JPH059620U - 昇降式フード - Google Patents

昇降式フード

Info

Publication number
JPH059620U
JPH059620U JP3898991U JP3898991U JPH059620U JP H059620 U JPH059620 U JP H059620U JP 3898991 U JP3898991 U JP 3898991U JP 3898991 U JP3898991 U JP 3898991U JP H059620 U JPH059620 U JP H059620U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
duct
dust
lifting
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3898991U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2547215Y2 (ja
Inventor
伸也 山本
Original Assignee
新東ダストコレクタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新東ダストコレクタ株式会社 filed Critical 新東ダストコレクタ株式会社
Priority to JP3898991U priority Critical patent/JP2547215Y2/ja
Publication of JPH059620U publication Critical patent/JPH059620U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2547215Y2 publication Critical patent/JP2547215Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降ストロークに制約がなく、しかも、シン
プルな昇降装置により簡単に昇降操作を行うことができ
る昇降式フードを提供する。 【構成】 集塵機7に連通する吸引口8が中間部に形成
された直筒状の外面ダクト3内に、フード部1aの上面に
前記吸引口8に対応する連通口9が胴部に開口された内
面ダクト2を立ち上がらせた集塵フード1をその内面ダ
クト2をもって昇降動自在に遊挿してフード部1a が集
塵位置まで下降した場合に連通口9が前記吸引口8に一
致して吸塵ガスを確実に集塵機7へ導くようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は昇降ストロークに制約がなく、しかも、シンプルな昇降装置により簡 単に昇降操作を行うことができる昇降式フードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、鋳物工場のような粉塵の発生を伴う作業現場においては環境悪化の防 止を図るため集塵処理を行なうことが一般的であり、工場内の作業スペースの確 保あるいは集塵処理効率の向上等の理由から粉塵の発生源に対して昇降式フード を設けることが行われている。
【0003】 ところが、従来の昇降式フードは図3に示されるように、集塵機に一端開口が 連通された外面ダクト13と、フード部11a の上面に内面ダクト12を立ち上がらせ た集塵フード11とよりなり、該集塵フード11の内面ダクト12を前記外面ダクト13 内に昇降動自在に遊挿したものや、図4に示されるように、集塵機に一端開口が 連通されたダクト13の下端に伸縮自在な蛇腹チューブ14を続かせてその下端に集 塵フード11を連結したものであって、いずれのものも集塵フード11はフード部自 体に連結した複数本のチェーン16により必要に応じて集塵処理すべき使用状態の 位置(一点鎖線で図示)から上方部の未使用状態の位置まで昇降するものである 。このため、集塵フード11の昇降ストロークが大きくなるにつれて集塵機からの 連通管の位置が高くなり、工場の天井高さとの関係で昇降ストロークが制限を受 けるというという問題点があった。また、集塵フード11の昇降動はフード部自体 に連結した複数本のチェーン16で行う必要があるためにチェーンブロック等が使 用できず、複雑な昇降用の装置を必要とするとともに昇降操作も煩雑で作業性が 悪いという問題点もあり、更には保守・点検作業や落下防止対策等も困難である という問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は上記のような従来の問題点を解決して、昇降ストロークを大きくして も集塵機からの連通管の位置を低く保つことができてフード主体の昇降ストロー クに制限を受けることがなく、また、フード主体を1本のチェーンでも安全に懸 吊することができて昇降用装置をシンプルかつ操作性の優れたものとすることが できる昇降式フードを提供することを目的として完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案の昇降式フードは、集塵機に連通 する吸引口が中間部に形成された直筒状の外面ダクトと、フード部の上面に前記 吸引口に対応する連通口が胴部に開口された内面ダクトを立ち上がらせた集塵フ ードとよりなり、該集塵フードの内面ダクトを前記外面ダクト内に昇降動自在に 遊挿したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
このような昇降式フードにおいては、外面ダクト内に遊挿されている内面ダク トに直結した懸吊部材をチェーンブロック等により自在に昇降させて集塵フード の内面ダクトに設けた連通口を外面ダクトの吸引口に一致させた集塵位置とし、 この状態で吸塵ガスを確実に集塵機へ導くこととなる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。 図面は、粉塵を発生する作業台10の上方部を覆うように配置された昇降式フー ドを示すもので、1は集塵フードであり、該集塵フード1は前記作業台10を覆う ためのフード部1aの上面に内面ダクト2を立ち上がらせたもので、該内面ダクト 2はその上端が封止されている代わりに後記する外面ダクト3の吸引口8に対応 する連通口9が胴部に開口されている。
【0008】 外面ダクト3は連通管5を介して集塵機7に連通する吸引口8が中間部に形成 された直筒状のもので、一方、上端が封止された前記の内面ダクト2の胴部に形 成した連通口9は内面ダクト2の上方部にあり、フード部1aが集塵位置(図中の 実線で表示した位置)に達するまで集塵フード1を下降させた場合に、図2に示 したように前記外面ダクト3の吸引口8にぴったりと一致する。なお、前記の内 面ダクト2の上端部はチェーンやワイヤなどの1本の懸吊部材6のみによって懸 吊されているとともに、該懸吊部材6としてのチェーンが作業現場の天井に設置 された吊台6bに吊り下げられたチェーンブロック6aに連結されており、該チェー ンブロック6aの操作により前記の内面ダクト2の昇降操作を極めて容易に行なえ るよう構成されている。
【0009】 このように構成されたものは、必要に応じて集塵フード1を昇降させることに より作業台10をフード部1aで覆って発生する粉塵等の吸引処理をする点は従来の ものと同様であるが、本考案においては前記の集塵フード1の昇降をチェーンブ ロック6aなどの操作により1本の懸吊部材6を昇降動させるだけで極めて容易に 行なえることとなり、また、フード部1aを集塵位置に下降させた場合には内面ダ クト2に設けた連通口9と外面ダクト3の胴部に開口する吸引口8とがぴったり と一致して、フード部1aで集塵した粉塵等を確実に吸引口8内へ吸引し連通管5 を通じて集塵機7へ導くこととなる。
【0010】 また、前記の内面ダクト2は両端を開口した筒状の外面ダクト3内を上下自在 に昇降し、特に未使用状態の位置まで上昇した場合には先端部を外面ダクト3の 上方へ突出させるものであるので、従来のように連通管5を内面ダクト2の上昇 位置以上の高い位置に設ける必要がなく外面ダクト3のほぼ中央部の低い位置に 設けることができるので、天井高さ等による配管の制限もなくなり昇降ストロー クの制約が解消されることとなる。更には、前記の内面ダクト2は1本の懸吊部 材6のみによって懸吊されるシンプルな構造とできるので、昇降操作が極めて容 易であるとともに保守・点検作業等や落下防止対策等も容易に行うことができる こととなる。
【0011】
【考案の効果】 以上の説明からも明らかなように本考案は、昇降ストロークを大きくしても集 塵機からの連通管の位置を低く保つことができて集塵フードの昇降ストロークに 制限を受けることがなく、また、集塵フードは1本の懸吊部材のみでも安全に懸 吊することができて昇降用装置をシンプルかつ操作性の優れたものとすることが できるものである。 よって、本考案は従来の問題点を一掃した昇降式フードとして、その実用的価 値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の使用状態を示す概略図であ
る。
【図2】本考案の実施例を示す要部の斜視図である。
【図3】従来技術の昇降式フードを示す正面図である。
【図4】従来技術の昇降式フードを示す正面図である。
【符号の説明】
1 集塵フード 1a フード部 2 内面ダクト 3 外面ダクト 6 懸吊部材 7 集塵機 8 吸引口 9 連通口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵機に連通する吸引口(8) が中間部に
    形成された直筒状の外面ダクト(3) と、フード部(1a)の
    上面に前記吸引口(8) に対応する連通口(9)が胴部に開
    口された内面ダクト(2) を立ち上がらせた集塵フード
    (1) とよりなり、該集塵フード(1) の内面ダクト(2) を
    前記外面ダクト(3) 内に昇降動自在に遊挿したことを特
    徴とする昇降式フード。
  2. 【請求項2】 集塵フード(1) の昇降動が内面ダクト
    (2) の上端に連結された懸吊部材(6) により行われる請
    求項1に記載の昇降式フード。
JP3898991U 1991-04-26 1991-04-26 昇降式フード Expired - Fee Related JP2547215Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3898991U JP2547215Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 昇降式フード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3898991U JP2547215Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 昇降式フード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059620U true JPH059620U (ja) 1993-02-09
JP2547215Y2 JP2547215Y2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=12540554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3898991U Expired - Fee Related JP2547215Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 昇降式フード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2547215Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007148842A1 (en) * 2006-06-19 2007-12-27 Tae Young Co., Ltd. An ascent and descent range hood for kitchen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007148842A1 (en) * 2006-06-19 2007-12-27 Tae Young Co., Ltd. An ascent and descent range hood for kitchen

Also Published As

Publication number Publication date
JP2547215Y2 (ja) 1997-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206342999U (zh) 一种便于维护和换袋的袋式除尘器
JPH059620U (ja) 昇降式フード
CN212761106U (zh) 一种铁水转包吸尘装置
CN110094145A (zh) 一种用于厂房上端可升降的换气窗
CN208894391U (zh) 一种立式磨煤机全封闭环保排渣装置
CN2244541Y (zh) 带气幕式封闭面的除尘罩
CN216655714U (zh) 一种可升降的吸风罩装置
JPH0161228U (ja)
JPS594039Y2 (ja) 高炉出銑口防塵装置
JP2003118971A (ja) 天井クレーン用集塵装置
CN215711010U (zh) 一种圆钢加工用的原材料投放装置
JP4346133B2 (ja) 高圧ガス容器搬送装置
CN213772279U (zh) 一种单晶炉用隔离阀
CN218260974U (zh) 一种用于装车漏斗卸料的防尘装置
CN219224287U (zh) 一种血袋生产洁净区空气采样器
JPH0120634Y2 (ja)
CN214792365U (zh) 一种紫云英种子的干燥装置
CN217251406U (zh) 一种铝合金熔炉的烟尘收集系统
CN214486091U (zh) 一种稳定型废气处理器
CN216024739U (zh) 一种用于催化氧化的气体流量控制装置
JPH0643377Y2 (ja) 二重筒式煙突
JPS5940141Y2 (ja) 製鋼炉用取鍋の発煙処理装置
JPH044866Y2 (ja)
JPH0563623U (ja) 注湯ライン用吸引装置
JPS6246709Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970425

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees