JPH059337U - 移動昇降式調理台 - Google Patents

移動昇降式調理台

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JPH059337U
JPH059337U JP6429391U JP6429391U JPH059337U JP H059337 U JPH059337 U JP H059337U JP 6429391 U JP6429391 U JP 6429391U JP 6429391 U JP6429391 U JP 6429391U JP H059337 U JPH059337 U JP H059337U
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JP
Japan
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screw rod
cooking table
supporting leg
sprocket
support leg
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JP6429391U
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JPH0742335Y2 (ja
Inventor
八太郎 高橋
高橋  功
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株式会社マルエツ
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用する人の身長や体調に合わせて自由に高
さを調整したり、必要に応じて移動したりすることので
きる調理台を提供する。 【構成】 調理台に一定の長さを有するとともに柔軟な
管体からなる電気、ガス、水等の配管及びドレン管を一
体となるように配備する。次いで、支脚1を内部に螺杆
4を設けた支脚カバー体14と内部に該螺杆4と螺合す
る螺杆固定片16,17を設けた支脚本体15とからな
るものとするとともに、支脚1の上端部にはスプロケッ
ト2を該螺杆4の端部と連結されるように固定し、下端
部にはキャスター11を設ける。さらに、スプロケット
2に駆動源からの動きが伝達されるようにチェーン3を
配し、チェーン3がスプロケット2を回動させ、それに
伴って螺杆4が回動することにより、螺杆4と螺杆固定
片17,18の螺合による螺子溝の移動により支脚1が
伸長又は短縮し調理台が上下動するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、使用する人の身長差に合わせて高さを調整することができる調理 台及び必要な場所へ移動することができる調理台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
調理台は、シンク(流し)とトップ(調理面)が一体となり、任意の高さで室 の一定の場所に据え付けられているものが一般的であり、それに伴って電気、ガ ス、水等の配管及びドレン管が固定配備されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、予め調理台の高さが一定の高さに決められているものでは、使用する 人の身長差や体調に関して何も考慮されていないため、使用するに際して、無理 な姿勢を保たなければならないことが多く、非常に使いずらいとともに腕や足や 腰に負担がかかりすぐに疲れてしまうことがある。
【0004】 すなわち、背が高い人の場合は、調理台が低すぎてしまうため腰をかがめた状 態で作業しなければならず、腰に多くの負担をかけることとなり、又、身体障害 者等の人の場合は、車椅子のまま作業しなけれればならないことから、調理台が 高すぎて使いずらいということになり好ましくはなかった。
【0005】 また、学校やカルチャーセンター等では、調理を行うために調理台が予め据え 付けられた専用の部屋が準備されているが、調理台が移動できないことから調理 以外の目的には使用することができず、空間を効率良く利用する上で非常に不合 理であった。
【0006】 本願考案は、上記課題に対処しようとすのものであり、以下の記載の考案の完 成によりその目的を達成することができたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、シンクとップが一体となり、電気、ガス、水等が供給できるよう に配管されていると共にドレン管が設けられている調理台において、電気、ガス 、水等の配管及びドレン管を一定の長さを有した柔軟な管体とし、任意の場所か ら供給又は排出できるようにすると共に、支脚の内部に垂直に配された螺杆と該 螺杆が螺合するように中心部に螺子溝が設けられた孔を有する螺杆固定片とが螺 合し、該螺杆が回動することにより支脚が伸縮するようにしたものである。
【0008】 その際の螺杆の回動は、支脚の上端部で該螺杆の端部と連結されたスプロケッ トに駆動源からの動きがチェーンを介して伝達されることにより行われるもので あり、このチェーンによって夫々の支脚に設けられたスプロケットが連結されす べて連動されるようになっている。
【0009】 また、支脚が伸長限界点又は短縮限界点に達したとき近接センサが作動し駆動 源が停止されるようにしたものであるとともに支脚の下端部にキャスターを設け 、自由に移動することができるようにしたものでもある。なお、駆動源はモータ ーを用いた電気的手段のほか、手でハンドルを回転することにより行う手動手段 でもよい。
【0010】
【作用】
以上のように構成された調理台は、スイッチ等を入れ駆動源を作動させると、 その動きに伴ってチェーンが連動しすべてのスプロケットが同時に回動される。 そして、スプロケットが回動することにより連結されている螺杆も回動し、螺杆 と螺杆固定片の螺合による螺子溝の移動により、支脚が伸長又は短縮し調理台が 上下動する。
【0011】
【実施例】
以下本願考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 電気、ガス、水等の配管(8)(9)(10)及びドレン管(7)は、一定の 長さを有した柔軟な管体とし、床面などの任意の場所から一緒に供給又は排出で きるようにする。
【0013】 支脚(1)は図5に示すように支脚カバー体(14)と支脚本体(15)から なっており、該支脚本体(15)は該支脚カバー体(14)の内部に挿入される ようになっている。
【0014】 支脚カバー体(14)は下面に開口部を有する中空体であり、その内部には適 宜の長さを有した螺杆(4)が垂直に配され、その上端部が該支脚カバー体(1 4)からわずかに突出するとともに、スプロケット(2)と連結され、回動自在 となるようにベアリング(24)等を用いて固定されている。
【0015】 支脚本体(15)は該支脚カバー体(14)内部に挿入される大きさをした上 面に開口部を有する中空体であり、その内部上端付近には、螺杆(4)と螺合す るとともに該螺杆(4)を固定するための2つの螺杆固定片(16)(17)が 間にプスラスチック等の緩衝体(18)を介して設けられている(図6参照)。 この螺杆固定片(16)(17)は中心部に螺杆(4)と螺合するための螺子溝 が設けられた孔を有するものであり、該螺杆固定片(16)及び(17)の間に 緩衝体(18)を挟み三層構造とすることにより、螺杆(4)と螺合し固定され る際の螺子溝のくずれを防止するようにしたものである。さらに、該支脚本体( 15)の下端部には、移動可能となるようにキャスター(11)が設けられてい る。
【0016】 スプロケット(2)は周囲に多数の係止突起(26)を有する円盤状をしたも のであり、支脚(1)の上端部において、支脚カバー体(14)から突出した螺 杆(4)の端部とピン(25)を介して一体的に連結されている(図4参照)。 これによって、スプロケット(2)の動きは螺杆(4)に連動されることとなる 。
【0017】 チェーン(3)は輪状をしており、複数のスプロケット(2)がすべて同一方 向に回動するように駆動源(19)を介して該スプロケット(2)の係止突起( 26)に係合している。さらに、チェーン(3)は弛まないように駆動源(19 )の前後において、2つのアーム(20,20)により引張されている(図3参 照)。
【0018】 また、支脚(1)には上下2つの近接センサ(6)(12)が設けられている とともに、支脚本体(15)の上端付近には小孔(13)が設けられており、支 脚(1)が伸長し伸長限界点に達したとき、下方の近接センサ(12)が小孔( 13)を検知し、また支脚(1)が短縮し短縮限界点に達したとき、上方の近接 センサ(6)が該小孔(13)を検知して駆動源(19)が停止するようになっ ている。
【0019】
【効果】
以上のように本願考案によれば、調理台を自由に昇降したり又は移動したりす ることが可能なため、いつでもどこでも必要な場所で、又は利用される人の身長 や体調にあわせて簡単に利用することができるとともに、同一空間でも調理台を 移動することにより多目的に利用することができる。
【0020】 また、今後予測される高齢化社会に対応し、老齢者の方が座ったまま利用する こともできる。
【0021】 さらに、本願考案は駆動源からの動きをチェーンを介してすべてスプロケット に同時に伝達されるようにしたため、同じ距離だけ螺杆が回転することにより、 支脚が同じ長さだけ伸縮し、夫々の支脚の長さが互いに違いにならず常に調理台 を水平に保つことをできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案である移動昇降式調理台を示す斜視
図。
【図2】 本願考案である移動昇降式調理台を示す垂直
断面図。
【図3】 本願考案である移動昇降式調理台を示す水平
断面図。
【図4】 スプロケット部を示す拡大平面図。
【図5】 支脚を示す拡大断面図。
【図6】 螺杆と螺杆固定片を説明する展開図。
【符号の説明】
A・・・調理台 1・・・支脚 2・・・スプロケット 3・・・チェーン 4・・・螺杆 5・・・スイッチ 6,12・・・近接センサ 11・・・キャスター 14・・・支脚カバー体 15・・・支脚本体 16,17・・・螺杆固定片 18・・・緩衝体 19・・・駆動源 20・・・アーム 21・・・シンク(流し) 22・・・トップ(調理面) 24・・・ベアリング 25・・・ピン 26・・・係止突起

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクとトップが一体となり電気、ガ
    ス、水等が供給できるように配管されているとともにド
    レン管が設けられている調理台において、電気、ガス、
    水等の配管及びドレン管が一定の長さを有した柔軟な管
    体からなり、任意の場所から供給又は排出できるように
    なっているとともに、支脚が伸縮自在であり高さ調整を
    可能としたことを特徴とする調理台。
  2. 【請求項2】 支脚の内部に、垂直に配された螺杆と中
    心部に螺子溝が設けられた孔を有する螺杆固定片が設け
    られ、該螺杆固定片と螺合した螺杆が回動することによ
    り支脚が伸縮自在となることを特徴とする請求項1に記
    載の調理台。
  3. 【請求項3】 支脚の上端部に、該支脚の内部に配され
    た螺杆の端部と連結するスプロケットを設けるととも
    に、夫々の支脚に設けられたスプロケットをチェーンに
    より連結しすべてのスプロケットが連動するようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載の調理台。
  4. 【請求項4】 支脚の伸縮が、伸長限界点又は短縮限界
    点に達したとき停止するように近接センサを設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至3に記載の調理台。
  5. 【請求項5】 夫々の支脚の下端部にキャスターを設け
    移動可能としたことを特徴とする請求項1乃至4に記載
    の調理台。
JP1991064293U 1991-07-18 1991-07-18 調理台 Expired - Lifetime JPH0742335Y2 (ja)

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JP1991064293U JPH0742335Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 調理台

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JPH059337U true JPH059337U (ja) 1993-02-09
JPH0742335Y2 JPH0742335Y2 (ja) 1995-10-04

Family

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072739U (ja) * 1983-10-26 1985-05-22 三菱自動車工業株式会社 パワ−シ−ト装置
JPS6395843U (ja) * 1987-11-20 1988-06-21
JPS63102535U (ja) * 1986-12-24 1988-07-04
JPH01131336U (ja) * 1988-03-01 1989-09-06

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