JPS632271Y2 - - Google Patents

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JPS632271Y2
JPS632271Y2 JP9973583U JP9973583U JPS632271Y2 JP S632271 Y2 JPS632271 Y2 JP S632271Y2 JP 9973583 U JP9973583 U JP 9973583U JP 9973583 U JP9973583 U JP 9973583U JP S632271 Y2 JPS632271 Y2 JP S632271Y2
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JP
Japan
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main motor
current value
power supply
allowable
cutting
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JP9973583U
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JPS607943U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフライス盤、マシニングセンタ等の自
動切削加工機における異常を検出してその加工を
すみやかに停止させる装置に関する。
切削刃物を回転させる主モータと被加工物を縦
横上下に移動させる送り用モータとを備えたこの
種の切削加工機械は一般にそのモータ自体を焼付
きから保護するため電流値が過大になつたときに
電源を自動的に遮断させる装置が設けられてい
る。しかるに従来から設けられている電源遮断装
置は負荷がそのモータの最大トルクにならないと
作動しないため、例えば切削部に取付工具等の異
物が巻き込まれてもそのモータのパワーが強力で
あると電源は遮断されることなく運転を続けるの
で機械、工具等を破損したり或いは摩擦により異
常過熱を生じて火災を生じさせるなどのおそれが
あつた。
本考案に係る自動切削加工機の異常検出自動運
転停止装置は、主モータによつて切削刃物を回転
させると同時に送り用モータによつて該切削刃物
と被加工物との相対位置を変えて切削個所を移動
させてゆく自動切削加工機において、主モータの
電源電流値を検出する電流計を設けると共に該電
源電流の許容上限電流値を任意に設定できる許容
電流設定部を設け、該許容電流設定部を継電器お
よびタイマーに連繋し、切削加工中における主モ
ータの電源電流値が設定された許容上限電流値を
越したときに前記継電器によりただちに送り用モ
ータの電源を遮断させると共にタイマーをスター
トさせてその数秒ないし数十秒後に前記主モータ
の電源を遮断するようにしたもので、その目的と
するところは異常切削を確実に検出し加工機の運
転を支障なく停止させ前記の欠点を解消すること
にある。
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。ここに示した自動切削加工機は被加工物1を
支持するテーブル2が送り用モータ3X,3Y,
3Zの作動によつて縦・横・上下に予め設定され
たプログラムに従い移動する。4は被加工物1と
相対する切削刃物、5は該切削刃物を取付けた主
軸、6は切削刃物を回転させる主モータである。
主モータ6の電源回路にはその電流値を検出する
電流計7を設けると共に、電源電流の許容上限電
流値を任意に設定できる許容電流設定部を設け
る。8はその電流計の指針、9は許容電流設定値
を示す指針、10は該許容電流設定用摘子であ
る。11は継電器でその作動接点11X,11
Y,11Zが送り用モータ3X,3Y,3Zの電
源回路に介設されている。また12はタイマー
で、該タイマーはスタートしてから数秒ないし数
十秒後に前記主モータ6の電源回路に介設された
作動接点13を開放する。前記電流計7の許容電
流設定部は前記継電器11およびタイマー12に
連繋されていて主モータ6の電源回路の電流値が
指針9によつて設定された許容上限電流値を越え
ると該継電器11を作動させて作動接点11X,
11Y,11Zを開放し送り用モータ3X,3
Y,3Zの電源電流を遮断すると同時にタイマー
12をスタートさせそれから定時間後に作動接点
13を開放し主モータ6の電源を送り用モータ3
X,3Y,3Zより若干遅れて遮断させる。
このように構成された装置では、正常な切削加
工が行なわれているときに電流計7の指針8が指
す最大電流値より少し大きい位になるように摘子
10にて指針9を動かして許容上限電流値を設定
する。そして自動運転に入るが、その場合主モー
タ6の負荷が異常に増大すると電流計7の指針8
が指針9を越すことで継電器11が作動し送り用
モータ3X,3Y,3Zの電源を遮断し送り作動
をただちに停止させると共に、タイマー12がス
タートして数秒後ないし数十秒後に主モータ6の
電源を遮断し切削刃物4の回転を停止させる。こ
のように切削刃物4の回転を送りよりも遅れて停
止させることで切削刃物4が折損するのを防止で
きる。
以上実施例について説明したように、本考案に
係る自動切削加工機の異常検出自動運転停止装置
は、主モータの電源電流の許容上限電流値を任意
に設定できるようにしたもので、正常な加工時に
おける最大電流値より少し大きい位に設定してお
けば異常を確実に検出できる。そしてただちに送
り用モータを停止させそれより少し後に主モータ
を停止させるものであるから切削刃物を傷付ける
ことなくすみやかに停止する。このため無人によ
る自動運転において安全に稼動できる効果がある
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自動切削加工機の異常検出
自動運転停止装置の一実施例を示した電気系統図
である。 1……被加工物、3X,3Y,3Z……送り用
モータ、4……切削刃物、6……主モータ、7…
…電流計、10……許容電流設定用摘子、11…
…継電器、12……タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主モータによつて切削刃物を回転させると同時
    に送り用モータによつて該切削刃物と被加工物と
    の相対位置を変えて切削個所を移動させてゆく自
    動切削加工機において、主モータの電源電流値を
    検出する電流計を設けると共に該電源電流の許容
    上限電流値を任意に設定する許容電流設定部を設
    け、主モータの電源電流値が前記許容電流設定部
    に設定された許容上限電流値を越すことでただち
    に送り用モータの電源を遮断させる継電器を設
    け、さらに該継電器が作動してから数秒ないし数
    十秒後に前記主モータの電流を遮断させるタイマ
    ーを設けたことを特徴とする自動切削加工機の異
    常検出自動運転停止装置。
JP9973583U 1983-06-27 1983-06-27 自動切削加工機の異常検出自動運転停止装置 Granted JPS607943U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9973583U JPS607943U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 自動切削加工機の異常検出自動運転停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9973583U JPS607943U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 自動切削加工機の異常検出自動運転停止装置

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Publication Number Publication Date
JPS607943U JPS607943U (ja) 1985-01-19
JPS632271Y2 true JPS632271Y2 (ja) 1988-01-20

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ID=30236231

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JP9973583U Granted JPS607943U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 自動切削加工機の異常検出自動運転停止装置

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US6808345B2 (en) * 2001-10-16 2004-10-26 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Tool, tool holder, and machine tool

Also Published As

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JPS607943U (ja) 1985-01-19

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