JPH0594515A - デジタル画像処理装置 - Google Patents
デジタル画像処理装置Info
- Publication number
- JPH0594515A JPH0594515A JP3280606A JP28060691A JPH0594515A JP H0594515 A JPH0594515 A JP H0594515A JP 3280606 A JP3280606 A JP 3280606A JP 28060691 A JP28060691 A JP 28060691A JP H0594515 A JPH0594515 A JP H0594515A
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- Japan
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Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックグラウンドノイズが強調されないよう
にしてエッジ強調画像を得る。 【構成】 原デジタル画像からラプラシアンをとり、そ
のラプラシアンデータの振幅の小さい部分を除去した上
で、その振幅の小さい部分の除去されたラプラシアンデ
ータを原デジタル画像に加算する。
にしてエッジ強調画像を得る。 【構成】 原デジタル画像からラプラシアンをとり、そ
のラプラシアンデータの振幅の小さい部分を除去した上
で、その振幅の小さい部分の除去されたラプラシアンデ
ータを原デジタル画像に加算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医用X線画像などを
デジタル的に処理するデジタル画像処理装置に関する。
デジタル的に処理するデジタル画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、X線TVシステムを用いてX
線画像信号を得、これをデジタル化した上で種々に画像
処理することが行なわれている。画像のエッジ強調処理
は、原画像からラプラシアンをとり、そのラプラシアン
データを原画像データから引いて画像データを得るとい
うようにして行なわれる。
線画像信号を得、これをデジタル化した上で種々に画像
処理することが行なわれている。画像のエッジ強調処理
は、原画像からラプラシアンをとり、そのラプラシアン
データを原画像データから引いて画像データを得るとい
うようにして行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように原画像から得たラプラシアンデータを、原画像よ
り引いてエッジ強調画像を得る場合、エッジの強調に加
えて、バックグラウンドの量子ノイズなども同時に強調
されることになるので、処理後の画像のバックグラウン
ドがざらついて見えるという問題がある。
ように原画像から得たラプラシアンデータを、原画像よ
り引いてエッジ強調画像を得る場合、エッジの強調に加
えて、バックグラウンドの量子ノイズなども同時に強調
されることになるので、処理後の画像のバックグラウン
ドがざらついて見えるという問題がある。
【0004】この発明は、上記に鑑み、バックグラウン
ドのざらつきのないエッジ強調画像を得ることができる
ように改善した、デジタル画像処理装置を提供すること
を目的とする。
ドのざらつきのないエッジ強調画像を得ることができる
ように改善した、デジタル画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるデジタル画像処理装置においては、
原デジタル画像からラプラシアンをとり、そのラプラシ
アンデータの振幅の小さい部分を除去した上で、その振
幅の小さい部分の除去されたラプラシアンデータを原デ
ジタル画像に加算することが特徴となっており、ラプラ
シアンデータの振幅の小さい部分が除去されるので、加
算後の画像にこの振幅の小さい部分が現れることがな
く、バックグラウンドのざらつきをなくすことができ
る。
め、この発明によるデジタル画像処理装置においては、
原デジタル画像からラプラシアンをとり、そのラプラシ
アンデータの振幅の小さい部分を除去した上で、その振
幅の小さい部分の除去されたラプラシアンデータを原デ
ジタル画像に加算することが特徴となっており、ラプラ
シアンデータの振幅の小さい部分が除去されるので、加
算後の画像にこの振幅の小さい部分が現れることがな
く、バックグラウンドのざらつきをなくすことができ
る。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1は第1の実施例を示す
もので、この図1において、X線TVシステムなどで得
たX線画像信号などの原画像データがA/Dコンバータ
1に送られてきており、このA/Dコンバータ1によっ
てデジタル画像データに変換される。この画像データは
コンボリューション回路2によってコンボリューション
積分されることによりそのラプラシアンがとられる。こ
うして図2のAで示すような画像データから図2のBで
示すようなラプラシアンデータが得られ、これが2つの
演算器5、6にそれぞれ送られる。
照しながら詳細に説明する。図1は第1の実施例を示す
もので、この図1において、X線TVシステムなどで得
たX線画像信号などの原画像データがA/Dコンバータ
1に送られてきており、このA/Dコンバータ1によっ
てデジタル画像データに変換される。この画像データは
コンボリューション回路2によってコンボリューション
積分されることによりそのラプラシアンがとられる。こ
うして図2のAで示すような画像データから図2のBで
示すようなラプラシアンデータが得られ、これが2つの
演算器5、6にそれぞれ送られる。
【0007】一方、フレームメモリ3はCPU11の制
御のもとでキーボード装置などの入力器12より入力さ
れた任意の一定の値を画像データとして保持している。
この一定値の画像データが符号反転器4により符号反転
された上で一方の演算器5の他方の端子に送られてきて
おり、また、そのような符号反転器を介することなく直
接に他方の演算器6に送られている。
御のもとでキーボード装置などの入力器12より入力さ
れた任意の一定の値を画像データとして保持している。
この一定値の画像データが符号反転器4により符号反転
された上で一方の演算器5の他方の端子に送られてきて
おり、また、そのような符号反転器を介することなく直
接に他方の演算器6に送られている。
【0008】演算器5はいわゆるブラックピーク演算を
行なうものであり、つまり、2つの入力を比較してその
小さなものを取り出す。演算器6はホワイトピーク演算
を行なうものであって、2つの入力を比較してその大き
なものを取り出す。ここでフレームメモリ3に格納され
ている一定値の画像データがL1であるとし、符号反転
されてL2になるとする(L2=−L1)。すると、演
算器6ではこのL1とラプラシアンデータ(図2のB)
とのホワイトピーク演算が行なわれるので、図2のCで
示すようなデータが得られる。演算器5ではL2とラプ
ラシアンデータとのブラックピーク演算により図2のD
で示すようなデータが得られる。
行なうものであり、つまり、2つの入力を比較してその
小さなものを取り出す。演算器6はホワイトピーク演算
を行なうものであって、2つの入力を比較してその大き
なものを取り出す。ここでフレームメモリ3に格納され
ている一定値の画像データがL1であるとし、符号反転
されてL2になるとする(L2=−L1)。すると、演
算器6ではこのL1とラプラシアンデータ(図2のB)
とのホワイトピーク演算が行なわれるので、図2のCで
示すようなデータが得られる。演算器5ではL2とラプ
ラシアンデータとのブラックピーク演算により図2のD
で示すようなデータが得られる。
【0009】これらの演算器5、6の出力は演算器7に
送られて加算されるので、演算器7からは図2のEで示
すようなデータが得られることになる。この図2のEか
らも分かるように、ラプラシアンデータの振幅の小さい
成分、つまりノイズ分のラプラシアンデータが除去され
たものが得られたことになる。これを乗算器8により任
意の係数で乗算することによりノーマライズして図2の
Fで示すようなデータを得る。
送られて加算されるので、演算器7からは図2のEで示
すようなデータが得られることになる。この図2のEか
らも分かるように、ラプラシアンデータの振幅の小さい
成分、つまりノイズ分のラプラシアンデータが除去され
たものが得られたことになる。これを乗算器8により任
意の係数で乗算することによりノーマライズして図2の
Fで示すようなデータを得る。
【0010】このデータを演算器9に送り、もとのデジ
タル画像データから減算(符号を変えた上で加算)する
と図2のGで示すようなエッジ強調された画像データを
得ることができる。この画像データはD/Aコンバータ
10によりアナログ信号に変換され、画像モニター装置
などに送られて表示される。
タル画像データから減算(符号を変えた上で加算)する
と図2のGで示すようなエッジ強調された画像データを
得ることができる。この画像データはD/Aコンバータ
10によりアナログ信号に変換され、画像モニター装置
などに送られて表示される。
【0011】乗算器8はCPU11で制御されており、
その乗算係数は入力器12により入力された任意の値と
することができる。そのため、エッジ強調の度合を任意
に定めることができる。なお、このCPU11はフレー
ムメモリ3と乗算器8のみを制御するものではなくて、
他の回路も制御する。
その乗算係数は入力器12により入力された任意の値と
することができる。そのため、エッジ強調の度合を任意
に定めることができる。なお、このCPU11はフレー
ムメモリ3と乗算器8のみを制御するものではなくて、
他の回路も制御する。
【0012】図3は第2の実施例を示すものである。こ
の図3の構成では、コンボリューション積分して得たラ
プラシアンデータの微小成分は、図4のような入出力特
性を有するルックアップテーブル13により除去するよ
うにしている。すなわち、このルックアップテーブル1
3はRAMなどのメモリより構成されており、入力信号
でそのアドレスを指定し、その指定されたアドレスに格
納されていたデータを読み出すもので、図4に示すよう
に入力値の0付近のL1〜L2を強制的に出力値0とし
てしまう一種の階調変換を行なう。これにより図2のB
のようなラプラシアンデータの微小成分を除去して図2
のEのような画像データを得ることができる。これを乗
算器8で乗算した後演算器9で減算を行ない、D/Aコ
ンバータ10でアナログ信号に変換する点は図1と同様
である。
の図3の構成では、コンボリューション積分して得たラ
プラシアンデータの微小成分は、図4のような入出力特
性を有するルックアップテーブル13により除去するよ
うにしている。すなわち、このルックアップテーブル1
3はRAMなどのメモリより構成されており、入力信号
でそのアドレスを指定し、その指定されたアドレスに格
納されていたデータを読み出すもので、図4に示すよう
に入力値の0付近のL1〜L2を強制的に出力値0とし
てしまう一種の階調変換を行なう。これにより図2のB
のようなラプラシアンデータの微小成分を除去して図2
のEのような画像データを得ることができる。これを乗
算器8で乗算した後演算器9で減算を行ない、D/Aコ
ンバータ10でアナログ信号に変換する点は図1と同様
である。
【0013】なお、上記ではX線TVシステムなどによ
って得たX線画像のエッジ強調処理を行なっているが、
他の一般的なデジタル画像のエッジ強調処理にも同様に
適用できることは勿論である。
って得たX線画像のエッジ強調処理を行なっているが、
他の一般的なデジタル画像のエッジ強調処理にも同様に
適用できることは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明のデジタル画像処理装置によれば、バックグラ
ウンドの濃度変化の少ない部分はエッジ強調がなされな
いので、もとの画像に含まれていたノイズが強調される
ことなく、バックグラウンドのS/N比の高いエッジ強
調画像を得ることができる。
この発明のデジタル画像処理装置によれば、バックグラ
ウンドの濃度変化の少ない部分はエッジ強調がなされな
いので、もとの画像に含まれていたノイズが強調される
ことなく、バックグラウンドのS/N比の高いエッジ強
調画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のブロック図。
【図2】同実施例の各部での波形図。
【図3】第2の実施例のブロック図。
【図4】ルックアップテーブルの入出力特性を表すグラ
フ。
フ。
1 A/Dコンバータ 2 コンボリューション回路 3 フレームメモリ 4 符号反転器 5、6、7、9 演算器 8 乗算器 10 D/Aコンバータ 11 CPU 12 入力器 13 ルックアップテーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 原デジタル画像のラプラシアンをとる手
段と、そのラプラシアンデータの振幅の小さい部分を除
去する手段と、上記の振幅の小さい部分の除去されたラ
プラシアンデータを原デジタル画像に加算する手段とを
備えることを特徴とするデジタル画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280606A JPH0594515A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | デジタル画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280606A JPH0594515A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | デジタル画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594515A true JPH0594515A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17627380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3280606A Pending JPH0594515A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | デジタル画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0594515A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6788825B1 (en) | 1999-07-14 | 2004-09-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
JP2007190358A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-08-02 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線減衰補正方法、画像生成装置、x線ct装置、及び画像生成方法 |
JP2012096111A (ja) * | 2005-12-21 | 2012-05-24 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 散乱線補正方法およびx線ct装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3280606A patent/JPH0594515A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6788825B1 (en) | 1999-07-14 | 2004-09-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
JP2007190358A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-08-02 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線減衰補正方法、画像生成装置、x線ct装置、及び画像生成方法 |
US7856133B2 (en) | 2005-12-21 | 2010-12-21 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | X-ray attenuation correction method, image generating apparatus, X-ray CT apparatus, and image generating method |
JP2012096111A (ja) * | 2005-12-21 | 2012-05-24 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 散乱線補正方法およびx線ct装置 |
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