JPH0595438U - 改良泡立て器 - Google Patents

改良泡立て器

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JPH0595438U
JPH0595438U JP6643191U JP6643191U JPH0595438U JP H0595438 U JPH0595438 U JP H0595438U JP 6643191 U JP6643191 U JP 6643191U JP 6643191 U JP6643191 U JP 6643191U JP H0595438 U JPH0595438 U JP H0595438U
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JP
Japan
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whisk
processed product
tea
hollow portion
improved
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Pending
Application number
JP6643191U
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English (en)
Inventor
幸夫 山根
元子 村田
千恵子 世良
哲也 鳥殿
麻里 佐々木
悦子 藤本
Original Assignee
日本食研株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の茶せん形泡立て器の中空部分に、球状
加工品を入れることにより、短時間になおかつ、労力を
要せずに卵白や生クリームの泡立て操作ができる泡立て
器を得る。 【構成】 本発明は、従来技術における茶せん形泡立て
器の中空部分に球状加工品を含有する構成のため、茶せ
ん形になった部分の剪断力に加え、中空部分で自由に回
転する球状加工品からの剪断力が加わり、一定時間に得
られる泡立てられたものの量が大幅に増加するという効
果がある。また、自由に回転する球状加工品の剪断力に
より、従来法よりもきめの細かい泡を調製でき、さらに
中空部分の球状加工品の回転力を利用するので、疲労度
も比較的少なくてすむという効果がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0010】
【産業上の利用分野】
本発明は、改良泡立て器に関するものである。
【0020】
【従来の技術】
従来の茶せん形泡立て器は、数本のステンレス製針金を茶せん形にまとめ、一 つの柄の部分に固定したものであった。その使用方法は、柄の部分を手に持ち、 茶せん形になった部分を泡立てようとするものに接するようにしながら回転運動 させ、その時におこる剪断力により、泡立てるものであった。
【0030】 しかし、従来の茶せん形泡立て器を用いて卵白や生クリームを泡立てようとし た場合、その泡立てに要する時間は、非常に長い。また、きめの細かい泡を作ろ うとした場合、急速な回転運動を行なわなければならず、疲労度が非常に大きい という欠点があった。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、短時間に、なおかつ、労力を要せずに卵白 や生クリームの泡立て操作ができる泡立て器を得ることである。
【0050】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、針金を球状に加工したものを 、従来の茶せん形泡立て器の中空部分に、自由に回転運動することのできる状態 で含有する。
【0060】
【作用】
本発明の泡立て器は、従来の茶せん形泡立て器の中空部分に球状の加工品を含 有するために、茶せん状になった部分の剪断力に中空部分で自由に回転する球状 加工品からの剪断力が加わり、一定時間に得られる泡立てられたものの量が増大 するという作用がある。
【0070】
【実施例1】 図1は、本発明の1実施例である。図1に示す改良泡立て器と、対照区として 中空部分に球状加工品を含有しない従来の茶せん形泡立て器を用い、実際に卵白 を泡立てた。以下にその実施条件及び結果を示す。
【0080】 方法;直径22cm、高さ19cmのボウル2個に卵白240g ずつを入れ、25 ℃で改良泡立て器及び従来の泡立て器を用いて卵白を泡立てた。泡立て器による 攪拌は、同一人物が一定速度、すなわち、一秒間に2回転の速度で行った。泡立 てに要した時間は、攪拌開始後、泡が一定の体積、すなわち、800mlになるま でに要した時間とした。また、きめの細かさは、実体顕微鏡で20倍の倍率で観 察することにより確かめた。
【0090】 結果;従来の茶せん形泡立て器を用いた場合、泡立てに要した時間は、4分3 0秒であり、改良泡立て器を用いた場合、泡立てに要した時間は、2分20秒で あった。改良泡立て器を用いた場合、従来の茶せん形泡立て器を用いた場合の2 分の1以下の時間で泡立てを行うことができた。また、泡のきめは、従来の茶せ ん形泡立て器を用いて泡立てた泡よりも改良泡立て器を用いて泡立てた泡のほう が細かかであった。さらに、疲労度は、改良泡立て器を用いた場合のほうが低か った。
【0100】
【実施例2】 改良泡立て器と、対照区として中空部分に球状加工品を含有しない従来の茶せ ん形泡立て器を用い、生クリームの泡立てを行った。以下にその実施条件及び結 果を示す。
【0110】 方法;直径22cm、高さ19cmのボウル2個に生クリーム200g ずつを入れ 5℃で、改良泡立て器及び従来の茶せん形泡立て器を用いて泡立てた。泡立て器 による攪拌は、同一人物が一定速度、すなわち、一秒間に2回転の速度で行った 。泡立てに要した時間は、攪拌開始後、泡が一定の体積、すなわち、500mlに なるまでに要した時間とした。また、きめの細かさは、実体顕微鏡で20倍の倍 率で観察することにより確かめた。
【0120】 結果;従来の茶せん形泡立て器を用いた場合、泡立てに要した時間は、4分2 0秒であり、改良泡立て器を用いた場合、泡立てに要した時間は、3分15秒で あった。改良泡立て器を用いた場合、従来の茶せん形泡立て器を用いた場合より も短い時間で泡立てを行うことができた。また、泡のきめは、従来の茶せん形泡 立て器を用いて泡立てた泡よりも改良泡立て器を用いて泡立てた泡のほうが細か かった。さらに、疲労度は、改良泡立て器を用いた場合のほうが低かった。
【0130】
【考案の効果】
以上説明したように本発明の泡立て器は、従来の茶せん形泡立て器の中空部分 に球状の加工品を含有するために、茶せん状になった部分の剪断力に中空部分で 自由に回転する球状加工品からの剪断力が加わり、一定時間に得られる泡立てら れたものの量が大幅に増加するという効果がある。
【0140】 また、自由に回転する球状加工品の剪断力により従来法よりもきめの細かい泡 を調製できるという効果がある。さらに、中空部分に含有する球状加工品の回転 を利用するので、疲労度も比較的少なくすむという効果がある。つまり、短時間 に、なおかつ、労力を要せずに卵白や生クリームの泡立て操作ができるというこ とである。
【0150】
【図面の簡単な説明】
【図1】改良泡立て器の正面図。
【図2】改良泡立て器の側面図。
【図3】改良泡立て器の後面図。
【図4】改良泡立て器の上面図。
【図5】改良泡立て器の下面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤本 悦子 愛媛県周桑郡丹原町願連寺

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従来の茶せん形泡立て器の中空部分に、
    球状もしくは、丸みのある立体に加工した針金を持つこ
    とを特徴とする改良泡立て器。球状加工品の直径は、茶
    せん部の直径よりも小さく、茶せん部の針金同士の間隔
    よりも大きいことを特徴とする。
  2. 【請求項2】 中空部分に含有する球状加工品の材質
    が、合成樹脂、木材からなる請求項1に記載の改良泡立
    て器。
  3. 【請求項3】 茶せん部の材質が、合成樹脂、木材から
    なる請求項1、請求項2に記載の改良泡立て器。
JP6643191U 1991-07-25 1991-07-25 改良泡立て器 Pending JPH0595438U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007094245A1 (en) * 2006-02-16 2007-08-23 Ricoh Company, Ltd. Fixer, fixing device, and image forming apparatus
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JP2010020352A (ja) * 2009-10-28 2010-01-28 Ricoh Co Ltd 定着方法、画像形成方法、定着装置及び画像形成装置

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