JPH0714181U - 電動プランジヤポンプの吐出圧制御装置 - Google Patents

電動プランジヤポンプの吐出圧制御装置

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Publication number
JPH0714181U
JPH0714181U JP3734893U JP3734893U JPH0714181U JP H0714181 U JPH0714181 U JP H0714181U JP 3734893 U JP3734893 U JP 3734893U JP 3734893 U JP3734893 U JP 3734893U JP H0714181 U JPH0714181 U JP H0714181U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
discharge pressure
value
plunger pump
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP3734893U
Other languages
English (en)
Inventor
正美 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP3734893U priority Critical patent/JPH0714181U/ja
Publication of JPH0714181U publication Critical patent/JPH0714181U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧が低下した場合にインバータからの
出力周波数を相応の低い値に制御してモータが停止する
のを防止する。 【構成】 塗料の吐出圧の検出値と設定値の差圧から運
動速度決定部11で電動プランジヤポンプ1の運動速度
の決定が行われ、それに基づいてインバータ3の出力周
波数が制御される。それと同時に、電圧センサ21によ
りインバータ3へ供給される電源電圧の値が検出されて
出力低下手段23に加えられる。出力低下手段23で
は、その検出値が電圧設定部24から入力された設定値
と比較される。検出値が設定値以下となると、インバー
タ3に制御信号が出されて、インバータ3からの出力周
波数を、電圧の設定値に相応した低い値に強制的に低下
させる。それにより、モータ4の出力が低下して、モー
タ4の運転が継続される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インバータにより回転数が可変のモータで駆動される電動プランジ ヤポンプにより流体を吐出する場合に、実際の吐出圧のフイードバツク信号に基 づいてインバータからの出力周波数を制御して電動プランジヤポンプの運動速度 を調整することにより、吐出圧を略一定に保つようにした電動プランジヤポンプ の吐出圧制御装置に関し、特に、電源電圧が一定以下に下がつた場合にもモータ が停止するのを防止する機能を付設した吐出圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、電動プランジヤポンプにより塗料をスプレイガンに圧送するシステムに おいてその吐出圧を略一定に制御する装置の従来例を、本考案の一実施例を示す 図1を参照して説明する。
【0003】 電動プランジヤポンプ1は、交流電源2に接続されたインバータ3からの交流 電力を受けて、その出力周波数に対応して回転数が変化するモータ4によつて往 復駆動されるようになつている。
【0004】 電動プランジヤポンプ1から吐出された塗料をスプレイガン5に圧送する圧送 路6には、塗料の実際の吐出圧を検出する圧力センサ7が介設されていて、増幅 器8で増幅されたその検出値と、圧力設定部9により予め定められた吐出圧の設 定値との差圧が差圧検出部10で検出され、運動速度決定部11によりその差圧 の大小に応じて電動プランジヤポンプ1の運動速度が決定される。
【0005】 その運動速度と対応する制御信号がインバータ3に入力されて、その制御信号 に対応してモータ4に出力される周波数が制御され、それによりモータ4の回転 数すなわち電動プランジヤポンプ1の運動速度が増減されて、塗料の吐出圧が略 一定に保たれるようになつている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来の装置では、何らかの事情により電源電圧が低下すると、インバ ータ3の出力が低下してモータ4の出力が低下する。そのために電動プランジヤ ポンプ1の作動が不安定となつて正確な塗装が期せなくなる。したがつて、この ようなインバータモータでは、電源電圧が低下すると低電圧保護回路が働いてモ ータ4を停止させるようになつているが、そうすると塗装作業が不必要に中断さ れることになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の電動プランジヤポンプの吐出圧制御装置は、叙上の点に鑑み案出され たものであつて、交流電源からインバータへの電力供給線に、その電源電圧を検 出する電圧センサを設けるとともに、その検出値が予め定められた電圧の設定値 以下に低下した場合に、インバータからの出力周波数を一定割合低下させる出力 低下手段を付設した構成とした。
【0008】
【作用】
本考案は上記構成になり、流体の吐出圧の検出値と設定値の差圧に基づいて電 動プランジヤポンプの運動速度の決定が行われる一方、インバータへの電源電圧 の供給線に介設された電圧センサによつて供給される電源電圧値が検出され、出 力低下手段により、その検出値が予め定められた設定値と比較されて、検出値が 設定値以下に低下すると、インバータからの出力周波数を電圧の設定値に相応し た低い値に強制的に低下させる。 それにより、モータの出力が低下して、モータの運転が継続される。
【0009】
【考案の効果】
このように本考案によれば、電源電圧が低下した場合にはインバータからの出 力周波数が直ちにそれに相応した低い値に下げられ、モータの継続運転が担保さ れて、電動プランジヤポンプからの流体の吐出作業を中断されることなく継続し て行うことができる効果がある。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。 本実施例では、既述した従来装置において、交流電源2からインバータ3への 電源電圧の供給線20に、その電源電圧値を検出する電圧センサ21が介設され 、その検出値が増幅器22を介して出力低下手段23に入力されるようになつて いる。
【0011】 出力低下手段23にはまた、予め定められた電圧の設定値を入力する電圧設定 部24が接続されていて、この出力低下手段23は、上記の検出値と電圧設定部 24により設定された設定値とを比較し、検出値が設定値以下に低下した場合に 、インバータ3に対して、そこからの出力周波数を上記の電圧の設定値に相応し た低い一定の値に制御する制御信号を出す機能を有している。
【0012】 本実施例はこのような構造になり、塗料の吐出圧の検出値と設定値の差圧から 運動速度決定部11で電動プランジヤポンプ1の運動速度の決定が行われるのと 同時に、電圧センサ21によつてインバータ3へ供給される電源電圧の値が検出 されて、出力低下手段23によりその検出値が設定値と比較される。
【0013】 電源電圧の検出値が設定値以下となると、出力低下手段23からインバータ3 に制御信号が出されて、インバータ3からの出力周波数を、電圧の設定値に相応 した低い値に強制的に低下させる。
【0014】 それにより、モータ4の出力が低下して、モータ4の運転が継続され、電動プ ランジヤポンプ1の運転も継続されて、塗装作業が中断されることがない。
【0015】 なお、本考案は、塗料以外の他の流体を電動プランジヤポンプで吐出する場合 の吐出圧制御装置にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロツク構成図である。
【符号の説明】
1:電動プランジヤポンプ 2:交流電源 3:インバ
ータ 4:モータ 7:圧力センサ 9:圧力設定部
10:差圧検出部 11:運動速度決定部 20:供給
線 21:電圧センサ 23:出力低下手段 24:電
圧設定部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続されたインバータからの
    出力周波数に対応して回転数が変化するモータで駆動さ
    れる電動プランジヤポンプにより流体を吐出し、該流体
    の実際の吐出圧を圧力センサで検出して、該検出値と予
    め定められた吐出圧の設定値との差圧に基づいて前記電
    動プランジヤポンプの運動速度を決定し、該運動速度の
    決定値に対応して前記インバータから前記モータに出力
    される周波数を制御することにより、前記電動プランジ
    ヤポンプの運動速度を調整して流体の吐出圧を略一定に
    保つようにした電動プランジヤポンプの吐出圧制御装置
    において、 前記交流電源から前記インバータへの電力供給線に、該
    電源電圧を検出する電圧センサを設けるとともに、該検
    出値が予め定められた電圧の設定値以下に低下した場合
    に、前記インバータからの出力周波数を一定割合低下さ
    せる出力低下手段を付設したことを特徴とする電動プラ
    ンジヤポンプの吐出圧制御装置。
JP3734893U 1993-06-14 1993-06-14 電動プランジヤポンプの吐出圧制御装置 Pending JPH0714181U (ja)

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JP3734893U JPH0714181U (ja) 1993-06-14 1993-06-14 電動プランジヤポンプの吐出圧制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0714181U true JPH0714181U (ja) 1995-03-10

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ID=12495071

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3734893U Pending JPH0714181U (ja) 1993-06-14 1993-06-14 電動プランジヤポンプの吐出圧制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5447815U (ja) * 1977-09-09 1979-04-03

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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