JPH0614488U - 電動ポンプの吐出圧制御装置 - Google Patents

電動ポンプの吐出圧制御装置

Info

Publication number
JPH0614488U
JPH0614488U JP5948092U JP5948092U JPH0614488U JP H0614488 U JPH0614488 U JP H0614488U JP 5948092 U JP5948092 U JP 5948092U JP 5948092 U JP5948092 U JP 5948092U JP H0614488 U JPH0614488 U JP H0614488U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
electric pump
motor
discharge pressure
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5948092U
Other languages
English (en)
Inventor
正美 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP5948092U priority Critical patent/JPH0614488U/ja
Publication of JPH0614488U publication Critical patent/JPH0614488U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動ポンプの回転数を制御する場合にモータ
に過負荷が加わるのを防止する。 【構成】 塗料の吐出圧の検出値と設定値の差圧から回
転数決定部11で電動ポンプ1の回転数の決定が行われ
る。それと同時に、電流センサ21によりモータ4へ供
給される交流電力の電流値が検出されて、電流検出部2
3によりその検出値が電流設定部24から入力された設
定値と比較され、その差信号に基づいて回転数決定部1
1により検出値が設定値を超えないように上記した電動
ポンプ1の回転数の決定値に補正が加えられる。その回
転数の補正値がインバータ3に入力されてそれに基づい
てモータ4への交流電力値が制御される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モータで駆動される電動ポンプにより流体を吐出する場合に、実際 の吐出圧のフイードバツク信号に基づいてモータへの供給電力を制御して電動ポ ンプの回転数を調整することにより、吐出圧を略一定に保つようにした電動ポン プの吐出圧制御装置に関し、特に、モータに過負荷が加わるのを防止する機能を 付設した吐出圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、電動ポンプにより塗料をスプレイガンに圧送するシステムにおいてその 吐出圧を略一定に制御する装置の従来例を、本考案の一実施例を示す図1を参照 して説明する。
【0003】 電動ポンプ1は、交流電源2に接続されたインバータ3からの交流電力を受け て作動するモータ4によつて回転駆動されるようになつている。
【0004】 電動ポンプ1から吐出された塗料をスプレイガン5に圧送する圧送路6には、 塗料の実際の吐出圧を検出する圧力センサ7が介設されていて、増幅器8で増幅 されたその検出値と、圧力設定部9により予め定められた吐出圧の設定値との差 圧が差圧検出部10で検出され、回転数決定部11によりその差圧の大小に応じ て電動ポンプ1の回転数が決定される。
【0005】 その回転数と対応する制御信号が上記したインバータ3に入力されて、その制 御信号に対応してモータ4に供給される交流電力値が制御され、それによりモー タ4すなわち電動ポンプ1の回転数が増減されて、塗料の吐出圧が略一定に保た れるようになつている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 従来の装置では、塗料の吐出圧の設定値と検出値の差圧だけで電動ポンプ1の 回転数を決定するようにしていたため、差圧が大きいとモータ4にはそれと対応 した大きな交流電力がそのまま加えられ、モータ4が過負荷となつて故障を起こ すおそれがあつた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の電動ポンプの吐出圧制御装置は、叙上の点に鑑み案出されたものであ つて、モータ制御手段からモータへの作動電力の供給線に、その作動電力の電流 値を検出する電流センサを設け、その検出値を予め定められた電流の設定値と比 較して検出値がその設定値を超えないように電動ポンプの回転数の決定値を補正 する補正手段を付設した構成とした。
【0008】
【作用】
本考案は上記構成になり、流体の吐出圧の検出値と設定値の差圧に基づいて電 動ポンプの回転数の決定が行われるのと同時に、モータへの作動電力の供給線に 介設された電流センサによつて供給電流値が検出され、その検出値が、例えばモ ータを正常に作動させ得る最大の電流値として予め定められた設定値と比較され 、その差に基づいて補正手段により検出値が設定値を超えないように上記した電 動ポンプの回転数の決定値に補正が加えられる。その回転数の補正値に基づいて モータへの作動電力値が制御される。
【0009】 すなわち、流体の吐出圧の検出値と設定値の差圧が大きくて、電動ポンプの回 転数が高い値に決定され、それに対応した作動電力の電流値がモータが正常に作 動するのを保証する設定値を超えるような場合には、それ以下となるように回転 数の決定値が補正され、その補正値に基づいて作動電力が供給される。
【0010】
【考案の効果】
このように本考案によれば、モータが過負荷とならない範囲で作動電力を制御 するようにしたから、過負荷に起因したモータの故障の発生を確実に防止するこ とができ、差圧が大きい場合にはモータの最大能力で電動ポンプを回転すること ができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。 本実施例では、図1に示した従来装置において、インバータ3からモータ4へ の交流電力の供給線20に、その交流電力の電流値を検出する電流センサ21が 介設され、その検出値が増幅器22を介して電流検出部23に入力されるように なつている。
【0012】 電流検出部23にはまた、モータ4が正常に作動するのを保証する最大電流値 を予め設定する電流設定部24が接続されていて、電流検出部23では上記の検 出値と、電流設定部24により設定された設定値とを比較し、その差信号を前記 した回転数決定部11に出力するようになつている。
【0013】 この回転数決定部11は、既述したように差圧検出部10からの差圧に基づい て電動ポンプ1の回転数を決定するのに加え、上記の電流の検出値が設定値を超 えないように、電流検出部23からの差信号に基づいてその回転数を抑える補正 を行う機能を併せて有している。
【0014】 本実施例はこのような構造になり、塗料の吐出圧の検出値と設定値の差圧から 回転数決定部11で電動ポンプ1の回転数の決定が行われるのと同時に、電流セ ンサ21によつてモータ4へ供給される交流電力の電流値が検出され、その検出 値が設定値と比較されて、その差に基づいて検出値が設定値を超えないように上 記した電動ポンプ1の回転数の決定値に補正が加えられる。その回転数の補正値 がインバータ3に入力されてそれに基づいてモータ4への交流電力値が制御され る。
【0015】 すなわち、塗料の吐出圧の検出値と設定値の差圧が大きくて、電動ポンプ1の 回転数が高い値に決定された場合に、従来では、図2のグラフの特性線aに示す ように、モータ4への供給電力の電流値が、モータ4が正常に作動するのを保証 する設定値Xを超えるおそれがあるが、本実施例では、回転数の決定値の補正に よつて、供給電流値が同図の特性線Aに示すように設定値X以下に抑えられる。 これにより、過負荷に起因したモータ4の故障の発生が確実に防止される。
【0016】 なお、このような電流値の検出に基づく回転数の補正を行わない場合は、図3 のグラフの特性線bに示すように、吐出量の変化に拘わらず吐出圧が一定に保て る可能性があるのに対して、本実施例では回転数を抑える補正を行うために、同 図の特性線Bに示すように吐出圧が低下することとなるが、繰り返し述べている ように、そのような回転数の補正を行わない場合はモータ4に過負荷が加わつて 故障するおそれがあることに鑑み、本実施例では、吐出圧の低下を招いてもなお 、モータ4に過負荷が加わるのを防止するのを優先させたものである。
【0017】 また、本考案は、塗料以外の他の流体を電動ポンプで吐出する場合の吐出圧制 御装置にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロツク構成図である。
【図2】電流値制御の説明図である。
【図3】吐出圧制御の説明図である。
【符号の説明】
1:電動ポンプ 2:交流電源 3:インバータ(モー
タ制御手段) 4:モータ 7:圧力センサ 9:圧力
設定部 10:差圧検出部 11:回転数決定部 2
0:供給線 21:電流センサ 23:電流検出部 2
4:電流設定部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ制御手段からの作動電力で作動す
    るモータにより駆動される電動ポンプの流体の実際の吐
    出圧を圧力センサにより検出して、該検出値と予め定め
    られた吐出圧の設定値との差圧に基づいて前記電動ポン
    プの回転数を決定し、該回転数の決定値に対応して前記
    モータ制御手段から前記モータに供給する作動電力値を
    制御することにより、前記電動ポンプの回転数を調整し
    て流体の吐出圧を略一定に保つようにした電動ポンプの
    吐出圧制御装置において、前記モータ制御手段から前記
    モータへの作動電力の供給線に、該作動電力の電流値を
    検出する電流センサを設け、該検出値を予め定められた
    電流の設定値と比較して前記検出値が該設定値を超えな
    いように前記電動ポンプの回転数の決定値を補正する補
    正手段を付設したことを特徴とする電動ポンプの吐出圧
    制御装置。
JP5948092U 1992-07-30 1992-07-30 電動ポンプの吐出圧制御装置 Pending JPH0614488U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5948092U JPH0614488U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 電動ポンプの吐出圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5948092U JPH0614488U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 電動ポンプの吐出圧制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614488U true JPH0614488U (ja) 1994-02-25

Family

ID=13114518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5948092U Pending JPH0614488U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 電動ポンプの吐出圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614488U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844401U (ja) * 1971-09-29 1973-06-09
JPS6268433U (ja) * 1985-10-16 1987-04-28

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01125577A (ja) * 1987-11-11 1989-05-18 Honda Motor Co Ltd 油圧源の駆動制御装置
JPH02196177A (ja) * 1989-01-24 1990-08-02 Ebara Corp 可変速給水装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01125577A (ja) * 1987-11-11 1989-05-18 Honda Motor Co Ltd 油圧源の駆動制御装置
JPH02196177A (ja) * 1989-01-24 1990-08-02 Ebara Corp 可変速給水装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844401U (ja) * 1971-09-29 1973-06-09
JPS6268433U (ja) * 1985-10-16 1987-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0837549B1 (en) PWM/PAM control mode switching type motor control apparatus, and motor drive and air-conditioner using the same
US5747833A (en) Apparatus for driving induction motor
EP0053916B1 (en) Control system for induction motor using inverter for ac power supply
JP4031842B2 (ja) インバータ駆動回転型圧縮機
JPH0614488U (ja) 電動ポンプの吐出圧制御装置
US7588422B2 (en) Pump driving method and device therefor
JPH1151454A (ja) 空気調和機の制御方法
JPH06188660A (ja) 電力増幅回路
JP3679287B2 (ja) 張力制御装置
JP2992749B2 (ja) 自家発電装置の制御装置
JP2001298994A (ja) エンジン駆動溶接用発電機の出力制御装置
JP3097709B2 (ja) インバータの制御装置
JPH0851793A (ja) インバータの保護方法
JPH0125630Y2 (ja)
JPH055835Y2 (ja)
JP2000166100A (ja) 自家発電装置の制御装置
JPS61268360A (ja) 籾摺機の負荷制御方式
JPH0714181U (ja) 電動プランジヤポンプの吐出圧制御装置
JP3353913B2 (ja) ミシン制御装置
JPH07102994A (ja) ガスタービン駆動発電機制御装置
JPH0398494A (ja) 誘導電動機のインバータ運転制御方法
JPH065933U (ja) 射出成形機のスクリュ回転保護装置
JPH06245576A (ja) インバータ装置
JPH0837796A (ja) インバータ装置
JP2001178167A (ja) Acr制御の過速度保護方式