JPH0734576Y2 - 傘の雫回収装置 - Google Patents

傘の雫回収装置

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JPH0734576Y2
JPH0734576Y2 JP5559291U JP5559291U JPH0734576Y2 JP H0734576 Y2 JPH0734576 Y2 JP H0734576Y2 JP 5559291 U JP5559291 U JP 5559291U JP 5559291 U JP5559291 U JP 5559291U JP H0734576 Y2 JPH0734576 Y2 JP H0734576Y2
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JP
Japan
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umbrella
shell
receiver
drop
drop receiver
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Application number
JP5559291U
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JPH057122U (ja
Inventor
健司 井上
Original Assignee
健司 井上
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は傘の雫回収装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、折り畳んだ雨水でぬれた傘から滴
下する雫を受けるために、ビニール袋(不図示)が用い
られてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビニール袋は使い捨てされ、資源を浪費することになっ
てしまうという難点があった。また、ぬれた傘にビニー
ル袋を装着時、片手または両手に買物袋等を持ったまま
では着脱しにくく、雨水で手が濡れることがあり、大変
煩わしいという問題があった。
【0004】本考案は、このような問題を解決するため
になされたもので、雫受け器を出入自在に収納したシェ
ルに、傘を出し入れするだけで雫受け器を容易に脱着で
き、雨水を回収できる傘の雫回収装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は傘の
雫回収装置であって、一端に開口部を有し、側部につめ
を設けたシェルを集合して形成したラックと、シェル内
に出入自在に収納した雫受け器とからなり、シェルに雨
水が付着した傘を出入するだけで雫受け器を傘に脱着で
き、雨水を回収可能に構成したものである。
【0006】
【作用】本考案は、雨水の付着した傘をシェルに差し込
むことにより、傘にシェル内に収納されている雫受け器
を装着できる。この雫受け器が装着されている傘を、持
ったままで、たとえば買物中に傘に付着している雨水が
雫受け器内にたまる。使用後に、雫受け器が装着されて
いる傘をシェル内に挿入し、次に引き抜き時、シェルに
設けたつめに雫受け器を引っ掛けることにより、雫受け
器が傘から離脱されるとともに、使用後の雫受け器は傘
の雫回収装置に返され、雫受け器内にたまった雨水が排
出される。
【0007】
【実施例】以下に、本考案の一実施例の傘の雫回収装置
について、図に基づいて説明する。
【0008】図1は本考案の一実施例を示す斜視図、図
2は同雫受け器を示す正断面図、図3は同雨水を回収す
る過程を示す説明図、図4は同使用状態を示す説明図で
ある。図において、1は本考案の一実施例の傘の雫回収
装置、2は傘、2aはこの傘2の石つき、3は一端4a
に開口部4を有し、側部4bにつめ5を設けたシェル、
6はこのシェル3を開口部4から奥に向けて下方に傾け
て配設してなるシェル3の集合体で構成したラックであ
り、7はこのラック6のシェル3内に出入自在に収納し
た雫受け器であり、前記傘の雫回収装置1は、前記ラッ
ク6と雫受け器7を備え、シェル3に傘2を差し込み、
またはシェル3から引き抜くことにより、雫受け器7を
脱着でき、傘2に付着した雫による雨水を回収できるよ
うに構成されている。
【0009】図2はデパート,オフィスビル等の多数の
人間が出入する場所に設置される傘の雫回収装置に使用
する雫受け器7を示す正断面図である。この雫受け器7
は、円筒状体の本体9に内設した弾性材料で作ったイン
ナー10と、インナー10の狭い横断面を有した傘2を
挟持する挟持部10aと、本体9に設けた排水口12
と、パッキング13を備え、傘2に雫受け器7を装着時
(図2のa)に生じるインナー10の弾性変形により、
インナー10の底部がパッキング13と当接するから、
排水口12を塞ぎ、傘を雫受け器7から離脱時(図2の
b)にインナー10が収縮して復元するので、排水口1
2から雨水8が排出されるようになっている。14は通
水口である。
【0010】次に、たとえばデパート等に、本考案の一
実施例の傘の雫回収装置が設置されている場合を例とし
て作用について説明する。図3は雨水を回収する過程の
例の説明図であり、雨水で濡れた傘2を持ってデパート
等に入場時(図3のa,b)、傘2を折り畳み、シェル
3内に差し込むことにより、シェル3内に収納されてい
る雫受け器7に傘2が装着される。この状態で傘2を手
前に引き出すだけで、雫受け器7が装着された傘2を店
内において持ったままで買物等の用をたしているうち
に、雨水は雫受け器7内にたまる(図3のc)。
【0011】退出時、雫受け器7が装着されている傘2
を、前記シェル3内に挿入し、次いで引き抜くときにシ
ェル3に設けたつめ5に雫受け器7を引っ掛けることに
より容易,確実に、雫受け器7が傘2から離脱されると
同時に、雫受け器7内にたまった雨水8が排水されて、
図示されない水受けにたまる(図3のd,e)。この水
受けにたまった雨水は、デパート等の業務終了時に処置
される。このようにして使用後の雫受け器7は戻され
る。
【0012】図4を参照して本考案の一実施例の使用状
態について、詳細に説明する。雨にぬれた傘2をシェル
3内に雫受け器7に差し込むことにより(図4のa)、
傘が自動的に折り畳まれ、雫受け器7の排水口12が閉
められる(図4のb)。次いで、傘2がつめ5にかから
ないように抜き取ることにより、雨水8は雫受け器7に
たまる(図4のc)。離脱時、空いているシェル3に傘
2を差し込む(図4のd)と、つめ5に雫受け器7が引
っ掛かり(図4のe)、傘2を抜き取ると雫受け器7が
ラック6のシェル3内に残される。同時に、雫受け器7
の排水口12が開き、雨水8がラック6の水受けにたま
る(図4のf)。
【0013】前記の本考案の一実施例の傘の雫回収装置
によれば、一端4aに開口部4を有し、側部4bにつめ
5を設けた円筒状体のシェル3を集合したラック6と、
ラック6のシェル3内に出入自在に収納した雫受け器7
とからなることにより、シェル3に傘2を出入するだけ
で雫受け器7を傘2に容易,確実に脱着でき、雨水を回
収可能である傘の雫回収装置を提供できる。
【0014】(他の実施例) 前記の一実施例では、雫受け器7を出入自在に収納し、
着脱を容易にする形状とするため、雫受け器7に対応し
たプラスチックのシェル3の集合体でラックを構成した
場合について説明したが、金属棒を用い組合せなどによ
って作っても同様な効果を奏することができる。また水
抜栓16のかわりに水タンクを着脱自在に備えてもよ
い。
【0015】前記の一実施例では、シェル3の側部4b
につめ5を設け、奥に向けて傾けてシェル3を配設した
場合について説明したが、図5に示したように、シェル
3の開口部4側でシェル3に段部15を形成することに
より、図5における(a)に示した状態で傘2をシェル
3内に差し込み、図5における(b)に示したように傘
2とともにシェル3を段部15と接するように傾けるこ
とにより、雫受け器7を一層容易,確実に離脱できる。
前記一実施例では、シェル3につめ5を上向きに設けた
場合について説明したが、図6のaに示したように、下
向きに設けても同様な効果を奏する。前記一実施例で
は、シェル3につめ5を上向きに設けた場合について説
明したが、図6のbに示した平面図のように、シェル3
を左右につけ、つめ5を側方に向けて設けてもよい。
【0016】前記実施例では、つめ5をシェル3の開口
部4に設けた場合について説明したが、シェル3の内部
に設けてもよく、なお、この場合においては、雫受け器
7に凹凸部を設けることが望ましい。
【0017】
【考案の効果】上述したように、本考案によれば、雫受
け器をシェルに出入自在に収納したため、傘をシェルに
差し込むことにより雫受け器を装着でき、また、シェル
の開口部につめを設けたので、傘をシェルに入れて抜き
出すことにより、雫で手がぬれることなく雫受け器をつ
めに引っ掛けるだけで容易にはずし、雫受け器内にたま
った雨水を回収できる傘の雫回収装置を提供できるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す斜視図
【図2】 同雫受け器を示す正断面図
【図3】 同雨水を回収する過程を示す説明図
【図4】 同使用状態を示す説明図
【図5】 本考案の他の実施例を示す説明図
【図6】 本考案の別の実施例を示す説明図
【符号の説明】
1 傘の雫回収装置 2 傘 3 シェル 4 開口部 4a 一端 4b 側部 5 つめ 6 ラック 7 雫受け器 8 雨水

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘に付着した雨水を回収する装置であっ
    て、一端に開口部を有し、側部につめを設けたシェルを
    集合して形成したラックと、該ラックのシェル内に出入
    自在に収納した雫受け器とからなり、前記シェルに傘を
    出入するだけで雫受け器を傘に脱着でき、雨水を回収可
    能に構成したことを特徴とする傘の雫回収装置。
JP5559291U 1991-07-18 1991-07-18 傘の雫回収装置 Expired - Lifetime JPH0734576Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5559291U JPH0734576Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 傘の雫回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5559291U JPH0734576Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 傘の雫回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH057122U JPH057122U (ja) 1993-02-02
JPH0734576Y2 true JPH0734576Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=13003032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5559291U Expired - Lifetime JPH0734576Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 傘の雫回収装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394983B1 (ko) * 2000-09-01 2003-08-19 디에이치엠(주) 수분 흡입.토출.진동 우산 탈수기
KR100647075B1 (ko) * 2005-03-18 2006-11-23 김석수 빗물 낙수방지용 우산커버

Also Published As

Publication number Publication date
JPH057122U (ja) 1993-02-02

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Date Code Title Description
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Effective date: 19960213