JPH0596376A - ガスシールドアーク溶接用コンタクトチツプ - Google Patents

ガスシールドアーク溶接用コンタクトチツプ

Info

Publication number
JPH0596376A
JPH0596376A JP25667191A JP25667191A JPH0596376A JP H0596376 A JPH0596376 A JP H0596376A JP 25667191 A JP25667191 A JP 25667191A JP 25667191 A JP25667191 A JP 25667191A JP H0596376 A JPH0596376 A JP H0596376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
contact tip
contact
tip
welding wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25667191A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuhei Takagi
柳平 高木
Kusuo Kobayashi
楠男 小林
Hideo Funazaki
英男 船崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON CONTACT CHITSUPU SEISAK
NIPPON CONTACT CHITSUPU SEISAKUSHO KK
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
NIPPON CONTACT CHITSUPU SEISAK
NIPPON CONTACT CHITSUPU SEISAKUSHO KK
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON CONTACT CHITSUPU SEISAK, NIPPON CONTACT CHITSUPU SEISAKUSHO KK, Daido Steel Co Ltd filed Critical NIPPON CONTACT CHITSUPU SEISAK
Priority to JP25667191A priority Critical patent/JPH0596376A/ja
Publication of JPH0596376A publication Critical patent/JPH0596376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】線癖に影響されないで溶接ワイヤを一定方向に
送り出すことができ、かつ安定して給電することがで
き、容易にかつ安価に提供することのできるガスシール
ドアーク溶接用コンタクトチップを提供する。 【構成】コンタクトチップ1は、曲げ加工された良導体
の丸棒状の部材からなり、その先端部から基端部にかけ
て、溶接ワイヤが挿通されるスルーホール2が設けら
れ、基端部には溶接ワイヤをスルーホール2に案内する
テーパー部3が設けられると共に、トーチ本体に接続さ
れるねじ部4および弾性部5が設けられる。曲げ加工に
よるチップの湾曲度は、溶接用ワイヤとしてスルーホー
ルの直径よりも0.05〜0.50mm小さい直径のワ
イヤが用いられたとき、溶接用ワイヤの引出し抵抗が、
100〜800グラムの範囲となる大きさである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大気を遮断したガス雰
囲気中で溶接を行なうガスシールド溶接に用いられ、溶
接トーチ本体の先端に着脱自在に接続されて溶接用ワイ
ヤへ給電するガスシールドアーク溶接用コンタクトチッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスシールドアーク溶接は、連続的に巻
かれた溶接ワイヤを送給ローラにより溶接トーチに導
き、溶接トーチに接続されたコンタクトチップを介して
溶接ワイヤに給電し、溶接ワイヤと母材との間でアーク
を発生させ、アークおよび溶融池の周辺をCO2 あるい
はこれを主とするガス等で大気を遮断して溶接を行う技
術であり、従来より、自動車工業、造船工業、機械工業
等多くの分野で用いられている。
【0003】従来のコンタクトチップは、良導体からな
る丸棒状の部材を適当な長さにカットし、片端にねじ部
を設け、中心部に溶接ワイヤが挿通されるスルーホール
を設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のコンタクトチッ
プにおいては、溶接ワイヤへの給電は該コンタクトチッ
プのスルーホールと溶接ワイヤとの接触点(給電点)で
行われるが、溶接ワイヤの巻癖や捩れ等のために、溶接
中に溶接ワイヤが送給されるにつれて給電点が移動し、
そのため、アークが不安定となり、スパッタ(溶接中に
飛散する金属粒)の発生量も多くなる。
【0005】また、溶接ワイヤは送給装置に設けられた
矯正器により線癖が矯正されて送給されるが、残存して
いる線癖のために、コンタクトチップから突き出してい
る溶接ワイヤは多少曲がっている。このため、溶接ワイ
ヤに捩れがあると、送給されるにしたがって、溶接ワイ
ヤの先端部は曲がったまま回転して線振れを起こし、ア
ーク発生の位置が溶接すべき位置からずれてしまうこと
があった。近年では、溶接はロボットにより行われるよ
うになっており、溶接線のずれを検知するセンサを有し
ないロボットでは、多量の不良品を造ってしまうおそれ
があった。
【0006】このような不具合を防止するために、スル
ーホールにうねりを設けたコンタクトチップがあるが
(特開昭61−182885号公報)、うねりのあるス
ルーホールを有したコンタクトチップを提供するのは技
術的にきわめて困難であり、提供できたとしても、高価
なものであった。
【0007】本発明は、上述の問題点を解消するために
なされたものであり、線癖に影響されないで溶接ワイヤ
を一定方向に送り出すことができ、かつ安定して給電す
ることができ、容易にかつ安価に提供することのできる
ガスシールドアーク溶接用コンタクトチップを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、良導体の丸棒状部材からな
り、該部材の中心部にはスルーホールが設けられ、かつ
部材の片側端部には溶接トーチ本体に接続される接続部
が設けられたガスシールドアーク溶接用コンタクトチッ
プにおいて、前記スルーホールに挿通される溶接用ワイ
ヤとして、前記スルーホールの直径よりも0.05〜
0.50mm小さい直径のワイヤが用いられたとき、前
記溶接用ワイヤの引出し抵抗が、100〜800グラム
の範囲となるように、前記部材には曲げ加工が施されて
いることを特徴とするガスシールドアーク溶接用コンタ
クトチップを要旨とする。
【0009】請求項2記載の発明は、前記接続部が前記
溶接トーチ本体に接続されるとき、前記溶接トーチ本体
に当接して弾性的に変形し、前記溶接トーチ本体に密着
する弾性部を更に備えたことを特徴とする。請求項3記
載の発明は、前記スルーホールの両端部が同一軸上ある
いはその近傍に位置するように前記部材は複数の部分で
曲げられていることを特徴とする。
【0010】
【作用および発明の効果】請求項1記載の発明によれ
ば、ガスシールドアーク溶接用コンタクトチップは、ス
ルーホールに挿通される溶接用ワイヤとして、スルーホ
ールの直径よりも0.05〜0.50mm小さい直径の
ワイヤが用いられたとき、溶接用ワイヤの引出し抵抗
が、100〜800グラムの範囲となるよう曲げ加工が
施されているので、コンタクトチップと溶接用ワイヤと
の接触が定常的かつ良好に行われる。この結果、溶接用
ワイヤへの給電を安定して行えるので、アークが安定化
し、スパッタの発生が少なくなる。
【0011】また、上記曲げ加工により、溶接用ワイヤ
とコンタクトチップとの接触抵抗が小さくなるので、接
触部での発熱が小さくなり、コンタクトチップの長寿命
化が図られる。更に、上記曲げ加工により、溶接用ワイ
ヤに巻癖や捩れがあっても、溶接用ワイヤを線振れなく
一定方向に送り出すことができるので、アークが溶接す
べき位置からずれることなく、良好に溶接することがで
きる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、接続部が溶
接トーチ本体に接続されるとき、溶接トーチ本体に当接
して弾性的に変形し、溶接トーチ本体に密着する弾性部
を更に備えたので、曲げ加工されたコンタクトチップは
先端を所望の方向に向けて固定することができる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、スルーホー
ルの両端部が同一軸上あるいはその近傍に位置するよう
にコンタクトチップは複数の部分で曲げられているの
で、ガスシールドされた雰囲気中で溶接を行うことがで
きる。この結果、欠陥のない溶接金属を得ることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第一の実施例のコンタクトチッ
プの断面図である。図1に示すように、本実施例のコン
タクトチップ1は、曲げ加工された良導体の丸棒状の部
材からなり、その先端部から基端部にかけて、溶接ワイ
ヤが挿通されるスルーホール2が設けられ、基端部には
溶接ワイヤをスルーホール2に案内するテーパー部3が
設けられると共に、トーチ本体に接続されるねじ部4お
よび弾性部5が設けられる。コンタクトチップ1の素材
は、例えば、銅あるいは銅合金である。
【0015】図1に示すように、弾性部5は、ねじ部4
の端部近傍に設けられていて、図2に示すように、ねじ
部4がトーチ本体のチップ接続部10に設けられたねじ
孔11へねじ込まれたとき、弾性部5は、チップ接続部
10の先端部12に当接して弾性的に変形してチップ接
続部10に密着し、コンタクトチップ1をチップ接続部
10に固定するように働く。
【0016】弾性部5は、ねじ部4をねじ孔11へねじ
込んだとき、該弾性部5の先端がチップ接続部10の端
面12に当接した状態から、弾性部5の略全表面が端面
12に当接した状態まで変形することができるが、この
変形可能量が、ねじ部4のねじの1ピッチの長さ以上と
なるよう、弾性部5は所定の角度に傾けてねじ部4の端
部近傍に取り付けられているので、コンタクトチップ1
は、先端部が所望の向きに向くようにして固定すること
ができる。
【0017】コンタクトチップ1を製造するときの曲げ
加工は、図3に示すように、丸棒状の部材1aに設けら
れたスルーホール2に、該スルーホール2の直径よりも
0.05〜0.50mm好ましくは0.1〜0.2mm
小さい直径の溶接ワイヤ20を挿通したものを、所定の
間隔をおいて配置された支持部材21上に載置し、該部
材の中央部を加圧部22により加圧することにより行わ
れる。このように、溶接ワイヤ20をスルーホール2に
挿通した状態で曲げ加工を行なうと、曲げ加工後のスル
ーホール2の直径は、コンタクトチップ1の長さ方向の
任意の断面において同一であり、曲げ加工前の直径の均
一さを保持している。
【0018】曲げ加工によるコンタクトチップ1の湾曲
度あるいは屈曲度は、図4に示すように、コンタクトチ
ップ1のスルーホール2に溶接ワイヤ20を挿通し、該
溶接ワイヤ20の先端部をバネばかり30を介して引っ
張ったとき、溶接ワイヤ20が引き出されるときの抵抗
(荷重)が、100〜800グラムとなるような大きさ
とされる。
【0019】引出し抵抗を100〜800グラムとした
のは、図5に示すように、その範囲においてスパッタ発
生量が少ないからである。また、引出し抵抗が900グ
ラム以上になると、スパッタ発生量が大きくなると共
に、溶接ワイヤ20とスルーホール2との接触抵抗が大
きいために、溶接ワイヤ20の送給が不良となるので、
好ましくない。
【0020】図5のグラフは、以下に説明する実験によ
り得られた。まず、直径1.3mmのスルーホールを有
する曲げ加工されていない同一形状のコンタクトチップ
を多数個準備し、押圧力を種々に変えて曲げ加工を実施
した。得られたコンタクトチップの中から、引出し抵抗
が、それぞれほぼ100,200,300,400,5
00,600,700,800,900,1000グラ
ムであるものを選び出し実験に供した。尚、比較のため
に、曲げ加工を施さないコンタクトチップも実験に供し
た。この比較例の引出し抵抗は約50グラムであった。
【0021】上記各コンタクトチップを図6に示す溶接
ロボットに搭載されたトーチ40に取り付け、1.2m
mの直径を有する溶接ワイヤをコンタクトチップに挿通
し、銅製カバー41の中に置かれた軟鋼板42上に、2
80A,29V,40cm/minの速度で、ビードオ
ンプレート溶接を行った。尚、シールドガスとしては、
ArとCO2 との混合ガスを用いた。
【0022】スパッタ発生量は、ビード43の周辺に飛
散あるいは付着した金属粒等を収集して計量し、その重
量を溶接に要した時間で除算して求めた。尚、図5で
は、上記比較例のコンタクトチップを用いて溶接を行っ
たときのスパッタ発生量を1とした。
【0023】上記の実験では、スパッタ発生量は、引出
し抵抗が300〜600グラムの範囲であるとき少な
く、500,600グラムで最低となった。次に、本実
施例の効果を調べるために、500グラムの引出し抵抗
を有する本実施例のコンタクトチップを用いて溶接ワイ
ヤの線振れおよび溶接時の温度を測定した。比較のため
に、50グラムの引出し抵抗を有する曲げ加工されてい
ないコンタクトチップを用いて同様の測定を行った。
【0024】まず、溶接ワイヤの線振れの測定について
説明する。この測定には、ペイルパック(捩り入り)ワ
イヤを用いた。図7に示すように、ペイルパックワイヤ
が収納された容器50の上にワイヤ引出し装置51を取
り付け、アークロボット52に取り付けられたワイヤ送
給装置53により、コンジットチューブ54を介して溶
接ワイヤ20をトーチ40に送るようにセットし、定点
パンチテストを行った。
【0025】この定点パンチテストは、図8に示すよう
に、溶接ワイヤ20の真下に方眼紙60が取り付けられ
た台61を置き、溶接ワイヤ20を送りだして方眼紙に
孔を開け、次に、ワイヤを所定の長さだけ切断し、次
に、ワイヤを送りだして、方眼紙に孔を開けるという作
業を繰り返すことにより行った。尚、コンタクトチップ
1の先端と方眼紙61との距離を150mmとし、ワイ
ヤの送り出しによる方眼紙へのパンチを40回実施し
た。
【0026】図9(a)に示すように、本実施例のコン
タクトチップを用いた場合には、ワイヤにより開けられ
た全ての孔は直径10mmの円内に入るが、比較例の場
合には、図9(b)に示すように、直径30〜40mm
の円内に広く分布する。このことから、本実施例のコン
タクトチップを用いると、線振れが少なく、溶接ワイヤ
の先端が溶接中に溶接すべき位置からずれることが防止
されることが分かる。
【0027】次に、溶接時のコンタクトチップの温度測
定は、図10に示すようにコンタクトチップ1の表面に
熱電対70を取り付けて行った。溶接は、電流300
A,電圧30Vの電源を用い、CO2 ガスを20リット
ル/minの流量で流した雰囲気中で、40cm/mi
nの速度で実施し、3分間のアーク発生と3分間の停止
を繰り返し、合計して120分間試験を行った。500
グラムの引出し抵抗を有する本実施例の場合には、最高
到達温度は215℃であったが、比較例の場合は、26
5℃であった。
【0028】本実施例のコンタクトチップで温度が低く
なったのは、溶接ワイヤ20が線振れなく送給されるた
めにコンタクトチップ1と溶接ワイヤ20が定常的に接
触して、接触抵抗が小さいからである。以上のように、
第一の実施例によれば、コンタクトチップ1と溶接ワイ
ヤ20との接触が定常的にかつ良好に行われるので、溶
接ワイヤ20への給電を安定して行える。この結果、ア
ークが安定化し、スパッタの発生が少なくなる。
【0029】また、溶接ワイヤ20とコンタクトチップ
1との接触抵抗が小さくなるので、接触部での発熱が小
さくなり、コンタクトチップの長寿命化が図られる。更
に、溶接ワイヤ20に巻癖や捩れがあっても、溶接ワイ
ヤ20を線振れなく一定方向に送り出すことができるの
で、アークが溶接すべき位置からずれることなく、良好
に溶接することができる。
【0030】図1に示すコンタクトチップ1は、基端部
における中心軸とコンタクトチップの中心線とのずれ
が、基端部から先端部にいくほど大きくなるように一方
向に曲げられている。この湾曲度あるいは屈曲度が大き
いと、溶接を行うとき、溶接ワイヤの先端が、ガスシー
ルドの範囲から外に出てしまうことがある。
【0031】このような不具合を防止した第2の実施例
のコンタクトチップを図11に示す。図11に示すよう
に、コンタクトチップの曲げる方向を中間部で変え、先
端部の中心が基端部の中心あるいはその近辺に位置する
ようにする。コンタクトチップ1の湾曲度あるいは屈曲
度を大きくする場合には、コンタクトチップ1の適当な
位置に切欠を設け、該切欠部分で、コンタクトチップ1
を折曲げてもよい。
【0032】図11に示すコンタクトチップの使用状況
を図12に示す。図12において、チップ接続部10は
トーチ本体40の内部に設けられている。トーチ本体4
0の先端部には、ガスの流れを規制するノズル80が螺
着され、チップ接続部10には、図6に示すコンタクト
チップ1が螺着される。
【0033】溶接ワイヤ20は、送給装置により、チッ
プ接続部10に設けられた挿通孔13を経由し、更に、
コンタクトチップ1のテーパー部3およびスルーホール
2を経由して、図7に示すA方向に送られ、その先端部
が所定の長さだけ、コンタクトチップ1の先端から突き
出される。
【0034】コンタクトチップ1は、その先端部の中心
軸がねじ部4を有する基端部の中心軸近傍に位置するよ
うに2箇所で曲げられているので、溶接ワイヤ20への
給電により発生するアーク90は,ノズル80に供給さ
れるCO2ガスの流路100の内側にあり、アーク90
は該ガスにより大気から遮断される。
【0035】従って、第2の実施例によれば、ガスシー
ルドされた雰囲気中で溶接を行うことができるので、欠
陥のない溶接金属を得ることができる。また、第一の実
施例と同様に、コンタクトチップ1は曲げ加工されてい
るので、溶接ワイヤ20に捩れがあっても、アーク90
が所望の溶接すべき位置からずれることは無い。また、
コンタクトチップ1から溶接ワイヤ20への給電は安定
して行われる。
【0036】以上、本発明の実施例について詳述した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、種
々の態様で実施し得る。例えば、図13に示すように、
弾性部5に代えて、バネ付きワッシャ5aを用いてもよ
い。また、図14に示すように、コンタクトチップ1の
基端部のねじ部4に代えて、テーパー部4aを設け、チ
ップ接続部10のねじ孔11に代えて、テーパー孔11
aを設け、袋ナット110により取り付けるコンタクト
チップに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例のガスシールドアーク溶
接用コンタクトチップを示す断面図である。
【図2】図1に示すコンタクトチップのチップ接続部へ
の接続固定の状況を示す説明図である。
【図3】図1に示すコンタクトチップの曲げ加工の説明
図である。
【図4】溶接ワイヤの引出し抵抗の測定方法の説明図で
ある。
【図5】引出し抵抗とスパッタ発生量との関係を示すグ
ラフである。
【図6】図5に示すグラフを得るために行う実験の説明
図である。
【図7】定点パンチテストに適用された溶接装置の説明
図である。
【図8】定点パンチテストの方法の説明図である。
【図9】定点パンチテスト結果を示す説明図である。
【図10】コンタクトチップの測温方法の説明図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施例のコンタクトチップを
示す断面図である。
【図12】図11に示すコンタクトチップの使用状況を
示す説明図である。
【図13】コンタクトチップの弾性部の変形例を示す断
面図である。
【図14】袋ナット取付式コンタクトチップへの適用例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…コンタクトチップ 2…スルーホール 4…ね
じ部 5…弾性部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船崎 英男 愛知県海部郡七宝町大字下之森字河原88番 地 株式会社日本コンタクトチツプ製作所 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 良導体の丸棒状部材からなり、該部材の
    中心部にはスルーホールが設けられ、かつ部材の片側端
    部には溶接トーチ本体に接続される接続部が設けられた
    ガスシールドアーク溶接用コンタクトチップにおいて、 前記スルーホールに挿通される溶接用ワイヤとして、前
    記スルーホールの直径よりも0.05〜0.50mm小
    さい直径のワイヤが用いられたとき、前記溶接用ワイヤ
    の引出し抵抗が、100〜800グラムの範囲となるよ
    うに、前記部材には曲げ加工が施されていることを特徴
    とするガスシールドアーク溶接用コンタクトチップ。
  2. 【請求項2】 前記接続部が前記溶接トーチ本体に接続
    されるとき、前記溶接トーチ本体に当接して弾性的に変
    形し、前記溶接トーチ本体に密着する弾性部を更に備え
    たことを特徴とする請求項1記載のガスシールドアーク
    溶接用コンタクトチップ。
  3. 【請求項3】前記スルーホールの両端部が同一軸上ある
    いはその近傍に位置するように前記部材は複数の部分で
    曲げられていることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のガスシールドアーク溶接用コンタクトチップ。
JP25667191A 1991-10-03 1991-10-03 ガスシールドアーク溶接用コンタクトチツプ Pending JPH0596376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25667191A JPH0596376A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 ガスシールドアーク溶接用コンタクトチツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25667191A JPH0596376A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 ガスシールドアーク溶接用コンタクトチツプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596376A true JPH0596376A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17295854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25667191A Pending JPH0596376A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 ガスシールドアーク溶接用コンタクトチツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0596376A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06304761A (ja) * 1993-04-21 1994-11-01 Babcock Hitachi Kk 溶接用チップ及びその製造方法
EP1108491A2 (en) * 1999-12-17 2001-06-20 Trafimet S.P.A. Contact tip for mig welding torches
WO2007028185A3 (de) * 2005-09-09 2007-05-18 Fronius Int Gmbh Schweissbrenner mit einem räumlich ausdehnbaren fixierungselement für die gasdüse, und verfahren zur prozesssteuerung einer schweissanlage mit einem solchen schweissbrenner ; gasdüse für einen solchen schweissbrenner ; kontaktrohr für einen solchen schweissbrenner
WO2008018979A1 (en) * 2006-08-11 2008-02-14 Illinois Tool Works Inc. Electrically conductive contact tip comprising a non linear passage for a wire electrode; contact tip assembly comprising such contact tip
US7381923B2 (en) 2001-11-07 2008-06-03 Migfast Pty Ltd Consumable electrode arc welding
WO2009022443A1 (ja) * 2007-08-16 2009-02-19 Shinkokiki Co., Ltd. アーク溶接用ワイヤー切断工具及びこれを用いたアーク溶接方法
JP2010075947A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Daihen Corp 給電チップ消耗検査治具
US9061366B2 (en) 2007-06-22 2015-06-23 Illinois Tool Works Inc. Welding system and method having controlled liner contour and welding wire curvature
US9199330B2 (en) 2011-11-13 2015-12-01 Victor Equipment Company Hollow contact tip-diffuser for GMAW manual/robotic arc welding MIG guns
US10688587B2 (en) 2015-02-26 2020-06-23 Taiyo Nippon Sanso Corporation Wire aiming guide and welding device
US11540762B2 (en) 2014-10-30 2023-01-03 West Affum Holdings Dac Wearable cardioverter defibrtillator with improved ECG electrodes

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06304761A (ja) * 1993-04-21 1994-11-01 Babcock Hitachi Kk 溶接用チップ及びその製造方法
EP1108491A2 (en) * 1999-12-17 2001-06-20 Trafimet S.P.A. Contact tip for mig welding torches
EP1108491A3 (en) * 1999-12-17 2003-10-15 Trafimet S.P.A. Contact tip for mig welding torches
US7381923B2 (en) 2001-11-07 2008-06-03 Migfast Pty Ltd Consumable electrode arc welding
US8907249B2 (en) 2005-09-09 2014-12-09 Fronius International Gmbh Welding torch with a fixing element for the gas nozzle, said element being capable of extension; process control method for a welding system equipped with said welding torch; gas nozzle for said welding torch; and contact tube for said welding torch
WO2007028185A3 (de) * 2005-09-09 2007-05-18 Fronius Int Gmbh Schweissbrenner mit einem räumlich ausdehnbaren fixierungselement für die gasdüse, und verfahren zur prozesssteuerung einer schweissanlage mit einem solchen schweissbrenner ; gasdüse für einen solchen schweissbrenner ; kontaktrohr für einen solchen schweissbrenner
US9862056B2 (en) 2005-09-09 2018-01-09 Fronius International Gmbh Welding torch with a fixing element for the gas nozzle, said element being capable of extension; process control method for a welding system equipped with said welding torch; gas nozzle for said welding torch; and contact tube for said welding torch
WO2008018979A1 (en) * 2006-08-11 2008-02-14 Illinois Tool Works Inc. Electrically conductive contact tip comprising a non linear passage for a wire electrode; contact tip assembly comprising such contact tip
US9061366B2 (en) 2007-06-22 2015-06-23 Illinois Tool Works Inc. Welding system and method having controlled liner contour and welding wire curvature
WO2009022443A1 (ja) * 2007-08-16 2009-02-19 Shinkokiki Co., Ltd. アーク溶接用ワイヤー切断工具及びこれを用いたアーク溶接方法
JPWO2009022443A1 (ja) * 2007-08-16 2010-11-11 新光機器株式会社 アーク溶接用ワイヤー切断工具及びこれを用いたアーク溶接方法
JP2010075947A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Daihen Corp 給電チップ消耗検査治具
US9199330B2 (en) 2011-11-13 2015-12-01 Victor Equipment Company Hollow contact tip-diffuser for GMAW manual/robotic arc welding MIG guns
US11540762B2 (en) 2014-10-30 2023-01-03 West Affum Holdings Dac Wearable cardioverter defibrtillator with improved ECG electrodes
US10688587B2 (en) 2015-02-26 2020-06-23 Taiyo Nippon Sanso Corporation Wire aiming guide and welding device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0596376A (ja) ガスシールドアーク溶接用コンタクトチツプ
US4493971A (en) Hot wire type electric arc welding torch
KR100319285B1 (ko) 용접 와이어의 급송능을 측정하는 방법 및 장치
US9254984B2 (en) Welding wire feeder with improved wire guide
US6057526A (en) Wire feed unit system to automatically feed filler wire to a weld
JP2004025243A (ja) 溶接用ワイヤの送給方法
JPS61293674A (ja) ア−ク溶接機
WO2009034460A2 (en) Method and apparatus of welding with electrical stickout
JPS56141966A (en) Arc welding method
JP2001252786A (ja) 溶接用ワイヤ
US3211189A (en) Dispenser of wire under tension
JPS61182886A (ja) ガスシ−ルドア−ク溶接機のコンタクトチツプ
JPH08150479A (ja) アーク溶接用コンタクトチップ
JP2721276B2 (ja) ア−ク溶接用ト−チの給電チップ
JP2524430B2 (ja) 自動溶接用ワイヤ
JP2011056517A (ja) 消耗電極ガスシールドアーク溶接トーチ
JP2516663B2 (ja) 溶接ビ―ドの蛇行防止方法
JPS60184476A (ja) 溶接ト−チ
JPH069749Y2 (ja) 狭開先周溶接装置
JPH0675739B2 (ja) 極細線条体固定用チャック
JPH04262874A (ja) 溶接ワイヤ支持装置
JPH0638621Y2 (ja) アーク溶接トーチ
JPS5779077A (en) Method and device for automatic arc welding
WO1996001717A1 (en) Concentric cold wire gas tungsten arc welding
JPS6245822Y2 (ja)