来の
方式に比して、テールロータを駆動するための動力伝達
機構を短くすることができ、簡素化でき、故障が減少で
き重量軽減も可能となる。また、テールロータまたはダ
クトつきテールロータの高さが低くできるので、製造・
修理・点検作業等がやり易くなり、作業時間の短縮、安
全性の向上が可能となり、コスト低減に寄与できる。 (3)ヘリコプタの胴体の後部胴体を双胴体形式とし
て、双胴体部または双胴体の近傍にプロペラまたはダク
テッドプロペラを装着することにより、ヘリコプタを前
進させる推進力がプラスされ、ヘリコプタの高速性能
(最高速度、巡航速度等)、上昇性能(上昇率、上昇限
界等)等の向上に寄与でき、従来のヘリコプタの弱点を
カバーできる。 (4)プロペラを左右に分けて、複数個装着する場合に
は、故意に右舷側と左舷側のプロペラによる推力に差を
持たせ、重心12まわりに推力差による偏揺れモーメン
トを形成して、ロータの回転によって発生するロータト
ルクを打ち消すことが可能となり、テールロータをなく
すこと、あるいは、従来のテールロータよりも小さなテ
ールロータの設置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る横から見た図。
【図2】本発明の第1実施例に係る上方から見た図。
【図3】本発明の第1実施例に係る後方から見た断面
図。
【図4】本発明の第2実施例に係る上方から見た図。
【図5】本発明の第3実施例に係る上方から見た図。
【図6】本発明の第4実施例に係る上方から見た図。
【図7】本発明の第5実施例に係る上方から見た図。
【図8】本発明の第6実施例に係る上方から見た図。
【図9】本発明の第7実施例に係る横から見た図。
【図10】本発明の第7実施例に係る上方から見た図。
【図11】本発明の第7実施例に係る後方から見た断面
図。
【図12】本発明の第8実施例に係る横から見た図。
【図13】本発明の第8実施例に係る上方から見た図。
【図14】本発明の第8実施例に係る後方から見た断面
図。
【図15】本発明の第9実施例に係る横から見た図。
【図16】本発明の第9実施例に係る上方から見た図。
【図17】本発明の第9実施例に係る後方から見た断面
図。
【図18】本発明の第10実施例に係る横から見た図。
【図19】本発明の第10実施例に係る上方から見た
図。
【図20】本発明の第10実施例に係る後方から見た断
面図。
【図21】本発明の第11実施例に係る横から見た図。
【図22】本発明の第11実施例に係る上方から見た
図。
【図23】本発明の第11実施例に係る後方から見た断
面図。
【図24】本発明の第12実施例に係る横から見た図。
【図25】本発明の第12実施例に係る上方から見た
図。
【図26】本発明の第12実施例に係る後方から見た断
面図。
【図27】本発明の第13実施例に係る横から見た図。
【図28】本発明の第13実施例に係る上方から見た
図。
【図29】本発明の第13実施例に係る後方から見た断
面図。
【図30】本発明の第14実施例に係る横から見た図。
【図31】本発明の第14実施例に係る上方から見た
図。
【図32】本発明の第14実施例に係る後方から見た断
面図。
【図33】本発明の第15実施例に係る横から見た図。
【図34】本発明の第15実施例に係る上方から見た
図。
【図35】本発明の第15実施例に係る後方から見た断
面図。
【図36】本発明の第16実施例に係る横から見た図。
【図37】本発明の第16実施例に係る上方から見た
図。
【図38】本発明の第16実施例に係る後方から見た断
面図。
【図39】本発明の第17実施例に係る横から見た図。
【図40】本発明の第17実施例に係る上方から見た
図。
【図41】本発明の第17実施例に係る後方から見た断
面図。
【図42】本発明の第18実施例に係る横から見た図。
【図43】本発明の第18実施例に係る上方から見た
図。
【図44】本発明の第18実施例に係る後方から見た断
面図。
【図45】本発明の第19実施例に係る横から見た図。
【図46】本発明の第19実施例に係る上方から見た
図。
【図47】本発明の第19実施例に係る後方から見た断
面図。
【図48】本発明の第20実施例に係る横から見た図。
【図49】本発明の第20実施例に係る上方から見た
図。
【図50】本発明の第20実施例に係る後方から見た断
面図。
【図51】本発明の第21実施例に係る横から見た図。
【図52】本発明の第21実施例に係る上方から見た
図。
【図53】本発明の第21実施例に係る後方から見た断
面図。
【図54】本発明の第22実施例に係る横から見た図。
【図55】本発明の第22実施例に係る上方から見た
図。
【図56】本発明の第22実施例に係る後方から見た断
面図。
【図57】本発明の第23実施例に係る横から見た図。
【図58】本発明の第23実施例に係る上方から見た
図。
【図59】本発明の第23実施例に係る後方から見た
図。
【図60】本発明の第24実施例に係る横から見た図。
【図61】本発明の第24実施例に係る上方から見た
図。
【図62】本発明の第24実施例に係る後方から見た
図。
【図63】本発明の第25実施例に係る横から見た図。
【図64】本発明の第25実施例に係る上方から見た
図。
【図65】本発明の第25実施例に係る後方から見た断
面図。
【図66】本発明の第26実施例に係る横から見た図。
【図67】本発明の第26実施例に係る上方から見た
図。
【図68】本発明の第26実施例に係る後方から見た断
面図。
【図69】本発明の第27実施例に係る横から見た図。
【図70】本発明の第27実施例に係る上方から見た
図。
【図71】本発明の第27実施例に係る後方から見た断
面図。
【図72】本発明の第28実施例に係る横から見た図。
【図73】本発明の第28実施例に係る上方から見た
図。
【図74】本発明の第28実施例に係る後方から見た断
面図。
【図75】本発明の第29実施例に係る横から見た図。
【図76】本発明の第29実施例に係る上方から見た
図。
【図77】本発明の第29実施例に係る後方から見た断
面図。
【図78】本発明の第30実施例に係る横から見た図。
【図79】本発明の第30実施例に係る上方から見た
図。
【図80】本発明の第30実施例に係る後方から見た断
面図。
【図81】本発明の第31実施例に係る横から見た図。
【図82】本発明の第31実施例に係る上方から見た
図。
【図83】本発明の第31実施例に係る後方から見た断
面図。
【図84】本発明の第32実施例に係る横から見た図。
【図85】本発明の第32実施例に係る上方から見た
図。
【図86】本発明の第32実施例に係る後方から見た断
面図。
【図87】本発明の第33実施例に係る横から見た図。
【図88】本発明の第33実施例に係る上方から見た
図。
【図89】本発明の第33実施例に係る後方から見た断
面図。
【図90】本発明の第34実施例に係る横から見た図。
【図91】本発明の第34実施例に係る上方から見た
図。
【図92】本発明の第34実施例に係る後方から見た断
面図。
【図93】本発明の第35実施例に係る横から見た図。
【図94】本発明の第35実施例に係る上方から見た
図。
【図95】本発明の第35実施例に係る後方から見た断
面図。
【図96】本発明の第36実施例に係る横から見た図。
【図97】本発明の第36実施例に係る上方から見た
図。
【図98】本発明の第36実施例に係る後方から見た断
面図。
【図99】本発明の第37実施例に係る横から見た図。
【図100】本発明の第37実施例に係る上方から見た
図。
【図101】本発明の第37実施例に係る後方から見た
断面図。
【図102】本発明の第38実施例に係る横から見た
図。
【図103】本発明の第38実施例に係る上方から見た
図。
【図104】本発明の第38実施例に係る後方から見た
断面図。
【図105】本発明の第39実施例に係る横から見た
図。
【図106】本発明の第39実施例に係る上方から見た
図。
【図107】本発明の第39実施例に係る後方から見た
断面図。
【図108】本発明の第40実施例に係る横から見た
図。
【図109】本発明の第40実施例に係る上方から見た
図。
【図110】本発明の第40実施例に係る後方から見た
断面図。
【図111】本発明の第41実施例に係る横から見た
図。
【図112】本発明の第41実施例に係る上方から見た
図。
【図113】本発明の第41実施例に係る後方から見た
断面図。
【図114】本発明の第42実施例に係る横から見た
図。
【図115】本発明の第42実施例に係る上方から見た
図。
【図116】本発明の第42実施例に係る後方から見た
断面図。
【図117】本発明の第43実施例に係る横から見た
図。
【図118】本発明の第43実施例に係る上方から見た
図。
【図119】本発明の第43実施例に係る後方から見た
断面図。
【図120】本発明の第44実施例に係る横から見た
図。
【図121】本発明の第44実施例に係る上方から見た
図。
【図122】本発明の第44実施例に係る後方から見た
断面図。
【図123】本発明の第46実施例に係る上方から見た
図。
【図124】本発明の第47実施例に係る上方から見た
図。
【図125】ダクテッドプロペラを説明する図。
【図126】ダクトの効果を説明する図。
【図127】従来のヘリコプタに係る横から見た図。
【図128】従来のヘリコプタに係る上方から見た図。
【図129】従来のヘリコプタに係る後方から見た断面
図。
【図130】垂直尾翼うめ込みテールロータを説明する
図。
【図131】胴体うめ込みテールロータを説明する図。
【図132】タンデムロータ式ヘリコプタを説明する
図。
【図133】サイドバイサイド式ヘリコプタを説明する
図。
【図134】二重反転ロータ式ヘリコプタを説明する
図。
【図135】テールロータと垂直尾翼の空力干渉を説明
する図(その1)。
【図136】テールロータと垂直尾翼の空力干渉を説明
する図(その2)。
【図137】気流、横すべり角、偏揺れモーメントを説
明する図。
【図138】横すべり角と偏揺れモーメントの関係を示
す図。
【図139】本発明の第45実施例に係る横から見た
図。
【図140】本発明の第45実施例に係る上方から見た
図。
【図141】本発明の第45実施例に係る後方から見た
断面図。
【符号の説明】
1 ヘリコプタ 2 ロータ 3 ロータ回転軸 4 エンジン 5 胴体 6 水平尾翼 7 垂直尾翼 8 テールロータ 9 ロータ回転方向 10 ロータトルク 11 進行方向 12 重心 13 テールロータ推力による偏揺れモーメント 14 垂直尾翼 15 テールロータ 16 タンデムロータ式ヘリコプタ 17 ロータ 18 回転方向 19 回転方向 20 胴体 21 サイドバイサイドロータ式ヘリコプタ 22 ロータ 23 胴体 24 二重反転ロータ式ヘリコプタ 25 ロータ 26 ロータ 27 胴体 28 胴付 29 テールロータ 30 中心線 31 胴体 32 水平尾翼 33 垂直尾翼 34 テールロータ 35 胴体 36 水平尾翼 37 胴体 38 水平尾翼 39 胴体 40 水平尾翼 41 胴体 42 水平尾翼 43 胴体 44 テールロータ 45 テールロータ 46 テールロータ 47 水平尾翼 48 テールロータ 49 水平尾翼 50 尾翼 51 水平尾翼 52 プロペラ 53 プロペラ回転軸 54 プロペラ回転軸 55 プロペラ 56 プロペラ回転軸 57 プロペラ 58 プロペラ回転軸 59 プロペラ 60 プロペラ回転軸 61 支持部 62 ダクテッドプロペラ 63 ダクテッドプロペラ回転軸 64 ダクテッドプロペラ 65 ダクテッドプロペラ回転軸 66 ダクテッドプロペラ 67 ダクテッドプロペラ回転軸 68 ダクテッドプロペラ 69 ダクテッドプロペラ回転軸 70 プロペラ 71 推力大 72 推力小 73 推力差による偏揺れモーメント 74 気流 75 横すべり角 76 偏揺れモーメント 77 ダクテッドプロペラ 78 プロペラ 79 ダクト 80 プロペラのある位置の断面積 81 出口面積 82 ダクトなしの推力 83 ダクトつきの推力 84 テールロータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双胴体形式の後部胴体を備えていること
    を特徴とするヘリコプタ。
  2. 【請求項2】 双胴体形式の後部胴体または同後部胴体
    の近傍にテールロータまたはダクト付きテールロータを
    備えていることを特徴とするヘリコプタ。
  3. 【請求項3】 双胴体形式の後部胴体の間または後部ま
    たは横部にプロペラまたはダクテッドプロペラを備えて
    いることを特徴とするヘリコプタ。
  4. 【請求項4】 請求項3のヘリコプタのうち、機体の中
    心線を挟んで左右にプロペラが設けられているヘリコプ
    タにおいて、ロータトルクを打消すよう左右のプロペラ
    の推力に差が設けられていることを特徴とするヘリコプ
    タ。
JP3263797A 1991-10-11 1991-10-11 ヘリコプタ Withdrawn JPH0597097A (ja)

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Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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Family

ID=17394389

Family Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6066921A (en) * 1995-02-28 2000-05-23 Matsushita Electric Works, Ltd. Discharge lamp lighting device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6066921A (en) * 1995-02-28 2000-05-23 Matsushita Electric Works, Ltd. Discharge lamp lighting device

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