JPH0593783U - 真空吸着システム - Google Patents

真空吸着システム

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JPH0593783U
JPH0593783U JP3976292U JP3976292U JPH0593783U JP H0593783 U JPH0593783 U JP H0593783U JP 3976292 U JP3976292 U JP 3976292U JP 3976292 U JP3976292 U JP 3976292U JP H0593783 U JPH0593783 U JP H0593783U
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江治 木舟
英夫 小境
豊彦 養安
幸雄 森谷
昌保 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通気性が多いワークを吸着支持している場合
でもそのワークが落下することを未然に防止できるよう
にする。 【構成】 AC電源6で充電されるバッテリ電源20
と、このバッテリ電源20で駆動されるDCモータ24
と、このDCモータ24で回転される真空ポンプ1と、
その真空ポンプ1と管路2で連通した吸着パット3と、
前記バッテリ電源20にスイッチ28を介して接続した
DC電源低下警報装置27と、バッテリ電源20がAC
電源6で充電されないことを検出して前記スイッチ28
をONするDC電圧制御装置22を備え、バッテリ電源
20が充電されないことを作業者が感知して落下防止す
る安全処理をしてワークの落下を未然に防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、吸着パットによってワークを吸着する真空吸着システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように真空ポンプ1の吸込側を管路2で吸着パット3に連通し、そ の真空ポンプ1をACモータ4で駆動してワーク5に接した吸着パット3内を負 圧としてワーク5を吸着支持する真空吸着システムが知られている。 このような真空吸着システムにおいてはACモータ4とAC電源6の接続回路 7にスイッチ8を設け、このスイッチ8をON、OFFする真空圧力自動制御部 9を設け、前記AC電源6をトランス10、整流器11でDC電源12に接続し 、そのDC電源12を真空圧力自動制御部9に接続し、前記管路2に圧力センサ 13を設け、その検出した圧力信号を真空圧力自動制御部9に入力して設定真空 圧力となるとスイッチ8をOFFし、設定真空圧力より低下した時にスイッチ8 をONして吸着パット3内を常に設定真空圧力としてワーク5を確実に吸着支持 できるようにしている。 このようにすれば、吸着パッド3内の真空圧力が変化した時にのみACモータ 4が駆動して真空ポンプ1によって吸着パッド3内を設定真空圧力とし、設定真 空圧力の時にはACモータ4を停止できるからACモータ4を常時駆動しなくと も良い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる真空吸着システムであると停電、断線、欠相、ブレーカトリップ等のA C電源6に異常が発生してACモータ4を駆動できない場合真空ポンプ1を回転 できずに吸着パッド3内の圧力が低下してワーク5を落下させることがあって危 険である。
【0004】 そこで、本出願人は吸着パットと真空ポンプ間の吸着回路の真空度低下を検出 して警報を発する警報装置を備えた真空吸着システムを出願した。 この吸着回路の真空度低下を検出して警報を発する警報装置を備えた真空吸着 システムであれば吸着パット内の真空度が低下したことを作業者が知ることがで きるので、通気性の少ないワークを吸着している場合吸着パット内の真空度がワ ークを吸着支持できない程度に低下するまでの間に作業者がワーク落下を未然に 防止する安全処理をとることができるので、ワーク落下を未然に防止できるが、 ワーク5がボード、ダンボール等の通気性の多いワークである場合には吸着部分 からのエアの侵入が多く常時真空ポンプ1を回転し続けないとワーク5を吸着支 持できないから、前述のようにAC電源異常によって真空ポンプが停止すると吸 着パット内の真空度が瞬時にワーク落下程度まで低下し、前述の警報を発してか ら安全処理をとる時間的余裕がなくワークの落下を防止できない。
【0005】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした真空吸着システムを提供 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
DCモータ24で真空ポンプ1を駆動し、この真空ポンプ1を吸着パット3に 連通して吸着パット3でワーク5を吸着支持する構成とし、前記DCモータ24 に接続したバッテリ電源20とAC電源6をチャージャ21を介して接続し、こ のチャージャ21によりバッテリ電源20に充電されない時に作動するDC電源 低下警報装置27を設けて成る真空吸着システム。 DCモータ24で真空ポンプ1を駆動し、この真空ポンプ1を吸着パット3に 連通して吸着パット3でワーク5を吸着支持する構成とし、前記DCモータ24 に接続したバッテリ電源20とAC電源6をチャージャ21を介して接続し、こ のチャージャ21によりバッテリ電源20を充電していない時かつバッテリ電源 20の電圧が低下した場合に作動するDC電源低下警報装置27を設けて成る真 空吸着システム。
【0007】
【作 用】 ワークを吸着している状態でバッテリ電源20に充電されない場合に警報が発 生して作業者に知らせるので吸着パット3内の真空度がワーク落下するまで低下 間に時間的余裕があり、作業者は安全処理をして通気性が多いワークを吸着支持 している場合にそのワークが落下することを未然に防止できる。 ワークを吸着している状態でAC電源に異常が発生し、チャージャ21よりバ ッテリ電源20に充電されなくなった場合でも、バッテリー電源20により真空 モータを作動できるので真空を維持できるが、バッテリ電源20の電圧が低下し た場合でも警報が発生して作業者に知らせてから真空モータがバッテリー電源の 低下により作動しなくなり吸着パット3内の真空度がワーク落下するまで低下す る間に時間的余裕があり、作業者は安全処理をして通気性が多いワークを吸着支 持している場合においてもそのワークが落下することを未然に防止できる。
【0008】
【実 施 例】
図2に示すようにAC電源6の外にバッテリ電源20を設け、このバッテリ電 源20をチャージャ21によってAC電源6に接続してAC電源6でバッテリ電 源20を充電するようにしてある。 前記チャージャ21はDC電圧制御装置22で制御される。 前記バッテリ電源20は主回路23でDCモータ24に接続し、この主回路2 3に手動操作される吸着スイッチ25が設けられ、その吸着スイッチ25をON するとDCモータ4が駆動して真空ポンプ1が回転して吸着パット3でワーク5 を吸着する。 前記バッテリ電源20は警報回路26でDC電源低下警報装置27に接続し、 この警報回路26にはスイッチ28が設けてあり、このスイッチ28はDC電圧 制御装置22によってON、OFFされる。
【0009】 前記DC電圧制御装置22はDCモータ24駆動入力電圧の監視と、チャージ ャ21によるバッテリ電源20の充電制御を行なってAC電源6がバッテリ電源 20に供給(充電)されている間はDCモータ24で真空ポンプ1を駆動しても 自動的にDCモータ入力電圧を一定電圧に維持すると共に、DC電圧制御装置2 2はAC電源6がチャージャ21に電力を供給しない場合(充電しない時)に信 号を出力し、その信号でスイッチ28をONする。
【0010】 このようであるから、DCモータ24で真空ポンプ1を回転してワーク5を吸 着支持した状態でAC電源6を作業者がOFFとしたり、この真空吸着システム を備えた走行台車の走行によってAC電源用コンセントが抜けてAC電源6が供 給されない場合やAC電源6に異常が発生した場合にはDC電圧制御装置22が スイッチ28をOFFしてDC電源低下警報装置27を直ちに作動して警報を発 する。 これにより、作業者はDC電源20にAC電源6で充電してないことを感知し 、ワークを安全に下降させる等の安全処理を行なってDC電源20の低下によっ てDCモータ24が停止してワーク5が落下することを未然に防止できる。 つまり、バッテリ電源20がAC電源6で充電されない状態でDCモータ24 をある時間駆動するとバッテリ電源20の電圧が低下してDCモータ24が停止 してワーク5が落下するが、前述のように通気性が多いワーク5を吸着している 場合でも充電しない状態となった時に吸着パット3内の真空度がワークを落下す る程度となるまでに時間的に余裕があり、作業者が安全処理してワーク落下を未 然に防止できる。
【0011】 前記DC電圧制御装置22はAC電源6がチャージャ21に電力を供給しない (充電しない)状態で、バッテリー電源20の電圧がDCモータ24を正常作動 させる限界値より大きいある値まで低下してきた場合に信号を出力し、その信号 でスイッチ28をONするようにしても良い。
【0012】 このようにすれば、DCモータ24で真空ポンプ1を回転してワーク5を吸着 支持した状態でAC電源6を作業者がOFFとしたり、この真空吸着システムを 備えた走行台車の走行によってAC電源用コンセントが抜けてAC電源6が供給 されない場合やAC電源6に異常が発生しさらにバッテリー電源20の電圧が低 下してきた場合にはDC電圧制御装置22がスイッチ28をONしてDC電源低 下警報装置27を直ちに作動して警報を発する。 これにより、作業者はDC電源20にAC電源6で充電されておらず電圧が低 下してきていることを感知し、ワークを安全に下降させる等の安全処理を行なっ てDC電源20の低下がさらに進行しDCモータ24が停止してワーク5が落下 することを未然に防止できる。 つまり、バッテリ電源20がAC電源6で充電されない状態でDCモータ24 をある時間駆動するとバッテリ電源20の電圧が低下してついてにはDCモータ 24が停止してワーク5が落下するが、前述のように通気性が多いワーク5を吸 着している場合でも充電しない状態となってもバッテリー電源により十分真空を 維持できるし、さらにバッテリー電圧が低下し警報が発生してから、さらに電圧 が低下し真空モータが停止して吸着パット3内の真空度がワークを落下する程度 となるまでに時間的に余裕があり、作業者が安全処理してワーク落下を未然に防 止できる。
【0013】 図3は第2実施例を示し、主回路23にスイッチ29を設けてこのスイッチ2 9を圧力センサ13による検出圧力信号で真空圧力自動制御部9によってON、 OFFし、AC電源6の異常を検出して警報を発するAC電源異常警報装置30 、DCモータ24の異常を検出して警報を発生するDCモータ異常警報装置31 、真空度低下警報装置32を設け、この真空度低下警報装置32を圧力センサ3 3による検出圧力信号で作動するようにしてある。 ここで、真空度低下警報装置32が作動する時の真空度は真空圧力自動制御部 9でスイッチ29がONする時の真空度より低くしてある。 このようにすることで、通常のワークの場合でも通気性の多いワークの場合で も利用できる。
【0014】
【考案の効果】
ワークを吸着している状態でバッテリ電源20に充電されない場合に警報が発 生して作業者に知らせるので吸着パット3内の真空度がワークが落下するまで低 下する間に時間的余裕があり、作業者は安全処理をして通気性が多いワークを吸 着支持している場合においてもそのワークが落下することを未然に防止できる。 ワークを吸着している状態でバッテリ電源20に充電されずにバッテリ電源2 0の電圧がある値まで低下してきた場合に警報が発生して作業者に知らせるので 警報が発生してから、吸着パット3内の真空度がワークが落下するまで低下する 間に時間的余裕があり、作業者は安全処理をして通気性が多いワークを吸着支持 している場合においてもそのワークが落下することを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の構成説明図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す構成説明図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1…真空ポンプ、3…吸着パット、5…ワーク、6…A
C電源、20…バッテリ電源、24…DCモータ、27
…DC電源低下警報装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森谷 幸雄 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所川崎工場内 (72)考案者 山口 昌保 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所川崎工場内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DCモータ24で真空ポンプ1を駆動
    し、この真空ポンプ1を吸着パット3に連通して吸着パ
    ット3でワーク5を吸着支持する構成とし、前記DCモ
    ータ24に接続したバッテリ電源20とAC電源6をチ
    ャージャ21を介して接続し、このチャージャ21によ
    りバッテリ電源20に充電されない時に作動するDC電
    源低下警報装置27を設けて成る真空吸着システム。
  2. 【請求項2】 DCモータ24で真空ポンプ1を駆動
    し、この真空ポンプ1を吸着パット3に連通して吸着パ
    ット3でワーク5を吸着支持する構成とし、前記DCモ
    ータ24に接続したバッテリ電源20とAC電源6をチ
    ャージャ21を介して接続し、このチャージャ21によ
    りバッテリ電源20を充電していない時かつバッテリー
    電源20の電圧が、DLモータ24を正常動作させる限
    界値より大きいある値まで低下した場合に作動するDC
    電源低下警報装置27を設けて成る真空吸着システム。
  3. 【請求項3】 バッテリ電源20とDC電源低下警報装
    置27をスイッチ28を介して接続し、このスイッチ2
    8をチャージャ21を駆動制御するDC電圧制御装置2
    2でON、OFFする構成として成る請求項1,2記載
    の真空吸着システム。
JP1992039762U 1992-05-20 1992-05-20 真空吸着システム Expired - Lifetime JP2601814Y2 (ja)

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JPH0593783U true JPH0593783U (ja) 1993-12-21
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205783U (ja) * 1985-06-14 1986-12-25
JPH0265048U (ja) * 1988-11-02 1990-05-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205783U (ja) * 1985-06-14 1986-12-25
JPH0265048U (ja) * 1988-11-02 1990-05-16

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