JPH0595559U - ラケットのショック吸収構造 - Google Patents
ラケットのショック吸収構造Info
- Publication number
- JPH0595559U JPH0595559U JP034065U JP3406592U JPH0595559U JP H0595559 U JPH0595559 U JP H0595559U JP 034065 U JP034065 U JP 034065U JP 3406592 U JP3406592 U JP 3406592U JP H0595559 U JPH0595559 U JP H0595559U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- racket
- hollow
- joint
- shock absorbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、ボールの衝撃によりヘッドフレー
ムからハンドルに伝えられる振動ショックを有効に吸収
するラケットハンドルを提供することを目的とする。 【構成】 本ラケットのショック吸収構造は首部とハン
ドルから成り、首部にはハンドル接合部があり、ハンド
ルは適度の硬さと弾力性を有する発泡材の結合体であ
る。ハンドルの前端はハンドル接合部を包み、その壁厚
はハンドル後部のそれよりも適宜厚い。ハンドル後部に
は適当な長さの中空枠を設けてある。打球によって生ず
る振動力はハンドル接合部に伝えられ、その殆んどは発
泡材で作られたハンドル前端で効果的に吸収される。
ムからハンドルに伝えられる振動ショックを有効に吸収
するラケットハンドルを提供することを目的とする。 【構成】 本ラケットのショック吸収構造は首部とハン
ドルから成り、首部にはハンドル接合部があり、ハンド
ルは適度の硬さと弾力性を有する発泡材の結合体であ
る。ハンドルの前端はハンドル接合部を包み、その壁厚
はハンドル後部のそれよりも適宜厚い。ハンドル後部に
は適当な長さの中空枠を設けてある。打球によって生ず
る振動力はハンドル接合部に伝えられ、その殆んどは発
泡材で作られたハンドル前端で効果的に吸収される。
Description
【0001】
本考案はラケットの構造に関するもので、特にラケットのショック吸収構造に 関するものである。
【0002】
ラケット例えばテニスラケットやスカッシュラケットに対するボールの衝撃は 大きなショックを発生し、このショックは速やかにラケットハンドルに伝達され 、ともするとプレーヤーの腕に傷害を与えるものである。従来のショック吸収構 造はラケットのヘッドフレームに設けられるか又はラケットのゴムハンドルに複 数個の凹みをつけたものであるが、これらのショック吸収効果はいずれも期待で きるものではなかった。この外、ラケットのヘッドフレームとハンドルを別々に 作りこの間にスプリング又は弾性体を入れ両者を連結させたショック吸収構造も あるが、このような構造は複雑で製造上極めて煩雑であるばかりでなく、構造的 強度やボールの打撃力が相当弱められるものであった。
【0003】
本考案の主な目的は、ボールの衝撃によりヘッドフレームからハンドルに伝え られる振動ショックを有効に吸収するラケットハンドルを提供するものである。 本考案のもう一つの目的は、優れた構造強度を有し、且つ製造の容易な、優れ たショック吸収構造を有するラケットハンドルを提供するものである。
【0004】
本考案の主要目的であるラケットハンドルのショック吸収を達成する為、本考 案は首部とハンドルを備えている。首部から伸びた2本の軸はハンドル部で接合 されている。ハンドルは適度の硬さと弾性を有する発泡体から構成されている。 ハンドルの前端はハンドル接合部を包み、その壁厚はハンドル後部のそれよりも やや厚い。ハンドル後部は適当の長さが中空になっている。ガットに当ったボー ルの衝撃はハンドルの接合部に伝えられるが、殆んどの振動力は発泡体で作られ たハンドル前端に効果的に吸収される。
【0005】
図1〜3に示す如く、ラケット10はヘッドフレーム20、首部30、ハンド ル40から構成されている。首部30は逆三角形を成し、ヘッドフレーム20と 首部30は一体に結合されている。首部30はその下端31がハンドル接合部3 2に連結されている。
【0006】 首部30と適当な長さを有するハンドル接合部32はH型に接合されて一体と なっている。ハンドル接合部32の内部は中空の円筒状になっていて、中空孔3 3が中を貫いている。ハンドル接合部32の外径はやや勾配をなし、首部30の 下端31よりやや小さい。ハンドル接合部32の表面には複数本の適宜の深さを 有する環状溝34を有する。
【0007】 ハンドル40は適当な硬さと弾性を有する発泡体から成っている。ハンドル4 0の前端には前外管41があってハンドル接合部32を包み、且つその中央に中 棒42があって、ハンドル接合部32の中空孔33を埋めている。中棒42と環 状溝34により、ハンドル40の前端とハンドル接合部32はしっかりと固定さ れる。ハンドル40の前端は固形部分43から成っているが、後端は中空になっ ていて、その中空孔44はハンドル40の後端に進むにつれて大きくなっていて 円錐状を形成している。ハンドル40の固形部分の長さは使用の発泡体の強度に よって異なるが、若し、過度に強い発泡体を固形部分43に使用した場合は、ハ ンドル40の重量を軽くする為に、中空孔45(点線にて表示)を設けなければ ならない。
【0008】 この外、ハンドル40の後部には適当な長さの中空枠46が設けられてある。 中空枠40はヘッドフレームと同じ材料か又は首部30と同一材料で作られる。 中空枠46を設けることにより発泡体で作られたハンドル40の厚さを薄くさせ ることができる。ハンドル40は被覆材で包んで、一般のラケットと同じような 外観にすることもできる。
【0009】
ガットに当ったボールの衝撃によって発生した振動力はハンドル接合部32に 伝えられ、その殆んどは発泡体で作られたハンドルの前端で効果的に吸収される 。従って、本考案の目的である打球の衝撃による腕の傷害を効果的に防ぐことが できる。又、ハンドルの前端は過渡の厚さと硬の発泡体によって構成されている ので、ラケットのハンドルと首部は相当な強度を有し、割れたり、折れたりする 恐れがない。本考案で実施されるハンドルは又構造が簡単で、製造が容易である 特徴を有する。
【0010】 従って本考案は従来のものに比べて明らかに優れている。又、上に述べた本考 案の実施原理はテニスラケットばかりでなく、スカッシュラケットやその他のタ イプのゲームラケットにも応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のラケットの1実施例の斜視図を示す。
【図2】図1の2−2線で切截されたラケットのハンド
ルの部分的断面図を示す。
ルの部分的断面図を示す。
【図3】図1の3−3線で切截された断面図を示す。
10 ラケット 20 ヘッドフレーム 30 首部 31 下端 32 ハンドル接合部 33,44 中空孔 34 環状溝 40 ハンドル 41 前外管 42 中棒 43 固形部分 46 中空枠
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)少くとも一つの中空孔を有する中
空管状のハンドル接合部を有し、上記ハンドル接合部の
外径に適当な勾配があり、且つこのハンドル接合部と首
部が結合して一体になっており、 (b)適度な硬さと弾力性を有する発泡材の結合体で構
成された管状ハンドルで、このハンドルの前端に前外管
を有し、この前外管で上記ハンドル接合部を収納し、又
上記ハンドルには中空後部があり、前記ハンドル前端の
壁の厚さがこの中空後部より適宜厚い構成としたラケッ
トのショック吸収構造。 - 【請求項2】 その中のハンドルの後部に適宜の長さの
中空枠が設けられ、この中空枠が硬質の材料で作られた
請求項1記載のラケットのショック吸収構造。 - 【請求項3】 その中のハンドル前端の中に中棒を設
け、上記ハンドル接合部の中空孔を埋めた請求項1記載
のラケットのショック吸収構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP034065U JPH0595559U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | ラケットのショック吸収構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP034065U JPH0595559U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | ラケットのショック吸収構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595559U true JPH0595559U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12403866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP034065U Pending JPH0595559U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | ラケットのショック吸収構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595559U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001204855A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-07-31 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラケットフレーム |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP034065U patent/JPH0595559U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001204855A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-07-31 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラケットフレーム |
JP4573935B2 (ja) * | 2000-01-31 | 2010-11-04 | Sriスポーツ株式会社 | ラケットフレーム |
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