JPH0597012U - 吸着式照明器具 - Google Patents

吸着式照明器具

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JPH0597012U
JPH0597012U JP3694092U JP3694092U JPH0597012U JP H0597012 U JPH0597012 U JP H0597012U JP 3694092 U JP3694092 U JP 3694092U JP 3694092 U JP3694092 U JP 3694092U JP H0597012 U JPH0597012 U JP H0597012U
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康守 金本
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康守 金本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面平滑な平面又は曲面への取付け及び取外
しが容易に行なえる照明器具を提供する。 【構成及び効果】 本願第1考案の吸着式照明器具は、
可撓性の透光性膜、該膜の面から該膜の一方の側に立設
されたねじ付ボルトを有し、椀状の支持体を介して突出
しているボルトにナットを螺入させるだけで前記膜が湾
曲し被着面に吸着されるので、取付が容易であり又取外
しもナットを逆回転すればよい。第2考案の該器具は、
可撓性の椀状の透光性膜を有し、該膜を押圧して被着面
との間の空気を排出した後、該押圧を解除することによ
り容易に取付られ、又取外しも膜の端縁部を剥がせばよ
い。第3考案の該器具は、可撓性の椀状の透光性膜及び
該膜から延びた突出部を貫通した貫通孔を有し、該孔に
押込ピン先端部を気密状態に圧入することにより、前記
透光性膜を被着面に押付けた後、押付け力を解除すれば
容易に取付られ、又押込ピンを引抜けば前記貫通孔から
外気が被着面との隙間に供給されて吸着解除され、取外
しも容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、表面平滑な平面又は曲面に吸着可能な照明器具に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
例えば、自動車のリヤウインドーにおいては、車内においてガラス板又はその 近傍にブレーキ動作や方向指示等の合図をするための照明器具を取付け、車体の 常設リヤランプの点灯に加えて合図をより明瞭にすることが行なわれている。そ れら照明器具をウインドーのガラス板へ取付けるには、リヤウインドー近傍でボ ルト・ナット等の専用部材で固定するか、リヤウインドーに粘着テープ等で接着 する必要があった。また照明器具の取外しにおいても、専用部材は手間が掛かり 、また粘着テープも取外しが困難であり被着面及び/又は照明器具に汚れや損傷 を与える虞れがある。このような問題は、展示用のショーウインドーの内側に照 明器具を取付ける場合、その他ガラス等の透光面に照明器具を取付ける場合にも 生じる。
【0003】 本考案の目的は、ガラス板等の表面平滑な平面又は曲面への取付け及び取外し が容易に行なえる照明器具を提供することにある。
【0004】
【問題を解決するための手段】
本考案は、前記問題を解決するため、被着面に接触させられ光を拡散して透過 する透光性膜と、該透光性膜から該膜の一方の側に立設されたねじ付ボルトと、 一端側に開口、他端側にボルト通し孔を有し開口側の周縁を前記透光性膜に接す る椀状の支持体と、前記ボルトに螺合するナットと、前記透光性膜に向く光を照 射するように前記支持体に取付けられた光源とを備え、前記透光性膜は、該膜を 被着面に接触させた状態で前記ナットを前記ボルトに螺入して前記ボルトを被着 面から離反させることにより被着面との間に真空乃至減圧状態を形成する可撓性 を有していることを特徴とする吸着式照明器具(第1考案)を提供するものであ る。
【0005】 更に、本考案は、被着面に接触させられ光を拡散して透過する透光性膜と、該 透光性膜から該膜の一方の側に立設された突出部と、一端側に開口、他端側に前 記突出部を通す孔を有し、開口側の周縁を前記透光性膜に接近して配置された椀 状の支持体と、前記透光性膜に向く光を照射するように前記支持体に取付けられ た光源とを備え、前記突出部と前記支持体とが互いに固定され、前記透光性膜は 、椀状をなし被着面に押付けられて被着面との間の空気を排出した後、押付け力 を解除することにより被着面との間に真空乃至減圧状態を形成する弾性を有して いることを特徴とする吸着式照明器具(第2考案)を提供するものである。
【0006】 更に、本考案は、被着面に接触させられ光を拡散して透過する透光性膜と、該 透光性膜の中央部から該膜の一方の側に延びる突出部と、前記透光性膜の中央部 及び前記突出部を貫通して延びた貫通孔と、該貫通孔に気密状態に圧入される押 込ピンと、中央部に前記押込ピンの通し孔を有し、放射状に延び前記突出部又は 押込ピンに支持されて周縁を前記透光性膜に接近した状態とされる椀状の支持体 と、前記透光性膜に向く光を照射するように前記支持体に取付けられた光源とを 備え、前記透光性膜は、椀状をなし、被着面に押付けられて被着面との間の空気 を排出した後、押付け力を解除することにより被着面との間に真空乃至減圧状態 を形成する弾性を有していることを特徴とする吸着式照明器具(第3考案)を提 供するものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき添付図面を参照しつつ説明する。図1及び図2は 各々、本考案の1実施例に係る照明器具(1)が平滑なガラス板(7)の面に対 し吸着されている状態を示す断面図、及び照明器具(1)の分解状態を示す断面 図である。これらの図に示されているように、照明器具(1)は、透光性膜(2 )と、該透光性膜から該膜の一方の側に立設されたねじ付ボルト(3)と、椀状 の支持体(4)と、前記ボルトに螺合するナット(5)と、前記膜に向く光を照 射するように前記支持体に取付けられた光源(6)とを備えている。
【0008】 該実施例において、膜(2)は、合成ゴム、軟質塩化ビニル等の可撓性材料か ら形成された透明又は半透明のものであり、必要に応じて赤、橙、黄、緑等の有 色のものとすることが可能である。膜(2)は、取付対象であるガラス板(7) に当接される面(21)が平滑な面とされ、(ねじ付ボルト側の面である)他方 の面(22)には光源(6)からの光を透過時に拡散するために半球面状の凸部 (23)が多数配置されている。透過光の拡散作用は、この他、種々の凹凸面の 形成、拡散用微粉末の混入等、通常の透過光拡散手段により得ることができる。 ねじ付ボルト(3)は、プラスチック材料又は金属材料より製造され、ねじの設 けられた部分(31)と反対側の部分(32)がインサート成形により膜(2) に埋設され、これと一体化されている。
【0009】 椀状のカバー(4)は、ねじ付ボルト(3)を通すための該ボルトより大径の 貫通孔(41)が一端側に、膜(2)の面(22)を覆う開口(43)が他端側 に各々設けられており、該カバーの開口(43)側の周縁が膜(2)の面(22 )の周縁部に載置され得る。カバー(4)の壁は、図示のように縦断面半円形の 椀状とする以外、平らな上壁及び該上壁に垂直に接する側壁から構成された矩形 の椀状とすることもできるが、後述するナット(5)によるボルトの締付けにお いてカバー(4)中央部の変形強度の点から図示のような椀状とするのがより好 ましい。
【0010】 カバー(4)の内側には光源(6)として多数の発光ダイオードが配置されて いるが、発光ダイオードの他、電球等も使用できる。光源(6)に接続される導 電線(8)は、カバー(4)壁面に設けられた複数の貫通口(42)を通されカ バー(4)外部に設けられた配線用溝に収容される。光源(6)の取付方法とし ては、他に配線基盤を使用し、この基盤をカバー(4)内に収容することも可能 である。必要に応じ、光源(6)からの光を反射するための種々のコーティング 剤をカバー(4)の内面に対して塗布すること、又は金属による光沢面を設ける ことが望ましい。
【0011】 ナット(5)には、カバー(4)の貫通孔(41)より突出したねじ付ボルト (3)のねじ部分(31)と螺合するねじ孔(51)が設けられている。ナット (5)の外周の形は使用者の手で握り易く且つ滑らないように多角形とするのが 好ましく、円形の場合はローレット加工等を施すことが好ましい。
【0012】 次に、以上のように構成されている照明器具(1)をガラス板等の平滑な面に 固定する方法について説明する。取付対象である平滑なガラス板(7)の面にお いて、前記器具の固定を所望する位置に面(21)が当接するように膜(2)を 置く。次ぎに、該膜に対しカバー(4)を被せる。この際、前記膜と一体化され たねじ付ボルト(3)を前記カバーの貫通孔(41)を通すように被せると、貫 通孔(41)からねじ付ボルト(3)のねじの設けられた部分(31)が突出す る。膜の面(22)には、カバー(4)周縁を囲む凸縁(20)が設けられてい る。ナット(5)をねじの設けられた部分(31)に対しねじ孔(51)により 螺合させる。ナット(5)の螺入にしたがって、ナット(5)がカバー(4)頂 部に接触し、それより更に螺入することにより、可撓性材料により形成された膜 (2)は、ボルト(3)と固定された該膜の中央部が湾曲しガラス面と膜(2) との間に間隙(S)を生じる(図1参照)。間隙(S)は真空乃至減圧状態であ り、この状態において、可撓性の膜(2)は該膜周縁部においてガラス面と当接 し間隙(S)と外気とが遮断されている。これにより、膜(2)がガラス面に吸 着し照明器具(1)全体が支持される。この固定の解除はナット(5)を逆方向 に回すという簡単な操作で済み、設定及び解除の作業における効率が非常に良い 。 次に、図3及び図4に示す本考案の他の実施例につき説明する。図3及び図 4は各々、照明器具(1´)が平滑なガラス板(7)の表面に対し吸着されてい る状態を示す断面図、及び照明器具(1´)の取付け前の組立て状態を示す断面 図である。これらの図に示されているように、照明器具(1´)は、透光性膜( 2´)と、該透光性膜から該膜の一方の側に立設された突出部(3´)と、一端 側に開口(43´)、他端側に前記突出部を通す孔(41´)を有し、開口側の 周縁を透光性膜(2´)に近接して配置された椀状のカバー(4´)と、透光性 膜(2´)に向く光を照射するようにカバー(4´)に取付けられた光源(6) とを備えている。
【0013】 カバー(4´)は、突出部(3´)端部に設けられたねじ部(31´)とナッ ト(5´)に設けられたねじ部(51´)とを螺合することにより、突出部(3 ´)の段部(33)とナット(5´)との間に挟まれた状態で固定されている。 カバー(4´)の固定は、このようなねじ部材による構造の他、突出部(3´) とカバー(4´)のいずれか一方に係合部を、他方に該係合部と弾性係合する弾 性部を設ける構造等、種々の構造を採用することができる。
【0014】 取付状態の照明器具(1´)においては、カバー(4´)は突出部(3´)に ナット(5´)により固定され、且つ該カバーの開口(43´)側の周縁が膜( 2´)に接していない。このため、図3に示すように、カバー(4´)の開口( 43´)側周縁と透光性膜(2´)との間に若干の隙間(C)が存在するが、該 隙間から漏れる光の程度により問題を生じない範囲では、簡易な構造の照明器具 として充分使用され得る。
【0015】 膜(2´)は、弾性に富む可撓性材料から形成され、取付対象であるガラス板 (7)に当接される面(21´)の反対側の面(22´)には光源(6)からの 光を拡散するための半球状の凸部(23)が多数形成されており、面(21´) は凹面状に湾曲し椀状をなしている(図4参照)。
【0016】 照明器具(1´)の取付は、組立られた状態(図4)のままで膜(2´)を被 着面に押付け該被着面との間の空気を排出した後、押付け力を解除することによ り行なわれる。この取付順序の他、インサート成型により一体成形されている突 出部(3´)及び透光性膜(2´)からなる部品を先ずガラス板(7)の面に押 圧して吸着し、これに続いてカバー(4´)及びナット(5´)を突出部(3´ )に順次取付けてもよい。照明器具(1´)の取外しは、被着面に吸着した膜( 2´)を該膜の端縁部から剥がすだけで容易に行なわれ得る。膜(2´)の端縁 部を剥がすことにより、膜(2´)と被着面との間に空気が入り吸着が解除され ると共に膜(2´)が該膜の弾性により容易に元の椀状に復元する。
【0017】 更に、図5に示す他の実施例につき説明する。図5の照明器具(1〃)は、図 3及び図4に示す照明器具(1´)と異なり、突出部(3〃)が透光性膜(2〃 )の一方の側に筒状をなして立設され、該突出部の端部に開口が形成されている 。カバー(4〃)は、少なくとも突出部(3〃)の前記開口を覆う大きさを有し 、前記開口に固定されている。カバー(4〃)と突出部(3〃)とを固定する構 造は種々採用し得るが、該実施例では、突出部(3〃)の前記筒状内壁に沿って 圧入気味に挿嵌される固定部(34)がカバー(4〃)側に形成されている。光 源(6)は、図示のようにカバー(4〃)の固定部(34)の底面及び/又はカ バー(4〃)全体に適宜配置され得る。透光性膜(2〃)は、全体椀状をなし、 該膜の面(22〃)上には光拡散のための半球面状の凸部(23)が多数配置さ れている。
【0018】 照明器具(1〃)の取付は、前述の照明器具(1´)と同様、組立てられた状 態(図5)のまま透光性膜(2〃)をガラス板等の被着面に押圧し、被着面との 間の空気を排出し、その後押付け力を解除すればよい。或いは、一体成形された 透光性膜(2〃)及び突出部(3〃)を先に被着面に取付け、その後カバー(4 〃)を該突出部に取付けてもよい。取り外しは、被着面に吸着した膜を該膜の端 縁部から剥がすだけで容易に行なわれ得る。
【0019】 次に、図6及び図7に示す本考案の他の実施例につき説明する。図6及び図7 は各々、照明器具(1A)の被着面に取付けられた状態を示す断面図、取付前の 状態を示す断面図である。照明器具(1A)は、ガラス板(7)の面へ吸着され る透光性膜(2A)と、該透光性膜から該膜の一方の側に延びる突出部(3A) とを備え、該実施例の場合、両者が一体形成されている。更に、該照明器具にお いては、膜(2A)及び突出部(3A)を貫通して貫通孔(25)、(35)が 各々連通して設けられており、押込ピン(9)が椀状のカバー(4A)中央部の 通し孔(41A)、及び貫通孔(35)を介して嵌入されテーパー状の貫通孔( 25)に対し圧入される。押込ピン(9)の先端部は、テーパー状の貫通孔(2 5)の閉鎖を気密状態とし得るためのテーパーが設けられている。また、押込ピ ン(9)の圧入と同時に、該押込ピン頭部の下面(91)と突出部(3A)端面 との間にカバー(4A)が確実に挟持され得る。カバー(4A)を支持するため の構造は、突出部(3A)又は押込ピンを利用し種々の構造を採用し得る。カバ ー(4A)には、膜(2A)に向く光を照射するように複数の光源(6)が取付 られている。
【0020】 貫通孔(35)は、貫通孔(25)より大径とされ、押込ピン(9)の径方向 突起部(92)が収容されている。貫通孔(35)内の端部付近に設けられたス トッパ(36)及び径方向突起部(92)は、一定の力を加えない限り押込ピン (9)が貫通孔(35)から外れないために設けられている。押込ピン(9)を 貫通孔(35)に嵌め込む又は取り外す際は、嵌め込み又は取り外しに沿う方向 に一定力を付与すれば、押込ピン(9)は、該ピンの径方向突起部(92)が弾 性変形しストッパ(36)を越えて移動できる。押込ピン(9)はカバー(4A )の通し孔(41A)に対しても一定力を付与すれば、径方向突起部(92)が 弾性変形し挿通され得る。ストッパ(36)及び径方向突起部(92)は、組立 作業における仮留めの構造として便利である。膜(2A)は、取付前において椀 状をなし(図7参照)、ガラス板(7)の面に押付けられてこの被着面との間の 空気を排出した後、押付け力を解除することにより被着面との間に真空乃至減圧 状態を形成する弾性を有している。
【0021】 照明器具(1A)の取付は、先ず押込ピン(9)をカバー(4A)の通し孔( 41A)、一体化された膜(2A)及び突出部(3A)の貫通孔(35)を経て 挿通し、更にテーパー状の貫通孔(25)に該押込ピンの先端部(93)が圧入 されて組立てられる(図7)。貫通孔(25)と押込ピン先端部(93)とは、 互いの弾性により気密状態に保たれている。取付は通常、図7に示す状態の照明 器具を被着面に押付けて行なう。或いは、被着面上に膜(2A)及び突出部(3 A)を支持しつつ、該突出部に対しカバー(4A)及び押込ピン(9)を順次組 み込んでもよい。取外しは、押込ピン(9)の先端部(93)を貫通孔(25) から引き抜くだけで容易に済む。このことは、この引き抜きの際に、通し孔(4 1A)、貫通孔(35)、(25)を経て外気が被着面と膜(2A)の面(21 A)との間に侵入し吸着状態が解放されるからである。
【0022】
【考案の効果】
本願第1考案に係る吸着式照明器具は、可撓性材料から形成された透明又は半 透明の透光性膜、該膜の面から該膜の一方の側に立設されたねじ付ボルトを有し 、椀状の支持体の貫通孔より前記ねじ付ボルトが突出している。この突出したボ ルトにナットを螺入させるだけで、可撓性の透光性の膜が湾曲し平滑な取付面と の間に真空乃至減圧状態の間隙が形成され、これにより、照明器具の取付が容易 にできる。特に、自動車のリヤウインドーや展示用ショーウインドー等のガラス 板の表面に合図もしくは信号用又は装飾用の照明器具として直接固定することが でき、便利である。取外しも、ナットを逆向きに回転するだけでよく、取付面を 汚したり傷つけることもない。
【0023】 更に、本願第2考案に係る吸着式照明器具は、可撓性材料から形成された透明 又は半透明の椀状の透光性膜を備えており、該膜を押圧することにより椀状から 平面状に変形し被着面との間に真空乃至減圧状態を形成することができ、これに より照明器具の取付が容易にできる。取外しは、被着面に吸着した膜を該膜の端 縁部から剥がすだけで容易に行なわれ得る。
【0024】 更に、本願第3考案に係る吸着式照明器具は、椀状の透光性膜及び突出部と、 該膜の中央部及び突出部を貫通して延びた貫通孔と、該貫通孔に対し気密状態に 圧入される押込ピンとを備えている。これにより、照明器具の取付は、前記透光 性膜を被着面に押付け被着面との間の空気を排出した後、押付け力を解除すれば よい。更に、取外しは、押込ピンを引抜けば透光性膜の貫通孔から外気が被着面 との隙間に供給され吸着が解除されるので、非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る照明器具の平滑面に対す
る取付状態を示す縦断面図である。
【図2】図1の照明器具を分解して示す縦断面図であ
る。
【図3】本考案の他の実施例に係る照明器具の取付状態
を示す縦断面図である。
【図4】図3の照明器具の取付前の組立状態を示す縦断
面図である。
【図5】本考案の他の実施例に係る照明器具を示す縦断
面図である。
【図6】本考案の他の実施例に係る照明器具の取付状態
を示す縦断面図である。
【図7】図6の照明器具の取付前の組立状態を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2 膜 3 ねじ付ボルト 4 カバー 5 ナット 6 光源 S 間隙 1´ 照明器具 2´ 膜 3´ 突出部 C 隙間 9 押込ピン 25 貫通孔 35 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 21/08 D 2113−3K

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被着面に接触させられ光を拡散して透過
    する透光性膜と、該透光性膜から該膜の一方の側に立設
    されたねじ付ボルトと、一端側に開口、他端側にボルト
    通し孔を有し開口側の周縁を前記透光性膜に接する椀状
    の支持体と、前記ボルトに螺合するナットと、前記透光
    性膜に向く光を照射するように前記支持体に取付けられ
    た光源とを備え、 前記透光性膜は、該膜を被着面に接触させた状態で前記
    ナットを前記ボルトに螺入して前記ボルトを被着面から
    離反させることにより被着面との間に真空乃至減圧状態
    を形成する可撓性を有していることを特徴とする吸着式
    照明器具。
  2. 【請求項2】 被着面に接触させられ光を拡散して透過
    する透光性膜と、該透光性膜から該膜の一方の側に立設
    された突出部と、一端側に開口、他端側に前記突出部の
    通し孔を有し、開口側の周縁を前記透光性膜に接近して
    配置された椀状の支持体と、前記透光性膜に向く光を照
    射するように前記支持体に取付けられた光源とを備え、
    前記突出部と前記支持体とが互いに固定され、前記透光
    性膜は、椀状をなし被着面に押付けられて被着面との間
    の空気を排出した後、押付け力を解除することにより被
    着面との間に真空乃至減圧状態を形成する弾性を有して
    いることを特徴とする吸着式照明器具。
  3. 【請求項3】 前記突出部が前記透光性膜の一方の側に
    筒状をなして立設され、前記支持体が少なくとも前記筒
    状をなす突出部の端部開口を覆うように固定されている
    こと特徴とする請求項2に記載の吸着式照明器具。
  4. 【請求項4】 被着面に接触させられ光を拡散して透過
    する透光性膜と、該透光性膜の中央部から該膜の一方の
    側に延びる突出部と、前記透光性膜の中央部及び前記突
    出部を貫通して延びた貫通孔と、該貫通孔に気密状態に
    圧入される押込ピンと、中央部に前記押込ピンの通し孔
    を有し、放射状に延び前記突出部又は押込ピンに支持さ
    れて周縁を前記透光性膜に接近した状態とされる椀状の
    支持体と、前記透光性膜に向く光を照射するように前記
    支持体に取付けられた光源とを備え、前記透光性膜は、
    椀状をなし、被着面に押付けられて被着面との間の空気
    を排出した後、押付け力を解除することにより被着面と
    の間に真空乃至減圧状態を形成する弾性を有しているこ
    とを特徴とする吸着式照明器具。
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