JPH059554U - 排便補助装具 - Google Patents

排便補助装具

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Publication number
JPH059554U
JPH059554U JP084115U JP8411591U JPH059554U JP H059554 U JPH059554 U JP H059554U JP 084115 U JP084115 U JP 084115U JP 8411591 U JP8411591 U JP 8411591U JP H059554 U JPH059554 U JP H059554U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infusion tube
constipation
injecting
feces
anus
Prior art date
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Pending
Application number
JP084115U
Other languages
English (en)
Inventor
英司 高橋
Original Assignee
アスク工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アスク工業株式会社 filed Critical アスク工業株式会社
Priority to JP084115U priority Critical patent/JPH059554U/ja
Publication of JPH059554U publication Critical patent/JPH059554U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B2017/22037Fecal impaction removal

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は肛門に装着し、痙攣性便秘及び特に
弛緩性便秘に対しても有効であり、副作用の少ない衛生
的かつ容易に糞塊を摘出する器具の提供を目的とするも
のである。 【構成】 肛門1から挿入せしめる輸液管21と、該輸
液管21の先端外周面に設けられ挿入位置において膨ら
まし、腸内壁に固定するバルーン20を有し、前記輸液
管21先端から軟化剤15を注入する噴射ポンプ24と
前記輸液管21により軟化剤15を注入した後便を吸引
する吸引手段を設けた便排出用の装備を有することを特
徴とする排便補助装具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、医療現場における排便の困難な老人等に有効な大便排泄を容易にす る補助装具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
軽度の便秘の処理は、経口下剤、浣腸、座薬等で解消可能である。しかし、寝 たきり老人、入院患者は運動不足、食事量僅少等により便秘が長期間にわたるこ とがある。腸内における過度の水分吸収により硬くなった便は糞塊を形成し腸管 内を閉塞する傾向がある。 ここで便秘の基本的な考え方について引用する。便秘は痙攣性便秘と弛緩性便 秘の二つに区別できる。この弛緩性便秘と痙攣性便秘の区別が治療上も重要であ り処置も通常異なる。鑑別方法を次に示す。 痙攣性便秘の特徴 便意強くあるが排便困難である。 腹部愁訴は腹痛、腹部膨張感、腹鳴等訴えることが多い。 便の性質は兎糞状や細い便が多い。最初に出る便は硬いが、終わりの頃の便は軟 便であることが、しばしばみられる。 下剤への反応は習慣性に刺激性の下剤を使っている場合には、大量の下剤でない と反応しない。下痢便として出る。 腹部症状は腸雑音が亢進していることが多く、有痛性の大腸をふれることがある 弛緩性便秘の特徴 便意をもよおすことが少ない。 腹部愁訴は特にないことが多い。 便の性質は硬くて太い。 下剤への反応はふつう。 腹部症状は下行結腸、S字状結腸等に糞塊をふれることがある。 便の内容については、水分が70%(下痢便水分80%以上、85%以上は水 様便になると言われている。)残りの30%有形成分→繊維質と腸粘膜から分泌 される有機物である。(我孫子 惇著「どんな便秘もスッキリ治る」(有)光書 房発行より)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の薬剤による処置は、連用するとカリウムが体外に流出し、この減少によ る筋力低下、それが便秘の原因の一つである腹筋力の低下を誘発する等、副作用 の虞がある。一方、便秘が長期にわたると様々な病気の原因となる。したがって 何としても排便させなければならない。このような症状にはゴム手袋をはめ指で 糞便を掻き出す、所謂「用指摘便」をしなければならなかった。これは看護人等 の大きな負担となると同時に、病人等に与える肉体的苦痛と精神的苦痛は無視出 来ないものである。しかし、「用指摘便」以外に満足出来る方法のないのが現状 である。 本考案は肛門に装着し、痙攣性便秘及び特に弛緩性便秘に対しても有効な、副 作用の少ない衛生的かつ容易に糞塊を摘出する、器具の提供を目的とするもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、肛門から挿入する管体器具で、先端部に糞塊を溶解するための溶剤 噴射口と流動化した便の体外への搬出部と吸引部からなる器具である。
【0005】
【実施例】
肛門1から挿入する輸液管21は柔軟性のある合成樹脂等の管体で直径10〜 20ミリである。前記輸液管21はフレキシブルな弾性構造のためS字状結腸3 にも進入可能である。バルーン20は輸液管21先端部の外周面に設けられてい る。前記バルーン20は挿入移動中過程において収縮しており、滑りを良くする 為のゼリー等が塗布され、糞塊14と接触した位置で空気を供給して膨らむ構造 になっている。例えば輸液管21の外面に沿った供給パイプ(図示せず)により 膨らむ。 前記輸液管21にて糞塊14を流動化にいたらしめる行程を説明する。 まず噴射ポンプ24を駆動し、同時にスパイラルコンベヤー回転用モーター2 2を正回転駆動、スパイラルコンベヤー19を回転し生理食塩水等の溶剤15を 溶剤噴射口13へ送る。前記溶剤15は輸液管21先端の溶剤噴射口13から噴 射させ、糞塊14を溶剤15に浸漬し、流動化せしめる。前記溶剤15の噴射に よる腸内圧上昇をセンサー17が感知、一定時間経過後、吸引ポンプ18が作動 し、同時にスパイラルコンベヤーのシャフトに連結されるモーター22を逆回転 方向に駆動する。吸引ポンプ18及びスパイラルコンベヤー19によって流動状 便16を搬出する。吸引搬出される便16は輸液管21内を通過し便回収容器2 3に排出される。 腸の蠕動運動はキャノン・ベームの点8より発生するが、バルーン20による 腸壁拡張効果が蠕動運動を連鎖的に誘発した場合は、輸液管21を速やかに後退 させ自然排泄力にて排泄する。
【0006】
【効果】
本考案の装具は挿入から排泄まで自動的に制御され、糞塊がスムーズに排出可 能で、寝たきりの病人等に特に効果的である。又、大便排泄時と同時に尿をも吸 引回収する機能を付加せしめると、看護人の負担は著しく改善される。看護人不 足による医療現場の人材確保にも間接的に寄与する考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】装具使用時の位置関係を示す。。
【図2】装具先端拡大断面図及び吸引機構を示す
【図3】装具管内構造の断面図及びスパイラルコンベヤ
ーの動力機構を示す。
【図4】吸引排出機構のブロック図を示す。
【符号の説明】
1 肛門 2 直腸 3 直腸S字状結腸 4 S字状結腸 5 下行結腸 6 左結腸曲 7 横行結腸 8 キャノン・ベーム点 9 右結腸曲 10 上行結腸 11 盲腸 12 虫垂 13 溶剤噴射口 14 糞塊 15 溶剤 16 流動状便 17 センサー 18 吸引ポンプ 19 スパイラルコンベヤー 20 バルーン 21 輸液管 22 スパイラルコンベヤー回転用モータ 23 便回収容器 24 噴射ポンプ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 肛門から挿入せしめる輸液管と、該輸液
    管の先端外周面に設けられ挿入位置において膨らまし、
    腸内壁に固定するバルーンを有し、前記輸液管先端から
    溶剤を注入する噴射ポンプと前記輸液管により軟化剤を
    注入した後、便を吸引する吸引手段を設けた便排出用の
    装備を有することを特徴とする排便補助装具。
JP084115U 1991-07-16 1991-07-16 排便補助装具 Pending JPH059554U (ja)

Priority Applications (1)

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JP084115U JPH059554U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 排便補助装具

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JP084115U JPH059554U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 排便補助装具

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JPH059554U true JPH059554U (ja) 1993-02-09

Family

ID=13821525

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JP084115U Pending JPH059554U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 排便補助装具

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JP (1) JPH059554U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07328052A (ja) * 1994-06-03 1995-12-19 Arukea Kk 排便装具及びその使用方法
JP2009265046A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Toto Ltd 腸内状態測定装置
CN107595358A (zh) * 2017-10-24 2018-01-19 无锡市人民医院 爪式单腔双节便秘取便器

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