JPH0595475A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0595475A
JPH0595475A JP3255630A JP25563091A JPH0595475A JP H0595475 A JPH0595475 A JP H0595475A JP 3255630 A JP3255630 A JP 3255630A JP 25563091 A JP25563091 A JP 25563091A JP H0595475 A JPH0595475 A JP H0595475A
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JP
Japan
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circuit
contour
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Withdrawn
Application number
JP3255630A
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English (en)
Inventor
Akio Suzuki
章夫 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画像読取装置に関し、非定型の原稿、あるい
はセット基準位置に正しくセットされていない原稿を画
像が欠けることなく正しく読み取ることを目的とする。 【構成】 原稿10を読み取り画素データとする画像読
取素子12と、該画素データをデジタル値に変換するA/
D変換器13と、を有する画像読取装置において、読み取
られる原稿の輪郭を検出し、その結果に応じて信号を出
力する輪郭検出回路20と、該出力信号に従い、読取原稿
の領域内にある画像データを有効化する出力化回路21を
有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像読取装置に関する。
本発明は特に非定型の原稿、あるいはセット基準位置に
正しくセットされていない原稿を画像が欠けることなく
正しく読み取るための原稿有効幅制御方式に関する。
【0002】近年、オフィスのペーパレス化に伴い、書
類を光ディスク等に記録して保存しようとする動きがあ
り、このための入力機器として画像入力装置(イメージ
スキャナ)が製品化されている。
【0003】
【従来の技術】画像読取装置においては、原稿を画像読
取素子で読み取りデジタル値に変換して蓄積する方法が
取られている。
【0004】この時、原稿が非定型、あるいはセット位
置不良があると、画像の一部が欠けたり、余分なデータ
を読み取ったりして、正確な読取が行われないことがあ
った。
【0005】従来の画像読取装置においては、フラット
ベッド型の装置にて、次のような対策が考案されてい
る。即ち、一旦原稿を高速にて読み取り、原稿の概略の
形を認識してから正式な読取を行っている。
【0006】しかし、従来の方法では、画像を読み取っ
た画像データを直接処理して原稿の輪郭を抽出していた
ため、輪郭抽出処理を誤って不要なデータが混入したり
必要なデータが欠落することがあった。
【0007】図4は従来の画像読取装置の構成図であ
る。図において、10は読み取るべき原稿、12は原稿
を読み取って画素データを出力する画像読取素子、13
は画像読取素子12の出力をデジタル値に変換するA/D
変換器、18はデジタル値になった画素データを蓄積す
るラインメモリ、8は読み取った画素データから原稿の
輪郭を抽出して輪郭情報を出力する輪郭抽出回路、9は
輪郭情報を蓄積する輪郭蓄積回路、17はラインメモリ
18に蓄積された画素データを輪郭蓄積回路9 の輪郭情報
で制御して送信する送信回路である。
【0008】図の画像読取装置は、原稿10を一旦高速で
画像読取素子12で読み取って画素データとし、該画素デ
ータをA/D変換器13でデジタル値に変換して、輪郭抽
出回路8 で画素データから原稿の輪郭を抽出する。輪郭
を抽出するには画像の差分を作成して所定の閾値でデジ
タル化する。デジタル値が”1”の場所が輪郭の候補で
あり、デジタル値が”1”の場所が連続する場合にはさ
らに細線化操作(例えば、連続する”1”の中心のみ
を”1”とする操作)を行いデジタル値が”1”の場所
を1か所として輪郭とする。このデジタル値が”1”の
場所を座標データとして輪郭情報を作成出力して、輪郭
蓄積回路9 に蓄積する。
【0009】次に再度原稿10を画像読取素子12で読み取
って、画素データをA/D変換器13でデジタル値に変換
して、ラインメモリ18に蓄積する。次に送信回路17によ
り、ラインメモリ18に蓄積された画素データを輪郭蓄積
回路9 の輪郭情報で制御して送信する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では形状認
識のための高速全面読取を行うため読取時間が余分にか
かり、また複数回読み取りを行うため、原稿搬送型装置
には適用できなかったという問題があった。
【0011】本発明はこのような点にかんがみて、1回
の読取にて形状認識及び画像データ読取・送出を行う手
段を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された読取幅制御機構を備えた画像読取装置によ
って解決される。図1は、本発明の原理図である。
【0013】原稿10を読み取り画素データとする画像読
取素子12と、該画素データをデジタル値に変換するA/
D変換器13と、を有する画像読取装置において、読み取
られる原稿の輪郭を検出し、その結果に応じて信号を出
力する輪郭検出回路20と、該出力信号に従い、読取原稿
の領域内にある画像データを有効化する出力回路21と、
を有するように構成する。
【0014】
【作用】輪郭検出回路20は、読み取られる原稿の輪郭を
検出し、その結果に応じて信号を出力する。
【0015】出力回路21は該出力信号を受けて、読取原
稿の領域内にある画像データを有効化する。従って、原
稿領域内の有効な画像データのみが出力され、無用なデ
ータが出力されない。
【0016】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成図である。本実
施例は原稿搬送型の画像読取装置である。図において、
14は原稿の端を検出するため原稿の輪郭を強調する画
像強調回路、19は減算回路35の出力からデジタル化、
細線化を行い輪郭を抽出する輪郭抽出回路、21は輪郭
を検出した輪郭抽出回路の出力信号に従い、読取原稿の
領域内にある画像データを有効化する出力回路、31は
A/D変換回路器の出力を3画素分(発生順にG1,G2,
G3 とする)蓄える信号バッファ、32は画素G1 とG
3 の差分を計算してその差が正のときは+出力を負のと
きは−出力を出す差分回路、33は3画素分の差分(発
生順にD1,D2,D3 とする)を持ち差分回路32の出力を
加算蓄積する差分バッファ、30は信号バッファ31の出
力である画像信号とその差分である差分バッファ33の出
力を加算する加算回路、であり、画像強調回路14は信号
バッファ31と差分回路32と差分バッファ33と加算回路30
とで構成される。34は画像信号と画像強調回路14の出
力との位相を合わせるためのシフトレジスタ、35は画
像強調回路14の出力とシフトレジスタ34の差を出力する
減算回路、36は原稿を搬送しつつ反射を低減させるた
めの黒色プラテン、37は原稿を読み取って画素データ
を出力するCCD(チャージ・カップルド・デバイ
ス)、15は画像強調回路14の出力を計数して原稿幅を
計数するカウンタ回路、38はカウンタ回路15の原稿の
輪郭の値を設定するエッジレジスタ、39はカウンタ回
路15の原稿の幅の値を設定する幅レジスタ、40はエッ
ジレジスタ38で起動されその後に幅レジスタ39で停止さ
れる制御信号を送出するICタイマーである。20は原
稿の輪郭を検出して出力信号をだす輪郭検出回路であ
り、画像強調回路14、シフトレジスタ34、減算回路35、
輪郭抽出回路19で構成される。その他、図4と同一符号
の物は同一物である。
【0017】光無反射性の原稿裏当機構11は原稿の輪郭
を強調するため、読取時の原稿の反射光量と原稿裏当機
構11の反射光量の差を大にすることによって、原稿の輪
郭を強調する。
【0018】CCD37にて読み取られた原稿10はA/D
変換器13でデジタル値化される。このデジタル値画素デ
ータが画像強調回路14に送られる。ここで使用されるク
ロックはビデオクロックと呼ばれる。
【0019】画像強調回路14の動作を詳細に説明する。
図3は画像強調回路14の動作をアナログ的に示した図で
ある。図の(A) は入力画像信号であり、図2のA/D変
換器13の出力であり、画像強調回路14の信号バッファ31
の入力として供給される。
【0020】信号バッファ31はA/D変換器の出力を3
画素分(発生順にG1,G2,G3 とする)蓄える。画像強
調回路14はビデオクロックで動作する。信号バッファ31
のデータは1クロック毎に新しいデータがG3 から入っ
て、G3 →G2 →G1 とシフトする。G1 とG3 の差分
を差分回路32で計算してその差が正のときは+出力を負
のときは−出力を出す。
【0021】差分バッファ33は3個の差分(発生順にD
1,D2,D3 とする)を持ち差分回路32の出力を加算蓄積
する。1クロック毎にD3 がクリアされて、D3 →D2
→D1 とシフトする。従って差分が正のときは前の画素
の位置に差分が生じ、差分が負の時は後の画素の位置に
差分が生ずる。
【0022】このように構成することにより、画素の値
が大である画素は値がさらに大となり、2つの画素の値
の差は強調され、輪郭が明瞭となってくる。図3の(B)
は(A) に示した入力画像信号の画素データの差分であ
り、時間的に微分したものに相当する。
【0023】信号バッファ31の出力である入力画像信号
と差分バッファ33の出力、即ち図3の(A) に示した信号
と(B) に示した信号を加算回路30で加算した出力が画像
強調回路14の出力となる。この信号が図3の(C) で示す
強調された画像信号をアナログ的に表現したものであ
り、エッジのように画素の値が急激に変化した部分が強
調されることを示す。
【0024】シフトレジスタ34で画像強調回路14の出力
と位相を合わせた画像信号は減算回路35で差を抽出さ
れ、輪郭抽出回路でデジタル化、細線化されて輪郭デー
タとして出力される。輪郭データは1ラインにつき原稿
の両端に相当する位置にある2つのパルスとして出力さ
れる。
【0025】カウンタ回路15は画素の生成が行われるビ
デオクロックを計数する。輪郭抽出回路19の1ラインの
始めの出力でエッジレジスタ38にカウンタ回路15の値を
設定し、二番目の出力でカウンタ回路15の値を幅レジス
タ39の値に設定する。
【0026】これら二つのレジスタ値をもとに、ICタ
イマー40を動作させ、データ有効信号を発生させる。エ
ッジレジスタ38の指定する時刻、即ち原稿の始端におい
てICタイマー40を起動し、幅レジスタ39の指定する時
刻即ち原稿の終りにおいてICタイマー40を停止させ、
ICタイマー40の出力をデータ有効信号とする。
【0027】このデータ有効信号を送信回路17に供給し
て画像データの送出の開始をエッジレジスタ38の指定す
る時刻に、画像データの送出の停止を幅レジスタ39の指
定する時刻に制御し、送信時間以外にある画像データは
送出を抑制する。これにより、原稿が実際にある部分の
データのみが送出され、不要部分は送信されない。
【0028】本実施例は原稿搬送型の装置の場合につい
て説明したが、フラットベッド型についても本実施例の
黒色プラテンの代わりに鏡面あるいは無反射の平板を裏
当として使用することにより、それ以外を同じ構成とし
て実施することが可能である。
【0029】実施例では、エッジ検出及びタイマのセッ
ト、ラインメモリの制御をハードウェアにて行ったが、
エッジ検出後、タイマICへのレジスタ値の書き込み、
ラインメモリの制御をエッジ検出による割り込みをトリ
ガとしたマイクロプロセッサによるソフトウェア制御と
することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば1
回の読取動作中に原稿の位置及び形状の正しい認識がで
き、読取時間の短縮が可能となる。また、1回の読取で
すむので、原稿搬送型の装置にも適用できるようにな
る、という著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例の構成図
【図3】 原稿エッジ検出の説明図
【図4】 従来の画像読取装置の構成図
【符号の説明】
8 輪郭抽出回路 9 輪郭蓄積回路 10 原稿 11 光無反射性原
稿裏当機構 12 画像読取素子 13 A/D変換器 14 画像強調回路 15 カウンタ回路 16 タイミング作成回路 17 送信回路 18 ラインメモリ 19 輪郭抽出回路 20 輪郭検出回路 21 出力回路 30 加算回路 31 信号バッファ 32 差分回路 33 差分バッファ 34 シフトレジス
タ 35 減算回路 36 黒色プラテン 37 CCD 38 エッジレジス
タ 39 幅レジスタ 40 ICタイマー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿(10)を読み取り画素データとする画
    像読取素子(12)と、該画素データをデジタル値に変換す
    るA/D変換器(13)と、を有する画像読取装置におい
    て、 読み取られる原稿の輪郭を検出し、その結果に応じて信
    号を出力する輪郭検出回路(20)と、該出力信号に従い、
    読取原稿の領域内にある画像データを有効化する出力回
    路(21)と、を有することを特徴とする画像読取装置。
JP3255630A 1991-10-03 1991-10-03 画像読取装置 Withdrawn JPH0595475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3255630A JPH0595475A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 画像読取装置

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JP3255630A JPH0595475A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 画像読取装置

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JPH0595475A true JPH0595475A (ja) 1993-04-16

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ID=17281421

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JP3255630A Withdrawn JPH0595475A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 画像読取装置

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Effective date: 19990107