JPH0593930U - 車両用の窓自動開閉装置 - Google Patents

車両用の窓自動開閉装置

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JPH0593930U
JPH0593930U JP4276192U JP4276192U JPH0593930U JP H0593930 U JPH0593930 U JP H0593930U JP 4276192 U JP4276192 U JP 4276192U JP 4276192 U JP4276192 U JP 4276192U JP H0593930 U JPH0593930 U JP H0593930U
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JP
Japan
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window
window glass
motor
closing device
pressure
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Pending
Application number
JP4276192U
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English (en)
Inventor
喜博 木村
Original Assignee
喜博 木村
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上昇する窓ガラスによって生じる幼児の死亡
事故や腕等の締付事故を防止する。 【構成】 スイッチ1の切換操作でモータ3を正逆転駆
動し、このモータ3によって窓ガラス4を昇降させ窓を
開閉する車両用の窓自動開閉装置において、上昇する窓
ガラス4の上縁4aと窓枠7の上部とに挟まれる物体8
を検出する感圧センサ6を備えて形成する。この感圧セ
ンサ6は、窓枠7の上部に設け、このセンサ6からの出
力信号で窓ガラス4を下降制御自在に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、車両用の窓自動開閉装置に関し、更に詳しくは上昇する窓ガラスによ って発生する締付事故を防止できるよう形成した車両用の窓自動開閉装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の窓自動開閉装置は、スイッチの切換操作でモータが正逆転駆動さ れ、このモータによって窓ガラスが昇降し窓が開閉されるよう形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般にパワーウインドーと呼ばれるこの種の装置は、高速道路の料金所や、突 然の降雨の際、或は車内の換気などの際、簡便な操作で済むため、今日、既に多 くの車に装備され、軽自動車でも珍しくない。
【0004】 而してこの種装置の窓ガラスが閉まる際の力は、車種等によって異なるものの 、通常、弱いもので16,8(Kg)、強いもので43(Kg)位あり、平均的 なもので20〜30(Kg)位ある。この力は、例えば大根、りんご、さつまい も、すいか等を切断でき、又スチールやアルミの空き缶、台所用洗剤の容器等を 簡単に押し潰すことができる力に相当する。このため従来、例えば幼児が過って 上昇する窓ガラスの上縁と窓枠の上部との間に首を挟み、気管が圧迫されて窒息 死するという不慮の事故も発生した。
【0005】 而して従来この種の装置では、例えば運転席近くのスイッチの操作で、運転席 以外の窓の開け閉めを不可能にするロック機構を通常備えて形成されている。 しかしながらこの種の装置が、このようなロック機構を備えて形成される場合 でも、運転席の窓ガラスは昇降動作し、又子供が過ってロック機構を解除する惧 れもあったから、従来このようなロック機構では子供の死亡事故や腕等の締付事 故を確実に防止することが不可能であった。
【0006】 本案は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。 従って本案の技術的課題は、上昇する窓ガラスによって生じる幼児の死亡事故 や腕等の締付事故を一掃できるよう形成した車両用の窓自動開閉装置を提供する ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本案は、上記の課題を解決するために次のような技術的手段を採る。 即ち本案は、スイッチ1の切換操作でモータ3が正逆転駆動され、このモータ 3によって窓ガラス4が昇降し窓が開閉される車両用の窓自動開閉装置において 、上昇する窓ガラス4の上縁4aと窓枠7の上部とに挟まれる物体8を検出する 感圧センサ6を備え、この感圧センサ6が窓枠7の上部に設けられ、このセンサ 6からの出力信号で窓ガラス4が下降制御自在に形成されたことを特徴とするも のである。
【0008】
【実施例】
以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従って説明する。 1は、ドア2に取り付けられた切換スイッチであり、3はこのスイッチ1の切 換操作で正逆転駆動するモータである。4は、このモータ3によって昇降し、窓 を開閉する窓ガラスである。又5は、窓ガラス4を昇降動作させる例えばワイヤ ー式のウインドレギュレーターである。尚切換スイッチ1は、端子a側に切り換 えるとモータ3を正転させて窓ガラス4を上昇動作させ、端子b側に切り換える とモータ3を逆回転させて窓ガラス4を下降動作させるものである。
【0009】 6は、上昇する窓ガラス4の上縁4aと窓枠7の上部とに挟まれる例えば首等 の物体8を検出する感圧センサである。この感圧センサ6は、窓枠7の上部に設 けられ、この実施例の場合はシリコンゴムに導電性フィラが配合された加圧導電 性ゴム製のタッチスイッチで構成されている。又図2に示される如くこの感圧セ ンサ6は、窓枠7の上部の側面に所要の長さ連続して設けられている。
【0010】 9は車両に搭載された12ボルト(V)の直流電源であり、10は電源9の極 性を反転させるモータ3の駆動回路である。11は、RSフリップフロップ(以 下、『RSFF』という)で構成された制御回路である。図3に示される如く、 この制御回路11のセット端子と上記切換スイッチ1の端子aとは接続され、又 制御回路11の出力端子と駆動回路10の入力端子とは接続されている。又上記 の感圧センサ6は、制御回路11のリセット端子に接続されると共に、切換スイ ッチ1の端子bと駆動回路10とを接続する線12に結線されている。
【0011】 次にこの実施例の作用を説明する。 切換スイッチ1が端子aに切り換えられると、モータ3が正転し窓ガラス4が 上昇する。この窓ガラス4の上昇動作時に、幼児の例えば首などの物体8が窓ガ ラス4の上縁4aと窓枠7の上部とに挟まれると、この物体8で加圧される感圧 センサ6から、検出信号が制御回路11に送られる。
【0012】 制御回路11としてのRSFFは、図4に示される如く、スイッチ1が端子a に切り換えられ、セット端子にH(ハイ)能動信号が入力すると、出力が立ち上 がり、そして感圧センサ6からの信号がリセット端子に加わると、出力がL(ロ ー)になる。従ってモータ3は、切換スイッチ1が端子aに切り換えられ、制御 回路11の出力がHになったとき正転駆動され、その後、制御回路11の出力が Lになるまで窓ガラス4を上昇させる。
【0013】 而して感圧センサ6は、上記の如く切換スイッチ1の端子bと駆動回路10と を接続する線12に電気的に接続されているから、センサ6の検出信号は線12 を介して駆動回路10にも送られる。従って駆動回路10は、センサ6から信号 を受けると、電源9の極性を反転する信号をモータ3に出力し、これによりモー タ3は正転が停止されるのと同時に逆転駆動される。そしてこの結果ウインドレ ギュレーター5が、窓ガラス4を下降させる。
【0014】 以上の処において、本案は、上例のようなワイヤードロジックで形成される場 合には限られず、例えばマイコンで構成され、上記の感圧センサ6からの検出信 号を受けてモータ3をプログラマブル制御するのでも良いことは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本案は、スイッチの切換操作でモータが正逆転駆動され、 このモータによって窓ガラスが昇降し窓が開閉される車両用の窓自動開閉装置に おいて、上昇する窓ガラスの上縁と窓枠の上部とに挟まれる物体を検出する感圧 センサを備え、この感圧センサが窓枠の上部に設けられ、このセンサからの出力 信号で窓ガラスが下降制御自在に形成されたことを特徴とするものである。
【0016】 従って本案では、窓ガラスの上縁と窓枠の上部とに幼児の首や腕等が挟まれる と、感圧センサからの信号により窓ガラスが下降するため、本案装置によれば、 上昇する窓ガラスによって生じる幼児の死亡事故や腕等の締付事故を一掃できる という実用上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案装置の好適な一例を示す構成図である。
【図2】感圧センサの取付状態を示す要部斜視図であ
る。
【図3】本案装置のブロック図である。
【図4】本案装置のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 切換スイッチ 3 モータ 4 窓ガラス 4a 上縁 6 感圧センサ 7 窓枠 8 物体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチの切換操作でモータが正逆転駆
    動され、このモータによって窓ガラスが昇降し窓が開閉
    される車両用の窓自動開閉装置において、上昇する窓ガ
    ラスの上縁と窓枠の上部とに挟まれる物体を検出する感
    圧センサを備え、この感圧センサが窓枠の上部に設けら
    れ、このセンサからの出力信号で窓ガラスが下降制御自
    在に形成されたことを特徴とする車両用の窓自動開閉装
    置。
JP4276192U 1992-05-28 1992-05-28 車両用の窓自動開閉装置 Pending JPH0593930U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4276192U JPH0593930U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 車両用の窓自動開閉装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4276192U JPH0593930U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 車両用の窓自動開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0593930U true JPH0593930U (ja) 1993-12-21

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ID=12644966

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JP4276192U Pending JPH0593930U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 車両用の窓自動開閉装置

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