JPH059373U - 雨傘の雫受け器 - Google Patents
雨傘の雫受け器Info
- Publication number
- JPH059373U JPH059373U JP5642891U JP5642891U JPH059373U JP H059373 U JPH059373 U JP H059373U JP 5642891 U JP5642891 U JP 5642891U JP 5642891 U JP5642891 U JP 5642891U JP H059373 U JPH059373 U JP H059373U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raindrop
- receiver
- umbrella
- main body
- rain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、雨傘2に付着した雫3を受けて保
持し、離脱時、容易,確実に雨水3aを排出でき、携帯
に便利で、雫3を床に落とさず、また、雫3により手を
濡らすこともなく、雨傘2を雫受け器1に着脱できる雨
傘の雫受け器を提供することを目的としている。 【構成】 本考案は、雨傘の雫受け器1であって、筒状
体の本体4内に設けた弾性材料で作ったインナー5と、
インナー5の狭い横断面を有した雨傘2の挟持部6と本
体4に設けた排水口7を備え、装着時、インナー5の弾
性変形により排水口7を防ぎ、離脱時などに排水可能に
構成したものである。
持し、離脱時、容易,確実に雨水3aを排出でき、携帯
に便利で、雫3を床に落とさず、また、雫3により手を
濡らすこともなく、雨傘2を雫受け器1に着脱できる雨
傘の雫受け器を提供することを目的としている。 【構成】 本考案は、雨傘の雫受け器1であって、筒状
体の本体4内に設けた弾性材料で作ったインナー5と、
インナー5の狭い横断面を有した雨傘2の挟持部6と本
体4に設けた排水口7を備え、装着時、インナー5の弾
性変形により排水口7を防ぎ、離脱時などに排水可能に
構成したものである。
Description
【0001】
本試案は、雨傘のしずく受け器に関する。
【0002】
従来、折り畳んだ雨水でぬれた雨傘から滴下する雫を受けるために、図示され ないビニール袋や雫受け器が用いられている。 雫受け器は、各雨傘に応じて適合したものを、あらかじめ用意しておき、使用 時に、装着するようになっていた。
【0003】
しかしながら、前記ビニール袋については、使用後、雨水がたまっているビニ ール袋を携帯しにくいため、使い捨てされてごみとなり、資源を浪費することに なってしまい、また、ぬれた雨傘に、ビニール袋や雫受け器を装着時、片手また は両手に買物袋等を持ったままでは、着脱しにくく、雨水で手がぬれることがあ り、大変煩わしいという問題点があった。
【0004】 本考案は、このような問題を解決するためになされもので、雫受け器を出入自 在に収納したシェルを有した雨傘の雫回収装置を用いることにより、雨傘を出入 自在に収納したシェル内の雫受け器に雨傘を出し入れするだけで、容易に脱着で き、かつ、雨水を回収できる雫受け器を提供することを目的としている。
【0005】
本考案の雨傘雫受け器は、筒状体の本体と、本体内に設けた弾性材料で作った インナーと、該インナーの狭い横断面を有した雨傘の挟持部と、本体に設けた配 水手段を備たことにより前記目的を達成しようとするものである。
【0006】
【作用】 本考案は、本体内に設けた弾性部材で作ったインナーに、狭い横断面を有した 挟持部を設けたので、雨傘に雫受け器を装着時、インナーの弾性変形により、挟 持部で雨傘を挟持し、排出手段を塞ぎ雫を保持し、離脱時に雫が排出される。雨 傘を、シェルに出入するだけで、雫受け器に雨傘を容易に脱着できる。
【0007】
以下に、本考案の第1実施例の雨傘の雫受け器について図に基づいて説明する 。 図1は本考案の第1実施例の雨傘の雫受け器を示す正断面図、図2は雫受け器 に雨傘を装着した状態を示す説明図、図3は前記第1実施例の雫受け器を傘の雫 回収装置に用いた例を示す説明図である。
【0008】 図1に示したように、1はこの考案の第1実施例の雨傘の雫受け器、2は雨傘 、2aはこの雨傘2の傘軸先部分である石つき、3は雨傘2に付着した雫である 。前記雫受け器1は、筒状体の本体4内に設けた弾性材料で作ったインナー5と 、このインナー5の狭い横断面を有した傘1を挟持する挟持部6と、本体4に設 けた排水手段である排水口7を備えており、8は雨傘2の挿入口、9はパッキン グ、10は通水穴である。この一実施例では、インナー5を合成樹脂で本体4と 一体成形した場合について説明する。
【0009】 図2に示したように、雨傘1に雫受け器3を装着した時に、生じするインナー 5の弾性変形により、インナー5の底部5aがパッキング9と当接し、排水手段 である排水口7を塞ぎ、雨水3aが本体4内にたまる。雨傘1を雫受け器1から 離脱時に、インナー5が収縮して復元することにより、排水口7から雨水3aが 流出し、雫による雨水3aを回収できるように構成されている。
【0010】 作用について説明する。 本体4内に設けた弾性部材で作ったインナー5に、狭い横断面を有した挟持部 を設けたことにより、雨傘2を装着時、インナー5の弾性変形によって、挟持部 6で雨傘2を挟持する。この場合、インナー5が弾性変形し、インナー5の底部 5aと、本体4の底部4aに取り付けたパッキング9とが当接し、排水口7を塞 ぎ、雨水3aを保持する。
【0011】 離脱時、雨傘2を本体4から引き抜くためインナー5の底部5aがパッキング 9から離れ、インナー5が復元することにより、雨水3aが排水口7から排出さ れる。そして、挿入口8に雨傘2を差し込むことにより、排水口7が閉じられる ので、雨傘2が完全に離脱されない限り雨水3aがもれない。 また図3に示したように、本考案の第1実施例の雫受け器1を雫回収装置のシ ェル11内の雫受け器1に出入自在に収納することにより、雨傘2を開口部12 からシェル11内に差し込んだだけで、一層容易に保持でき、引き抜き時、雫受 け器1をシェル11に設けたつめ13に引っ掛けることにより離脱し、雫受け器 内に保持した雨水3aを自動的に排水できる。
【0012】 (他の実施例) 前記第1実施例では、排水口7を本体4の底部4aに設けた場合について説明 したが、図4に示したように、インナー5の底部に凸部14を設け、雨傘2を差 し込み時、突部14により排水口7を閉塞可能に構成してもよい。
【0013】 前記第1実施例では、排水口7を本体4の底部4aに設けた場合について説明 したが、図5に示したように、排水口7を本体4の側部4bに開口し、インナー 5の底部5aを切欠し、排水口7を防ぐ突部14を設けても同様な効果を奏する 。 前記、第1実施例では、排水口7を本体4の底部4aに設けた場合について説 明したが、図6に示したように、排水口7を本体4の側部4bに開口し、インナ ー5の底部5aを切欠し、排水口7を塞ぐ閉塞部15を設けてもよい。
【0014】 前記の第1実施例では、排水口7を本体4の底部4aに設けた場合について説 明したが、第7図に示したように、排水口7を本体4の側部4bに開口し、イン ナー5の底部5aを切欠し排水口7を塞ぐ閉塞部15を設け、この閉塞部15を 案内するガイド16に設けることが好ましい。
【0015】 前記、第1実施例では、インナー5が本体4と一体に合成樹脂を用いて成形し たものである場合について説明したが、インナー5だけを弾性材料を用いて作っ てもよい。
【0016】 前記第1実施例では、本体4をインナー5を合成樹脂で一体成形した場合につ いて説明したが、透明である材料を用いて作ると、雨の装着時、違和感がなく、 異物を容易に見つけることができ、また、本体4の表面部凹溝または凸状を設け 、本体4の底部にゴムなどを用いてることにより滑り止めをつけてもよい。
【0017】 前記第1実施例では、本体4とインナー5を合成樹脂で一体成形し配水口7を 本体4の底部に設けた場合について説明したが、図8に示したように、排出口7 をインナー5下端部位の本体4に開口し、逆流防止部16を設けてもよい。図8 において(a)は第6実施例の雫受け器を示す正断面図、(b)は図8は平面図 、(c)は図8の(a)のA−A線断面図、(d)は図8(a)のB−B線断面 図である。
【0018】 図9に示したように、前記本考案の第6実施例の雫受け器1を傘の雫回収装置 に用いることにより、雫受け器1を雨傘2からつめ13に引っかけて離脱させる とき、雫受け器1の傾きが水平に近くなり、雨水3aが排出口7から排出される 。
【0019】
上述したように、本考案の雨傘の受け器によれば、筒状体の本体内に設けた弾 性材料で作ったインナーと、インナーの狭い断面積を有した傘の挟持部を設けた ことにより、雫受け器のインナーに雨傘を容易に脱着で、また、本体に排水手段 を備えたので、雨傘を装着時、排出手段を防ぎ、雫を保持し、離脱時に雨水が自 重により排出できる雨傘の雫受け器を提供できるという効果を奏する。
【0020】 そして、本考案の雨傘の雫受け器を、雨傘の雫回収装置に用いることにより、 雨傘をシェル内の雨傘の雫受け器に雨傘を出し入れするだけで、極めて容易,確 実に脱着でき、雨水を回収できる。
【図1】 本考案の第1実施例の雨傘の雫受け器を示す
正断面図
正断面図
【図2】 同雫受け器に雨傘を装着した状態を示す正断
面図
面図
【図3】 本考案の第1実施例の雫受け器を傘の雫回収
装置に用いた例を示す説明図
装置に用いた例を示す説明図
【図4】 本考案の第2実施例を示す正断面図
【図5】 同第3実施例を示す正断面図
【図6】 同第4実施例を示す正断面図
【図7】 同第5実施例を示す正断面図
【図8】 同第6実施例を示す正断面図
【図9】 同第6実施例の雫受け器を傘の雫回収装置に
用いた例を示す説明図
用いた例を示す説明図
1 雫受け器 2 雨傘 3 雫 4 本体 5 インナー 6 挟持部 7 排水口
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 雨傘に付着した雫を受ける雨傘の雫受け
器であって、筒状体の本体と、該本体内に設けた弾性材
料で作ったインナーと、該インナーの狭い断面積を有し
た雨傘の挟持部と、前記本体に設けた配水手段を備え、
雨傘に雫受け器を装着時、インナーの弾性変形により排
水手段を塞ぎ、離脱時、排水可能に構成したことを特徴
とする雨傘の雫受け器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5642891U JPH0631983Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 雨傘の雫受け器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5642891U JPH0631983Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 雨傘の雫受け器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059373U true JPH059373U (ja) | 1993-02-09 |
JPH0631983Y2 JPH0631983Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=13026822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5642891U Expired - Lifetime JPH0631983Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 雨傘の雫受け器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631983Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101444888B1 (ko) * | 2013-06-28 | 2014-09-26 | (주)선진이노텍 | 우산비닐회수장치 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP5642891U patent/JPH0631983Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101444888B1 (ko) * | 2013-06-28 | 2014-09-26 | (주)선진이노텍 | 우산비닐회수장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631983Y2 (ja) | 1994-08-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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