JPH0593489A - ボーリングマシンの無線遠隔制御装置 - Google Patents

ボーリングマシンの無線遠隔制御装置

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JPH0593489A
JPH0593489A JP3147006A JP14700691A JPH0593489A JP H0593489 A JPH0593489 A JP H0593489A JP 3147006 A JP3147006 A JP 3147006A JP 14700691 A JP14700691 A JP 14700691A JP H0593489 A JPH0593489 A JP H0593489A
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JP
Japan
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control
boring machine
relay
excavation
traveling
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Application number
JP3147006A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Umemoto
本 保 博 梅
Hiroshi Toyama
山 洋 外
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KOKEN KOGYO KK
Original Assignee
KOKEN KOGYO KK
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】掘削施行プラントのトータル自動化、掘削機運
転の無人化を図ることを目的とする。 【構成】無線発信手段からの信号を無線受信手段で受信
し、該受信信号に基づいて駆動・作動制御手段を駆動・
作動させ、ボーリングマシンの走行、姿勢制御及び掘削
などを行うよう構成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボーリングマシンの無
線遠隔制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、ボーリングマシン本体に取付け
られた、各操作レバーにより、油圧、空圧または電気的
手段で走行や掘削等の制御操作を行っていた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】そのため、従来のボー
リングマシンでは、掘削位置と操作位置が離れている場
合には、操作位置から掘削位置が見えずらく、作業性が
悪い等の不都合や、掘削作業時にボーリングマシンの各
作業工程を操作者に速やかに知らせることができず、作
業上の危険を生じることがあった。
【0004】一方、掘削作業時には、操作者と作業補助
員との間で掘削作業の手順等の確認および安全確保のた
め、その都度声をかけ合って作業しなければならなかっ
た。そのため、例えば、操作者と作業補助員との間で手
順等の確認及び安全確保のための声のかけ合いが不徹底
である場合や騒音の多い作業現場では、作業手順にミス
等が生じやすく、想わぬ危険が引き起こされることにな
り、掘削作業の遅延や作業コストが嵩む要因になってい
た。
【0005】また、従来のボーリングマシンでは、操作
者の位置によっては、機械の一部に死角を生じ、操作者
が作動状態を確認することができないことがあった。例
えば、走行時に走行経路に障害物がある場合、その都度
機械を停止して確認したり、補助員を配置して誘導して
もらわなければならない等の不都合があった。
【0006】そして、これらの不具合を解消するため、
従来から特開昭63−194095号公報等に示すよう
なボーリングマシンの制御装置が知られている。これら
の制御装置では、遠隔地の操作部と通信ケーブルにより
ボーリングマシン本体を接続し、操作部の操作スイッチ
等を選択して、ボーリングマシン本体の制御回路を動作
させて所望のアクチュエータ、例えばボーリングヘッド
用のアクチュエータを動作させることにより、ヘッドを
左右上下位置に移動させて掘削作業を行っていた。
【0007】ところが、これらのボーリングマシンの制
御装置では、自走体(クローラ等)にケーブルが巻き付
き切断されるおそれがあるだけでなく、ケーブルの収納
が必要になる等の不都合があるだけでなく、常に操作部
を一定の位置において制御しなければならず、作業状況
に応じて作業者が操作位置を容易に変えることができな
い不都合があった。
【0008】そこで、本発明は、ボーリングマシンの走
行、姿勢制御及び掘削等を行うアクチュエータに遠隔無
線制御により駆動・作業指令を送り、ドリリング部及び
ボーリングマシン本体等の最適制御により、掘削施行プ
ラントのトータル自動プラント化を図ることができると
共に、掘削機運転の無人化を図ることができるボーリン
グマシンの無線遠隔制御装置を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、クローラ等の自走体、あるいはスキッドベ
ース等に搭載されたボーリングマシンの制御装置におい
て、前記ボーリングマシンの走行、姿勢制御及び掘削等
の駆動・作動指令をボーリングマシンから離れた距離に
ある無線発信手段から発信し、前記ボーリングマシンに
備えた無線受信手段で受信し、前記無線受信手段から前
記ボーリングマシンに配置された駆動・作動制御手段に
受信信号を送出し、前記ボーリングマシンの走行、姿勢
制御及び掘削等をする各アクチュエータに駆動・作動指
令をする。
【0010】前記無線発信手段は、自走体の前後左右走
行、停止、ボーリングマシン本体のスイング、ブーム、
チルト、ローテーション、スライド等の姿勢制御及びエ
ンジンの非常時停止等の制御をする信号を前記無線受信
手段に送信すると共に、ドリリング部の給進、パーカッ
ション及び回転、オートマチックブレーカ、パワークラ
ンプを制御する信号を前記無線受信手段に送信すること
を特徴とする。
【0011】
【作 用】ボーリングマシンの走行、姿勢制御及び掘
削等の駆動・作動指令をボーリングマシンから離れた距
離に配置した無線発信手段からボーリングマシン本体に
備えた無線受信手段へ送信し、該無線受信手段からの受
信指令に基づいて駆動・作動制御手段を動作させる。駆
動・作動制御手段を動作させた後には、アクチュエータ
を駆動制御あるいは作動制御をすることができる。
【0012】また、無線発信手段は、自走体の前後左右
走行、停止、ボーリングマシン本体のスイング、ブー
ム、チルト、ローテーション、スライド等の姿勢制御及
びエンジンの非常時停止等の制御をする信号を無線受信
手段に送信すると共に、ボーリングマシン・ヘッド部の
給進、パーカッション及び回転、オートマチックロッド
ブレーカ、ロッドクランプを制御する信号を無線受信手
段に送信することができる。
【0013】従って、本発明では、ボーリングマシンの
ヘッド部及び本体等の最適制御をすることにより、掘削
施行プラントのトータル自動プラント化を図ることがで
きると共に、掘削機運転の無人化を図ることができる。
【0014】
【実 施 例】次に、本発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明の一実施例のボーリングマ
シンの側面を示す図である。なお、図1において、右側
を前方とし、左側を後方と定義する。
【0015】この図において、1はボーリングマシン
で、例えば、ロータリパーカッション・ドリルである。
ボーリングマシン1には、クローラ2などの自走体が備
えられている。3はボーリングマシンの走行、姿勢制御
及び掘削等の駆動・作動指令をボーリングマシン1から
遠隔地に配置された無線発信機で、無線発信機3から発
信されたボーリングマシン1の走行、姿勢制御及び掘削
等の駆動・作動指令信号が、ボーリングマシン1の本体
4に配置された無線受信機5に受信される。
【0016】無線受信機5は、ボーリングマシン1の本
体4に設けたアクチュエータ制御部7に受信信号を送
り、該受信信号に基づいてボーリングマシンの走行、姿
勢制御及び掘削等を行う各アクチュエータに、後述のよ
うに駆動・作動指令をする。各アクチュエータの駆動・
作動指令は、掘削施行の工程管理、安全管理、設備機械
維持管理及び環境公害管理などの施行管理をする上で重
要な役割を発揮する。
【0017】そして、本ボーリングマシンの無線遠隔制
御装置では、掘削作業の最適制御を実現し、掘削施行プ
ラントのトータル自動システム化及び掘削運転の無人化
を図ることができる。
【0018】上記ボーリングマシン1の各アクチュエー
タとしては、図1に示すスイングシリンダ8、ボーリン
グマシン1の前方のブームシリンダ9、チルトシリンダ
10、ローテイションシリンダ11、スライドシリンダ
12、パーカッションシリンダ14、ドリリング部の後
述する給進用のポンプモータ及び回転用のポンプモータ
である。
【0019】また、ボーリングマシン1のドリルヘッド
13には、打撃出力の調整機構が備えられ、打撃出力が
回転抵抗に応じて自動制御されるので、地質の性状に応
じて最適制御をすることができる。このドリルヘッド1
3には、この他に油圧ホースの振動をアキュムレータに
よって保護する機構、いわゆるジャミング状態のロッド
引抜き作業時に、ロツドに打撃を与え、作業を容易にす
るバックハンマ機構及び回転伝達機構が備えられてい
る。
【0020】ロッドブレーカ15では、自動的にロッド
のネジの切り離しを行なうことにより、ネジの切離し作
業が安全かつ迅速に行える。また、パワークランプ16
は、大きな締付力で自動的に掘削中心でロッドをクラン
プする機構である。
【0021】一方、クラーラ2上には、エンジン、油圧
ポンプ、油溜め等の内蔵されたパワーユニット20の下
部から台19が延設され、該台19上に受信機5、リレ
ー制御回路部6、アクチュエータ制御部7が載置されて
いる。18はコントロールスタンドで、受信機5、リレ
ー制御回路部6、アクチュエータ制御部7が収納されて
いる。また、ボーリングマシン1の後方には、パワーユ
ニット20が配置されており、エンジンで駆動により油
圧と電力を発生し、油圧機器に圧油を供給すると共に、
受信機5、リレー制御回路部6、アクチュエータ制御部
7などに電力が供給される。
【0022】次に、図2〜図5の上記無線発信機3と無
線受信機5について説明する。図2は無線発信機3の構
成を示す図で、図3〜図5は無線受信機5の構成を示す
ものである。
【0023】なお、無線発信機3の運転指令信号の伝送
は、例えば、伝送速度1280ビット/秒のサイクリッ
クデジタル伝送方式により行う。また、無線発信機3に
は、各種誤り制御回路により、万一不測の事態が発生し
ても事故に直結しないフエールセーフ系が備えられてい
るので、安全性を高くすることができる。無線周波数
は、外部雑音の影響の少ない400MHz帯を使い、変
調方式は雑音、レベル変動に強く安全性のある周波数変
調(FM)を用いる。同期方式は、フレーム同期方式を
採用する。また、誤り検定方式として、パリテイ、反転
2連送照合方式を採用し、応答時間は最大150msで
ある。但し、本無線遠隔制御装置では、電波の性質、作
業条件等から無線発信機3による運転可能範囲は機体か
ら100m以内の範囲になる。
【0024】図2は無線発信機3を充電器21によって
充電する場合を示す図で、一定時間充電することができ
る。また、充電器21を用いないで電池バッグ22によ
って緊急時に充電する場合には、充電器21のコネクタ
をはずし、電池バック21のコネクタを本体充雷アダプ
タにコネクトする。
【0025】なお、充電器21は、例えば、定電圧充電
方式を採用しており、充電時間は約4時間、電源はAC
100Vで、消費電力が約10VAである。また、重量
は、例えば、約900gである。
【0026】図3は無線発信機3の前面、例えば、ボー
リングマシン1の本体の走行・姿勢制御用のラジコン送
信機を示す図である。ロータリスイッチ23ではボーリ
ングマシン1の本体の走行左前・走行左後及びチルト仰
・チルト伏の4つの姿勢の選択をし、ロータリスイッチ
25はボーリングマシン1の本体の走行右前・走行右後
及びブーム上・ブーム下の4つの姿勢を選択する。24
はボーリングマシン1の本体の走行直進または走行切の
切換えトグルスイッチで、26はボーリングマシン1の
非常停止ボタンを示す。27はボーリングマシン1のス
イング左右切換えトグルスイッチで、28は走行速度の
切換えボリユームスイッチで4段階に切換えることがで
きる。29はボーリングマシン1の本体のスライド前・
スライド後の切換えトグルスイッチで、30は同様のロ
ーテイション左・ローテイション後の切換えトグルスイ
ッチである。
【0027】なお、無線発信機3は、例えば、操作スイ
ッチ数が23項目で、電源に、8.4VのNi−Cd電
池を用いる。また、重量は約1Kgである。
【0028】上記無線発信機3は、相反するスイッチ等
以外は全操作同時に操作することも可能である。また、
無線発信機3は、標準仕様時には連続で約15時間動作
させることができる。無線発信機3は、肩掛けベルトと
腰ベルトを用いて装着固定して使用し、被制御機体の動
きを確認できる位置で操作をする。そして、始業点検時
には、無線発信機3の主電源のオン−オフ、各操作スイ
ッチが正常に作動することを予め確認しておく。
【0029】図4及び図5は無線受信機5を示す図で、
特にラジコン受信装置の例を示す図である。取付金具3
1は、台19に無線受信機5を位置決め固定するための
ものである。無線受信機5には、走行姿勢制御用のラジ
コン受信装置部33とドリリング用のラジコン受信装置
部34が備えられている。33a,34aは受信用のア
ンテナ、33b,34bはラジコン受信装置部33,3
4からリレー制御回路部6へ受信信号を送出するための
同軸ケーブルコネクタである。
【0030】なお、無線受信機5の電源は、DC24V
で、消費電力が15VAで、定格は連続である。また、
出力接点容量は、DC30V、3Aで無誘導負荷、AC
250V、3Aで無誘導負荷であり、DC30V、2A
で誘導負荷、AC250V、2Aで誘導負荷である。
【0031】図6は、上記無線受信機5の受信信号によ
つて被制御対象49を制御するまでの動作を示すブロッ
ク図である。例えば、ドリリング用(回転、給進、また
はパーカッション用)の駆動・作動信号を無線受信機5
で受信した場合について、先ず、説明する。無線受信機
5で受信したドリリング駆動・作動信号は、ドリリング
用のリレー制御回路部36に入力する。この時には、リ
レー接点37がオンし、アクチュエータ制御部7のドリ
リング用制御部40のソレノイドバルブ41を動作させ
る。ソレノイドバルブ41を動作させた時には、アクチ
ュエータ44である油圧ポンプモータ45またはシリン
ダ46を駆動(または作動)させることにより、被制御
対象49であるドリリング部の給進、パーカッションま
たは回転をさせる。
【0032】また、走行姿勢制御用(走行右・左、スイ
ング、ブーム、チルト、ローテイション及びスライド)
の駆動・作動信号を無線受信機5で受信した場合につい
て説明する。無線受信機5で受信したドリリング駆動・
作動信号は、走行姿勢制御用のリレー制御回路部38に
入力する。この時には、リレー接点39がオンし、アク
チュエータ制御部7の走行姿勢制御部42のソレノイド
バルブ43を動作させる。ソレノイドバルブ43を動作
させた時には、アクチュエータ制御部7の電磁切換制御
弁あるいは油量制御弁を作動させる。そして、アクチュ
エータ制御部7の電磁切換制御弁あるいは油量制御弁を
作動させることにより、アクチュエータ44である油圧
ポンプモータ47あるいはシリンダ48を駆動あるいは
作動させ、被制御対象49であるボーリング本体部の姿
勢制御(スイング、ブーム、チルト、ローテイション及
びスライド)をさせる。
【0033】次に、図7〜図13の具体的なリレー制御
回路について説明する。図7〜図10は、図6のドリリ
ング用のリレー制御回路部36の具体的なリレー回路を
示すもので、図11から図13は図6の走行姿勢制御用
のリレー制御回路部38を示すものである。
【0034】ここで、図7〜図10のドリリング用のリ
レー制御回路部36について、先ず説明する。図7にお
いて、50は電源スイッチ、51はラジコン−リモコン
の切換スイッチである。また、52は走行姿勢制御リレ
ーボックスと接続される端子である。53は電源スイッ
チ50の投入により点灯する電源表示灯で、54は操作
電源表示灯である。なお、F1〜F5はヒューズで、F
1が15A用、F2が10A用、F3〜F5が5A用の
ヒューズである。55は図9のリモコンボックスの56
へ信号を送る出力部である。
【0035】また、図8はドリリング用のリレー制御回
路部36の定電流コントローラを示す図である。57は
回転トルク用の定電流コントローラで、58は給進圧力
用の定電流コントローラで、59はパーカッション圧力
用の定電流コントローラである。定電流コントローラ5
7では、回転トルクT1〜T4に相当する電気信号を得
る。定電流コントローラ57の第8ピン出力により、ソ
レノイドバルブSOL33を作動させる時には、回転ト
ルクリリーフ弁L1を作動させる。また、定電流コント
ローラ58では、給進圧力K1〜K4に相当する電気信
号を得る。定電流コントローラ58の第8ピン出力によ
り、ソレノイドバルブSOL32を作動させる時には、
給進圧力リリーフ弁L2を作動させる。さらに、定電流
コントローラ59では、パーカッション圧力P1〜P4
に相当する電気信号を得る。定電流コントローラ59の
第8ピン出力により、ソレノイドバルブSOL31を作
動させる時には、パーカッション圧力リリーフ弁L3を
作動させる。
【0036】図8はリモコンボックスからのリモコン信
号により、ドリリング用リレー接点CR1〜CR22を
動作せると共に、非常停止エンジンストップ用接点CR
23等のリレー接点(図6の37に相当)を動作させる
リレー回路を示す。図8において、57はリモコンボッ
クスである。リモコンボックス5には、スイッチS1〜
S10が設けられ、これらのスイッチS1〜S10操作
により、以下のリレー接点CR1〜CR25を動作さ
せ、ドリリング部の各動作をさせる。すなわち、リレー
接点CR1の動作時には、ドリリング部を正回転RT1
にし、リレー接点CR2の動作時には、ドリリング部の
回転を逆回転RT2にする。リレー接点CR3の動作時
には、ドリリング部の回転トルクRTT1にし、リレー
接点CR4の動作時には、ドリリング部の回転トルクR
TT2にする。また、リレー接点CR5の動作時には、
ドリリング部の回転トルクRTT3にする。
【0037】一方、リレー接点CR6の動作時には、ド
リリング部を前方にスライドSD1させ、リレー接点C
R7の動作時には、ドリリング部を後方にスライドSD
2させる。また、リレー接点CR8の動作時には、第1
図のパワークランプ16を開き(PC1)、リレー接点
CR9の動作時には、同図のパワークランブ16を閉じ
て(PC2)、自動的に掘削中心でロッドをクランプす
る。そして、リレー接点CR10の動作時には、図1の
ロッドブレーカ15を開き(RB1)、リレー接点CR
11の動作時には、同図のロッドブレーカ15を閉じて
(RB2)、自動的にロッドのネジ切りをする。一方、
リレー接点CR12の動作時には、ドリリング部の水ポ
ンプWPの作動をさせる。また、リレー接点CR13の
動作時には、パーカッションP1の図1のパーカッショ
ンシリンダ14を作動させ、ついで、リレー接点CR1
5〜リレー接点CR17を動作させることにより、パー
カッション圧力PP1〜PP3を調整する。
【0038】さらに、リレー接点CR14の動作時に
は、ドリリング部の給進用のポンプモータを駆動させて
給進早送りKS1をする。そして、リレー接点CR18
の動作時には、給進用のポンプモータを駆動させて給進
前KS2をし、リレー接点CR19の動作時には、給進
用のポンプモータを給進後KS3にする。また、リレー
接点CR20〜リレー接点CR22を動作させることに
より、進用のポンプモータを調整し、給進圧力KSP1
〜KSP3にする。
【0039】次に、図9は図8のリレー接点CR1〜C
R25(図6の37に相当)の動作に対応して作動する
ソレノイド弁SOL3、SOL18〜SOL30が作動
するためのリレー回路である。このリレー回路では、第
8図に示すリレー接点CR1〜CR25等の動作に対応
して、ソレノイド弁SOL3、SOL18〜SOL30
(図6の41に相当)を作動させ、後述する図14から
図19の各アクチュエータ(図6の44に相当)を作動
させる。
【0040】一方、先にも説明したように、図11〜図
13は、図6の走行姿勢制御用のリレー制御回路部38
を示す図である。このリレー回路は、図7〜図10のリ
レー回路と基本的に同じ回路構成からなるので、異なる
点についてのみ説明する。
【0041】図11は、走行姿勢制御用のリレー制御回
路の電源、ラジコン−リモコン切換え部、速度制御用コ
ントローラから構成されるリレー回路である。図11に
おいて、60は走行姿勢制御用のリレー制御回路の電源
で、電源60が投入されると、電源ランプ64が点灯す
る。61はラジコン−リモコン切換え部で、RAがラジ
コン、RIがリモコンの切換え接点である。リレー接点
CR62は定電流コントローラ66の第15ポートから
の出力により、作動する接点で、作業用リレーボックス
用端子63を経て図示しない作業用リレーボックスと接
続される。65は操作電源表示ランプで、走行姿勢制御
用の各操作電源の表示をする。
【0042】66は速度制御用の定電流コントローラ
で、定電流コントローラ66の第4〜第7ポートよりの
出力により、速度制御をして速度S1〜S4にする。ま
た、定電流コントローラ66の第8ポートと第9ポート
からの出力により、ソレノイドSOL5及びソレノイド
SOL4を作動させることにより、走行時における左前
SLF、左後SLRの調整動作をする。
【0043】一方、定電流コントローラ67の第4ポー
ト〜第7ポートまでの出力により、速度制御をして速度
S5〜8にする。また、定電流コントローラ67の第8
ポートと第9ポートからの出力により、ソレノイドSO
L7及びソレノイドSOL6を作動させることにより、
走行時における右前SRF、右後SRRの調整動作をす
る。
【0044】図12はリモコンボックスからのリモコン
信号により、走行姿勢制御用リレー接点CR1〜CR1
8を動作させると共に、非常停止エンジンストップ用接
点CR20,走行ドリリング切換接点CR22を動作さ
せるリレー接点398図67のると共に、非常停止エン
ジンストップ用接点CR23等のリレー接点(図6の3
9に相当)を動作させるリレー回路を示す。図12にお
いて、70はリモコンボックスである。リモコンボック
ス70には、スイッチS1〜S10が設けられ、これら
のスイッチS1〜S10操作により、以下のリレー接点
CR1〜CR18、リレー接点20,CR22を動作さ
せ、走行姿勢制御などの各動作をさせる。
【0045】図13は、図12のリレー接点CR1〜リ
レー接点CR18、リレー接点CR20,CR22(図
6の39に相当)の動作に対応して作動するソレノイド
弁SOL1,2、SOL8〜SOL16が作動するため
のリレー回路である。このリレー回路では、第12図に
示すリレー接点CR1〜CR18等の動作に対応して、
ソレノイド弁SOL8〜SOL16等(図6の43に相
当)を作動させ、後述する図14から図19の各アクチ
ュエータ(図6の44に相当)を作動させる。
【0046】図14〜図19は、図1のアクチュエータ
制御部7(図6の44に相当)する油圧回路図である。
上記図10のソレノイドSOL18〜30及びソレノイ
ドSOL3、図13のソレノイドSOL9〜16及びソ
レノイドSOL1,2の動作により、電磁切換え弁、あ
るいは油量制御弁を作動させることにより、各アクチュ
エータ44(図6)の油圧ポンプモータ45、シリンダ
46、油圧ポンプモータ47、シリンダ48を動作させ
各被制御対象49(図6)を最適制御する。すなわち、
図15において、アクチュエータ80,81,82であ
る。
【0047】また、図15において、アクチュエータは
図1のシリンダ8〜12である。一方、図16におい
て、アクチュエータはロッドブレーカ用シリンダ90、
パワークランプ用シリンダ91である。なお、図17に
おいて、93はエンジンである。
【0048】図18において、アクチュエータは走行左
モータ94、走行右モータ95である。図18は上記ソ
レノイドSOL18〜SOL24、油量制御弁の油圧回
路を示す図である。図18において、E,Fは回転、G
はパーカッションへ油圧制御することを示すもので、図
15のアクチュエータ82,81の駆動・作動制御をす
る。
【0049】また、図19において、A〜D、G〜F及
びOは、図14の油圧回路のA〜D、G〜F及びOと接
続されることを示すものある。同図には、ソレノイドS
OL18〜SOL24、油量制御弁の油圧回路が示さ
れ、ソレノイドSOL18〜SOL24の作動により、
図14の電磁制御弁を作動させることにより、上記アク
チュエータ80〜81を動作させて所望動作を行う。
【0049】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、ボーリン
グマシンの走行、姿勢制御乃び掘削等をするアクチュエ
ータに遠隔無線制御により駆動・作動指令を送り、ドリ
リング部及びボーリングマシン本体等の最適制御によ
り、掘削施行プラントのトータル自動プラント化を図る
ことができると共に、掘削機運転の無人化を図ることが
できるボーリングマシンの無線遠隔制御装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施例の無線発信機の構成を示す図
である。
【図3】本発明の一実施例の無線発信機の構成を示す図
である。
【図4】本発明の一実施例の無線受信機の構成を示す図
である。
【図5】本発明の一実施例の無線受信機の構成を示す図
である。
【図6】本発明の一実施例の制御系を示すブロック図で
ある。
【図7】本発明の一実施例のリレー制御回路を示す図で
ある。
【図8】本発明の一実施例のリレー制御回路を示す図で
ある。
【図9】本発明の一実施例のリレー制御回路を示す図で
ある。
【図10】本発明の一実施例のリレー制御回路を示す図
である。
【図11】本発明の一実施例のリレー制御回路を示す図
である。
【図12】本発明の一実施例のリレー制御回路を示す図
である。
【図13】本発明の一実施例のリレー制御回路を示す図
である。
【図14】本発明の一実施例の油圧制御回路を示す図で
ある。
【図15】本発明の一実施例の油圧制御回路を示す図で
ある。
【図16】本発明の一実施例の油圧制御回路を示す図で
ある。
【図17】本発明の一実施例の油圧制御回路を示す図で
ある。
【図18】本発明の一実施例の油圧制御回路を示す図で
ある。
【図19】本発明の一実施例の油圧制御回路を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ボーリングマシン 2 クローラ 3 無線発信機 4 ボーリングマシン本体 5 無線受信機 6 リレー制御回路部 7 アクチュエータ制御部 8 スイングシリンダ 9 ブームシリンダ 10 チルトシリンダ 11 ローテイションシリンダ 12 スライドシリンダ 13 ドリルヘッド 14 パーカッションシリンダ 15 ロッドブレーカ 16 パワークランプ 36 ドリリング用リレー回路 37 リレー接点 38 走行姿勢制御用リレー回路 39 リレー回路 40 アクチュエータ制御部 41 ソレノイドバルブ 42 アクチュエータ制御部 43 ソレノイドバルブ 44 アクチュエータ 45 油圧ポンプモータ 46 シリンダ 47 油圧ポンプモータ 48 シリンダ 49 被制御対象

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クローラ等の自走体、あるいはスキッドベ
    ース等に搭載されたボーリングマシンの制御装置におい
    て、 前記ボーリングマシンの走行、姿勢制御及び掘削等の駆
    動・作動指令をボーリングマシンから離れた距離にある
    無線発信手段から発信し、前記ボーリングマシンに備え
    た無線受信手段で受信し、前記無線受信手段から前記ボ
    ーリングマシンに配置された駆動・作動制御手段に受信
    信号を送出し、前記ボーリングマシンの走行、姿勢制御
    及び掘削等をする各アクチュエータに駆動・作動指令を
    することを特徴とするボーリングマシンの無線遠隔制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記無線発信手段は、自走体の前後左右走
    行、停止、ボーリングマシン本体のスイング、ブーム、
    チルト、ローテーション、スライド等の姿勢制御及びエ
    ンジンの非常時停止等の制御をする信号を前記無線受信
    手段に送信すると共に、ドリリング部の給進、パーカッ
    ション及び回転、オートマチックブレーカ、パワークラ
    ンプを制御する信号を前記無線受信手段に送信すること
    を特徴とする請求項1記載のボーリングマシンの無線遠
    隔制御装置。
JP3147006A 1991-04-01 1991-04-01 ボーリングマシンの無線遠隔制御装置 Pending JPH0593489A (ja)

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