JPH059301A - スタンピング成形材料およびスタンピング成形品 - Google Patents

スタンピング成形材料およびスタンピング成形品

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Publication number
JPH059301A
JPH059301A JP2402938A JP40293890A JPH059301A JP H059301 A JPH059301 A JP H059301A JP 2402938 A JP2402938 A JP 2402938A JP 40293890 A JP40293890 A JP 40293890A JP H059301 A JPH059301 A JP H059301A
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JP
Japan
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layer
fiber
fibers
thermoplastic resin
reinforcing material
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2402938A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Uchino
洋之 内野
Toshio Herai
稔雄 戸来
Kensuke Oono
賢祐 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP2402938A priority Critical patent/JPH059301A/ja
Publication of JPH059301A publication Critical patent/JPH059301A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/021Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles characterised by the shape of the surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/06Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱可塑性樹脂と短繊維状強化材を用いて、分
散法により製造されるスタンピング成形材料、およびそ
れを加工したスタンピング成形品に、強度や弾性率など
の方向性をもたせる。 【構成】 熱可塑性樹脂と方向性のない短繊維状強化材
から構成される層と、熱可塑性樹脂と一方向に配向され
た短繊維状強化材から構成される層とを重ね合わせるか
隣り合わせるかして組合せてなるスタンピング成形材
料。さらには、前記の成形材料に賦形してなるスタンピ
ング成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温における剛性と低
温における耐衝撃性に優れ、かつ強度、弾性率等の諸物
性に方向性を有するスタンピング成形材料および前記ス
タンピング成形材料をスタンピング成形してなる成形品
に関するものである。本発明のスタンピング成形材料
は、短繊維状強化材の方向性によって、特定方向の物性
を強化した、高温における剛性と低温における耐衝撃性
に優れたもので、成形材料を賦形した成形品は、自動車
の内・外装部品、電気製品のハウジングやシャーシ、コ
ンテナキャリア、大型トレイ、配管用部材あるいは建築
用資材のような用途に供することができる。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂と繊維状強化材とをマット
状あるいはシート状にした組成物がスタンピング成形材
料として知られている。これらの材料の成形は、樹脂の
融点または軟化点以上に加熱したのち、一対の型の間に
成形材料を供給し加圧して賦形することによりなされ、
一般にスタンピング成形と称されている。スタンピング
成形は、成形に要する時間が短いので生産性が高く、成
形品は金属と異なり錆びず、比重に対する強度と弾性率
が高いことから軽量化が可能であり、高温における剛性
や低温における耐衝撃性に優れ、線膨張率も低いことか
ら、自動車産業や一般産業分野に広く用いられている。
【0003】従来、熱可塑性樹脂と繊維状強化材とから
なるスタンピング成形材料を製造する方法としては、連
続した長い繊維からなるマットに熱可塑性樹脂をラミネ
ート含浸させてシート状にするいわゆるラミネート法
と、ガラス繊維のチョップドストランドのような短繊維
と、熱可塑性樹脂の繊維および/または粒子とを分散さ
せ、マット状にする方法、あるいはこのマット状物を加
熱、加圧、冷却してシート状にする、いわゆる分散法が
よく知られている。前者の例としては、ガラス織布に熱
可塑性樹脂を積層する方法(特開昭48−61768号
公報)、樹脂シートとガラス繊維マットとをエンドレス
ベルトで積層する方法(特開昭55−77525号公
報)、ガラス繊維マットを樹脂でサンドイッチして一対
の加熱加圧盤で積層する方法(特開昭56−14203
6号公報)、樹脂粉末と不連続ガラス繊維より成るマッ
トを加熱加圧する方法(特開昭56−11229号公
報)などが、また後者の例としては、ポリプロピレンに
ガラス繊維とパルプ状のポリプロピレン繊維を混合する
方法(特公昭51−47752号公報)、樹脂粉末、ガ
ラス繊維、ポリオレフィンパルプ、ラテックスおよび凝
集剤を含むことを特徴とする方法(特開昭57−281
35号公報)、および樹脂粉末、ガラス繊維、ラテック
スバインダーおよび凝集剤を含むことを特徴とする方法
(特開昭58−59224号公報)などが知られてい
る。
【0004】これらの方法で製造されたスタンピング成
形材料は、マトリックスである熱可塑性樹脂の成形性や
耐薬品性を生かし、繊維強化による剛性、耐衝撃性、寸
法安定性などの向上と相俟って自動車の構造部材や土建
資材等に着実に利用されつつある。
【0005】しかしながら、実用に供される各種部材に
おいては全体の機械的強度や弾性効率が均一であること
が必ずしも必要でない場合がある。すなわち、ある一定
方向に非常に大きい曲げ強度と剛性が要求されるような
部材もある。例えば梁のような部材では、従来の均質な
スタンピング成形材料を用いる場合には設計上必要な強
度や剛性を確保するため、全体として肉厚となり軽量化
が達成しにくい。
【0006】このため、ラミネート法では、スタンピン
グ成形材料の製造過程で、無方向性繊維マットと一方向
に揃った連続繊維マットとを重ね合わせることによって
一定方向に強化されたスタンピング成形材料が用いられ
ている。しかし該スタンピング成形材料は無方向性部分
の繊維の流動性が悪く、成形品形状が複雑で、リブ部や
肉厚の変化が大きい成形品を得るには不適当である。ま
た、部分的に剛性を高めるために、高いリブを設置して
も、繊維が十分にまわらず、期待する補強効果が得られ
ないことがあった。
【0007】一方、分散法を用いたスタンピング成形材
料では、強化繊維が成形品の細部にまで十分に行きわた
るため、リブ立て等の成形品形状により部分的な補強が
でき、また製造条件によってある程度の強化繊維の方向
性を持たせることができるもののその効果ははなはだ不
十分である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる熱可
塑性樹脂と短繊維状強化材を用いた、分散法により製造
されるスタンピング成形材料において、強度や弾性率の
方向性をもたせつつ、リブ立や複雑な成形が容易である
という特徴を損なうことのない、工業部品に広く応用で
きるスタンピング成形材料および前記成形材料をスタン
ピング成形してなるスタンピング成形品を提供しようと
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱可塑性樹脂
と短繊維状強化材を用いた、分散法により製造されるス
タンピング成形材料に、特定方向の高い強度と弾性率を
付与させるべく鋭意研究を行い発明されたものである。
【0010】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂と方向
性のない短繊維状強化材から構成される層と、熱可塑性
樹脂と一方向に配向された短繊維状強化材から構成され
る層と重ね合わせるか隣り合わせるかして組合せてな
り、必要に応じて両層を重ね合わせた部位と、熱可塑性
樹脂と方向性のない短繊維状強化材から構成される層の
部位とを隣り合わせて配置したスタンピング成形材料、
および熱可塑性樹脂と方向性のない短繊維状強化材から
構成される層と、熱可塑性樹脂と一方向に配向された短
繊維状強化材から構成される層とを重ね合わせるか隣り
合わせるかして組合せてなるスタンピング成形材料をス
タンピング成形してなり、必要に応じて両層を重ね合わ
せた部位と、熱可塑性樹脂と方向性のない短繊維状強化
材から構成される層の部位とを隣り合わせて配置したス
タンピング成形材料をスタンピング成形してなり、後者
部位に、リブ等の賦形が施されているスタンピング成形
品である。
【0011】本発明のスタンピング成形材料は、例えば
図1のAに示したごとく、一方向に配向した短繊維状強
化材と熱可塑性樹脂よりなる層(D層)aと、方向性の
ない短繊維状強化材と熱可塑性樹脂からなる層(R層)
bを重ね合わせて構成されるシート状物であり、必要に
応じて図1のBに示したように、図1のAに示す如きシ
ート状物の部位に隣り合わせてR層の部位を配置でき
る。また本発明のスタンピング成形材料は、例えば図2
に示したごとく、該スタンピング成形材料を加熱溶融し
たのち一対の型の間に成形材料を供給し加圧してスタン
ピング成形することにより、必要に応じて、R層の部位
にリブd等の賦形が施されているスタンピング成形品で
ある。
【0012】本発明のスタンピング成形材料であれば、
成形時に短繊維状強化材を成形品細部にまで行き渡らせ
ることができ、しかも成形品は、一方向に配向した繊維
状強化材により必要な方向の補強ができ、同時にリブ等
の補強構造を有効に生かすこともできる。このため、必
要な箇所に必要な強度や弾性率を持たせるという効果的
な製品設計が可能となり、結果として極めて効果的に軽
量化を達成することができる。
【0013】(D層の構成)D層、すなわち短繊維状強
化材が配向した層に用いる熱可塑性樹脂は、特に制限は
無く、例えば、ポリオレフイン、ポリ塩化ビニル、ポリ
スチレン、ABS、ポリアミド、ポリオキシメチレン、
アクリル樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
フェニレンエーテル、ポリエーテルスルフォン、ポリサ
ルフォン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテル
ケトン、およびこれらの変性体やブレンド物、およびポ
リマーアロイ等を用いることができ、中でも繊維強化に
よって、たとえば熱変形温度などの耐熱特性が顕著に向
上する結晶性樹脂が好ましい。樹脂の形態はペレット、
パウダー、フレーク、繊維等のいずれでもよく、製造方
法に応じたものが採用される。また、原料となる熱可塑
性樹脂には、目的に応じて酸化防止剤などの添加剤、フ
ィラー、着色剤、架橋剤などを添加することができる。
【0014】短繊維状強化材は、ガラス繊維、炭素繊
維、金属繊維、セラミックス繊維等の無機繊維および、
ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル等の有機繊維で
あり、これらの単独または2種以上を用いることが可能
であるが、強度や弾性率および弾性率の高い炭素繊維や
ガラス繊維を用いることが好ましい。繊維の形状は、直
径5〜30μm で長さが3〜200mm程度のものを用い
ることが好ましい。一般に繊維径が小さいかまたは繊維
長が長いと、繊維の直線性が得られにくくなり、逆に繊
維直径が大きいか、または繊維長が短いと繊維を一方向
に配向させることが困難になる。また、この層の繊維は
必ずしも単繊維に解繊している必要はないが、一方向に
実質的に連続に繊維が配列する必要があるため、繊維束
の径が繊維束の長さの5分の1以下になるようなフィラ
メント数の繊維束を用いるか、または繊維束の集束方法
や分散条件をこの範囲の解繊状態が得られるように調整
することが好ましい。
【0015】繊維の含有割合は、D層全体の体積に対し
て5〜60体積%であることが好ましい。繊維の含有割
合が低すぎると、成形時に繊維の直線性が損なわれるこ
とがあり、逆に繊維の含有割合が高すぎると、成形時に
シート内に空隙ができることがあり、結果的に強度低下
を招く恐れがある。
【0016】(R層の構成)R層、すなわち短繊維状強
化材が無配向の層に用いる熱可塑性樹脂は、D層と同様
に特に制限はなく、各種の熱可塑性樹脂、変性体、ブレ
ンド物、例えば熱変形温度などの耐熱特性が顕著に向上
する結晶性樹脂が好ましい。樹脂の形態はペレット、パ
ウダー、フレーク、繊維等のいずれでもよく、製造方法
に応じたものが採用される。また、原料となる熱可塑性
樹脂には、目的に応じて酸化防止剤等の添加剤、フィラ
ー、着色剤、架橋剤等を添加することができることもD
層と同様である。
【0017】短繊維状強化材は、D層と同様に各種の無
機繊維あるいは有機繊維を単独であるいは2種以上を同
時に用いることができる。繊維形状としては、直径5〜
30μm で長さが5〜100mmのものが好ましい。一般
に繊維長が長いと、繊維による補強効果は大きいが成形
流動性が低下し、リブ等の成形品細部にまで繊維が充填
しにくくなる。繊維長が短いと補強効果が低下する。ま
た、この層の繊維は、層内に均質に分散していることが
重要であり、好ましくは実質的に単繊維に解繊した状態
を取るような繊維束の収束がなされたものを用いる。繊
維の含有割合は、R層全体の体積に対して1〜50体積
%であることが好ましい。繊維含有率が低すぎると成形
品の強度物性および寸法安定性が低下し、逆に繊維含有
率が高すぎると成形流動性が低下し、リブ等の成形品細
部にまで繊維が充填しにくくなる。
【0018】(D層とR層の組合せ)一般にD層とR層
の割合は、成形品に必要とされる強度や弾性率、強度や
弾性率の方向性および成形性により変えることができ、
2種の層それぞれの厚みおよび/または枚数により調整
する。D層とR層の割合は、好ましくは強化繊維の重量
比でD層:R層が0.1:1から5:1の範囲である。
D層が過少であると強度や弾性率の方向性が不足し、逆
にR層が過少であると、成形性が低下する恐れがある。
【0019】D層とR層の枚数は各1枚づつを最小単位
とするが、好ましくは、例えば図1のBに示すようにリ
ブ立て等の成形加工を施すところの部位により、各層を
サンドイッチ状に組合せて、成形品のリブ立て部のよう
に成形流動性が必要な部分にR層を配置する。
【0020】本発明におけるスタンピング成形材料は、
D層とR層とを各々製造して重ね合わせても、同時に製
造しても同様な効果が得られ、種々の方法で製造でき
る。例えば水等の分散媒中に樹脂粉末と短繊維とを懸濁
させて混合する、湿式分散法を用いることができる。
【0021】R層とD層を同時に製造し、連続的に組合
せるには、製紙方法に基づく湿式分散方法で製造するこ
とが好ましく、より好ましくは図3に示した、分散媒と
して泡立てた水を用いる湿式分散方法において、ヘッド
ボックスの少なくとも1個に、突起状物が規則的に配列
された流路を設け、樹脂と短繊維状強化材とを含む懸濁
液を、該流路を経由して抄き出す方法が適用されるが、
本方法に限定されるものではなく目的のスタンピング成
形材料が得られる方法であればいかなる方法でも良い。
図3に示されたスタンピング成形材料の製造方法の概略
の工程に基づいて説明する。
【0022】(D層)D層を形成させるために適当な重
量比に調整された短繊維束と樹脂粉末は、界面活性剤を
含んだ水を発泡させたディスパージョンタンク1に供給
される。繊維束はディスパージョンタンク中の回転羽根
2により部分的に分繊され、同時に繊維と樹脂粉末が均
一に混合され、ヘッドボックスと呼ばれる抄出し装置3
にポンプで送られ、メッシュベルト4上に抄出されウェ
ブと呼ばれるマット状の層5となる。ヘッドボックス3
は、図4のAに示すように突起状物aが規則的に配置さ
れた流路をもち、繊維と樹脂粉末を含んだ泡がこの流路
を通過する際に、繊維がメッシュベルトの進行方向と平
行に配向するため、ウェブ5中の繊維は一方向に配向
し、D層となる。
【0023】(R層)R層を形成するために、適当な重
量比に調整された短繊維束と樹脂粉末は、界面活性剤を
含んだ水を発泡させたディスパージョンタンク11に供
給される。繊維束はタンク中の回転羽根12により単繊
維に解繊され、同時に樹脂粉末と均一混合される。次い
で、繊維と樹脂粉末を含んだ泡がヘッドボックス13に
送られ、ヘッドボックス3から抄出されたウェブ5の上
に抄出される。ヘッドボックス13は、図4のBに示す
構造になっており、乱流状態のまま抄出され、このウェ
ブ15中の繊維は実質的に配向せず、R層となる。
【0024】(D層とR層の組合せ)D層のウェブ5と
R層のウェブ15が重なったウェブは、脱水、乾燥され
て巻き取られる。さらにこのマット状物は加圧下で加熱
され、シート状とした後、適宜切断され、シート状のス
タンピング成形材料6となる。
【0025】またこのスタンピング成形材料は赤外線加
熱炉やプレートヒーターで融点または軟化点以上に加熱
したのち、一対の型の間に成形材料を供給し加圧して賦
形し、冷却することにより成形品が得られる。
【0026】このようにして得られる本発明のスタンピ
ング成形材料および成形材料をスタンピング成形した成
形品は、強度や弾性率に方向性があることと、リブ立て
等の補強が自由にかつ効果的に行えることにより、多数
の用途が考えられる。例えば、バンパービーム、シャー
シ等の自動車部品、ハウジング等の電気部材、Iビーム
等の建材、土木用品等に適用できるものである。
【0027】
【実施例】
実施例1 図3に示した工程に基づき、図4のA,Bのヘッドボッ
クスを用いて、表1のスタンピング成形材料1および2
を製造した。図3において、ガラス繊維あるいは炭素繊
維とポリプロピレン樹脂とを表1に示すような配合割合
で、ディスパージョンタンク1あるいは11に導入し、
各層の目付重量が1500g/m2となるように、流路
に突起状物を配したヘッドボックス3および突起状物の
ないヘッドボックス13を用い、懸濁液送り量を調節し
つつ抄造し、120℃で乾燥させた。これらのウェブシ
ート各2枚を両表面がR層となるように重ね合わせ、加
熱プレスで5kg/cm2 の圧力下、200℃で加熱し、そ
の後冷却した後、切断して長さ400mm、幅200mmの
シート状スタンピング成形材料1,2を製造した。この
シートを繊維が配向した方向(M方向)およびこれと直
角方向(T方向)に試験片を切り出し、JIS K72
03に従って曲げ物性を測定した。各々の物性は表1に
示した。いずれのシートも一方向に強い強度と弾性率を
もち、強度と弾性率に方向性があった。
【0028】
【表1】
【0029】実施例2 図3に示した工程に基づき、ヘッドボックス3を図5に
示す形状にして、スタンピング成形材料3を製造した。
ガラス繊維とポリプロピレン樹脂とを表1に示すような
配合割合で、ディスパージョンタンク1および11に導
入し、各層の目付重量が2000g/m2 となるように
流路の幅方向半分に突起状物を配したヘッドボックス3
および突起状物のないヘッドボックス13を用い、懸濁
液送り量を調節しつつ抄造し、120℃で乾燥させた。
【0030】これらのウェブシート2枚を両表面がヘッ
ドボックス13から抄出されたR層となるように重ね合
わせ、加熱プレスで5kg/cm2 の圧力下、200℃で加
熱し、その後冷却した後、切断して長さ200mm、幅2
00mmのシート状スタンピング成形材料3を製造した。
このシートは、図6に示すように幅方向の1/2が、D
層をR層で挟み込まれ、幅方向の1/2がR層のみで構
成される構造であった。
【0031】このスタンピング成形材料3を図7のAに
示すように、ホットプレートでシート内部温度が210
℃になるまで加熱して、部分的にリブを配した形状の金
型に挟み込み、60mm/分の速度で最大圧力が200kg
/cm2 となるまで型締めし、1分間加圧し60℃まで冷
却したところ、図7のBに示すような210mm角の成形
品1が得られた。リブ部の高さは各10mm、幅は1mmで
ある。
【0032】成形品1の断面を観察したところ、リブ部
の先端まで、均一にガラス繊維が充填されていた。また
D層のガラス繊維は成形後も一方向の配向を保ってお
り、スタンピング成形材料3は、ガラス繊維の一方向配
向とリブ立て部へのガラス繊維の充填しやすさを兼ね備
えていた。
【0033】実施例3 実施例1のスタンピング成形材料1を赤外線加熱炉で内
部温度200℃まで加熱し、60mm/分の速度で最大圧
力が150kg/cm2 となるまで型締めし、1分間加圧し
60℃まで冷却して図8に示す、一辺が1100mmで長
さが420mmのL型成形品2を得た。成形品2より、M
方向に試験片を切り出し、JIS K7203に従って
曲げ物性を測定した。曲げ強度は、2150kgf/cm2
あり、この成形品は一方向に強い強度物性を持ってい
た。
【0034】
【発明の効果】本発明のスタンピング成形材料は、熱可
塑性樹脂と方向性のない短繊維状強化材から構成される
層と、熱可塑性樹脂と一方向に配向された短繊維状強化
材から構成される層とを組合せてなり、成形加工によっ
て強度や弾性率に方向性を有する成形品を得ることがで
きる。またこのスタンピング成形材料は、強化材が短繊
維状であるため、加熱成形時に維持状強化材と樹脂が同
時に流れ、繊維状強化材が成形品細部にまで行き渡る。
これにより、複雑な形状の成形品への適用が極めて容易
であり、リブ等の補強構造を有効に生かせるという特徴
を同時に有し、強度や弾性率の方向性とリブ等の補強構
造を考え合わせた効果的な製品設計が可能となる。この
スタンピング成形材料をスタンピング成形してなるスタ
ンピング成形品は、短繊維状強化材の方向性によって、
特定方向の物性を強化した、高温における剛性と低温に
おける耐衝撃性に優れた物で、自動車の内装および外装
部品、電気製品のハウジングやシャーシ、コンテナキャ
リア、大型トレイ、配管用部材あるいは建築用資材のよ
うな工業的用途を供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタンピング成形材料の概念図。
【図2】本発明の成形品の例の説明図。
【図3】本発明スタンピング成形材料の製造法の例を示
す図。
【図4】図3の製造法で示したヘッドボックスの構造概
念図。
【図5】図3の製造法で示したヘッドボックスの他の例
の構造概念図。
【図6】本発明に係るスタンピング成形材料の他の例を
示す概念図。
【図7】Aは本発明のスタンピング成形材料の成形概略
図、Bはそれによる成形品の斜視図。
【図8】本発明の成形品の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1,11 ディスパージョンタンク 2,12 回転羽根 3,13 ヘッドボックス 4 メッシュベルト 5 ウェブ 6 スタンピング成形材料 7 ポンプ 8 脱水・乾燥装置 9 巻き取り装置 10 解除装置 20 加熱プレス 21 カッター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】しかしながら、実用に供される各種部材に
おいては全体の機械的強度や弾性率が均一であることが
必ずしも必要でない場合がある。すなわち、ある一定方
向に非常に大きい曲げ強度と剛性が要求されるような部
材もある。例えば梁のような部材では、従来の均質なス
タンピング成形材料を用いる場合には設計上必要な強度
や剛性を確保するため、全体として肉厚となり軽量化が
達成しにくい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる熱可
塑性樹脂と短繊維状強化材を用いた、分散法により製造
されるスタンピング成形材料において、強度や弾性率の
方向性をもたせつつ、リブ立てや複雑な成形が容易であ
るという特徴を損なうことのない、工業部品に広く応用
できるスタンピング成形材料および前記成形材料をスタ
ンピング成形してなるスタンピング成形品を提供しよう
とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】短繊維状強化材は、ガラス繊維、炭素繊
維、金属繊維、セラミックス繊維等の無機繊維および、
ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル等の有機繊維で
あり、これらの単独または2種以上を用いることが可能
であるが、強度および弾性率の高い炭素繊維やガラス繊
維を用いることが好ましい。繊維の形状は、直径5〜3
0μm で長さが3〜200mm程度のものを用いることが
好ましい。一般に繊維径が小さいかまたは繊維長が長い
と、繊維の直線性が得られにくくなり、逆に繊維直径が
大きいか、または繊維長が短いと繊維を一方向に配向さ
せることが困難になる。また、この層の繊維は必ずしも
単繊維に解繊している必要はないが、一方向に実質的に
連続に繊維が配列する必要があるため、繊維束の径が繊
維束の長さの5分の1以下になるようなフィラメント数
の繊維束を用いるか、または繊維束の集束方法や分散条
件をこの範囲の解繊状態が得られるように調整すること
が好ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】(R層の構成)R層、すなわち短繊維状強
化材が無配向の層に用いる熱可塑性樹脂は、D層と同様
に特に制限はなく、各種の熱可塑性樹脂、変性体、ブレ
ンド物、およびポリマーアロイ等を用いることができ
る。中でも繊維強化によって、例えば熱変形温度などの
耐熱特性が顕著に向上する結晶性樹脂が好ましい。樹脂
の形態はペレット、パウダー、フレーク、繊維等のいず
れでもよく、製造方法に応じたものが採用される。ま
た、原料となる熱可塑性樹脂には、目的に応じて酸化防
止剤等の添加剤、フィラー、着色剤、架橋剤等を添加す
ることができることもD層と同様である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】短繊維状強化材は、D層と同様に各種の無
機繊維あるいは有機繊維を単独であるいは2種以上を同
時に用いることができる。繊維形状としては、直径5〜
30μm で長さが5〜100mmのものが好ましい。一般
に繊維長が長いと、繊維による補強効果は大きいが成形
流動性が低下し、リブ等の成形品細部にまで繊維が充填
しにくくなる。繊維長が短いと補強効果が低下する。ま
た、この層の繊維は、層内に均質に分散していることが
重要であり、好ましくは実質的に単繊維に解繊した状態
を取るような繊維束の集束がなされたものを用いる。繊
維の含有割合は、R層全体の体積に対して1〜50体積
%であることが好ましい。繊維含有率が低すぎると成形
品の強度物性および寸法安定性が低下し、逆に繊維含有
率が高すぎると成形流動性が低下し、リブ等の成形品細
部にまで繊維が充填しにくくなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】(D層)D層を形成させるために適当な重
量比に調整された短繊維束と樹脂粉末は、界面活性剤を
含んだ水を発泡させたディスパージョンタンク1に供給
される。繊維束はディスパージョンタンク中の回転羽根
2により部分的に解繊され、同時に繊維と樹脂粉末が均
一に混合され、ヘッドボックスと呼ばれる抄出し装置3
にポンプで送られ、メッシュベルト4上に抄出されウェ
ブと呼ばれるマット状の層5となる。ヘッドボックス3
は、図4のAに示すように突起状物aが規則的に配置さ
れた流路をもち、繊維と樹脂粉末を含んだ泡がこの流路
を通過する際に、繊維がメッシュベルトの進行方向と平
行に配向するため、ウェブ5中の繊維は一方向に配向
し、D層となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】実施例3 実施例1のスタンピング成形材料1を赤外線加熱炉で内
部温度200℃まで加熱し、60mm/分の速度で最大圧
力が150kg/cm2 となるまで型締めし、1分間加圧し
60℃まで冷却して図8に示す、一辺が110mmで長さ
が420mmのL型成形品2を得た。成形品2より、M方
向に試験片を切り出し、JIS K7203に従って曲
げ物性を測定した。曲げ強度は、2150kgf/cm2 であ
り、この成形品は一方向に強い強度物性を持っていた。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【発明の効果】本発明のスタンピング成形材料は、熱可
塑性樹脂と方向性のない短繊維状強化材から構成される
層と、熱可塑性樹脂と一方向に配向された短繊維状強化
材から構成される層とを組合せてなり、成形加工によっ
て強度や弾性率に方向性を有する成形品を得ることがで
きる。またこのスタンピング成形材料は、強化材が短繊
維状であるため、加熱成形時に維持状強化材と樹脂が同
時に流れ、繊維状強化材が成形品細部にまで行きわた
る。これにより、複雑な形状の成形品への適用が極めて
容易であり、リブ等の補強構造を有効に生かせるという
特徴を同時に有し、強度や弾性率の方向性とリブ等の補
強構造を考え合わせた効果的な製品設計が可能となる。
このスタンピング成形材料をスタンピング成形してなる
スタンピング成形品は、短繊維状強化材の方向性によっ
て、特定方向の物性を強化した、高温における剛性と低
温における耐衝撃性に優れた物で、自動車の内装および
外装部品、電気製品のハウジングやシャーシ、コンテナ
キャリア、大型トレイ、配管用部材あるいは建築用資材
のような工業的用途に供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 賢祐 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂と方向性のない短繊維状強
    化材から構成される層と、熱可塑性樹脂と一方向に配向
    された短繊維状強化材から構成される層とを重ね合わせ
    るか隣り合わせるかして組合せてなるスタンピング成形
    材料。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂と方向性のない短繊維状強
    化材から構成される層と熱可塑性樹脂と一方向に配向さ
    れた短繊維状強化材から構成される層とを重ね合わせた
    部位と、熱可塑性樹脂と方向性のない短繊維状強化材か
    ら構成される層の部位と隣り合わせて配置した請求項1
    記載のスタンピング成形材料。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスタンピング成形材料を
    スタンピング成形してなるスタンピング成形品。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のスタンピング成形材料を
    スタンピング成形してなり、熱可塑性樹脂と方向性のな
    い短繊維状強化材から構成される層の部位に、リブ等の
    賦形が施されている請求項3記載のスタンピング成形
    品。
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