JPH0594734U - 溶融金属の検知端子 - Google Patents

溶融金属の検知端子

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JPH0594734U
JPH0594734U JP4315392U JP4315392U JPH0594734U JP H0594734 U JPH0594734 U JP H0594734U JP 4315392 U JP4315392 U JP 4315392U JP 4315392 U JP4315392 U JP 4315392U JP H0594734 U JPH0594734 U JP H0594734U
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敏充 森田
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Abstract

(57)【要約】 溶融金属の通過に対する反応がすばやく、かつ長時間の
使用に耐える検知端子を提供することを目的とする。 【構成】 外周面に金型5等の機器への取付け部を構成
した円筒状の外側電極1と、該外側電極1の中空部に、
耐熱性絶縁物2を介して一体的に保持した内側電極3と
から成り、該外側電極1、耐熱性絶縁物2、並びに内側
電極3の各先端が同一面に形成されていることを特徴と
する溶融金属の検知端子。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金型を使用してアルミニウム溶融金属(以下アルミ溶湯という)を 鋳造する低圧鋳造設備の金型部、あるいはスト−ク管部に設備されてアルミ溶湯 の通過を検知する端子に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】
従来低圧鋳造設備等においては金型内あるいはスト−ク管における溶湯の通過 を検知して加圧時間あるいは加圧力等を変える制御がとられており、このアルミ 溶湯の通過を検知するものとしては熱電対が使用されている。一方熱電対は棒材 の中に電極を埋め込んだ構成にされていて、その先端部をアルミ溶湯の通過位置 に突出させておき、アルミ溶湯との接触による温度上昇を検知するようにされて いる。 しかしこのような熱電対はアルミ溶湯にさらされることから電極部を保護する部 材を太いものにすれば電極の反応が遅れてすばやい制御ができなくなり、反対に 保護部材を細く薄いものにすれば電極の損耗が早く熱電対の寿命が短くなる問題 があった。 本考案は上記の問題に鑑みて成されたもので反応速度が早くしかも長時間の使用 に耐える溶融金属の検知端子を提供することを目的とするものである。
【0003】
【問題解決のための手段】
上記の目的を達成するために本考案における溶融金属の検知端子は、外周面に 機器への取付け部を構成した円筒状の外側電極と、該外側電極の中空部に耐熱性 絶縁物を介して一体的に保持した内側電極とから成り、該外側電極、耐熱性絶縁 物、並びに内側電極の各先端が同一面に形成されていることを特徴とするもので ある。
【0004】
【作用】 本考案は上記のような解決手段を採用することにより、金型あるいはスト−ク 管に設けた取付孔に該検知端子をその先端部が金型内面あるいはスト−ク管内面 と同一面になるようにして挿入取り付けを行なうことにより、外側電極先端と、 内側電極先端とがアルミ溶湯に直接接触されるようになるためすばやく反応する と共に先端のみがアルミ溶湯に接触することから損耗が非常に少なく長時間の使 用が可能になる。
【0005】
【実施例】
以下本考案の実施例を図により説明する、図1において、円筒状の外側電極1 の中空部に、耐熱性絶縁物2を介して棒状の内側電極3が一体的に保持されてお り、該外側電極1、耐熱性絶縁物2並びに内側電極3の各先端は同一面に形成さ れている。 また前記外側電極3の外周面は中間位置で先端側を細く基端側を太くした取り付 け段部1Aが構成されていると共に基端側外周面には該検知端子を固定するため の雄ねじ1Bが設けてある。さらに前記内側電極3の基端は外側電極1から突出 されていると共に該突出部には配線端子を接続可能にした取付孔3Aが設けられ ている。
【0006】 このように構成された溶融金属の検知端子は図2に示すようにして金型5ある いはスト−ク管に取付けられる。すなわち、図2における金型5には上部を大口 径孔とし下部を細口径孔とした段付取付孔5Aが設けられていて、該段付取付孔 5Aの大口径孔には前記外側電極1に設けたねじ1Bが螺合する雌ねじ5Bが設 けられている。このような状態で溶融金属の検知端子を金型5の段付取り付け孔 5Aに、外側電極1の雄ねじ1Bを雌ねじ5Bに螺合させて挿入し、先端面Fが 金型5の内面5Cと同一面にされている。 さらに基端側には配線端子取付用の取付孔6Aを設けたワッシヤ−6を介してロ ックナット7が螺合されていて金型5との螺合がゆるまないように固定されてい る。また内側電極3の取付孔3A及びワッシヤ6の取付孔6Aには図示されない 計器から出された配線端子8A.8Bがねじ止め接続されている。
【0007】 このように金型5に取付けられた溶融金属の検知端子は、アルミ溶湯が金型5 の内面5Cを上昇して、検知端子の先端面Fに達すると直ちに内外側両電極3, 1,間に電流が流れ、配線端子8A,8Bに通じる図示されない計器を作動させ ることになる。 また検知端子は先端面Fのみがアルミ溶湯に接触するため損耗が極めて少なく寿 命が熱電対に比べて格段に長くなる。
【0008】
【考案の効果】
本考案は上記の説明から明らかなように、円筒状の外側電極の中空部に耐熱性 絶縁物を介して棒状の内側電極を一体的に保持させると共に該外側電極、耐熱性 絶縁物並びに内側電極の先端面を同一面に形成した構成の検知端子としたからそ の先端面を金型あるいはスト−ク管の内面に一致させて取付けることにより、ア ルミ溶湯の通過時の反応がすばやくなされると共に検知端子の損耗が極めて少な くなり寿命が熱電対に比べて格段に長くなり、利とするところは著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部縦断の正面図であ
る。
【図2】溶融金属の検知端子を金型に取付けた状態を示
す一部切り欠け正面図である。
【符号の説明】
1 外側電極 1B 雄ねじ 2 耐熱性絶縁物 3 内側電極 F 先端面 5 金型 5C 金型内面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に機器への取付け部を構成した円
    筒状の外側電極1と、該外側電極1の中空部に耐熱性絶
    縁物2を介して一体的に保持した内側電極3とから成
    り、該外側電極1,耐熱性絶縁物2,並びに内側電極3
    の各先端が同一面に形成されていることを特徴とする溶
    融金属の検知端子。
JP4315392U 1992-05-29 1992-05-29 溶融金属の検知端子 Expired - Fee Related JP2540531Y2 (ja)

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