JPH0593965A - インスタント写真式複写装置 - Google Patents

インスタント写真式複写装置

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JPH0593965A
JPH0593965A JP25364991A JP25364991A JPH0593965A JP H0593965 A JPH0593965 A JP H0593965A JP 25364991 A JP25364991 A JP 25364991A JP 25364991 A JP25364991 A JP 25364991A JP H0593965 A JPH0593965 A JP H0593965A
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JP
Japan
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voltage
power supply
copying
supply voltage
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JP25364991A
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Inventor
Hajime Oda
肇 織田
Ichiro Nemoto
一郎 根本
Takuma Takahashi
▲琢▼磨 高橋
Susumu Hasegawa
進 長谷川
Masanori Fujita
政則 藤田
Tadahiko Yamaoka
忠彦 山岡
Hiroshi Sudo
浩志 須藤
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧が所定電圧以下であっても、所定の
動作が行われた場合には最低動作電圧に低下するまでの
間はコピーを取ることを可能にし、出先でコピーが取れ
なくなるような不都合を除去する。 【構成】 ロックスイッチLKswがオンの時は、制御手
段41から電圧安定化回路42に出力Hの信号P1を供給し、
電圧安定化回路42を動作させ、モ―タ駆動回路43及び照
明駆動回路44を介してモータ23及び照明手段24に電力を
供給して複写を可能にする。スタートスイッチSswをオ
ンにすると、モータ23が駆動して光学手段により複写す
る。制御手段41はSswのオン動作に基く複写動作に先立
って電圧検出手段45により電源電圧を検出する。LKsw
とSswとが共にオンである時は、所定の電圧以下が検出
されても、更に所定の動作が行われた時には引き続いて
複写動作を行うように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリーチェックの
機能を有するインスタント写真式複写装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来におけるインスタント写真式複写装
置としては、装置の本体ケースの底面に窓穴を設け、原
画上にこの窓穴を対向させて本体ケースを載置してい
る。本体ケース内に内蔵した光学手段(例えば、ロッド
レンズアレイ)は、搬送手段によって原画の面に沿って
平行移動され、光学手段と共に移動する照明手段(例え
ば螢光灯)からの光は常時原画面を照明している。本体
ケースの上にはインスタントフィルムを収納したホルダ
が設けてあり、光学手段がフィルムを露光可能な位置を
移動する間に、原画の細領域が光学手段を介してインス
タントフィルムに投影・結像され、光学手段が一方から
他方に移動することによって原画がフィルムに複写さ
れ、フィルムを遮光した位置で停止する。複写するに際
して、装置の光源が電池である場合には、コピーに先立
ってバッテリーチェックを行うのが通例である。バッテ
リーチェック時には動作時とほぼ同等の負荷電流を流し
て行うことが望ましい。従って複写装置の場合には、照
明及び走査部材を駆動するためのモータが主たる負荷電
流であるので、この両者に通電してバッテリーチェック
を行うのが通常であった。そしてバッテリーチェックの
結果、電源電圧が所定電圧以下の場合には、コピー動作
を行えないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、バッテ
リーチェックの結果、電源電圧が所定電圧以下の場合に
コピー動作が決して行えないように設定してあると、例
えば携帯用の複写機などでは、出先でコピーを取ろうと
して所定電圧以下であることが検出され、コピーが取れ
ずに目的を果たし得ない不都合を生じてしまうという問
題があった。
【0004】しかし通常の場合、所定電圧は安全を見越
して最低動作電圧よりも若干高く設定してあるので、例
え所定電圧以下であっても未だ数回乃至数十回程度のコ
ピー動作が可能であることが多い。
【0005】そこで本発明の目的は、電源電圧が所定電
圧以下であっても、所定の動作が行われた場合には、最
低動作電圧に低下するまでの間はコピーを取ることを可
能にし、出先でコピーが取れなくなるような不都合を除
去しようとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインスタント写真式複写装置は、被写体を
照らす照明手段と、被写体の細領域をインスタント写真
感光材の感光面に結像する光学手段と、光学手段を被写
体に対して平行に走査する駆動手段と、電源電圧を検出
する電圧検出手段と、照明手段,光学手段,駆動手段お
よび電圧検出手段を制御する制御手段と、制御手段に接
続されたスタートスイッチとを具備している。そして制
御手段は、スタートスイッチのオン動作に基く複写動作
に先立って電圧検出手段により電源電圧を検出するよう
に制御し、電圧検出手段により所定の電圧以下が検出さ
れても、所定の動作が行われたときには引き続いて複写
動作を行うように制御する。
【0007】
【実施例】図4及び図5に基づいて、本発明のインスタ
ント写真式複写装置の概略の構成を説明する。
【0008】被写体である原画1上に載置される本体ケ
ース2の底板2aには、原画1を透視可能な窓穴2bが
形成してあり、窓穴2bにはガラスやアクリル樹脂等で
形成された透明板3が、底面が同一面となる状態で固着
してある。また上板2cには底板2aの窓穴2bと対向
する位置関係で開口部2dが形成してある。
【0009】インスタントフィルムを収納するカセット
ホルダ4には、下面に窓穴4aが設けてあり、窓穴4a
と開口部2dとを対向させる状態で、スペーサ7を介し
て本体ケース2に固着してある。カセットホルダ4には
フィルムカセットを出し入れするための上蓋4bが設け
てあり、上蓋4bはカセットホルダ4本体の左端部に固
定してある軸5の回りに回転自在に支持されている。上
蓋4bを閉じた状態をロックするために、ロックアーム
4cがカセットホルダ4本体の右端部に取り付けてあ
る。
【0010】剥離方式のインスタントフィルム(インス
タント写真感光材)9が複数枚収納してあるフィルムカ
セット10がカセットホルダ4に装着してある。インス
タントフィルム9は引出し舌片9aの後端部が二股に別
れ、二股のそれぞれの端部に印画フィルム(印画面)9
b及び感光フィルム(感光面)9cが対向して固着して
あり、また二股の一方には袋に入った現像剤9dが取り
付けてある。カセット10の内部で、インスタントフィ
ルム9は折り畳んで収納されており、最下位置の感光フ
ィルム9cはカセット10の下面に開けられた窓穴10
aより露見し、カセット10がホルダ4にセットされた
状態では、感光フィルム9cは底板2aと平行して窓穴
2bと対向するようになっている。カセットホルダ4に
取り付けてある1対のローラ12,12間に引出し舌片
9aを通して引き出すことによって、現像剤9dの入っ
た袋が破れてこの現像剤が印画フィルム9b及び感光フ
ィルム9c間に塗られ、現像,定着が行われる。
【0011】次に図4及び図5に示すように、本体ケー
ス2内には両側部に一対のガイド棒13が底面に平行に
設けてあり、両ガイド棒13はキャリア14の両端部に
設けた透孔及びU状溝を貫通している。したがってキャ
リア14はガイド棒13にガイドされ、原画1に対し平
行に移動可能となっている。
【0012】キャリア14には中央部に長溝14aが形
成してあり、長溝14a内にロッドレンズアレイ(光学
手段)15(例えば商品名セルフォックレンズ)が保持
されている。ロッドレンズアレイ15は、透明板3の下
面に当接した原画1の細帯状の領域を感光フィルム9c
に正立等倍に結像させるようになっている。
【0013】キャリア14の一端部には、取付金具及び
取付ねじによりエンドレスのタイミングベルト19の一
部が取り付けてあり、タイミングベルト19は後述の軸
受25に軸支されたベルト車21に巻回され、ベルト車
21は歯車輪列22を介して本体ケース2に固定してあ
る駆動手段の一部であるモータ23の回転に連動回転す
るようにしてある。従ってモータ23を正逆回転するこ
とにより、キャリア14及び光学手段15は往復移動を
することができる。光学手段15が開口部2dに対向し
て移動する間は、インスタントフィルム9を露光可能な
露光位置であるが、開口部2dの両端辺から停止位置ま
での間隔を移動する間は、フィルム9を遮光する遮光位
置である。なおキャリア14の移動範囲を規制するリミ
ットスイッチLSW1 ,Lsw2 が本体ケース2内に設けて
あり、リミットスイッチLSW1 はキャリア14が左端部
に停止したときにオンとなり、リミットスイッチLSW2
はキャリア14が右端部に停止したときにオンとなる。
【0014】キャリア14には照明手段24が取り付け
てあり、照明手段として螢光灯が用いられている。この
螢光灯の外周には、ロッドレンズアレイ15の真下の原
画面を向く位置にスリット状の開口を設けたマスク(図
示省略)が固定してあり、複写すべき原画1の細領域の
照度を大きくするように設定してある。
【0015】図5の左右側部の上方及び下方には軸受部
25が設けてあり、軸受部25に遮光フィルム34の巻
取り手段26が回転自在に軸支してある。即ち、巻取り
手段26は、巻取りパイプ27の一端部に軸28が固着
してあり、巻取りパイプ27の他端部に軸29が回転自
在に遊嵌している。巻取りパイプ27の内部の軸28と
軸29との間には、コイルバネ31が遮光フィルム34
に緊張力を付与するために一定量巻き締められた状態で
連結してある。軸29は延長ロッド30を介してベルト
車21に固定してある。
【0016】またキャリア14に平行に、かつ開口部2
dの対向辺よりも広い間隔で、1対の遮光フィルムガイ
ド32,32が設けてあり、遮光フィルム34はその一
端が巻取りパイプ27,27に固着され、その他端はア
ングル33を介してキャリア14に固着されている。遮
光フィルム34はキャリア14の移動範囲を考慮して巻
取り手段26,26に所定回数余分に巻回されている。
そして取付け状態においてコイルバネ31により、図5
左方の巻取りパイプ27は反時計方向に回転力が付勢さ
れ、右方のそれは時計方向に回転力が付勢されている。
図4に示すように、遮光フィルム34はロッドレンズア
レイ15の投影部を除いて感光フィルム9cを遮光する
ように作用する。なおキャリア14は、図4の左端また
は右端の待機位置から、その右側または左側の若干の移
動範囲内では、ロッドレンズアレイ15の投影部が開口
部2dから外れており、感光フィルム9cの前面が遮光
フィルム34によって遮光された状態の遮光位置にあ
る。本発明では、この遮光位置の範囲内を光学手段15
が移動する間に、後述するバッテリーチェックを行おう
とするものである。
【0017】図1は上記装置の回路ブロックを示してい
る。ロックスイッチLKswがオンの時は、制御手段41
から電圧安定化回路42に出力Hの信号P1 が供給され
るので、電圧安定化回路42が動作し、電源Eからの電
力がモータ駆動回路43及び照明駆動回路44を介して
モータ23及び照明手段24に供給され、コピーが可能
となる。これに反してロックスイッチLKswがオフの時
は、電圧安定化回路42に出力Lの信号P1 が供給され
るので、コピー動作は行われない。モータ23の回転方
向は、制御手段41からモータ駆動回路43に供給され
る出力信号P2及びP3 によって制御される。例えば信
号P2 がH,信号P3 がLの時モータは正転し、信号P
2 がL,信号P3 がHの時モータは逆転し、信号P2 及
びP3 が共にLの時モータは待機又は停止するように制
御する。照明手段24の点滅は、制御手段41から照明
駆動回路44に出力Hの信号P4 が供給された時に点灯
するように制御される。電源Eと制御手段41との間に
電源Eの電圧検出手段45が接続してある。抵抗R及び
コンデンサCによってフィルタを構成し、これは電圧検
出手段45へのノイズ防止用であって、短時間の急峻な
電圧の変動に対して電圧検出手段45が作動しないよう
にしている。電圧検出手段45によって電源Eの電圧が
低いことが検出された時には、出力Hの信号P5 が制御
手段41に供給され、電源電圧がまだ高い時には出力L
が供給される。表示器46は電源電圧OK、或いはコピ
ー準備OK等を例えばグリーンのランプで表示し、また
表示器47は電源電圧NG、或いはトラブル有り等を例
えばレッドのランプで表示するもので、いずれも制御手
段41により制御されて点灯または点滅する。スタート
スイッチSswは、ロックスイッチLKswがオンで表示器
46がオンの時には、コピーをスタートさせるスイッチ
であり、ロックスイッチLKswがオフの時には、バッテ
リーチェックのみを行うスイッチとなる。
【0018】いまロックスイッチLKswをオンにし、図
2に出力波形を示すように、スタートスイッチSswをオ
ンにすると、制御手段41から出力Hの信号P1 を生じ
て安定化回路42を動作状態にする。同時に制御手段4
1から出力Hの信号P4 を生じるので、螢光灯24が点
灯する。螢光灯の輝度Bは時間と共に増加し、一定時間
経つとほぼ一定の輝度となる。この間は待機時間として
コピ―動作はさせないようにしてある。また、螢光灯の
輝度が変化しても消費電流はほとんど変化しない。いま
キャリア14が図5の左端にあり、リミットスイッチL
sw1 がオンの時には、螢光灯の点灯とほぼ同時にモータ
23の駆動信号として短時間の正転信号Fを生じ、モー
タ23が正転する。モータの回転により電源Eの電流値
Iは一瞬増加し、モータが定回転となると、モ―タと螢
光灯の電流を加えた一定電流に落ち着く。電源Eの電圧
Vbはその内部抵抗のために一旦急激に低下するが、直
ぐ安定した電圧値になる。この安定するまでの時間をt
1 として、これに続く時間t2 に電源電圧のチェックを
行う。いまこの時の電源電圧Vbが、電圧検出手段45
が動作する電圧レベルVt より十分に高い(実線図示)
と、電圧検出手段45から出力Lの信号P5 が制御手段
41に供給され、これより表示器46に電源電圧OKの
グリーンランプが点灯する。このときキャリア14は右
方向へ僅か移動するが、まだ遮光位置内でフィルム9を
露光する位置にまでは至っていない。
【0019】そこで、今度はモータ23の駆動信号とし
て短時間の逆転信号Rを供給すると、上記と同様にして
時間t3 で電流及び電圧が安定し、次の時間t4 で再度
電源電圧のチェックを行い、引き続いてキャリア14を
リミットスイッチLsw1 がオンになるまで戻す。したが
って、バッテリ―チェックを行った後もどちらかのリミ
ットスイッチは必ずオンになっており、光学手段の位置
が不明確になることがない。
【0020】この戻り時のチェックによっても電源電圧
OKであれば、続いてコピー動作を行うためにモータ2
3の駆動信号として正転信号Fが供給される。モータ2
3の正転によってキャリア14はリミットスイッチLsw
1 をオンにしている遮光位置から右方へ移動し、光学手
段15が露光位置を移動する間に、照明手段24によっ
て原画の細領域を照明しつつ光学手段15を介してイン
スタントフィルム9に投影・結像する。光学手段15が
露光位置を左方から右方に移動することによって原画が
フィルム9に複写され、右側の遮光位置に至ってミット
スイッチLsw2をオンにして停止する。この状態でスタ
―トスイッチSswが押されると、今度は右側の遮光位置
内でバッテリ―チェック動作が行われる。
【0021】なお、上記の最初のチェックの際には、図
2のように螢光灯の輝度Bは未だ上昇の途中にあるが、
再度の戻り時のチェックの際には、螢光灯の輝度Bは十
分に上昇して安定しているので、その後の上記したコピ
ー時には所定の輝度で原画を照明することになり、露光
量に不足を生じることはない。
【0022】もし上記の電源電圧のチェック時に、電源
電圧Vbが点線で示しているように電圧検出手段45が
動作する電圧レベルVt よりも低いと、電圧検出手段4
5から出力Hの信号P5 (点線図示)が制御手段41に
供給され、これにより表示器47に電源電圧NGのレッ
ドランプが点灯する。次いでモータ23を逆転させて時
間t4 で再度電源電圧のチェックを行った時、再び電源
電圧NGであれば、点線に示すように出力Lの信号P4
が照明駆動回路44に供給され、螢光灯24が消灯して
点線のように輝度Bは0となり、モータ23に駆動信号
は供給されず、コピー動作は不能となる。
【0023】なお電源電圧OKの時に、モータを逆転さ
せて再度チェックを行うことを省略して、引き続きコピ
ー動作に入るように設定しても良い。また電源電圧がN
Gの場合に、直ちに螢光灯を消灯しても良く。この場合
にはその分だけ戻りの電力として確保できる。
【0024】またロックスイッチLKswをオフにしてス
タートスイッチSswをオンにした場合には、その時点で
の電源電圧のチェックのみを行うことができ、コピー動
作には入らない。
【0025】また上記の実施例では、電源電圧NGの場
合は直ちにコピー不能としているが、通常電圧レベルV
tは、余裕をみてその装置の最低動作電圧よりも若干高
く設定してあるので、電源電圧NGでも未だ数回乃至数
十回のコピーを取ることが可能な場合もある。そこでこ
れを救済するために、所定の操作として、例えば一定時
間内に再度スタートスイッチSswが押された場合等に
は、コピーを取ることを可能にするように設定しても良
い。
【0026】図3に本装置の概略の動作を示すフローチ
ャートを示しているので、これに基づいて動作について
説明する。
【0027】まずロックスイッチLKswがオフの時に、
スタートスイッチSswをオンにする(a)と、電源電圧
のチェック(b)をし、その判断(c)の結果、電源電
圧OKならば、表示器46にてOKランプ点灯(d)す
る。上記のようにロックスイッチLKswはオフである
(e)ので、タイマ(f)にて所定時間を計測した後で
OKランプを消灯(g)し、最初の(a)に戻る。
【0028】電源電圧のチェックの判断(c)の結果、
電源電圧NGならば、表示器47にてNGランプ点灯
(h)する。上記のように、ロックスイッチLKswはオ
フである(i)ので、タイマ(f)にて所定時間を計測
した後で、NGランプを消灯(g)し、最初の(a)に
戻る。
【0029】次いで予めロックスイッチLKswをオンに
しておいた時には、電源電圧OKならばOKランプを点
滅(j)させ、コピー動作(k)を行い、OKランプを
消灯(m)し、最初の(a)に戻る。
【0030】またロックスイッチLKswがオンの時に、
上記のようにして電源電圧NGならば、NGランプを点
灯(h)し、一定時間t0 以内に再びスタートスイッチ
Sswが押されたか否かを判断(n)し、通常の場合には
これは押されないので、タイマ(f)にて所定時間を計
測した後でNGランプを消灯(g)し、最初の(a)に
戻る。
【0031】電源電圧NGであってもコピーを取りたい
ときには、所定の操作として一定時間t0 以内に再びス
タートスイッチSswを押す。押されたことを判断(n)
した場合には、NGランプ点灯(h)の状態で更にOK
ランプを点滅(j)させ、コピー動作(k)を行い、O
Kランプ及びNGランプをいずれも消灯(m)し、最初
の(a)に戻る。即ち、OKランプの点滅とNGランプ
の点灯とによって、電源電圧が十分ではない上でのコピ
ーであるということを表示している。
【0032】なお、電源電圧NGの時にコピー動作を行
わせる所定の操作として、NGランプを一定時間点灯さ
せ、この点灯時間内に再度スタートスイッチSswを押す
こと、またはスタートスイッチSswを短時間内に数回押
すこと、またはスタートスイッチSswを一定時間以上長
く押すことなど、種々の操作により行うことが可能であ
る。
【0033】上記の実施例では、ロックスイッチLKsw
はスライドスイッチのようにオンまたはオフ状態を保持
するスイッチとしたが、ロックスイッチLKswはプッシ
ュスイッチであってもよく、ロックスイッチLKswとス
タ―トスイッチSswを同時に押したときはコピ―動作を
行わせ、スタ―トスイッチSswのみを押したときは電源
電圧のチェックのみを行わせるようにする等、種々の変
形が可能である。
【0034】上記の実施例では、電源電圧をチェックす
る電圧レベルVtを一個所に設定しているが、他の実施
例として、例えばチェックレベルとして2個所の電圧レ
ベルVt1,Vt2を予め設定しておき、電圧レベルVt1以
上のときには電源電圧OKランプを点灯し、電圧が少し
低下して電圧レベルVt1以下が検出されたら電源電圧N
Gランプを点灯し、さらに低下して電圧レベルVt2以下
が検出されたら電源電圧NGランプを点滅するように
し、電源電圧NGランプの点灯の間は上記のような所定
の操作によりコピー動作ができるようにしても良い。電
源電圧NGランプが点滅するようになったら、勿論コピ
ー動作は不能である。表示の仕方は上の例に限られず、
種々の表示(非点灯も含む。)が可能である。
【0035】更に他の実施例として、電源電圧NGを検
出した時、制御手段41でその後にコピー可能な枚数を
設定して適宜の表示器に枚数を表示し、所定の操作によ
ってコピーを取る毎に枚数をカウントダウンしてゆき、
カウント数0になったらコピー動作不可とするように設
定しても良い。
【0036】
【発明の効果】本発明においては、スタートスイッチの
オン動作に基く複写動作に先立って電源電圧を検出し、
所定の電圧以下が検出されても、所定の動作が行われた
ときには引き続いて複写動作を行うようにしたので、最
低動作電圧に低下するまでの間は、なお若干のコピーを
取ることが可能となり、出先などでコピーを取る必要が
生じたときなどに極めて好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】出力波形図である。
【図3】動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例の概略構成を示す断面図であ
る。
【図5】同上一部切欠平面図である。
【符号の説明】
1 被写体 9 インスタント写真感光材 9c 感光面 15 光学手段 23 駆動手段 24 照明手段 41 制御手段 45 電圧検出手段 LKsw ロックスイッチ Ssw スタートスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 進 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式会 社精工舎千葉事業所内 (72)発明者 藤田 政則 東京都墨田区太平四丁目1番1号 株式会 社精工舎内 (72)発明者 山岡 忠彦 東京都墨田区太平四丁目1番1号 株式会 社精工舎内 (72)発明者 須藤 浩志 東京都墨田区太平四丁目1番1号 株式会 社精工舎内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を照らす照明手段と、 被写体の細領域をインスタント写真感光材の感光面に結
    像する光学手段と、 上記光学手段を被写体に対して平行に走査する駆動手段
    と、 電源電圧を検出する電圧検出手段と、 上記照明手段,光学手段,駆動手段および電圧検出手段
    を制御する制御手段と、 上記制御手段に接続されたス
    タートスイッチと、 を具備し、 上記制御手段は、上記スタートスイッチのオン動作に基
    く複写動作に先立って上記電圧検出手段により電源電圧
    を検出するように制御し、上記電圧検出手段により所定
    の電圧以下が検出されても、所定の動作が行われたとき
    には引き続いて複写動作を行うように制御することを特
    徴とするインスタント写真式複写装置。
JP25364991A 1991-10-01 1991-10-01 インスタント写真式複写装置 Pending JPH0593965A (ja)

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JP25364991A JPH0593965A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 インスタント写真式複写装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154179A (ja) * 2011-01-21 2012-08-16 Kubota Corp 車両用エンジン制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154179A (ja) * 2011-01-21 2012-08-16 Kubota Corp 車両用エンジン制御システム

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