JP4527904B2 - 土木工機システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業現場で所与の作業を行う土木工機をサーバシステムにおいて管理することができる土木工機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、土木建設の分野では、省力化や迅速化を目的にして種々の土木工機が使用されることによって、各種作業の自動化が推進されている。
土木工機としての杭圧入引抜機を例にとれば、オペレータが、作業現場の地盤の状態を把握し、更に、杭圧入引抜機の稼働状態を把握し、状況に応じて杭圧入の際の圧入力を設定し、杭圧入引抜機を自動運転しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような土木工機は、近年その性能向上に伴ってブラックボックス化された部分を多く備えている。従って、これら土木工機の自動運転、保全のために様々な知識や経験が要求され、知識や経験の乏しいオペレータでは土木工機を作業現場の状況に合わせて的確に自動運転、保全することが困難である。そのため、土木工機の自動運転、保全の際は、これら土木工機がある場所までサービスエンジニアを派遣しなくてはならず、時間がかかると共に、コストがかかるという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、作業現場に人員を派遣せずとも作業現場の土木工機を管理できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、作業現場において所与の作業を行う土木工機と、該土木工機に設けられ、前記土木工機を制御するための制御システムと、前記制御システムと通信自在なサーバシステムとを備える土木工機システムにおいて、前記土木工機は、所与の作業を行う本体である作業本体と、前記作業本体を駆動する駆動装置とを備え、前記制御システムは、前記作業本体に設けられる第一制御装置と、前記駆動装置に設けられる第二制御装置と、前記サーバシステムとの通信を実現するための通信装置とを備え、前記通信装置が前記駆動装置に設けられ、前記第一制御装置と第二制御装置がパラレル・インターフェース及びシリアル・インターフェースにより接続され、前記第一制御装置が前記パラレル・インターフェースを介して前記第二制御装置に対して駆動信号を出力し、前記第二制御装置が前記駆動信号に従って前記駆動装置を制御し、更に、前記第一制御装置が、前記作業本体の稼働に関する稼働データを取得する取得処理と、該取得した稼働データを前記シリアル・インターフェースを介して前記第二制御装置に出力する処理とを実行し、前記第二制御装置が、前記第一制御装置から入力した前記稼働データを前記通信装置によって前記サーバシステムに送信する送信処理を実行し、前記サーバシステムが、前記送信された稼働データを受信する受信処理と、この受信した稼働データを記憶する記憶処理とを実行することを特徴とする。
【0006】
請求項1記載の発明によれば、土木工機の稼働に関する稼働データが制御システムからサーバシステムに送信されるので、サーバシステムにおいては、稼働データに基づいて土木工機の稼働状態を容易に把握できる。そのため、土木工機の運転や保全時に、土木工機がある作業現場までサービスエンジニア(熟練者)を派遣する必要が無くなるので、運転や保全にかかるコストや時間を抑えることができる。
更に、複数の土木工機のそれぞれに設けられる制御システムからサーバシステムに稼働データが送信されれば、サーバシステムにおいて各土木工機の稼働データを正確に収集することができ、各土木工機をサーバシステムにおいて一括管理することができる。なお、稼働データとは、稼働中の土木工機の稼働状態のデータだけではなく、土木工機が稼働した結果得られるデータを含む意である。
【0012】
また、作業本体の稼働に関する稼働データがシリアル・インターフェースを介して第一制御装置から第二制御装置に出力され、一方、駆動装置を制御するための駆動信号がパラレル・インターフェースを介して第一制御装置から第二制御装置に出力される。即ち、駆動装置の駆動のための駆動信号が、情報取得のために用いられるシリアル・インターフェースとは別のパラレル・フェースを用いて出力されるため、駆動信号の通信速度の低下を招かない。そのため、駆動装置の駆動に係る応答性が良く、作業本体も応答性良く作業を行う。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を杭圧入引抜システムに適用した場合について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、図面は概略的に示してあるもので、発明の範囲を図示例に限定するものではない。
図1に示すように、杭圧入引抜システム100は、各作業現場において杭圧入引抜作業を行う作業現場システム101,101,…と、各作業現場システム101を一括して管理するための管理サーバシステム102とを備えており、各作業現場システム101と管理サーバシステム102はインターネットや専用線、公衆回線等の通信媒体103を介して通信自在となっている。そして、管理サーバシステム102は、基本的には各作業現場からの遠隔地に設置された事務所に配置されているが、ある作業現場の近隣地に設置されていても良い。作業現場システム101は、杭圧入引抜動作を行う本体である杭圧入引抜機10と、この杭圧入引抜機10を駆動する駆動装置40等とから構成されている。なお、図1において、作業現場システム101が三つ示されているが、三つに限らない。
【0014】
まず、各作業現場システム101について説明する。図2には、杭圧入引抜機10の側面図が示されている。図2に示すように、この杭圧入引抜機10は、クランプ11,11,…と、サドル12と、スライドベース13と、マスト14と、チャック15等とを備えている。この杭圧入引抜機10は、配列されて地盤に埋設された既設杭1,1,…上を移動しながら、新たな杭2を地盤に圧入して、杭列を施工するものである。一方、杭圧入引抜機10は、杭圧入の動作と逆の動作を行って、配列された既設杭1,1,…を順次引き抜くこともできる。
【0015】
クランプ11は、サドル12から垂下しており、サドル12に取り付けられている。クランプ11は既設杭1を掴むものであり、クランプ用油圧シリンダ16(図3に図示)がクランプ11を駆動することで、クランプ11は既設杭1を掴む動作及び既設杭1を放す動作を行える。
【0016】
サドル12上にスライドベース13が搭載されており、スライドベース13はサドル12に対して前後にスライド移動可能となっている。スライドベース13は、スライド用油圧シリンダ17(図3に図示)によって駆動されて、サドル12に対して前後に移動することができる。
【0017】
スライドベース13上にマスト14が起立している。マスト14は、鉛直方向の軸心を中心にして、スライドベース13に対して回転自在となっている。そして、マスト14は、油圧モータ18によって駆動されて、スライドベース13に対して回転することができる。マスト14に対してチャック15が上下動自在となっている。即ち、マスト14の前端部には、上下に延在するガイドレール19が設けられており、このガイドレール19に昇降体20が上下に摺動自在に係合しており、昇降体20がマスト14に上下動自在に支持されている。マスト14の前方には、昇降体20を上下に移動させて駆動する上下油圧シリンダ21が設けられている。また、昇降体20の前部にチャック15が設けられている。このような構成では、上下油圧シリンダ21が昇降体20を駆動して、昇降体20はチャック15とともに上下動することができる。
【0018】
チャック15は新たな杭2(或いは、引き抜く杭)を掴むものであり、チャック用油圧シリンダ22(図3に図示)がチャック15を駆動することで、チャック15は杭2を掴む動作及び杭2を放す動作を行える。
【0019】
次に、作業現場システム101の駆動装置40について説明する。本実施の形態では、杭圧入引抜機10とは別体となって駆動装置40が杭圧入引抜機10に設けられている。駆動装置40は、油圧を発生して、杭圧入引抜機10の各部に作動油を送り、杭圧入引抜機10を駆動するものである。
【0020】
図3に示すように、駆動装置40は、燃焼により動力を発するエンジン41と、エンジン41に駆動されて油圧を発生して作動油を送る油圧ポンプ42と、油圧ポンプ42に接続されたバルブ43,43とを備える。ホース45,45を介してバルブ43,43から杭圧入引抜機10に油圧が与えられるようになっている。バルブ43,43は、作動油の流れを切り換えるものである。
【0021】
一方、杭圧入引抜機10は、クランプ用油圧シリンダ16に接続される第一制御バルブ23と、スライド用油圧シリンダ17に接続される第二制御バルブ24と、油圧モータ18に接続される第三制御バルブ25と、上下油圧シリンダ21に接続される第四制御バルブ26と、チャック用油圧シリンダ22に接続される第五制御バルブ27とを更に備えている。ホース45,45が、杭圧入引抜機10において分岐して第一制御バルブ23〜第五制御バルブ27等に接続されている。
【0022】
第一制御バルブ23〜第五制御バルブ27等は作動油の流れを切り換えるものであり、作動油の流れが切りかわることで油圧も調節される。即ち、第一制御バルブ23は、クランプ用油圧シリンダ16による掴み動作や掴み解除動作をクランプ11に行わせるとともに、クランプ11のクランプ力を調整するようになっている。また、第二制御バルブ24は、スライド用油圧シリンダ17による前後移動をスライドベース13に行わせるようになっているとともに、その前後移動を停止するようになっている。また、第三制御バルブ25は、油圧モータ18による回転及び回転の停止をマスト14に行わせるようになっている。また、第四制御バルブ26は、上下油圧シリンダ21による上下動作及び上下動の停止を昇降体20及びチャック15に行わせるようになっている。また、第五制御バルブ27は、チャック用油圧シリンダ22による掴み動作や掴み解除動作をチャック15に行わせるようになっている。
【0023】
次に、作業現場システム101の制御系について説明する。
図4に示すように、杭圧入引抜機10は制御装置28を備えており、制御装置28は杭圧入引抜機10に内蔵されている。また、駆動装置40は駆動制御装置44を備えており、駆動制御装置44は駆動装置40に内蔵されている。
【0024】
制御装置28は、基本的にCPUやメモリなどを有するとともに、第一制御バルブ23〜第五制御バルブ27等と信号の入出力を行うインターフェースを有する周知の演算処理ユニットとなっている。第一制御バルブ23〜第五制御バルブ27等は、インターフェースを介して制御装置28に接続されており、制御装置28によって制御される。即ち、制御装置28では、第一制御バルブ23を操作することで作動油の流れを制御して、クランプ用油圧シリンダ16にクランプ11を駆動させるようになっている。更に、制御装置28では、第二制御バルブ24を操作することで作動油の流れを制御して、スライド用油圧シリンダ17にスライドベース13を駆動させるようになっている。また、制御装置28では、第三制御バルブ25を操作することで作動油の流れを制御して、油圧モータ18にマスト14を駆動させるようになっている。また、制御装置28では、第四制御バルブ26を操作することで作動油の流れを制御して、上下油圧シリンダ21に昇降体20を駆動させるようになっている。また、制御装置28では、第五制御バルブ27を操作することで作動油の流れを制御して、チャック用油圧シリンダ22にチャック15を駆動させるようになっている。
【0025】
なお、杭圧入引抜機10は赤外線や電波等による通信を行えるラジコン操作盤33を備えており、ラジコン操作盤33はオペレータによって操作されることで操作信号を制御装置28に送信するようになっている。そして、操作信号を受信した制御装置28では、操作信号に従って第一制御バルブ23〜第五制御バルブ27等を制御するようになっており、これにより、クランプ用油圧シリンダ16、スライド用油圧シリンダ17、油圧モータ18、上下油圧シリンダ21、チャック用油圧シリンダ22の動作が制御される。即ち、オペレータは、ラジコン操作盤33を用いて杭圧入引抜機10を遠隔操作することができる。
【0026】
一方、駆動制御装置44は、基本的にCPUやメモリなどを有するとともに、エンジン41、バルブ43と信号の入出力を行うインターフェースを有する周知の演算処理ユニットとなっている。エンジン41、バルブ43は、インターフェースを介して駆動制御装置44に接続されており、駆動制御装置44によって制御される。また、駆動制御装置44は、パラレル・インターフェースによるパラレル通信ケーブル47が接続されており、パラレル通信ケーブル47は制御装置28にも接続されている。このパラレル通信ケーブル47は、駆動装置40の各部(エンジン41やバルブ43)を制御するための駆動信号を制御装置28から駆動制御装置44に出力することに用いられる。なお、パラレル通信ケーブル47には、電流を流すための電源ケーブルが付随しており、駆動制御装置44と制御装置28は通電している。
【0027】
そして、駆動制御装置44では、エンジン41の回転数等やバルブ43を操作して、作動油の流れの向きを切り換えることによって、杭圧入引抜機10に与える油圧を調整するようになっている。なお、制御装置28がバルブ43やエンジン41を制御する旨の駆動信号をパラレル通信ケーブル47を介して駆動制御装置44に出力することによって、駆動制御装置44によるエンジン41やバルブ43,43の制御が行われる。
【0028】
以上のように構成される作業現場システム101の動作の一例を説明する。即ち、制御装置28が、エンジン41を作動させる旨の駆動信号をパラレル通信ケーブル47を介して駆動制御装置44に出力すると、駆動制御装置44はエンジン41を作動させる。そして、制御装置28は、バルブ43を開く旨の駆動信号をパラレル通信ケーブル47を介して駆動制御装置44に出力すると、駆動制御装置44はバルブ43を開き、作動油が循環する。
【0029】
そして、制御装置28が第一制御バルブ23を操作すると、クランプ用油圧シリンダ16がクランプ11が駆動して、クランプ11が既設杭1を掴む。そして、制御装置28が第五制御バルブ27を操作すると、チャック用油圧シリンダ22がチャック15を駆動して、チャック15が杭2を掴む。
【0030】
次いで、制御装置28が第四制御バルブ26を操作すると、上下油圧シリンダ21が昇降体20(チャック15)を下降させて、杭2が圧入される。そして、昇降体20の下方への移動量が所定量(圧入ストローク)に達したら、制御装置28が第四制御バルブ26を操作することにより上下油圧シリンダ21が昇降体20を上昇させて、杭2が引き抜かれる。次いで、昇降体20の上方への移動量が所定量(引抜ストローク、圧入ストロークより小さい。)に達したら、制御装置28が第四制御バルブ26を操作することで上下油圧シリンダ21が昇降体20を下降させる。以上のように制御装置28が第四制御バルブ26を操作することを繰り返すことによって、杭2の圧入及び引抜が繰り返され、杭2が徐々に地盤に埋没されていく。ところで、杭2が圧入されるにしたがって、杭2の下端では土が圧密されていくため、杭圧入の抵抗が増大して杭2が変形してしまうが、杭2が引き抜かれてから再び圧入すると、圧入抵抗が減少して、杭2の変形も防止される。
【0031】
杭2の圧入と引抜が繰り返されて杭2が埋設された後に、制御装置28が第五制御バルブ27を操作すると、チャック用油圧シリンダ22がチャック15を駆動して、チャック15は杭2を放す。次いで、制御装置28が第四制御バルブ26を操作すると、上下油圧シリンダ21が昇降体20を上昇させて、昇降体20やチャック15から杭2が外れる。そして、制御装置28が第二制御バルブ23を操作することによって、サドル12に対してスライドベース13が前方に移動し、次いで、制御装置28が第五制御バルブ27、第四制御バルブ26の順に操作することで、チャック15が新たな杭2を掴み、チャック15が所定量下降することで新たな杭2が地盤に圧入される。次いで、制御装置28が第一制御バルブ23を操作すると、クランプ用油圧シリンダ16によってクランプ11が既設杭1を放す。そして、制御装置28が第二制御バルブ24、第一制御バルブ23の順に操作することで、スライドベース13に対してサドル12が既設杭1の一ピッチ分前方に移動して、クランプ11が前方の既設杭1を掴む。そして、制御装置28が第四制御バルブ26を操作することを繰り返すことによって、新たな杭2の圧入及び引抜が繰り返して行われ、新たな杭2が埋没される。以上のように制御装置28が第一制御バルブ23〜第五制御バルブ27を制御することによって、杭圧入引抜機10が順次杭2を埋設する。
【0032】
さて、本実施の形態では、杭圧入引抜作業を行っている杭圧入引抜機10の稼働状態を取得できるようになっている。詳細には以下のような構成により、制御装置28は杭圧入引抜機10の稼働状態を取得し収集する。即ち、図2〜図4に示すように、杭圧入引抜機10は、チャック15の上下移動のストロークを検出するためのストローク検出部29と、杭2を圧入している圧入力(地盤から杭2に作用する抵抗力)を検出するための圧入力検出部30と、クランプ11のクランプ力を検出するためのクランプ力検出部31と、チャック15の掴む力を検出するためのチャック力検出部32とを備えている。ストローク検出部29、圧入力検出部30、クランプ力検出部31及びチャック力検出部32は、信号の入出力を行うためのインターフェースを介して制御装置28に接続されている。なお、圧入力検出部30が検出する圧入力によって、作業現場の土質の状態が把握されるため(即ち、地盤が固くなるにつれて圧入力の値は大きくなる。)、圧入力の値は、作業現場の土質に関する土質データともなり得る。
【0033】
ストローク検出部29は、マスト14の前端部において上下方向に配置され、昇降体20の上下位置を検出することによりチャック15の上下位置を間接的に検出する位置センサである。そして、ストローク検出部29は、昇降体20(チャック15)の上下位置を検出して、その値を制御装置28に出力するものである。制御装置28は、ストローク検出部29から入力した値に基づいてチャック15の上下ストロークを判断することができる。即ち、チャック15が上下に往復移動する場合に、制御装置28は、チャック15が上に移動した際のチャック15の移動距離(引抜ストローク)と、チャック15が下に移動した際のチャック15の移動距離(圧入ストローク)とを求めるようになっている。
【0034】
圧入力検出部30は、上下油圧シリンダ21と第四制御バルブ26との間に接続される圧力センサであり、地盤から杭2、チャック15を介して上下油圧シリンダ21に作用する油圧を検出し、その値を制御装置28に出力するものである。クランプ力検出部31は、クランプ用油圧シリンダ16と第一制御バルブ23との間にに接続される圧力センサであり、クランプ用油圧シリンダ16の油圧を検出し、その値を制御装置28に出力するものである。チャック力検出部32は、チャック用油圧シリンダ22と第五制御バルブ27との間にに接続される圧力センサであり、チャック用油圧シリンダ22の油圧を検出し、その値を制御装置28に出力するものである。
【0035】
制御装置28では、ストローク検出部29、圧入力検出部30、クランプ力検出部31及びチャック力検出部32のそれぞれから入力される値(稼働データ)を取得し、メモリなどに一時格納するようになっている。更に、制御装置28では、杭圧入引抜機10が使用された時間(使用時間)を計時することができる。具体的には、制御装置28はタイマを具備しており、杭圧入引抜機10が使用されだしてからの時間をタイマによって計時するようになっている。更に、制御装置28では、杭圧入引抜機10が埋設した杭の本数を計測することができる。具体的には、杭圧入引抜機10が、圧入引抜を繰り返して杭を埋設した後、更に新たな杭を圧入引抜を繰り返して埋設しようとした時に、制御装置28がカウントアップすることによって埋設した本数を計測する。なお、埋設した杭の本数や使用時間によって作業現場の施工の進行状況が把握されるため、杭の本数や使用時間の値は、作業現場の施工に関する施工データともなり得る。
【0036】
また、制御装置28は、杭圧入引抜作業を行っている杭圧入引抜機10の稼働状態に関する情報を駆動制御装置44に出力するようになっている。即ち、制御装置28にはシリアル・インターフェースによるシリアル通信ケーブル46が接続されており、シリアル通信ケーブル46は駆動制御装置44にも接続されている。そして、制御装置28は、ストローク検出部29、圧入力検出部30、クランプ力検出部31及びチャック力検出部32のそれぞれから入力される値や使用時間の値、埋設した杭の本数の値を、シリアル通信ケーブル46を介して駆動制御装置44に出力するようになっている。そして、駆動制御装置44は、制御装置28から入力した値や使用時間の値をメモリに一時格納するようになっている。なお、駆動制御装置44にはGPS受信機(図示略)が接続されており、駆動制御装置44は、周知のGPS、即ち、衛星から軌道情報を受信することによって、杭圧入引抜機10の位置を測定することができる。
【0037】
駆動制御装置44は、管理サーバシステム102と通信自在となっている。即ち、駆動装置40には、通信媒体103に接続するための通信ユニット48が設けられており、通信ユニット48は駆動制御装置44に接続されている。通信ユニット48は、駆動制御装置44に命令されて通信媒体103に接続するようになっている。そして、駆動制御装置44は、通信ユニット48及び通信媒体103を介して、制御装置28から入力した値や杭圧入引抜機10の位置情報(GPSにより測定されている。)、使用時間の値を管理サーバシステム102に送信するようになっている。
【0038】
管理サーバシステム102では、各作業現場システム101の駆動制御装置44から送信される情報を一括管理するようになっている。この管理サーバシステム102は、基本的にCPUやメモリ、信号の入出力を行うためのインターフェース等を有する周知の演算処理ユニットと、このインターフェースに接続される外部記憶装置(例えば、ハードディスク、MO、FDD等)と、このインターフェースに接続される入力装置(例えば、キーボードやマウス等)と、このインターフェースに接続される表示装置(例えば、液晶ディスプレイ、CRT等)と、このインターフェースに接続される印刷装置等とを備えている。そして、管理サーバシステム102では、外部記憶装置やメモリ等に記憶されたプログラムに基づいて、入力装置、表示装置、印刷装置、外部記憶装置とデータ(信号)の入出力が行えるようになっている。更に、管理サーバシステム102には、通信媒体103に接続するためのルータ104が設けられており、管理サーバシステム102は通信媒体103及びルータ104を介して各作業現場システム101の駆動制御装置44と通信自在となっている。
【0039】
そして、管理サーバシステム102では、各作業現場システム101の駆動制御装置44から送信される情報(ストローク検出部29、圧入力検出部30、クランプ力検出部31及びチャック力検出部32において検出された値、杭圧入引抜機10の位置情報、使用時間の値、埋設した杭の本数の値)をルータ104を介して受信するようになっている。
【0040】
更に、管理サーバシステム102では、作業現場システム101毎に、受信した情報を項目に対応づけて外部記憶装置に格納するようになっている。即ち、管理サーバシステム102では、ストローク検出部29において検出される値が、チャックの移動距離(引抜ストローク、圧入ストローク)の項目として外部記憶装置に格納され、圧入力検出部30において検出される値が、圧入力の項目として外部記憶装置に格納され、クランプ力検出部31において検出される値が、クランプ力の項目として外部記憶装置に格納され、チャック力検出部32において検出される値が、チャック力の項目として外部記憶装置に格納され、GPSにより測定された位置情報が、杭圧入引抜機10の位置の項目として外部記憶装置に格納され、制御装置28において計測された使用時間の値が、使用時間の項目として外部記憶装置に格納される。これにより、外部記憶装置には、各作業現場システム101から受信した情報を基にしてデータベースが構築される。以上のようにデータベースが構築されるため、各作業現場システム101の稼働状態が管理サーバシステム102において正確に収集される。そして、このデータベースには位置情報が含まれているため、データベースに基づいて、土質の状態を表す分布地図(土質マップ)や各作業現場システム101の稼働状態を分布して示す分布地図を作成することができる。また、杭圧入引抜機10に故障が発生した場合でも、データベースから杭圧入引抜機10の故障箇所を容易に推定できるので、迅速な修理が可能となると共に、作業停止による損失を最小限に抑えることができる。
【0041】
一方、管理サーバシステム102では、作業現場システム101毎に、受信した情報を表示装置において表示するようになっているとともに、受信した情報を印刷装置において印刷するようになっている。これにより、管理サーバシステム102の近くにいるシステム管理者は、各作業現場システム101の稼働状態を把握することができる。即ち、作業現場システム101が管理サーバシステム102から遠隔にあっても、システム管理者は、作業現場システム101の稼働状態を管理サーバシステム102において把握でき、作業現場のオペレータに対して指示を与えることができる。従って、作業現場のオペレータは、作業現場システム101(杭圧入引抜機10)の操作経験が少ない場合であっても、熟練者であるシステム管理者から指示を仰げば作業現場システム101をラジコン操作盤33を介して的確に操作することができる。例えば、作業現場システム101の稼働状態が異常を発している場合は、異常に対して的確に対応することができる。
【0042】
更に、管理サーバシステム102では、各作業現場システム101の設定を行えるようになっている。即ち、システム管理者は、管理サーバシステム102の入力装置を介して作業現場システム101の設定値を管理サーバシステム102に入力することができる。ここで設定値とは、例えば、引抜ストローク、圧入ストローク、圧入スピード、引抜スピード、圧入力、圧入引抜の繰り返し回数等である。そして、管理サーバシステム102は、設定値が入力されるのを待って、設定値が入力された場合に、設定値を作業現場システム101の駆動制御装置44に送信するようになっている。そして、駆動制御装置44においては、シリアル通信ケーブル46を介して、管理サーバシステム102から受信した設定値を制御装置28に出力するようになっている。
【0043】
そして、制御装置28においては、受信した設定値をメモリに格納し、駆動制御装置44から入力した設定値(管理サーバシステム102から受信した設定値)になるように各部を制御するようになっている。
【0044】
例えば、引抜ストロークについての設定値を入力した場合には、制御装置28は、杭2を引き抜く際にその引抜ストローク(昇降体20やチャック15の上昇量)の設定値となるように第四制御バルブ26を操作して、上下油圧シリンダ21を駆動する。また、例えば、圧入ストロークについての設定値を入力した場合には、制御装置28は、杭2を圧入する際にその圧入ストローク(昇降体20やチャック15の下降量)の設定値になるように第四制御バルブ26を操作して、上下油圧シリンダ21を駆動する。
【0045】
また、例えば、圧入スピードや引抜スピードについての設定値を入力した場合には、制御装置28は、杭2の圧入或いは引抜の際にその設定値となるように第四制御バルブ26を操作して、上下油圧シリンダ21を駆動する。また、圧入スピードや引抜スピードについての設定値となるように制御装置28がシリアル通信ケーブル46を介して駆動制御装置44に信号を出力して、駆動制御装置44がバルブ43,43やエンジン41を制御することで、上下油圧シリンダ21による昇降体20(チャック15)の上下動スピードが設定されるようにしても良い。また、例えば、圧入力についての設定値を入力した場合には、制御装置28は、杭2を圧入する際に圧入力の設定値となるように第四制御バルブ26を操作して、上下油圧シリンダ21を駆動する。圧入引抜の繰り返し回数についての設定値を入力した場合には、制御装置28は、圧入引抜の繰り返し回数の設定値となるように第四制御バルブ26の操作を繰り返し、上下油圧シリンダ21の上下駆動する。
【0046】
なお、管理サーバシステム102では、クランプ11のクランプ力についての設定値、チャック15のチャック力についての設定値等を入力できるようにしても良い。これらの設定値も管理サーバシステム102から駆動制御装置44に送信され、更に、シリアル通信ケーブル46を介して駆動制御装置44から制御装置28に出力される。そして、制御装置28では、第一制御バルブ23を操作することでクランプ11のクランプ力を設定値にするように制御でき、第五制御バルブ27を操作することでチャック15のチャック力を設定値に制御できるようになっている。
【0047】
上記実施の形態では、システム管理者が最適な設定値を管理サーバシステム102において入力すれば、作業現場システム101が最適に動作することができる。例えば、作業現場システム101の稼働状態が異常を発している場合は、異常を修正するような設定値を管理サーバシステム102において入力すれば、作業現場システム101がその設定値で稼働するようになり、即時に異常に対して対応することができる。また、例えば、杭2の圧入、引抜を繰り返すことによって杭2の変形等を防止しているが、引抜ストロークや圧入引抜の繰り返し回数が増えてしまうと、杭2の施工効率が低下してしまう。特に、経験の少ないオペレータにとっては引抜ストロークや圧入引抜の繰り返し回数の設定が難しい。しかし、杭圧入引抜機の熟練者であれば、引抜ストロークや圧入引抜の繰り返し回数の設定を容易に行える。そのため、熟練者が複数の作業現場システム101の数より少ない場合であっても、熟練者をシステム管理者とすれば、管理サーバシステム102を介して、各作業現場システム101の引抜ストロークや圧入引抜の繰り返し回数を設定でき、全ての作業現場システム101が効率よく稼働することができる。即ち、作業現場に熟練者となるサービスエンジニアを各作業現場に派遣する必要がなくなるため、作業現場システムの稼働に係るコストや時間、人員を抑えることができる。
【0048】
また、杭圧入引抜機10の稼働状態に関する情報、即ち、ストローク検出部29、圧入力検出部30、クランプ力検出部31及びチャック力検出部32において検出された値や杭圧入引抜機10の使用時間の値が、シリアル通信ケーブル46を介して、制御装置28から駆動制御装置44へ出力される。杭圧入引抜機10に対しての設定値も、シリアル通信ケーブル46を介して、駆動制御装置44から制御装置28へ出力される。一方、駆動装置40のエンジン41やバルブ43を制御するための駆動信号は、パラレル通信ケーブル47を介して、制御装置28から駆動制御装置44へ出力される。即ち、駆動装置40が駆動するための駆動信号が、情報収集のために用いられるシリアル通信ケーブル46とは別のパラレル通信ケーブル47を用いて出力されるため、駆動信号の通信速度の低下を招かない。そのため、駆動制御装置44がより速く制御装置28によって制御され、駆動装置40の駆動に係る応答性がより良くなり、杭圧入引抜機10の動作に係る応答性がより良くなる。なお、パラレル通信ケーブル47が断線した場合には、制御装置28では、シリアル通信ケーブル46を介して駆動信号を駆動制御装置44に出力するようになっている。
【0049】
ところで、杭圧入引抜機10は実際の杭圧入動作を行うため、大きな衝撃を受けるとともに、コンパクト性が要求される。しかしながら、上記実施の形態では、管理サーバシステム102と作業現場システム101の通信を行うための通信ユニット48が駆動装置40に設けられているため、通信ユニット48の設置場所を杭圧入引抜機10に対して考慮しなくて済み、杭圧入引抜機10がコンパクトになる。更に、駆動装置40は杭圧入引抜機10に比較しても振動が小さいため、通信ユニット48を杭圧入引抜機10に設ける場合と比較しても安定した通信が行われる。また、通信ユニット48を杭圧入引抜機10に設ける場合と比較しても、防振対策を考慮せずに通信ユニット48を設置することができる。
【0050】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。例えば、杭圧入引抜機10にアースオーガによる掘削装置を付加して、アースオーガによって地盤を掘削しながら、杭を圧入するようにしても良い。
更に、上記実施の形態では、作業現場システム101として杭圧入引抜機10によって杭を圧入するものしたが、クレーンによって吊り荷を吊る作業現場システム、シールドによってトンネルを施工する作業現場システム等、土木工機によって作業を行うものであれば良い。何れの場合でも、土木工機の稼働状態に係る情報を管理サーバシステムに送信し、管理サーバシステムにおいて設定値を入力し、その設定値で土木工機が動作するようになっている。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、稼働データが制御システムからサーバシステムに送信されるので、サーバシステムにおいては、稼働データに基づいて土木工機の稼働状態を容易に把握できる。そのため、土木工機の運転や保全時に、土木工機がある作業現場までサービスエンジニアを派遣する必要が無くなるので、運転や保全にかかるコストや時間を抑えることができる。また、複数の土木工機のそれぞれに設けられる制御システムからサーバシステムに稼働データが送信されれば、サーバシステムにおいて各土木工機の稼働データを正確に収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した杭圧入引抜システムが概略的に示される全体図である。
【図2】上記杭圧入引抜システムの杭圧入引抜機の具体的な態様が示される側面図である。
【図3】上記杭圧入引抜システムの杭圧入引抜機及び駆動装置の油圧系が示される図面である。
【図4】上記杭圧入引抜システムの制御系が示されるブロック図である。
【符号の説明】
10 杭圧入引抜機(作業本体)
28 制御装置(第一制御装置)
40 駆動装置
44 駆動制御装置(第二制御装置)
46 シリアル通信ケーブル(シリアル・インターフェース)
47 パラレル通信ケーブル(パラレル・インターフェース)
48 通信ユニット(通信装置)
100 杭圧入引抜システム(土木工機システム)
101 作業現場システム(土木工機)
102 管理サーバシステム(サーバシステム)
Claims (1)
- 作業現場において所与の作業を行う土木工機と、
該土木工機に設けられ、前記土木工機を制御するための制御システムと、
前記制御システムと通信自在なサーバシステムとを備える土木工機システムにおいて、
前記土木工機は、所与の作業を行う本体である作業本体と、前記作業本体を駆動する駆動装置とを備え、
前記制御システムは、前記作業本体に設けられる第一制御装置と、前記駆動装置に設けられる第二制御装置と、前記サーバシステムとの通信を実現するための通信装置とを備え、
前記通信装置が前記駆動装置に設けられ、
前記第一制御装置と第二制御装置がパラレル・インターフェース及びシリアル・インターフェースにより接続され、
前記第一制御装置が前記パラレル・インターフェースを介して前記第二制御装置に対して駆動信号を出力し、前記第二制御装置が前記駆動信号に従って前記駆動装置を制御し、
更に、前記第一制御装置が、前記作業本体の稼働に関する稼働データを取得する取得処理と、該取得した稼働データを前記シリアル・インターフェースを介して前記第二制御装置に出力する処理とを実行し、
前記第二制御装置が、前記第一制御装置から入力した前記稼働データを前記通信装置によって前記サーバシステムに送信する送信処理を実行し、
前記サーバシステムが、前記送信された稼働データを受信する受信処理と、この受信した稼働データを記憶する記憶処理とを実行することを特徴とする土木工機システム。
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