JPH0595949A - 管腔内超音波診断装置 - Google Patents

管腔内超音波診断装置

Info

Publication number
JPH0595949A
JPH0595949A JP3226694A JP22669491A JPH0595949A JP H0595949 A JPH0595949 A JP H0595949A JP 3226694 A JP3226694 A JP 3226694A JP 22669491 A JP22669491 A JP 22669491A JP H0595949 A JPH0595949 A JP H0595949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intraluminal
ultrasonic
diagnostic apparatus
axial
ultrasonic diagnostic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3226694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takano
政由起 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3226694A priority Critical patent/JPH0595949A/ja
Publication of JPH0595949A publication Critical patent/JPH0595949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面上に描出される輪切断層像における管腔
内挿入部の挿入方向のつながりを定量的に認識すること
を可能とするラジアル走査型の管腔内超音波診断装置を
提供することにある。 【構成】 管腔内挿入部2を挿入軸方向へ定量的に移動
させる軸方向駆動手段(ラック及びピニオンのギア5,
7相互を噛合させた構造体と可逆モータ8の組合せ)
と、移動量検出手段(エンコーダ9)とを、管腔内超音
波プローブ100に備える一方、装置本体には軸方向移
動量検出手段が示す位置情報に対応させて各位置毎の超
音波像データを格納するメモリ手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血管等の管腔内の超音
波断層像を得るために用いる管腔内超音波診断装置に関
し、特にラジアル走査可能としたカテーテル型の管腔内
超音波診断装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】血管内の治療技術として、PT(C)A
やアテレクトミー・レーザー、ステンツ等があるが、こ
れらの治療では、治療前後のプラークや血栓の分布を見
ることで、治療効果を判定することが重要となる。そこ
で、一般に、カテーテル型管腔内超音波診断装置がその
治療効果の判定のために用いられる。
【0003】このカテーテル型の管腔内超音波診断装置
は、一般に超音波振動子を先端部分側方に設けた管腔内
挿入部(カテーテル)と、この管腔内挿入部を回転駆動
させる回転駆動手段を設けた操作部とにより構成される
管腔内超音波プローブを装置本体に対し接離可能に備え
ている。そして、管腔内超音波プローブの管腔内挿入部
を血管内に挿入した状態で回転駆動手段により回転駆動
しながら超音波振動子を電子的あるいは機械的に走査す
ることにより血管内をラジアル走査し、これにより血管
内の輪切断層像の描出が可能となる。従って、描出され
た輪切断層像を見て血管形成術等の治療前後のプラーク
や血栓の分布を見ることができ、粥状硬化等の診断に有
用となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の管腔内超音波診断装置は、血管内のプラークや
血栓の広がり具合等を確認する場合、感覚をたよりにし
た操作で管腔内挿入部を前後に移動させながら画面上の
輪切断層像の変化を見るか、もしくは感覚をたよりにし
た操作で管腔内挿入部を前後に移動させる都度得ること
になる輪切断層像データをフレームメモリに順次書き込
み後、読み出し再生して画面上に数枚の輪切断層像を同
時にあるいは時系列で表示して各輪切断層像の変化を見
ることになる。この場合、画面上に描出された輪切断層
像における管腔内挿入部の挿入方向のつながりは不連続
的であり、そのため、オペレータの頭の中でそのつなが
りについての構築が必要となる。しかも、輪切断層像に
対し定量的な位置情報が与えられていないため、血管内
のプラークや血栓の広がり具合等について正確な測定を
行うことができず、術式の決定等に際し苦慮することが
生じるという不具合があった。
【0005】本発明は、上記した事情に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、画面上に描出され
る輪切断層像における管腔内挿入部の挿入方向のつなが
りを定量的に認識することを可能とするラジアル走査型
の管腔内超音波診断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、超音波振動子を先端部分に設けた管腔内
挿入部と、前記超音波振動子を回転駆動させる回転駆動
手段を設けた操作部とを有してなるラジアル走査型の管
腔内超音波診断装置において、前記管腔内挿入部を挿入
軸方向へ定量的に移動させる軸方向駆動手段と、前記管
腔内挿入部が挿入軸方向へ移動される量を定量的に検出
する軸方向移動量検出手段とを前記操作部に備える一
方、前記軸方向移動量検出手段が示す位置情報に対応さ
せて各位置毎の超音波像データを格納するメモリ手段を
具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の構成であれば、駆動手段により定量的
にカテーテルを前後に移動させることができ、またカテ
ーテルの軸方向移動量を定量的に軸方向移動量検出手段
により検出することができる。そして、上記の軸方向移
動量検出手段が示す位置情報に対応させてメモリ手段上
に各位置毎の超音波像データを格納することができ、こ
れにより画面上に描出される輪切断層像における管腔内
挿入部の挿入方向をその画面上で定量的に認識すること
が可能となる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明が適用された一実施例の管腔
内超音波診断装置における要部をなす管腔内超音波プロ
ーブ100の構成を示す図である。
【0009】この管腔内超音波プローブ100は、管腔
内挿入部2の先端内部にある側方に向けた超音波振動子
1を操作部3のラジアル回転用モータ4により回転させ
ることにより従来同様にラジアル走査可能にしている。
更に、操作部3の内部には、ラックギヤ5をもった軸5
aを設け、この軸5aの両端をスラストベアリング6で
受ける一方、ラックギヤ5にあわせたギアピッチのピニ
オンギア7をかませて、そのピニオンギア7の回転軸に
図2のように往復回転可能な可逆モータ8及びこの可逆
モータ8の回転角度を検出するエンコーダ9を設置して
いる(図2参照)。
【0010】また、操作部3から管腔内挿入部2の先端
部分近傍まで管腔内挿入部2に対し同軸状に外装して配
設した挿入入口固定外筒10を備えている。この挿入入
口固定外筒10は操作部3の筐体11に着脱可能なもの
であって、ガイディングカテーテルやイントロデューサ
を適用することができる。
【0011】前述した如くの各部を備えた管腔内超音波
プローブ100は、ラジアル走査のためにラジアル回転
用モータ4により管腔内挿入部2の先端内部にある超音
波振動子1が回転されるだけでなく、可逆モータ8が回
転することで、軸5aの挿入軸方向の移動となりラジア
ル回転用モータ4及び管腔内挿入部2が定量的に前進又
は後退されることになる。しかも、その前進又は後退の
移動量はエンコーダ9による角度検出により定量的に検
出することができる。従って、エンコーダ9の検出角に
より挿入入口固定外筒10と管腔内挿入部2との相対位
置を求めることができる。
【0012】このような管腔内超音波プローブ100
は、図3に示すように装置本体200に接続されて使用
される。装置本体200は、システム全体の制御中枢と
なるシステムコントローラ12の制御下で図1及び図2
のエンコーダ9が示す位置情報Sに対応させて各位置毎
の超音波像データD1 〜Dnを送受信系13よりフレー
ムメモリ14へ格納するようなされている。
【0013】そして、このように位置情報に対応させて
各位置毎の超音波像D1 〜Dn をフレームメモリ14に
格納した場合、この格納された超音波像データD1 〜D
n は3次元的な情報として取扱えるため、DSC(ディ
ジタルスキャンコンバータ)15において3次元的立体
像あるいは各位置毎の任意断面像を作成し、この画像表
示信号をD/A変換器16によりアナログに変換してモ
ニタ17へ加えることで、モニタ17上に例えば図4
(A)に示す如くの3次元的立体像あるいは図4(B)
に示す如くの任意断面像を表示することができる。ま
た、本実施例の構成であれば、ラジアル回転用モータ4
の駆動停止状態で可逆モータ8のみを駆動させて、血管
長手方向の断面も得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ラ
ジアル断面に加え、挿入軸方向の位置情報が加えられる
ため、3次元的な画像情報の分布が装置本体のシステム
にとり込めることになる。これにより3次元画像の構築
あるいは任意断面の自由な切り出しが可能であるととも
に、管腔内挿入部の挿入方向のつながりを装置上で定量
的に正しく認識できるため、血管内のプラークや血栓の
広がり具合等について正確な測定を行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一実施例の管腔内超音波診
断装置における要部をなす管腔内超音波プレーブの構成
を示す図である。
【図2】軸方向駆動手段の可逆モータと角度検出手段の
エンコーダとの連結構成を示す図である。
【図3】本発明が適用された一実施例の管腔内超音波診
断装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図4】モニタ上に表示される超音波像の表示態様を示
す図である。
【符号の説明】
1 超音波振動子 2 管腔内挿入部 3 操作部 4 ラジアル回転用モータ 5 ラックギア 6 スラストベアリング 7 ピニオンギア 8 可逆モータ 9 エンコーダ 10 挿入入口固定外筒 11 筐体 12 システムコントローラ 13 送受信系 14 フレームメモリ 15 DSC 16 D/A変換器 17 モニタ 100 管腔内超音波プローブ 200 装置本体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を先端部分に設けた管腔内
    挿入部と、前記超音波振動子を回転駆動させる回転駆動
    手段を設けた操作部とを有してなるラジアル走査型の管
    腔内超音波診断装置において、 前記管腔内挿入部を挿入軸方向へ定量的に移動させる軸
    方向駆動手段と、前記管腔内挿入部が挿入軸方向へ移動
    される量を定量的に検出する軸方向移動量検出手段とを
    前記操作部に備える一方、前記軸方向移動量検出手段が
    示す位置情報に対応させて各位置毎の超音波像データを
    格納するメモリ手段を具備することを特徴とする管腔内
    超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記軸方向駆動手段は、ラック及びピニ
    オンのギヤ相互を噛合させた構造体と、ピニオンギアの
    回転軸に設置した可逆モータとからなることを特徴とす
    る請求項1記載の管腔内超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記軸方向移動量検出手段は、前記軸方
    向駆動手段の可逆モータを検出する角度検出手段である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の管腔内超音波診
    断装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部から前記管腔内挿入部の先端
    部分近傍まで当該管腔内挿入部に対し同軸状に外装して
    配設された挿入入口固定外筒を具備することを特徴とす
    る請求項1又は2又は3記載の管腔内超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 前記軸方向検出手段は、前記角度検出手
    段の検出角により前記挿入入口固定外筒と前記管腔内挿
    入部との相対位置を求めることを特徴とする請求項1又
    は2又は3又は4記載の管腔内超音波診断装置。
JP3226694A 1991-09-06 1991-09-06 管腔内超音波診断装置 Pending JPH0595949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226694A JPH0595949A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 管腔内超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226694A JPH0595949A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 管腔内超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0595949A true JPH0595949A (ja) 1993-04-20

Family

ID=16849192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3226694A Pending JPH0595949A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 管腔内超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0595949A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001500762A (ja) * 1996-09-20 2001-01-23 カーディオバスキュラー・イメージング・システムズ・インコーポレイテッド 3次元管腔内超音波画像再生
JP2003525638A (ja) * 1997-09-29 2003-09-02 シメッド ライフ システムズ インコーポレイテッド 脈管内画像ガイドワイヤ
WO2011039983A1 (ja) * 2009-09-30 2011-04-07 テルモ株式会社 画像診断装置及びその制御方法
JP2017099437A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 上田日本無線株式会社 スキャナ部の移動装置
WO2019189518A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 テルモ株式会社 画像処理装置及び画像表示方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001500762A (ja) * 1996-09-20 2001-01-23 カーディオバスキュラー・イメージング・システムズ・インコーポレイテッド 3次元管腔内超音波画像再生
JP2003525638A (ja) * 1997-09-29 2003-09-02 シメッド ライフ システムズ インコーポレイテッド 脈管内画像ガイドワイヤ
WO2011039983A1 (ja) * 2009-09-30 2011-04-07 テルモ株式会社 画像診断装置及びその制御方法
US9168003B2 (en) 2009-09-30 2015-10-27 Terumo Kabushiki Kaisha Imaging apparatus for diagnosis and control method thereof
JP2017099437A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 上田日本無線株式会社 スキャナ部の移動装置
WO2019189518A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 テルモ株式会社 画像処理装置及び画像表示方法
JPWO2019189518A1 (ja) * 2018-03-29 2021-06-24 テルモ株式会社 画像処理装置及び画像表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10512446B2 (en) Method and system for imaging, diagnosing, and/or treating an area of interest in a patient's body
US8100833B2 (en) Diagnostic imaging system and processing method for producing reduced frame rate images from data collected at a higher frame rates
US8359086B2 (en) Device for applying and monitoring medical atherectomy
JP4554967B2 (ja) 超音波カテーテルおよび画像診断装置
US8157741B2 (en) Rotational imaging probe safety mechanism for conditional rotational speed reduction
US7905838B2 (en) Image diagnostic system and apparatus, and processing method therefor
US20070232891A1 (en) Image diagnostic system and processing method therefor
JP6626192B2 (ja) 手動プルバック機構を備える血管内超音波システム、カテーテル及び方法
EP2413805B1 (en) Intravascular imaging systems with multiple pullback rates
EP2407107B1 (en) Diagnostic imaging device
EP0600568A1 (en) Catheter apparatus
JPH08508895A (ja) 超音波撮像及び粥腫切除術のための方法及び装置
EP2642927A1 (en) Systems and methods for concurrently displaying a plurality of images using an intra vascular ultrasound imaging system
JP6794226B2 (ja) 画像診断装置、画像診断装置の作動方法およびプログラム
JPH0595949A (ja) 管腔内超音波診断装置
WO2015119153A1 (ja) カテーテル
JP3077292B2 (ja) 超音波探触子
KR20170110478A (ko) 영상 처리를 위한 풀백시스템
JP3037777B2 (ja) 超音波診断装置
JPH0595950A (ja) 超音波診断装置
WO2021199935A1 (ja) 医療システム
JP2000083959A (ja) 超音波カテーテル
JPH04292158A (ja) 超音波プローブ
JPH05103782A (ja) 超音波探触子
JPH0444747A (ja) 超音波探触子