JPH0595699A - ボイスコイルモータ駆動装置 - Google Patents
ボイスコイルモータ駆動装置Info
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- JPH0595699A JPH0595699A JP3142492A JP14249291A JPH0595699A JP H0595699 A JPH0595699 A JP H0595699A JP 3142492 A JP3142492 A JP 3142492A JP 14249291 A JP14249291 A JP 14249291A JP H0595699 A JPH0595699 A JP H0595699A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッド位置決め装置等のボイスコイルモータ
駆動装置で、入力電圧に対して出力電流がない領域、い
わゆる不感帯に起因する位置決め精度の低下を補正し、
高精度の位置決め制御を可能にする。 【構成】 プリアンプ回路の構成素子のバラツキにより
生じる不感帯について、不感帯の量だけプリアンプ回路
に与える指示値を加減算して補正し、所定の電流を出力
する。 【効果】 不感帯が解消されるので、特にその指示値が
少なく、移動量が小さいときでも、正確な位置決め制御
が可能になり、また、プログラム制御等によって不感帯
の自動的な測定も行えるので、調整の手間も省ける。
駆動装置で、入力電圧に対して出力電流がない領域、い
わゆる不感帯に起因する位置決め精度の低下を補正し、
高精度の位置決め制御を可能にする。 【構成】 プリアンプ回路の構成素子のバラツキにより
生じる不感帯について、不感帯の量だけプリアンプ回路
に与える指示値を加減算して補正し、所定の電流を出力
する。 【効果】 不感帯が解消されるので、特にその指示値が
少なく、移動量が小さいときでも、正確な位置決め制御
が可能になり、また、プログラム制御等によって不感帯
の自動的な測定も行えるので、調整の手間も省ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光デイスクドライバ
ーやハードディスクドライバー等の情報の記録,再生,
消去を行う記録再生装置において、そのヘッド位置決め
装置等で使用するのに好適なボイスコイルモータ駆動装
置に係り、特に、入力電圧に対して出力電流がない(負
荷電流が流れない)領域、いわゆる不感帯が生じること
に起因する位置決め精度の低下を補正することによっ
て、高精度の位置決め制御を可能にしたボイスコイルモ
ータ駆動装置に関する。
ーやハードディスクドライバー等の情報の記録,再生,
消去を行う記録再生装置において、そのヘッド位置決め
装置等で使用するのに好適なボイスコイルモータ駆動装
置に係り、特に、入力電圧に対して出力電流がない(負
荷電流が流れない)領域、いわゆる不感帯が生じること
に起因する位置決め精度の低下を補正することによっ
て、高精度の位置決め制御を可能にしたボイスコイルモ
ータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光デイスクドライバー等の記録
再生装置では、ヘッド位置決めのために、ボイスコイル
モータが使用されている。このボイスコイルモータの駆
動回路は、ボイスコイルモータを駆動するドライバー回
路と、プリアンプとして設けられ、ドライバー回路に対
してボイスコイルモータ駆動信号を出力する指示回路と
から構成されている。
再生装置では、ヘッド位置決めのために、ボイスコイル
モータが使用されている。このボイスコイルモータの駆
動回路は、ボイスコイルモータを駆動するドライバー回
路と、プリアンプとして設けられ、ドライバー回路に対
してボイスコイルモータ駆動信号を出力する指示回路と
から構成されている。
【0003】このボイスコイルモータ駆動回路では、ド
ライバー回路や指示回路(プリアンプ回路)として、通
常、差動増幅回路が採用されている。図5は、従来の記
録再生装置のドライバー回路で使用されるプリアンプ回
路について、その要部構成の一例を示す機能ブロック図
である。図において、1はドライバー回路、2は差動増
幅回路、R1 〜R4 は抵抗器を示し、また、Vctl は指
示入力電圧、Vref は基準電圧、〜は回路上の各位
置を示す。
ライバー回路や指示回路(プリアンプ回路)として、通
常、差動増幅回路が採用されている。図5は、従来の記
録再生装置のドライバー回路で使用されるプリアンプ回
路について、その要部構成の一例を示す機能ブロック図
である。図において、1はドライバー回路、2は差動増
幅回路、R1 〜R4 は抵抗器を示し、また、Vctl は指
示入力電圧、Vref は基準電圧、〜は回路上の各位
置を示す。
【0004】この図5に示すように、従来のプリアンプ
回路では、差動増幅回路2の2つの入力端子に印加され
る指示入力電圧Vctl と基準電圧Vref とを、それぞれ
抵抗器R1 とR2 、および抵抗器R3 とR4 によって分
圧して供給している。ここで、入力側の抵抗器R1 〜R
4 の抵抗値を、R1 =R3 、R2 =R4 とすれば、指示
入力電圧と基準電圧との関係が、Vctl =Vref のと
き、位置と位置の電圧は等しくなるはずである。
回路では、差動増幅回路2の2つの入力端子に印加され
る指示入力電圧Vctl と基準電圧Vref とを、それぞれ
抵抗器R1 とR2 、および抵抗器R3 とR4 によって分
圧して供給している。ここで、入力側の抵抗器R1 〜R
4 の抵抗値を、R1 =R3 、R2 =R4 とすれば、指示
入力電圧と基準電圧との関係が、Vctl =Vref のと
き、位置と位置の電圧は等しくなるはずである。
【0005】しかし、実際には、抵抗器R1 〜R4 の抵
抗値の誤差によって、両位置,の電圧は等しくなら
ないので、位置−間に生じる電位差に対応する電圧
が位置へ出力される。また、仮りに、位置との電
圧は等しくなっても、差動増幅回路2の入力オフセット
電圧により、位置にはある値の電圧が出力される。
抗値の誤差によって、両位置,の電圧は等しくなら
ないので、位置−間に生じる電位差に対応する電圧
が位置へ出力される。また、仮りに、位置との電
圧は等しくなっても、差動増幅回路2の入力オフセット
電圧により、位置にはある値の電圧が出力される。
【0006】以上のような原因によって、この図5に示
す構成のプリアンプ回路では、入力に対して出力電流
(負荷電流)が発生されない領域、いわゆる不感帯が発
生し、位置決め精度が低下する、という問題がある。こ
の不感帯については、後出の図2に関連して、後で詳し
く説明する。
す構成のプリアンプ回路では、入力に対して出力電流
(負荷電流)が発生されない領域、いわゆる不感帯が発
生し、位置決め精度が低下する、という問題がある。こ
の不感帯については、後出の図2に関連して、後で詳し
く説明する。
【0007】なお、従来の記録再生装置で一般に使用さ
れるプリアンプ回路は、この図5の差動増幅回路2を2
組使用し、X方向とY方向の指示入力電圧を、それぞれ
の基準電圧と比較する構成である。しかし、基本的な問
題点は、この図5に示したプリアンプ回路と同様で、入
力側の電圧を分圧するそれぞれの抵抗器の抵抗値のバラ
ツキ(公差)や、差動増幅回路の入力オフセットによ
り、指示入力電圧と基準電圧との間に、大小関係が生じ
ても、負荷電流が流れない状態、いわゆる不感帯が発生
する。
れるプリアンプ回路は、この図5の差動増幅回路2を2
組使用し、X方向とY方向の指示入力電圧を、それぞれ
の基準電圧と比較する構成である。しかし、基本的な問
題点は、この図5に示したプリアンプ回路と同様で、入
力側の電圧を分圧するそれぞれの抵抗器の抵抗値のバラ
ツキ(公差)や、差動増幅回路の入力オフセットによ
り、指示入力電圧と基準電圧との間に、大小関係が生じ
ても、負荷電流が流れない状態、いわゆる不感帯が発生
する。
【0008】このような不感帯が発生する原因は、単
に、プリアンプ回路だけでなく、ドライバー回路におけ
る構成素子のバラツキも、同様に影響する。その結果、
入力電圧が、この不感帯の間の値になっているときは、
プリアンプ回路が作動せず、位置決め精度が低下する、
という不都合があった。
に、プリアンプ回路だけでなく、ドライバー回路におけ
る構成素子のバラツキも、同様に影響する。その結果、
入力電圧が、この不感帯の間の値になっているときは、
プリアンプ回路が作動せず、位置決め精度が低下する、
という不都合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
記録再生装置で使用されるドライバー回路やプリアンプ
回路において生じるこのような不都合、すなわち、入力
指示電圧に対して出力電流が発生しない状態、いわゆる
不感帯が発生する、という不都合を解決し、入力指示電
圧が不感帯の範囲内の値のときは、その入力指示電圧が
不感帯の外側の値となるように補正し、このような不感
帯を解消させることによって、高精度の位置決め制御を
可能にしたボイスコイルモータ駆動装置を提供すること
を目的とする。
記録再生装置で使用されるドライバー回路やプリアンプ
回路において生じるこのような不都合、すなわち、入力
指示電圧に対して出力電流が発生しない状態、いわゆる
不感帯が発生する、という不都合を解決し、入力指示電
圧が不感帯の範囲内の値のときは、その入力指示電圧が
不感帯の外側の値となるように補正し、このような不感
帯を解消させることによって、高精度の位置決め制御を
可能にしたボイスコイルモータ駆動装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
ボイスコイルモータと、該ボイスコイルモータを駆動す
るドライバー回路と、プリアンプとして設けられボイス
コイルモータ駆動信号を前記ドライバー回路に対して出
力する指示回路とからなるボイスコイルモータ駆動回路
において、前記ドライバー回路や指示回路を構成する素
子のバラツキによって生じる不感帯について、不感帯の
量だけ前記指示回路に与える指示値を加減算する補正回
路を備え、該補正回路によって所定の電流に補正するよ
うに構成している。
ボイスコイルモータと、該ボイスコイルモータを駆動す
るドライバー回路と、プリアンプとして設けられボイス
コイルモータ駆動信号を前記ドライバー回路に対して出
力する指示回路とからなるボイスコイルモータ駆動回路
において、前記ドライバー回路や指示回路を構成する素
子のバラツキによって生じる不感帯について、不感帯の
量だけ前記指示回路に与える指示値を加減算する補正回
路を備え、該補正回路によって所定の電流に補正するよ
うに構成している。
【0011】第2に、上記の第1のボイスコイルモータ
駆動装置において、ボイスコイルモータに流れる電流を
検出する電流検出回路と、予め設定された目標値と、前
記電流検出回路によって検出される電流値とにより不感
帯の大きさを測定し、不感帯の量だけ指示回路に与える
指示値を加減算する補正回路、とを備えた構成である。
駆動装置において、ボイスコイルモータに流れる電流を
検出する電流検出回路と、予め設定された目標値と、前
記電流検出回路によって検出される電流値とにより不感
帯の大きさを測定し、不感帯の量だけ指示回路に与える
指示値を加減算する補正回路、とを備えた構成である。
【0012】第3に、上記の第1のボイスコイルモータ
駆動装置において、ボイスコイルモータの移動量を検出
する移動量検出回路と、予め設定された目標値と、前記
移動量検出回路によって検出される移動量とにより不感
帯の大きさを測定し、不感帯の量だけ指示回路に与える
指示値を加減算する補正回路、とを備えた構成である。
駆動装置において、ボイスコイルモータの移動量を検出
する移動量検出回路と、予め設定された目標値と、前記
移動量検出回路によって検出される移動量とにより不感
帯の大きさを測定し、不感帯の量だけ指示回路に与える
指示値を加減算する補正回路、とを備えた構成である。
【0013】
【作用】この発明のボイスコイルモータ駆動装置では、
不感帯、すなわち、入力指示電圧に対して出力電流が発
生しない領域について、その領域範囲を測定し、その間
の値のときは、本来の指示値を加減算して補正するよう
にしている。
不感帯、すなわち、入力指示電圧に対して出力電流が発
生しない領域について、その領域範囲を測定し、その間
の値のときは、本来の指示値を加減算して補正するよう
にしている。
【0014】図2は、この発明のボイスコイルモータ駆
動装置と従来の駆動装置におけるプリアンプ回路につい
て、その入力指示信号とボイスコイルモータの電流との
関係の一例を示す特性図である。図の横軸は入力指示信
号、縦軸はVCM(ボイスコイルモータ)に流れる電
流、aとbは不感帯の限界点を示し、S1は従来の駆動
方式による入力指示信号、S2はこの発明の駆動装置に
よる入力指示信号、S3はこの発明の駆動装置による出
力電流を示す。
動装置と従来の駆動装置におけるプリアンプ回路につい
て、その入力指示信号とボイスコイルモータの電流との
関係の一例を示す特性図である。図の横軸は入力指示信
号、縦軸はVCM(ボイスコイルモータ)に流れる電
流、aとbは不感帯の限界点を示し、S1は従来の駆動
方式による入力指示信号、S2はこの発明の駆動装置に
よる入力指示信号、S3はこの発明の駆動装置による出
力電流を示す。
【0015】この図2では、この発明のボイスコイルモ
ータ駆動装置によって不感帯の解消される状態が理解し
易いように、従来例において生じる不感帯(a−b)
と、この発明の駆動装置による入力指示電圧S2とを併
記している。先に説明した従来のプリアンプ回路では、
この図2に示すように、入力指示電圧S1が与えられて
も、入力指示電圧の大きさがaとbの間の値のときは、
出力電流が発生しない。したがって、この間は、プリア
ンプ回路が作動せず、位置決め精度が低下してしまう。
ータ駆動装置によって不感帯の解消される状態が理解し
易いように、従来例において生じる不感帯(a−b)
と、この発明の駆動装置による入力指示電圧S2とを併
記している。先に説明した従来のプリアンプ回路では、
この図2に示すように、入力指示電圧S1が与えられて
も、入力指示電圧の大きさがaとbの間の値のときは、
出力電流が発生しない。したがって、この間は、プリア
ンプ回路が作動せず、位置決め精度が低下してしまう。
【0016】この発明では、図2のS1に示すように、
入力指示電圧の値が不感帯の限界点a,bの間でも、S
2に示すように補正するので、S3に示すような出力電
流が得られる。このように、この発明のボイスコイルモ
ータ駆動装置では、入力指示電圧が従来の不感帯の限界
点a,bの間の値のときは、入力指示電圧の正方向と負
方向に応じてオフセット電圧を加算あるいは減算し、補
正された入力指示信号によって出力電流が発生されるよ
うにしている。
入力指示電圧の値が不感帯の限界点a,bの間でも、S
2に示すように補正するので、S3に示すような出力電
流が得られる。このように、この発明のボイスコイルモ
ータ駆動装置では、入力指示電圧が従来の不感帯の限界
点a,bの間の値のときは、入力指示電圧の正方向と負
方向に応じてオフセット電圧を加算あるいは減算し、補
正された入力指示信号によって出力電流が発生されるよ
うにしている。
【0017】次に、この図2を参照しながら、不感帯の
限界点a,bの設定方法について説明する。まず、プリ
アンプに対する指示値(横軸の指示信号)を、“0”か
ら少しずつ増加させていき(正方向への増加)、ボイス
コイルモータが動き出した時点の指示信号の値を“a”
とする。
限界点a,bの設定方法について説明する。まず、プリ
アンプに対する指示値(横軸の指示信号)を、“0”か
ら少しずつ増加させていき(正方向への増加)、ボイス
コイルモータが動き出した時点の指示信号の値を“a”
とする。
【0018】次に、このプリアンプに対する指示値を、
逆に“0”から少しずつ減少させていき(負方向への増
加)、同様に、ボイスコイルモータが動き出した時点の
指示信号の値を“b”とする。
逆に“0”から少しずつ減少させていき(負方向への増
加)、同様に、ボイスコイルモータが動き出した時点の
指示信号の値を“b”とする。
【0019】そして、これらの指示値a,bに相当する
電圧をオフセット電圧とする。次に、このオフセット電
圧を別に発生させ、本来の指示値に加減算して、不感帯
による影響を除去する。このような制御を行うことによ
って、図2に示した不感帯の限界点a,bの間でも、S
2に示すように大きな入力指示信号が得られるので、S
3に示す出力電流が発生されて、不感帯による影響が除
去されることになる。
電圧をオフセット電圧とする。次に、このオフセット電
圧を別に発生させ、本来の指示値に加減算して、不感帯
による影響を除去する。このような制御を行うことによ
って、図2に示した不感帯の限界点a,bの間でも、S
2に示すように大きな入力指示信号が得られるので、S
3に示す出力電流が発生されて、不感帯による影響が除
去されることになる。
【0020】
【実施例1】次に、この発明のボイスコイルモータ駆動
装置について、図面を参照しながら実施例を説明する。
この実施例は、請求項1の発明に対応する。
装置について、図面を参照しながら実施例を説明する。
この実施例は、請求項1の発明に対応する。
【0021】図1は、この発明のボイスコイルモータ駆
動装置について、その要部構成の一実施例を示す機能ブ
ロツク図である。図において、11は加減算器、12は
オフセット電圧発生回路、13はプリアンプ、14はド
ライバー回路、15はボイスコイルモータを示す。
動装置について、その要部構成の一実施例を示す機能ブ
ロツク図である。図において、11は加減算器、12は
オフセット電圧発生回路、13はプリアンプ、14はド
ライバー回路、15はボイスコイルモータを示す。
【0022】まず、加減算器11に対する指示値を、
“0”から少しずつ増加させていき、ボイスコイルモー
タ15が動き出したときの指示値を、先の図2における
正方向の限界点aとする。次に、同様に、この加減算器
11に対する指示値を、“0”から少しずつ減少させて
いき、ボイスコイルモータ15が動き出したときの指示
値を、負方向の限界点bとする。
“0”から少しずつ増加させていき、ボイスコイルモー
タ15が動き出したときの指示値を、先の図2における
正方向の限界点aとする。次に、同様に、この加減算器
11に対する指示値を、“0”から少しずつ減少させて
いき、ボイスコイルモータ15が動き出したときの指示
値を、負方向の限界点bとする。
【0023】そして、これらの指示値a,bに相当する
電圧を、オフセット電圧発生回路12によって発生さ
せ、本来の指示値に加減算する。この発明のボイスコイ
ルモータ駆動装置では、このような処理によって、不感
帯の影響を除去するようにしている。
電圧を、オフセット電圧発生回路12によって発生さ
せ、本来の指示値に加減算する。この発明のボイスコイ
ルモータ駆動装置では、このような処理によって、不感
帯の影響を除去するようにしている。
【0024】なお、以上の実施例では、図2の指示値
a,bを測定する場合について述べたが、これらの指示
値a,bが予め判っているときは、改めて測定する必要
がないことはいうまでもない。また、オフセット電圧発
生回路12で発生される電圧値をデータとして保持して
おくことによって、図1の補正回路の機能をソフト的な
処理に置き換えることも可能である。
a,bを測定する場合について述べたが、これらの指示
値a,bが予め判っているときは、改めて測定する必要
がないことはいうまでもない。また、オフセット電圧発
生回路12で発生される電圧値をデータとして保持して
おくことによって、図1の補正回路の機能をソフト的な
処理に置き換えることも可能である。
【0025】図3は、この発明のボイスコイルモータ駆
動装置において、指示回路に与える指示値補正の主要な
処理の流れを示すフローチャートである。図面におい
て、#1〜#8はステップを示す。
動装置において、指示回路に与える指示値補正の主要な
処理の流れを示すフローチャートである。図面におい
て、#1〜#8はステップを示す。
【0026】ステップ#1で、図2の不感帯の正方向の
限界値aを測定し、メモリに記憶させる。次のステップ
#2で、負方向の限界値bを測定し、メモリに記憶させ
る。
限界値aを測定し、メモリに記憶させる。次のステップ
#2で、負方向の限界値bを測定し、メモリに記憶させ
る。
【0027】ステップ#3で、ボイスコイルモータ駆動
信号の有無をチェックする。ボイスコイルモータ駆動信
号があったときは、ステップ#4で、その指示値が
“0”と正方向の限界値aとの間の値である否か判断す
る。このステップ#4の判断で、指示値が“0”と正方
向の限界値aとの間の値であれば、ステップ#5へ進
む。
信号の有無をチェックする。ボイスコイルモータ駆動信
号があったときは、ステップ#4で、その指示値が
“0”と正方向の限界値aとの間の値である否か判断す
る。このステップ#4の判断で、指示値が“0”と正方
向の限界値aとの間の値であれば、ステップ#5へ進
む。
【0028】ステップ#5で、正方向の限界値aに対応
するオフセット電圧(指示値aに対応する電圧)を、オ
フセット電圧発生回路(図1の12)によって発生さ
せ、このオフセット電圧を加算して補正し、指示入力と
して出力する。
するオフセット電圧(指示値aに対応する電圧)を、オ
フセット電圧発生回路(図1の12)によって発生さ
せ、このオフセット電圧を加算して補正し、指示入力と
して出力する。
【0029】もし、ステップ#4の判断で、指示値が
“0”と正方向の限界値aとの間の値でなければ、ステ
ップ#6へ進み、その指示値が“0”と負方向の限界値
bとの間の値である否か判断する。このステップ#6の
判断で、指示値が“0”と負方向の限界値bとの間の値
であれば、ステップ#7へ進む。
“0”と正方向の限界値aとの間の値でなければ、ステ
ップ#6へ進み、その指示値が“0”と負方向の限界値
bとの間の値である否か判断する。このステップ#6の
判断で、指示値が“0”と負方向の限界値bとの間の値
であれば、ステップ#7へ進む。
【0030】ステップ#7で、負方向の限界値bに対応
するオフセット電圧(指示値bに対応する電圧)を、オ
フセット電圧発生回路によって発生させ、このオフセッ
ト電圧を減算して補正し、指示入力として出力する。も
し、ステップ#6の判断で、指示値が“0”と負方向の
限界値bとの間の値でなければ、ステップ#8へ進み、
指示されたとおりの電圧を指示入力として出力する。
するオフセット電圧(指示値bに対応する電圧)を、オ
フセット電圧発生回路によって発生させ、このオフセッ
ト電圧を減算して補正し、指示入力として出力する。も
し、ステップ#6の判断で、指示値が“0”と負方向の
限界値bとの間の値でなければ、ステップ#8へ進み、
指示されたとおりの電圧を指示入力として出力する。
【0031】以上のように、この発明のボイスコイルモ
ータ駆動装置では、指示回路(図1のプリアンプ13)
に与える入力電圧が、不感帯の限界値a,bの範囲内の
ときは、その限界値a,bに対応するオフセット電圧を
加減算して補正し、補正された指示入力電圧を出力する
ので、従来のような不感帯が解消される。
ータ駆動装置では、指示回路(図1のプリアンプ13)
に与える入力電圧が、不感帯の限界値a,bの範囲内の
ときは、その限界値a,bに対応するオフセット電圧を
加減算して補正し、補正された指示入力電圧を出力する
ので、従来のような不感帯が解消される。
【0032】この図3のフローでも、図2の指示値a,
bを測定する場合について示しているが、これらの指示
値a,bが予め判っているときは、改めて測定する必要
がないので、ステップ#3〜#8の処理を行えばよい。
bを測定する場合について示しているが、これらの指示
値a,bが予め判っているときは、改めて測定する必要
がないので、ステップ#3〜#8の処理を行えばよい。
【0033】
【実施例2】次に、この発明のボイスコイルモータ駆動
装置について、他の実施例を説明する。この実施例は、
請求項2と請求項3の発明に対応している。先の実施例
では、指示された入力電圧の値と不感帯の限界値a,b
との関係に着目し、入力指示電圧が不感帯の限界値a,
bの範囲内のときは、その限界値aまたはbに対応する
オフセット電圧を加減算して、不感帯を解消している。
装置について、他の実施例を説明する。この実施例は、
請求項2と請求項3の発明に対応している。先の実施例
では、指示された入力電圧の値と不感帯の限界値a,b
との関係に着目し、入力指示電圧が不感帯の限界値a,
bの範囲内のときは、その限界値aまたはbに対応する
オフセット電圧を加減算して、不感帯を解消している。
【0034】この実施例では、ボイスコイルモータの電
流値またはその移動量と、それぞれの目標値とから、不
感帯の限界値a,bを測定し、その指示入力に対応する
電圧をオフセット電圧とする加減算の補正を行う。すな
わち、基本的には、先の第1の実施例と同様であるが、
指示入力電圧における不感帯の限界値a,bの測定を、
ボイスコイルモータに電流が流れ出した時点、あるいは
ボイスコイルモータが動き出した時点で行い、その正負
の入力指示電圧a,bを記憶させて、入力された指示電
圧に必要な補正を行うようにしている。
流値またはその移動量と、それぞれの目標値とから、不
感帯の限界値a,bを測定し、その指示入力に対応する
電圧をオフセット電圧とする加減算の補正を行う。すな
わち、基本的には、先の第1の実施例と同様であるが、
指示入力電圧における不感帯の限界値a,bの測定を、
ボイスコイルモータに電流が流れ出した時点、あるいは
ボイスコイルモータが動き出した時点で行い、その正負
の入力指示電圧a,bを記憶させて、入力された指示電
圧に必要な補正を行うようにしている。
【0035】図4は、この発明のボイスコイルモータ駆
動装置について、他の実施例の要部構成を示す機能ブロ
ツク図である。図における符号は図1と同様であり、ま
た、16はCPUユニット、17はボイスコイルモータ
電流検出または位置検出部を示す。
動装置について、他の実施例の要部構成を示す機能ブロ
ツク図である。図における符号は図1と同様であり、ま
た、16はCPUユニット、17はボイスコイルモータ
電流検出または位置検出部を示す。
【0036】ボイスコイルモータ電流検出または位置検
出部17は、ボイスコイルモータ15に電流が流れ出し
たときの電流値を検出する機能(請求項2の発明)と、
ボイスコイルモータ15が動き出したときの位置を検出
する機能(請求項3の発明)とを備えているが、一つの
実施例では、いずれか一方の機能を用いるので、この図
4のブロック図は、実際上は、二つの実施例に相当する
図である。
出部17は、ボイスコイルモータ15に電流が流れ出し
たときの電流値を検出する機能(請求項2の発明)と、
ボイスコイルモータ15が動き出したときの位置を検出
する機能(請求項3の発明)とを備えているが、一つの
実施例では、いずれか一方の機能を用いるので、この図
4のブロック図は、実際上は、二つの実施例に相当する
図である。
【0037】この図4に示すブロック図で、最初の実施
例(請求項2の発明)、すなわち、ボイスコイルモータ
電流検出または位置検出部17が、ボイスコイルモータ
15に電流が流れ出したときの電流値を検出する機能を
有している場合には、先の図2の指示値a,bの検出
は、次のような手順で行う。
例(請求項2の発明)、すなわち、ボイスコイルモータ
電流検出または位置検出部17が、ボイスコイルモータ
15に電流が流れ出したときの電流値を検出する機能を
有している場合には、先の図2の指示値a,bの検出
は、次のような手順で行う。
【0038】CPUユニット16からの指示値を、
“0”から少しずつ増加させていき、ボイスコイルモー
タ15に電流が流れ出したときの指示値を、先の図2に
おける正方向の限界点aとする。正方向のボイスコイル
モータの電流値に対応する入力指示電圧の限界点aは、
予めシステムでは判っているので、正方向の限界点aを
測定することができる。
“0”から少しずつ増加させていき、ボイスコイルモー
タ15に電流が流れ出したときの指示値を、先の図2に
おける正方向の限界点aとする。正方向のボイスコイル
モータの電流値に対応する入力指示電圧の限界点aは、
予めシステムでは判っているので、正方向の限界点aを
測定することができる。
【0039】同様に、CPUユニット16からの指示値
を、“0”から少しずつ減少させていき、ボイスコイル
モータ15に電流が流れ出したときの指示値を、負方向
の限界点bとする。この負方向のボイスコイルモータの
電流値に対応する入力指示電圧の限界点bも、予めシス
テムでは判っているので、負方向の限界点bを測定する
ことができる。
を、“0”から少しずつ減少させていき、ボイスコイル
モータ15に電流が流れ出したときの指示値を、負方向
の限界点bとする。この負方向のボイスコイルモータの
電流値に対応する入力指示電圧の限界点bも、予めシス
テムでは判っているので、負方向の限界点bを測定する
ことができる。
【0040】これらの指示値a,bをCPUユニット1
6内のメモリ等に記憶させておき、入力された指示電圧
が、不感帯の限界点a,bの間の値の場合に、正方向へ
電流を流すときは、入力された指示値にこの指示値aを
加えた値を出力する。また、負方向へ電流を流すとき
は、入力された指示値からこの指示値bを引いた値を出
力する。
6内のメモリ等に記憶させておき、入力された指示電圧
が、不感帯の限界点a,bの間の値の場合に、正方向へ
電流を流すときは、入力された指示値にこの指示値aを
加えた値を出力する。また、負方向へ電流を流すとき
は、入力された指示値からこの指示値bを引いた値を出
力する。
【0041】要するに、ボイスコイルモータ15が動き
出した時点をその電流値により検知することによって、
入力指示電圧における正負方向の限界点a,bを測定
し、その指示電圧をオフセット電圧として利用する。そ
して、入力された指示電圧が、不感帯の限界点a,bの
間の値のときに、加減算による補正を行って、不感帯を
解消させる。
出した時点をその電流値により検知することによって、
入力指示電圧における正負方向の限界点a,bを測定
し、その指示電圧をオフセット電圧として利用する。そ
して、入力された指示電圧が、不感帯の限界点a,bの
間の値のときに、加減算による補正を行って、不感帯を
解消させる。
【0042】次に、図4のボイスコイルモータ電流検出
または位置検出部17が、ボイスコイルモータ15が動
き出したときの位置を検出する機能を有している場合
(請求項3の発明)には、先の図2の指示値a,bの検
出は、次のような手順で行う。
または位置検出部17が、ボイスコイルモータ15が動
き出したときの位置を検出する機能を有している場合
(請求項3の発明)には、先の図2の指示値a,bの検
出は、次のような手順で行う。
【0043】CPUユニット16からの指示値を、
“0”から少しずつ増加させていき、ボイスコイルモー
タ15が動き出したときの指示値を、先の図2における
正方向の限界点a′(先の場合のaと区別するため)と
する。この場合にも、正方向のボイスコイルモータ15
の移動量に対応する入力指示電圧の限界点a′は、予め
システムでは判っているので、正方向の限界点a′を測
定することができ、この正方向の限界点a′の指示値と
してCPUユニット16のメモリに記憶させておく。
“0”から少しずつ増加させていき、ボイスコイルモー
タ15が動き出したときの指示値を、先の図2における
正方向の限界点a′(先の場合のaと区別するため)と
する。この場合にも、正方向のボイスコイルモータ15
の移動量に対応する入力指示電圧の限界点a′は、予め
システムでは判っているので、正方向の限界点a′を測
定することができ、この正方向の限界点a′の指示値と
してCPUユニット16のメモリに記憶させておく。
【0044】次に、CPUユニット16からの指示値
を、“0”から少しずつ減少させていき、ボイスコイル
モータ15が動き出したときの指示値を、負方向の限界
点b′(先の場合のbと区別するため)とする。この負
方向のボイスコイルモータ15の移動量に対応する入力
指示電圧の限界点b′も、予め判っているので、移動量
から負方向の限界点b′を測定することができる。この
指示値b′も、CPUユニット16内のメモリ等に記憶
させておく。
を、“0”から少しずつ減少させていき、ボイスコイル
モータ15が動き出したときの指示値を、負方向の限界
点b′(先の場合のbと区別するため)とする。この負
方向のボイスコイルモータ15の移動量に対応する入力
指示電圧の限界点b′も、予め判っているので、移動量
から負方向の限界点b′を測定することができる。この
指示値b′も、CPUユニット16内のメモリ等に記憶
させておく。
【0045】そして、入力された指示電圧が、不感帯の
限界点a′,b′の間の値の場合には、先の場合と同様
に、その指示電圧を補正する。正方向へ電流を流すとき
は、入力された指示値にこの指示値a′を加えた値を出
力する。また、負方向へ電流を流すときは、入力された
指示値からこの指示値b′を引いた値を出力する。
限界点a′,b′の間の値の場合には、先の場合と同様
に、その指示電圧を補正する。正方向へ電流を流すとき
は、入力された指示値にこの指示値a′を加えた値を出
力する。また、負方向へ電流を流すときは、入力された
指示値からこの指示値b′を引いた値を出力する。
【0046】以上のように、この発明のボイスコイルモ
ータ駆動装置では、入力された指示値が不感帯の限界値
a,b(またはa′,b′)のときには、加減算による
補正を行って、不感帯の影響を除去するようにしてい
る。
ータ駆動装置では、入力された指示値が不感帯の限界値
a,b(またはa′,b′)のときには、加減算による
補正を行って、不感帯の影響を除去するようにしてい
る。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、従来のように、指示
入力電圧があっても負荷電流が流れない状態、いわゆる
不感帯が生じることを解消できるので、その指示値が少
ない場合、すなわち、ボイスコイルモータの移動量が小
で、位置ズレが小さいときも、正確な位置決め制御を行
うことが可能になる(請求項1から請求項3の発明に対
応する効果)。また、プログラム制御等によってCPU
が、不感帯を自動的に測定することも可能であるから、
調整の手間が省ける。この場合に、一定時間ごとに再測
定を実行するプログラムを用意しておけば、温度や時間
経過によって変動するオフセット電圧や部品の特性変化
による誤差を補正することも可能となり、一層高い精度
で位置決め制御を行うことができる、等の多くの優れた
効果が奏せられる。
入力電圧があっても負荷電流が流れない状態、いわゆる
不感帯が生じることを解消できるので、その指示値が少
ない場合、すなわち、ボイスコイルモータの移動量が小
で、位置ズレが小さいときも、正確な位置決め制御を行
うことが可能になる(請求項1から請求項3の発明に対
応する効果)。また、プログラム制御等によってCPU
が、不感帯を自動的に測定することも可能であるから、
調整の手間が省ける。この場合に、一定時間ごとに再測
定を実行するプログラムを用意しておけば、温度や時間
経過によって変動するオフセット電圧や部品の特性変化
による誤差を補正することも可能となり、一層高い精度
で位置決め制御を行うことができる、等の多くの優れた
効果が奏せられる。
【図1】この発明のボイスコイルモータ駆動装置につい
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロツク図であ
る。
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロツク図であ
る。
【図2】この発明のボイスコイルモータ駆動装置と従来
の駆動装置におけるプリアンプ回路について、その入力
指示信号とボイスコイルモータの電流との関係の一例を
示す特性図である。
の駆動装置におけるプリアンプ回路について、その入力
指示信号とボイスコイルモータの電流との関係の一例を
示す特性図である。
【図3】この発明のボイスコイルモータ駆動装置におい
て、指示回路に与える指示値補正の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。
て、指示回路に与える指示値補正の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。
【図4】この発明のボイスコイルモータ駆動装置につい
て、他の実施例の要部構成を示す機能ブロツク図であ
る。
て、他の実施例の要部構成を示す機能ブロツク図であ
る。
【図5】従来の記録再生装置のドライバー回路で使用さ
れるプリアンプ回路について、その要部構成の一例を示
す機能ブロック図である。
れるプリアンプ回路について、その要部構成の一例を示
す機能ブロック図である。
11 加減算器 12 オフセット電圧発生回路 13 プリアンプ 14 ドライバー回路 15 ボイスコイルモータ 16 CPUユニット 17 ボイスコイルモータ電流検出または位置検出部
Claims (3)
- 【請求項1】 ボイスコイルモータと、該ボイスコイル
モータを駆動するドライバー回路と、プリアンプとして
設けられボイスコイルモータ駆動信号を前記ドライバー
回路に対して出力する指示回路とからなるボイスコイル
モータ駆動回路において、 前記ドライバー回路や指示回路を構成する素子のバラツ
キによって生じる不感帯について、不感帯の量だけ前記
指示回路に与える指示値を加減算する補正回路を備え、 該補正回路によって所定の電流に補正することを特徴と
するボイスコイルモータ駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1のボイスコイルモータ駆動装置
において、 ボイスコイルモータに流れる電流を検出する電流検出回
路と、 予め設定された目標値と、前記電流検出回路によって検
出される電流値とにより不感帯の大きさを測定し、不感
帯の量だけ指示回路に与える指示値を加減算する補正回
路、 とを備えたことを特徴とするボイスコイルモータ駆動装
置。 - 【請求項3】 請求項1のボイスコイルモータ駆動装置
において、 ボイスコイルモータの移動量を検出する移動量検出回路
と、 予め設定された目標値と、前記移動量検出回路によって
検出される移動量とにより不感帯の大きさを測定し、不
感帯の量だけ指示回路に与える指示値を加減算する補正
回路、 とを備えたことを特徴とするボイスコイルモータ駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142492A JPH0595699A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | ボイスコイルモータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142492A JPH0595699A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | ボイスコイルモータ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595699A true JPH0595699A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=15316588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3142492A Pending JPH0595699A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | ボイスコイルモータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595699A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013003403A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Ricoh Co Ltd | 制御装置及び撮像装置及びその制御方法 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3142492A patent/JPH0595699A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013003403A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Ricoh Co Ltd | 制御装置及び撮像装置及びその制御方法 |
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